脊柱 脊髄 関節 1 変形に対する脊椎固定術 2 脊椎側彎症手術 ヘルニア除去術や椎弓切除は対象外 1 関節固定術 2 関節形成術 3 靱帯再建術 ( 陳旧性の不安定性に対して ) 4 人工関節置換術 5 骨切り術 6 関節内清掃術 ( 陳旧性のもので 機能障害の原因になっている場合 ) 7 金属抜

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身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏名 年月日生 ( ) 歳 男女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった 交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 疾病 外傷名 自然災害 疾病 先天性 その他 ( ) 3 4 疾病 外傷発生年月日年

医療

4 費用 ( 自己負担額 ) 原則 1 割負担です 世帯の状況に応じて負担上限月額が設定されます 詳しくは 19 ページ 17 自立支援医療の自己負担額 をご確認ください 5 受給者証をお持ちの方へ (1) 1 割負担の額を助成する制度があります 詳しくは 21ページ 18 障害者医療費の助成 をご

(2) 老人医療費の一部負担金額相当額の助成 病気やケガの治療を受けた場合 保険が適用される医療費の一部を助成します ただし 他府県の医療機関で受診された場合等は いったん立て替え払いをしていただき 受診月の翌月以降に窓口で請求の手続きをしてください 対象者 65 歳以上の方で 以下のいずれかに該当

第1 総 括 的 事 項

イ自立支援医療 ( 育成医療 ) 18 歳未満の児童で 身体上の障がいを有するか 現存する疾患を放置すると将来において障がいを残すと認められるかたが 生活の能力を得るために必要な医療を指定医療機関で受けられます 対象となる障害区分 肢体不自由 視覚障害 聴覚 平衡機能障害 音声 言語 そしゃく機能障

平成 29 年度九段坂病院病院指標 年齢階級別退院患者数 年代 10 代未満 10 代 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代以上 総計 平成 29 年度 ,034 平成 28 年度 -

2015 年度手術のうちわけ ( 実績 ) セキツイ脊椎 ナンブソシキ軟部組織 椎間板摘出術 35 アキレス腱断裂手術 40 内視鏡下椎間板摘出 4 腱鞘切開術 ( 関節鏡下によるものを含む ) 0 シュコンカン 脊椎固定術 椎弓切除術 椎弓形成術 ( 多椎間又は多椎弓の場合を含む )( 椎弓形成

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更生相談・判定依頼のガイド

四消化器系 ( 口腔及び歯牙 を除く ) 五血液及び造血器系六腎臓 泌尿器系及び生殖器系 ( 二 ) 心筋障害又はその徴候がないこと ( 三 ) 冠動脈疾患又はその徴候がないこと ( 四 ) 航空業務に支障を来すおそれのある先天性心疾患がないこと ( 五 ) 航空業務に支障を来すおそれのある後天性弁

聴覚・平衡・音声・言語又はそしゃくの機能障害の状態及び所見

7.4章.xdw

10038 W36-1 ワークショップ 36 関節リウマチの病因 病態 2 4 月 27 日 ( 金 ) 15:10-16:10 1 第 5 会場ホール棟 5 階 ホール B5(2) P2-203 ポスタービューイング 2 多発性筋炎 皮膚筋炎 2 4 月 27 日 ( 金 ) 12:4

基幹施設認定申請書

障害程度等級表 級別じん臓機能障害 1 級 じん臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの 2 級 3 級 じん臓の機能の障害により家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの 4 級 じん臓の機能の障害により社会での日常生活活動が著しく制限されるもの

別記様式第 8 号 ( 第 11 条関係 ) 身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏 名 大正 昭和 年 月 日生 ( ) 歳 平成 男 女 住所 ( ) 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった疾病 外傷名 交通 労災 その他の事故 戦傷

情報提供の例

e 治癒困難な腸瘻 ( 注 3) があり かつ 腸瘻における腸内容の排泄処理が著しく困難な状 態 ( 注 4) 又は高度の排尿機能障害 ( 注 2) があるもの f 高度の排尿機能障害 ( 注 2) があり かつ 高度の排便機能障害 ( 注 5) があるもの 3 等級表 4 級に該当する障害は 次の

