Ⅱ 地域マネジメントの推進 県域版 DMO の機能を効果的に発現するため 商品企画や販売 マーケティング機能などの強化を図るとともに 域内 DMO 組織や観光協会 関係団体等との連携を強化し 県内観光の発展をサポートする (1)DMO 推進事業 1 商品企画 販売機 能の強化 ( 新 ) おんせん県

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Ⅰ ツーリズムの創造 発展 (1) ツーリズム企画推進事業 平成 30 年度事業計画 ( 案 ) 1 戦略的なツーリズム企画の推進 ( 担当 : 経営 ) ( 担当 : 地域 ) 事業企画委員会やツーリズム戦略会議等のもと 会員相互の連携により事業企画 推進を図るとともに 県や市町村等への事業企画等

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(5) 観光情報センター活動事業 県内の観光情報を内外に提供し 観光客の誘致促進を図る (6) 九州域内対策事業県内観光施設との連携による周遊 再来訪の仕掛け ( 紙媒体でのスタンプラリー レジャーチケットと絡めた企画 ) や WEB を活用した新しい形でのスタンプラリーを展開することで 九州域内か

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

第2号議案

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<4D F736F F F696E74202D E9197BF33817A959F89AA8CA78ACF8CF590558BBB82C9954B977682C88E7B8DF C4816A F4390B3>

で頒布する 作成期日 年 1 回発行 (11 月 ) 作成部数 約 2,500 部 主な内容 本県の自然や景勝地などを紹介した観光カレンダーの作成 d 海外誘客宣伝用パンフレット等作成海外からの観光客の誘致促進を図るため 本県の観光地 交通アクセス等を紹介するパンフレット トラベルマニュアルガイドブ

公益目的支出計画実施報告書 29 年度 (2017/4/1 から 2018/3/31 まで ) の概要 1. 公益目的財産額 10,097,432 円 2. 当該事業年度の公益目的収支差額 ((1)+(2) (3)) 10,213,503 円 (1) 前事業年度末日の公益目的収支差額 7,130,4

度に引き続き中級レベルの接遇研修会を開催するほか 接遇講師を県内各地に派遣する出前 接遇研修会を開催するとともに これまで取り組んできた生産性向上のための観光産業にお ける業務改善の自発的な取り組みを支援する 4 国際観光推進外国人観光客の一層の誘客を図るため 台湾またはアセアン諸国における旅行博等

関経連_事業報告書CS4.indd

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

資 料

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

P.1 平成 28 年度タイ市場調査結果 北海道観光成 市場誘客促進事業 ( タイ市場 ) 概要編 公益社団法 北海道観光振興機構

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

事業の目的 ( 新 ) 長崎空港 24 時間化推進事業費 長崎空港の利用拡大を図るため 時間化を推進 新幹線 総合交通対策課予算額 58,784 千円 これまでフライト時間の制約により実現できなかった国際定期便等の誘致を図るため 空港の運用時間を拡大し 24 時間いつでも運航が可能な空港

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

北海道MICE戦略(仮称)


国内観光復興に向けた取組 3. 来てもらう ( 観光業における風評の払拭 )(4)1 県外からの旅行者の回復に向けた施策 (a) 福島県ならではのコンテンツを発信する これまでの取組内容 日本酒ツーリズム増進事業全国新酒鑑評会で 金賞受賞数が5 年連続で日本一に輝いた 福島県の酒蔵について スタンプ

4-(1)-ウ①

スライド 1

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

第1号議案                         資料-1

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

宮城県 ( 以下 県 という ) は, 平成 19 年 3 月に策定した 宮城の将来ビジョン に基づき, 観光を経済波及効果の大きい本県経済の成長のカギと位置づけ, 県民の参加のもと幅広い分野で観光振興施策を実施してきました その間, 平成 20 年に開催した 仙台 宮城デスティネーションキャンペー

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

平成17年7月

2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度増加分 (1 年目 ) 平成 29 年度増加分 (2 年目 ) 平成 30 年度増加分 (3 年目 ) 観光消費額県内の延べ宿泊者 1,503 億円 195 億円 51 億円 51 億円 348 万人 40 万人 6 万人 6 万人 数 訪日外国


