平成 28 年度 酒田市総務部税務課 日頃より 市 県民税の申告と納税につきましては ご理解とご協力をいただき ありがとうございます このたび 平成 28 年度版 市 県民税のしおり を作成しましたので 参考にしていただければ幸いです 市 県民税について 平成 28 年度の市 県民税は 平成 27 年中 (1 月 ~12 月 ) の個人の所得等をもとに計算します 一般的な所得金額の計算は所得金額 = 収入金額 - 必要経費です 平成 28 年度の市 県民税は 平成 28 年 1 月 1 日に住所のあった市町村に納めていただきます 平成 28 年 ₁ 月 ₂ 日以降に住所が変わった場合でも ₁ 月 ₁ 日の住所地に納税していただくことになります 市 県民税には 所得割 と 均等割 があります 所得割 : 所得から所得控除 (₈ページ参照) を差し引いた金額に税率を適用して算出します 均等割 : 一定額 ( 市民税 : 3,500 円県民税 :2,500 円 ) を均等に広く負担していただくものです 市 県民税の納入方法については 月々の給料や公的年金から差し引いて納めていただく 特別徴収 と 納税通知書によって年 4 回に分けて直接納めていただく 普通徴収 とがあります では 市 県民税は実際にどのような流れで計算されているのでしょうか? 1
市 県民税を計算してみましょう! 給与収入がある方の計算例 酒田太郎さん ( 会社員 ) は 妻の花子さん 長男の一郎くん (17 歳 ) 次男の二郎くん (14 歳 ) と暮らしています 太郎さんの平成 27 年中の収入は次のとおりです 平成 27 年分の源泉徴収票 1. 上記 給与所得金額の計算表 により給与所得金額を計算します ( 給与収入 ) ( 給与所得金額 ) {(3,800,000 円 ₄) ₄ } 80% - 540,000 円 = 2,500,000 円 1 2. 所得控除金額を計算します ( 控除の種類と説明は₈ページをご覧ください ) 社会保険料控除 380,000 円 } 配偶者控除 330,000 円扶養控除 ( 一般 ) 330,000 円基礎控除 330,000 円合計 1,370,000 円 2 3. 所得金額 1 から所得控除の合計額 2 を差し引きます 源泉徴収票は所得税の控除額で計算しているため 源泉徴収票の金額とは異なる場合があります 2,500,000 円 -1,370,000 円 =1,130,000 円 3( 課税所得金額 ) 1,000 円未満の端数があるときは切り捨てます 4. 課税所得金額 3 に税率 ( 県民税 :₄% 市民税 :₆%) をかけて 市 県民税の所得割額を計算します 県民税 :1,130,000 円 ( 課税所得金額 ) ₄%( 税率 )= 45,200 円 市民税 :1,130,000 円 ( 課税所得金額 ) ₆%( 税率 )= 67,800 円 B 5. 市 県民税の所得割額 (+B) から人的控除額の差による調整控除額を計算します (₃ ページをご覧ください ) 所得税と市 県民税の人的控除の差の合計額を計算します 配偶者控除 50,000 円 扶養控除 ( 一般扶養 ) 50,000 円 基礎控除 50,000 円 合 計 150,000 円 4 課税所得金額 3が200 万円以下であることから 人的控除の差の合計額 4と課税所得金額 3のいずれか少ない額の₅% が調整控除額となります 1,130,000 円 3 > 150,000 円 4 3と4を比較すると4の額の方が少ないことから調整控除額は150,000 円 ₅%( 県 ₂% 市 ₃%)=7,500 円となります 県民税控除額 :150,000 円 ₂%=3,000 円 5 7,500 円の内訳市民税控除額 :150,000 円 ₃%=4,500 円 6 { 給与所得金額の計算表 ( 源泉徴収票の支払金額を収入金額にあてはめて計算します ) 給与収入金額 給与所得金額 651,000 円未満 0 円 651,000 円以上 1,619,000 円未満 収入金額 -650,000 円 1,619,000 円以上 1,620,000 円未満 969,000 円 1,620,000 円以上 1,622,000 円未満 970,000 円 1,622,000 円以上 1,624,000 円未満 972,000 円 1,624,000 円以上 1,628,000 円未満 974,000 円 1,628,000 円以上 