バッタ・カメムシ・クモ他ごよみ

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国土技術政策総合研究所 研究資料

コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/16) 17 個体 ライトトラップ BOX15 糞トラップ 2 任意 - 獣糞内 -0 移動例 (6/16) オオコオイムシ捕獲個体 (6/21) 105 個体 ( 成虫 : 子持ち 16 子無し 38 幼虫 51) コスジマグソコガネ捕獲個体 (6/22-23)

41号PDF用台紙

表 (2) カワラハンミョウ成虫 ヤマトバッタ調査ラインの状況 区域ライン設置場所植生の状況 4 不安定帯 ~ 半安定帯 コウボウムギ群落 植被率 5% 程度 2 5 半安定帯コウボウムギ群落 植被率 10% 程度 6 半安定帯 ~ 安定帯 ビロードテンツキが混じるコウボウムギ群落 植被

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爬虫類 カミツキガメハナガメハナガメ ニホンイシガメハナガメ ミナミイシガメハナガメ クサガメスウィンホーキノボリトカゲアノリス アルグロスアノリス アルタケウスアノリス アングスティケプスグリーンアノールアノリス ホモレキスブラウンアノールミナミオオガシラタイワンスジオタイワンハブ (Chelyd

爬虫類

チャドクガ ( ドクガ類 ) チャドクガ類幼虫発生時期 動時期 ドクガ類は, 幼虫, 成虫ともにヒトに皮膚炎をおこします チャドクガは, 名前のとおり茶, ツバキ, サザンカなどの葉を餌としますので, 庭木などで繁殖 ( はんしょく ) します


前足 口の付近にあり 餌を押さえる役目がある また自分の体を浮かすために水面を押さえる役目もある 中足 オールのように水を後ろにかき 前に進む役目をしている 後ろ足 方向を変える役目をしている (2) 学校周辺のアメンボの種類学校周辺に生息するアメンボの種類 生態 生息場所学校周辺では5 種類のアメ

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山野勝次 : ゴキブリ目 33 (2) ヤマトゴキブリ Periplaneta japonica Karny 日本の在来種で, 成虫の体長は20 ~ 30mm, 黒褐色で, クロゴキブリによく似ているが, やや小形である 雄成虫の翅は長く, 尾端を超え, 飛翔 することができるが, 雌成虫では翅は短

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広南中学校科学部 p. 0

カナダガン 分類 : カモ目カモ科 学名 : Branta canadensis 英名 :Canada Goose 和名 : カナダガン原産地と分布 : 北アメリカ原産 越冬のためメキシコへ渡る亜種もいる 移入された個体がイギリスやフィンランドなどのヨーロッパ諸国やニュージーランド オーストラリアな

目次 1. 研究の動機 (3) 2. 昆虫の擬態 (4) (1) カムフラージュ 1 葉への擬態 2 枝への擬態 3 幹への擬態 4 糞への擬態 (2) 毒をもつ昆虫への擬態 1スズメバチへの擬態 2アシナガバチへの擬態 3ベニボタルへの擬態 4テントウムシへの擬態 (3) 威嚇 アケビコノハの目玉

1 巡目調査 ( 平成 3~7 年度 ) 2 巡目調査 ( 平成 8~12 年度 ) ゲンジボタルの確認された調査地区 (1 巡目調査 2 巡目調査 ) 6-61


0.45m1.00m 1.00m 1.00m 0.33m 0.33m 0.33m 0.45m 1.00m 2

ポストカード

4 横髪と模様を描きます (1) 基本図形 月 を選び 図形を描きます 調整ハンドルを横方向いっぱいまでドラッグします 図形を細長く変形します 塗りつぶしの色 黒 (2) 線 曲線 を選び 下図の図形を描きます 黒い頂点の位置を確認しましょう 図形の塗りつぶし 標準の色 赤 コピー 変形 縮小 を繰

チョウ・トンボ・ハチ・ハエ他ごよみ

コンセントレーションカール 腕を鍛える筋トレメニュー 鍛えられる筋肉 : 上腕二頭筋 前腕屈筋 1. ベンチに座り 片手でダンベルを持ち 上腕を太ももの内側に固定します 2. ゆっくりとひじを曲げてダンベルを上げ ゆっくりと戻します フレンチプレス 鍛えられる筋肉 : 上腕三頭筋 1. 片手にダンベ