地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

企画書の審査結果表 業務名 : 特定した提案者及び代表者名 : 特定した提案者の住所 : 特定した日 : シンガポールにおけるFIT 向け情報発信事業に関する請負業務株式会社日本旅行九州法人支店支店長石本信二福岡市博多区博多駅前 3 丁目 2 番 1 号平成 29 年 6 月 26 日 企画書の評価

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

観光部 事業報告(案)

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

特定した及び代表者名 : 香港 広州における九州観光説明会及び商談会開催事業に関する請負業務 株式会社 JTB 九州代表取締役社長古田和吉 特定したの住所 : 福岡市中央区長浜 平成 29 年 6 月 27 日 企画書の評価 ( 2 社 ) 株式会社 JTB 九州 A 提案内容の優良性

マートシティ2020 年に向けた政策展開のポイント 訪都外国人旅行者の更なる誘致を目指し 東京 2020 大会とその先を見据えた戦略的な観光プロモーションを展開 多様な旅行者が安心かつ快適に観光を楽しめるよう 観光案内機能の充実や多言語対応の強化等 受入環境の整備を推進 ナイトライフ観光の取組や地域

< 基本方針 > 一般社団法人移住 交流推進機構 ( 以下 JOIN という ) は 地方に新しい生活や人生の可能性を求めて移住 交流を希望する方々への情報発信や そのニーズに応じた地域サービスを提供するシステムを普及することにより 都市から地方への移住 交流を推進し 人口減少社会における地方の振興

平成17年


ウ. 観光カレンダー作成観光カレンダーを作成し 本県観光宣伝ツールとして国内外で活用する また ホームページ等で告知して不特定多数の一般に有償で頒布する 作成期日 年 1 回発行 (11 月 ) 作成部数 約 1,700 部 作成内容 本県の自然や景勝地などを紹介した観光カレンダーの作成 エ. 海外

平成 25 年 2013 年 2013 加賀市観光 加賀市観光統計 統計 長期推移 大聖寺川 流し舟 舟 片山津温泉 花火大会 山中温泉 鶴仙渓川床 川床 加佐の岬 岬 山代温泉 大田楽 =========================== 目 次 ========================

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

Microsoft Word - 【最終版】2019_03議会報告資料(計画の実施状況)HP公開用

スライド 1

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域全体が観光で 稼ぐ 仕組みを構築していくため, 県域 DMOに必要な人材の育成 確保 活用 観光地ブランド化や宿泊施設の充実など魅力ある観光地域づくり 県産品の知名度向上や販路拡大による稼げる観光産業の振興 旅行博や訪日旅行商談会におけるPRな

平成27年度事業計画

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

平成17年7月

元気です北海道 /Welcome! HOKKAIDO, Japan. キャンペーンについて 1 1 知ってもらう 北海道の秋冬の魅力について国内外へのきめ細かな情報発信 動画制作 現地でのプロモーションの支援 web サイト SNS インフルエンサー等を通じて 観光客の受入には支障はないことや北海道

平成 30 年度上期観光入込客数状況について Ⅰ. 本市の上期観光入込客数の概要について 平成 30 年度上期観光入込客数は 総数 380,100 人で 前年の 399,700 人より 19,600 人 4.9% の 減となった (1) 道内客 道外客の状況 道内客が 98,200 人で 前年の 9

はじめに スノーリゾート地域の活性化は 国内外の旅行者がともに減少する冬期の観光振興を進める上で極めて重要であり 観光庁では平成 27 年から スノーリゾート地域の活性化に向けた検討会 を開催し スノーリゾート地域を取り巻く状況の調査 分析等を通じて 本年 4 月に今後の取組の方向性等について最終報


鹿児島県観光動向調査 鹿児島県 PR 観光戦略部観光課 平成 31 年 3 月の観光客の動向 1 概要平成 31 年 3 月における調査対象ホテル 旅館 76 施設の宿泊客数 ( 宿泊延べ人員 ) は 合計 309,924 人で 前年同月比 4.1% 減となった このうち外国人は 41,123 人で

