っては地公法第 17 条第 3 項の規定に基づき原則として競争試験により 人事委員会又は競争試験等を行う公平委員会を置かない地方公共団体にあっては同条第 4 項の規定に基づき競争試験又は選考によるものとすること なお これらの場合において 地公法第 22 条第 1 項に規定する条件附採用が適用される

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<4D F736F F D CD C6944E8BE0816A8A748B638C8892E C C816A2E646F6378>

< 改正地方自治法関係質疑応答集の送付について ( 昭和 31 年 9 月 28 日自丁行発第 28 号各都道府県総務部長あて行政課長通知 )( 抄 )> 非常勤職員の報酬の定め方照会 ) 非常勤の職員に対し期末手当を考慮して 6 月 12 月に支給する報酬の額をそれ以外の月に比して多くすることがで

<4D F736F F D20905F8CCB8E F582CC8D8297EE8ED AA8B788BC682C98AD682B782E98FF097E181698B6388C4816A81698B6388C494D48D8693FC82E8816A2E646F63>

Microsoft Word doc

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

<4D F736F F D F89A1956C8E7388EA94CA F582CC8B8B975E82C98AD682B782E98FF097E18B7982D189A1956C8E7388EA94CA904582CC94438AFA F582CC8DCC97708B7982D18B8B975E82CC93C197E182C98AD682B782E98FF097E182CC88EA9

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

第  号

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

<4D F736F F D208B6388C491E F8D E7390EC8E F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98FF097E182CC88EA959489FC90B381698B6388C4816A2E646F63>

の他の臨時又は緊急の必要により週休日等以外の日の午前零時から午前 5 時までの間であって正規の勤務時間以外の時間に勤務した場合は 当該職員には 管理職員特別勤務手当を支給する 第 16 条の2 第 3 項中 前 2 項 を 前 3 項 に改め 同項を同条第 4 項とし 同条第 2 項の次に次の1 項

<4D F736F F D20315F8B6388C48CB48D B8B975E8FF097E A2E646F6378>

(3) 育児短時間勤務をしている職員が休職又は停職の処分を受けたことにより 当該育児短時間勤務の承認が効力を失つた後 当該休職又は停職の期間が終了したこと (4) 育児短時間勤務をしている職員が当該職員の負傷 疾病又は身体上若しくは精神上の障害により当該育児短時間勤務に係る子を養育することができない

議案第70号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について

(1) 採用 昇任 降任 転任の用語の定義について定めるものとすること ( 第 15 条の2 第 1 項関係 ) (2) 標準職務遂行能力は 職制上の段階の標準的な職 ( 職員の職に限る 以下同じ ) の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として任命権者が定めるものとすること ( 第 15

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

< F2D30325F95BD8BCF8B8B975E8A7A93C197E192CA926D2E6A7464>

平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置に関する規則

Microsoft Word - 条例参考+補足説明

1 9( 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等 ) 1 12( 日本国有鉄道退職希望職員及び日本国有鉄道清算事業団職員を採用する場合の任用 給与等の特例等 ) 沖縄の復帰に伴う等の適用の特別措置等について規定 日本国有鉄道退職希望職員等を採用する場合の任用 給与等の特例等について規定,, 国家公務員

聖籠町職員の育児休業等に関する条例及び聖籠町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例をここに公布する

●地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

議案第72号 向日市職員の給与に関する条例及び向日市長及び副市長の給与に関する条例の一部改正について_議案・改正文

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

号外53号 生涯学習条例あら indd

Taro-03_法律・理由.jtd

公布された条例のあらまし 職員の退職手当に関する条例の一部改正について 1 条例の改正理由地方公務員等共済組合法及び地方独立行政法人法の一部改正に伴い 所要の改正を行う 2 条例の概要 (1) 自己の都合による退職等の場合の退職手当の基本額について定めた規定中 引用している地方公務員等共済組合法の条

【セット】文部科学省事務連

< F2D E93C195CA8C5F96F F582CC8F418BC682C9>

認に係る子が死亡し, 又は養子縁組等により職員と別居することとなった こと 育児短時間勤務をしている職員が休職又は停職の処分を受けたことによ り当該育児短時間勤務の承認が効力を失った後, 当該休職文は停職の期間 が終了したこと 育児短時間勤務をしている職員が当該職員の負傷, 疾病文は身体上若し くは

国家公務員 非常勤職員の勤務条件はいま 4. 経済的支援について育児休業期間中は無給ですが 国家公務員共済組合法が適用される場合には 育児休業手当金が支給され 申出により共済掛金が免除されます また 雇用保険法が適用される場合には 一定の要件を満たすとき育児休業給付金が支給され 健康保険 厚生年金保