様式 51 腫瘍脊椎骨全摘術の施設基準に係る届出書添付書類 1 標榜診療科 ( 施設基準に係る標榜科名を記入すること ) 2 常勤の整形外科の医師の氏名 (2 名以上 ) 常勤医師の氏名 3 脊椎手術を術者として 300 以上実施した経験を有する常勤の整形外科の医師の氏名等 (1 名以上 ) 常勤医

5. 乳がん 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専門 乳房切除 乳房温存 乳房再建 冷凍凝固摘出術 1 乳腺 内分泌外科 ( 外科 ) 形成外科 2 2 あり あり なし あり なし なし あり なし なし あり なし なし 6. 脳腫瘍 当該疾患の診療を担当している診療科名と 専

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リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

長期家族介護者援護金 2 補償の内容 (1) 療養補償負傷又は疾病が治ゆするまでの間 必要な治療を行い 又は療養の費用を支給します 療養の範囲は次に掲げるもので 認定された傷病又は疾病の療養上相当と認められるものに限ります ア診察イ薬剤又は治療材料の支給ウ処置 手術その他治療エ居宅における療養上の管

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第51回日本小児感染症学会総会・学術集会 採択結果演題一覧

透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

様式第 1 号 (2)( 第 2 条関係 ) 総括表 身体障害者診断書 意見書 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 氏名年月日生男 女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 自然災害疾病 外傷名疾病 先天性 その他 ( ) 3 疾病 外

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

外来在宅化学療法の実際

採択演題一覧

3) 自立支援医療制度 ( 育成医療 ) 身体に障がいのある児童に対し, 早い時期に治療を受けて, 将来, 生活していくために 必要な能力と機能を持たせるために必要な医療費の助成を行います 対象者費用必要書類等窓口 18 歳未満で下記の機能障害を有する児童 肢体不自由, 視覚, 聴覚, 平衡機能障害

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

h29c04

d 運動負荷心電図でSTの低下が0.1mV 以上の所見があるもの ( イ ) 臨床所見で部分的心臓浮腫があり かつ 家庭内での普通の日常生活活動若しくは社会での極めて温和な日常生活活動には支障がないが それ以上の活動は著しく制限されるもの又は頻回に頻脈発作を繰り返し 日常生活若しくは社会生活に妨げと

桜町病院対応病名小分類別 診療科別 手術数 (2017/04/ /03/31) D12 D39 Ⅳ G64 女性生殖器の性状不詳又は不明の新生物 D48 その他及び部位不明の性状不詳又は不明の新生物 Ⅲ 総数 構成比 (%) 該当無し Ⅰ 感染症及び寄生虫症 Ⅱ 新生物 C54 子宮体部

10035 I-O1-6 一般 1 体外衝撃波 2 月 8 日 ( 金 ) 09:00 ~ 09:49 第 2 会場 I-M1-7 主題 1 基礎 (fresh cadaver を用いた肘関節の教育と研究 ) 2 月 8 日 ( 金 ) 9:00 ~ 10:12 第 1 会場 10037

障害程度等級表 心臓機能障害 1 級 心臓の機能の障害により 自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの 2 級 - 3 級 心臓の機能の障害により 家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの 4 級 心臓の機能の障害により 社会での日常生活活動が著しく制限されるもの

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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平成10年度高額レセプト上位の概要

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

心臓血管外科 取得可能専門医 認定医及び到達目標など 専門医 認定医 名称 取得年数最短通常 基本となるもの 外科専門医 5 年目 5 年 ~7 年 心臓血管外科専門医 7 年目 7 年 ~10 年 取得可能なもの 循環器専門医 6 年目 6 年 ~10 年 移植認定医 6 年目 6 年 ~10 年

2. 転移するのですか? 悪性ですか? 移行上皮癌は 悪性の腫瘍です 通常はゆっくりと膀胱の内部で進行しますが リンパ節や肺 骨などにも転移します 特に リンパ節転移はよく見られますので 膀胱だけでなく リンパ節の検査も行うことが重要です また 移行上皮癌の細胞は尿中に浮遊していますので 診断材料や

