第 2 章日光市の現状 1. 統計データから見える現状 (1) 人口 3 区分の推移日光市の総人口は年々減少しており 平成 23 年から平成 27 の 4 年間で約 5, 人減少している 年齢 3 区分では 14 歳以下の人口が減少しているのに対して 65 歳以上の人口は増加し続けている また 国や県平均と比較しても 14 歳以下人口の割合が低く 65 歳以上の割合が高い傾向が顕著である < 図表 1 総人口数と人口 3 区分の割合の推移 > < 市総人口数 > 92,354 人 9,445 人 88,757 人 86,166 人 83,865 人 県との比較 国との比較 1% 8% 26.% 27.5% 27.9% 3.% 32.4% 26.% 26.6% 6% 4% 61.4% 6.5% 6.7% 59.% 57.% 61.% 6.8% 2% % 12.6% 12.% 11.4% 11.% 1.6% 13.% 12.6% H19 H21 H23 H25 H27 H27 県 H27 国 ~14 歳 15~64 歳 65 歳以上 資料 : 栃木県の人口 ( 栃木県毎月人口調査報告書 ) 資料 : 総務省統計局 H27 年国勢調査 H27.1.1 (2) 人口ピラミッドの推移日光市は 出生率が死亡率より低い つぼ型 となっている 平成 19 年からの推移をみると 平成 27 年は 15~64 歳の生産年齢人口が減少しており また ~14 歳の年少人口の減少も顕著となっている < 図表 2 年齢層別人口ピラミッド年次比較 > H19 年 H23 年 H27 年 男性 1 歳 ~ 95~99 歳 女性 男性 1 歳 ~ 95~99 歳 女性 男性 1 歳 ~ 95~99 歳 女性 9~94 歳 9~94 歳 9~94 歳 85~89 歳 85~89 歳 85~89 歳 8~84 歳 8~84 歳 8~84 歳 75~79 歳 75~79 歳 75~79 歳 7~74 歳 7~74 歳 7~74 歳 65~69 歳 65~69 歳 65~69 歳 6~64 歳 6~64 歳 6~64 歳 55~59 歳 55~59 歳 55~59 歳 5~54 歳 5~54 歳 5~54 歳 45~49 歳 45~49 歳 45~49 歳 4~44 歳 4~44 歳 4~44 歳 35~39 歳 35~39 歳 35~39 歳 3~34 歳 3~34 歳 3~34 歳 25~29 歳 25~29 歳 25~29 歳 2~24 歳 2~24 歳 2~24 歳 15~19 歳 15~19 歳 15~19 歳 1~14 歳 1~14 歳 1~14 歳 5~9 歳 5~9 歳 5~9 歳 ~4 歳 ~4 歳 ~4 歳 ( 資料 : 日光市住民基本台帳 1 月 1 日現在データ H19 23 年 : 日本人 H27 年 : 日本人 外国人 ) 4
(3) 地区 ( 日常生活圏域 ) 別人口 高齢化率 日光市は人口の中で 65 歳以上の高齢者割合 ( 高齢化率 ) が 市全体で 3.6% であり 県平均 の 25.1%( 平成 26 年 1 月 1 日現在 ) を上回っている また 地域ごとに人口 3 区分の構成 割合は大きく異なっており 特に高齢化率には大きな差が生じている < 図表 3 地区 ( 日常生活圏域 ) 別年齢 3 区分割合 > H26.4.1 人口 今市 地域 日光 地域 藤原地域 足尾地域 栗山地域 日光市全体 今市地区 落合地区 豊岡地区 大沢地区 塩野室地区 日光地区 中宮祠地区 小来川地区 藤原地区 三依地区 足尾地区 栗山地区 湯西川地区 1.6% 12.5% 1.3% 11.7% 12.3% 1.1% 9.1% 7.4% 6.% 8.5% 3.4% 5.2% 2.9% 7.2% 41.6% 58.8% 61.% 6.8% 59.6% 63.6% 59.% 54.3% 58.6% 54.2% 45.9% 51.1% 56.8% 57.6% ~14 歳 15~64 歳 65 歳以上 54.9% 3.6% 26.5% 28.9% 28.6% 24.% 3.8% 36.6% 34.1% 39.7% 48.9% 46.