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1 9 消安第 号 環自野発第 号 平成 19 年 12 月 10 日 関係団体の長 殿 農林水産省消費 安全局長 農林水産省農林水産技術会議事務局長 林野庁長官 環境省自然環境局長 農林水産大臣がその生産又は流通を所管する遺伝子組換え植物に係る第一種使 用規程の

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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1. 取組の背景射水市大門地域は 10a 区画の未整備な湿田が多く 営農上の大きな障害となっていた 昭和 62 年に下条地区で県内初の大区画圃場整備が実施されたのを皮切りに 順次圃場整備が進んでいる 大区画圃場整備事業が現在の 経営体育成基盤整備事業 になってからは 農地集積に加えて法人化等の担い手

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4 奨励品種決定調査 (1) 奨励品種決定調査の種類ア基本調査供試される品種につき 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験その他の方法によりその特性の概略を明らかにする イ現地調査県内の自然的経済的条件を勘案して区分した地域 ( 以下 奨励品種適応地域 という ) ごとに 栽培試験を行うことに

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2. イネ科花粉症原因植物 ( 外来牧草類 ) 既存文献等からイネ科花粉症の原因植物をリストアップすると 表 -1 の通りである 日本におけるイネ科花粉症の原因植物は 特に春 ~ 初夏に開花する寒地型の外来牧草類が主体である これらの外来牧草類は 本来牧草地等に導入されたものであるが 生育が旺盛であ

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5 事務局 審査会の事務局は 福島県農林水産部農業振興課におく 第 5 奨励品種決定調査の実施県は 奨励品種の決定に当たっては 奨励品種決定調査を行うものとする 1 奨励品種決定調査の種類 (1) 基本調査供試される品種について 県内での普及に適するか否かについて 栽培試験等によりその特性の概略を明

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1. 地 域 概 況 1 岐 地 阜 域 県 海 概 津 況 市 は 県 最 南 端 に 位 置 し 木 曽 長 良 岐 阜 県 海 津 市 は 県 最 南 端 に 位 置 し 木 曽 揖 斐 三 大 河 川 が 合 流 する 地 域 で 東 部 に 愛 知 県 西 長 良 揖 斐 三 大 河 川

書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

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上記課題を解決するために 本発明に係る雑草抑制方法は 雑草生育地に対してセンチピートグラスの種子の吹き付け施工を行い 前記雑草生育地をセンチピードグラスにより緑化することで 雑草の発生を抑制する雑草抑制方法において 春の時期に 前記雑草生育地に対して除草剤を散布する春の除草剤散布工程と 春から秋にか

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

第 5 条保健所長は 必要に応じ 巡回指導を行い 営業施設の設置状況等の把握に努めるものとする 2 保健所長は 前項の調査の結果 別表に定める基準に適合しないと認めるときは 営業者等に対し 必要な措置を講ずるよう指導し 又は勧告するものとする 附則 この要綱は 平成 15 年 4 月 1 日から施行

図、表、写真等

目次 1. 本書の利用方法 p.1 2. 著作権 p.1 3. 免責事項 p.1 4. 用語の定義と説明 p.1 A. 団体の管理体制 1. 団体の基本情報と責任の明確化 p.3 2. 契約の管理 p.4 3. 団体 農場管理マニュアル p.5 B. 団体 農場管理マニュアルに基づく管理の実践とその

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

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( メール施行 ) 薬第 号平成 29 年 2 月 14 日 各保健所 支所長殿 ( 薬事担当班扱い ) 保健福祉部長 ( 公印省略 ) 温泉資源の保護に関するガイドライン ( 地熱発電関係 ) の一部改正に伴う運用について ( 通知 ) 温泉資源の保護に関するガイドライン ( 地熱

欄の記載方法について 原則として 都道府県毎の天然更新完了基準に定められた更新調査 ( 標準地調査 ) の結果を元に造林本数欄に更新本数を記載する ただし 調査せずとも天然更新完了基準を明らかに満たしていると判断できる場合 ( 例えば 小面積の伐採等 ) には 造林地の写真その他の更新状況のわかる資

自然とともに社会のために働く 種苗管理センターの仕事 種苗は 作物栽培にとって 土壌 天候 ほ場管理などと共にとても重要です いい種子がなければいい作物はできません また 新たな特徴のある花 病気抵抗性や収量を向上させた作物など 新しい品種が次々と生み出されています これら新品種は 育成した者と社会