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

(1) 医療保険 医療特約の加入率民保加入世帯 ( かんぽ生命を除く ) における医療保険 医療特約の世帯加入率は88.5%( 前回 91.7%) となっている 世帯員別にみると 世帯主は82.5%( 前回 85.1%) 配偶者は68.2%( 前回 69.6%) となっている 前回と比較すると 世帯

腎臓内科 xx9900xx 慢性腎炎症候群 慢性間質性腎炎 慢性腎不全 手術や人工透析等を行っていない xx991x0x 慢性腎炎症候群 慢性間質性腎炎 慢性腎不全 手術を行っていないが 経皮的針生検法を行っており 合併症がない xx97x10x 慢性腎炎症候群

TAVIを受ける 患者さんへ

整形外科後期臨床研修プログラム

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

図表 1 1,000 万円以上高額レセプト上位 100 位 ( 平成 28 年度 ) 注 : 主傷病名欄の ( ) は調剤レセプト ( 単位 : 円 ) 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 順位月額医療費 主傷病名 1 106,941,690 フォンウィルブ

消化器内科 術前 K688 内視鏡的胆道ステント留置術 K654 内視鏡的消化管止血術 K6152 血管塞栓術 ( 頭部 胸腔 腹 腔内血管等 ) 解説 K688 内視鏡的

腹腔鏡下前立腺全摘除術について

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医療機器に関わる保険適用決定区分案

  遺 伝 の は な し 1

2 障害厚生年金障害厚生年金は次の1~3の条件すべてに該当する方が受給できます 1 障害の原因となった病気やケガの初診日 ( 1) が 厚生年金保険の被保険者である期間にあること 2 障害の原因となった病気やケガによる障害の程度が 障害認定日 ( 2) に法令により定められている障害等級表 ( 3)

概要 214 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症 215 ファロー四徴症 216 両大血管右室起始症 1. 概要ファロー四徴症類縁疾患とは ファロー四徴症に類似の血行動態をとる疾患群であり ファロー四徴症 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖 両大血管右室起始症が含まれる 心室中隔欠損を伴う肺動脈閉鎖症は ファ

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保障内容 1. スマイルセブン Super( 無配当 7 大疾病保険 ( 返戻金なし型 )S) (1) 仕組図 名称支払事由支払限度支払金額 7 大疾病一時金 7 大疾病保険 ( 返戻金なし型 )S 下記疾病により 所定の状態に該当したとき がん 悪性新生物 上皮内新生物 下記疾病により 所定の状態

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

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1 経 緯

受給者番号 ( ) 患者氏名 ( ) 告示番号 72 慢性心疾患 ( ) 年度小児慢性特定疾病医療意 書 新規申請用 経過 ( 申請時 ) 直近の状況を記載 2/2 薬物療法 強心薬 :[ なし あり ] 利尿薬 :[ なし あり ] 抗不整脈薬 :[ なし あり ] 抗血小板薬 :[ なし あり

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岸和田徳洲会病院 当院では以下の研究に協力し情報を提供しております この研究は 国が定めた指針に基づき 対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得るかわりに 研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開しています 研究結果は学会等で発表されることがありますが その際も個人を特定する情報は公表し

表面から腫れがわかりにくいため 診断がつくまでに大きくなっていたり 麻痺が出るまで気付かれなかったりすることも少なくありません したがって 痛みがずっと続く場合には要注意です 2. 診断診断にはレントゲン撮影がもっとも役立ちます 骨肉腫では 膝や肩の関節に近い部分の骨が虫に食べられたように壊されてい

3009 及び 肩関節炎 肩の M0001,M0011,M0021,M0081,M0091,M0101, 障害 ( その他 ) M0111,M0121,M0131,M0141,M0151,M0161, 3010 M0162,M0181,M0201,M0202,M0211,M0212,

