<4D F736F F D CC94C5817A B83678B4C8ED294AD955C C4817A E646F63>

Similar documents
Microsoft Word - j-contents5.doc

1.WEB アンケート調査の概要 まとめ 2. 集計結果 ( 抜粋 ) p.10- p.2-1

津波警報等の留意事項津波警報等の利用にあたっては 以下の点に留意する必要があります 沿岸に近い海域で大きな地震が発生した場合 津波警報等の発表が津波の襲来に間に合わない場合があります 沿岸部で大きな揺れを感じた場合は 津波警報等の発表を待たず 直ちに避難行動を起こす必要があります 津波警報等は 最新

<4D F736F F D2095F18D908F915F338E9197BF95D22E646F63>

平成 26 年 3 月 28 日 気象庁 特別警報の認知度等に関する調査結果 ( 概要 ) I 調査の概要 1 目的 国民の特別警報に対する認知度 理解度を把握し 今後の特別警報の運用や利活用の促進 当庁 の周知 広報活動に資するための資料の収集 2 調査内容 (1) 特別警報の認知状況 (2) 特

<4D F736F F D E9197BF95D2817C95F18D908F918CB48D652E646F63>

目次. 調査目的 2. 調査方法. 調査内容 4. 調査結果 () 回答者属性 A- 性別, 年齢 A-2 居住地区 2 A- 家族構成 A-4 職業 A-5 住まいの種類 4 A-6 居住期間 4 (2) 2 月 28 日当日の状況 A-7 大津波警報発表時の所在 5 A-8 避難指示の発表につい

Microsoft Word - 02 ™²“¸„‰›Ê.doc

住民アンケート調査結果 調査概要 平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 及び9 月 15 日 ( 金 ) の北朝鮮による我が国の上空を通過する弾道ミサイルの発射に際しては 全国瞬時警報システム (J アラート ) を使用して 国民の皆様に情報提供したところです 今回 今後の国民保護施策の参考

Microsoft PowerPoint 速報-2.pptx

年齢別では 10 才代では 知っている人は 40.0% であるのに対し 30 才代以上では 7 割以上の人が 知っていると回答しています 図表 3 おおきな地震が起きると考えられていることを知っているか ( 年齢別 ) 10 才代 (N=10) 40.0% 50.0% 10.0% 20 才代 (N=

⑥調査結果(防災・減災)

高齢者の健康及び長寿医療制度アンケート調査のご協力のお願い

東日本大震災 鳴らされていた警鐘

1. 住民アンケート調査の概要 まとめ 2. 集計結果 ( 抜粋 ) p.9- p.1-1

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

1 調査の目的 マイナンバーカード に関するアンケート 区政運営 区政会議 に関するアンケート 区の広聴事業 に関するアンケート 防災 に関するアンケート 防犯 に関するアンケート区民の皆さんに マイナンバーカード取得に関する事や 区政会議 広聴事業の取り組み 住之江区の防災 防犯についてお伺いし

第8章 災害復旧計画

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

対応すべき行動_0921

東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1

市からのお知らせについて 市からのお知らせについて 西宮市では 市民のみなさまに市政への理解と関心を深めてもらうために 市政ニュー スやホームページなどさまざまな媒体を活用して情報発信をしています みなさまからい ただいたご意見を踏まえ より効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります 問 22

ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

<4D F736F F D A81798AEB8B408AC7979D8AAF2088D38CA994BD89668CE3817A817995CA8E86817A8C8B89CA82CC837C E646F63>

4 回答者属性 (1) 性別 人数割合 (%) 男性 女性 49.4% 0.4% 男性 5 女性 % 2 0.4% (2) 年代別 人数割合 (%) 20 代 % 30 代 % 40 代 % 50 代 % 60~6

id5-通信局.indd

04 Ⅳ 2(防災).xls

地震や防災に関する情報の取得源はテレビが最も多い 地震や防災に関する知識をどこで得ているかをたずねたところ テレビ と回答をする方が 66.6% と多数を占め の イ ンターネット (45.3%) 新聞 (30.7%) といった回答を大きく引き離した結果となりました テレビは昨年 一昨年に続き最も多

< F2D81798A6D92E8817A B4C8ED294AD955C8E9197BF8BBE>

戸田市災害に強いまちづくり推進ワークショップ 住民版地域防災計画作成の手引き 緊急一時避難場所を決めましょう 避難を支援する方法を考えましょう 緊急時の連絡体制をつくりましょう リーフレットを作成し 町会員に周知しましょう 参照 : 戸田市洪水ハザードマップ

5 防災の日を知っている方は約 8 割 防災の日については知っている 聞いたことがあると答えた方が 8 割以上を占めました 9 月 1 日が防災の日 であることまでご存知の方は全体のうち 57.5% でした (Q10 参照 ) アンケート概要 アンケートタイトル地震防災に関するアンケート リサーチ実

土砂災害警戒情報って何? 土砂災害警戒情報とは 大雨警報が発表されている状況でさらに土砂災害の危険性が高まったときに, 市町村長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の方々が自主避難をする際の参考となるよう, 宮城県と仙台管区気象台が共同で発表する防災情報です 気象庁 HP より :

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

【東日本大震災発生から8年】「災害への備えに関するアンケート」結果_損保ジャパン日本興亜

問 32-2 うちエコ診断 を受けない理由 ( 問 32 で うちエコ診断は知っている ( 聞いたことがある ) が 受けたことはない と答えた方に ) あなたが うちエコ診断 を受けない理由として 次の中からいくつでも選んで番号を で囲んでください ( 回答者数 =73 人 )( 複数回答 ) (

