新春のごあいさつ堀江正俊全国民生委員児童委員連合会会長石井淳子厚生労働省社会 援護局長香取照幸厚生労働省雇用均等 児童家庭局長 シリーズ民生委員制度の00年 方面 委員から 民生 委員へ 情報室マイナンバー制度がはじまります いま 被災地では宮城県亘理郡山元町民生委員児童委員協議会 今月のことば 介護離職 人権啓発資料紹介広げよう地域に根ざした思いやり 206 January 平成 28 年 月 日 ( 毎月 日発行 ) 民生委員 児童委員のひろば ( 昭和 3 年 5 月 8 日第三種郵便物認可 ) 第 75 号
206 申新春のごあいさつ皆様への新春のごあいさつとして 全国民生委員児童委員連合会堀江正俊会長 厚生労働省石井淳子社会 援護局長 同香取照幸雇用均等 児童家庭局長からのメッセージをお届けします 民生委員制度創設百周年を前に全国民生委員児童委員連合会会長堀江正俊 2 J A N U A R Y 2 0 6
成二十八年の年頭にあたり 全国の民生委員 児童委員の皆様 また民生委員 児童委員活動にご協力いただいている皆様に新年のごあいさつを申しあげます 間もなく東日本大震災の発生から五年が経過します また 昨年も鹿児島県の口永良部島の噴火による全島避難や 関東 東北各県における豪雨災害等 全国各地で自然災害が相次ぎました 被災地の皆様にあらためてお見舞い申しあげますとともに 被災者のために献身的な活動をされている委員の皆様に心より敬意を表します 地域においては 経済的困窮や社会的孤立など住民が抱える課題が複雑 多様化しています 一方で 住民どうしの関係は希薄化しており あらためて地域における人と人とのつながりの再構築 そして住民参加のもとでの 支え合いの地域づくり が求められています 私たち民生委員 児童委員は これまでも安心して住み続けることができる地域社会づくりのため 常に住民に寄り添った活動に取り組んでまいりましたが これまで以上に関係機関と連携 協働し 支援を必要とするあらゆる人びとを適切な支援につなぐ つなぎ役 になるとともに 支え合いの地域づくりに取り組んでいくことが重要になっていると思います とくに近年は 虐待 犯罪被害 いじめ 不登校 非行など 子どもや子育て家庭をめぐる課題も大きくなっています すべての民生委員が児童委員であることを再認識し 子どもや子育て家庭の支援に努めていくことも重要であると考えます さて 来年(平成二十九年)には民生委員制度創設百周年を迎えます これまでの歴史を振り返ると それぞれの時代において 厳しい環境にありながらも 強い使命感と情熱をもって 常に住民の心の支えとなってこられた諸先輩方の姿があります そしてその姿は私たちに大きな力を与えてくれています 本年は一斉改選の年となります 民生委員 児童委員制度のさらなる発展を図っていくためにも 新たに迎える仲間とともに 民生委員 児童委員の存在やその活動を広く地域社会にアピールしていくと同時に 諸先輩方の想いと経験を確実に次世代に引き継いでいかねばなりません 本年は 百周年記念事業について 全国の委員の皆様のご参加とご協力を得て いよいよ本格的に取り組みを進めてまいります 皆様にご協力をお願いする全国モニター調査では 社会的孤立を背景とした地域の諸課題を明らかにすることで 民生委員 児童委員だからこそ可能な 見えづらい課題の可視化を図り その解決への取り組みにつなげるとともに 民生委員 児童委員の活動実態や負担感などについても明らかにしていきたいと考えています 今日 委員の皆様の活動上の負担の拡大や 新たな委員のなり手確保等の課題が指摘されています 昨年から準備を進めている百周年記念事業の一環として設置した これからの民生委員 児童委員制度や活動のあり方に関する検討委員会 において これまで民生委員 児童委員が果たしてきた役割 実績を振り返るとともに 現状における制度 活動上の課題を整理したうえで 今後のあり方 方向性を示していく予定としています 百周年に向けて 本年は大切な一年となります ぜひ 全国各地の民児協の皆様のご支援をお願い申しあげますとともに 種々ご意見をお寄せいただければ幸いです おわりに 本年も皆様のますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申しあげ 年頭のごあいさつとさせていただきます 平平成 28 年 月 日 ( 毎月 日発行 ) 民生委員 児童委員のひろば ( 昭和 3 年 5 月 8 日第三種郵便物認可 ) 第 75 号 3 民生委員 児童委員の