% 34.7% 35.2% 87,829 人 6,688 人 14,54 人 9,31 人 2,37 人 1,416 人 資料 : 住民基本台帳 ( 平成 26 年 1 月時点 ) 引用 : 第 2 期日光市地域福祉計画 第 2 期日光市地域福祉活動計画 高齢者のみ世帯のうち 1 人暮らし の割合はすべての地区で 5% を超えており 藤原地区が 71.3% で最も高く 次いで湯西川地区 足尾地区の順で高い状況にある < 図表 4 地区 ( 日常生活圏域 ) 別 高齢者のみ世帯 の構成割合 > 1% 8% 6% 4% 2% % 59.4 56.6 58. 57.8 52.7 52.7 58.1 54.5 59.5 39.2 41.6 4. 4.6 45.8 41.8 3 人位以上 2 人世帯 1 人暮らし 4.7 42.9 38.8 71.3 28.1 53.8 44.2 67.3 32.5 59.1 39.6 1.5 1.8 2.1 1.6 1.5 5.5 1.2 2.6 1.7.6 1.9.3 1.2 3.9 今 落 豊 大 塩 日 中 小 藤 三 足 栗 湯 市 合 岡 沢 野 光 宮 来 原 依 尾 山 西 地 地 地 地 室 地 祠 川 地 地 地 地 川 区 区 区 区 地 区 地 地 区 区 区 区 地 区 区 区 区 69.7 26.3 市全体 今市地域 日光地域 藤原地域 足尾 地域 栗山地域 資料 : 住民基本台帳人口 ( 平成 25 年 4 月 1 日 ) 引用 : 日光市高齢者福祉計画 第 6 期介護保険事業計画 5
(4) 自然動態の状況 1 出生率 年間出生数 ( 死亡数 ) 解説 出生率 ( 死亡率 )= 1, 1 月 1 日現在人 出生率については 平成 19 年以降 全国 栃木県 日光市ともに減少しており 日光市は 全国 栃木県と比較すると特に低い状況にある また 平成 23 年までは 栃木県平均との差が 1.9 ポイントであったものが 平成 26 年には 2. ポイントと差が開いている さらに 県内の出生率順位では 25 市町中 2 位と低い状況にある 1 8.6 8.3 < 図表 5 出生率の比較 ( 人口千人対 )> 県内順位 8. 8.7 8.1 7.9 6.8 6.2 5.9 H23 年 2 位 /26 市町 H26 年 2 位 /25 市町 H19 H23 H26 H19 H23 H26 H19 H23 H26 2 死亡率 全国栃木県日光市 H19 H23 H26 ( 資料 : 栃木県保健統計年報 < 人口動態総覧 >) 死亡率については 全国 栃木県と比較し 日光市は高い状況にあり 平成 26 年は県平均よりも 1.7 ポイント高い また 全国 栃木県共に平成 19 年以降 増加傾向にあるが 日光市は平成 23 年よりも平成 26 年は減少しており 県内の死亡率順位も 平成 23 年よりも順位が下がっている ( 良くなっている ) 2 < 図表 6 死亡率の比較 ( 人口千人対 )> 13.3 11.2 12.3 8.8 9.9 1.1 9.2 1.4 1.6 県内順位 H23 年 6 位 /26 市町 H26 年 1 位 /25 市町 H19 H23 H26 (5) 人口増減の状況 H19 H23 H26 全国栃木県日光市 H19 H23 H26 ( 資料 : 栃木県保健統計年報 < 人口動態総覧 >) 市町村別に人口増減の状況をみると 平成 27 年度は 2 市町 ( 前年 4 市町 ) で人口が増加している 前年に比べ最も人口が増加したのは宇都宮市 (1,257 人 ) 一方 前年に比べ最も人口が減少したのは 日光市 ( 1,282 人 ) となっている また 人口増加率が最も高いのは宇都宮市 (.25%) であり 日光市は (-1.46%) で 茂木町 那珂川町に次いで減少率が高い状況である H19 H23 H26 < 図表 7 H26 H27 市町村別人口増減割合 > ( 資料 : 平成 27 年住民基本台帳年報の概要 < 市町村別の人口及び人口動態 >) 6
(6) 平均寿命日光市の平均寿命は 男女共に県平均よりも短い また 平成 22 年度の値では 男女共に国の平均よりも短い < 図表 8 平均寿命の比較 (H22 年 )> < 図表 9 国平均寿命の推移 (H22~27 年 )> 88 86 84 82 8 78 76 74 ( 歳 ) 計画策定時データを修正 誤 78.43 正 78.6 78.6 79.1 84.8 85.7 H22 H22 H22 H22 日光市栃木県日光市栃木県 男男性性 女女性性 88 86 84 82 8 78 76 74 ( 歳 ) 女性 86.3 85.9 86.41 86.61 86.83 87.5 男性 79.55 79.44 