(人事院規則一 六五の一部改正)第二条人事院規則一 六五(職員の公益財団法人ラグビーワールドカップ二千十九組織委員会への派遣)の一部を次のように改正する 附則第二項を削り 附則第一項の見出し及び項番号を削る (人事院規則一 六九の一部改正)第三条人事院規則一 六九(職員の公益社団法人福島相双復興推進

4 共済組合 共済組合は 組合員及びその家族の相互救済を目的とした社会保障制度です 病気 負傷 出産などに対する 短期給付事業 退職 障害または死亡に対する 長期給付事業 及び組合員の健康管理 福利厚生 診療所の運営 または貯金 貸付等を行う 福祉事業 の三つの主な事業を行っています 特許庁の職員と

< F2D8FF097E B8C91CE8FC6955C816A906C8E9689DB95AA>

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

議案102

平成19年岩手県条例第64号

Taro-概説1

ら 1 年を経過するごとにその額を減じて 初任給調整手当として支給する ⑴~⑶ 略 2 ( 扶養手当 ) 第 11 条扶養手当は 扶養親族のある職員の全てに対して支給する 2 略 3 扶養手当の月額は 次の各号に掲げる扶養親族の区分に応じて 扶養親族 1 人につ き当該各号に定める額とする ⑴~⑷

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B91A52E646F6378>

Taro-当初追加(扶養手当あり)新旧対照表jtd

< F2D E7B8D7392CA926D81698B6388F5944E8BE08AD6>

( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

2 対象職員 (1) 特別職特別職の職員の給与に関する条例 ( 平成 26 年大阪市条例第 9 号 ) 第 1 条第 1 号から第 4 号及び第 6 号に規定する職員のうち本市から給与が支払われている者 (2) 一般職地方公務員法 ( 昭和 25 年法律 261 号 ( 以下 法 という )) 第

参考資料

資料2:再任用制度と「雇用と年金の接続」の概要

財財第  号

災害補償事務請求書等様式集

Microsoft Word ①概要(整備令)

027_ippanshoku

平成17年3月伊那市議会定例会議案目次

○福島県後期高齢者医療広域連合職員の給与の支給に関する規則

として採用するものとする 第 2 条の3 前条に定めるほか 職員就業規則第 11 条第 1 項により退職 ( 以下 定年退職という ) した者であって 退職後引き続き研究所以外の機関 ( 以下 再就職先 という ) において勤務する者 ( 定年退職後 任期付職員就業規則または契約職員就業規則の適用を

調布市要綱第  号


個人情報の保護に関する規程(案)

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千葉市水道局契約規程及び千葉市水道局会計規程の一部を改正する規程をここに公布する

める手当の月額に育児短時間換算率を乗じて得た額 (50 円未満の端数がある場合はこれを切り捨て 50 円以上 100 円未満の端数がある場合はこれを 100 円に切り上げる ) とする ( 初任給調整手当 ) 第 5 条育児短時間勤務をしている教職員の初任給調整手当の額は 給与規程第 13 条第 3

<4D F736F F D208E7391E D868B6388C EA94CA F582CC8B7889C982C98AD682B782E98FF097E182CC88EA959489FC90B3816A2E646F6378>

●11-1再雇用教職員の就業に関する規程31.4.1

内閣府令本文

<4D F736F F D208E7D8D4B92AC904588F582CC8DC A E3489FC92F994C5816A2E A20819A2E646F6378>

< F2D819988EA94CA90458B8B975E8FF097E E6A7464>

3 年次休暇の計算例 (1) 昨年 4/1~12/31 までとして勤務 ( 年休取得なし ) = 前年からの繰越し 15 1 今年もとして下記の期間に任用された場合 ( 年次休暇 3 使用 ) < 年次休暇の付与数 > = ( 当初の ) + ( 更新後の

( 2 ) 現業職員原則としてフルタイム勤務での採用を行うこととする 第 5 採用時の職名原則として行政職は 主査 又は 主任技師 研究職は 主任研究員 として採用する ( ただし 研究職の採用は特別の場合に限る ) 行政職 研究職以外の職位については 行政職に係る職位の取り扱いに準じて取り扱うこと


附則第 2 項 第 3 項及び第 5 項 第 6 項又は第 14 条の規定による退職手当を受けたときは 当該職員の退職手当の基本額から 退職手当支給条例第 3 条第 1 項の規定によりその者の退職手当額を計算して得た額を差引いた残りの金額に相当する額を 退職の日におけるその者の給料月額により算定した

休暇

四日市市消防関係手数料条例の一部を改正する条例

(Microsoft Word - \215\304\214\331\227p\220E\210\365\213K\221\245.doc)

保育所に入所できないことを事由とする育児休業手当金の延長要件の見直し(地方公務員の「パパ・ママ育休プラス」の場合)(あっせん)