<4D F736F F D D38EAF92B28DB895F18D908F915F8DC58F495F2E646F63>

地震防災に関するアンケート調査結果について

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

地震と地震保険に関するアンケート調査結果について

<4D F736F F D CA A F976E82AF8D9E82DD94C581698F4390B3816A2E646F6378>

図 Ⅳ 1-1 茨城県青少年の健全育成等に関する条例 の認知度 ( 地域別, 市郡別, 性別, 性 年齢別, 職業別 ) 条例の名称, 条例の内容とも知っている n 条例の名称は知っているが, 内容は知らない 条例の名称, 条例の内容とも知らない 無回答 知っている 計 県北 (268) 12.3

PowerPoint プレゼンテーション

報道関係者各位 2019 年 8 月 9 日 SBI リスタ少額短期保険株式会社 [ 関東財務局長 ( 少額短期保険 ) 第 1 号 ] SBI リスタ少短 地震 防災 に関するアンケート調査を実施 ~ 地震だけでなくあらゆる自然災害への警戒意識 高まる~ SBI リスタ少額短期保険株式会社 ( 本

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)


<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

調査の結果5.xlsx

満足度調査 単純集計結果

<4D F736F F D F18D908F A2095BD90AC E8CA796AF88D38EAF92B28DB88C8B89CA95F18D908F912E646F63>

国土技術政策総合研究所 研究資料

災害廃棄物の処理の推進に関する関係閣僚会合 < 設置の背景 > 発災後 1 年を迎えるに当たり 総理のイニシアティブにより災害廃棄物の処理を加速するため設けられたもの < これまでの成果 > 第 1 回 ( 平成 24 年 3 月 13 日 ) 再生した災害廃棄物の大胆な活用 民間企業の協力拡大の要

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

厚生労働科学研究費補助金

U2. 北朝鮮のミサイルについて Q3. 北朝鮮によるミサイル発射の現状はどうなっているのか 北朝鮮は 過去に例を見ない頻度でミサイルを発射しており 平成 28 年 8 月以降 ミサイルが日本の排他的経済水域 (EEZ) 内に落下する事例も起こっています Q4. ミサイルは 発射から何分位で日本に飛

<30352D31208B6391E890E096BE8F AEB8B408AC7979D816A2E786C73>

来場者アンケート集計結果 / 実施概要

140327子ども用ヘルメット調査リリース(最終稿).pptx

障害者 ( 児 ) 防災アンケートの主旨 アンケートの概要 Ⅰ 避難に関すること Ⅱ 情報伝達に関すること Ⅲ 避難所及びその環境に関すること Ⅳ 日頃の備えに関すること 障害者 ( 児 ) 防災アンケート < 配布用 >

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

問 1-2. 回答者の住宅特性 住宅タイプ別では 非木造 共同住宅 ( マンション等 ) が約 6 割 (61%) 所有関係別では 持家 が約 7 割 (69%) と最も多くなっています 住宅タイプ 所有関係別にみると 非木造 共同住宅 の 持家 が最も多く (211 件 ) 次いで 非木造 共同住

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E >

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C E08A748AAF965B817A966B92A9914E82C982E682E9837E B94AD8ECB8E9688C482D682CC91CE899E82C982C282A282C42E B8CDD8AB B83685D>

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

平成26年度県政世論調査

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

() 港南区の防災 箇条 港南区の防災 箇条は平成 年に定められましたが 初めて言葉を聞いた が% と最も多く 認知度は低くなっています 内容を知っており 箇条をもとに災害時の備えを実施している は% にとどまっています [ 性年代別防災五箇条認知度 ] 高齢者の方が認知度が高くなる傾向にあり 男女

津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等) 概要説明資料

報道関係者各位 2015 年 9 月 1 日 アットホーム株式会社 トレンド調査 30 代 40 代男女に聞く 実家に対する思い 調査 実家が空き家になる可能性がある 29.1% 実家がなくなるのは寂しい 68.4% 不動産情報サービスのアットホーム株式会社 ( 本社 : 東京都大田区 代表取締役

(2) 日本の領土 領海の上空を通過した場合 旧 1 ミサイル発射情報 避難の呼びかけ 新 ミサイル発射情報 ミサイル発射情報 先程 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 続報が入り次第お知らせします ミサイル発射 ミサイル発射 北朝鮮からミサイルが発射された模様です 頑丈な建物や地下に避難して下

1 水害に対する認識 (1) 水害に対する認識 問 1 あなたの家は, 今後 10 年以内に台風や集中豪雨により, 洪水, 高潮, 土砂崩れなどによる水害の被害を受ける可能性があると思いますか この中から 1 つだけお答えください 平成 28 年 1 月 被害を受ける可能性があると思う( 小計 )

平成 28 年度 県民 Webアンケート 第 6 回自主防災の取り組みについて 実施期間 2016/9/15~2016/9/21 アンケート会員数 224 人回収数 191 件 ( 回収率 85.3%) 近年 全国各地で自然災害が多発しており 奈良県でもいつ大きな災害に見舞われるかわかりません 災害

<8D4C95F195F392428E AC368C8E8D862E696E6464>

1 運転免許証の自主返納制度について (1) 運転免許証の自主返納制度の認知度 問 1 あなたは 運転免許証の自主返納制度について知っていますか それとも知りませんか この中から 1 つだけお答えください 知っている( 小計 ) 93.2% 制度の内容も含めて知っている 73.0% 内容はよく知らな

122 資料編調査結果 ( 図 1) を見ると 津波が必ず来ると思った 人は 32.6% 3) (26.6% 2) ) 津波が来るかも知れない と思った人が 21.1%(17.6%) に過ぎない ほぼ半数の人は 3 分もの長い揺れでも津波のことが頭に浮かばなかった さらに その場所に留まると非常に危

ボランティア行動等実態調査【速報】

目次 調査概要調査サマリー 歩きスマホ は危ないと思うか?/ 歩きスマホ をしたことがあるか? 歩きスマホ をしてしまう理由は? 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 歩きスマホ で最も危ないと感じたのはどのようなシーンか

表紙(A4)

プローブ情報を活用した 通れたマップ 実証実験アンケート調査結果 ( 速報版 ) 2018 年 3 月 14 日 ( 水 ) 政策統括官付 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism アンケート結果 ( 車いす使用者の 通れたマップ

本調査は 日本 NPO 学会 日本 NPO センター連携事業 震災からの生活復興と民間支援に関する意識調 査 ( タケダ いのちとくらし再生プログラム ) の一環として行ったものである

Neo-Knowledge,Ltd.

