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Transcription:

血液透析カテーテルに長期間アクセスするための使用説明書

適応 血液透析とアフェレーシスにおいて 長期的な血管へのアクセスを達成します 経皮的に挿入でき 主に内頸静脈内に配置されます 代替挿入部位としては 必要に応じて鎖骨下または大腿静脈が 含まれます 40cm 以上のカテーテルは 大腿静脈挿入を意図しています 禁忌 これらのカテーテルは長期的な血管アクセスのみを目的としており これらの説明で明示されてい る以外の目的では使用できません 血栓性血管にはカテーテルを挿入しないでください Lock Right アダプタのピーク性能を維持するため アダプタは 6 か月ごとの交換をお勧めします 合併症の可能性 空気塞栓症 菌血症 腕神経叢損傷 心不整脈 心タンポナーデ 中心静脈血栓症 心内膜炎 出口部位感染 失血 大腿動脈出血 大腿神経損傷 血腫 出血 血胸 下大静脈穿刺 血管裂傷 ルーメン血栓症 縦隔傷害 血管穿孔 胸膜損傷 気胸 後腹膜出血 右心房穿刺 敗血症 鎖骨下動脈穿刺 皮下血腫 上大静脈穿刺 胸管裂傷 皮下トンネル感染 血管内血栓症 静脈狭窄症 挿入を試みる前に 上記の合併症と そのいずれかが発生した場合でも救急処置に精通しているこ とを確認してください 警告 挿入または使用中に構成部品からハブまたはコネクタが分離することが稀に発生します この場合 には失血や空気塞栓症を防止する必要なすべての処置を行い カテーテルを除去してください 異常な抵抗を感じた場合には ガイドワイヤーまたはカテーテルをそれ以上進めないでください ガイドワイヤーを無理に挿入したり 構成部品から引っ張ったりしないでください ワイヤーが破損 ほつれることがあります ガイドワイヤーが破損した場合 導入針 Vascu-Sheath 導入装置また はシースダイレーター ガイドワイヤーはすべて一緒に除去する必要があります 米国連邦法では この装置の販売は医師への販売 または医師からの注文にのみに限定されています このカテーテルは使い捨て使用です 2 カテーテルや付属品をいかなる方法でも再滅菌してはいけません 再利用は感染症や病気 / 怪我につながるおそれがあります 製造者はカテーテルや付属品の再利用 再滅菌によって生じたいかなる障害についても責任を負 いません 未開封 未損傷の包装で 内容物は滅菌かつパイロジェンフリーです 酸化エチレン殺菌済み STERILE EO 包装が開いている または破損している場合には カテーテルや付属品を使用しないでください 製品に破損があることが確認できる場合には カテーテルや付属品は使用しないでください カテーテルについての注意 延長チューブやカテーテルルーメン近くで 鋭利な器具は使用しないでください 包帯を取り除く際に ハサミを使用しないでください ガイドワイヤーまたはスタイレットの上をクランプしないでください チューブが破損することがあ ります -1-

本キットに付属のクランプ以外を使用した場合 カテーテルが破損することがあります チューブの同じ場所を繰り返しクランプすると チューブが脆くなることがあります ルアー カテーテルのハブ アダプタまたは延長セットアダプタのルアー近くでのクランプは避けてください 毎回の処置の前後には カテーテルルーメン エクステンション または延長セットアダプタに破損がないことを確認します 事故を防止するため 処置前と処置中のすべてのキャップと血液接続の安全性を確保してください これらのカテーテルでは ルアーロック ( 針 ) コネクタだけを使用してください 血液ライン シリンジ キャップへの繰り返しの締め付けは コネクタ寿命を低下させ コネクタの故障につながることがあります シリコンカテーテルの場合のみ : ヨウ素またはヨウ素基剤の製品をこのカテーテルに使用しないでください カテーテルの不具合が発生します 挿入部位患者は上胸部を露出し 頭を挿入部位の反対側に少し傾けて トレンデレンブルグ体位をとってください 胸部を拡張しやすくするため 肩甲骨の間に小さな丸めたタオルを入れるとよいでしょう 内頸静脈胸鎖乳突筋を強調するために 患者の頭を持ち上げます カテーテルは 胸鎖乳突筋の2つの頭の間に形成された三角形の頂点に挿入します 頂点は鎖骨より指 3 本分ほど上に位置します カテーテル挿入点の内側を触診して頸動脈を確認します 鎖骨下静脈鎖骨下静脈の位置は鎖骨の後方 第 1 肋骨の上 