その額に老人扶養親族 1 人につき ( 当該老人扶養親族のほかに扶養親族等がないときは 当該老人扶養親族のうち1 人を除いた老人扶養親族 1 人につき ) 60,000 円を加算した額 ) (3) 条例第 3 条第 2 項第 4 号に規定する心身障害者に 扶養親族等がないときは 3,604,000


職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

◆◆10-1特定有期雇用教職員就業規程30.4.1(修正)

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

Taro-H26勧告・報告の説明

資料 1- 参考 臨時 非常勤職員関係条文 任用関係 地方公務員法 ( 昭和二十五年十二月十三日法律第二百六十一号 ) ( 一般職に属する地方公務員及び特別職に属する地方公務員 ) 第三条地方公務員 ( 地方公共団体及び特定地方独立行政法人 ( 地方独立行政法人法 ( 平成十五年法律第百十八号 )

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

平成16年規程第02号_役員給与規程

2 常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項に規定する額とする 3 非常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項の規定を準用し その者の当該月における通勤実績に応じた額を翌月の支給定日に支給する 4 前 3 項に規定するもののほか 通勤の実情の変更に伴う

人事院前26別.indd

8 149, , , , , , , , , , , , , , , , , ,700

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

基本情報 () 非常勤職員の総数 調査対象に該当する非常勤職員の総数は 期間業務職員が 30,429 人 (54%) 期間業務職員以外の非常勤職員が 25,590 人 (46%) 合計で 56,09 人 ( うち女性 42,456 人 76%) だった (2) 非常勤職員が所属する機関 非常勤職員が

05【特区連】行政系人事制度の改正について(最終案)

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○職員の勤務時間、休暇等に関する条例

【最終】給与条例改正文

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Taro-別紙1(育児のための短時間勤務制度について)

国立大学法人上越教育大学特任教員規程

Microsoft Word - 04_新潟県市町村立学校臨時職員取扱規程(27.4

23 住居手当に関する規則の運用について

人事行政の運営等の状況の公表について

新旧対照条文

Transcription:

任期付運用通知 ( 平成 16 年 8 月 1 日付公務員部長通知 ) 新旧対照表 別添 現行 総行公第 54 号 平成 16 年 8 月 1 日 改正後 総行公第 54 号平成 16 年 8 月 1 日 各都道府県知事各政令指定都市市長殿各人事委員会委員長 各都道府県知事各政令指定都市市長殿各人事委員会委員長 総務省自治行政局公務員部長 総務省自治行政局公務員部長 地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律の運用について ( 通知 ) 地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律の運用について ( 通知 ) 地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成 16 年法律第 85 号 以下 改正法 という ) の施行については 平成 16 年 6 月 9 日付け総行公第 44 号事務次官通知及び同日付け総行公第 45 号公務員部長通知が発せられたところですが その運用に当たっては これらの通知により示した事項のほか 下記事項に留意の上 適切に取り扱われるようお願いします なお 貴都道府県内の市町村等に対してもこの旨周知願います 地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部を改正する法律 ( 平成 16 年法律第 85 号 以下 改正法 という ) の施行については 平成 16 年 6 月 9 日付け総行公第 44 号事務次官通知及び同日付け総行公第 45 号公務員部長通知が発せられたところですが その運用に当たっては これらの通知により示した事項のほか 下記事項に留意の上 適切に取り扱われるようお願いします なお 貴都道府県内の市町村等に対してもこの旨周知願います 記 記 Ⅰ 任用 勤務形態の多様化に係る改正 Ⅰ 任用 勤務形態の多様化に係る改正 第 1 任期付採用の拡大 第 1 任期付採用の拡大 1 任期付採用の拡大 ( 任期付職員法第 4 条関係 ) ア本規定は これまでの専門的な知識経験等を有する者の任期を定めた採用 ( 地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律 ( 平成 14 年法律第 48 号 この通知において 任期付職員法 という ) 第 3 条 ) のほか 任期付採用をすることができる場合の要件 任期等を法律上明確に定めることとしたものであること 1 任期付採用の拡大 ( 任期付職員法第 4 条関係 ) ア本規定は これまでの専門的な知識経験等を有する者の任期を定めた採用 ( 地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律 ( 平成 14 年法律第 48 号 この通知において 任期付職員法 という ) 第 3 条 ) のほか 任期付採用をすることができる場合の要件 任期等を法律上明確に定めることとしたものであること イ 一定の期間内に終了することが見込まれる業務 及び 一定の期間内に限り業務量の増加が見込まれる業務 中の 一定の期間 とは 長くとも5 年程度の期間を想定するとともに 数週間程度の短い期間は人事管理の煩雑さ等にかんがみ適当ではないものであること イ 一定の期間内に終了することが見込まれる業務 及び 一定の期間内に限り業務量の増加が見込まれる業務 中の 一定の期間 とは 長くとも5 年程度の期間を想定するとともに 数週間程度の短い期間は人事管理の煩雑さ等にかんがみ適当ではないものであること ウ任期付職員法第 4 条第 2 項の規定は 同条第 1 項各号に掲げる業務 ( 以下 終期が見込まれる業務 という ) に職員を従事させる際 その全てが任期付職員であることが現実的でない場合があることを想定し 当該業務に任期の定めのない職員を充てる一方 その見合いにおいて 本来任期の定めのない職員を充てることとされている恒久的な業務に任期付職員を充てることができることとする趣旨のものであること したがって 例えば 終期が見込まれる業務に充てた任期の定めのない職員の数以上の数の任期付職員を恒久的な業務に充てることは認められないものであること ウ任期付職員法第 4 条第 2 項の規定は 同条第 1 項各号に掲げる業務 ( 以下 終期が見込まれる業務 という ) に職員を従事させる際 その全てが任期付職員であることが現実的でない場合があることを想定し 当該業務に任期の定めのない職員を充てる一方 その見合いにおいて 本来任期の定めのない職員を充てることとされている恒久的な業務に任期付職員を充てることができることとする趣旨のものであること したがって 例えば 終期が見込まれる業務に充てた任期の定めのない職員の数以上の数の任期付職員を恒久的な業務に充てることは認められないものであること 2 採用の方法任期付職員法第 4 条の規定による採用は 人事委員会又は競争試験等を行う公平委員会 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 以下 地公法 という ) 第 9 条第 1 項の規定により同項に規定する事務を行うこととされた公平委員会をいう 以下同じ ) を置く地方公共団体にあ 2 採用の方法任期付職員法第 4 条の規定による採用は 人事委員会 ( 競争試験等を行う公平委員会 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 以下 地公法 という ) 第 9 条第 1 項の規定により同項に規定する事務を行うこととされた公平委員会をいう ) を含む 以下この項目において同じ ) 1

