縄における負担軽減については 私から普天間飛行場の5 年以内の運用停止をはじめとする基地負担の軽減に関する沖縄県の要望と これに対する日本側の取り組みについて説明を行いました ヘーゲル長官からは沖縄県民の思いを理解しつつ 日本側の取り組みに対し引き続き協力していく旨の発言がありました 沖縄の負担軽減

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実であれば このように人命を盾にとって脅迫をするということは誠に許しがたく 強い怒りを覚えているという旨を発言をし そして防衛省としましても 防衛駐在官等を通じまして 情報収集に万全を期す所存である旨を伝えたところでございます そして わが国としてもテロに屈することなく 日英で協力をして 国際社会に

No

か A: これは 受け入れがたい内容 という私の発言にすべて帰着することだと思っています Q: それは控訴する方向ということでよろしいでしょうか A: あくまでも 受け入れがたい内容 でありますので 関係機関と調整の上 適切に対応してまいりたいと思います Q: 飛行差止めに関してなのですが これは戦

朝日 TV 2015/4/18-19 原発政策安倍内閣は 今後の電力供給のあり方について検討しているなかで 2030 年時点で 電力の 2 割程度を 原子力発電で賄う方針を示しています あなたは これを支持しますか 支持しませんか? 支持する 29% 支持しない 53% わからない 答えない 18%

また 前提となる衝突や紛争といった脅威が不明確であり 在日米軍 海兵隊の出動が見込まれる事例をはじめ 具体的な説明がなく 抽象的である このような内容では 県外移設 ができない理由が説明されているとは言えず 県民の納得のいくものではない 鳩山前総理は 昨年 5 月の記者会見において 何とか県外に見つ

CV-22 オスプレイの横田飛行場への配備について CV-22 の配備について 平成 30 年 9 月 19 日北関東防衛局 スケジュール 米側からは 5 機のCV-22を本年 10 月 1 日に配備し 残り5 機については 具体的な配備の計画は未定ですが 2024 年頃までに10 機の配備を行う予

自衛隊に導入いたしまして船舶として運用することから 陸上自衛隊の使用する船舶につきましても 海上自衛隊の使用する船舶と同様に船舶安全法等の適用を除外することなどを内容としてございます また 先ほどございましたように 本法案に直接の規定ではございませんが 平成二十九年度末におきまして 万が一島嶼部を占

でも行って参りましたが 引き続き 協議の場を通じて 行っていきたいと考えております Q: 今 協議の場 ってお話ございましたけれども 具体的に 事務レベルの協議になるのかなとも思うのですが 具体的に 何か派遣したいとか いつまでに派遣したいとか 派遣なのかどうか分かりませんが いつまでに協議を始めた

大綱コンセプトの変遷 初めて策定した 51 大綱 (1976 年策定 ) においては 自らが力の空白となって我が国周辺地域における不安定要因とならないよう 必要最小限度の防衛力を保有するという考え方 すなわち 基盤的防衛力構想 を採用 その後 東西冷戦の終結といった国際情勢の変化 より安定した安全保

防止策等の検討を開始いたしております 事案の詳細につきましては 現在 調査中であるため お答えは差し控えさせて頂きますが まずは 調査委員会による調査等によって 事実関係を明らかにすることが重要であると認識しております その上で 必要な再発防止等の対応について 検討していきたいと考えております Q:

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目次 1. 調査概要 Page 2 2. 回答者属性 Page 3 3. 問 1. 地球儀を俯瞰する外交 Page 4 4. 問 2. 日本の国連安保理非常任理事国としての取組 Page 5 5. 問 3. 東アジアの安全保障政策 Page 6 6. 問 4. 女性参画推進における国際的取組 WAW


Security declaration

平和安全法制などの整備法整備の経緯 図表 Ⅱ 閣議決定 の概要と法制整備 閣議決定 の項目 概要 法制整備 警察や海上保安庁などの関係機関が それぞれの任務と権限に応じて緊密に協力して対応す 治安出動 海上 1 武力攻撃に 至らない るとの基本方針の下 対応能力を向上させ連携を強化するな

Taro-文書1

止力を維持しつつ 沖縄の負担軽減を実現していく旨述べた 両首脳は また 普天間飛行場の移設及び嘉手納以南の土地の返還計画を早期に進めていくことで一致した ( ウ ) 安倍総理より 宇宙 サイバーの分野で 日米の包括的対話を立ち上げることになったことを歓迎する旨述べた 2. アジア太平洋地域情勢 (1

