千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

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地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

区分

計画の今後の方向性

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高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

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板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

地域総合支援協議会

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

地域包括ケアシステムの構築に向けた取組み 平成 30 年 3 月 30 日 ( 金 ) 厚生労働省老健局振興課

別添 地域包括支援センター事業点検調書項目 ( レイアウト 部変更 ) 大項目 : 基本的事項 事業計画 設置場所 職員の姿勢 地域との連携 * については どちらかに を記入して下さい 地域包括支援センター運営マニュアルの最新版について 職員全員が内容を知っている 帯広市地域包括支援センター事業実

スライド 1

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

平成 28 年度地域包括支援センター事業計画書及び収支予算書 資料 3 事業計画 地域包括支援センターでは 介護予防 日常生活支援総合事業 ( 総合事業 ) における介護予防ケアマネジメント 包括的支援事業 ( 総合相談支援事業 権利擁護事業 包括的 継続的ケアマネジメント支援事業 ) 包括的支援事

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

坂井地区における在宅ケア体制のイメージ図 介護保険事業計画において 包括ケア体制の整備方針を明記 在宅医療の連携調整拠点 病院から在宅への移行 在宅機関相互の連携を総合的にサポート 顔の見える多職種連携カンファレンスなどにより 医療介護従事者相互の顔の見える関係づくりを強化 坂井市 あわら市 広域連

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当


介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

1. 地域ケア会議の定義, 法的な位置づけ狛江市 ( 以下 市 ) では, 多様な生活課題を抱えている高齢者が, 地域で安心して自分らしく生活できる環境づくりを進めるため, 介護支援専門員 ( ケアマネジャー ) 等への個別支援や関係機関 団体等の連携体制の構築を通じて, 介護支援専門員等が包括的か

2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民

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Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

函館市の障がい者虐待の現状について 1 養護者による障がい者虐待についての対応状況 (1) 相談 通報対応件数および相談 通報者 函館市要援護高齢者 障がい者対策協議会 平成 30 年 2 月 7 日 1 件の事例に対し複数のものから相談 通報があった場合, それぞれの該当項目に重複して計上されるた

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

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明石市地域包括支援センター

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資料 平成 29 年 12 月 8 日 厚生労働省老健局振興課

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

1 予防マネジメント業務状況

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藤沢市における在宅医療


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⑤5 地方公共団体における検証等に関する調査結果

65歳~74歳 介護認定率(平成22年度)

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神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

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法律の問題って実は身近にある

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歯科ガイドブック.pwd

広島県における『地域ケア会議』

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

平成18年度「ハートタウン平成の杜」施設運営にあたって

01_協議体及びコーディネーター【9人Ver.】-2.xdw

本事例集は 在宅医療 介護連携推進事業の ( ア ) から ( ク ) の取組ごとに いくつかの市町村における具体的な取組を紹介しているが これらの取組に加え 取組む際の体制 取組に要した予算 取組による成果や成功の要因 今後の課題等についても 以下の調査研究事業で報告されているため 参考にしていた

第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

モデル事業平成 28 年度実施状況及び全体 (3 年間分 ) の実施成果の検証 評価 半田市 ( 認知症対応モデル ) 資料 3 1 半田市の特徴 2 モデル事業の対象地域 旧市街と新市街 ( 中心市街地 ) を合わせ持つ地区で 高齢化率は他の地区よりも高く また 要介護認定率は地区内で差がある 在

01 【北海道】

資料 3 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画策定資料 ~ 鳥栖市高齢者福祉計画施策評価報告書 平成 29 年 7 月

地域包括ケアシステム

在宅医療連携拠点事業における当クリニックの取り組み

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01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

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後期高齢者医療制度のしおり_2013

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藤沢型地域包括ケアシステムの推進について 平成 30 年 2 月藤沢市議会定例会厚生環境常任委員会資料 1 ⅠⅠ 中長期を見据えた検討体制の見直し 1 これまでの経過等について現在, 国では 地域共生社会 の実現に向け, 様々な改革が進められており, 平成 30 年 4 月に施行される社会福祉法の一

Microsoft Word - 2_調査結果概要(訂正後)

居宅介護支援事業者向け説明会

ケアプランの適正化に向けた今後の対応方針 ケアプランの適正化を進めるにあたり 現状の取組を強化していくことも含め 短期的 中期的な視点で以下の対応を検討する ケアプラン点検の強化 集合住宅の入居者に焦点を当てたケアプラン点検 国民健康保険団体連合会の介護給付適正化システムの活用の推進 運営基準の再徹

_認知症資源マップ_表紙

表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課

サービス名 利用頻度 ICT を用いた医療介護の連携システム ~Net4U Note4U~ 鶴岡地区医師会では 平成 12 年度からインターネット上での患者情報共有ツールとして Net4U を運用してきていた 従来は 病院 診療所 検査センターが参加者の中心であったが 平成 23 年度から介護支援専