世論調査報告書

<93648EA A837E B816989AA8E A B83678F578C762E786C7378>

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

PowerPoint プレゼンテーション

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF816988C4816A817A C55F936391BA8E738F5A96AF88D38CFC92B28DB892B28DB88C8B89CA817991AC95F194C5817A2E646F6378>

() 土地の総面積 利用目的別面積 所有する土地の面積は 最小で 90 m 最大で,400m であり 00~400 m との回答が最も多い 駐車場としての利用では 月極駐車場が 309 台分 日貸駐車場では 5 台分となっている 所有する総面積 00m以下 m未満 m未満

家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

< 調査結果 > 現在 単身赴任をしていますか? 単身赴任者 43.3% 非単身赴任者 56.7% Q. 現在 単身赴任をしていますか?( 対象 :598 名 有効回答 :598 名 ) 56.7% 43.3% 転勤先へは単身赴任かどうか聞いたところ と回答したのは 43.3% でした 家族も一緒に

秦野市Webアンケート調査

排尿トラブルに関する調査 結果報告書

三原市津波避難対策ガイドライン(平成25年11月修正)

附帯調査

津波に対する水門 陸閘等の操作指針について 1. 目的 本指針は, 水門 陸閘等に関して, 海岸, 河川, 港湾, 漁港等の管理者 ( 以下 施設管理者 という ) と現場操作員が平常時及び津波発生時に実施すべき事項や, 施設に関する閉鎖基準等及び配備体制などの基本的な方針を定め, 本県沿岸に襲来す

Microsoft Word - 【第2章】主な調査結果260624

H25 港南区区民意識調査

Transcription:

チリ中部沿岸を震源とする地震による 津波避難に関する緊急住民アンケート調査 調査結果 平成 22 年 4 月 内閣府 ( 防災担当 ) 総務省消防庁

調査概要 内閣府 ( 防災担当 ) と総務省消防庁においては 平成 22 年 2 月 28 日にチリ中部沿岸を震源とする地震による津波について発表された大津波警報等に基づいて行われた住民避難を受けて 詳細な避難の実態や住民の避難意識等について緊急アンケート調査を実施しました 調査内容 大津波警報の受け止め方 避難の判断のきっかけ 避難場所 避難場所から帰宅したきっかけ 避難しなかった理由 要援護者への避難誘導の有無など 調査方法 大津波警報が発表された青森 岩手 宮城県の 36 自治体の中で 避難指示または避難勧告が発令された地域の住民に対し 電話帳より無作為に 5000 名を抽出して アンケート調査票を郵便により発送 回収 アンケート実施期間は 3 月 15 日 ( 発送 )~31 日 ( 調査結果取りまとめ 回収数 2,007 票 回収率 40%) 配布数量 :5,000 通 ( 各自治体の避難指示 勧告対象世帯数の割合に応じて発送 ) - 1 -

調査結果 1 アンケートにご回答いただく方について (1) 性別 年齢 男性 が 6 割強 60 歳以上 が 6 割台半ば 問 1 このアンケートにご回答いただく方の性別 年齢をお答え下さい (1 つ を囲んでください ) 性別 9.9 28.5 61.6 男性 女性 年齢 0.3 2.1 3.3 7.9 33.2 20.3 20~29 歳 40~49 歳 30~39 歳 50~59 歳 60~69 歳 70 歳 ~ 32.7 回答者の性別については 男性 が61.6% 女性 が28.5% となっている また 年齢 については 70 歳 ~ が 3 割強 (33.2%) 60~69 歳 が 3 割強 (32.7%) 50~59 歳 が約 2 割 (20.3%) であった - 2 -

(2) 居住年数と住居の種別 居住年数 :30 年以上 が 6 割弱 木造一戸建て が 9 割強 問 2 あなたが現在住んでいる場所の居住年数と住居の種別についてお答え下さい ( 居住年数には数字を 住居の種別については当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 居住年数 10.2 3.2 13.1 10 年未満 10 年以上 20 年未満 22.2 15.8 20 年以上 30 年未満 30 年以上 40 年未満 40 年以上 50 年未満 50 年以上 14.7 20.6 住居の種別 0.2 0.7 3.8 1.0 0.6 1.3 73.8 18.4 木造一戸建て ( 平屋 ) 木造一戸建て (2 階建て以上 ) 鉄骨一戸建て ( 平屋 ) 鉄骨一戸建て (2 階建て以上 ) アパート マンション (1 階に居住 ) アパート マンション (2 階以上に居住 ) その他 居住年数では 50 年以上 が2 割強 (22.2%) と最も多く 次いで 30 年以上 40 年未満 が約 2 割 (20.6%) となっている 居住年数 30 年以上は6 割弱 (57.5%) であった 住居の種別については 木造一戸建て (2 階建て以上 ) が最も多く7 割強 (73.8%) 次いで 木造一戸建て ( 平屋 ) が 2 割弱 (18.4%) であった - 3 -