79.94 8.21 8.79 8.5 H22 H23 H24 H25 H26 H27 男性 女性 ( 資料 : 厚労省平成 22 年市町別生命表の概況 ) ( 資料 : 厚労省統計情報白書 H27 年簡易生命表主な年齢の平均余命年次推移 ) (7) 健康寿命 健康寿命は 男性は 77.17 歳で平成 22 年度よりも短くなっており 県平均よりも短い 一方 女性は 83.53 歳で平成 22 年度よりも長くなり 県平均を超えている また 女性は男性よりも 6.36 歳長くなっており 男女の差が広がっている 栃木県算出方法による値 ( 歳 ) 9 < 図表 1 健康寿命の比較 (H22 H25)> 77.33 78.13 77.17 77.9 8 83.53 82.92 82.5 82.88 7 H22 H25 H22 H25 H22 H25 H22 H25 日光市栃木県日光市栃木県 男男性性 H22 H25 女女性性 ( 資料 : 栃木県 ) 健康寿命の算出について健康寿命 = 平均寿命 - 日常生活に健康上の制限のある期間 [ 不健康な期間 ] で算出 厚生労働省 と 栃木県 の算出基礎データに違いがある 栃木県の算定方法 厚生労働科学研究補助金による 健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研 究班 が定めた 健康寿命の算定方法の指針 及び 健康寿命の算定プログラム を用いて県保健福祉部 健康増進課が算定した値 人口規模が小さい市町がほとんどであるため 死亡者数等について平成 24 年 ~26 年の 3 か年分を補 填 また 不健康な期間 を算定するに当たって介護保険事業における要介護 2 以上の認定者を基礎数値 として用い算定した 真の数値は 95% の信頼度で信頼区間に含まれるものとみなされる H25 年 : 日光市男性 77.17 歳 (76.41~77.92 歳 ) 女性 83.53 歳 (82.97~84.1 歳 ) 厚生労働省公表数値 [ 不健康な期間 ]: 国民生活基礎調査データをもとに算出した値 (8) 医療費状況 H22 年 : 健康寿命国男性 :7.42 歳 女性 :73.62 歳 7
(8) 医療費状況 日光市国民健康保険加入者の一人当たり年間医療費は 県内で4 番目に高い状況にある また 平成 27 年 6 月分の医療機関受診率は 国民健康保険 ( 以下 国保 という ) 後期高齢者医療 ( 以下 後期高齢者 という ) 共に県平均を下回る順位である一方 被保険者一人当たりの診療費とレセプト1 件当たりの診療費は 国保 後期高齢者共に県内で上位となっている このことは 日光市の国保 後期高齢者は 状態が悪化してから医療機関に受診するために 医療機関への受診率が低く医療費が高い傾向にあると考えられる < 図表 11 国民健康保険 後期高齢者医療の状況 > ( 引用 : 日光市データヘルス計画 H26 年度事業評価 保険年金課 ) (9) 疾病状況 1 死亡数死因別死亡の割合は 栃木県 日光市共に 悪性新生物 ( がん ) 心疾患 脳血管疾患 で全体の 5% 以上を占めている 悪性新生物 による死亡は 栃木県 日光市共に女性よりも男性の割合が多い 日光市は 心疾患 脳血管疾患 腎不全 による死因割合が県全体よりも多い 心疾患 の占める割合は増加傾向がみられており 男女共に県平均よりも高い 脳血管疾患 も男女共に県平均よりも高く 男性よりも女性の死亡割合が多いが 平成 24 年の性別死因割合では 男性の死亡割合の方が多かったことから 逆転傾向がみられている また 腎不全 による死亡割合は男女共に県平均よりも高い その内 慢性腎不全 の占める割合は 男性の約 6%(14 人 /23 人 ) 女性の約 7%(7 人 /1 人 ) と高い割合を占めている 自殺 の男女別割合では 男性の自殺割合が県平均よりも高い 8