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第 遺伝子組換え作物の栽培計画書 ( 様式 ) 平成 年度遺伝子組換え作物栽培計画書 宮城県知事殿 平成 年 月 0 日 郵便番号 0- 住 所仙台市青葉区片平 -- 電話番号 0--0 氏 名国立大学法人東北大学総長里見進 印 遺伝子組換え作物の栽培に関する指針 第 の規定により, 下記のとおり届け出ます 栽培の目的私たちは, イネの個葉光合成の改善と生産性の向上を目指して, 光合成炭酸固定酵素 Rubisco (ribulose-, -bisphosphate carboxylase/oxygenase) を増強する研究を行っている 遺伝子組換え操作により Rubisco 酵素を過剰生産させた形質転換体イネと逆に Rubisco の生産を抑制した形質転換体イネを作出した 平成 年度は, 東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター内の隔離ほ場 ( 隔離ほ場 ) を利用し, これら 系統のイネと非組換えイネとをほ場レベルで比較栽培する 年計画の初年度の作付けを行った 本年度は, この昨年度の作付け結果より得られた知見を活かし, ほ場の窒素濃度 が, 系統の形質転換体イネの個体生育と収量に与える影響を評価したいと考えている 試験栽培に使用する第一種使用規程承認作物は, 昨年度と同様に, 以下の 系統である () Rubisco 過剰生産イネ (RBCS-sense, Oryza sativa L.) (Sr-) Rubisco の小サブユニット遺伝子 RBCS をイネ ( 品種 : 能登ひかり ) にセンス方向に導入し,Rubisco 酵素のタンパク質量を増加させた系統 () Rubisco 生産抑制イネ (RBCS-antisense, Oryza sativa L.) (AS- ) Rubisco の小サブユニット遺伝子 RBCS をイネ ( 品種 : 能登ひかり ) にアンチセンス方向に導入し,Rubisco 酵素のタンパク質量を減少させた系統 平成 年度の試験は, 昨年度に引き続き, 隔離ほ場で上記 系統の形質転換体イネと親株である能登ひかり ( 非組換えイネ ) を栽培し, 定期的に生育, 及び最終的には詳細な収量調査を行う 得られる結果よ

り, イネの Rubisco 酵素の増減と土壌窒素濃度の違いが, 個体生育や 生産性に与える影響を, ほ場レベルで評価する 栽培管理責任者名 連絡先 栽培従事者一覧添付 ( 別添図表 ) 氏名 : 牧野周 ( フリカ ナ : マキノアマネ ) 住所 :0-0 仙台市青葉区荒巻字青葉 - 東北大学大学院農学研究科連絡先 ( 電話 ):0-- 作物名 品種名作物名 : イネ品種名 : 能登ひかり ( ノトヒカリ ) 第一種使用規程 承認年月日 : 平成 年 月 日 使用期間 : 平成 年 月 日 ~ 平成 0 年 月 日 栽培ほ場の地名 地番構造 規模 ほ場 施設図面添付 ( 別添図表 ) 周辺への周知状況 説明会等で使用する図表添付 宮城県大崎市鳴子温泉字蓬田 東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター隔離ほ場 ( 通称, 隔離ほ場 ) 及び隔離ほ場内施設 ( 実験室 物置 ビニールハウス ) ( 北緯 ', 東経 0 ', 標高 0 m) 露地 規模隔離ほ場,0 m のうち, 畦畔部分を含む砂質水田 00 m を使用 ( 尚, 畦畔部分を除く作付け可能な面積は, m ) 説明会の開催 : 平成 年 月上旬説明会の場所 : 東北大学川渡共同セミナーセンター, 第 研修室参集範囲 : 周辺住民, 一般市民, 消費者団体, 報道関係者 ( 別添図表 ) 栽培期間播種 定植 収穫の予定 作業工程表を添付 ( 別添図表 及び) 栽培期間 : 平成 年 月 日より平成 0 年 月 日まで平成 年度作付け計画. 施肥 : 平成 年 月 ~ 月 ( 別添図表 ) 隔離ほ場砂質水田を, 高窒素区, 標準窒素区, 低窒素区に, 三分割する 基肥として, いずれの区にもカリ及びリンを,KO,POとして, それぞれ~0 kg/0a 施肥する 窒素については, 以下の通りとする 標準窒素区 (SN 区 ) 基肥 ; N: kg/0a, 追肥 ( 分げつ期, 及び幼穂形成期 ); N: k g/0a x 回 ) 高窒素区 (HN 区 ) 基肥 ; N: kg/0a + kg/0a ( 緩効性肥料 ), 追肥 ( 分げつ期, 幼穂形成期, 及び減数分裂期 ); N: kg/0a x 回 ) 低窒素区 (LN 区 ) 基肥 ; N:0 kg/0a, 追肥 ; N:0 kg/0a