っては地公法第 17 条第 3 項の規定に基づき原則として競争試験により 人事委員会又は競争試験等を行う公平委員会を置かない地方公共団体にあっては同条第 4 項の規定に基づき競争試験又は選考によるものとすること なお これらの場合において 地公法第 22 条第 1 項に規定する条件附採用が適用されることは言うまでもないこと を置く地方公共団体にあっては地公法第 17 条第 3 項の規定に基づき原則として競争試験 ( 人事委員会の定める職について人事委員会の承認があった場合は 選考 ) により 人事委員会を置かない地方公共団体にあっては同条第 4 項の規定に基づき競争試験又は選考によるものとすること なお 人事委員会は 地公法第 8 条第 3 項又は同法第 9 条第 3 項の規定に基づき 人事委員会規則 ( 競争試験等を行う公平委員会については公平委員会規則 ) で定めることにより 職員の競争試験及び選考並びにこれらに関する事務について 任命権者等に委任することができるものであること また これらの場合において 地公法第 22 条第 1 項に規定する条件附採用が適用されることは言うまでもないこと 3 任期 ( 任期付職員法第 6 条関係 ) ア任期付職員法第 4 条の規定により採用される職員の任期は 当該職員の身分保障に配慮しつつ 原則として3 年以内の期間で当該職員に従事させる業務の存続期間を考慮して定めることが必要であること 3 任期 ( 任期付職員法第 6 条関係 ) ア任期付職員法第 4 条の規定により採用される職員の任期は 当該職員の身分保障に配慮しつつ 原則として3 年以内の期間で当該職員に従事させる業務の存続期間を考慮して定めることが必要であること イ任命権者は 任期付職員法第 4 条の規定により職員を採用する場合には 人事異動通知書への記載等により当該職員にその任期を明示することが必要であること イ任命権者は 任期付職員法第 4 条の規定により職員を採用する場合には 人事異動通知書への記載等により当該職員にその任期を明示することが必要であること ウ 特に3 年を超える任期を定める必要がある場合として条例で定める場合 としては 例えば4 年後など3 年を超え5 年を超えない期間の後に廃止等により終了することが決定している業務に職員を就ける場合が考えられ 各地方公共団体の条例で具体的な業務を挙げて定めることが適当であること ウ 特に3 年を超える任期を定める必要がある場合として条例で定める場合 としては 例えば4 年後など3 年を超え5 年を超えない期間の後に廃止等により終了することが決定している業務に職員を就ける場合が考えられ 各地方公共団体の条例で具体的な業務を挙げて定めることが適当であること エ任期付職員は 任期 ( 任期付職員法第 7 条の規定により任期を更新した場合には その更新後の任期 以下同じ ) の満了により退職することとなるものであること なお このことは 上記 1のウで述べたとおり 恒久的な業務に任期付職員を充てることとなる任期付職員法第 4 条第 2 項の規定による採用の場合についても同様であること エ任期付職員は 任期 ( 任期付職員法第 7 条の規定により任期を更新した場合には その更新後の任期 以下同じ ) の満了により退職することとなるものであること なお このことは 上記 1のウで述べたとおり 恒久的な業務に任期付職員を充てることとなる任期付職員法第 4 条第 2 項の規定による採用の場合についても同様であること 4 任期の更新 ( 任期付職員法第 7 条関係 ) ア任期付職員の任期が3 年 ( 上記 3のウで述べた場合等 特に3 年を超える任期を定める必要がある場合として条例で定める場合にあっては 5 年 以下 3(5) 年 という ) に満たない場合において 採用した日から3(5) 年を超えない範囲内においてその任期を更新する場合における任期の設定及びその明示については 上記 3のア及びイと同様であること 4 任期の更新 ( 任期付職員法第 7 条関係 ) ア任期付職員の任期が3 年 ( 上記 3のウで述べた場合等 特に3 年を超える任期を定める必要がある場合として条例で定める場合にあっては 5 年 以下 3(5) 年 という ) に満たない場合において 採用した日から3(5) 年を超えない範囲内においてその任期を更新する場合における任期の設定及びその明示については 上記 3のア及びイと同様であること イ任期の更新に関するその他の事項については条例で定める必要があること 特に 任期を更新する場合にはあらかじめ任期付職員の同意を得なければならない旨定めることが適当であること なお 当該同意は 文書で行うこととすることが適当であること イ任期の更新に関するその他の事項については条例で定める必要があること 特に 任期を更新する場合にはあらかじめ任期付職員の同意を得なければならない旨定めることが適当であること なお 当該同意は 文書で行うこととすることが適当であること 5 勤務条件 (1) 給与ア任期付職員法第 4 条の規定により採用される職員 ( 以下 新たな任期付職員 という ) の給与は 地公法第 24 条及び地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 204 条の規定に基づき各地方公共団体の条例で定めるものであるが 条例を定めるに当たっては制度の趣旨 地域の実情等を踏まえ 適切な措置を講じられたいこと 5 勤務条件 (1) 給与ア任期付職員法第 4 条の規定により採用される職員 ( 以下 新たな任期付職員 という ) の給与は 地公法第 24 条及び地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 204 条の規定に基づき各地方公共団体の条例で定めるものであるが 条例を定めるに当たっては制度の趣旨 地域の実情等を踏まえ 適切な措置を講じられたいこと 2

