広島県内経済情勢報告 ~ 広島県の経済情勢について ~ 平成 26 年 1 月 財務省中国財務局
県内経済は 緩やかに持ち直している なお 足下では 自動車向けなどの受注の増加や消費者マインドの改善の声が聞かれるなど 引き続き緩やかに持ち直している 総括判断 前回 ( 7-9 月 ) 持ち直しつつある 今回 ( 1-12 月 ) 緩やかに持ち直している 前回比較 足下の動き自動車向けなどの受注の増加や消費者マインドの改善の声が聞かれるなど 引き続き緩やかに持ち直している 各項目の判断 主要項目 前回 ( 7-9 月 ) 今回 ( 1-12 月 ) 前回比較 個人消費 緩やかな持ち直しの動きがみられる 緩やかに持ち直している 住宅建設 前年を上回る 前年を上回る 設備投資 度は前年度を上回る見通し 度は前年度を上回る見込み 輸 出 前年を上回る 前年を上回る 生産活動 持ち直しの動きが続いている 持ち直しの動きが続いている 企業収益 度は増益見通し 度は増益見込み 景況感 上昇 超に転じる 上昇 超幅は拡大 雇用情勢 一部に厳しさが残るものの 緩やかに持ち直している 緩やかに改善している 大型小売店販売は 引き続き前年を下回っている 百貨店は 時計などの高額品は引き個人消費続き堅調であるものの 閉店の影響から全体では前年を下回って推移している スーパーは 総菜などが堅調であることに加え 天候不順の影響などにより野菜が値上がりしていることなどから 前年を上回っている 家電量販店販売は 消費税率引上げや住宅購入の増加を要因として エアコンが好調であることに加え 冷蔵庫や洗濯機の買替えなどがみられることから 持ち直している ホームセンター販売は 他業態との競合から家庭日用品が低調となっているものの 家具 インテリアなどの住宅関連商品が好調となり 前年を上回っている 乗用車販売 ( 新車登録 届出台数 ) は エコカー補助金の反動の影響が薄れつつあることや 新型車の発売 消費税率引上げ前の駆け込み需要などにより前年を上回っている 旅行取扱の状況は 国内は関東 関西方面を中心に堅調であり 海外は中国 韓国方面が引き続き低調であるものの ハワイ方面などが好調となっている このように 個人消費は 緩やかに持ち直している - 広 1 -
住宅建設 新設住宅着工戸数は 前年を上回っている 利用関係別の動向は 分譲住宅などは前年を下回っているものの 持家 貸家で前年を上回っている 当局法人企業景気予測調査 ( 1~12 月期調査 ) でみると 度は前年度を上回設備投資る見込みとなっている 製造業は 鉄鋼などで減少するものの 自動車などで増加することから 全体としては前年度を上回る見込みとなっている 非製造業は 情報通信などで減少するものの 小売 運輸 郵便などで増加することから 全体としては前年度を上回る見込みとなっている 公共事業 輸出入 前払金保証請負金額でみると 前年を上回っている 輸出は 自動車 一般機械などが増加していることから 前年を上回っている 輸入は 原粗油 鉄鉱石などが増加していることから 前年を上回っている 鉄鋼は 自動車向けや震災復興需要等による建設資材向けで良い動きが続いており 引生産活動き続き堅調に推移している 電気機械は 海外向け電子部品の一部に弱い動きがみられるものの 情報通信機械において 新製品発売に向けた生産が増加していることから 全体としてはやや増加している 一般機械は 国内向け 海外向けともに良い動きがみられるものの はん用機械において大型案件が少なかったことから 減少している 輸送機械をみると 自動車は海外向けの受注が引き続き堅調であることなどから 増加している 造船は 受注に改善の動きがみられるものの 操業度についてはほぼ横ばいとなっている 食料品は 飲料の需要が低調なことなどから 減少している このように 生産活動は 持ち直しの動きが続いている 当局法人企業景気予測調査 ( 1~12 月期調査 ) でみると 度の経常利益 ( 電企業収益気 ガス 水道業 及び 金融業 保険業 を除く ) は増益見込みとなっている 製造業は 繊維工業などで減益となるものの 生産用機械 自動車などで増益となることから 全体としては増益見込みとなっている 非製造業は 運輸 郵便などで減益となるものの 建設 小売などで増益となることから 全体としては増益見込みとなっている 規模別にみると 大企業 中堅企業 中小企業のいずれも増益見込みとなっている 当局法人企業景気予測調査 ( 1~12 月期調査 ) でみると 現状の景況判断 BSI 企業の景況感は 全産業で 13.7% ポイントと 前期 ( 7~9 月期調査 ) の 7.1% ポイントに比べ 上昇 超幅は 6.6 ポイント拡大している 先行き見通しについては 翌期 (26 年 1~3 月期 ) は 上昇 超幅が縮小し 翌々期 (26 年 4~6 月期 ) は 下降 超に転じる見通しとなっている 雇用情勢 雇用情勢は 製造業 非製造業ともに新規求人数が増加していることなどを背景に 有効求人倍率が上昇傾向にあるなど 緩やかに改善している 消費者物価 金融情勢 企業倒産 消費者物価 ( 広島市 除く生鮮食品 ) は 教養娯楽などで下落したものの 交通 通信や光熱 水道などで上昇したことから 前年を上回っている 県内所在金融機関の貸出残高は 前年を上回っている 企業倒産は 件数は前年を下回り 負債金額は前年を上回っている - 広 2 -