1,800,000 円未満 収入金額 60% 1,800,000 円以上 3,600,000 円未満 収入金額 70%- 180,000 円 3,600,000 円以上 6,600,000 円未満 収入金額 80%- 540,000 円 6,600,000 円以上 10,000,000 円未満 収入金額 90%-1,200,000 円 10,000,000 円以上 15,000,000 円未満 収入金額 95%-1,700,000 円 15,000,000 円以上 収入金額 -2,450,000 円 注意 印の欄については 次の算式により計算した金額を収入金額として計算してください 収入金額 ₄ 1,000 円未満切り捨て ₄ 2
6. 所得割から調整控除額を差し引き さらに均等割を加えたものが平成 28 年度の市 県民税になります 県民税所得割 :45,200 円 ()- 3,000 円 (5)= 42,200 円 (100 円未満切り捨て ) 市民税所得割 :67,800 円 (B)- 4,500 円 (6)= 63,300 円 (100 円未満切り捨て ) 県民税 :42,200 円 ( 所得割 )+ 2,500 円 ( 均等割 )= 44,700 円 市民税 :63,300 円 ( 所得割 )+ 3,500 円 ( 均等割 )= 66,800 円 合 計 :44,700 円 ( 県民税 )+ 66,800 円 ( 市民税 )= 111,500 円 調整控除額の算出の仕方 区分控除額 課税所得金額が 200 万円以下の場合 課税所得金額が 200 万円超の場合 次のいずれか少ない金額の ₅% ₁. 人的控除の差の合計額 ₂. 課税所得金額 { 人的控除の差の合計額 -( 課税所得金額 -200 万円 )} の ₅% ただし この金額が 2,500 円未満の場合は 2,500 円となります 所得税と市 県民税の人的控除額の差 所 得 控 除 所得税 市 県民税 差 額 普 通 障 害 者 27 万円 26 万円 1 万円 障 害 者 控 除 特 別 障 害 者 40 万円 30 万円 10 万円 同居特別障害者 75 万円 53 万円 22 万円 寡 婦 控 除 一般寡婦 27 万円 26 万円 1 万円特定寡婦 35 万円 30 万円 5 万円 寡 夫 控 除 27 万円 26 万円 1 万円 勤労学生控除 27 万円 26 万円 1 万円 配偶者特別控除 配偶者の合計所得金額 38 万円超 40 万円未満 38 万円 33 万円 5 万円配偶者の合計所得金額 40 万円以上 45 万円未満 36 万円 33 万円 3 万円 配 偶 者 控 除 一般配偶者 38 万円 33 万円 5 万円老人配偶者 48 万円 38 万円 10 万円 一 般 扶 養 38 万円 33 万円 5 万円 扶 養 控 除 特定扶養 63 万円 45 万円 18 万円老人扶養 48 万円 38 万円 10 万円 同 居 老 親 等 58 万円 45 万円 13 万円 基 礎 控 除 38 万円 33 万円 5 万円 市 県民税の非課税規定について 市 県民税には次のような非課税規定があります 扶養親族の人数 () 非課税になる所得金額 (B) 均等割のみ課税となる所得金額 (C) 0 人 29 万円以下 29 万円超 ~ 35 万円以下 1 人 75 万円以下 75 万円超 ~ 102 万円以下 2 人 104 万円以下 104 万円超 ~ 137 万円以下 3 人 133 万円以下 133 万円超 ~ 172 万円以下 4 人 162 万円以下 162 万円超 ~ 207 万円以下 5 人 191 万円以下 191 万円超 ~ 242 万円以下 () 欄の人数は 配偶者控除 扶養控除 16 歳未満の扶養親族の対象となる方を合計した人数です ( 配偶者特別控除 はこの人数には含みません ) (B) 欄に該当する人は 市 県民税は非課税になり (C) 欄に該当する人は 均等割のみの課税となります (C) 欄の所得金額を超えた場合でも 所得が所得控除と同じかそれよりも少ないとき ( 所得 所得控除 ) は 均等割 のみの課税となります 所得金額は収入金額から一定額 ( 給与所得控除や必要経費 ) を控除した金額になります 給与の所得金額については ₂ページの< 給与所得金額の計算表 >をもとに計算します その他の所得金額についての計算方法についてはお問い 合わせください 障がい者 寡婦 特定寡婦 寡夫 未成年者 ( 平成 ₈ 年 ₁ 月 ₃ 日以降生まれで未婚の方 ) に該当し 合計所得金額が 125 万円以下であれば 所得割 均等割とも課税されません 3