(2) 観光ポスター作成事業 300 観光ポスターの増刷等を行う (3) ノベルティ作成事業 900 紙風船 ストラップ及び手提げ袋の作成等を行う (4) 富山のおみやげ PR 事業,000 本県の土産品総合パンフレットを富山県いきいき物産 等と連携して作成する ( 富山県補助事業 ) 観光ホームペ

平成 27 年度 観光庁関係 第 1 次補正予算 平成 27 年 12 月 観光庁

資料 1-4 放送コンテンツの海外展開 平成 2 6 年 8 月総務省情報流通行政局

目 次 1 平成 23 年の観光動向 1 2 観光統計総括表 2 3 観光客数 観光消費額の推移 3 4 月別観光客数 4 5 個人客 団体客の推移 5 6 宿泊客 日帰り客の推移 6 7 交通機関別観光客数の推移 7 8 外国人宿泊者数の推移 8 9 国 地域別外国人宿泊者数 9 10 コンベンシ

外国人旅行者の受入環境の整備に関する行政評価・監視_参考資料

資料 3 高山市における地方誘客に関する取り組み 高山市のインバウンド誘客 ( 戦略 ) のこれまで 訪日外国人旅行者の更なる地方誘客に向けて 岐阜県高山市市長國島芳明 平成 29 年 5 月 16 日 1

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を


平成17年7月

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01 【北海道】

今後の観光振興策に関する意見 ~ 新たな観光ビジョン 策定への期待 ~ 平成 28 年 2 月 18 日日本商工会議所 1. 基本的考え方 観光は 地方創生 デフレ脱却 成長戦略の切り札となるものであり 特にインバウンドにかかる期待は大きい 円安 訪日ビザ発給要件の緩和などを背景に 中間層の所得が増

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議第 88 号 ~ 議第 94 号呉市と竹原市, 東広島市, 江田島市, 海田町, 熊野町, 坂町及び大崎上島町との連携中枢都市圏形成に係る連携 協約の締結に関する協議について 1 趣旨連携中枢都市圏制度は, 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の 2 第 1 項の規定

Index 1. 東北の現状 2. 業界や企業のこれまでの取組み 3. 観光振興への課題と対応策 4. 結びに 1

目的 川越市は 埼玉県の南西部に位置し 新河岸川の舟運や川越街道を通じた江戸との交流により発展してきました 蔵造りの町並みや時の鐘などの歴史的な観光資源に恵まれ 都心からのアクセスも良いことから 毎年多くの観光客が本市を訪れています このような中 本市では 平成 20(2008) 年に 川越市観光振

Beauty & Health (2) コンテンツの件数造成するコンテンツは 以下のようなものを合計 50 件とする コンテンツ候補について その概要を添えて提案すること 1 アクティビティ体験地域ならではのガストロノミー体験コンテンツや 豊富な自然や歴史的な景観を活かしたスポーツ体験 スポーツ観戦

共通基準による観光入込客統計 ~ 共通基準に基づき 平成 22 年 月期調査を実施した 39 都府県分がまとまりました~ 平成 23 年 10 月 31 日観光庁 各都道府県では 平成 22 年 4 月より順次 観光入込客統計に関する共通基準 を導入し 信頼 性の高い観光入込客統計調査を

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

リサーチ Press Release 報道関係者各位 2015 年 10 月 27 日 アウンコンサルティング株式会社 インバウンド PPC 取組み状況調査台湾 旅行業界編 ~ 日系企業のインバウンド取組み状況は?~ アジア 8 拠点で SEM( 検索エンジンマーケティング ) サービス インターネ

業務委託仕様書

Ⅰ 自平成 30 年 4 月 1 日至平成 31 年 3 月 31 日 ( 単位 : 千円 ) 事業名称 実績額 事業概要 観光宣伝 普及活動事業費 ( 自主事業 ) 1 一般消費者向け観光 PR 事業 (1) 新聞 雑誌 ラジオ等広告事新聞 雑誌 ラジオ等の媒体を通して富山県の魅力を 91 業情報