* 尚, 生育の状況により追肥の窒素肥料量と回数に変更の場合あり. 播種 : 平成 年 月上旬非組換えイネ ( 能登ひかり ),Rubisco 過剰生産イネ (Sr-), 及びR ubisco 生産抑制イネ (AS-) の各系統を, それぞれ,000 粒 ( 約 0 g) を使用する. 定植 ( 田植え ): 平成 年 月上旬隔離ほ場砂質水田を三分割し, 畝幅 株間 0 cm 間隔の一株 本 (0 株 / 坪 ) 植えで, 非組換えイネ ( 能登ひかり ),Rubisco 過剰生産イネ, 及びRubisco 生産抑制イネを, それぞれ約,00 株, 植え付ける 尚, 播種及び定植は, 手作業または機械 ( 田植機 ; クボタ歩行型 sp- ) で行う. 収穫 ( 稲刈り ): 平成 年 月中下旬収穫は, 手作業または刈取機 ( イセキ農機株式会社 R L0 条刈り ) を使用し行う予定である 標準窒素区では, 非組換えイネ ( 能登ひかり ),Rubisco 過剰生産イネ, 及びRubisco 生産抑制イネで, それぞれ約 0 g/ 株, 約 g/ 株, 約 g/ 株, 乾籾重での収量が期待できる 看板設置. 乾燥, 腐食処理, 収量調査など : 平成 年 月中下旬以降収穫は, 手作業, または, 刈取機 ( イセキ農機株式会社 RL0 条刈り ) を利用して行う 稲刈り後, 非組換えイネ ( 能登ひかり ),Ru bisco 過剰生産イネ, 及びRubisco 生産抑制イネは, 隔離ほ場内の 二重構造専用乾燥小屋 ( 通称 ; 乾燥小屋 ) 内で自然乾燥させる 乾燥後( ヶ月程度 ), 収量に関する調査を実施する 解析に用いない不要なイネは, 隔離ほ場内に施工した溝 ( 長さ約 0 m, 幅約 m, 深さ約 m) に投棄した後, 土で埋没させ腐食処理を行う 平成 年 月 日設置済み

種苗購入先購入はしない 購入量 保管方法 同種栽培作物との距離 周辺地図を添付 ( 別添図表 ) 交雑防止措置 ( 別添図表 ) 交雑の有無の確認 ( 別添図表 ) なし保管することはない作物名 : イネ距離 ( 最短 ) 00 m 同種 近縁種との距離 ( 最短 ) 00 m * 平成 年度に準じて行う 第一種使用規程承認組換え作物栽培実験指針 の隔離距離による交雑防止措置に従う なお, 本組換えイネの栽培する隔離ほ場から同種の栽培イネが栽培されている最も近いほ場は, 川渡フィールドセンター内の研究ほ場で約 00 m, 一般農家のほ場で 00 m である このことは, 指針で示されている 0 m 以上隔離し組換えイネを栽培する という条件を満たしている また, 当隔離ほ場の周囲は, 高さ cm のメッシュフェンスで囲われ, かつ, 隔離ほ場から研究及び一般ほ場側の三方は, 高さ約 0 m の樹木 ( 防風林 ) が覆っている さらに, 出穂約 週間前から収穫時まで, 防雀網 (0 mm メッシュ ) を設置する * 平成 年度に準じて行う 変更点は, 下線で記す 花粉トラップを, 開花予定日 週間前より, 隔離ほ場の内外に設置する 使用する砂質水田内に風速計を設置し, 開花期の 分間の平均風速が m/s を越える などの花粉飛散の恐れ, またはその可能性が発生したと判断された場合は, 交雑の有無を確認するため, 以下の実験を行う 尚 風力計は 隔離ほ場中央部により近い位置の砂質水田内に設置することとする 設置した花粉トラップに採取された花粉を Single Pollen Genotyping 法 ( 花粉一粒からの遺伝子型決定法 ) により, 組換えイネの花粉が飛散しているか否かを判別する 本方法に従い, 交雑の可能性を判別する また, 栽培区画内 ( 防雀網内 ) の試験区の周囲に親株の能登ひかりを生育検定用とは別に移植, 栽培し, 交雑の有無を確認する確認方法は,Rubisco 過剰生産イネには, 導入したセンス RBCS 遺伝子にハイグロマイシン耐性遺伝子 (HPT 遺伝子 ) が, また,Rubisco 生産抑制イネには, 導入したアンチセンス RBCS 遺伝子にビアラホス耐性遺伝子 (bar 遺伝子 ) が連結されている そのため, 花粉, 及び実った種子の一部を回収し, 導入遺伝子, または薬剤耐性 ( ハイグロマイシン耐性またはビアラホス耐性 ) の有無を確認する