平成 28 年度市 県民税についてのお知らせ 1. 公的年金からの特別徴収制度の見直し (1) 仮特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の特別徴収税額の平準化を図るため 仮特別徴収税額 (₄ ₆ ₈ 月 ) が前年度分の公的年金等の所得に係る市 県民税の ₂ 分の ₁ に相当する額となります 適用時期は 平成 29 年 ₄ 月 ₁ 日以後に実施する特別徴収 ( 仮徴収 ) からの実施予定です なお 本改正は仮特別徴収税額の算定方法の見直しを行うものであり 税負担の増減を生じさせるものではありません 現行 納期 月 ₄ 月 ₆ 月 ₈ 月 10 月 12 月 ₂ 月 徴収方法特別徴収 ( 仮徴収 ) 特別徴収 ( 本徴収 ) 税 額 前年度分の本徴収額 ₃ ずつ ( 前年度の ₂ 月と同額 ) ( 年税額 - 仮徴収額 ) ₃ ずつ 改正後 納期 月 ₄ 月 ₆ 月 ₈ 月 10 月 12 月 ₂ 月 徴収方法特別徴収 ( 仮徴収 ) 特別徴収 ( 本徴収 ) 税額 ( 前年度の年税額 ₂) ₃ ずつ ( 年税額 - 仮徴収額 ) ₃ ずつ ( 例 )65 歳以上の さん ( 年金所得者 市 県民税 =60,000 円と仮定 ) の場合 以下のようになります 現行制度であれば 一度生じた不均衡は平準化しません 改正後であれば 市 県民税の年税額が ₂ 年連続同額の場合平準化します 年度年税額 現行 改正後 仮徴収額本徴収額仮徴収額本徴収額 (₄ ₆ ₈ 月 )(10 12 ₂ 月 )(₄ ₆ ₈ 月 )(10 12 ₂ 月 ) N 60,000 円 10,000 円 10,000 円 10,000 円 10,000 円 N+₁ 39,000 円 ( 医療費控除の増等 ) 10,000 円 3,000 円 10,000 円 3,000 円 N+₂ 60,000 円 3,000 円 17,000 円 6,500 円 13,500 円 N+₃ 60,000 円 17,000 円 3,000 円 10,000 円 10,000 円 4
(2) 転出 税額変更があった場合の特別徴収継続の見直し現行制度では賦課期日 (₁ 月 ₁ 日 ) 後に市区町村の区域外に転出した場合や 特別徴収する税額が変更された場合 公的年金からの特別徴収は中止され 普通徴収に切り替わることとされています 年金所得者の納税の便宜や市町村における徴収事務の効率化の観点から 転出や税額変更があった場合においても一定の要件の下 特別徴収を継続する こととされました 適用時期は 平成 28 年 10 月 ₁ 日以後に実施する特別徴収分から実施予定です 2. ふるさと納税に係る寄附金税額控除の改正 (1) 特例控除額の上限額の引上げ 都道府県や市区町村に対する寄附 ( ふるさと納税 ) をした場合に適用される特例控除額の上限額が 市 県民税所得割額の 10% から 20% に引き上げられます 特例控除額の上限 平成 27 年度課税分まで ( 平成 26 年 12 月 31 日以前に寄附した場合 ) 平成 28 年度課税分から ( 平成 27 年 ₁ 月 ₁ 日以降に寄附した場合 ) 所得割額の 10% 所得割額の 20% (2) ふるさと納税ワンストップ特例制度の創設平成 27 年 ₄ 月 ₁ 日以降にされたふるさと納税について 一定の要件に該当する方は 所得税及び復興特別所得税の確定申告書を提出することなく 税制上の優遇措置を受けることができる制度が創設されました 確定申告の不要な給与所得者などがふるさと納税を行う場合 寄附先の都道府県や市区町村に 寄附金税額控除に係る申告特例申請書 を提出することで 確定申告を提出しなくとも控除を受けることができます この場合 所得税及び復興特別所得税における控除額に相当する額が市 県民税所得割額から控除されます ただし 次に該当する方は 申告特例申請書を提出されていても特例制度の対象とはなりませんので 控除対象となる全ての寄附金について確定申告または市 県民税申告が必要です 医療費控除などの適用を受けるために 確定申告書や市 県民税申告書を提出する方 申告特例申請書を提出した都道府県や市区町村の数が ₅ 団体を超える方 申告特例申請書または申告特例申請事項変更届出書に記載した市区町村と 寄附した年の翌年の ₁ 月 ₁ 日にお住まいの市区町村が異なる方 平成 27 年 ₁ 月 ₁ 日から平成 27 年 ₃ 月 31 日に寄附をされた場合は ワンストップ特例の対象となりません 平成 27 年 ₄ 月 ₁ 日以降の寄附も含めて申告を行ってください 3. 住宅借入金等特別税額控除の適用期間の延長 住宅借入金等特別税額控除の適用期間を 居住開始年月日が平成 31 年 ₆ 月 30 日であるものまで延長します 5