イ新たな任期付職員については 長期継続雇用を前提としない期間の限られた任用であり かつ 特定の業務に従事することが想定されることから その給料月額の決定に際して 能力の伸長や経験の蓄積等の要素を考慮する必要性は低く その任用が想定される職に適用すべき各給料表の職務の級ごとに 職務の評価を基本とした単一号給を設けることが適当であること イ新たな任期付職員については 長期継続雇用を前提としない期間の限られた任用であり かつ 特定の業務に従事することが想定されることから その給料月額の決定に際して 能力の伸長や経験の蓄積等の要素を考慮する必要性は低く その任用が想定される職に適用すべき各給料表の職務の級ごとに 職務の評価を基本とした単一号給を設けることが適当であること ただし 公的な資格を有する者など一定の専門的な知識経験を有する人材の確保のため特に必要な事情が認められる場合については 任期付採用職員の給料表への号給の増設又は同種の業務に従事する常勤職員が用いる給料表の使用を条例に規定することにより 昇給や過去の経験を踏まえた号給の決定を行うことも否定されないものであること ウ新たな任期付職員の職務の級の決定については その職務の複雑 困難及び責任の度に基づいて適切に行われたいこと なお 任期付職員法第 3 条の規定による採用は 専門的な知識経験等を有する者の任期付採用であり 相当程度に困難度が高い業務に従事することが想定されるものであるが 他方 新たな任期付職員は 終期が見込まれる等の一定の要件を満たす場合に 一般的な業務に従事することが想定されるものであり 両制度の趣旨の相違に留意されたいこと ウ新たな任期付職員の職務の級の決定については その職務の複雑 困難及び責任の度に基づいて適切に行われたいこと なお 任期付職員法第 3 条の規定による採用は 専門的な知識経験等を有する者の任期付採用であり 相当程度に困難度が高い業務に従事することが想定されるものであるが 他方 新たな任期付職員は 終期が見込まれる等の一定の要件を満たす場合に 一般的な業務に従事することが想定されるものであり 両制度の趣旨の相違に留意されたいこと エ諸手当については 任期の定めのない常勤職員と同様に支給することができるものであること エ諸手当については 任期の定めのない常勤職員と同様に支給することができるものであること (2) その他の勤務条件新たな任期付職員の勤務時間 休暇等の勤務条件については 任期の定めのない常勤職員と同様に取り扱われるものであること (2) その他の勤務条件新たな任期付職員の勤務時間 休暇等の勤務条件については 任期の定めのない常勤職員と同様に取り扱われるものであること 6 分限及び懲戒並びに服務 (1) 分限及び懲戒新たな任期付職員の分限及び懲戒については 任期の定めのない職員と同様 地公法第 3 章第 5 節 ( 分限及び懲戒 ) の規定の適用を受けるものであるが 地公法第 28 条の2 第 4 項により同条第 1 項から第 3 項までに規定する定年制度は適用されないものであること 6 分限及び懲戒並びに服務 (1) 分限及び懲戒新たな任期付職員の分限及び懲戒については 任期の定めのない職員と同様 地公法第 3 章第 5 節 ( 分限及び懲戒 ) の規定の適用を受けるものであるが 地公法第 28 条の2 第 4 項により同条第 1 項から第 3 項までに規定する定年制度は適用されないものであること (2) 服務新たな任期付職員の服務については 任期の定めのない職員と同様 地公法第 3 章第 6 節 ( 服務 ) の規定 すなわち信用失墜行為の禁止 ( 第 33 条 ) 守秘義務( 第 34 条 ) 職務専念義務( 第 35 条 ) 営利企業等の従事制限 ( 第 38 条 ) 等の規定の適用を受けるものであること (2) 服務新たな任期付職員の服務については 任期の定めのない職員と同様 地公法第 3 章第 6 節 ( 服務 ) の規定 すなわち信用失墜行為の禁止 ( 第 33 条 ) 守秘義務( 第 34 条 ) 職務専念義務( 第 35 条 ) 営利企業等の従事制限 ( 第 38 条 ) 等の規定の適用を受けるものであること 7 定数上の取扱い新たな任期付職員の職は常勤の職であることから 地方自治法第 1 72 条第 3 項の規定により 定数条例上 定数内として取り扱われるものであること 7 定数上の取扱い新たな任期付職員の職は常勤の職であることから 地方自治法第 1 72 条第 3 項の規定により 定数条例上 定数内として取り扱われるものであること 8 共済制度及び災害補償 (1) 共済制度新たな任期付職員は 地方公務員等共済組合法 ( 昭和 37 年法律第 1 52 号 以下 地共済法 という ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員として 地方公務員共済組合の組合員となるものであること 8 共済制度及び災害補償 (1) 共済制度新たな任期付職員は 地方公務員等共済組合法 ( 昭和 37 年法律第 1 52 号 以下 地共済法 という ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員として 地方公務員共済組合の組合員となるものであること (2) 災害補償 (2) 災害補償 3