県内経済に関する地域の声 個人消費について 地上デジタル放送移行による買替えの反動減の影響が薄れてきたことによりテレビに良い動きがみられているほか 冷蔵庫 洗濯機の買替え需要も堅調 また 2~3 月の新築住宅の完成に合わせエアコンをまとめ買いする動きなどもみられる ( 家電量販店 : 大企業 ) 野菜などが値上がりしているほか 精肉などでやや高価格帯の商品の売れ行きが伸びており 客単価の上昇につながっている ( スーパー : 大企業 ) 生産活動について 自動車向けや建設資材向けの需要が引き続き堅調であるほか 造船向けについても水準は低いものの 底を打った様子がうかがえる ( 鉄鋼 : 大企業 ) 受注環境は徐々に改善してきており 大型船の商談案件も出てくるなど 少しずつ良い材料が出てきているが 採算面では依然厳しいため 楽観はできない ( 造船 : 大企業 ) 雇用情勢について 求人数は業種に関わらず増加しており 近年 新卒の採用を行っていなかった企業で採用を再開するケースが増えている ( 職業紹介 ) 製造業では 自動車関連で求人が増加しているほか 造船でも 省エネ船等の受注増により求人が増加している ( 職業紹介 ) 足下の動きについて 全体として消費者の購買意欲は回復しており 年末から年始にかけての販売状況は好調であった 高額な福袋の販売状況も良く 客単価は上昇傾向にある ( 百貨店 : 大企業 ) 自動車関連部品は受注が好調であり フル操業が続いている 消費税率引上げも控えていることから 3 月までは好調が続くとみている ( 自動車 : 中堅企業 ) - 広 3 -
広島県内経済情勢報告 資料編 目次ページ 1. 個 人 消 費 1 2. 住 宅 建 設 2 3. 設 備 投 資 3 4. 公共事業 4 5. 輸出入 5 6. 生産活動 6 7. 企業収益 7 8. 企業の景況感 7 9. 雇用情勢 8 1. 消費者物価 9 11. 金融情勢 9 12. 企業倒産 1 * 上記の項目ごとに掲載しているグラフの枠外 ( 右側 ) に記載している計数は 当該項目の状況を分析する上で参考とした前年比 ( 但し 生産活動及び雇用情勢 ( 有効求人倍率 ) については指数を記入 )
1. 個人消費 緩やかに持ち直している 個人消費は 緩やかに持ち直している 業態別の動向 大型小売店販売は 引き続き前年を下回っている 百貨店は 時計などの高額品は引き続き堅調であるものの 閉店の影響から全体では前年を下回って推移している スーパーは 総菜などが堅調であることに加え 天候不順の影響などにより野菜が値上がりしていることなどから 前年を上回っている 家電量販店販売は 消費税率引上げや住宅購入の増加を要因として エアコンが好調であることに加え 冷蔵庫や洗濯機の買替えなどがみられることから 持ち直している ホームセンター販売は 他業態との競合から家庭日用品が低調となっているものの 家具 インテリアなどの住宅関連商品が好調となり 前年を上回っている 乗用車販売( 新車登録 届出台数 ) は エコカー補助金の反動の影響が薄れつつあることや 新型車の発売 消費税率引上げ前の駆け込み需要などにより前年を上回っている 旅行取扱の状況は 国内は関東 関西方面を中心に堅調であり 海外は中国 韓国方面が引き続き低調であるものの ハワイ方面などが好調となっている 1 大型小売店販売額 ( 全店舗 : 前年比 ) ( 注 )1~4 の各グラフにおける四半期毎の販売額及び台数は 1 月あたりの平均を表示 ( 億円 ) 5 4 3 2 4-6 7-9 1-12 1-3 販売額 ( 広島県 ) 前年比 ( 管内 ) 前年比 ( 広島県 ) 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 4 2 管内 -2.8 広島県 -4 1.4-6 -8 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 中国経済産業局 ) 2 家電量販店販売額 ( 全店舗 : 前年比 ) ( 資料出所 : 中国経済産業局 ) ( 億円 ) 2 1 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 3 ホームセンター販売額 ( 全店舗 : 前年比 ) ( 