14. ツグミ - スズメ目ツグミ科冬鳥学名 :Turdus naumanni ムクドリほどの大きさの冬鳥である 体の上面は褐色で 腹部は白で多数の黒い斑紋がある 顔は黒褐色で眉斑と喉から首筋にかけての線が白い ( 写真 -24) ロシアなどから秋に冬鳥として日本全国に渡ってくる 比較的開けた草地や

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3 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 幹 の 樹 皮 に は 横 縞 の 模 様 も な く 花 も 桜 の 概 念 か ら は ほ ど 遠 い 形 を し て い る が こ れ も 桜 の 仲 間 で あ る 20 メートル に も な る 大 木 で 4 月 の 中 頃 新 葉 が ひ ら い て

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1 体幹が安定すると早くなる? お腹まわりを安定させ 体幹が安定していると 泳いでいる時に 抵抗の少ない良い姿勢をキープできるようになり 速く泳げるようになる可能性があります体幹が安定せず 抵抗が大きい姿勢となれば 早く泳ぐことができない可能性があります また 脚が左右にぶれてしまうため 抵抗が大き

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第4期中長期計画成果6

( ウ ) 薬剤散布後の状況 マシン油乳剤 3 通りの倍率でマシン油乳剤を散布し 定期的に状況を観察した 本種はチョコレート色の蝋物質 ( 殻 ) に覆われており 外観は月日の経過とともに少しずつ黒ずんできたように思われたが 内部の成虫の生死や産卵の有無などの判断は難しく 防除効果の確認は幼虫発生期

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PowerPoint で作成したプレゼンファイルを動画に変換 フォトアルバムを作成し, ビデオ形式で保存します 作成したビデオは YouTube にアップロードしたり DVD を作成し テレビでも視聴でき 家族で楽しむ事もできます 1.PowerPoint を起動 1 スタートボタンをクリックし P

あしながばち放送 :5 1 あかてがに放送 :5 8 アシナガバチは い後ろ脚が特徴の っぼいハチで 庭や野原でよく かけます 春 王バチは の繊維を集めてだ液で練って巣を作り卵を産みます 卵からかえった幼 には アオムシなどをかみつぶした だんごを与えます この幼 は夏の初めに成 になります これ

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豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書第 6 号 : 頁, 2014 年 3 月 Bull. Firefly Museum of Toyota town. (6): , Mar 報告 下関市のイソジョウカイモドキの生態と分布 松田真紀子 1) 2) 川野敬介

第 20 講遺伝 3 伴性遺伝遺伝子がX 染色体上にあるときの遺伝のこと 次代 ( 子供 ) の雄 雌の表現型の比が異なるとき その遺伝子はX 染色体上にあると判断できる (Y 染色体上にあるとき その形質は雄にしか現れないため これを限性遺伝という ) このとき X 染色体に存在する遺伝子を右肩に

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ヒョウモンモドキの本来の生息地である天然の湿地 いくつもの谷津 ( 谷戸 ) が広がり 豊富な湧水により湿地が生まれてきた 絶滅の危機にあるヒョウモンモドキ ヒョウモンモドキ ( 学名 Melitaea scotosia) は 環境省のレッドデータブックにおいて 絶滅危惧 IA 類 に選定され また

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衛生昆虫の微細構造 第 7 章ユスリカ BSI 生物科学研究所 第 7 章. ユスリカ ユスリカはハエ目 (Diptera), カ亜目 (Nematocera), カ群 (Culicomorpha), ユスリカ科 (Chironomidae) に属する昆虫の総称で, 種類が非常に多く世界からすでに

条例特定要日本ワースト公表外来注意 掲載種一覧 分類群 種名 条例 公表種 選定状況 生物 外来生物 日本ワースト アライグマ 15 掲載ページ 哺乳類 ヌートリア 16 ハクビシン 17 鳥類 コブハクチョウ 18 は虫類 ミシシッピアカミミガメ 魚類 オオクチバス 21 コイ 22