鎖骨下動脈の前方です ( 鎖骨と第 1 肋骨が作る角度に対して真横の点 ) 警告 : 人工呼吸器のサポートを必要とする患者は 鎖骨下静脈カニューレ挿入中に気胸のリスクが増加し 合併症を引き起こすことがあります 鎖骨下静脈の長期使用は 鎖骨下静脈狭窄症に関連することがあります 大腿静脈患者は完全に仰向けになります 部位選択と結果の評価のために 両方の大腿動脈を触診します 挿入部位と同じ側の膝を曲げ 太ももを外転させます 足を反対側の足と交差させます こうすることで大腿静脈は 動脈の後方 / 内側に来ます 注意 : 大腿静脈への挿入によって 感染症の発生率が増加することがあります 胸部 X 線でカテーテルの最終的な位置を確認します 使用前に適切な先端の配置を確認するため このカテーテルの初回挿入の後に 必ずルーチンである X 線撮影を行ってください 大腿カテーテル先端の配置は 腸骨静脈と下大静脈の接合点が推奨されています 1 セルジンガー法による挿入手順 : この装置を使用する前に 説明を慎重にお読みください カテーテルの挿入 操作 除去は認定された 有資格の医師 または認定された医療専門家が医師の指示の下で行ってください これらの使用説明書に記載の医療技術と手順は すべての医学的に許容されたプロトコルを代表するものではなく また個別の患者処置について医師の経験と判断に取って代わるものではありません 適用可能な場合には 標準の病院プロトコルを使用してください 1. カテーテル挿入 維持 除去手順では 厳格な無菌操作が必須となります 無菌手術領域を提供してください カテーテル留置場所としては手術室が最適です 滅菌ドレープ 器具 付属品を使用してください 挿入部位の上下を剃毛します 手術時手洗いを行います 手術衣 キャップ 手袋 マスクを着用します 患者にもマスクを着用させます 2. カテーテルの適切な長さの選択は 医師の裁量に委ねられます 適切に先端を配置するために 適正なカテーテル長の選択は重要です 使用前に適切な配置を確認するため このカテーテルの初回挿入の後に 必ずルーチンである X 線撮影を行ってください 先端の配置 -2-

3. 挿入部位を完全に麻酔するため 十分な局所麻酔を投与します ** シングルルーメンカテーテル ( 事前取り付けカフ )** 4. 標的の静脈内に付属のシリンジで導入針を挿入します 適切な位置になるように吸引します 5. 注射器を外し 血液損失や空気塞栓症を防ぐため 針の端部に親指を置きます ガイドワイヤーの端だけが見えるように ガイドワイヤーの柔軟な端部をアドバンサーに引き戻します アドバンサーの遠位端をニードルハブに挿入します ガイドワイヤーを前後に動かし 標的静脈へニードルハブを前進させます 注意 : 挿入するワイヤー長は 患者の大きさによって決定されます この処置の間は 患者の不整脈をモニターします 患者はこの処置の間 心臓モニターを取る必要があります ガイドワイヤーが右心房を通過する場合に 心不整脈が発生することがあります この処置の間は ガイドワイヤーをしっかり保持してください 注意 : 導入針を使用する場合には ガイドワイヤーの断裂を避けるため 針のベベル ( 刃面 ) に対してガイドワイヤーを引っ張らないでください 6. 針を抜き 標的静脈にガイドワイヤーを残します メスで皮膚の穿刺部分を大きくします 7. 上記で説明した方法に従って 最初の針から約 3cmに隣接する同じ標的静脈に2 番目のニードルとガイドワイヤーを導入します 8. シース / ダイレーターをガイドワイヤーの近位端に通します シース / ダイレーターが標的静脈に入ったら シースとダイレーターを残して ガイドワイヤーを外します 注意 : 挿入時にシース / ダイレーターを曲げないでください 曲がるとシースが途中で割れてしまいます 経皮で初回に挿入する際は シース / ダイレーターを先端近くで保持してください ( 先端から約 3cm) 静脈に向かってシース / ダイレーターを進め 元の保持位置からシース / ダイレーターの数センチ上 ( 約 5cm) を握り シース / ダイレーターを下に押し下げます シース / ダイレーターが完全に挿入されるまで この手順を繰り返します 注意 : 別のシース方法については マイクロ穿刺と 6Fシース / ダイレーターの挿入方法を参照ください 注意 : 留置カテーテルのように シースをその場所に放置しないでください 静脈を損傷します 9. 血液損失や空気塞栓症を防止するため ダイレーターの開口部に注射キャップを取り付けます 10. 