複製 転載禁止 The Japan Diabetes Society, 2016 糖尿病診療ガイドライン 2016 CQ ステートメント 推奨グレード一覧 1. 糖尿病診断の指針 CQ なし 2. 糖尿病治療の目標と指針 CQ なし 3. 食事療法 CQ3-2 食事療法の実践にあたっての管理栄養士に

腎臓内科 xx99000x 慢性腎炎症候群 慢性間質性腎炎 慢性腎不全 手術や人工透析を行っておらず 合併症がない xx99010x 慢性腎炎症候群 慢性間質性腎炎 慢性腎不全 xx991x0x 手術を行っていないが人工透析を行っており 合併症がない 慢性腎炎症候

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帝京大学 CVS セミナー スライドの説明 感染性心内膜炎は 心臓の弁膜の感染症である その結果 菌塊が血中を流れ敗血症を引き起こす危険性と 弁膜が破壊され急性の弁膜症による心不全を発症する危険性がある 治療には 内科治療として抗生物質の投与と薬物による心不全コントロールがあり 外科治療として 菌を

心臓血管外科・診療内容

等級割合第660% 第7級50% 第8級障害の状態 耳の聴力を全く失い 他耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通の話声を解することができない程度になったもの級4せき柱に著しい変形又は運動障害を残すもの 51 上肢の3 大関節中の2 関節の用を廃したもの 61 下肢の3 大関節

認定看護師教育基準カリキュラム

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( 別紙 ) 更生医療の対象例 更生医療の定義 1 更生医療は 一般医療 ( いわゆる治療医学 ) によって すでに治癒 ( 欠損治癒 変形治癒等の不完全治癒 ) した身体障がい者に対して その日常生活能力 社会生活能力 または職業能力を回復 向上 若しくは獲得 ( 更生 ) させることを目的として行われるリハビリテーション医療である 2 更生医療の対象は 臨床症状が消退し永続するようになった 障がいそのもの であり 理念的に疾病を対象にした一般医療とは一線が画される 3 適用障がいの範囲は 身体障害者福祉法第 4 条別表に示されている障がいである 4 障がいのうち 医療を行うことによって改善されるか 又は機能の維持が保たれるものであって そのような医療の効果が期待できないものは対象とならない 5 治療の対象が障がいでなく 明らかに疾病 ( 原疾患 ) に限定されていると考えられる場合は適用されない 6 更生医療の支給範囲は 判定書に基づき受給者証に記載されている医療に限られる 7 更生医療の支給認定期間は原則 3か月以内とする ただし じん臓機能障がい及び免疫機能障がい等治療が長期に及ぶ場合は通院支給認定期間を最長 1 年以内とする なお 再判定することにより 再認定することが可能である 1 肢体不自由 対象となる障がいの状態と医療内容 対象となる疾患名 対象となる解剖学的部位別手術方法 皮膚 筋腱 神経 骨 1 麻痺による障がい 理学療法 作業療法 言語療法 装具療法 2 関節拘縮 強直 変形 関節固定術 関節形成術 人工関節置換術 骨切り術 理学療法 3 不良切断端 義肢装着のための断端形成術 断端延長術 1 変形性関節症 2 慢性関節リウマチ 3 骨壊死性疾患 4 代謝性疾患に基づく骨関節の変化 5 外傷後の骨関節の変化 6 骨関節の感染症後の変化 1 瘢痕拘縮に対する皮膚弁移植術 皮膚弁作成術 1 筋の拘縮に対する腱切り術や腱延長術 2 腱断裂に対する腱縫合術 3 陳旧の断裂や麻痺に対する腱形成術 ( 腱の移植術 移行術 交換術 縫 合術 人工腱形成術等 ) 4 癒着に対する腱剥離術 1 外傷や変形等の原因で末梢神経が癒着している場合の神経剥離術 2 痙性の強さを除去するための神経切除術 3 麻痺に対する神経移植術 神経縫合術は主に急性期に行われるので対象にはなり難い 1 変形の改善や生体工学的な機能の改善を目的とする骨切り術 骨延長及 び短縮術 2 骨欠損や偽関節に対する骨移植術 ( 骨片切採術を含む ) 骨髄炎に対する手術や骨折に対する骨接合術 ( 偽関節の場合は該当 ) は 対象外