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バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)

単元の導入では 家の庭や通学路 校庭などで見つけたり感じたりした秋の兆しを出 し合い 話し合うことで季節の変化に関心をもたせるようにする また 映像資料を使 ったクイズを行い 季節の変化は五感を使って感じていることに気づかせたい 実際の体験活動時には五感を意識して活動に取り組めるよう 音 形や色 触

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豪雨・地震による土砂災害の危険度予測と 被害軽減技術の開発に向けて

4. カントウヨメナ 4. カントウヨメナ ( キク科 ) 花の時期 :8~11 月 花の色 : 淡青紫色 高さ :0.5~1m( 多年草 ) 田のあぜや川べりなど湿地に生え 関東以北に分布しています 地下茎 ( ちかけい ) を伸ばしても増え 茎の上部で枝分かれした花柄の先に直径 3cm ほどの花

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(2) 希少猛禽類の生息状況及び繁殖利用状況ア. 確認種現地調査の結果 表 に示す 2 科 9 種の猛禽類 ( トビを除く ) が確認された 鳥類相調査で確認されなかった種としては ハチクマ サシバ ハヤブサの 3 種が確認された 表 現地調査確認種一覧 ( 鳥類

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 三角形を辺や角に目をつけて分類整理して それぞれの性質を見つけよう 二等辺三角形や正三角形のかき方やつくり方を知ろう 二等辺三角形や正三角形の角を比べよう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか (

どんな問題がおきているの? 外来生物はどのような問題を起こしているのでしょうか? 生態系への影響 地域の生態系は 長い歴史をへてそれぞれの場所に応じた自然のバランスにより成り立っています そこに外来生物が侵入すると 捕食や交雑等によって 在来の生き物の減少や絶滅 地域の植生等のバランスがくずれるなど

春の生協 親子自然観察

県樹クスノキの生理生態学的研究 神戸大学農学研究科 野口結子 1. はじめにクスノキ (Cinnamomum camphora) は,1966 年より兵庫県の県樹に指定されている樹木である 季節を問わず葉をつける常緑樹であり, 雄大で美しい樹形に成長して景観を保てることから 神戸市内では街路樹や公園

モデルプラン11(器械運動 マット運動 回転技)

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県立四季の森公園生き物ごよみ 出現時期は四季四季の森公園森公園を基準基準としたものです バッタの仲間 春 ~ 夏体長 30mm 田んぼ ケラ ( ケラ科 ) 4 月 ~10 月体長 9mm ヒシバッタ ( バッタ科 ) 通称 おけら 人気者です 稲作会の田起こしや代かきで田の土を堀起こす時に見つけました モグラのような穴掘りに向いた前脚と比較的硬い殻をかぶったような頭 柔らかい腹 尾部が対照的です 鳴き声 ジーーッ 小さなひし形で 草や土の上をピョンピョン飛びます ヤブキリ ( キリギリス科 ) ショウリョウバッタ ( バッタ科 ) 4 月 ~9 月 6 月 ~10 月 体長 35mm 体長 80mm( メス ) 草や樹木の葉上 草地 他の虫を餌とする肉食性です よく似たキリギリスは羽に黒い点が混じるので区別できます キリギリスの仲間はお尻に剣があるのがメスで産卵管です 鳴き声 シュルルル シリシリ ジキッなどの高音 顔が細長く体長 80mm にもなる大型種で 緑色型と茶色型がいます 特徴の長い後足の第 2 脚を持つと間節から第 1 脚を曲げて屈伸する動きが機織り機にたとえられます 名前の精霊 ( ショウリョウ ) はお盆の頃に墓地の草むらで見られるからです