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

日仏外務・防衛相共同記者会見概要 26.1.9

の自由 妨げられない通商活動 自制と 1982 年の国連海洋法条約 (UNCLOS) を含む国際法の普遍的な原則に従った紛争の平和的手段による解決を推進することの重要性を強調した 我々は ARF や ASEAN 海洋フォーラム拡大会合等を通じた情報共有や能力構築を含む 海洋安全保障及び海上の安全に関

新 日米防衛協力のための指針 ( ガイドライン )

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I. 集団的自衛権 A. 集団的自衛権とは集団的自衛権は 国際連合の成立の際に 初めて国際法上で創設され 国連憲章第 51 条に明文化された権利である 具体的には 自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を 自国が直接攻撃されていないにもかかわらず 実力をもって阻止する権利 であり 日本政府もこの

この長期にわたる紛争に対する政治的解決を達成することとマグレブ アラブ連合の加盟国間の協 力の強化は 安定および安全 同様にサヘル地域の全ての人々のための仕事 成長および機会を導き出 すことに貢献するであろうことを認識し 国際連合西サハラ住民投票監視団 (MINURSO) を含む 全ての平和維持活動

日本は BMD には欠かせない早期警戒衛星からの情報を米軍に頼っている そのこともあり 今後は グアムを含めた日本駐留の米 BMD 部隊を束ねる防空作戦司令部が日本国内にできたこ とで BMD での日米一体化をさらに進めることが課題である BMD での日米一体化における課題は どこにあるか 日米防衛

自衛隊の新たな統合運用体制への移行計画 米軍の変革と世界的な態勢の見直しといった 日米の 役割 任務 能力に関連する安全保障及び防衛政策における最近の成果と発展を 双方は認識した 1. 重点分野 この文脈で 日本及び米国は 以下の二つの分野に重点を置いて 今日の安全保障環境における 多様な課題に対応

日米同盟:

設問 6: あなたは普段どの程度国際的なニュースや情報に接しているか ( 注 ) この設問は2015 年より実施 (1) 毎日 (2) 週に2~3 回程度 (3) 週 1 回程度 (4) 月 1 回程度 8 8 (5)2~3ヶ月に1 回程度 2 3 (6)6ヶ月に

に残念でございます 今後とも 視聴者の皆様の信頼を回復できるよう最大限の努力を続けてまいる所存でございます 公表されている 4 月 7 日の会長会見の要旨を拝見いたしますと 今も会長から御答弁ございました われわれとしては 予算について誠心誠意 説明に努めたつもりだ これは公表されているもの 全文も

わが国の次期大綱では そういった戦略環境の大きなランドスライド ( 地滑り ) にともない 第 1 に基盤的防衛力構想から脱却した 日本の戦略の根底的見直し 第 2 に 今ある危機 への対処のための 南西シフト に言及しなければならない 基盤的防衛力構想からの脱却 - 日本の戦略の根底的見直し 日本

謝辞

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第4日米同盟の強化同盟強化の基盤となる取組 第 2 節 第 2 節 同盟強化の基盤となる取組 1 同盟強化の経緯 日米両国は 1960( 昭和 35) 年の日米安保条 約締結以来 民主主義の理想 人権の尊重 法の支配 そして共通の利益を基礎とした強固な同盟関係を築いてきた 1978( 昭和 53)

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HP掲載後微修正】日本側共同声明案和文

三衆議院議員稲葉誠一君提出自衛隊の海外派兵 日米安保条約等の問題に関する質問に対する答弁書一について1 我が国が安全保障理事会の常任理事国となるためには 国連憲章の改正が必要であるが 安全保障理事会の常任理事国は 国連憲章の改正についても いわゆる拒否権を有しており 一般的にいつて 国連憲章の改正に

2016 年 11 月の米大統領選でドナルド トランプ候補が勝利したことにより 日米同盟を含むアジア太平洋地域の安全保障環境は より不確実なものとなることが予想された 選挙期間中にトランプ候補が示唆した日本の核武装の容認や在日米軍の撤退は 米国が拡大抑止の提供と地域のプレゼンスを維持する一方で 日本