新春のごあいさつ制度の節目を更なる発展と充実の機会にんで新年のお慶びを申し上げます 民生委員 児童委員の皆様には 日頃から創意工夫を凝らしたさまざまな活動を通じて地域の福祉のためにご尽力いただいておりますことに 厚く御礼申し上げます また このところ 気候変動の影響等により自然災害が多発しております 昨年も 関東 東北豪雨等大きな自然災害に見舞われましたが 民生委員 児童委員の皆様には被災者に寄り添い 心の支えとして温かなご支援をいただきました 改めて御礼申し上げます 我が国では 急速な少子高齢化が進んでおり 人口は減少局面に入っております こうしたなか 政府においては少子高齢化の流れに歯止めをかけ 誰もが活躍できる 一億総活躍社会 の実現に向けて 希望を生み出す強い経済 夢をつむぐ子育て支援 安心につながる社会保障 を柱とする新三本の矢への取り組みとしての緊急対策を 月末にとりまとめました 社会経済情勢が大きく変化し 対応を迫られている課題は複雑化しております 例えば これまで福祉サービスは専門分野ごとに発展 充実してきたところですが 少子高齢化の進展に加え 単身世帯の増加 地縁 血縁関係の希薄化などが重なり 複合的なニーズを持つ方への適切な支援が難しくなっているという課題が指摘されております 地域全体で支える力の再構築が求められてきていると思います こうしたなかにあって 民生委員 児童委員の皆様はそれぞれの地域住民の最も身近な存在 地域福祉の要として高齢者の孤立防止や生活困窮者の自立支援 子育て支援 地域のコミュニティづくりなどの活動を展開されてこられた実績があります これまでの活動に深く敬意を表しますとともに 今後 再構築 強化が必要な地域の包括的な支援体制の確立に向けて 更にお力をお貸しいただければ幸いです また 昨年スタートしたばかりの 生活困窮者自立支援法 がその趣旨に沿って生きた運用となるよう 引き続き積極的にご協力いただきますことをご期待申し上げております 平成二十九年には民生委員制度創設から百周年を迎えます 全国各地で既にさまざまな記念事業の企画 準備が進んでいると承知しておりますが 歴史と伝統ある本制度の更なる発展と充実のため 百周年を機にこれまでの歩みを総括されることと存じます 我が国独自のこの素晴らしい制度が次の百年に向けて更に発展するためには 皆様がそのお力を十分発揮できるようにすることが重要と考えておりますので 厚生労働省としても皆様が活動しやすい環境づくりを整えるべく 力を尽くしてまいります 結びに 皆様方の益々のご発展とご多幸を祈念いたしまして 平成二十八年新春のご挨拶とさせていただきます 謹厚生労働省社会 援護局長石井淳子4 J A N U A R Y 2 0 6
新春のごあいさつすべての子どもが健やかに育つ社会の実現に向けて成二十八年の新春を迎えるにあたり 謹んでお慶び申し上げます 児童委員 主任児童委員の皆様におかれましては 日頃から 地域を見守りながら子どもや子育て家庭の状況を把握し 市町村や児童相談所などの関係機関と連携 情報共有により 地域におけるさまざまな相談 援助活動にご尽力をいただき 厚く御礼申し上げます 近年 子どもや子育て家庭の抱える状況は複雑 多様化し 近隣住民の関係が希薄化するなかで 子育ての不安や悩みを周囲に相談できず 地域から孤立している家庭などでの深刻な児童虐待の問題も起きております こうした状況を踏まえつつ 子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう 経済的に厳しいひとり親家庭等への支援の充実と併せて 社会的養護の推進 児童虐待防止対策の強化等について政策パッケージを策定し その取り組みを推進することとしております また 新たな子ども家庭福祉のあり方に関する専門委員会 において 新たな子ども家庭福祉の理念や民間との協働 アウトリーチのあり方を検討し 改めて 国 都道府県 市町村の役割と責任の分担を整理 明確化し 次期通常国会に児童福祉法等の改正案を提出できればと考えております 児童委員 主任児童委員の皆様には 子どもたちや子育て家庭の親が悩んだり 