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

平成17年7月

平成17年7月

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

別 紙 第 3 回平成 20 年度ビジット ジャパン キャンペーン地方連携事業 ( 九州運輸局分 ) の進捗状況について ( 平成 20 年 10 月 ~11 月分 ) Ⅰ.STEP1( 実施に向けて諸手続等準備を開始している事業 ) タイ国テレビ番組関係者招聘事業 (12 月 ~3 月 ) 韓国の

インバウンドプロモーション

公営認定に関する県との協議内容(H23

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東北地域のインバウンドの現状 東北 6 県の外国人延べ宿泊人数の推移 東北 6 県の外国人延べ宿泊数は 震災前の平成 22 年の数値まで回復 東北地域の市場別延べ宿泊人数の推移 平成 27 年 1~11 月の延べ宿泊数は 平成 22 年同期比で台湾は増加 一方 韓国 香港は未だ回復傾向にない 250

平成29年度事業計画 _1 (2)

平成30年度 事業計画書・収支予算書 _01

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観光立国の実現に向けた政府の取組 26 年 12 月 観光立国推進基本法を制定 28 年 1 月 観光庁設置 212 年 3 月 観光立国推進基本計画を閣議決定 213 年 6 月 観光立国実現に向けたアクション プログラム策定 7 月 タイ マレーシア向けビザ免除 213 年 12 月 訪日外国人

(別紙1)

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

Transcription:

平成 29 年度事業計画 Ⅰ ツーリズムの創造 発展 (1) ツーリズム企画推進事業 1 戦略的なツーリズム企画の推進 2 各種協議会 ( 担当 :MICE センター ) 事業企画委員会や戦略会議のもと 会員相互の連携により事業企画 推進を図るとともに 事業企画等の提案を行う ツーリズムおおいたが事務局として協議会の運営にあたり 総会等の開催及び事業企画の提案 推進を図る 大分県ふるさとガイド連絡協議会 大分県教育旅行誘致協議会 大分県 MICE 誘致推進協議会 (2) 地域連携事業 1 六郷満山開山 1300 年誘客キャンペーン事業実行委員会との連携 ( 新 ) 平成 30 年の六郷満山開山 1300 年のプレ年度として 観光客の受入態勢や環境整備を進める実行委員会等と連携を強化し 特別感の創出や周遊促進素材の充実等による相乗効果の最大化を図る 二次交通整備に向けて バスを活用した実証実験に取り組むなど 地域の状況に適した受入態勢の整備を促進し 新たな観光地としての定着を促進する 2 観光圏等地域連携 観光組織との連携 豊の国千年ロマン観光圏では 引き続き協議会に事務局として参画する 地域連携型の観光組織等と連携して 広域観光の推進を図る 3 県内 DMO 候補法人 地域観光協会との連携 ( 一部新 ) 4 国民文化祭等との連携 ( 新 ) 県内の DMO 候補法人等との連携を強化し 取組内容の役割分担 相互連携により効果的な事業執行を図る 県内の地域観光協会との連絡会議等を通じた情報共有と協働により 各事業における相乗効果を促進する 平成 30 年に開催される第 33 回国民文化祭 第 18 回全国障害者芸術 文化祭と連携したカルチャーツーリズムの推進及び来県者の県内周遊の促進を図る 大分県立美術館や芸術文化関連機関等と連携して インバウンドを含む観光誘客施策の調査 研究に取り組む