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ヨーロッパ正面 陸軍 海軍 空軍 海兵隊 約3.5万人 約0.6万人 約3.0万人 約0.1万人 米軍の総兵力 陸軍 海軍 空軍 海兵隊 総計 約7.2万人 1987年総計約35.4万人 DIGEST 米 国 概 1 観 約53.5万人 約31.3万人 約32.9万人 約19.6万人 総計 約137

Taro-合同委員会合意

Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を

ればならないと思っています その負担にも思いをいたしながら 沖縄の皆様方の声にしっかり 耳を傾け 信頼関係を構築しながら 負担軽減に全力で取り組んでいかなければいけない この ように考えています 笠井委員そう言われるんだったら こういう式典をやるべきじゃない 私は 沖縄だけじゃなくて 日本全体にとっ

平成 29 年 ( ワ ) 第 125 号安保法制違憲 国家賠償請求事件 原 告 阿部裕ほか224 名 被 告 国 準備書面 (3) ( 朝鮮半島有事の際の新安保法制による米軍への軍事的支援活動と他国間戦争にまきこまれる具体的現実的危険 ) 宮崎地方裁判所 民事第 2 部合議係御中 2017( 平成

( 別紙 ) 国家安全保障戦略 Ⅰ 策定の趣旨政府の最も重要な責務は 我が国の平和と安全を維持し その存立を全うすることである 我が国の安全保障 ( 以下 国家安全保障 という ) をめぐる環境が一層厳しさを増している中 豊かで平和な社会を引き続き発展させていくためには 我が国の国益を長期的視点から

平和維持活動業績資料を含む 平和維持活動の有効性に関する資料が 明快で十分に特定された達成条件に基づいて 派遣団の活動の分析と評価を改善するために用いられることを確保するという事務総長への安保理の要請を想起し 派遣団が その職務権限を効果的に実行するために必要とされる技能と柔軟性を保持するような M

1 自衛隊に対する関心 問 1 あなたは自衛隊について関心がありますか この中から 1 つだけお答えください 平成 30 年 1 月 関心がある ( 小計 ) 67.8% 非常に関心がある 14.9% ある程度関心がある 52.9% 関心がない ( 小計 ) 31.4% あまり関心がない 25.9%

新たな防衛計画の大綱に向けた提言

わが国周辺の安全保障環境 18( 平成 30) 年 6 月の米朝首脳会談の共同声明において 金正恩委員長が 朝鮮半島の完全な非核化に向けた意思を 改めて文書の形で 明確に約束した意義は大きいと考えていますが 今後 北朝鮮が核 ミサイルの廃棄に向けて具体的にどのような行動をとるのかをしっかり見極めてい

Q: 今 回 南 スーダンは 見 送 ったわけですけれども 今 後 11 月 の11 次 派 遣 隊 というのもあると 思 うのですが 新 しい 駆 け 付 け 警 護 や その 辺 の 任 務 付 与 はどう 考 えていらっしゃるのかということと 今 の 訓 練 の 準 備 状 況 はどうなのでし

平成17年5月18日 豊岡市国民健康保険運営協議会シナリオ

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

平成19年6月  日

記 1. 調査結果で判明した不十分な SR に基づき販売されている商品 企業名を明らかにすべきです消費者庁 報告書 は 届出 SR の報告内容が不十分で ガイドラインに準拠していない報告内容である商品が多数販売されていることを明らかにしました 制度の根幹を揺るがす事態であることを受け止め 消費者被害

エチオピア 2017 年 2 月 エチオピアは FATF 及び ESAAMLG( 東南部アフリカ FATF 型地域体 ) と協働し 有効性強化及び技術的な欠陥に対処するため ハイレベルの政治的コミットメントを示し 同国は 国家的なアクションプランや FATF のアクションプラン履行を目的とした委員会

2 各国の動向 米国 : 世界最大の総合的な国力 中露等との 戦略的競争 同盟国等に対し 防衛のコミットメントを維持するとともに 責任分担の増加を要求 NATO: ハイブリッド戦 への対応 国防費を増加 中国 : 透明性を欠いた軍事力の強化 新領域の優勢確保を重視 一方的な現状変更の試み 東シナ海で

「諸外国の大学教授職の資格制度に関する実態調査」1

ている これに加えて 中国は 軍の艦艇や航空機による太平洋への進出を常 態化させ 我が国の北方を含む形で活動領域を一層拡大するなど より 前方の海空域における活動を拡大 活発化させている こうした中国の軍事動向等については 我が国として強く懸念してお り 今後も強い関心を持って注視していく必要がある