(3) 津波に関する体験等 1960 年のチリ地震津波の体験 約 6 割 問 3 あなたもしくはご家族の方の津波に関する体験等についてお答え下さい ( 当てはまるもの全てを で囲んでください ) ( 複数回答可 ) (%) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 1960 年のチリ地震津波を体験している 60.9 その他の津波を体験している津波を体験した方から体験談を聞いたことがある 17.4 52.3 津波の避難訓練に参加したことがある 30.1 津波防災に関するシンポジウム ワークショップ 座談会等に参加したことがある 12.9 津波防災マップを活用している 14.3 家族もしくは本人が消防団 自主防災組織等に属している 13.0 9.3 津波の体験については 1960 年のチリ地震津波を体験している との回答が約 6 割 (60.9%) 津波を体験した方から体験談を聞いたことがある が5 割強 (52.3%) であった また 津波の避難訓練に参加したことがある は約 3 割 (30.1%) であった - 4 -

(4) 居住地 問 4 あなたのお宅の郵便番号と住所の一部 ( 市 ( 町 村 ) ) を教えて下さい 青森県 (%) 30 20 10 9.3 0 0.9 0.7 0.8 0.9 1.2 0.8 大間町 岩手県 風間浦村 むつ市 東通村 六ヶ所村 三沢市 0.9 おいらせ町 八戸市 0.3 階上町 (%) 30 20 10 0 0.1 洋野町 宮城県 1.9 久慈市 0.4 0.4 0.0 0.2 野田村 普代村 田野畑村 岩泉町 6.3 宮古市 2.8 山田町 4.6 4.4 大槌町 釜石市 1.5 大船渡市 7.6 陸前高田市 (%) 30 20 19.5 10 0 5.3 気仙沼市 2.9 南三陸町 石巻市 1.5 1.8 女川町 東松島市 3.2 3.7 2.9 3.7 0.1 松島町 利府町 七ヶ浜町 塩竃市 多賀城市 3.7 仙台市 1.3 0.5 1.3 2.0 名取市 岩沼市 亘理町 山元町 - 5 -

2 今回の津波の発生に伴い気象庁から発表された大津波警報について (1) 大津波警報の入手の有無 大津波警報 は回答者の大半が認知 問 5 あなたは 今回のチリ大地震による津波についての大津波警報を見聞きしましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んでください ) 0.4 1.0 0.2 大津波警報を見聞きした大津波警報は見聞きしなかった覚えていない 98.4 回答者の大半 (98.4%) が 大津波警報を見聞きした という結果であった - 6 -

(2) 大津波警報の入手媒体 大津波警報は テレビ による入手が 9 割強 問 6 問 5 で 1. 大津波警報を見聞きした と回答された方にお聞きします あなたは どのような手段で大津波警報を見聞きしましたか?( 当てはまるもの全てを で囲んで下さい ) n= 1974 ( 複数回答可 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (%) 防災行政無線 55.9 テレビ 91.5 ラジオ 21.5 市町村の広報車 20.6 消防団 消防車による広報 23.4 自主防災組織からの連絡周りの人から聞いたその他 5.2 4.9 2.9 0.3 大津波警報の情報入手は テレビ からが最も多く9 割強 (91.5%) 次いで 防災行政無線 が5 割台半ば (55.9%) であった さらに 消防団 消防車による広報 が2 割強 (23.4%) ラジオ が2 割強 (21.5%) 市町村の広報車 が約 2 割 (20.6%) であった - 7 -

(3) 予想される津波の高さに係る情報入手有無 今回の大津波警報の内容が 予想される津波の高さ 3m であることを約 9 割が認知 問 7 問 5 で 1. 大津波警報を見聞きした と回答された方にお聞きします あなたは 今回の大津波警報の内容が 予想される津波の高さは 3m である ことを見聞きしましたか? ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 1974 2.7 5.3 1.2 予想される津波の高さは3mであると 見聞きした予想される津波の高さは3mであると 見聞きしなかった覚えていない 90.8 予想される津波の高さは 3m であると見聞きした は約 9 割 (90.8%) であった - 8 -

(4) 大津波警報を見聞きして思ったこと 3m より低い津波が来ると思った が 4 割弱 問 8 問 7 で 1. 予想される津波の高さは 3m であると 見聞きした と回答された方にお聞きします あなたは 大津波警報を見聞きしてどう思いましたか? ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 1793 38.6 2.1 0.4 0.9 2.5 14.9 40.7 3mくらいの津波が来ると思った 3mより高い津波が来ると思った 3mより低い津波が来ると思った津波は来ないと思った意味がよくわからなかったその他 3mくらいの津波が来ると思った が最も高く約 4 割 (40.7%) であった 3mより低い津波が来ると思った が4 割弱 (38.6%) 3mより高い津波が来ると思った が1 割台半ば (14.9%) であった - 9 -

3 大津波警報を受けて市町村から発令された避難指示 勧告について (1) 避難指示 避難勧告の入手の有無 避難指示 避難勧告 の認知は 8 割台半ば 問 9 この大津波警報を受けて 市町村から避難指示または避難勧告が発令されました あなたは避難指示または避難勧告を見聞きしましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 9.5 1.6 3.9 避難勧告を見聞きした 17.9 44.2 避難指示を見聞きした避難指示か避難勧告かは忘れたが どちらかを見聞きしたどちらも見聞きしていないわからない 22.8 避難勧告を見聞きした が最も多く4 割台半ば (44.2%) 次いで 避難指示を見聞きした が2 割強 (22.8%) 避難指示か避難勧告かは忘れたが どちらかを見聞きした が2 割弱 (17.9%) である 避難指示 避難勧告 のいずれかを見聞きした回答者の合計は8 割台半ば (84.9%) であった - 10 -

(2) 避難指示 避難勧告の入手媒体 避難指示 勧告の情報入手は 防災行政無線 テレビ が多い 問 10 問 9 で 1. 避難勧告を見聞きした 2. 避難指示を見聞きした 3. 避難指示か避難勧告かは忘れたが どちらかを見聞きした と回答された方にお聞きします あなたは どのような手段で避難指示または避難勧告を見聞きましたか?( 当てはまるもの全てを で囲んで下さい ) n= 1705 ( 複数回答可 ) (%) 防災行政無線テレビラジオ市町村の広報車 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 65.0 60.5 14.6 22.8 消防団 消防車による広報 29.6 自主防災組織からの連絡周りの人から聞いたその他 7.0 5.5 2.4 0.7 避難指示 避難勧告の入手については 防災行政無線 が6 割台半ば (65.0%) テレビ が約 6 割 (60.5%) であった さらに 消防団 消防車による広報 が約 3 割 (29.6%) 市町村の広報車 が2 割強 (22.8%) であった - 11 -