新たな任期付職員は 地方公務員災害補償法 ( 昭和 42 年法律第 12 1 号 以下 地公災法 という ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員 として 同法が適用されるものであること 新たな任期付職員は 地方公務員災害補償法 ( 昭和 42 年法律第 12 1 号 以下 地公災法 という ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員 として 同法が適用されるものであること 第 2 任期付短時間勤務職員制度 第 2 任期付短時間勤務職員制度 1 短時間勤務職員の任期を定めた採用 ( 任期付職員法第 2 条第 2 項 第 5 条関係 ) ア任期付短時間勤務職員制度は 再任用短時間勤務職員と同様本格的業務に従事することができる短時間勤務職員を任期を定めて採用することができることとしたものであること 1 短時間勤務職員の任期を定めた採用 ( 任期付職員法第 2 条第 2 項 第 5 条関係 ) ア任期付短時間勤務職員制度は 再任用短時間勤務職員と同様本格的業務に従事することができる短時間勤務職員を任期を定めて採用することができることとしたものであること イ任期付職員法第 5 条第 2 項の規定において その延長した提供時間若しくは充実した提供体制を維持する とは 単に現状のサービスの提供時間や提供体制を維持することはこれに当たらず あくまでもサービスの提供時間を延長したり 又は 提供体制を充実させた上で その後においても延長した提供時間や充実した提供体制を維持するために短時間勤務職員が必要な場合をいうものであること イ任期付職員法第 5 条第 2 項の規定において その延長した提供時間若しくは充実した提供体制を維持する とは 単に現状のサービスの提供時間や提供体制を維持することはこれに当たらず あくまでもサービスの提供時間を延長したり 又は 提供体制を充実させた上で その後においても延長した提供時間や充実した提供体制を維持するために短時間勤務職員が必要な場合をいうものであること なお 短時間勤務職員を任用する時点は サービスの提供時間を延長したり 又は 提供体制を充実させる時点と同時であることを必ずしも要しないものであること ウ任期付職員法第 5 条第 3 項の規定においては 同項各号に掲げる部分休業等の承認を受けて勤務しない職員の数と同項の規定により採用する任期付短時間勤務職員の数とは 必ずしも一致しなければならないものではないこと ウ任期付職員法第 5 条第 3 項の規定においては 同項各号に掲げる部分休業等の承認を受けて勤務しない職員の数と同項の規定により採用する任期付短時間勤務職員の数とは 必ずしも一致しなければならないものではないこと 2 採用の方法 任期及び任期の更新 ( 任期付職員法第 6 条 第 7 条関係 ) 任期付短時間勤務職員に係る採用の方法 並びに任期及び任期の更新については 第 1の2 3 及び4と同様であること 2 採用の方法 任期及び任期の更新 ( 任期付職員法第 6 条 第 7 条関係 ) 任期付短時間勤務職員に係る採用の方法 並びに任期及び任期の更新については 第 1の2 3 及び4と同様であること 4