困っているときなどに 地域に潜在する声をキャッチし 必要な支援につないでいくという重要な役割を担っていただいておりますが これまで以上に 地域のアンテナ としての役割を十分発揮しつつ 貧困や虐待等の困難に直面している子どもや家庭に寄りそった役割を果たされるとともに 児童相談所や学校等の公的な関係機関との連携を進めながら 地域におけるネットワークを構築し 取り組んでいくことを期待いたします すべての子どもたちは 日本の未来を担う 社会の宝です 子どもたちが 夢と希望をもって成長していける社会の実現に向け 地域住民に寄りそった活動を続けておられる児童委員 主任児童委員の皆様の 一層のご尽力を賜れれば幸甚です 結びに 皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げ 平成二十八年新春のご挨拶とさせていただきます 平厚生労働省雇用均等 児童家庭局長香取照幸平成 28 年 月 日 ( 毎月 日発行 ) 民生委員 児童委員のひろば ( 昭和 3 年 5 月 8 日第三種郵便物認可 ) 第 75 号 5 民生委員 児童委員の
回 民生委員の名称は 戦後 昭和 談に応じる役割をその名称にお す 国民生活の幅広い課題の相 か 社会のみならず委員のなか となっていました そうしたな 員として その実施の補助機関 公的救済制度 に基づく救護委 救護法 生活保護制度に先立つ る 民生委員の名称に改めたのであ を表示し 自覚せしめるために 施策実施の協力者としての職責 民生安定の推進者 民生安定諸 かって努力するものであるから この時 民生委員への改称に にも 自らの役割を経済的困窮 者の支援のみと限定的に捉える 度見直しにあたっては 方面委 そこで 戦後の社会福祉諸制 生した生活保護制度への協力の られました これは 新たに誕 府県知事から厚生大臣へと改め 加え その委嘱者が従前の都道 員制度について 名称を含めた みならず なにより国民生活の 向きがありました 制度全体の見直しがなされるこ 幅広い課題に応じる民生委員の 役割の大きさに応じたもので ととなったのです 民 生 委 員 の 民 生 と は 国 N TIO MA 第 月 の 民 生 委 員 令 に よ いて明らかにしたといえます 年 り それまでの方面委員から改 こ の 点 に つ い て 民生委員 制度 年史 は以下のように紹 められたということは 皆様ご 存じのとおりです 介しています 子の福祉 老人の福祉 家庭上の 民生委員は 元来単に貧困者 方 面 委 員 の 方 面 と は 地 諸問題 保健衛生等広く地域の 名 称 と さ れ た の か 今 回 は そ 域 を表していました 戦前 方 福 祉 増 進 を 心 掛 け そ れ に 向 の援護指導のみでなく 児童 母 面委員は昭和 年に施行された の点についてご紹介します それではなぜ民生委員という 40 あったのです 平 公正な社会の実現 をめざし 化 国民の利便性の向上 公 マイナンバー制度は 行政の効率 個人番号 制度が始まります いよいよ今月からマイナンバー ますが 病歴 収入といったプラ 所 個人番号等の情報が記録され 個人番号カードには 氏名 住 号カード の交付も始まります 写真とICチップ付きの 個人番 今月からは本人申請に基づき 顔 マイナンバー制度がはじまります すべての国民に 桁の数字番号を 交付し 行政手続き等さまざまな ません なお 個人番号カードと イバシー性の高い情報は記録され 従前の 住民基本台帳カード と の重複所持はできなくなります をかたった詐欺事件も発生してい 最近では マイナンバー漏えい 今月から順次 社会保障 税 ます 民生委員には高齢者等から 相談があった場合に マイ ナンバーは一生使用する大 切な番号であること 今後 介護や医療サービスの利 用の際に提示が必要となること マイ ナンバーは むやみに他人 に教えるべきものではないこと 時の支援制度利用といった場面で 提示が求められます などの正しい情報提供が期待され ています ぜひ民児協として市区 いては 通知カード の送付に と思います からの相談にご対応いただければ 町村行政とよく相談のうえ 住民 より行なわれているところですが 人ひとりのマイナンバーにつ 個人番号カードの交付も 開始 介護や医療サービスの利用 災害 とえば高齢者の年金給付手続き 福祉等の利用手続きが該当し た 社会保障分野では 年金 医療 イナンバーが必要となります 災害対策に関する行政手続きでマ 今月から順次利用を開始 紙昨年 月号情報室を参照 場面で利用していくものです 本 2 9 民 の 生 活 生 計 と い う 意 味 で Y R A U N A J 6 6 0 2 9 2 情報室 7 IN JANUARY 2 0 6 100年 R FO 3 方面 委員から 民生 委員へ 民生委員制度の シリーズ