(3) 津波に関する避難指示 避難勧告が発令された際の市町村が指定する避難場所の認知 避難場所を 知っている 6 割台半ば 問 11 あなたは 津波に関する避難指示または避難勧告が発令された時の 市町村が指定する避難場所を知っていますか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 223 1.3 34.1 64.6 知っている 知らない 市町村が指定する避難場所を 知っている との回答は 6 割台半ば (64.6%) であった - 12 -

4 今回の津波発生時の避難状況について (1) 津波発生時の避難状況 津波発生時に 避難した 4 割弱 問 12 今回のチリ大地震による津波のとき あなたは避難 ( 外出を含む ) しましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 31.0 5.1 37.5 避難した ( 津波が到達しない地域への外出や避難所以外への避難を含む 自宅は含まない ) 避難の必要性は認識していたが 避難しなかった 避難しようと思わなかった 26.3 今回の津波発生時に 避難した ( 津波が到着しない地域への外出や避難所以外への避難を含む 自宅は含まない ) 方は4 割弱 (37.5%) であった 避難の必要性は認識していたが 避難しなかった (26.3%) 避難しようと思わなかった (31.0%) を合わせて 避難しなかった 方は6 割弱 (57.3%) であった - 13 -

(2) 避難開始時期 第 1 波到達前に避難開始 9 割台半ば 問 13 問 12 で 1. 避難した と回答された方にお聞きします あなたが避難を開始したのはいつ頃ですか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 753 (%) 大津波警報の発表前 (9 時 33 分よりも前 ) 大津波警報発表されてから急いで (9 時 33 分から10 時 ) 大津波警報が発表された後 昼までに (10 時から12 時 ) 昼から 津波の予想時刻まで (12 時から13 時 30 分 ) 予想時刻過ぎ 津波が来なかった時間 (13 時 30 分から14 時 ) 津波の第 1 波到達を確認した頃 (14 時から15 時 ) 第 1 波を上回る津波が到達していた頃 (15 時から17 時 ) 17 時以降 その他 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 5.3 19.3 34.4 30.9 4.5 1.9 0.7 0.4 1.3 1.3 避難開始時期については 大津波警報が発表された後 昼までに (10 時から 12 時 ) が最も多く3 割台半ば (34.4%) 次いで 昼から 津波の予想時刻まで(12 時から 13 時 30 分 ) が約 3 割 (30.9%) となっている 正午までに避難を開始したとの回答の合計は約 6 割 (59.0%) 津波第 1 波到達前に避難したとの回答の合計は9 割台半ば (94.4%) であった - 14 -

(3) 避難したきっかけ 市町村の呼びかけ 1960 年チリ地震津波の体験 が 4 割台半ば 問 14 問 12 で 1. 避難した と回答された方にお聞きします あなたが避難したきっかけは何でしたか?( 当てはまるもの最大 3 つまでを で囲んで下さい ) n= 753 (3つまで回答可) (%) 1960 年のチリ地震津波を体験して 津波が来ると思ったからチリ地震津波ではないが 以前 津波を体験し 津波が来ると思ったから 家族または近所の人が避難しようと言ったから 近所の人が避難していたから 市町村が避難を呼びかけていたから 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 44.0 11.6 15.4 6.0 47.1 大津波警報を見聞きしたからテレビやラジオで津波についての放送を見聞きしたから もともと 外出の予定があったから 津波防災マップ ( または津波ハザードマップ ) で避難の必要性を確認したから過去に津波の被害を受けた人から 津波の危険性を聞いていたからその他 6.2 3.5 11.0 6.2 1.2 41.3 35.7 避難したきっかけについては 市町村が避難を呼びかけていたから が 5 割弱 (47.1%) 1960 年のチリ地震発生を体験して 津波が来ると思ったから が 4 割台半ば (44.0%) 大津波警報を見聞きしたから が4 割強 (41.3%) テレビやラジオで津波についての放送を見聞きしたから が3 割台半ば (35.7%) であった - 15 -

(4) 避難手段 自動車やバイク が約 6 割 徒歩 は 3 割強 問 15 問 12 で 1. 避難した と回答された方にお聞きします あなたは どのような手段で避難しましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 753 2.3 3.2 自動車やバイクで避難した 31.7 59.8 自転車で避難した 徒歩で避難した その他 3.1 避難した手段としては 自動車やバイクで避難した が約 6 割 (59.8%) 徒歩で避難した が3 割強 (31.7%) であった - 16 -

(5) どこへ避難したか 指定避難場所以外への避難 が約 6 割 問 16 問 12 で 1. 避難した と回答された方にお聞きします あなたは どこへ避難しましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 753 1.7 11.0 4.8 1.9 公民館や学校など 市町村が指定した避難場所津波の危険がない 屋外の高台 34.0 津波の危険がない 親戚 知人宅 25.0 21.6 津波の危険がない 頑丈な建物の高い所やビルの2 階以上津波が到達しない安全な地域へ外出していたその他 避難先については 公民館や学校など 市町村が指定した避難場所 が最も多く3 割台半ば (34.0%) 次いで 津波の危険がない 親戚 知人宅 が2 割台半ば (25.0%) 津波の危険がない 屋外の高台 が2 割強 (21.6%) である 市町村が指定した避難場所以外への避難または外出を合計すると約 6 割 (59.3%) であった - 17 -