3 勤務条件 (1) 給与アいわゆる非常勤職員が地方自治法第 203 条により報酬を支給される職員であるのに対し 任期付短時間勤務職員は改正法による改正後の地方自治法第 204 条により給料及び手当を支給されるものであること 3 勤務条件 (1) 給与アいわゆる非常勤職員が地方自治法第 203 条により報酬を支給される職員であるのに対し 任期付短時間勤務職員は改正法による改正後の地方自治法第 204 条により給料及び手当を支給されるものであること イ任期付短時間勤務職員の給料については 一定の期間に限り特定の業務に従事するという新たな任期付職員との共通性を踏まえ 任期付短時間勤務職員が従事する職務をフルタイムで行うものとした場合の給料月額を第 1の5で述べた新たな任期付職員の給料月額の決定方法により定め これに勤務時間数に応じた割合を乗ずることにより決定することが適当であること イ任期付短時間勤務職員の給料については 一定の期間に限り特定の業務に従事するという新たな任期付職員との共通性を踏まえ 任期付短時間勤務職員が従事する職務をフルタイムで行うものとした場合の給料月額を第 1の5で述べた新たな任期付職員の給料月額の決定方法により定め これに勤務時間数に応じた割合を乗ずることにより決定することが適当であること ウ任期付短時間勤務職員に対する手当の取扱いについては 改正法附則第 4 条により へき地手当及びへき地手当に準ずる手当を支給しないこととしており その他の以下に掲げる生活関連手当及び人材確保のための手当についても支給しないことが適当であること 扶養手当 住居手当 単身赴任手当 寒冷地手当 初任給調整手当 特例的に支給される調整手当( 一般職の職員の給与に関する法律 ( 昭和 25 年法律第 95 号 ) 第 11 条の4から第 11 条の7までの規定に相当する手当 ) 特地勤務手当( これに準ずる手当を含む ) ウ任期付短時間勤務職員に対する手当の取扱いについては 改正法附則第 4 条により へき地手当及びへき地手当に準ずる手当を支給しないこととしており その他の以下に掲げる生活関連手当及び人材確保のための手当についても支給しないことが適当であること 扶養手当 住居手当 単身赴任手当 寒冷地手当 初任給調整手当 特例的に支給される調整手当( 一般職の職員の給与に関する法律 ( 昭和 25 年法律第 95 号 ) 第 11 条の4から第 11 条の7までの規定に相当する手当 ) 特地勤務手当( これに準ずる手当を含む ) エ任期付短時間勤務職員は 職員の退職手当に関する条例 ( 案 )( 昭和 28 年 9 月 10 日自丙行発第 49 号 ) 第 2 条に規定する職員に該当しないものであり 退職手当は支給されないものであること エ任期付短時間勤務職員は 職員の退職手当に関する条例 ( 案 )( 昭和 28 年 9 月 10 日自丙行発第 49 号 ) 第 2 条に規定する職員に該当しないものであり 退職手当は支給されないものであること オその他の諸手当に関する規定の整備に当たっては 再任用短時間勤務職員 ( 地公法第 28 条の5 第 1 項の規定により採用される職員をいう 以下同じ ) の例 ( 期末手当 勤勉手当の支給割合に関する規定を除く ) を参考にされたいこと オその他の諸手当に関する規定の整備に当たっては 再任用短時間勤務職員 ( 地公法第 28 条の5 第 1 項の規定により採用される職員をいう 以下同じ ) の例 ( 期末手当 勤勉手当の支給割合に関する規定を除く ) を参考にされたいこと (2) その他の勤務条件ア任期付短時間勤務職員の勤務時間については 週 32 時間以下で各地方公共団体の条例により定めるべきものであること (2) その他の勤務条件ア任期付短時間勤務職員の勤務時間については 週 32 時間以下で各地方公共団体の条例により定めるべきものであること イ採用時には 当該任期付短時間勤務職員の勤務時間を明示すること イ採用時には 当該任期付短時間勤務職員の勤務時間を明示すること ウ任期付短時間勤務職員の休暇等については 再任用短時間勤務職員と同様に取り扱われるべきものであること ウ任期付短時間勤務職員の休暇等については 再任用短時間勤務職員と同様に取り扱われるべきものであること 5