Ⅱ 地域マネジメントの推進 県域版 DMO の機能を効果的に発現するため 商品企画や販売 マーケティング機能などの強化を図るとともに 域内 DMO 組織や観光協会 関係団体等との連携を強化し 県内観光の発展をサポートする (1)DMO 推進事業 1 商品企画 販売機 能の強化 ( 新 ) おんせん県グッズ等の物販と地域における着地型企画商品を一元的に販売できる基幹システムを構築する 観光関係者等と連携して 県内の各観光地を結ぶ周遊企画商品の造成に取り組み 県内周遊を促進する環境を整備する 2 マーケティング機 能の強化 ( 新 ) 客観的な観光関連データの集約 分析 誘客に結びつく戦略の立案に必要なマーケティングを実施するため データ保有が少ない訪日外国人観光客の動態調査等を実施する マーケティング会議を開催し 市町村や地域観光協会 旅行会社及び宿泊施設等との連携によるデータ収集の検討 協議を行い より迅速に必要とされるマーケティング情報の提供に向けた環境整備に取り組む 県内各地の観光動態調査における調査項目等の統一化や効率的な調査実施方法等を調査 研究する (2) 地域磨き対策事業 1 魅力ある地域 商品づくりの推進 ( 新 ) ナショナルパークにおけるモデルコースの提案 ガイド養成 富裕層向け小規模クルーズの誘致 要望の多い二次交通整備の社会実験など 個人旅行者や訪日外国人観光客の増加に対応できる観光素材の整備を促進し 魅力ある観光地域づくりに取り組む 2 おもてなし体制の 強化 外国人観光客向け通訳サービス ( おんせん県おおいた多言語コールセンター ) において 観光情報に対応できる態勢構築 ( 通訳案内士や観光協会等との連携強化 ) に取り組むとともに 九州各県とのサービス連携を検討する ラグビーワールドカップや観光キャンペーン等を見据えたおもてなし研究会 ( 仮称 ) を開催し おもてなしの質の向上を図る 3 ガイド等観光人材 の育成 大分県ふるさとガイド連絡協議会の交流研修会を開催し ガイの資質向上を図るとともにガイド同士の情報やノウハウの交換を促進する 観光客通訳案内士や特区ガイド等の実践的なスキルアップ研修を実施し 外国人観光客に対する観光案内や関係者の招請等におけるアテンド業務に対応できる人材の育成を図る

(3) 情報収集 発信事業 1 情報発信誌等発行 観光情報誌 Gururitto~ ぐるり ~ を季刊発行し 県内及び九州内や中国地方などの高速道路サービスエリアや道の駅 公共交通機関のターミナルなどに配布する 観光動向の情報を集約 整理するとともに 既存パンフレット類の集約や構成見直しにより より効果的 効率的に観光誘客につながる情報発信媒体を制作する おんせん県おおいた観光情報公式サイト ( ツーリズムおおいたホームページ ) における日本語サイトの随時更新 海外向けサイトの定時更新 ( 原則月 2 回 ) を行い 旬な情報 季節を先取りしたタイムリーかつ効果的な情報発信を行う Facebook や Twitter など SNS の機動性を有効に活用した情報発信強化に取り組む 旅行会社やメディアに対して 商品の造成や販売に向けた観光素材 施設情報を提供するニュースレター ( おんせん県 PRESS) を発行し 旅行商品造成や誘客促進を図る 2 将来のリピーター確保対策 3 ツーリズム商談会 大学生観光まちづくりコンテストを開催し 県内外の若者による本県の魅力再発見 観光まちづくりの提案を通じて 将来のリピーター化を促進する 市町村や観光協会 県内観光関係者等と連携して 招請型商談会を開催 (11 月頃予定 ) し 旅行会社や在日ランドオペレーター等との関係を強化するとともに 旅行商品の造成 観光誘客を促進する 商談会やセールス等で活用できる観光素材集等のセールスツールを制作する (4) 農山漁村ツーリズム育成事業 1 人材育成研修 グリーンツーリズム研究会事務局や行政担当者等の商品開発 企画力やセールス力 危機管理等の研修を実施し 地域の受入態勢の資質向上を図る 2 情報発信 外国人観光客の取り込みを見据えた農林漁家体験民宿の紹介など グリーンツーリズムの魅力を集約した情報誌を作成し 広く情報発信する