Q& 死亡した父の市 県民税 Q 2 月に父が死亡しましたが 市 県民税の納税通知書が送られてきました 死亡しても税金がかかるのでしょうか 市 県民税が課税されるかどうかは その年の 1 月 1 日の現況で判断することになっています 1 月 2 日以後に死亡した場合は 市 県民税が課税され その納税義務は相続人に承継されます 退職後の市 県民税 Q 昨年の 9 月に会社を退職後 納税通知書が送られてきました これは納めなければならないのでしょうか 給与からの特別徴収により市 県民税を納められていた方が会社を退職された場合 退職後には給料からの差し引きができなくなるため 平成 28 年度の市 県民税にまだ納められていない残りの税額が生じます そのため この残りの税額をお手元に届きました納税通知書により納付していただく必要があります また退職後に再就職した場合 再就職先で 再度給与からの特別徴収にすることができる場合がありますので再就職先の給与事務担当者にお問い合わせください 収入がない場合の申告 Q 私は 一人暮らしで前年中 収入はありませんでした 収入がなくても申告をしなければならないのでしょうか 市 県民税の申告書は 国民健康保険税の申告書も兼ねており 収入のなかった人にも記入していただく欄がありますので その旨を申告していただくようにお願いしています 申告をしていない場合 国民健康保険税や保育料等の軽減が受けられなかったり 所得証明や課税証明が発行できなかったりするなど 各種の行政サービスに支障をきたすこともあります 年の途中で引っ越した場合の市 県民税 Q 私は 今年の4 月に 市から酒田市に引っ越してきたのですが どちらの市から納税通知書が送られてくるのですか 市 県民税は その年の 1 月 1 日現在に住んでいる市町村において 前年中の所得に対して課税されることになっていますので 市から納税通知書が送付されます 年金収入のある方の扶養控除と市 県民税 Q 私は年金暮らしでサラリーマンの息子の扶養になっているはずですが 市 県民税の納税通知書が送られてきました 間違いではないでしょうか? 扶養控除と市 県民税の課税における所得要件は異なります 公的年金収入のみの方の場合 扶養控除にできるのは 65 歳未満であれば 108 万円以下 65 歳以上は 158 万円以下となります 一方 市 県民税の課税については 公的年金収入のみの場合 65 歳未満は 99 万円超 65 歳以上は 149 万円超になると市 県民税がかかる場合があります なお 市 県民税 所得税の課税と 扶養親族になれる収入金額の範囲は次の表のとおりになります ( なる ならない ) 昭和 26 年 ₁ 月 ₂ 日以後に生まれた人 (65 歳未満の人 ) 昭和 26 年 ₁ 月 ₁ 日以前に生まれた人 (65 歳以上の人 ) 公的年金等の収入金額 本人が 課税になるか市 県民税所得税均等割所得割 扶養親族になれるか ( 市 県民税 所得税 ) ~ 990,000 円 990,001 円 ~ 1,050,000 円 1,050,001 円 ~ 1,080,000 円 1,080,001 円 ~ ~ 1,490,000 円 1,490,001 円 ~ 1,550,000 円 1,550,001 円 ~ 1,580,000 円 1,580,001 円 ~ 市 県民税の所得割および所得税の計算は 所得控除が基礎控除のみの場合で判定しています 6