平成 28 年度第 2 回射水在宅医療 介護連携推進協議会次第 日時平成 29 年 2 月 24 日 ( 金 ) 午後 1 時 30 分 ~ 会場射水役所 2 階 202 会議室 1 開会 2 あいさつ 3 議題 (1) 平成 28 年度射水在宅医療 介護連携推進事業実施状況及び課題の整理 ( 資料

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事務連絡

高齢者個人に対する支援の充実+社会基盤の整備1. 地域ケア会議の設置 構築について 地域ケア会議の設置主体 : 地域包括 援センター または市町村 ( 保険者 ) 地域の実情に応じた地域包括ケアシステムを想定した上で その実現のために有効と考えられる地域ケア会議を設置 構築していくことが必要 地域ケ

在宅要介護高齢者口腔ケア推進事業

(頭紙)公布通知

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栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

Transcription:

認知症高齢者見守り SOS ネットワーク ( 千葉県銚子市 ) 徘徊等で行方不明になる可能性のある認知症高齢者を事前に登録 行方不明になった際に協力団体や防災メールを通じて捜索依頼 認知症高齢者の事前登録 認知症高齢者が行方不明 市役所からの捜索依頼 防災メールを登録した市民 協定締結団体の役割 メール配信 通常業務の範囲内での捜索 職員等に対する啓発 家族等からの捜索依頼 学 校 銚子警察署 協力要請 銚子市役所 ( 地域包括支援センター ) FAX 連絡 協定を締結した団体 (57 団体 ) 金融機関 交通機関 薬 局 介護サービス事業者 その他 発見 通報 認知症高齢者の保護

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載 ) 4 取組の概要 5 取組の特徴 6 開始年度 7 取組のこれまでの経緯 8 主な利用者と人数 9 取組の実施主体及び関連する団体 組織 10 市区町村の関与 ( 支援等 )( 2) 11 国 都道府県の関与 ( 支援等 )( 3) 75 歳以上人口 11,049 人 ( 高齢化率 16.03%) 銚子市認知症高齢者見守り SOSネットワークは 銚子市地域包括支援センターが事務局となり 徘徊等により高齢者が行方不明になった際に 警察署から通報を受け 消防署 協力団体 防災メールに登録している個人にFAX やメールを送信することで 早期発見 保護につなぐネットワーク銚子市では 認知症の人と家族が暮らしやすいまちを目指して 認知症の予防から早期発見 認知症ケアの質向上 介護者支援を行ってきた 平成 21 年度 22 年度は 認知症メモリーウオーク を関係団体による実行委員会方式で開催したところ 関係団体の認知症支援に対する認識や連携が深まった 関係機関による連携をさらに発展させ 増えている認知症高齢者の安全と家族の安心を図るSOSネットワークの構築に取り組んだ 平成 23 年度数年前から 認知症で行方不明になったり 保護されて身元確認や保護の依頼がある高齢者が増えてきた 平成 22 年度に介護保険事業運営協議会に地域包括ケア推進部会を設置し 認知症地域支援システムについて協議 徘徊高齢者の実態調査 ( 介護保険認定情報 ケアマネジャーへのアンケート ) を行った結果 要介護者で徘徊の恐れのある高齢者が 32 名いることがわかった 平成 23 年にSOSネットワークを立ち上げることを決定し 徘徊の恐れのある認知症高齢者の登録 協力団体との協定の締結 ネットワーク会議の開催 市民周知のためのシンポジウムを開催した 認知症や虐待等で緊急保護が必要な高齢者を支援するため 市内 16 施設と緊急保護に係る協定を締結した 登録している認知症高齢者数 :25 名 ( 登録後 施設入所 2 名死亡 2 名 ) 捜索依頼通報受理 12 件 ( うち登録者 2 名 ) ネットワークによる捜索依頼 7 件保護または自力で帰宅 11 名死亡発見 1 名実施団体は 銚子市高齢者福祉課地域包括支援センター ( 直営 ) 協力団体は 57 団体 医師会 薬剤師会 民生委員児童委員連絡協議会 老人クラブ 中高大学 JR 駅 バス タクシー会社 金融機関 介護事業所 イオン銚子直営包括のため 市と一体となって実施 平成 25 年度は 予算の計上はない 平成 22 年 23 年は 地域包括ケア推進事業 を活用した ネットワーク関係は シンポジウム謝金等で 40,919 円を支出した