平成28年月日 毎月日発行 民生委員 児童委員のひろば 昭和3年5月8日第三種郵便物認可 第75号 東日本大震災 いま 被災地では 大震災に遭遇して 宮城県亘理郡山元町民生委員児童委員協議会会長 今月 の ば と こ 介護離職 山元町は宮城県と福島県の太 の活動も増加し またその内容 宅に入る方が多くなり 私たち の介護のために 現在の仕事を退職す 介 護 離 職 と は 親 な ど 身 近 な 人 ズの高い都市部を中心に 在宅 施設 な介護サービスの確保 に向け ニー 国 は 介 護 離 職 を 防 ぐ た め に 必 要 伊藤長栄 平洋側県境に位置し 東日本大 も多岐にわたっています そこ ることをいいます 介護に専念せざる 介護の基盤整備を進めるとともに 働 急 速 に 進 む 高 齢 化 や 認 知 症 高 齢 者 の 増 加 の な か 家 族 の 介 護 の た め に 仕 事 を 辞 め る 人 が 増 え て い ま す 政 府 は 一 億 総 活 躍 社 会 実 現 に 向 け 介 護 離 職 ゼ ロ を め ざ す と し て い ま す そ こ で 今 月 は こ の 介 護 離 職 に つ い て ご 紹 介 し ま す 震災で多くの町民の命が失われ で 元々の地域のほかに新たに を得ない場合 また介護との両立のた く家族等を支える環境づくり として わが国では年間 万人程度の介護離職 者がいるとされています 年 月までの 万人 女性が 年間に 総 務 省 の 就 業 構 造 基 本 調 査 に よ れ ば 平 成 介護のために離職 転職した人は 万人で 男性が 等による家族への相談機能の強化 情 関しては 介護従事者の不足が指摘さ 一方で 介護サービスの基盤整備に 報提供などを進めるとしています 場環境の整備 地域包括支援センター 介護休業が取得しやすい制度改革 職 介護離職の防止のために 家屋 田畑も甚大な被害を受け 担当を設け 皆でケースを共有 めの短時間労働等への転職を合わせ 町には新市街地 つばめの杜 年間 万人が離職 ました し 協力しながら一丸となって 民生委員も 一人暮らしの方 が犠牲になりました 命を懸け ができ 被災した常磐線や特産 取り組んでいます て活動を遂行したその思いや尊 品のいちごやほっきなども急 の安否確認に向かう途中 2名 い足跡を大切にするとともに ピッチで復旧 復興から再生 全 国 の 皆 さ ん に は 災害に巻 万人となっています 割近 万人もの介護人材 が不足するとされています 2025年には れています 厚生労働省の推計によれ 代が多く それぞれ ば 団塊の世代が後期高齢者となる 代 離職者の年代層としては 男女とも に 私たち民生委員としても 全 共に進めていくべき重要な課題となっ 従事者の処遇改善 業務の効率化等も 介 護 離 職 ゼ ロ の 実 現 の た め に も 高年の子どもが親を介護するなかで ています まう危険性なども指摘されています 7 の 員 委 員 児 童 37 親子ともに社会的孤立状態に陥ってし くを占めています な っ て し ま う の で ま ず 自 分 生活や福祉のために地域ととも 介護離職の問題は 収入の減少やそ 震災後 町は人口流出が進む に進んでいこうと考えています 国からの温かい支援に感謝しな 一 方 仮 設 住 宅 そ し て 復 興 住 の命を第一にする こと を伝え さらなる発展へと向かっていま 0 の喪失による経済的問題 さらには中 き込まれ 命を落としては 民生 0 がら 引き続き住民のよりよい す 9 2 させていただきます 委員としての活動ができなく 7 委 24 60 生 民 0 0 8 50