脊柱 脊髄 関節 1 変形に対する脊椎固定術 2 脊椎側彎症手術 ヘルニア除去術や椎弓切除は対象外 1 関節固定術 2 関節形成術 3 靱帯再建術 ( 陳旧性の不安定性に対して ) 4 人工関節置換術 5 骨切り術 6 関節内清掃術 ( 陳旧性のもので 機能障害の原因になっている場合 ) 7 金属抜去術 急性化膿性関節炎に対する関節切開や関節内清掃術 または新鮮外傷による半月板損傷 靱帯断裂等に対する手術は対象外 術前の自己血貯血は 通院に続く入院と合わせて最長 90 日間を認める 術後のリハビリテーションは 通院で最長 180 日間を認める 2 心臓機能障がい 1 心臓疾患により心臓機能に障がいを有する身体障がい者であって 手術に より心臓機能障がいの軽減又は除去がはかられ 将来確実に生活能力の回復 の見込みのあるもの 2 おおむね 3 か月程度の医療で相当確実な治療効果を期待できるもの 心臓弁膜症 先天性心疾患 虚血性心疾患 洞不全症候群対象疾患名完全房室ブロックと主な心室細動 心室頻拍手術方法大動脈疾患 拡張型心筋症 拡張相の肥大型心筋症 虚血性心筋疾患 の投与等 ) は適用外 人工血管置換術 ( 上行大動脈 大動脈弓部のみ対 象 ) 経皮的肺動脈拡大術 1 心臓疾患に対する手術及びこれに伴う医療に限る 手術が前提であるため 内科的治療 ( 例えば術後長期にわたるジギタリス剤 術後の抗凝固療法については 最長 1 年以内の通院治療を認める 心臓移植後の免疫抑制療法については 最長 1 年以内の通院治療を認め る 弁形成術 弁置換術 弁移植術 直視下交連切開術 開心根治手術 欠損孔閉鎖術 経皮的冠動脈形成術 大動脈冠動脈バイパス術 ペースメーカー植込み術 ペースメーカージェネレー ター交換術 カテーテルアブレーション 植え込み型除細動器植え込み術 心臓移植術 術後の感染症に対する薬物治療は同一入院期間内で適応となる

3 じん臓機能障がい 備 考 じん臓機能障がいのうち 保存的療法で尿毒症状の改善ができない者であっ て 人工析療法又はじん移植術によりじん臓機能の障がいに基づく症状が軽減 又は除去され 日常生活能力の回復の見込みのあるもの 1 人工透析療法 ( 血液透析 腹膜透析 ) 2 じん移植術及び免疫抑制療法 3 じん機能障がいに対する人工透析療法 じん移植術に伴う医療に限る 腎不全を招来した原疾患に対する治療は適用外 人工透析療法とじん移植後の免疫抑制療法については 最長 1 年以内の通 院治療を認める 1 人工透析者が旅行等で一時的に他の病院で通院透析をする場合 再判定 をする必要はない 2 じん臓機能障がいの再認定において 通院による人工透析療法 ( 血液透析 腹膜透析 ) じん移植術後の免疫抑制療法及び移植じん機能検査の医療であ って 市町村長が前回判定時の治療内容 ( 透析回数 通院回数 合併症の有 無 薬剤投与の種類及び回数 医療費概算額等 ) と比較して大きな変更がない と認める場合は センターへの判定依頼書の提出を省略することができる 4 肝臓機能障がい 肝臓疾患により肝臓機能に障がいを有する身体障がい者であって 肝臓移植 術により肝臓機能の障がいに基づく症状が軽減又は除去され 日常生活能力 の回復の見込みのあるもの 1 肝臓移植術及びこれに伴う医療に限る 2 肝臓移植後の免疫抑制療法及び移植肝機能検査 肝臓機能障がいを招来した原疾患に対する治療は適用外 肝臓移植後の免疫抑制療法については 最長 1 年以内の通院治療を認め る 備 考 5 小腸機能障がい 小腸大量切除又は小腸疾病により小腸機能に障がいを有する身体障がい者で あって 中心静脈栄養法により小腸機能障がいに基づく栄養維持の困難な状 態が軽減又は除去され 日常生活能力の回復の見込みのあるもの 1 小腸機能障がいに対する中心静脈栄養法 2 中心静脈栄養法に伴う医療 -1 中心静脈カテーテル留置に関連した合併症に対する医療 -2 微量物質の栄養障がい 肝障がい等その他の代謝異常に対する医療 -3 胆石症等の合併症に対する手術 中心静脈栄養法は 最長 1 年以内の通院治療を認める