ヒメギス ( キリギリス科 ) アオマツムシ ( コオロギ科 ) 6 月 ~9 月 8 月 ~9 月 体長 30mm 体長 15mm あし原湿原奥の草地 通常は木の葉上 全身が黒褐色で 頭の背の部分は緑のもいます 翅は短いものが多く キリギリスより一周り小さいのでヒメギスという名がついています 後ろ脚はたくましく サッと草下に逃げます 鳴き声 シーシー シルルルル 中国から来た外来種で街路樹などにも生育しています 幼体は茶色でカネタタキにそっくりです 鳴き声 リーリーリー イボバッタ ( バッタ科 ) コバネイナゴ ( バッタ科 ) 8 月 ~9 月 8 月 ~10 月 ( 成虫 ) 体長 30mm 体長 30mm( オス 田 草地 暑い時期に出てくるバッタ 胸部の背にイボのような突起があります 路面でよくみかけます 頭胸部は薄緑色の地に目の後ろから黒い縦線があり 腹部はイネと同じ黄緑色 水田の害虫の 1 種です カマキリの仲間 8 月 ~10 月体長 80mm オオカマキリ ( カマキリ科 ) 後翅の前面には褐色斑がつきます 体は大きく鋭い鎌を持ち昆虫の女王という風格 公園には他にコカマキリ ハラビロカマキリも生息しています

ナナフシの仲間 トビナナフシ ( ナナフシ科 ) ナナフシ ( ナナフシ科 ) 7 月 ~11 月 夏 体長 47mm 体長 100mm クヌギ シラカシの葉上や樹下 コナラ エノキの葉 ナナフシほど体は細長くなく 短い翅で飛ぶこともあります 前脚はしばしば真っ直ぐ前に伸ばして枝に擬態します 脚がもげても若い個体なら脚を再生するそうです 擬態の名人で目をよく凝らさないとどこにいるかわかりません 死んだフリも得意です カメムシの仲間 オオクモヘリカメムシ ( ヘリカメムシ科 ) 3 月 ~10 月 4 月 ~10 月 体長 20mm 体長 15mm アメンボ ( アメンボ科 ) カメムシは臭いにおいを出す種が多く嫌われますが 本種はグレープフルーツの臭いを出します 水面に落下する虫の体液を吸います 体から飴のような甘い香がするのが名の由来です

エサキモンキツノカメムシ ( ツノカメムシ科 ) チャバネアオカメムシ ( カメムシ科 ) 4 月 ~10 月 4 月 ~10 月 体長 12mm 体長 6mm ミズキ クズなどの葉 サクラ モモ 黄色いおなか そして背側の茶翅の上についたクリーム色のハートマークが特徴的 6 月頃 ミズキの葉等の上に卵を産みつけ子どもが孵化して 1 回脱皮するまで 親が守ることでも有名です 春 ~ 秋体長 8mm アブラナ科の葉 ナガメ ( カメムシ科 ) 写真は幼虫です 背の紋様がユニークです 成虫は鮮やかな薄緑色の地に羽先が茶色です ホソヘリカメムシ ( ホソヘリカメムシ科 ) 4 月 ~10 月体長 15mm マメ科植物やヤツデの花 菜の花につくカメムシを短縮した名前 黒と赤の模様がアフリカの原住民が持つタテの模様に似ています 後ろ脚が長く太ももに棘があり 腹部は白斑で縁取られます 飛ぶとアシナガバチに似て 幼虫はアリに似ています マメ科の農産物を食害するので農家には嫌われますが ヤツデの花の蜜もよく吸います マルカメムシ ( マルカメムシ科 ) ヤニサシガメ ( スギサシガメ科 ) 4 月 ~10 月 4 月 ~10 月 体長 5mm 体長 14mm クズ等マメ科の葉 松 杉 干した布団などについて悪臭を放ち指先でつぶした場合は石鹸で洗っても臭いがとれないので嫌いな人が多いかもしれません この丸四角の体形に陶器のような深い緑斑模様をしています 体表面はゴツゴツしていて 松ヤニの様な物質を身にまとっています