(6) 避難先 ( 外出先を含む ) から帰宅を始めた時間 大津波警報が津波警報に切り替わった頃までに 6 割強が帰宅を開始 問 17 問 12 で 1. 避難した と回答された方にお聞きします あなたが避難先 ( 外出先を含む ) から帰宅を始めた時間はいつ頃ですか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 753 (%) 津波の到達予想時刻より前 (13 時 30 分よりも前 ) 予想時刻過ぎ 津波が来なかった時間 (13 時 30 分から14 時 ) 津波の第 1 波到達を確認した時間 (14 時から15 時 ) 日没前までの時間 (15 時から17 時 ) 夕食の時間 (17 時から19 時 ) 大津波警報が津波警報に切り替わった時間 (19 時ころ ) 津波警報が解除された時間 ( 翌 01 時ころ ) 避難勧告または避難指示が解除された頃 その他 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 4.9 5.2 12.1 22.8 17.4 22.2 2.5 3.9 5.8 3.2 避難先 ( 外出先を含む ) から帰宅した時間については 日没前までの時間 (15 時から 17 時の間 ) (22.8%) 大津波警報が津波警報に切り替わった時間(19 時ころ ) (22.2%) がともに2 割強 夕食の時間 (17 時から 19 時の間 ) が2 割弱 (17.4%) であった 大津波警報が津波警報に切り替わる前までに帰宅を開始したとの回答は6 割強 (62.4%) であった - 18 -

(7) 避難先 ( 外出先を含む ) から帰宅を開始したきっかけ 第 1 波の津波が小さかったから が帰宅したきっかけのトップ 問 18 問 12 で 1. 避難した と回答された方にお聞きします あなたが避難先 ( 外出先を含む ) からの帰宅を開始したきっかけは何でしたか ( 当てはまるもの最大 3 つまでを で囲んでください ) n= 753 (3 つまで回答可 ) (%) 大津波警報から津波警報に切り替えられたから津波警報から津波注意報に切り替えられたから津波注意報が解除されたから避難指示または避難勧告が解除されたから周囲の人が帰り始めたから自宅が心配になったから津波の第 1 波が小さかったからその他 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 27.0 23.8 8.8 8.9 23.9 13.5 33.6 16.6 3.7 避難先 ( 外出先を含む ) から帰宅したきっかけは 第 1 波の津波が小さかったから との回答が最も多く3 割強 (33.6%) 次いで 大津波警報から津波警報に切り替えられたから が3 割弱 (27.0%) 周囲の人が帰り始めたから が2 割台半ば (23.9%) 津波警報から津波注意報に切り替えられたから が2 割台半ば (23.8%) であった - 19 -

(8) 津波警報入手前及び第 1 波到着時の居場所 津波警報等を見聞きする前に比べ 自宅 1 階が減っている 問 19 問 12 で 2. 避難の必要性は認識していたが 避難しなかった 3. 避難しようと思わなかった と回答された方にお聞きします あなたは 津波警報等を見聞きする前 津波の第 1 波の到達した頃 それぞれどこにいましたか? ( 当てはまるもの 1 つずつ で囲んでください ) 津波警報等を見聞きする前 n= 1151 5.4 1.9 5.6 5.9 自宅 (1 階 ) にいた自宅 (2 階以上の階 ) にいた 6.5 外出先 (1 階 ) にいた 外出先 (2 階以上の階 ) にいた その他 74.7 津波の第 1 波の到着した頃 n= 1151 18.1 7.6 2.1 5.8 6.3 60.1 自宅 (1 階 ) にいた自宅 (2 階以上の階 ) にいた外出先 (1 階 ) にいた外出先 (2 階以上の階 ) にいたその他 津波警報を見聞きする前では 自宅 (1 階 ) にいた (74.7%) が最も多い 津波の第 1 波が到着した頃についても 自宅 (1 階 ) にいた (60.1%) が突出しているが津波警報を見聞きする前に比べ 1 割台半ば減っている 自宅 (1 階 ) にいた 以外については 津波警報等を見聞きする前と津波の第 1 波の到達した頃で大きな変化はみられない - 20 -

(9) 避難しなかった理由 高台など浸水するおそれのない地域だと思った 人が多い 問 20 問 12 で 2. 避難の必要性は認識していたが 避難しなかった 3. 避難しようと思わなかった と回答された方にお聞きします なぜ避難しなかったのか その理由をお選び下さい ( 当てはまるもの最大 3 つまでを で囲んで下さい ) n= 1151 (3つまで回答可) (%) 自分のいる所が堅固な建物の中だったので 安全だと思ったから自分のいる所が2 階以上の高さのあるところだったので 安全だと思ったから高台など 津波により浸水するおそれのない地域にいると思ったから海岸に堤防があるので 津波は来ないと思ったから大津波警報 (3m) だったが 3mより小さな津波しか来ないと思ったから 3m 程度の津波ならば 1960 年チリ地震津波よりも被害範囲は小さいと思ったから遠くで起きた地震のため 津波は来ないと思ったから先に他の地域に到達した津波があまり大きくなかったので 避難の必要は無いと思ったから身体的に避難するのが困難 または家族に避難することが困難な人がいたから家財や仕事のことが心配だったから避難の呼びかけがなかった または聞こえなかったから近所の人たちが避難していなかったから どこに避難して良いかわからなかったから その他 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 6.8 14.9 52.7 10.5 16.5 14.2 2.2 19.2 6.7 0.6 9.2 11.9 1.9 18.1 2.9 避難しなかった理由については 高台など 津波により浸水するおそれのない地域にいると思ったから が5 割強 (52.7%) であった 次いで 先に他の地域に到達した津波があまり大きくなかったので 避難の必要は無いと思ったから が約 2 割 (19.2%) であった - 21 -