混入防止措置 * 平成 年度に準じて行う 変更点は, 下線で記す () 承認された組換えイネ, 実験対照及び水田機能維持のために栽培するイネ以外の植物が隔離ほ場内で生育することを最小限に抑える () 播種は, 全て手作業で行い, 定植は, 手植え, または, 田植機 ( ク ボタ歩行型 sp-) を使用して行う 残苗は, オートクレーブ ( 0 分 atm) により不活化し, その後に廃棄する () 開花前から収穫時まで栽培箇所全体を防雀網で覆い, また地面と防雀網の接地部分は隙間ができないように網を, 平成 年度に購入した 鉄管 を用いて地面に密着させ, 栽培区域内への野鳥や小動物等の進入を防止する () イネの刈取り作業は鎌を使用した手作業, または, 刈取機 ( イセキ農機株式会社 R L0 条刈り ) を使用して行う 刈り取ったイネは, 収量調査を行うまで, 隔離ほ場内の 乾燥小屋 内に設置する乾燥棚に掛け, 自然乾燥を行う 乾燥小屋 の出入りの際は, 迅速に扉の開閉を行うことにより, 野鳥や小動物等の侵入を防止する さらに, 野鳥や小動物等の侵入口となりうる 乾燥小屋 の破損の有無を, 定期的に監視するとともに維持管理を徹底して行う 特に, 乾燥小屋 と地面と接触面に, 野鳥や小動物等の侵入口がないかについては, 重点的に監視を行う 脱穀に関しては, 機器類を使用せずに隔離ほ場の実験室内で手作業により行う 籾摺り作業に関しては, 隔離ほ場の実験室内において, 籾すり機 ( オータケインペラ籾摺り機 FCK) を使用して行う なお, 収量調査終了後のサンプル ( 藁, 籾殻, 玄米等 ), ならびに乾燥時の 乾燥小屋 内, 隔離ほ場の実験室内での落ち穂, こぼれ籾等は回収し, オートクレーブ ( 0 分 atm) により不活化後に廃棄する または隔離ほ場内の栽培区画外に約 m の深さに埋め込むことで廃棄する なお, 埋め込んだイネ種子の生命力 ( 発芽力 ) に関して, 平成 0 年 月までに調査を行う () 隔離ほ場内で栽培したイネの残渣, 種子及び発生した植物は, 試 験終了後に回収し, 漏出しないような容器に納め, オートクレーブ