Ⅲ 国内観光客の誘致促進 熊本地震による観光客の減少からの観光客の回復を本格的なものとするため 近県の九州 中四国エリア 交通アクセスが豊富な関西 中部エリア 人口が集中する首都圏を中心とした東日本エリアに対し 各エリアに応じたプロモーションや旅行業界へのセールス展開 強みを生かした旅行会社や交通事業者等との連携を図ることにより 各ターゲットに対して効果的な誘客促進を図る (1) 九州 中四国エリア誘客対策事業国内の宿泊客が伸び悩んでいる中で 高速道路網や JR フェリーなどの交通アクセスの利便性の高い九州 中四国エリアからのさらなる誘客に取り組む 1 九州エリア ( 一部新 ) 2 中四国エリア 熊本地震からの本格復興へのアピール 安定的な誘客が見込める福岡圏域を中心とした誘客の促進 さらには全国からの誘客を促進するため JR 九州や関係機関と連携して大分 熊本誘客キャンペーン (7 月 ~12 月 ) を展開する 旅行会社と連携して 団体バスツアーの商品造成 販売支援を行い 団体客の確保と県内周遊を促進する 県内の各社旅連や県福岡事務所等と連携したセールス キャラバンを実施する マツダスタジアムや広島市内商業施設等でのイベント開催 キャラバン展開を通じた情報発信を行い さらなる誘客につなげる フェリー航路に加え東九州道開通を契機に観光流入導線が豊富な山口県と連携して 相互協力による情報発信 誘客対策を実施し 瀬戸内エリアの連携を推進する 四国圏域においては 豊富な航路を持つフェリー会社や旅行会社と連携した情報発信 誘客に取り組む NEXCO 西日本と連携した 大分 宮崎ドライブパス を活用し 中四国エリアからの誘客促進を図る (2) 関西 中部エリア誘客対策事業近年減少傾向にある関西 中部エリア発の観光客の入込を確保することは 今後の大分県観光を活性化する上でのキーとなる取組であり 新たな観光資源を磨き 発信することにより誘客をさらに進める 関西 中部発の宿泊観光客が減少する中 送客力を持つキャリア等との連携した旅行商品の造成販売を強化する JR 西日本や旅行会社と連携して 送客力のある新幹線との接続を考慮した商品造成支援を実施する おんせん県 CM や JR 九州や JR 西日本との誘客キャンペーン等と連動した情報発信 旅行商品の造成を促進する 民間事業者や県大阪事務所等と連携した共同セールスやキャラバンの実施 商談会等を通じたフェリー 航空機を活用した商品造成を促進し 誘客につなげていく

(3) 東日本エリア誘客対策事業熊本地震の影響により東日本エリアからの宿泊者数は落ち込みを見せ 現在も回復には至っていない 一方で 温泉などの豊かな自然資源 世界遺産等を持つ九州は 首都圏を中心に好奇心旺盛なアクティブシニアや働く女性 マニア層 富裕層を呼び込める素材は豊富であり さらなる誘客に取り組む 熊本地震以降 遠方エリアほど観光客の回復が遅れている状況にあることから ツーリズム EXPO ジャパン等の大型イベントへの出展 テレビや各階層をターゲットにした専門誌等メディアを活用した効果的な情報発信を県東京事務所と連携して実施する 主要な観光流入導線である航空機を利用した旅行商品販売に積極的な旅行会社等との連携を図り 商品造成 販売 プロモーションを展開する 航空事業者と連携した県内周遊型の大分専用旅行商品の造成や機内誌等を活用した情報発信を促進する (4) 団体誘客対策事業 1 MICE 誘致の推進 2 教育旅行誘致の推進 MICE 誘致の窓口として 大分県 MICE 誘致協議会構成団体と連携し 団体や企業情報の収集や MICE 開催データの充実を図る インバウンド誘致対策事業と連携して 海外からの MIC E 誘致を強化する インセンティブの提供等も含めた誘致ツール開発を検討するとともに訪問セールスを実施し誘致を推進する 九州内の近県 広島を中心とした中国地方 大阪 京都 兵庫といった関西以西のエリアをターゲットに 教育旅行を取り扱うエージェント担当者の招聘や商談会等を通じ 誘致を推進する 学校関係者や施設関係者等と連携して グリーンツーリズム 留学生との交流事業以外の新たな学習素材のコンテンツ開発を促進し セールスツールの充実を図る (5) 空港利用促進事業 1 情報発信 受入環境整備 2 航空会社との連携促進 航空機利用の国内外観光客向けた機内誌や県内周遊パンフレット サイクリングおおいた HP Web 広告等による情報発信を実施する 空港利用者の県内周遊を促進するため 二次交通の環境整備に向けて タクシーを活用した実証実験を実施する 大分空港就航の航空会社と連携し 各社の持つ特性を活かした効果的な情報発信や県内周遊型の旅行商品の造成 販売を促進する 主要な発地となる首都圏での誘客プロモーションを展開する