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第 9 部 宇宙空間における制度的枠組 第 1 章 総 論 国際社会は 宇宙空間における軍事利用を禁止又は制限する幾つかの国際的な枠組みを既に作成してきている 例えば 1967 年に発効した宇宙条約は 宇宙を宇宙空間と月その他の天体とに分け 宇宙空間については 核兵器及び他の種類の大量破壊兵器を運ぶ

2008年6月XX日

平成22 年 11月 15日

三浦市長 吉 田 英男 新年明けまして おめでとうございます 市民の皆様には 気持ちも新たに 素晴らしい新年をお 迎えになられたこととお喜び申し上げます 昨年は 消えた年金問題 薬害肝炎犠牲者への対応 安倍首相の突然の辞任 ねじれ国会 による審議の停滞など 国政においては 国民に目を向けているとは思

普天間飛行場代替施設の建設は 2014 年までの完成が目標とされる 普天間飛行場代替施設への移設は 同施設が完全に運用上の能力を備えた時に実施される 普天間飛行場の能力を代替することに関連する 航空自衛隊新田原基地及び築城基地の緊急 時の使用のための施設整備は 実地調査実施の後 普天間飛行場の返還の

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目 次 1. 改訂の趣旨 1 2. 宇宙開発利用の特性 意義及び課題 1 3. 昨今の防衛省の取組 2 4. 防衛省の宇宙開発利用に関する基本方針 3 ⑴ 宇宙空間に対する考え方 3 ⑵ 統合機動防衛力 の構築に資する宇宙開発利用のあり方 3 ⑶ 今後の重点的な取組 4 ア.3 つの視点に係る取組

2章諸外国の防衛政策など71 平成 29 年版防衛白書第第 Ⅰ 部 わが国を取り巻く安全保障環境 への転換を宣言し その新たな統治のビジョンとして外交問題などを含む今後の全ての決定は 米国の労働者とその家族に利益をもたらすために行われるとした また 同大統領は 古くからの同盟を強化するとともに新しい

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2章諸外国の防衛政策など10 平成 28 年版防衛白書第第 Ⅰ 部 わが国を取り巻く安全保障環境 アフガニスタンにおいても 15( 同 27) 年 10 月 オバマ大統領は16( 同 28) 年末までに撤収予定であった計画を見直し 同年中は現在の9,800 人の態勢を維持し 17( 同 29) 年以

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防衛装備 技術移転の現状と課題について 平成 26 年 12 月 18 日 防衛省

リスクを一方的に押し付けられているため 安全に対して不安を抱えながら日常生活を送っている 現在の第二次安倍政権は 米軍基地が存在することでこのような苦しい状況に置かれている沖縄県に対して 基地負担を軽減するどころか 普天間基地の辺野古移設によって県内の米軍基地を強化しようとしている 安倍政権のこうし

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2 新中期防の意義 防衛力整備は 最終的には各年度の予算に従い行われるが 国の防衛が国家存立の基盤であるとともに 装備品の研究開発や導入 施設整備 隊員の教育 部隊の練成などは短期になし得ないことなどを考えれば 防衛力整備は 具体的な中期的見通しに立って 継続的かつ計画的に行うことが必要である この

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2 マイケル マクデビット加藤洋一 望を持たせる兆候となる しかし その一方で 北朝鮮が長い間にわたり核開発計画を放棄してこなかった長い歴史を振り返れば 今後 北朝鮮が再び深刻な挑発に走ることを なお考えないわけにはいかない とりわけ もし北朝鮮の核とミサイルの能力が 抑制を受けないまま野放しとなれ

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

可 届け出がないということが判明いたしましたため 解除を行ったというものでございます 少しだけ補足をいたしますと 同社は 原子力規制庁との契約に際しまして 平成 19 年 10 月 15 日付で受理をされた特定労働者派遣事業の届出書の写しを提出して示しておりましたところ 入札参加資格に適合していると

れにMINUSTAH 軍事部門司令部において行われる企画及び調整の分野並びに我が国のMINUSTAHに対する協力を円滑かつ効果的に行うための連絡調整の分野における国際平和協力業務を行わしめるとともに 自衛隊の部隊等により ハイチ地震の被災者の支援等の分野における国際平和協力業務を実施することとする

2-(5)-ア①-1 日米両政府への要請活動

防衛省提出資料

Transcription:

件名 : 日米防衛相共同記者会見概要 日時平成 26 年 4 月 6 日 1053~1118 担当大臣官房広報課 場所防衛省 A 棟 2 階講堂 備考日米防衛相会談終了後 1 発表事項 ( 小野寺防衛大臣 ) 今回 ヘーゲル国防長官のアジア歴訪の最初の訪問国として日本にお立ち寄りいただき そして防衛省でお迎えできたことを大変喜ばしく思います 日米防衛相会談は昨年 10 月以来であり ここ1 年間で4 回目となります 本日も幅広い議題について忌憚のない意見交換ができ 大変有意義だと思っております 議事の紹介でありますが まず アジア太平洋地域における安全保障環境について 北朝鮮が核開発を継続し 弾道ミサイルを連続して発射するなど この地域の安全保障環境が厳しさを増していることを踏まえ 日米の緊密な連携に加え 日米韓や日米豪の協力を引き続き進めることや 東南アジア諸国との協力を強化していくことで ヘーゲル長官と一致をいたしました また 尖閣諸島に関する米国のこれまでの立場を確認し 東シナ海における力を背景とした現状変更の試みには反対するということで一致をいたしました 私から 集団的自衛権の問題についての日本国内での議論の現状について説明を行いました また わが国の防衛大綱や米国のQDR(4 年毎の国防計画の見直し ) に基づく取り組みを緊密に連携させつつ 昨年の10 月に行われました 2+2 で本年末に作業を完了することとした日米防衛協力のための指針 ( ガイドライン ) の見直しなど 幅広い日米防衛協力を着実に進め 日米同盟の抑止力や対処力を強化していくことで一致をいたしました ヘーゲル長官からは QDR にも示された米国のリバランス政策について この政策を今後とも継続する旨 発言がありました また 防衛装備移転三原則について 私からその趣旨を説明し ヘーゲル長官からこのような取り組みを歓迎する旨の発言がありました 引き続き二国間の装備 技術協力を深化させていきたいと思っております 沖 1

縄における負担軽減については 私から普天間飛行場の5 年以内の運用停止をはじめとする基地負担の軽減に関する沖縄県の要望と これに対する日本側の取り組みについて説明を行いました ヘーゲル長官からは沖縄県民の思いを理解しつつ 日本側の取り組みに対し引き続き協力していく旨の発言がありました 沖縄の負担軽減の取り組みにつき ヘーゲル長官との認識が一致したことを踏まえ 具体的な協力を一層進展させていきたいと思っております 本日の成果を踏まえ 今後とも強固な日米同盟を構築してまいります ( ヘーゲル国防長官 ) 小野寺大臣 大変ありがとうございます いつもご歓待をいただいて感謝申し上げます 東京をまた訪れることができてとても嬉しく思っております また 安倍総理大臣に対しても深く御礼を申し上げます 昨日 お時間を頂戴いたしまして いろいろな問題について討議することができました アジア 太平洋地域の問題についても幅広く討議することができました 本日 小野寺大臣と私は 我々の同盟にとって重要な多くの案件について議論する機会を得ました もう小野寺大臣がほとんど述べられたのですけれども これは昨年 10 月に東京で開かれた 2+2 会合を踏まえたものでございます また 今回の日本訪問は 4 回目のアジア太平洋地域への訪問における丁度中間地点に当たります 今回 私はハワイに寄ってまいりまして ASEAN10カ国の防衛相と会談し 次は中国を訪問いたします 小野寺大臣と私はこの両方の訪問についても ある程度詳細に意見を交換する機会を得ました 私は東南アジアにおける能力構築に対する日本の取り組みを高く評価しており 私たちはこの地域における日米の安全保障支援活動を連携させていくことの重要性を再確認いたしました また アメリカにとっては中国と建設的な関係を築くことが利益であるということ 日本にとっても重要である旨強調させていただきました 本日の中心的な議論は 北朝鮮の脅威についてでありました 北朝鮮による一連の挑発的 かつ安定を損なう行為に対し この中には国連決議に違反する最近のミサイル発射も入るのですけれども これを受けてアメリカは201 7 年までに 新たに2 隻のBMD 対応型イージス艦を日本に前方展開する計画があることを本日公表させていただきます これによって 日本を拠点とする BMD 対応型イージス艦は合計で7 隻となります 実は昨年の秋 私はアメリカのBMD 対応型イージス艦の一つを視察いたしました この配備は 10 月 2