6 免疫機能障がい 対象例 ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障がいを有する身体障がい者であっ て 抗 H IV 剤の投与等により免疫の機能の障がいに基づく症状が軽減又は 除去され 日常生活能力の回復の見込みのあるもの 1 健康保険の診療方針及び診療報酬の例による診療で かつ 免疫の機能 の改善を図るものであること 2 抗 HIV 療法 免疫調節療法等 HIV 感染に対する医療に限る 抗 HIV 療法等は 最長 1 年以内の通院治療を認める 1 抗 HIV 療法 HIV そのものに対する抗ウイルス療法 (1) (2) 逆転写酵素阻害剤 AZT d d I d d C d 4 T 3TC ( ジドブジン ) ( ジダノシン ) ( ザルシタビン ) ( サニルブジン ) ( ラミブジン ) たんぱく分解酵素 ( プロテアーゼ ) 阻害剤 サキナビル リトナビル インジナビル 2 免疫調節療法 低下した免疫力を回復させ またそのことにより HIV に対する免疫力も増強 させる療法 ( 例 ) 各種リンホカイン インタフェロン ( 例 ) 併用療法 (AZT と d d I の交互投与など ) 併用療法 ( サキナビル リトナビルの併用 (1) との併用療法など ) 3 その他 HIV 感染に対する医療 合併症の予防及び治療など カリニ肺炎予防治療 結核予防治療 ヘルペス予防治療 非定型抗酸菌症予防治療 ST 合剤 ペンタミジンなど 抗結核剤 アシクロビル クラリスロマイシン 抗結核剤 合併症の予防及び治療は HIV 感染症によるものに限る 7 その他の障がい障がい区分対象となる疾病名及び医療内容例 1 白内障 白内障手術 ( 水晶体摘出術 摘出後の人工レンズ埋め込み術 ) 人工レンズ自体も含まれる 2 角膜白斑 ( 角膜混濁 ) 角膜移植術 角膜点墨術 光学的虹彩切除術 3 網膜剥離 網膜剥離手術 ( 光凝固術 ) 4 眼瞼内反症 内反症手術視覚障がい 5 眼瞼外反症 外反症手術 6 兎眼症 兎眼症手術 7 瞳孔閉鎖症 光学的虹彩切除術 虹彩癒着剥離術 8 眼球摘出後の組織充填術 義眼包埋術 9 進行した開放隅角緑内障

聴覚障がい 音声 言語機能障がい そしゃく機能障がい 1 外耳性難聴 ( 外耳道閉鎖等 ) 外耳道形成術等 2 慢性中耳炎 鼓室形成術 人工鼓膜 慢性の炎症に対する処置 変形癒着等に対する外科的処置 3 鼓膜穿孔 穿孔閉鎖術 4 感音性難聴 人工内耳等 術後の聴力リハビリテーションは 最長 1 年以内の通院治療を認める 5 鼓膜癒着 耳管閉塞 鼓膜剥離術 形成術 耳管開通処置 1 口蓋裂 兎唇等による音声 言語機能障がい 口唇形成術 口蓋形成術 2 外傷性または手術後に生じた構音障がい 形成術 3 その他 人工喉頭や食道発声訓練等 1 唇顎口蓋裂の後遺症によるそしゃく機能障がい 歯科矯正治療 歯科矯正治療は 最長 1 年以内の通院治療を認める