億円 ) 2 販売額 ( 広島県 ) 前年比 ( 管内 ) 前年比 ( 広島県 ) 4-6 7-9 6 月 販売額 ( 広島県 ) 前年比 ( 管内 ) 前年比 ( 広島県 ) 4 3 2 管内 1 5.4 広島県 -1 4. -2-3 ( 資料出所 : 中国経済産業局 -4 ) 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 中国経済産業局 ) 12 15 1 5 8 4-4 -8 広島県 1.4 管内.4 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 -12 ( 資料出所 : 中国経済産業局 ) - 広 1 -
4 乗用車販売 ( 新車登録 届出台数 ) ( 千台 ) 2 普通乗用車小型乗用車軽乗用車前年比 ( 管内 ) 前年比 ( 広島県 ) 8 15 1 5 6 4 2-2 (1-12 月 ) 管内 22.2 広島県 2.1 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 -4 ( 資料出所 : 中国運輸局 ) 2. 住宅建設 前年を上回る 新設住宅着工戸数は 前年を上回っている 利用関係別の動向 分譲住宅などは前年を下回っているものの 持家 貸家で前年を上回っている 7 6 5 4 持家 ( 前年比寄与度 ) 貸家 ( 前年比寄与度 ) 分譲住宅 ( 前年比寄与度 ) 給与住宅 ( 前年比寄与度 ) 新設住宅着工戸数前年比 3 2 1 3.7-1 -2-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 国土交通省 ) - 広 2 -
3. 設備投資 度は前年度を上回る見込み 8 6 4 2-2 当局法人企業景気予測調査 ( 1~12 月期調査 ) でみると 度は前年度を上回る見込みとなっている 業種別の動向(度 ) 製造業は 鉄鋼などで減少するものの 自動車などで増加することから 全体としては前年度を上回る見込みとなっている 非製造業は 情報通信などで減少するものの 小売 運輸 郵便などで増加することから 全体としては前年度を上回る見込みとなっている 1 前年度比 ( 上期 下期は前年同期比 ) 業 種 別 1 8 6 4 2-2 -4 全産業製造業非製造業 2 主要業種別 (度 ) 12 1 8 6 4 2 前年 度比 -2 ) ( -4-6 書きは電気 ガス 水道業を除く前年度比 <36.4> 37. <1.8> <6.2> <14.8> <23.> 11.9 1. 13.6 17.9 11.6 2.2 大企業中堅企業中小企業 化学 4.5 鉄鋼 9.8 7.4 <56.3> 66.1 度 度上期 度下期 <11.1> <7.8> 18.9 <14.> 12.4 9.1 12. 12.7 1. 生産用機械 15.3 非鉄金属 17.1 情報通信機械 9.5 規模別 12.8 ( 資料出所 : 中国財務局 ) 書きは電気 ガス 水道業を除く前年度比 情報通信 44.1 ( 資料出所 : 中国財務局 ) 製造業 72.1 非製造業 27.9 自動車 14.5 その他の輸送用機械 38.4 製造業その他 1. 電気 ガス 水道業 4.5 35.2 度 度上期 度下期 建設 14. 15.7 運輸 郵便 45. 小売 39.3 非製造業その他 34.9 金融業 保険業 37. 増加 減少 -8 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 ( 度投資額構成 ) - 広 3 - ( 資料出所 : 中国財務局 )
4. 公共事業 前年を上回る 前払金保証請負金額でみると 前年を上回っている 1 公共工事請負金額 ( 億円 ) 3 25 請負金額 ( 月平均 ) 管内 ( 前年比 ) 広島県 ( 前年比 ) 8 6 2 4 15 (1-12 月 ) 広島県 2 13.5 管内 9.9 1 5-2 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1 月 11 月 12 月 -4 ( 注 ) 四半期は月平均 ( 資料出所 : 各建設業保証 ) 2 県内公共工事請負金額 ( 発注者別寄与度 ) 6 5 4 国 ( 前年比寄与度 ) 独立行政法人等 ( 前年比寄与度 ) 県 ( 前年比寄与度 ) 市町 ( 前年比寄与度 ) その他 ( 前年比寄与度 ) 3 前年比 2 1 12 月末年度累計 6.5-1 -2-3 -4 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1 月 11 月 12 月 累計 度 ( 資料出所 : 各建設業保証 ) - 広 4 -