Ⅳ 広域観光連携の推進 (1) 東九州軸 九州横断軸連携事業 1 東九州軸連携誘客 2 九州横断軸連携誘客 宮崎県や九州観光推進機構等と連携した誘客キャンペーンやメディアを活用したプロモーションを展開し 東九州自動車道開通以後 順調に推移している九州各県や山口 広島を中心とした中国地方からの観光誘客を促進する とりわけ 大分 宮崎両県の豊富な海の資源を活用した食 レジャーでの入込客の増加を図る 九州横断 3 県 ( 大分 熊本 長崎 ) が連携して テーマ設定 ( 温泉 火山 ジオパーク 世界に誇る歴史文化 多彩なグルメ ) と連動した観光素材情報の発信やセールス展開 商談会の開催により かつて九州観光のゴールデンルートと称された九州横断軸観光の再興を促進する 世界遺産認定を待つ 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 とあわせて 県内のキリシタン関連観光素材を含む周遊ルートの商品造成 販売を促進する (2) 広域観光推進組織連携事業 九州観光推進機構と連携した旅行会社向け商談会や誘客プロモーションを実施するほか その他広域連携組織との相互連携を図り 相互交流や情報発信を通じて 効率的な誘客を促進する 九州全域など広域的なマーケティングデータの分析 蓄積手法等について 九州観光推進機構や各県観光連盟等と連携して 調査 研究を行う Ⅴ インバウンド誘致対策事業 急速に経済発展を続ける東アジアや東南アジアを主なターゲットに 本県の特色を生かし 国 地域の特性や旅行ニーズに応じたアプローチを行い 誘客を推進する また 外国人受入宿泊施設等の拡大に伴い 受入体制を強化する さらに ラグビーワールドカップ 2019 大分開催に向け 欧米向け観光情報の発信や観光素材の開発などの取組を推進する (1) アジアにおける国 ( 地域 ) 別対策 1 韓国対策 本県唯一の定期航空便を有効に活用して 九州ふっこう割助成による誘客効果を継続できるよう 旅行博や商談会等への出展やプロモーションを実施し 観光客の拡大を図る 韓国での現地セールスや旅行博等への参加ニーズに対応するため 県内民間事業者による現地セールス活動等を支援する リピート客の増加に伴う観光素材ニーズの多様化に対応するため 誘客アドバイザーと連携して積極的に現地情報の収集を行い 新たな素材の提供 情報発信を行う

2 台湾対策 3 香港 中国対策 4 タイ対策 5 ベトナム対策 台中からの定期チャーター便就航効果により さらなる誘客が期待できるため 現地誘客アドバイザーとの連携したセールス展開や旅行博への出展等により 効果的なプロモーションを展開し 現地での知名度向上を図る 九州観光推進機構や県内市町村等と連携した台中での商談会の開催や 航空会社や旅行会社等を対象としたファムトリップ等を実施して 誘客を促進する 急速な個人旅行化を見据え パワーブロガーの招請や個人向けのガイドブック制作など 個人客やリピーターの確保を図る 県教育庁や教育旅行誘致協議会との連携を強化し 台湾教育行政及び学校関係者へのセールス活動の実施 招請や視察 学校交流の受入環境の充実を図る リピーター 個人旅行の比率が高く日本文化への関心も高いことから 誘客アドバイザーと連携して 現地メディアを通じた旬な情報の発信 ブロガー招請による個人客の取り込みを図る 現地の有力旅行社や県海外親善大使等との連携を強化して 市場動向にあわせた効果的なセールス展開により さらなる誘客に取り組む ASEAN 諸国の中でも親日的で 個人客を中心に訪日観光客が急速に増加していることから タイ語によるブログ制作 日系旅行会社との連携したWEBを活用した情報発信を行う タイ旅行業協会が主催するアセアン最大の旅行博 (TITF) への出展など 効果的なプロモーションを展開して現地での知名度向上を図る 現地アドバイザーと連携し 現地旅行会社などの観光業界とのネットワークを深化させ 商品造成 誘客につなげる 急速な成長を遂げており 親日的で大幅な伸びが期待されていることから 日系旅行会社と連携した旅行博でのプロモーションを実施するとともに 主力旅行会社とランドオペレーターを招請し 旅行商品の造成を促進する (2) ラグビーワールドカップに向けた欧米対策強化事業 1 ガイドブック SNS 等を活用した魅力発信 ( 新 ) 欧米からの訪日観光客は 全国的には約 810 万人を超える中 県内述べ宿泊者数は 1 万 5 千人程度であるが前年対比 169% と大きな伸び率を示している ラグビーワールドカップ 2019 大分開催を見据えて 大分県観光の知名度向上が不可欠であることから 影響力のあるミシュラングリーンガイド (Web) やラグビー強豪国への SNS 等による情報発信 大手宿泊予約サイト等の媒体 機会を活用した積極的なプロモーションを実施する