5 津波や警報 避難指示等に関する考え (1) 今後大津波警報が発表された場合の避難意向 避難する が 5 割強 避難しない が 3 割弱 問 21 今回と同じチリを震源とする地震が再び発生して 同じように大津波警報 ( 予想される津波の高さ 3m) が発表された場合 あなたは避難しますか? ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 17.8 3.5 避難する 51.2 避難しない わからない 27.5 今後 大津波警報が発表された場合の避難については 避難する との回答が5 割強 (51.2%) 避難しない が3 割弱 (27.5%) であった - 22 -

(2) 津波の高さが第 1 波よりも第 2 波のほうが高くなる可能性の認知 知っていた は約 7 割 問 22 今回の津波では 第 1 波到着から 3~5 時間後に最大波が観測されましたが 第 1 波よりも第 2 波以降の方が大きくなる可能性があることを知っていましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 0.3 4.8 1.9 22.2 70.8 知っていた今回はじめて知った知らないその他 津波の高さが第 1 波よりも第 2 波以降のほうが高くなる可能性について 知っていた は 約 7 割 (70.8%) 今回はじめて知った は2 割強 (22.2%) であった - 23 -

(3) 津波の高さが第 1 波よりも第 2 波のほうが高くなる可能性の入手媒体 第 1 波到着前の報道 第 1 波到着後の報道 4 割前後 問 23 問 22 で 2. 今回はじめて知った を選んだ方にお聞きします 津波の高さが 第 1 波よりも第 2 波以降の方が大きくなる可能性があることをどのように知りましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んでください ) n= 445 1.8 1.1 0.4 12.8 2.2 40.7 津波の第 1 波より前に テレビ ラジオなど報道で知った津波の第 1 波が届くより前に 市町村の呼びかけや周りの人からなど報道以外で知った津波の第 1 波が届いた後 津波継続中に テレビ ラジオなど報道で知った津波の第 1 波が届いた後 津波継続中に 市町村の呼びかけや周りの人からなど報道以外で知った津波が終わったあと テレビ ラジオ 新聞等の報道で知った津波が終わったあと 市町村の呼びかけや周りの人からなど報道以外で知ったその他 39.6 1.3 津波の高さが第 1 波より第 2 波の方が大きくなる可能性については 津波の第 1 波より前に テレビ ラジオなど報道で知った (40.7%) 津波の第 1 波が届いた後 津波継続中に テレビ ラジオなど報道で知った (39.6%) がともに約 4 割であった なお 津波の第 1 波到着前後に関わらず 報道から知った との回答は9 割強 (93.1%) であった - 24 -

(4) 津波による影響が数時間続くことについての認知 知っていた は 8 割弱 問 24 津波による影響が数時間以上続くことを知っていましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んでください ) 0.1 4.1 3.2 16.3 知っていた 今回はじめて知った 知らない その他 76.2 津波による影響が数時間続くことについて 知っていた との回答は8 割弱 (76.2%) であった 今回初めて知った は2 割弱 (16.3%) であった - 25 -

(5) 津波による影響が続く時間についての知識を得た媒体 第 1 波前の報道 4 割台半ば 問 25 問 24 で 2. 今回はじめて知った を選んだ方にお聞きします 津波による影響が数時間以上続くことをどのように知りましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んでください ) n= 328 2.4 0.6 0.9 13.7 35.1 1.5 44.2 津波の第 1 波より前に テレビ ラジオなど報道で知った 津波の第 1 波が届くより前に 市町村の呼びかけや周りの人からなど報道以外で知った津波の第 1 波が届いた後 津波継続中に テレビ ラジオなど報道で知った津波の第 1 波が届いた後 津波継続中に 市町村の呼びかけや周りの人からなど報道以外で知った津波が終わったあと テレビ ラジオ 新聞等の報道で知った津波が終わったあと 市町村の呼びかけや周りの人からなど報道以外で知ったその他 1.5 津波の影響が数時間続くことについては 第 1 波より前に テレビ ラジオなど報道で知った が最も多く4 割台半ば (44.2%) 次いで 津波の第 1 波が届いた後 津波継続中に テレビ ラジオなど報道で知った は3 割台半ば (35.1%) 津波が終わったあと テレビ ラジオ 新聞等の報道で知った が1 割強 (13.7%) である なお 津波の第 1 波到着前後に関わらず 報道から知った との回答は9 割強 (93.0%) という結果であった - 26 -

(6) 大津波警報の意味に対する考え 津波高は海水面からの高さであること を認識している回答者は 8 割弱 問 26 大津波警報 ( 予想される津波の高さ 3m) の意味について あなたはどのように考えますか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んでください ) 6.2 1.1 3.5 10.5 大津波警報の 3mの津波 とは 地面からの高さが3m 程 度の津波が押し寄せる可能性がある という意味だろう 大津波警報の 3m の津波 とは 海岸で海水面からの高さが 3m 程度の津波がくる可能性がある という意味だろう 分からない その他 78.7 大津波警報の意味については 海面からの高さが 3m が8 割弱 (78.7%) 地面からの高さが 3m は約 1 割 (10.5%) であった - 27 -

(7) 海岸の堤防の効果に対する考え 海岸堤防で防げる 6 割強 問 27 海岸の堤防の効果について あなたはどのように考えますか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 7.8 3.5 2.2 3.6 3m の津波が来ても 海岸堤防によって 完全に防げるだろう 3m の津波が来ても 海岸堤防によって ある程度防げるだろう 3m の津波が来たときには 海岸堤防は 全く役に立たないだろう 24.0 分からない 58.9 その他 海岸堤防については 3mの津波が来ても 海岸堤防によって 完全に防げるだろう (3.6%) 3mの津波が来ても 海岸堤防によって ある程度防げるだろう (58.9%) を合わせると 6 割強 (62.5%) が海岸の堤防の効果があると回答している なお 3mの津波が来たときには 海岸堤防は 全く役に立たないだろう は2 割台半ば (24.0%) であった - 28 -