空気塞栓症と血液損失を防ぐために 近くでカテーテルをクランプします 付属のクランプを使用します 11. シースからダイレーターと注射キャップを外します 12. 標的静脈に先端が正しく配置されるまで シースを通してカテーテル先端を挿入します 13. タブを保持してシースを分割しながら静脈からシースをゆっくりと引っ張る または標的静脈と皮膚組織からシースをゆっくり引っ張ることで カテーテルからシースを除去します 14. 2 番目のカテーテルについては 適用できる場合にはステップ 10-13を繰り返します 15. X 線透視下でカテーテルの位置を調整します 遠位の静脈チップは 大静脈心房接合部または右心房のレベル 動脈カテーテルより約 4cm 離れたところに配置します トンネル化とカフの留置 16. 予想されるトンネル経路にカテーテルを留置します 17. カフを配置する場所に注意してください 18. トンネル経路の全長に 十分な麻酔を施します 19. トンネル出口部位を切開します 付属の外套針トンネラーを使用して カテーテル出口切開部位に向かって 8-10cmのトンネルを作成します 注意 : 筋肉を通してトンネルしないでください 注意 : 出口部位の簡単なドレッシングと患者の快適さのため 静脈挿入部位の下に皮下トンネルを配置します 広く 緩やかなカーブのトンネルは 血行不良の原因となるねじれの危険を低減します 20. 外套針トンネラーの先端部は カテーテル出口切開部位を通ります これは肉眼で確認でき フットボールトンネラーから外套針トンネラーの近位端を接続します 21. 外套針トンネラーとフットボールトンネラーを接続し 出口部位から挿入部位へのトンネルを8~10 回ほどのモーションで拡張します トンネルの半分ほどまでで十分であることを忘れないようにしてください これによってカフの停止を作成し 挿入部位が移動しないようにします 22. フットボールトンネラーを引き戻し カテーテル挿入部位を通してトンネルから取り出します カテーテルからクランプを外し カテーテルの近接端と外套針トンネルの遠位端を接続します -3-

23. カフをトンネルに送り込んだトンネラーを通して カテーテルを慎重に引っ張ります 適切なカフ位置が達成されるまで トンネルを触診します 24. 2 番目のカテーテルについては 適用できる場合にはステップ 16-23を繰り返します Lock Right アダプタの設置 : 25. 両方のカテーテルルーメンがトンネルされたら カテーテルを切断し 長さを調整できます 26. 必要に応じ 無菌技術を用いて 指定されたプライムボリュームラインの片端でカテーテルを四角に切断 ( 鋭利な尖りなし ) し 清潔で滑らかな面を生成してください 27. 付属のラインクランプとスリーブをカテーテルルーメンに配置します 血液損失や空気塞栓症を防止するためクランプを閉じます 28. 生理食塩水でカテーテル延長をプライムし クランプし 次にアダプタのメスルアーに注射キャップをねじ込みます 29. アダプタを取り付ける前に 白いルーメンが完全に乾燥していることを確認します 注意 : アダプタ取り付け前または途中で いかなる消毒薬 ( アルコール PVPなど ) にもカテーテル端やアダプタを浸さないでください 30. パーツ (A) と (C) をねじって メスアダプタを外します シリコン圧縮リング (B) はパーツ (A) に見つかるはずです 注意 : アダプタからエクステンションを分離させないでください これらのパーツはお互いに接合しています 31. チューブ上でアダプタ部位 (A) をスライドします チューブ上で圧縮リング (B) をスライドしま す アダプタパーツ (C) の金属部分をねじりながらルーメンに挿入し 金属が見えなくなるま でチューブが完全に入っていることを確認します 32. 圧縮リング (B) をチューブ / アダプタ集合体の端にスライドさせます 33. アダプタパーツ (A) をチューブ / アダプタ集合体の端にスライドさせ しっかりとアダプタをね じります 優しく引っ張ることで 適切なアセンブリを保証します 34. 2 番目のカテーテルについては 適用できる場合にはステップ 25-33を繰り返します 35. 注射キャップを外し 両方の Lock Right アダプタのシリンジを取り付け クランプを開けます 血液は両方のカテーテルから容易に吸引できます どちらかのカテーテルが 血液吸引に過剰に抵抗があれば カテーテルを回転させるか 十分な血流を維持するために位置変更が必要となることがあります 36. 