5. 輸出入 輸出 輸入ともに前年を上回る 輸出は 自動車 一般機械などが増加していることから 前年を上回っている 地域別では 西欧 北米などで増加している 輸入は 原粗油 鉄鉱石などが増加していることから 前年を上回っている 地域別では アジアなどで増加している 1 輸出 ( 円ベース ) 4 3 2 アジア ( 前年比寄与度 ) 北米 ( 前年比寄与度 ) 西欧 ( 前年比寄与度 ) 中南米 ( 前年比寄与度 ) その他 ( 前年比寄与度 ) 通関実績前年比 1 1.3-1 -2-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 2 輸入 ( 円ベース ) 4 3 アジア ( 前年比寄与度 ) 大洋州 ( 前年比寄与度 ) 北米 ( 前年比寄与度 ) その他 ( 前年比寄与度 ) 通関実績前年比 ( 資料出所 : 神戸税関 ) 2 14.3 1-1 -2 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 神戸税関 ) - 広 5 -
6. 生産活動 持ち直しの動きが続いている 生産活動は 持ち直しの動きが続いている 業種別の動向 鉄鋼は 自動車向けや震災復興需要等による建設資材向けで良い動きが続いており 引き続き堅調に推移している 電気機械は 海外向け電子部品の一部に弱い動きがみられるものの 情報通信機械において 新製品発売に向けた生産が増加していることから 全体としてはやや増加している 一般機械は 国内向け 海外向けともに良い動きがみられるものの はん用機械において大型案件が少なかったことから 減少している 輸送機械をみると 自動車は海外向けの受注が引き続き堅調であることなどから 増加している 造船は 受注に改善の動きがみられるものの 操業度についてはほぼ横ばいとなっている 食料品は 飲料の需要が低調なことなどから 減少している 1 鉱工業生産指数 ( 季節調整値 ) 11 1 9 8 広島県管内 ( 指数 ) ( 管内 : 平成 22 年 =1) ( 広島県 : 平成 17 年 =1) 管内 97.7 広島県 9.4 7 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 中国経済産業局 広島県 ) 16 15 14 13 12 11 1 9 8 7 6 5 2 県内主要業種別生産指数 ( 季節調整値 ) 鉄鋼電気機械 ( 総合 ) 一般機械輸送機械食料品 ( 指数 ) ( 平成 17 年 =1) 輸送機械 116.3 鉄鋼 99.4 食料品 82.8 一般機械 78.5 電気機械 ( 総合 ) 54.9 4 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 広島県 ) - 広 6 -
7. 企業収益 度は増益見込み 当局法人企業景気予測調査 ( 1~12 月期調査 ) でみると 度の経常利益 ( 電気 ガス 水道業 及び 金融業 保険業 を除く ) は増益見込みとなっている 業種別の動向 (度 ) 製造業は 繊維工業などで減益となるものの 生産用機械 自動車などで増益となることから 全体としては増益見込みとなっている 非製造業は 運輸 郵便などで減益となるものの 建設 小売などで増益となることから 全体としては増益見込みとなっている 規模別の動向 (度 ) 大企業 中堅企業 中小企業のいずれも増益見込みとなっている 経常利益 ( 電気 ガス 水道業 金融業 保険業を除く : 前年度比 ( 上期 下期は前年同期比 )) 6 45 3 15 19.2 21.3 16.8 業種別 44. 45.1 42.7 4.1 全産業製造業非製造業 5.9 1.9 19.5 21.3 4.6 規模別 45.7 48.2 4. 5.4 大企業中堅企業中小企業 5.5-15 -3-45 度 25/ 上 25/ 下 8. 企業の景況感 上昇 超幅は拡大 度 25/ 上 25/ 下 25. ( 資料出所 : 中国財務局 ) 当局法人企業景気予測調査 ( 1~12 月期調査 ) でみると 現状の景況判断 BSI は 全産業で 13.7% ポイントと 前期 ( 7~9 月期調査 ) の 7.1% ポイントに比べ 上昇 超幅は 6.6 ポイント拡大している 先行き見通しについては 翌期 (26 年 1~3 月期 ) は 上昇 超幅が縮小し 翌々期 (26 年 4 ~6 月期 ) は 下降 超に転じる見通しとなっている 上 昇 3 2 1 全産業製造業非製造業 現状判断 (% ポイント ) 見通し 下 降 -1-2 -3 Ⅲ 23 Ⅳ Ⅰ 24 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 25 景況判断 BSIの推移 ( 原数値 ) (BSI: 前期比判断 上昇 - 下降 社数構成比) (% ポイント ) 7~9 月 1~12 月 26 年 1~3 月 26 年 4~6 月 前回調査 現状判断 見 通 し 見 通 し 全 産 業 7.1 13.7( 11.4 ) 8.5 ( 3.2 ) 1.8 製造業 13.7 15.