図表 12 平成 26 年死亡数 : 性 死因 ( 簡単分類 ) 別状況 < 日光市 栃木県比較 > 栃木県公式 HP 平成 26 年版栃木県保健統計年報 より 日光市 栃木県 男 女 計 ( 人 ) 率 男 女 計 ( 人 ) 率 順位 総数 547 497 1,44 1% 1,864 9,891 2,755 1% 1 悪性新生物 151 124 275 26.3% 3,45 2,38 5,713 27.5% 2 心疾患 12 91 193 18.5% 1,685 1,697 3,382 16.3% 3 脳血管疾患 53 63 116 11.1% 1,25 1,172 2,197 1.6% 4 肺炎 4 49 89 8.5% 1,61 919 1,98 9.5% 5 老衰 14 49 63 6.% 33 987 1,317 6.3% 8 腎不全 13 1 23 2.2% 198 181 379 1.8% 6 不慮の事故 13 6 19 1.8% 346 27 553 2.7% 7 自殺 17 1 18 1.7% 295 97 392 1.9% 9 その他 144 14 248 23.9% 2,519 2,323 4,842 23.4% <H26 日光市 総数 > <H26 栃木県 総数 > 自殺, 1.7% その他, 23.9% 1.8% 2.2% 老衰, 6.% 肺炎, 8.5 % 11.1% 26.3% 18.5% 自殺, 1.9% 2.7% 1.8% 老衰, 6.3% その他, 23.4% 肺炎, 9.5% 27.5% 16.3% 1.6% H26< 日光市 > 男女別割合 H26< 栃木県 > 男女別割合 老衰, 2.6% 2.4% 2.4% 自殺, 3.1% 老衰, 3.% 1.8% 3.2% 自殺, 2.7% 男 27.6% 18.6% 肺炎, 7.3% その他, 26.3% 男 31.3% 15.5% 肺炎, 9.8% その他, 23.3% 9.7% 2.% 1.2% 自殺,.2% 9.4% 1.8% 2.1% 自殺, 1.% 女 24.9% 18.3% 肺炎, 老衰, 9.9% 9.9% その他, 2.9% 女 23.3% 17.2% 肺炎, 老衰, 9.3% 1.% その他, 23.5% 12.7% 11.8% 9
2 多発疾病 日光市の 国保 と 後期高齢者 の平成 26 年 6 月審査 (5 月診療 ) 分における上位 3 疾患は共に同じで 1 位 高血圧性疾患 2 位 歯肉及び歯周疾患 3 位 糖尿病 である 後期高齢者の 高血圧性疾患 の割合は特に高く 4~5 人に 1 人は 高血圧性疾患 の治療をしていることになる この傾向は前年度 ( 平成 25 年度 ) も同様であり 毎年 高血圧性疾患 による受診が多い傾向が続いている また 国保 後期高齢者 共に 糖尿病 が 3 位で 4 位が その他の内分泌 栄養及び代謝疾患 となっており その中には脂質異常症や肥満等を含むことから 国保 後期高齢者 共に生活習慣病による受診件数が多いことになる < 図表 13 国民健康保険 後期高齢者医療多発疾病上位 6 疾患 > ( 引用 : 日光市データヘルス計画 H26 年度事業評価 保険年金課 ) < 国民健康保険 > 23.5% < 後期高齢者医療 > 15.9% 9.3% 9.6% 5.3% 4.9% 4.7% 2.6% 5.2% 4.7% 2.9% 2.9% < 平成 26 年度国民健康保険疾病分類統計表 > 平成 26 年 6 月審査 (5 月診療 ) 分 < 平成 26 年度後期高齢者医療疾病分類統計表 > 平成 26 年 6 月審査 (5 月診療 ) 分 3 疾病 ( 糖尿病 脂質異常 高血圧 ) を全部含むレセプトが 1 つでも有る方の割合を地域別に見る と 足尾地域が特に高い < 図表 14 3 疾病 ( 糖尿病 脂質異常 高血圧 ) を全部含むレセプト有 ( 受療 ) 率の年次推移 > 25% 2% 15% 1% 5% < レセプト有率の年次推移 : 地域別 > H24 H25 H26 18.1% 2.% 14.4% 17.% 13.8% 15.4% 12.2% 12.3% 12.5% 12.2% 11.2% 11.1% 11.6% 11.2% 9.3% % H24 H25 H26 H24 H25 H26 H24 H25 H26 H24 H25 H26 H24 H25 H26 今市地域日光地域藤原地域足尾地域栗山地域 n=3,55 n=2,27 n=454 n=362 H26 年 4 月 ~ 平成 27 年 3 月診療分 <H28 年 2 月国保連提供データベースより >( 引用 : 日光市データヘルス計画 H26 年度事業評価 保険年金課 ) 1