人権啓発 資料紹介 人権啓発冊子 ご注文はFAXまたは Eメールにて承ります 同和問題の今 そして未来に向けて FA X 03-5777-803 すべてのひとの人権のために Eメール sales@jinken.or.jp 次の各項目をご記入のうえ 販売 担当までお送りください お支払い は 商品到着後となります ご注文の際は ご希望の資料名を 必ずご記入ください 平成27年月発行 A5判 72ページ 価格 500円 税抜 送料別 資料名 数 同和問題はもう終わった のか 主な内容 お 名前 ご所属 組織名 部課局名 965 昭和40 年に 同和問題の解決 は国の責務であり 国民的課題である と明記した同和対策審議会答申が出され てから 昨 平成27 年で50年の節目を 迎えました その間 それぞれの地域における住宅 や道路等の環境は改善されましたが 人 びとの差別意識が完全になくなったとは いえません 本書は 公益財団法人人権教育啓発推 進センター上級特別研究員の稲積謙次郎 さん ジャーナリスト 元総務庁地域改 善対策協議会委員 が 同和問題の 今 と これから をジャーナリストの視点 送 付先の郵便番号 所在地 電話番号 ご希望のお支払い方法 銀行振込または郵便振替 購 入区分 個人購入または公用購入 公用での購入等で請求書の宛名 のご指定がある場合は その旨を 明記してください 商品は 在庫僅少の場合を除き 2 週間以内に発送いたします お問い合わせ先 公財 人権教育啓発推進センター 05-002 東京都港区芝大門2-0-2 KDX 芝大門ビル 4F TEL.03-5777-802 ホームページ http://www.jinken.or.jp/item 今日の人権課題を考える 六つのキーワード 寝た子を起こすな論の正体 事実をオープンにすることが 正常化の最大の近道 2世紀は 人権の世紀 の意味 から分析し その本質に迫ったもので す 同和問題理解のために誰にでもわかり やすい内容であり 人権啓発活動に取り 組む方にとって大変参考となる書です ぜひご一読ください 民 鏡 越川 年 静岡県民生委員児童委員協議会会長 本誌編集委員 明けましておめでとうございます 今 年こそ良い年にしたいものです と書き 添えてある年賀状を見ると 世の中はそ れだけ良くない事が多いからだと思いま す 昨年も火山の噴火や水害など自然災 害に見舞われ 尊い命を犠牲にされたり 長い間 避難所生活を余儀なくされた方 がたがおられました 自然の力は偉大で 災害を根絶することはとても人間の力で は及びません しかし知恵をもって災害 を小さくすることができるのも人間です 民生委員 児童委員もその一端を担えれ ば幸いです 早いもので今年は一斉改 選の年になります 私たちの活動は経験 がものを言うことを実感されている方も 多いことと思います 年齢や体調の関係 でやむなく今期で退任される方もおられ るでしょうが できることなら現任委員 平成28年月日発行 毎月回日発行 第75号 昭和3年5月8日 第三種郵便物認可 発行所 全国社会福祉協議会 00-8980 東京都千代田区霞が関3-3-2 電話03-358-6747 発行人 渋谷 篤男 編集人 池上 実 定 価 部0円 購読料は会費に含む の多くの方がたが来期も留任されること 月号 を期待しています 委員のなり手不足 が指摘されていますが スムーズな改選 のためには 地域との密接な連携により 私たちの活動内容を住民の皆さんに十分 にご理解いただくことが重要です その ためにも ぜひ日頃から自治会 町内会 との連携に努めましょう いじめも部落差別も同根 ホームページをご活用ください 206 JANUARY 全民児連ホームページでは 民生委員 児童委員 制度や活動に関わる参考資料 また東日本大震 災の被災地民児協における活動状況等を掲載し ています 民生委員 児童委員専用ページをご覧いただくた めには 次のパスワードを入力してください パスワード 20320 本紙のバックナンバーについ ては 全民児連ホームページ 民生委員 児童委員専用ペー ジ にてご覧いただけます 必 要なパスワードは左記のとお りです ホームページのご案内 雄大な富士と梅の花が 新年の訪れを 祝っています 全国民生委員児童委員連合会のホームページ 全国民生委員互助共励事業のホームページ 全民児連 で検索 互助共励 で検索