( 16.7 ) 6. ( 1. ) 11. 非製造業 3.9 13.1( 8.7 ) 9.7 ( 4.4 ) 1.7 大 企 業 11.6 2.( 16.3 ) 11.8 ( 11.6 ) 7.1 中堅企業 8.9 23.2( 16.1 ) 16.1 ( 3.6 ) 14.3 中小企業 4.2 7.3( 7.2 ) 4.2 ( 1.2 ) 11.5 ( 注 )1. 調査時点は平成 11 月 15 日 2.( ) 書は前回 ( 7~9 月期 ) 調査時の見通し - 広 7 - Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 26 Ⅱ ( 四半期 ) ( 年 ) ( 資料出所 : 中国財務局 )
9. 雇用情勢 緩やかに改善している 雇用情勢は 製造業 非製造業ともに新規求人数が増加していることなどを背景に 有効求人倍率が上昇傾向にあるなど 緩やかに改善している 1 有効求人倍率 ( 学卒を除く 季節調整値 ) 1.2 広島県 1.1 管内 1. ( 倍 ) 管内 1.11 広島県 1.7.9.8.7.6.5 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 厚生労働省 広島労働局 ) 3 2 新規求人数 求職者数 ( 学卒を除く ) の前年比 新規求人 2 新規求職 1 求人 9.3-1 求職 5. -2 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 資料出所 : 広島労働局 ) - 広 8 -
1. 消費者物価 前年を上回る 消費者物価 ( 広島市 除く生鮮食品 ) は 教養娯楽などで下落したものの 交通 通信や光熱 水道などで上昇したことから 前年を上回っている 広島市の消費者物価指数の推移 ( 除く生鮮食品 ) ( 指数 ) ( 平成 22 年 =1) 12 指数 ( 除く生鮮食品 ) 前年比 ( 除く生鮮食品 ) 前年比 ( 除く食料 エネルギー ) 11 1 2 1 除く生鮮食品.7 除く食 エネ.4 99-1 98-2 97 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 -3 ( 資料出所 : 総務省 ) 11. 金融情勢 貸出残高は前年を上回る 県内所在金融機関の貸出残高は 前年を上回っている 金融機関の貸出残高 ( 末残 : 前年比 ) ( 百億円 ) 94 93 92 貸出残高 貸出残高前年比 5 4 3 (11 月 ) 3.8 91 2 9 1 89 88-1 87-2 86 6 月 9 月 12 月 3 月 6 月 9 月 12 月 3 月 6 月 9 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 ( 注 ) 国内銀行 信用金庫のうち 県内所在店舗分の合計 ( 資料出所 : 日本銀行広島支店 ) -3 - 広 9 -
12. 企業倒産 件数は前年を下回り 負債金額は前年を上回る 企業倒産は 件数は前年を下回り 負債金額は前年を上回っている 原因別 業種別の動向 原因別を件数でみると 販売不振 が最も多くなっている 業種別を件数でみると 卸売業 が最も多く 次いで 小売業 の順となっている ( 件 ) 4 1 倒産件数 建設業 製造業 卸売業 小売業 その他 前年比 3 16 14 12 1 2 8 6 1 4 2 (1-12 月 ) 11.3-2 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 -4 ( 注 ) 四半期は月平均 2 負債金額 ( 億円 ) 5 建設業製造業卸売業 ( 資料出所 : 東京商工リサーチ ) 175 億円 777.2% 365.3% 2 4 小売業その他前年比 16 3 2 12 ( 資料出所 : 東京商工リサーチ ) 8 1 4 (1-12 月 ) 5.3-4 7-9 1-12 1-3 ( 注 ) 四半期は月平均 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 7-9 1-12 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 ( 資料出所 : 東京商工リサーチ ) -8 - 広 1 -
本調査にかかる連絡 問い合わせ先財務省中国財務局経済調査課 ( 春田 氏家 ) (82)221-9221( 代表 ) (82)223-338( 直通 ) http://chugoku.mof.go.jp/