(1) 介護認定状況 介護認定者数は 年齢が上がる毎に増加傾向にあり 8 歳以上が全体の約 7 割を占めている 介護度別認定割合では 要介護 1 の認定割合が一番多く 次いで 要介護 2 要介護 3 の 順となっている < 図表 15 日光市要介護 ( 要支援 ) 認定者数 >( 平成 28 年 3 月分 : 厚生労働省の月報より ) データ提供 : 高齢福祉課 1 介護度別要介護 ( 要支援 ) 認定者数 8 6 4 2 要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 65~69 歳 7~74 歳 75~79 歳 8~84 歳 85~89 歳 9 歳以上 介護度別疾患順位は 要介護 1 から要介護 5 で 認知症 が第 1 位となっている 次いで 要 介護 2~ 要介護 5 では 脳梗塞 と 骨折 が 2 位 3 位となっている 要支援 1 2 では 高血圧性疾患 関節障害 筋骨格系の疾患 が上位となっている < 図表 16 介護度別 :H27 年度審査案件全件 ( 被保険者重複は最新案件のみ抽出 )> 疾患順位介護度別 全件 ~ 非該当要支援 1 要支援 2 要介護 1 要介護 2 要介護 3 要介護 4 要介護 5 ICD1 による分類 / 件数 4,359 22 498 435 1,46 787 659 555 357 疾患名件数順位順位件数順位件数順位件数順位件数順位件数順位件数順位件数順位件数順位 血管性及び詳細不明の認知症 828 1 1 6 14 1 7 13 215 1 167 1 176 1 137 1 111 1 脳梗塞 442 2 3 1 32 4 27 5 76 4 7 3 87 2 89 2 58 2 骨折 365 3 1 6 25 5 29 4 85 2 82 2 58 3 64 3 21 3 高血圧症疾患 314 4 1 6 61 2 52 1 85 2 64 4 26 5 15 5 1 6 炎症性多発性関節障害 222 5 1 6 66 1 4 3 57 5 26 8 23 6 7 16 2 21 11
全体の疾患順位では 認知症 が第 1 位で 割合は全体の約 2% を占める ついで 脳梗塞 骨折 の順となっており この3 疾患で全体の約 39% を占める 年齢別では 75 歳以上で 認知症 が第 1 位となり 8 代では倍以上に件数が急増している 65 歳 ~74 歳では 脳梗塞 が第 1 位であり 認知症 も第 2~3 位と高い順位となっている < 図表 17 年齢別 : 第 1 号被保険者 (65 歳以上 )H27 年度審査案件全件 ( 被保険者重複は最新案件のみ抽出 )> 疾患順位 年齢別 全体 65~69 歳 7~74 歳 75~79 歳 8~84 才 85~89 歳 9~94 歳 95 歳 ~ ICD1 による分類 / 件数 4,239 177 297 58 988 1,22 734 261 疾患名 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 血管性及び詳細不明の認知症 828 1 15 2 23 3 93 1 211 1 255 1 153 1 75 1 脳梗塞 442 2 23 1 44 1 53 2 88 2 111 3 79 3 28 3 骨折 365 3 9 4 1 7 47 3 86 3 9 4 87 2 33 2 高血圧症疾患 314 4 2 2 4 19 27 6 73 4 115 2 68 4 24 4 炎症性多発性関節障害 222 5 4 14 7 11 28 5 5 6 81 5 35 6 15 5 第 2 号被保険者 (4~64 歳 ) による要介護認定申請の 16 項目特定疾病については H27 年 度の件数は H26 年度に比べ 4 件 新規のみで 2 件増加している 疾病順位では 全件では脳血管疾患が第 1 位 次いでがん末期 糖尿病性となっている < 図表 18 第 2 号被保険者 (4~64 歳 ) H27 年度審査案件 > 2 号特定疾病順位 ( 全件 ) H23 年度 H24 年度 H25 年度 H26 年度 H27 年度 特定疾病名 件数順位件数順位件数順位件数順位件数順位 脳血管疾患 42 1 4 1 32 1 42 1 58 1 がん ( 末期 ) 9 2 8 2 4 3 11 2 2 2 糖尿病性 3 3 3 3 6 2 5 3 12 3 多系統萎縮症 3 3 1 8 3 4 2 8 7 4 初老期における認知症 2 6 1 8 2 8 3 6 6 5 12