Q 今年 65 歳 (₄ 月 ₁ 日時点 ) になり 年金から市 県民税が引かれると聞きましたが どのように変わりますか? 年金の特別徴収の対象となる方の市 県民税の納付方法については以下のとおりになります 納付の方法 1 特別徴収開始 ₁ 年目 ( 平成 28 年度より新たに特別徴収の対象となる方 ) 納期 月 ₆ 月 ₈ 月 10 月 12 月 ₂ 月 徴収方法 普通徴収納付書または口座振替により納めください 特別徴収 ( 年金から引き落としになります ) 税額年税額の ₁/₄ ずつ年税額の ₁/₆ ずつ 新たに 65 歳になられた方 ( 生年月日が昭和 25 年 ₄ 月 ₃ 日 ~ 昭和 26 年 ₄ 月 ₂ 日の方 ) や 平成 27 年度の途中で差し引きが停止となった方は 図 1 のように 上半期分については納付書又は口座振替の方法により納めていただきます 2 特別徴収 ₂ 年目以降 ( 平成 27 年度から引き続き特別徴収されている方 ) 納期 月 ₄ 月 ₆ 月 ₈ 月 10 月 12 月 ₂ 月 徴収方法特別徴収 ( 仮徴収 ) 特別徴収 ( 本徴収 ) 税額 前年度 ₂ 月と同じ額 前年度 ₂ 月前年度 ₂ 月と同じ額と同じ額 年税額から ₄ 月 ~₈ 月に特別徴収した税額を引いた額の ₁/₃ ずつ 平成 27 年度の市 県民税が平成 28 年 ₂ 月の年金から差し引きになった方は 図 2 のように市 県民税が年金から差し引きになります パート収入と配偶者控除 Q ₄ ₆ ₈ 月は前年度の ₂ 月の税額と同じ額が年金から差し引きになります ( 仮徴収 ) 以上は 年金所得にかかる税額についての納付方法です 年金以外の所得がある方は 別途 納付書 口座振替 または給与からの差し引きにより納めていただく場合があります 私は主婦でパート収入が 1 年間で 100 万円ほどあります 年収 100 万円未満のパート収入にも税金がかかると聞きましたが本当でしょうか また 私の夫は配偶者控除 配偶者特別控除を受けることができますか パート収入が 103 万円までは所得税はかかりませんが 市 県民税の場合は 94 万円を超えると税金がかかる場合があります なお 配偶者控除 配偶者特別控除が受けられるかどうかは 次の表のとおりになります 妻に妻に市 県民税夫が妻のパート収入所得税が均等割が所得割が配偶者控除を配偶者特別控除を ~ 940,000 円かからないかからない 940,001 円 ~ 1,000,000 円かからない受けられる受けられない 1,000,001 円 ~ 1,030,000 円かかる場合がある 1,030,001 円 ~ 1,409,999 円かかる場合がある受けられるかかる場合がある受けられない 1,410,000 円 ~ 受けられない 注意 : 夫の合計所得金額が 1,000 万円を超える場合は 配偶者特別控除の適用はありません パート収入と配偶者控除 配偶者特別控除の関係 配偶者の収入配偶者控除額 配偶者特別控除額 0 10 20 30 103 万円以下 33 万円 - 33 110 万円未満 - 33 万円 33 115 万円未満 - 31 万円 31 120 万円未満 - 26 万円 26 125 万円未満 - 21 万円 21 130 万円未満 - 16 万円 16 135 万円未満 - 11 万円 11 140 万円未満 - 6 万円 6 141 万円未満 - 3 万円 3 141 万円以上 - - 0 配偶者控除 配偶者特別控除 単位 : 万円 7
市 県民税所得控除表 項目 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 災害 盗難などによって住宅や家財などの資産について損害を受けたとき あなたやあなたの親族のケガや病気などのために医療費を支払った場合 適用範囲と所得控除額 差引損失額 -( 所得金額の合計額 10%) のいずれか多い方 災害関連支出 -50,000 円 } の金額 ( 支払った医療費の総額 )-( 保険金等で補てんされた金額 )- : 10 万円か所得金額の合計額 ₅% のいずれか少ない方の金額最高 200 万円まで あなたやあなたの扶養親族が負担することになっている国民健康保険税 介護保険 健康保険 厚生年金 国民年金 雇用保険等を支払ったとき 小規模企業共済や心身障害者扶養共済の掛け金を支払ったとき 支払った金額 または給与 年金から差し引かれた金額 支払った金額 生命保険料控除 地震保険料控除 障害者控除 寡婦控除 特定寡婦控除寡夫控除 勤労学生控除 配偶者控除 配偶者特別控除 扶養控除 下の計算表で計算した一般生命保険料控除の金額 限度額は 1 新契約のみ :28,000 円 2 旧契約のみ :35,000 円 3 新契約 + 旧契約 :28,000 円 新契約 平成 24 年 ₁ 月 ₁ 日以後に契約した保険料 ( 新 生命保険料 個人年金保険料 介護医療保険料 ) + 