に公表した京都府における2 基目のミサイル防衛レーダーサイトの設置 及び昨年私が決定いたしました アラスカにおける地上配備型迎撃ミサイルの増強に続くものであります このような手段によって 北朝鮮の弾道ミサイル脅威に対する日本及び米国本土の防衛力は飛躍的に強化されます 米国海軍のプレゼンスを著しく補強するこの措置は 我々の同盟を強化するとともに 北朝鮮による攻撃に対する抑止力を向上させる行動でもあります また オバマ大統領 安倍総理 朴大統領の最近の会談に引き続きまして 本日 3か国での防衛協力の深化を促進していく方法についても小野寺大臣と討議させていただきました 今月 ワシントンで開催される日米韓防衛実務者協議もこの中に入っております 小野寺大臣と私は 沖縄における ( 米軍施設 区域の ) 統合についても話し合いいたしました そして私は普天間代替施設に係る埋立承認を得るにあたっての日本の取組に関して 大臣に謝意をお伝えいたします 近々 建設が開始されることを期待しております 沖縄における米軍施設に係る負担軽減策を引き続き探求するアメリカのコミットメント 及び良き隣人でありたいという我々の願望を再確認させていただきました これらの問題は アメリカが兵力態勢を強化し 日本が世界中でその役割と関係を拡大している中 日米防衛協力のための指針の見直しの一部となるでありましょう アメリカは集団的自衛権に関する憲法解釈の再検討を含めまして 世界及び地域の平和と安定に貢献するため より積極的な役割を果たそうとする日本の取組を歓迎いたします 最後に 我々は東シナ海における重要な諸課題についても議論いたしました 私は尖閣諸島やその他の島々に関するアメリカの長年の政策の根幹を成す原則を再び表明いたしました そして我々は それらの島々が日本の施政の下にあるということ そして日米安保条約第 5 条の適用を受けることを確認いたしました 我々は条約のコミットメントを真剣に受けとめております 日本の施政権を損なおうとするような 一方的な力によるいかなる行動にも強く反対いたします 領有権の問題の平和的解決は この地域の全ての国々の利益となります アメリカにとって日本は この地域における最も強力な同盟国 最良の友好国であります 今後 アメリカがアジア太平洋地域へのリバランスを継続する中 日米の不朽の友好関係及び日米同盟が更に強固になることに疑問の余地はないはずであります ご静聴に感謝いたします ( 小野寺防衛大臣 ) 3

ありがとうございます 2 質疑応答 Q: ヘーゲル長官にお聞きします 日本政府は集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更を目指しておりますが 日米防衛協力のための指針 ( ガイドライン ) の見直しにどのような意義があると考えますか 日本の解釈変更の時期が年内までの再改訂の時期に影響が出ると思いますか また ヘーゲル長官は日本が集団的自衛権を行使できるようになった方がいいと思いますか それにより自衛隊にどのような役割を期待しますか 以上です よろしくお願いします A( ヘーゲル国防長官 ): ご質問どうもありがとうございます まず 日本が自国民にとって何が最善か 日本の利益に基づいて自衛権に関わる方針を検討し それらの方針を見直すことは 日本の責任であり 主権であります 我々と致しましては その取組を奨励 (encourage) し 支持 (support) するものであります また 日本国民のために日本政府が下す決定によって 今後ともこの重要な日米間の同盟は深化し 強化されるものと信じています Q: まず ヘーゲル長官へのご質問なのですけれども 北朝鮮との緊張関係は特に危険な段階に入りつつあるのでしょうか また 北朝鮮の政権が大規模なミサイル発射を図るですとか さらに核実験を含めて実施しそうな兆候というのはあるのでしょうか 次に 小野寺大臣にお聞きしますが なぜ日本政府は最近 北朝鮮からのいかなるミサイルを打ち落とすという命令を下し BMD 対応型護衛艦を日本海に配備したのでしょうか 北朝鮮が貴国に対しミサイル攻撃を行うという危険性が高まっているとお考えなのでしょうか A( ヘーゲル国防長官 ): 特に この1 年 1 年半の間に北朝鮮のかなり挑発的な行為 無責任な行為を目の当たりにしています 全ての政府は自国民を守り 彼らの安全を確保する責任があります 北朝鮮の継続的な挑発行為を目にする中で これらの行為に対処する備えをしておかなければなりません 同盟国 パートナー国と連携し 我々の安全を保障する上で重要だと考える方法で 今後ともこれらの行為に対処していきます 我々は 条約義務を負っているわけでありますし アメリカ本土も守らなければならない責任を我々は担っているわけです 地上配備型迎撃ミサイルをアラスカに追加配備 4