(11) 特定健康診査 特定保健指導 特定健康診査 : 国民健康保険 加入者の健康診査 特定保健指導 : 特定健康診査受診結果でメタボ及びメタボ予備群該当者への保健指導 特定健康診査及び特定保健指導の受診率は 年々増加傾向にあり 県平均を上回る実績となっ ている 男女別受診率は 男女共に年々増加傾向がみられるものの 特に男性の 4~54 歳の受 診率が低く 受診率の増減もみられている 項目 特定健診 特定保健指導 ( 積極的 動機付け支援 ) < 図表 19 特定健康診査 特定保健指導年次推移 法定報告値 > ( 引用 : 日光市データヘルス計画 H26 年度事業評価 保険年金課 ) 区分 日光市県平均 H2 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H25 年度 H26 年度 H26 年度 対象者数 ( 人 ) 19,476 19,385 19,115 18,757 18,568 18,312 17,92 受診者数 ( 人 ) 5,564 5,716 5,888 6,463 6,576 6,982 7,91 受診率 28.6% 29.5% 3.8% 34.5% 35.4% 38.1% 39.6% 32.8% 対象者数 ( 人 ) 915 861 956 912 879 848 84 終了者 ( 人 ) 51 17 148 33 334 341 終了率 5.6%.% 17.8% 16.2% 37.5% 39.4% 42.4% 27.% 5% 4% 3% 2% 1% % < 図表 2 特定健診受診率 特定保健指導終了率の推移 > H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 特定健診受診率特定保健指導終了率 < 図表 21 特定健診男女別受診率 > 特定健診受診率 ( 男性 ) 特定健診受診率 ( 女性 ) 5% 4% 3% 2% 1% % 5% 4% 3% 2% 1% % H22 H23 H24 H25 H26 H22 H23 H24 H25 H26 13
(12) 特定健康診査結果からの傾向 各項目の有所見率について BMI 腹囲 については 男女共にわずかではあるが減少傾向 がみられる 血圧については 収縮期血圧 拡張期血圧 共に男性の有所見率が高い 脂質検 査項目の中では 女性の LDL コレステロール 値が減少傾向にある 糖代謝検査項目の中では HbA1c 値の割合増加が男女共に顕著である < 図表 22 特定健診各種検査項目の有所見率 ( 平成 24~27 年度 ) > 単位 :% 男性 単位 :% 女性 6 BMI 25 以上 6 腹囲 85cm 以上 51.3 5.1 48.6 48.3 6 BMI 25 以上 6 腹囲 9cm 以上 4 2 29.8 28.9 28.8 28 4 2 4 2 22.5 21.2 21.5 2.5 4 2 19.1 17.9 17.7 16.2 収縮期血圧 13 以上 6 49.2 45.4 48 45.2 4 2 6 4 2 拡張期血圧 85 以上 26.2 25.8 25.7 24 収縮期血圧 13 以上 6 39.7 38.4 39.4 39 4 2 拡張期血圧 85 以上 6 4 16.3 16.7 16.4 15.5 2 6 中性脂肪 15 以上 6 HDL コレステロール 4 未満 6 中性脂肪 15 以上 6 HDL コレステロール 4 未満 4 2 22.1 22.8 23.5 22.1 4 2 9.9 1.1 9.1 7.8 4 2 12.9 12.2 11.4 11.5 4 2 2.6 2.3 2.1 1.6 6 4 2 LDL コレステロール 12 以上 44.4 43.2 43.9 43.4 6 4 2 GPT(ALT)31 以上 21.9 21.4 2.7 22.2 LDLコレステロール12 以上 6 56.5 55.6 54.2 52.7 4 2 GPT(ALT)31 以上 6 4 2 9. 8.8 8.3 8.5 空腹時血糖 1 以上 6 41.9 41.9 45.9 44.1 4 2 6 4 2 HbA1c5.6 (JDS 値 5.2) 以上 56.6 57.4 46 44.9 空腹時血糖 1 以上 6 4 22.5 24.3 26.9 25.4 2 6 4 2 HbA1c5.6 (JDS 値 5.2) 以上 44.8 46.6 57.8 59.3 (JDS) (NGSP) (JDS) (NGSP) < 特定健診等データ管理システムより > データ提供 : 保険年金課 14