(8) 大津波警報から津波警報に切り替わった際の避難指示等の対象地域縮小に対する考え 縮小しない方がよい が 4 割台半ば 縮小した方がよい が 3 割台半ば 問 28 今回のチリ大地震に伴う津波では 大津波警報 ( 予想される津波の高さ 3m) が発表されました その後 津波警報 ( 高いところで 2m) に切り替わった時 避難指示や避難勧告の対象地区が縮小された市町村もありました このことについて あなたの考えをお選び下さい ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 15.4 4.7 34.0 津波警報になれば 避難指示や避難勧告の対象地区を縮小した方がよい 津波警報になっても 避難指示や避難勧告の対象地区を縮小しない方がよい わからない 45.9 津波警報になっても 避難指示や避難勧告の対象地域を縮小しない方がよい が4 割台半ば (45.9%) 津波警報になれば 避難指示や避難勧告の対象地域を縮小した方がよい が3 割台半ば (34.0%) であった - 29 -

(9) 津波警報から津波注意報に切り替わった際の避難指示等解除に対する考え 解除した方がよい が約 5 割 解除しない方がよい が約 3 割 問 29 その後 津波警報 ( 高いところで 2m) が津波注意報 ( 高いところで 0.5m に切り替わった時 避難勧告や避難指示が解除された市町村もあれば 解除されなかった市町村もありました このことについて あなたの考えをお選び下さい ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 16.1 3.8 津波注意報になれば 避難指示や避難勧告を解除した方がよい 50.4 津波注意報になっても 避難指示や避難勧告を解除しない方がよい わからない 29.7 津波警報から津波注意報に切り替わった際の避難指示や避難勧告の解除に対する考えについては 津波注意報になれば 避難指示や避難勧告を解除した方がよい が約 5 割 (50.4%) 津波注意報になっても 避難指示や避難勧告を解除しない方がよい が約 3 割 (29.7%) であった - 30 -

6 災害時要援護者について (1) 居住地域における災害要援護者に対する避難支援取組有無 災害時要援護者への避難支援の取り組み行われていることを知っているのが 3 割弱 問 30 あなたの住む地域では 災害時要援護者に対する避難支援の取組が行われていますか ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 8.9 27.5 行われている 行われていない 40.4 知らない 23.2 自分の住む地域で災害時要援護者に対する避難支援の取り組みが 行われている ことを知っているとの回答が3 割弱 (27.5%) であった - 31 -

(2) 要援護者としての自治体への登録有無 避難支援の取組が行われていることを知っている方の 3 割台半ばが 災害時要援護者 問 31 問 30 で 1. 行われている と回答された方にお聞きします あなたは災害時要援護者として市町村に登録をしていますか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 552 3.8 6.0 16.1 災害時要援護者として 登録している 災害時要援護者ではあるが 登録していない 18.8 災害時要援護者でないので 登録していない その他 55.3 自分の住む地域で災害時要援護者に対する避難支援の取り組みが 行われている ことを知っていると回答した方のうち 災害時要援護者として登録している (16.1%) と 災害時要援護者ではあるが 登録していない (18.8%) を合わせると 災害時要援護者は3 割台半ば (34.9%) であった - 32 -

(3) 今回の津波避難時における支援有無 災害時要援護者への支援は約 4 割 何もしてもらわなかった は 3 割弱 問 32 問 31 で 1. 災害時要援護者として登録している 2. 災害時要援護者ではあるが 登録していない と回答された方にお聞きします 今回の津波の避難で あなたは何か支援をしてもらいましたか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) n= 193 12.4 20.7 31.6 7.8 避難するよう声をかけてもらった一緒に避難してもらった何もしてもらわなかったその他 27.5 自分の住む地域で災害時要援護者に対する避難支援の取り組みが 行われている ことを知っている災害時要援護者のうち 避難するよう声をかけてもらった (31.6%) と 一緒に避難してもらった (7.8%) を合わせると 避難の支援をしてもらった方は約 4 割 (39.4%) であった 一方 何もしてもらわなかった 方は3 割弱 (27.5%) であった - 33 -

7 津波による被災時に予想される浸水の深さについて (1) 津波防災マップ上での居住地域の浸水予想 浸水すると予想されている が 3 割弱 問 33 あなたの住んでいる場所は 津波防災マップ ( または 津波ハザードマップ ) 上で 津波により浸水すると予想されていますか?( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 6.5 27.2 浸水すると予想されている 35.1 浸水しないと予想されている わからない または 津波防災マップを持っていない 31.3 津波浸水区域に指定されているかについては 浸水すると予想されている が3 割弱 (27.2%) 浸水しないと予想されている が3 割強 (31.3%) であった なお わからない または津波防災マップを持っていない は3 割台半ば (35.1%) であった - 34 -

(2) 津波防災マップ上での居住地域の浸水の深さ わからない 深さの記載がない 津波防災マップを持っていない が 4 割強 問 34 津波防災マップ ( または 津波ハザードマップ ) 上で あなたの住んでいる場所の予想される浸水の深さを下記からお選び下さい ( 当てはまるもの 1 つを で囲んで下さい ) 11.6 7.4 7.0 4m 以上の浸水 2m 以上 4m 未満の浸水 5.5 3.7 50cm 以上 2m 未満の浸水 50cm 未満の浸水 41.4 23.4 浸水しない わからない 深さの記載がない または 津波防災マップを持っていない 津波防災マップ ( または 津波ハザードマップ ) 上での浸水深さは 4m 以上の浸水 が 7.4% 2m 以上 4m 未満の浸水 が 7.0% 50cm 以上 2m 未満の浸水 が 5.5% 50cm 未満の浸水 が 3.7% となっている なお わからない 深さの記載がない 津波防災マップを持っていない との回答が4 割強 (41.4%) であった - 35 -