12 取組の課題 周辺市町との広域ネットワークについて 防災無線利用が困難 ネットワークに登録していない高齢者からの捜索依頼が多い 死亡事例は 介護認定も受けていない高齢者世帯であった 支援が必要な高齢者の早期把握が必要 防災メールによる発見者が増えているが メール登録者が約 5000 件である 13 今後の取組予定 市民への啓発活動( 認知症サポーター養成講座 ポスター掲示 広報 ) 対象となる認知症高齢者の登録の促進 協力機関の拡大 特にコンビニ関係を増やす 75 歳以上の高齢者夫婦世帯への民生委員による訪問の拡大 14その他 15 担当部署及び連銚子市健康福祉部高齢者福祉課高齢者福祉班絡先銚子市地域包括支援センター 0479-24-8754 1 一部地域に限定した実施の場合は 当該地域の人口 高齢化率を ( ) 内に記載してください 2 市町村から財政的支援が行われている場合には予算額等を含めて記載ください 3 国や都道府県から財政的支援を受けている場合は 補助金や交付金等の名称 額等を含めて記載ください

地域ケアサービス部会 ( 千葉県銚子市 ) 市役所がケアマネージャー自主組織と連携して研修会や多職種連携のための基盤づくりを実施 主任介護支援専門員連絡会 地域ケア実務者会議とも連携し 包括的ネットワークを目指す 銚子市役所 連携 協働 ケアマネージャー自主組織てうしけあまねくらぶ 研修会 援助困難事例検討 ターミナルケアのケアマネジメント 医療措置が必要な事例のケアマネジメント 施設見学 認知症ケアマネジメント等 多職種連携 ケアマネージャーと医師会 薬剤師会 リハビリ職種との連携強化 ( 交流会 事例検討 ガイドブックの作成 ) 主任介護支援専門員連絡会 地域ケア実務者会議

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載 ) 4 取組の概要 5 取組の特徴 6 開始年度 7 取組のこれまでの経緯 8 主な利用者と人数 9 取組の実施主体及び関連する団体 組織 10 市区町村の関与 ( 支援等 )( 2) 11 国 都道府県の関 与 ( 支援等 )( 3) 75 歳以上人口 11,049 人 ( 後期高齢者の割合 16.03%) 事業名 地域ケアサービス部会 銚子市内の介護支援専門員自主組織 てうしけあまねくらぶ と 銚子市地域包括支援センターの協働で ケアマネジメントの質の向上のための研修会と 介護と医療連携の基盤づくりを行っている 年 6 回開催 すべての事業所が当番制で企画 運営を担当している 主任介護支援専門員( 地域包括と事業所 ) がバックアップしている 要介護者の実態把握 介護支援専門員対象のアンケート調査により テーマや内容を決めている 介護 保健 医療 福祉関係者を対象とした研修会 地域ケア実務者会議 ( 年 6 回 ) も別途 開催しており 地域ケアにかかわる多職種連携を図っている 研修講師謝金等はてうしけあまねくらぶが負担し 会場確保 通知等を地域包括支援センターが負担している 平成 15 年度 平成 11 年介護保険制度創設時から市主催で定期的に事業所連絡会を開催 介護支援専門員の自主組織を育成し 結成された平成 15 年からは共催で実施 平成 18 年度からは 地域包括支援センターの継続的 包括的ケアマネジメント業務の一環として 主任介護支援専門員連絡会 を開催 介護支援専門員に対する相談体制の強化と研修会開催支援 医師会や歯科医師会 リハビリ職との連携の場づくりを行ってきた H24 年度研修テーマ ( 援助困難事例検討 基本的なケアプランの立て方 施設見学 ターミナルケアのケアマネジメント 医師会との連携 ) 市内 近隣市の介護支援専門員 6 回開催参加延人数 307 人医師 15 人実施主体は銚子市地域包括支援センター関連する団体は てうしけあまねくらぶ会員 75 名医師会 薬剤師会 リハビリ職種のいる医療機関及び介護施設同じ高齢者福祉課の資格給付班 認定審査班が研修内容で協力している 財政的な支援はない なし 12 取組の課題 医療関係者との連携を行う際に ケアマネジャー自身が医療の知識が不十分 という認識からの不安感がある 知識の学習のみならず連携相手として重要な

13 今後の取組予定 14 その他 役割を占める医療機関の相談員 訪問看護ステーションや市内医院にて往診を行っている訪問看護師との連携が課題である 障害福祉サービスや認知症連携パスの活用などケアマネジャーに求められている連携は多岐にわたる 基盤づくりと同時に ケアマネジャー自身の連携能力の向上支援が課題である H25 年度 ( 障害者福祉制度とケアマネジメント ケアマネのバーンアウト予防 施設見学 薬剤師会との連携 医師会との連携 介護保険施設に所属する施設ケアマネ 相談員との合同研修会 ) 15 担当部署及び連銚子市健康福祉部高齢者福祉課高齢者福祉班絡先銚子市地域包括支援センター 0479-24-8754 1 一部地域に限定した実施の場合は 当該地域の人口 高齢化率を ( ) 内に記載してください 2 市町村から財政的支援が行われている場合には予算額等を含めて記載ください 3 国や都道府県から財政的支援を受けている場合は 補助金や交付金等の名称 額等を含めて記載ください