するということになったわけでありますし 更にミサイル防衛に力を入れていく所存であります Q: 日米の両防衛大臣にお伺いします ヘーゲル長官は この訪日の後に中国を訪問されるということですけれども そのアメリカがリバランス政策を維持する中で 中国は東シナ海に一方的に防空識別圏を設定するなど海洋進出を図っております この中国に対して日米でどう対処していくお考えでしょうか また 沖縄県の基地負担軽減の協力を日本側は求めておりますけれどもアメリカ側はどう応えて行きますでしょうか 日本側は更にどういうふうに求めて行きますでしょうか 具体的には オスプレイの訓練移転について どう進めて行くお考えでしょうか 両大臣にお伺いしたいと思います A( 小野寺防衛大臣 ): まず 私の方からお答えさせていただきます 中国が最近軍事費を急激に増加させているということ また 東シナ海の防空識別圏の一方的な設置のような急速に活動を拡大しております 今日 ヘーゲル長官と改めて東シナ海における力を背景とした現状変更の試みには反対をするということで一致したと思っております 私どもとしては この東アジアの地域が今後とも平和で安定するためには アメリカのリバランスが大変重要だと思っております 我が国自身の防衛力の整備の強化と 日米同盟の強化 また 日米間を含めた様々な同盟国との関係を強化するということが私どもとしては結果的にこの地域の安定に貢献し そしてまたそれが経済の発展にも繋がると認識をしております また 沖縄の負担軽減につきましては 昨日も安倍総理の方からヘーゲル長官の方に言及がありましたように 沖縄の負担軽減のためにこれからも日米が協力して一致して行うということになるということであります A( ヘーゲル国防長官 ): ご質問に関して アメリカの部分についてですが 我々としては大臣におっしゃっていただいたように 継続してこれからもそうなのですけれども 沖縄に係る全ての案件について日本の政府と緊密に連携を続けていく所存であります 日本の政府が埋立承認を受けられたということで嬉しく思い 感謝しております これは普天間代替施設の進展において非常に大きな一歩を示すものであります 進展は順調であり 今後も進展させ続けます また 重要な点といたしましては 目に見えるリソースですとかアセットというもので アメリカとしてはアジア太平洋に追加的に配置 5

しているものがあるわけです 特に日本国内においては P-8ですとかが日本から飛び立っていくということであり 今朝も発表させていただきましたけれども あともう2 隻 BMD 対応型イージス艦の配備を増やすということになるのです 2 基目のTPY-2レーダーは今年末までに運用可能になり グローバルホークも今年展開される予定です 日本との条約に基づいた義務だけでなく アジア太平洋全域に対するものですが アメリカのこの地域におけるコミットメントが継続して強化及び深化されることはきわめて明確だと考えています 我々の同盟関係 我々のパートナーシップ及び友好関係というのは いろいろな面 いろいろな理由で重要なのです それは 安定であり 安全であり 平和であり そして シーレーンの自由 開かれた空域 サイバースペース 宇宙空間の確保であります ですから アメリカとこの地域内の全てのパートナー国のために 同盟関係はさらに育まれ 強化され 深化するということなのです ご記憶いただきたいのですが 今回ハワイから参りましたが 2 日間 10 名の ASEAN 諸国の防衛大臣と会合をもったのです 東シナ海 南シナ海等も含めまして いろいろ具体的な案件についてかなり深く掘り下げて討議いたしました そして相互の安全保障上の利益を確保しつつ アジア太平洋全域の国々に対して自由をどのように確保し安定 安全 そして敬意 相互尊重をお互いに持ち続けていくために団結するかということで お話させていただきました これは この同盟にとっても 非常に重要な点です Q: 中国に対して 力を背景をした行動に対してどういうメッセージを発出するおつもりでございましょうか そして そのメッセージに耳を傾けるように また実際に行動を変えるように どうやって中国を説得するのでしょうか 小野寺大臣 BMD 対応型の艦船を日本海に配備するよう命じた理由は何でしょうか これは北朝鮮からの攻撃がありそうだからということで配備なさったわけでしょうか A( ヘーゲル長官 ) 小野寺大臣 先にいいですか どうでしょう A( 小野寺防衛大臣 ): では私から 今どのような対応しているかということについては 詳細に説明することは控えさせていただきますが いずれにしても北朝鮮の様々な行動については 私ども警戒監視を行い米国とも綿密な連絡をとっております その中で日本の安全保障 そして東アジアの安全保 6