( 0 分 atm) により不活化し廃棄する また, 隔離ほ場内の栽培区画外に約 m の深さに埋め込むことで廃棄する さらに, 試験終了後, 栽培区画内は, トラクター ( ヤンマーエコトラ EG) を用いて, 栽培区画の収穫残渣の鋤込み作業を, 必ず複数回, 行う () 隔離ほ場で使用した機械, 器具, 及び隔離ほ場で作業した者の靴等は, 作業終了後に, 隔離ほ場内で洗浄し, 隔離ほ場内の植物残渣, 土等を外に持ち出さないことに細心の注意を払い, 形質転換体イネが隔離ほ場外に持ち出されることを防止する 隔離ほ場の用水は, 沢よりポンプで汲み上げられ, 貯水池へと溜められる 排水路は, 隔離ほ場を周回する形で設置されており, 排水は, 再び貯水池へと流入し, 外部へは漏出しない () 隔離ほ場維持管理責任者を置き, 隔離ほ場の設備が本来有する 機能を発揮するよう維持及び管理を行う () 栽培のために使用した種子, 及び, 収穫した組換え体イネの種子に関しては, 種子管理及び記録責任者を置き, 数量管理を実施し, 記録する 種子の保管に関しては, 施錠をした専用保管庫で行い, 盗難防止等に留意する () 隔離ほ場維入退記録責任者を置き, 隔離ほ場の出入り口は, 常時, 施錠し, その鍵の管理は細心の注意を払い行う 関係者以外の立入を厳格に禁ずる また, 隔離ほ場への入退を行った者は, その度に, 記録簿に氏名, 所属, 日付等を記載することとする さらに, 形質転換イネ, 及びその種子を始めとした隔離ほ場の施設及び備品等に対し, 第三者による盗難や破壊行為等が無きよう監視を行う 尚, 隔離ほ場には, 防犯用のカメラを設置しており, これらのカメラにより記録された映像を, 定期的に精査する (0) 隔離ほ場での作業時の服装は, 通常の農作業着を着用する 農作業着は, 常に清浄に保つこととする また, 開花期の作業などで, 作業着に花粉が付着した可能性がある場合は, 作業着ごとオートクレーブ ( 0 分 atm) で花粉の不活化を行い, 作業着ごと廃棄する また, 形質転換イネを運搬する際は, 手袋及びマスク

と共に, 必要に応じて防護用眼鏡を着用する 収穫物 運搬方法保管 ( 場所 方法 ) 出荷先 () () から (0) に掲げる事項を, 隔離ほ場を使用する者は, 徹底的に 遵守する * 平成 年度に準じて行う 組換えイネを隔離ほ場外に運搬する場合は, 組換えイネが漏出しな いような構造の容器, または, 厚手のビニールを二重にしたものに納 めて輸送する また, 運搬時には, 容器を落下させたり, ビニールを 傷つけたりすることなきように細心の注意を払う * 平成 年度に準じて行う 組換えイネを保管する場合は, 組換えイネが漏出しないような構造の容器内に納めて保管する 収穫した種子は, 全て研究材料として分析を行う よって, 出荷することはない ほ場 収穫残さの処理 * 平成 年度に準じて行う 隔離ほ場内で栽培したイネの残渣, 種子及び発生した植物は, 試験 次期 ( 次年度 ) 作のほ場利 用計画及び後作の収穫物 の扱い 終了後回収し, 漏出しないような容器に納め, その後, オートクレー ブ ( 0 分 atm) により不活化して廃棄する または, 隔離 ほ場内の栽培区画外に, 約 m の深さに鋤込むことで廃棄する さら に, 試験終了後, 栽培区画内は, トラクター ( ヤンマーエコトラ E G) を用いて, 隔離ほ場内栽培区画の収穫残渣の鋤込み作業を行 う 平成 年度に隔離ほ場砂質水田にて栽培を行い 収穫後に腐食処理 のために鋤き込んだ 系統の形質転換イネの種子に関しては 平成 年 月までに掘り起こし その後 発芽試験を行い 発芽能が失われ ていることを確認する 本試験栽培は, 隔離ほ場内の砂質水田 (0 m x m; 00 m ) 内で平成 年 月末日まで継続して行うことを計画している

平成 年度遺伝子組換え作物栽培計画書 別添図表

別添図表 隔離ほ場従事者一覧 平成年度 隔離ほ場栽培従事者一覧 業務管理責任者 金山 喜則 東北大学遺伝子組換え実験安全専門委員 業務管理主任者 牧野 周 東北大学大学院農学研究科 教授 隔離ほ場管理者 渋谷 暁一 東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィール ド教育研究センター環境農林科長 業務従事者 前 忠彦 石田 宏幸 鈴木 雄二 田副 雄士 菅波 真央 渡邊 まり 小倉 真紀 尹 郭敬 東北大学 名誉教授 東北大学大学院農学研究科 岩手大学農学部 准教授 東北大学大学院農学研究科 東北大学大学院農学研究科 東北大学大学院農学研究科 東北大学農学部 年 東北大学大学院農学研究科 准教授 特任助教 博士課程後期年 博士課程前期年 研究員 業務従事者 種子管理及び記録責任者 隔離ほ場維持管理及び入退記録責任者 石山 敬貴 東北大学大学院農学研究科 特任助教