アカスジキンカメムシ ( カメムシ科 ) 5 月 ~8 月 ( 成体 ) 5 月 ~7 月 体長 40mm 体長 7mm 樹木や草の葉の上 草や低木の茎 アワフキムシ科 秋まで育った幼体は既に 20mm 程度の大きさで パンダ風の白黒模様が可愛らしい この幼体で越冬して暖かくなった 4 月後半に最後の脱皮をして全く異なる赤と黒模様のペンダントのような光り輝く成体に変身します 死んでしまうとこの色もあせてしまいます 成虫はセミによく似ています 草の茎に流れる液を餌とし アンモニアやワックスを排泄してアンモニウム石鹸を生じさせ 尾部から空気を吹き込んで泡立てて棲んでいます セアカツノカメムシ ( ツノカメムシ科 ) ツマグロオオヨコバイ ( ヨコバイ科 ) 5 月 ~8 月 5 月 ~9 月 体長 12mm 体長 13mm コナラなどの樹上 草地 このような青緑色をした昆虫は他にはいない と思えるほど独特の色合いの背中をしています 薄黄緑色の地に頭 胸 脚 翅先に黒青色の紋が入る大きなヨコバイです

ナカグロアカサシガメ ( サシガメ科 ) ヨコヅナサシガメ ( サシガメ科 ) 5 月 ~10 月 5 月 ~9 月集団越冬は11 月 ~4 月上旬 体長 12mm 体長 20mm 越冬は日当たりのよい樹幹 赤色に黒色が背や縁縞で混じります 悪臭を放つものが多いカメムシの仲間なのに甘い臭いを出すようです 90 年代から関東にも広がってきたアジアからの外来種で公園にもたくさん生息しています 腹の周り白い帯が横綱の化粧まわしように見えるのが名の由来です 赤い斑紋を持つのが幼虫で 成虫になるに従い赤色が消えていきます 長い口でイモムシ等を刺して体液を吸います 人も刺されると痛いので触らないようにしましょう アカスジカメムシ ( カメムシ科 ) 6 月 ~8 月 6 月 ~9 月体長 10mm 体長 8mm ハナウドなどセリ科の植物 ウシカメムシ ( カメムシ科 ) 赤と黒の縦縞が美しいカメムシ カメムシ特有の背中の小楯板が発達しています 肩の角が大きく発達して 牛の角のように見えます とても珍しい種類です ベッコウハゴロモ ( ハゴロモ科 ) アオバハゴロモ ( アオバハゴロモ科 ) 6 月 ~7 月 7 月 ~8 月 体長 6mm 体長 10mm クワの木など 枝や茎 何かの花かタンポポの綿毛のようなロウ状の毛束を背尻につけて 複眼の周囲が白いのでカエルの目のような単眼でにらんでいるように見えます 成虫は三角形のガのような形です ヨコバイに近い仲間です 幼虫時代は草茎に白い体と白い粉に紛れてつき 触れるとピョンピョン跳ねて逃げます 成虫も植物の幹や茎につき 触れようとすると幹や茎の反対側に逃げ回り最後には飛んでいきます

キバラヘリカメムシ ( ヘリカメムシ科 ) 7 月 ~10 月 7 月 ~8 月体長 15mm 体長 35mm マユミの葉 ニイニイゼミ ( セミ科 ) 幼虫は薄緑色の腹部の地に黒の紋と羽 白黒の足が目立ちます 成虫は腹部の縁に黄と黒の縞模様で 背面は暗褐色または群青色主体になり全く幼虫とは異なる色彩です 初夏 セミの中で真っ先に鳴き出します ヒグラシ ( セミ科 ) ヒメハサミツノカメムシ ( ツノカメムシ科 ) 7 月 ~9 月 7 月 ~9 月 体長 40mm 体長 15mm 木の幹 ミズキの木 1 年で鳴く時期はニイニイゼミの次に早く 鳴き声以外では大きさと腹部の赤茶色で区別できます セミは地中生活が長く 昆虫の中でも長寿です 腹部後の突起ははさみ状に開き 交尾の際に雌を挟みこんで動かないようにします 肩に見える胸部の突起 ( ツノ ) が橙色です エビイロカメムシ ( カメムシ科 ) 8 月羽化 成虫で越冬 8 月 ~10 月体長 16mm 体長 16mm ススキなどのイネ科植物の葉 ミミズク ( ヨコバイ科 ) 卵からかえった幼体は色の薄いエビ入りさつま揚げのようです 成虫は頭部が富士山のような三角形で 大型で細長いカメムシです 胸部の背にある突起が正面から見ると耳のようで 鳥のコミミズクに似ています