十分な吸引が達成できたら 両方のルーメンを 急速静注法を使用して ヘパリンで満たしたシリンジを灌注してください 灌注手順では 延長クランプが開いていることを確認します 注意 : すべての空気がカテーテルと Lock Right アダプタから吸引されていることを確認してください これを怠ると 空気塞栓症となることがあります 37. カテーテルをヘパリンでロックしたら 延長クランプを閉じ シリンジを取り外し Lock Right アダプタのメスルアーに注射キャップを取り付けます 38. X 線透視下で適切な先端の配置を確認します 遠位の静脈チップは 大静脈心房接合部または右心房のレベル 動脈カテーテルより約 4cm 離れたところに配置します 39. 挿入部位を縫合して閉じます 注意 : カテーテル留置の確認を怠ると 重大な外傷や致命的な合併症が起こることがあります カテーテルの固定および創傷ドレッシング : 40. 縫合ウィングを使用して皮膚にカテーテルを縫合します カテーテル管を縫合しないでください 注意 : カテーテルルーメンに近接する場所で 鋭利な物や針を使用する場合には注意してください 鋭利な物に接触すると カテーテルが損傷することがあります -4-

注意 : カテーテル固定のためにStatLock を使用する場合 Lock Right アダプタを患者の上に載せる場合には アルコールで部位を消毒し 必要に応じて剃毛してください StatLock パッドの片面の裏紙を剥がし 患者の上に置きます 配置したら 残りの保護紙を剥がします しっかりと接着するため パッドを少し押し付けます StatLock パッドの溝部にLock Right アダプタの襟部分を押します 2 番目のカテーテルでも繰り返します 41. 閉塞性ドレッシングで出口部位を覆います 42. カテーテルの埋め込み中常に固定 / 縫合が必要です 43. カテーテル長とカテーテルのロット番号を患者のチャートに記録し カテーテル位置は定期的に確認してください ** シングルルーメンカテーテル ( 調整可能カフ )** 1. シングルルーメンカテーテルではステップ 1-15に従ってください ( 事前取り付けカフ )(2 3ページ ) 2. 予想されるトンネル経路にカテーテルを留置します 3. 最終的なトンネル位置が鎖骨の2-3cm 下になるように調整カフを取り付けます 調整可能カフを取り付ける際は 調整可能カフが完全に結合するように カテーテルを少し伸ばします 4. トンネル経路の全長に 十分な麻酔を施します 5. トンネル出口部位を切開します 付属のトンネリングツールを使用して カテーテル出口切開部位に向かって 8-10cmのトンネルを作成します 注意 : 筋肉を通してトンネルしないでください 注意 : 出口部位の簡単なドレッシングと患者の快適さのため 静脈挿入部位の下に皮下トンネルを配置します 広く 緩やかなカーブのトンネルは 血行不良の原因となるねじれの危険を低減します 6. トンネリングツールの遠位端部は カテーテル挿入部位を通れは肉眼で確認でき トンネラーアダプタからトンネリングツールの遠位端を接続します 7. トンネリングツールとトンネラーアダプタを接続し 出口部位から挿入部位へのトンネルを 8~10 回ほどのモーションで拡張します トンネルの半分ほどまでで十分であることを忘れないようにしてください これによって調整可能カフの停止を作成し 挿入部位が移動しないようにします 8. トンネラーを引き戻し カテーテル挿入部位を通してトンネルから取り出します カテーテルからクランプを外し カテーテルの近接端とトンネリングツールの遠位端を接続します 9. 調節可能カフをトンネルに送り込んだトンネラーを通して カテーテルを慎重に引っ張ります 適切なカフ位置が達成されるまで トンネルを触診します 10. 2 番目のカテーテルについては 適用できる場合にはステップ 2-9を繰り返します Lock Right アダプタの設置 : Lock Right アダプタの設置 (4 5ページ ) のセクションを参照ください カテーテルの固定および創傷ドレッシング : シングルルーメンカテーテル ( 事前取り付けカフ ) (5ページ ) と同じです ** ダブルルーメンカテーテル ** 1. セルジンガー挿入の指示 ステップ 1-3に従ってください (2 3ページ ) 2. 