障のために私どもとしては 日本にイージスシステム あるいはアメリカのイージスシステム これが大変に有効に機能すると思っております 今回 長官の方からBMD 対応型イージス艦をまた日本に2 隻配備されるということは この地域にとって重要なことだと思っております A( ヘーゲル国防長官 ): 大臣どうもありがとうございます どういうメッセージを中国に持っていくのかというご質問に関してなのですけれども 第一に全体的な取組ですとか目的です まず訪中の目的について申し上げたいと思います 中国の国防部長のご招待を受けて今回 訪問するということになっています そして 直接中国の指導者層と 多くの案件について対話させていただくことを楽しみにしております たぶんその問題というのはアジア太平洋問題がほとんどと言えないかもしれないが やはり多いのではないか 東シナ海 南シナ海 近隣諸国の問題等々入るのではないかと思っております そして北朝鮮が継続している危険な挑発行為についても きっと話題になると思います 大国は大国なりの強い責任を担っているわけです 中国は大国の一つであると 大国であるがゆえに 新しい そしてより広範な責任も付いてくるわけです その権限をどのように使うか 軍事力の配備等も含めまして ぜひ この点について全て洗いざらい中国側とお話ししてみたいというふうに思っております 特に透明性の問題です これは関係の主要な側面なのです 透明性 どういう意図があるのか それぞれ政府が何をやっているのか なぜやっているのか 意図は何なのかということです こういう方面についてよりオープンに透明性を上げることができればできるほど 政府間としてよりよい 全員にとっていいということです 誤算 (miscalculation) も回避できるわけですし 誤解 (misinterpretation, misunderstanding) というのも回避できるからです できれば これによって紛争のリスクが下がることを願っております 第二に 対話という話なのですけれども 対話もいろいろな理由があって重要なのです 対話だけで問題が解決できるわけではないのですけれども 対話なしには問題は解決できないということです お互いのことを聞き合うということです お互いの見解を表明する わかりやすく 直接に そして正直にお互いと話をするということです そうでないと問題が更に複雑化するということ そしてより危険になるということであります また 今回の会議で申し上げましたように 7

中国に対しては近隣諸国を尊重するようにと話しかけたいと思います 強制 (coercion) 脅し(intimidation) というのは 衝突につながってしまう非常に危険極まりないものだということです どんな国 どんな国民も その規模にかかわらず 尊重されるべきであるということです そして尊重の念がない 強制や脅しといった動きがヨーロッパで起こっているわけです 特にウクライナ問題でロシアの行動を見てみますと 我々は 注意深くならなくてはいけない また 世界中の国が 21 世紀の世の中において こうしたことは容認できないと明確に示さなければなりません 世界で 国境線を書き換えるとか 太平洋における小さな島であれ もしくはヨーロッパにおける大きな国であれ力や強制や威嚇によって領土の一体性や主権を侵害するといったことは 許されないということです ですからはっきりとわかりやすい形でお互いに勇気を振り絞ってリーダー同士話し合うということが重要であるということなのです この辺りを中国の友人達に私も申し上げたいというふうに思っております 中国とは共通の利害もあるのです 声明でも申し上げました 今後とも継続していい関係を構築していきたいと思っております オバマ大統領 習近平首席も 特に軍対軍の関係も共に一層強化しようということを明確にしているのです 共に取り組んでいます もっとやれることがあります それからチャンスもあるのです 中国側とそのチャンスについても話してみたいというふうに思っております もっといろいろできるチャンスは何か 中国が近隣諸国に対してもっとできることがあるのか 対日 対韓 またこの地域の全ての国を対象としてということですので 忌憚なく話し合えることを楽しみにしています 中国側のこともよく耳を傾けたいというふうに思っております それが叶えば前進ができるのではないかと思っております 機会も前進させることもできますけれども 可能性ですとかプロセスですとか更に前進できることができるのではないかというふうに思っております 以上 8