ハサミムシの仲間 ワラジムシの仲間 オオハサミムシ ( ハサミムシ科 ) オカダンゴムシ ( オカダンゴムシ科 ) 1 年中 2 月 ~11 月 体長 25mm 体長 14mm 地中 朽木 落ち葉や石の下 赤褐色の大きなハサミを武器に他の昆虫をとらえて餌とします 胸部背の赤褐色の の形状部も特徴です ご存じ 触ると体を丸めて団子のようになります 迷路を通り抜けるのが上手のようです クモの仲間 アシダカグモ ( アシダカグモ科 ) デーニッツハエトリ ( ハエトリグモ科 ) 1 年中 3 月 ~11 月 体長 25mm 体長 8mm 枝 葉の上 足を広げると手の平の大きさになる大きなクモです 事務所や倉庫の中にいてハエやゴキブリなどを捕ってくれます デーニッツは明治時代のクモ学者の名です 野外でふつうに見られる徘徊性のハエトリグモです

アリグモ ( ハエトリグモ科 ) 4 月 ~9 月 4 月 ~10 月 体長 9mm 体長 30mm 建物の壁 葉の裏 林縁 オナガグモ ( ヒメグモ科 ) メスはクロヤマアリそっくりで 前脚を持ちあげていることが多いので触覚のように見え 頭胸部にくびれがあるため昆虫のように頭 胸 腹部の 3 つに分かれ 歩き方もアリそっくりです 腹部が異常に長く脚を伸ばしてじっとしていると 松葉か展開前のササの幼葉と見分けつきません 2 3 本の糸 ( すじあみ ) を張り 同族のクモがすじ網を登ってきたら襲って餌とします ヤミイロカニグモ ( カニグモ科 ) 4 月 ~9 月 4 月 ~10 月 体長 7mm 体長 10mm 草間 葉の上 ワカバグモ ( カニグモ科 ) 前の 2 脚を広げて横歩きします 雄は全身が真っ黒です 葉の上で前脚をかかげ 昆虫が来るのを待っています 体全体が若葉色で葉の上では保護色となって目だちません 頭部や脚は透明感もあります 複眼は金色です アズチグモ ( カニグモ科 ) 5 月 ~10 月 5 月 ~10 月体長 7mm( メス ) 体長 5mm 樹 草の花や葉 オオヒメグモ ( ヒメグモ科 ) 頭部の三角形の褐色斑が特徴的で全身白色型や色斑が入るものなど様々です 葉などで待ち構えて小さなチョウなどの飛来昆虫を捕えます 構造物の内外や生垣などに不規則網を張り しばしば枯葉を網に吊るしてクモの住まいとします

ギンメッキゴミグモ ( コガネグモ科 ) アオオビハエトリ ( ハエトリグモ科 ) 5 月 ~8 月 6 月 ~8 月 体長 6mm 体長 6mm 円網の中央部にゴミを張りつけて偽装します 網上で頭を上に向けてとまっているタイプで の腹部の背はギンメッキのようです 写真は 雄は頭部が緑がかり縁の青い帯が美しいクモです アリを餌にします イオウイロハシリグモ ( キシダグモ科 ) カタハリウズグモ ( ウズグモ科 ) 6 月 ~9 月 6 月 ~8 月 体長 23mm( 雌 ) 体長 5mm 草地を徘徊 下草の間 この科のクモは球形の卵のうを口にくわえて保護する習性をもちます 里山では最も大きいクモで小さなカエルも餌にしてしまいます 小木や下草の間に土面と平行の直径 10cm 程度の小さな網を張り 中心付近に渦巻き状の隠れ帯を作ります ナガコガネグモ ( コガネグモ科 ) ワキグロサツマノミダマシ ( コガネグモ科 ) 7 月 ~10 月 7 月 ~9 月 体長 22mm( メス ) 体長 8mm 明るい場所の低木や草の間 建物近く あし原湿原奥 垂直円網に直線状 ( 幼体は丸状 ) の隠れ帯を作り 危険を感じると網を激しく揺すって威嚇します 鮮やかな薄緑色の背中が関西ではサツマノミと呼ばれているハゼの実に似ていることによる名前です この種は腹部の裏が茶色なのでワキグロサツマノミダマシといいます