鎖骨下約 8-10cmの胸壁の出口部位で小さな切開を行います 最初の挿入部位の上 平行して2 番目の切開を行います 出口の幅を約 1cmに切開し カフを十分収納できるようにします 3. 皮下トンネル開口部を作成するために 鈍的切開を使用します カテーテルをトロカールに取り付けます ( 少しのねじり動作を加えるとやりやすくなります ) スリーブがカテーテルの動脈穴を覆うように カテーテルトンネルスリーブをカテーテルの上にスライドさせます 外套針を出口部位に挿入し 短い皮下トンネルを作成します 筋肉を通してトンネルしないでください 周辺血管への損傷を防ぐため トンネルは慎重に作成してください 3a. 大腿静脈への挿入 : 骨盤領域のカテーテル出口部位に皮下トンネルを作成します 3b. 8Fと 10Fシリコンダブルルーメンカテーテルでは シースをトンネルの上にスライドさせます 皮下トンネル開口部を作成するために 鈍的切開を使用します 外套針を出口部位に挿入し 短い皮下トンネルを作成します 筋肉を通してトンネルしないでください 周辺血管への損傷を防ぐため トンネルは慎重に作成してください シースの遠位端が出口部位にちょうど見えるまで 挿入部位から外套針 / シース集合体を引っ張ります シースを通してゆっくりとカテーテルを通します 挿入部位からトンネリングデバイスを完全に引き出します トンネラーとシースを除去したら カテーテル先端が出口部位に見えていなければなりません ステップ #5に進みます 警告 : トンネリング中に皮下組織を過膨張させないでください 過膨張はカフのイングロースを遅延 / 阻害することがあります 4. カテーテルをトンネルに優しく通します カテーテルチューブを引っ張らないでください 抵抗を感じたら さらに鈍的切開を行うと挿入が容易になることがあります カテーテルへの損傷を避けるため 少しねじりながら外套針からカテーテルを外します -5-

注意 : トンネラーは斜めに引っ張らないでください カテーテル先端への損傷を防ぐため トンネラ ーをまっすぐに保ってください 注意 : 幅広 緩やかな曲線のトンネルが よじれのリスクを低減します トンネルはカテーテルのY ハブが出口部位に入らないようにするために十分に短く しかし皮膚開口部からカフが ( 最小 )2cm を維持するほど長い必要があります 5. 生理食塩水でカテーテルを洗浄し ルーメンから生理食塩水が不注意に排出しないようにカテーテルエクステンションをクランプします 付属のクランプを使用します 6. 標的の静脈内に付属のシリンジで導入針を挿入します 適切な位置になるように吸引します 7. 注射器を外し 血液損失や空気塞栓症を防ぐため 針の端部に親指を置きます ガイドワイヤーの端が見えるように ガイドワイヤーの柔軟な端部をアドバンサーに引き戻します アドバンサーの遠位端をニードルハブに挿入します ガイドワイヤーを前後に動かし 標的静脈へニードルハブを前進させます 注意 : 挿入するワイヤー長は 患者の大きさによって決定されます この処置の間は 患者の不整脈をモニターします 患者はこの処置の間 心臓モニターを取る必要があります ガイドワイヤーが右心房を通過する場合に 心不整脈が発生することがあります この処置の間は ガイドワイヤーをしっかり保持してください 8. 針を抜き 標的静脈にガイドワイヤーを残します メスで皮膚の穿刺部分を大きくします 9. ガイドワイヤーの上のダイレーターを血管内に通します ( わずかにねじるようにします ) 血管が十分に拡張されたら ガイドワイヤーをその場に残して ダイレーターを取り除きます 10. Vascu-Sheath 導入器をガイドワイヤーの近位端に通します Vascu-Sheath 導入器が標的静脈に入ったら シースとダイレーターを残して ガイドワイヤーを外します 注意 : 不十分な組織拡張は ガイドワイヤーに対してカテーテルルーメンが圧縮することになり カテーテルからガイドワイヤーの挿入 / 除去が困難になります これはガイドワイヤーの彎曲につながります 注意 : 挿入時にシース / ダイレーターを曲げないでください 曲がるとシースが途中で割れてしまいます 経皮で初回に挿入する際は シース / ダイレーターを先端近くで保持してください ( 先端から約 3cm) 静脈に向かってシース / ダイレーターを進め 元の保持位置からシース / ダイレーターの数センチ上 ( 約 5cm) を握り シース / ダイレーターを下に押し下げます シース / ダイレーターが完全に挿入されるまで この手順を繰り返します 注意 : 別のシース方法については マイクロ穿刺挿入方法の章を参照ください 注意 : 留置カテーテルのように シースをその場所に放置しないでください 静脈を損傷します 11. 