隔離ほ場俯瞰図別添図表 東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター隔離ほ場 ( 通称, 隔離ほ場 ) および隔離ほ場内施設 ( 北緯 ', 東経 0 ', 標高 0 m) 図 農場施設所在地 () 図 農場施設所在地 () http://www.agri.tohoku.ac.jp/noujou/access.html 図 東北大学大学院農学研究センター付属複合フィールド教育研究センター周辺隔離ほ場の試験区から 最も近い一般農家ほ場 ( イネ栽培水田 ) までの距離は 約 00 m また 最も近いセンター内の研究ほ場は約 00 mである 赤線は付属複合生態フィールド教育研究センターの敷地を示す 図 組換え植物隔離ほ場の概略と栽培予定試験区

情報公開 別添資料 - 住民説明会案内

情報公開 別添資料 - 住民説明会案内

作業工程表 別添資料 平成 年度 隔離ほ場作業工程表 月日水田作業等管理作業情報公開, 査察備考 0 上旬 住民説明会播種 下旬 施肥 ( 基肥 ) 東北大学川渡共同セミナーセンター 隔離ほ場 川渡 上旬 宮城県査察 隔離ほ場 川渡 中旬 草刈り田植え ( 定植 ) 下旬 宮城県査察 隔離ほ場 川渡 成長解析 草丈, 分げつ数,SPAD 上旬 施肥 ( つなぎ肥 ) 草刈り 下旬 草刈り 成長解析 草丈, 分げつ数,SPAD 上旬 風速計設置 施肥 ( 穂肥 ) 防雀網設置 中旬 花粉トラップ設置草刈り 宮城県査察 隔離ほ場 川渡 開花 ( 出穂 ) 上旬 成長解析 草丈, 穂数,SPAD 草刈り 下旬 草刈り 上旬 成長解析 草丈, 穂数,SPAD 中旬 稲刈り 中下旬 落穂拾いほ場残渣の埋め込み 上旬 宮城県査察隔離ほ場 川渡水田の耕起作業 回目 中旬 乾燥イネの運搬 川渡 青葉山 上旬 水田の耕起作業 回目 中旬施肥 ( 基肥, コンポスト散布 )

作業工程表 別添資料 隔離ほ場砂質水田における作付け模式図 黒ボク水田側 LN. m 0 SN. m 0 0 HN. m 0 0 0 0 0株/m (植え付け間隔; 0 cm X. cm). m 0 0 00 0 0 0 0 0 0. m 0 0 0 0 0 0 列 0 0 列 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 株 列 0 フ. m ェ ン ス センス 歩 道 収量調査用(株) 列 0. m 成長解析用(株) 野生型 列 0 列. m アンチセンス 0 列 株 株 株 株 0株 平成年度 隔離ほ場砂質水田の作付け計画 系統の形質転換(Rubiscoセンス及びアンチセンス)及び野生型イネを 低窒素区(LH) 標準窒素区(SH) 及び高窒 素区(HN)に区分し 作付けを行う 周辺部は 野生型イネ 黄色の部分 を植えることにより 形質転換イネの花 粉飛散 及び交雑防止対策とする 基肥として 基肥として いずれの区にもカリ及びリンを KO POとして それぞれ - 0 kg/0a施肥した後で LHには 窒素肥料を一切投与せず SHには 基肥としてNを kg/0a, 追肥(分 げつ期 及び幼穂形成期) 追肥としてNを kg/0a x 回 投与する また HNには 基肥として Nを kg/0a + kg/0a (緩効性肥料) 追肥 (分げつ期 幼穂形成期 及び減数分裂期)として Nを kg/0a x 回 投与する 略語 センス; RBCSセンスイネ アンチセンス; RBCSアンチセンスイネ 野生型(非組換えイネ ノトヒカリ)

交雑防止措置 別添図表 花粉トラップの設置箇所 風 風速計 形質転換イネの花粉の飛散の有無を確認するために 開花前より花粉トラップを設置する 花粉トラップの設 置場所は 平成年度と同じ個所とする 開花期に 分間の平均風速が m/sを越える ようなことが生じた 場合 直ちに 花粉トラップを回収 PCR法を用い 花粉の飛散の有無を調査する 風速計は 昨年設置した 場所より移動させ より隔離ほ場の中心部に近い砂質水田内に設置する