2 各県連携による旅行会社 メディア対策 ( 新 ) 九州各県と連携した英国等旅行会社やメディアの招請を実施し 高所得者層をターゲットにしたワールドカップ観戦観光ルートの構築を図る 東京や京都などのいわゆるゴールデンルートからの誘客を図るため 東京都や航空会社等と連携した導線づくりに取り組む (3) 訪日修学旅行誘致推進事業 誘客が期待できる国々の教育行政や学校関係者や旅行会社に対するセールスや説明会でのプロモーションに積極的に取り組む 県教育庁や学校関係者 教育旅行誘致推進協議会等との連携を強化し 学校交流の円滑な受入調整の対応や地元の受入態勢の強化を図る 県内市町村等が実施する訪日教育旅行関係プロモーションや招請事業等における支援体制を構築する (4) 広域連携 情報発信事業 外国人観光客の旅程は 複数県を跨ぐものが一般的であり複数県による連携事業が効果的であることから 国の広域連携事業 (VJ 事業 ) を活用した各広域観光ルートの形成 招請事業 情報発信を実施する Ⅵ ツーリズム推進態勢強化事業 (1) 総会の開催 会員の総意に基づき ツーリズムおおいたの事業を推進するため 通常総会を年 1 回開催する 通常総会においては 前年度の事業報告や決算報告を行うとともに 新年度の事業計画案 収支予算案を諮り その承認を求める また 大分県のツーリズム振興に特に功績のあった団体 個人に対してその功績を称え 表彰を行う (2) 理事会の開催 通常理事会は 年 3 回 (6 月 10 月 3 月 ) 開催する (3) 運営会議及び事業企画委員会の開催 事業活動の円滑な運営と活性化を図るため 会長 筆頭副会長及び副会長からなる運営会議を開催する また 事業企画委員会において おんせん県おおいたのツーリズムの舵取り役として中核的役割を担えるよう マーケティングに基づく戦略的な事業企画提案を行い 大分県観光を牽引する

(4) 財政基盤の強化 ( 収益事業 ) ( 一部新 ) 公益事業を推進するための財源を確保する観点から おんせん県おおいたのロゴマークを活用したグッズ販売の販路拡大 商品開発に積極的に取り組む 着地型企画旅行商品の造成 販売におけるリスクマネージメントや基幹システムの構築など 環境整備に取り組む 広告媒体の提供 セミナーや企画事業への参加の一部有償化など 新たな収入増加を図るための手法を検討し 財政基盤の強化を図る (5) 会員との連携強化 ツーリズムおおいた NEWS を発行し 各種事業の実施予定や実施状況 観光動向など迅速かつきめ細かな情報提供を行う 会員訪問等による会員ニーズの共有を図るとともに セミナーや商談会等への積極的な参加を誘引し 会員メリットの創出に努める (6) 組織の機能強化と連携推進 ( 新 ) 観光立国の実現に向けて 国による投資も選択と集中型に移行する中 大分県観光の競争力を強化するため 組織の機能強化を継続的に推進する 急速な訪日外国人観光客の増加 ラグビーワールドカップ 2019 大分開催や国民文化祭及び全国障害者芸術 文化祭の開催を見据え 関係機関との連携を強化する 観光産業には多様な業態が関わっていることから 観光業だけでなく 商工業や農林水産業など他業種との連携を強化し 効果的 効率的な事業執行を図る