血液損失や空気塞栓症を防止するため ダイレーターの開口部に注射キャップを取り付けます 注意 : カテーテルのデュアルルーメン部分はクランプしないでください エクステンションのみをクランプしてください 鋸歯の鉗子は使用しないでください 付属のインラインクランプのみを使用します 12. シースからダイレーターと注射キャップを外します 13. 標的静脈にカテーテル先端が正しく配置されるまで シースを通してカテーテルの遠位先端を挿入します 13a Split Cath ダブルルーメンカテーテルは 遠位端を掴み これより先は分割しないでください と書かれた点までルーメンをゆっくりと引き裂くことで 動脈と静脈ルーメンを分割します 警告 : この点を超えてルーメンを分割すると 過剰なトンネル出血 感染症 カテーテルルーメンへの損傷の原因となります 14. 血管の外にゆっくりと引き出してシースを引き離し 同時にタブを掴み シースを分割します ( 少しのねじり動作を加えるとやりやすくなります ) 注意 : 血管に残るシースの一部は引き離さないでください 血管の損傷を避けるため できるだけシースを引き戻し 一度に数センチのみシースを引き裂きます 15. X 線透視下でカテーテルへの調整を行います 末端静脈チップは 最適な血流を確保するため 大静脈心房接合部または右心房のレベルに配置します -6-

大腿カテーテル先端の配置は 腸骨静脈と下大静脈の接合点が推奨されています 1 16. エクステンションとオープンクランプの両方にシリンジを取り付けます 血液は動脈と静脈の両側から簡単に吸引できます どちらかのカテーテルが 血液吸引に過剰に抵抗があれば カテーテルを回転させるか 十分な血流を維持するために位置変更が必要なことがあります 17. 十分な吸引が達成できたら 両方のルーメンを急速静注法を使用して 生理食塩水で満たしたシリンジを灌注してください 灌注手順中は 延長クランプが開いていることを確認します 18. エクステンションクランプを閉じ シリンジを取り外し 各ルアーロックコネクタに注射キャップを置きます 使用しない時には常にエクステンションチューブをクランプし 毎回の使用前にカテーテルを吸引と生理用食塩水で灌注することで 空気塞栓症を防ぎます チューブ接続の毎回の交換ごとに カテーテル すべての接続されたチューブ キャップから空気を追い出します 19. 閉塞性を維持するため ヘパリンロックは両方のルーメンに作成する必要があります 病院のヘパリン化のガイドラインを参照ください 注意 : カテーテルとエクステンションからすべての空気を吸引していることを確認します これを怠ると 空気塞栓症となることがあります 20. カテーテルをヘパリンロックしたら クランプを閉め エクステンションのメススラーに注射キャップを取り付けます 21. X 線透視下で適切な先端の配置を確認します 末端静脈チップは 最適な血流を確保するため 大静脈心房接合部または右心房のレベルに配置します ( 現在のNKF DOQIガイドラインで推奨 ) 大腿カテーテル先端の配置は 腸骨静脈と下大静脈の接合点が推奨されています 1 注意 : カテーテル留置の確認を怠ると 重大な外傷や致命的な合併症が起こることがあります カテーテルの固定および創傷ドレッシング : 22. 挿入部位を縫合して閉じます 縫合ウィングを使用して皮膚にカテーテルを縫合します カテーテル管を縫合しないでください 注意 : カテーテルルーメンに近接する場所で 鋭利な物や針を使用する場合には注意してください 鋭利な物に接触すると カテーテルが損傷することがあります 23. 閉塞性ドレッシングで挿入 / 出口部位を覆います 24. カテーテルの埋め込み中常に固定 / 縫合が必要です 25. カテーテル長とカテーテルのロット番号を患者のチャートに記録し カテーテル位置は定期的に確認してください 血液透析治療患者の全身ヘパリン化を防止するため 治療の前に毎回ルーメンからヘパリン溶液を除去する必要があります 吸引は透析ユニットプロトコルに基づいてください 透析が始まる前 カテーテルと体外回路へのすべての接続は慎重に点検してください 頻繁な目視点検を行って漏れを検出し 血液の損失や空気塞栓症を防ぎます 漏れが見つかった場合は カテーテルを直ちにクランプします 注意 : 付属のインラインクランプを使用してカテーテルをクランプしてください 透析治療を継続する前に 必要な改善措置を行ってください 注意 : 過剰な血液損失は患者にショックを与えることがあります 血液透析は医師の指示で実施してください ヘパリン化カテーテルをすぐに治療に使用しない場合には 推奨のカテーテル開存性ガイドラインに従ってください 治療間の開存性を維持するため カテーテルの各ルーメンにヘパリンロックを作成する必要があります ヘパリン濃度については病院のプロトコルに従います 1. 