下の計算表で計算した個人年金保険料控除の金額 限度額は 1 新契約のみ :28,000 円 2 旧契約のみ :35,000 円 3 新契約 + 旧契約 :28,000 円 支払った金額 () 控除額 12,000 円以下 () の金額 12,001 円 ~ 32,000 円 () 0.5+6,000 円 32,001 円 ~ 56,000 円 () 0.25+14,000 円 56,001 円以上 28,000 円 下の計算表で計算した介護医療保険料控除の金額 限度額は 28,000 円 地震保険料の支払合計金額旧長期損害保険料の支払合計金額 ( 支払合計金額が 50,000 円以下の場合 + 支払合計金額が5,000 円を超える場合支払合計金額 1/2( 最高 25,000 円 ) ( 支払合計金額 1/2+2,500 円 ( 最高 10,000 円 ) 地震保険料と旧長期損害保険料のそれぞれの控除額を合わせた最高限度額は 25,000 円となります あなたやあなたの配偶者や扶養親族に障がいのある人がいるとき 1 普通障がい者 : 身体障害者手帳 3~6 級 精神障害者保健福祉手帳 2~3 級 療育手帳 Bなど 260,000 円 2 特別障がい者 : 身体障害者手帳 1~2 級 精神障害者保健福祉手帳 1 級 療育手帳 など 300,000 円 32のうちあなたやあなたの配偶者またはあなたの扶養親族と同居している場合 530,000 円 1 夫と死別 夫が生死不明の人で平成 27 年中の合計所得金額が500 万円以下の人 260,000 円 2 夫と死別 離婚 夫が生死不明の人で 扶養親族または合計所得金額が38 万円以下の生計を一にする子を有する場合 260,000 円上記 2のうち 扶養親族である子を有し 平成 27 年中の合計所得金額が500 万円以下の人 300,000 円妻と死別 離婚 妻が生死不明の人で合計所得金額が38 万円以下の生計を一にする子を有し 平成 27 年中の合計所得金額が500 万円以下の人 260,000 円あなたが大学 高校 各種学校などの学生で 平成 27 年中の合計所得金額が65 万円以下であり そのうち自己の勤労によらない所得が10 万円以下のとき 260,000 円 1 平成 27 年中のあなたの配偶者の合計所得金額が38 万円以下のとき 330,000 円 2 上記のうち配偶者の年齢が70 歳以上 ( 昭和 21 年 1 月 1 日以前生まれ ) であるとき 380,000 円あなたの合計所得金額が1,000 万円以下の場合は 配偶者の所得に応じて 配偶者特別控除が受けられる場合があります 詳しくは₇ページ パート収入と配偶者控除 を参照してください あなたと生計を一にする親族の平成 27 年中の合計所得金額が 38 万円以下であるとき 1 年齢 16 歳以上 19 歳未満 ( 平成 ₉ 年 ₁ 月 ₂ 日 ~ 平成 12 年 ₁ 月 ₁ 日生まれ ) を扶養するとき ( 一般扶養 ) 330,000 円 2 年齢 19 歳以上 23 歳未満 ( 平成 ₅ 年 ₁ 月 ₂ 日 ~ 平成 ₉ 年 ₁ 月 ₁ 日生まれ ) を扶養するとき ( 特定扶養 ) 450,000 円 3 年齢 23 歳以上 70 歳未満 ( 昭和 21 年 ₁ 月 ₂ 日 ~ 平成 ₅ 年 ₁ 月 ₁ 日生まれ ) を扶養するとき ( 一般扶養 ) 330,000 円 4 年齢 70 歳以上 ( 昭和 21 年 ₁ 月 ₁ 日以前生まれ ) を扶養するとき ( 老人扶養 ) 380,000 円 5 上記の 4 のうち同居している本人または配偶者の直系尊属を扶養するとき ( 同居老親等扶養 ) 450,000 円 基礎控除すべての方に一律に適用されます 330,000 円 + 旧契約 平成 23 年 12 月 31 日以前に契約した保険料 ( 旧 生命保険料 個人年金保険料 ) 全体の生命保険料控除額は ₇ 万円が限度となります 支払った金額 () 控除額 15,000 円以下 () の金額 15,001 円 ~ 40,000 円 () 0.5+7,500 円 40,001 円 ~ 70,000 円 () 0.25+17,500 円 70,001 円以上 35,000 円 市 県民税についてのお問い合わせは 酒田市税務課市民税係まで TEL 26-5712 5713 5714( 直通 ) 酒田市ホームページ http://www.city.sakata.lg.jp/ 8