4 定数上の取扱いア任期付短時間勤務職員の職については 地方自治法上 非常勤の職に当たることから 同法第 172 条第 3 項の規定により条例で定める定数の対象とはならないが 常勤職員とは区別して 予算編成の過程等を通じてその職員数を別途管理すべきものであること 4 定数上の取扱いア任期付短時間勤務職員の職については 地方自治法上 非常勤の職に当たることから 同法第 172 条第 3 項の規定により条例で定める定数の対象とはならないが 常勤職員とは区別して 予算編成の過程等を通じてその職員数を別途管理すべきものであること イ任期付短時間勤務職員制度は 住民サービスの向上やワークシェアリングなどもその目的としていることから 任期付短時間勤務職員の採用が直ちにその業務量に応じた常勤職員の定数の削減につながるものではないが 簡素で効率的な行政体制の確保は重要な課題であり 本制度の導入により行政経費が増嵩するようなことがないよう十分な注意が必要であること イ任期付短時間勤務職員制度は 住民サービスの向上やワークシェアリングなどもその目的としていることから 任期付短時間勤務職員の採用が直ちにその業務量に応じた常勤職員の定数の削減につながるものではないが 簡素で効率的な行政体制の確保は重要な課題であり 本制度の導入により行政経費が必要以上に増嵩するようなことがないよう十分な注意が必要であること 5 分限及び懲戒並びに服務 (1) 分限及び懲戒任期付短時間勤務職員の分限及び懲戒については 第 1の6(1) と同様であること 5 分限及び懲戒並びに服務 (1) 分限及び懲戒任期付短時間勤務職員の分限及び懲戒については 第 1の6(1) と同様であること (2) 服務ア任期付短時間勤務職員の服務については 任期の定めのない職員と同様 地公法第 3 章第 6 節 ( 服務 ) の規定 すなわち信用失墜行為の禁止 ( 第 33 条 ) 守秘義務( 第 34 条 ) 職務専念義務( 第 35 条 ) 営利企業等の従事制限 ( 第 38 条 ) 等の規定の適用を受けるものであること (2) 服務ア任期付短時間勤務職員の服務については 任期の定めのない職員と同様 地公法第 3 章第 6 節 ( 服務 ) の規定 すなわち信用失墜行為の禁止 ( 第 33 条 ) 守秘義務( 第 34 条 ) 職務専念義務( 第 35 条 ) 営利企業等の従事制限 ( 第 38 条 ) 等の規定の適用を受けるものであること イ任命権者による任期付短時間勤務職員に対する営利企業等の従事の許可については 公務に支障を来したり 公務の信用を失墜させたりするなどのおそれがないよう十分留意しつつ 任期付短時間勤務職員の勤務形態等を勘案して必要に応じ弾力的な運用を行うことが可能であること また 再任用短時間勤務職員に対する制限についても同様に運用して差し支えないものであること イ任命権者による任期付短時間勤務職員に対する営利企業等の従事の許可については 公務に支障を来したり 公務の信用を失墜させたりするなどのおそれがないよう十分留意しつつ 任期付短時間勤務職員の勤務形態等を勘案して必要に応じ弾力的な運用を行うことが可能であること また 再任用短時間勤務職員に対する制限についても同様に運用して差し支えないものであること 6 共済制度及び災害補償 (1) 共済制度任期付短時間勤務職員は 地共済法第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員には該当しないため 地方公務員共済組合の組合員とならないものであること 6 共済制度及び災害補償 (1) 共済制度任期付短時間勤務職員は 地共済法第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員には該当しないため 地方公務員共済組合の組合員とならないものであること (2) 災害補償任期付短時間勤務職員は 地方公務員災害補償法施行令 ( 昭和 42 年政令第 274 号 ) 第 1 条第 1 項第 1 号の規定により 地公災法第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員として 同法が適用されるものであること なお 船員である任期付短時間勤務職員については 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) が適用されるため 地方公務員災害補償法附則第 8 条第 3 項の規定により同法による補償は行われないこと (2) 災害補償任期付短時間勤務職員は 地方公務員災害補償法施行令 ( 昭和 42 年政令第 274 号 ) 第 1 条第 1 項第 1 号の規定により 地公災法第 2 条第 1 項第 1 号に規定する職員として 同法が適用されるものであること なお 船員である任期付短時間勤務職員については 船員保険法 ( 昭和 14 年法律第 73 号 ) が適用されるため 地方公務員災害補償法附則第 8 条第 3 項の規定により同法による補償は行われないこと ~ 以降略 ~ ~ 以降略 ~ 6