動脈と静脈エクステンションに指定された量に相当するヘパリンを 2つのシリンジに吸引します シリンジに空気が入っていないことを確認します 2. エクステンションまたはLock Right アダプタから注射キャップを取り外します 3. 各エクステンションまたはLock Right アダプタのメスルアーにヘパリン溶液を含んだシリンジを取り付けます 4. エクステンションクランプを開けます -7-

5. 空気が患者に入らないように 吸引します 6. 急速静注法を使用して各ルーメンにヘパリンを注入します 注意 : 各ルーメンは実効性を確保するために 完全にヘパリンで満たさなければなりません 7. エクステンションクランプを閉じます 注意 : クランプは吸引 フラッシュ 透析治療の場合のみ開けてください 8. シリンジを取り外します 9. エクステンションまたは Lock Right アダプタのメスルアーに無菌注射キャップを取り付け ます ほとんどの場合 カテーテルを吸引またはフラッシュしない場合 48-72 時間は追加のヘパリンは 不要です 部位のケア グルコン酸クロルヘキシジン溶液はすべての Medcomp カテーテルに適合します 特定の Medcomp カテーテルについては www.medcompnet.com を参照ください カテーテル周囲の皮膚を清潔にします 閉塞性ドレッシングで出口部位を覆い エクステンションま たは Lock Right アダプタ クランプ キャップはスタッフがアクセスできるように露出します 創傷ドレッシングは清潔で乾燥を保つ必要があります 注意 : 患者は水泳 シャワー または入浴により ドレッシングを濡らしてはいけません 大量の発汗または誤ってドレッシングの接着を損なった場合には 医療スタッフは無菌条件下でド レッシングを交換する必要があります シリコンカテーテルの場合のみ : 警告 : ヨウ素またはヨウ素基剤の製品をカテーテルに使用しないでください カテーテルの不具合 が発生します カテーテルの性能 注意 : 必ず病院または部門のプロトコルを確認し 機械的または化学的介入を行う前に カテーテ ルの性能の問題に応じた 潜在的な合併症とその治療法 警告 手順を確認してください 警告 : 適切な技術に精通した医師だけが以下の手順を試みてください 不十分な血流 : 以下は不十分な血流を引き起こすことがあります 凝固またはフィブリンシースによる動脈の穴の閉塞 血管壁への接触による動脈側の穴の閉塞 含まれる解決策 : 血栓溶解剤を利用する化学的介入 一方向の閉塞管理 : 一方向の閉塞は ルーメンは簡単にフラッシュできるが 血液を吸引できないときに存在します こ れは通常先端の位置異常が原因です 以下のいずれかによって 閉塞が解決することがあります カテーテルの再配置 患者の位置変更 患者に咳をさせる 抵抗がない場合には カテーテルを生理食塩水で強く洗い流し 血管壁から先端を移動さ 感染 : せます 注意 : HIV( ヒト免疫不全ウイルス ) またはその他血液媒介病原菌に曝露するリスクのため 医療 専門家は必ずすべての患者の看護において 一般的な血液と体液への対策を使用する必要があ ります 無菌操作は必ず厳格に守ってください カテーテル出口部位で臨床的に認識される感染症は 速やかに抗生物質で治療してください もしカテーテルを留置している患者に熱が発生したら カテーテルの出口から離れた場所から 最 小で 2 つの血液培養検査を行います もし血液培養が陽性の場合には カテーテルを直ちに取り出 し 適切な抗生物質治療を開始します カテーテルの再配置には 48 時間 間を置いてください 可 能であれば 元のカテーテル出口部位とは反対側に 挿入を行わなければなりません -8-

カテーテルの除去警告 : 適切な技術に精通した医師だけが以下の手順を試みてください 注意 : カテーテル除去の前には 必ず病院や部門のプロトコル 潜在的な合併症とその治療 警告 注意事項を確認してください 1. 出口部位とカフ位置に十分な局所麻酔薬を投与し 完全に麻酔します 2. カフの位置を確かめるため カテーテル出口トンネルを触診します 3. 適用できる場合には 2 番目のカテーテルについて繰り返します 4. 縫合翼から縫合を切断します 皮膚縫合の除去には 病院のプロトコルに従ってください 5. カテーテルと平行に カフの上 2cmを切開します 6. 指示のように鈍的および鋭利切開によってカフまで切開します 7. 見えるようになったら クランプでカフを掴みます 8. カフと挿入部位の間で カテーテルをクランプします 9. カフと出口部位の間のカテーテルを切断します トンネルの切開から カテーテルの内部部分を取り出します 10. カテーテルの残り部分 ( トンネル内の部分など ) を出口部位から取り出します 注意 : 傷の汚染が発生する可能性があるので 切開を通してカテーテルの遠位端を引っ張らないでください 11. 約 10-15 分 または出血が止まるまで トンネル基部を圧迫します 12. 切開を縫合し 最適な治癒のためドレッシングを適用します マイクロ穿刺と 6Fシースダイレーターの挿入法 : マイクロ穿刺挿入法 : 1. 標的静脈に.018" ガイドワイヤーを導入したら 4Fシースダイレーターをワイヤーの近位端に通し 標的静脈に挿入します 2. 4Fシースダイレーターを標的静脈に配置したら ガイドワイヤーとダイレーターを同時に除去します 3. 標的静脈に配置されるまで シースを通して.038" ガイドワイヤーを挿入します 4. シースを取り外し シングルルーメンカテーテルでは #8(3 ページ ) から またはダブルルーメンカテーテルでは #9(6 ページ ) から始まる方向に続けます 6Fシースダイレーターの挿入法 : 6Fシースダイレーターの挿入法は 標的静脈壁に1つの穴を通して両方の10Fルーメンを挿入するためのものです 1. 標的静脈に.038 ガイドワイヤーを置いたら 標的にガイドワイヤーの近位端から 6Fシースダイレーターを挿入します 2. その場所に既存のガイドワイヤーを残したまま ダイレーターを除去します ダイレーターを除去したら 血液の損失や空気塞栓症を防ぐために シースの開口部を塞ぎます 3. 標的静脈に正しく配置されるまで 6Fシースを通して 2 番目の.038 ガイドワイヤーを挿入します 4. 2 番目のガイドワイヤーを配置したら 6Fシースを除去し #8(3 ページ ) から始まる方向に続けます -9-

保証 Medcomp は本製品が適用される規格と仕様に従って製造されたことを保証します 患者の状態 臨床治療 製品のメンテナンスが 本製品の性能に影響することがあります 本製品は付属の説明書と 処方する医師の指示に従って使用する必要があります 継続的な製品改良のため 価格 使用 モデルは事前の予告なく変更されることがあります Medcomp は関連するすべての規制要件に準拠するため 製品または内容を変更する権利を有します Medcomp Lock Right Split Cath Hemo-Flow Vascu-Sheath は Medical Components, Inc. の登録商標です StatLock は C.R. Bard, Inc. またはその関連会社の登録商標です 参考文献 : 1. Zaleski GX, Funaki B, Lorenz JM, Garofalo RS, Moscatel MA, Rosenblum JD, Leef JA.Experience with tunneled femoral hemodialysis catheter.am J Roentgenol. 1999 Feb;172(2):493-6. -10-

SYMBOL TABLE Manufacturer Keep Dry Do Not Re-use Non-pyrogenic Keep Away from Sunlight Upper Limit of Temperature Sterilized Using Ethylene Oxide Do Not Use if Package is Damaged Use By Date Do Not Resterilize Lot Number Catalogue Number Authorized Representative in the European Community MR Conditional - 3 Tesla PN 40079 REV 1/16F