実習科目回 テーマ 授業内容および学習課題 担当者 酸塩基反応及び抽出法による薬毒物混合物の系統 グループ 薬毒物の系統分離と確認 分離法を実施できる 薬毒物の化学構造や反応性を理解し 薄層クロマ 森本 敦司 トグラフィーや各種確認試験を利用して 含有成分 を同定できる C2-(3) A

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渋谷清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰 ( 含有試験 ) 6 4 周辺大気環境調査結果 7 5 試料採取日一覧 8 (

No. QCVN 08: 2008/BTNMT 地表水質基準に関する国家技術基準 No. QCVN 08: 2008/BTNMT National Technical Regulation on Surface Water Quality 1. 総則 1.1 規定範囲 本規定は 地表水質

2-3 分析方法と測定条件ソルビン酸 デヒドロ酢酸の分析は 衛生試験法注解 1) 食品中の食品添加物分析法 2) を参考にして行った 分析方法を図 1 測定条件を表 3に示す 混合群試料 表示群試料について 3 併行で分析し その平均値を結果とした 試料 20g 塩化ナトリウム 60g 水 150m

施設名施設住所項目一般埋め立てた廃棄物廃棄物 (ton) 擁壁の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 遮水工の点検 遮水効果低下するおそれが認められた場合の措置 周縁地下水の水質検査結果 斜里町清掃センター最終処分場斜里町以久科北 破砕ごみ 内容 生ごみ残差 合計 点検を行った年月日

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社会環境報告書2013


北清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7 4

練馬清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

品川清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

31608 要旨 ルミノール発光 3513 後藤唯花 3612 熊﨑なつみ 3617 新野彩乃 3619 鈴木梨那 私たちは ルミノール反応で起こる化学発光が強い光で長時間続く条件について興味をもち 研究を行った まず触媒の濃度に着目し 1~9% の値で実験を行ったところ触媒濃度が低いほど強い光で長

プラズマクラスター技術による黄砂に付着している細菌・カビの抑制効果 およびPM2.5に含まれている有機化学物質の除去効果を実証(2014/4/3)

参考 < これまでの合同会合における検討経緯 > 1 第 1 回合同会合 ( 平成 15 年 1 月 21 日 ) 了承事項 1 平成 14 年末に都道府県及びインターネットを通じて行った調査で情報提供のあった資材のうち 食酢 重曹 及び 天敵 ( 使用される場所の周辺で採取されたもの ) の 3

足立清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

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評価方法 ディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミング 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 上に示す観点に基づいて 学習のまとまりごとに評価し 学年末に

1 施設設備の衛生管理 1-1 食品取扱室の清掃及び保守点検 < 認証基準 > 床 内壁 天井 窓 照明器具 換気扇 手洗い設備及び排水溝の清掃手順 保守点検方法が定められていること 床及び排水溝の清掃は1 日に1 回以上 その他の清掃はそれぞれ清掃の頻度の記載があること 保守点検頻度の記載があるこ

有明清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

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表 1-2. コーデックスガイドライン (Codex Guidelines)2018 年 2 月現在 78 ガイドライン コーデックスガイドラインは 食品の安全性 品質 取込み可能性を確実にするために 証拠に基づいて 情報と助言を推奨手順と同時に提供するものである ガイドラインタイトル策定 部会 最

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部長表彰への改正時

世田谷清掃工場 平成 27 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) スラグ ( ガス化溶融 )( 含

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 守山南部処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 調整槽放流水試料採取口 試料採取年月日 H H H H H H 測定結果の得られた年月日 H30.5.7

現場での微量分析に最適 シリーズ Spectroquant 試薬キットシリーズ 専用装置シリーズ 主な測定項目 下水 / 廃水 アンモニア 亜硝酸 硝酸 リン酸 TNP COD Cr 重金属 揮発性有機酸 陰イオン / 陽イオン界面活性剤 等 上水 / 簡易水道 残留塩素 アンモニア 鉄 マンガン

平成 24 年度維持管理記録 ( 更新日平成 25 年 4 月 26 日 ) 1. ごみ焼却処理施設 (1) 可燃ごみ焼却量項目単位年度合計 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 A B 炉合計焼却量 t 33, ,972

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○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

目 次 産業洗浄技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 1 ページ 制定昭和 61 年度改正平成 28 年度 産業洗浄 ( 見直し ) 職業能力開発専門調査員会 ( 平成 25 年度 ) 氏名所属氏名所属 清滝一宏栗田エンジニアリング ( 株 ) 坂内泰英荏原工業洗浄 ( 株 ) 鷺谷洋一

4 月 17 日 4 医療制度 2( 医療計画 ) GIO: 医療計画 地域連携 へき地医療について理解する SBO: 1. 医療計画について説明できる 2. 医療圏と基準病床数について説明できる 3. 在宅医療と地域連携について説明できる 4. 救急医療体制について説明できる 5. へき地医療につ

様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 船見処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 放流水槽 試料採取年月日 H H H H H 測定結果の得られた年月日 H H H30.6.6

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練馬清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

中央清掃工場 平成 29 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

検査項目 病原生物 重金属 無機物質 一般有機化学物質 消毒副生成物 重金属 ( 着色 ) 平成 24 年度水質検査結果表 ( 浄水 ) 上水道恩志水源系統採水地点 : 大谷地内給水栓 検査機関 :( 財 ) 鳥取県保健事業団 項目 基準値 単位 4 月 5 日 5 月 10 日 5 月 28 日

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開講年度 2018 開講時期半期標準履修年次 1 年次単位科目名講義 演習担当教員木崎節子 苅田香苗 吉田正雄 櫻井拓也春学期 : 木曜日 1 2 時限 ( 9:00-10:30 10:45-12:15) 曜日 時限等秋学期 : 木曜日 1 2 時限 ( 9:00-10:30 10:45-12:15

ト ( 酢酸 ) を用いた ( 図 1) 各試薬がすでに調合されており操作性が良い また この分析方法は有害な試薬は使用しないため食品工場などでの採用が多く ISO などの国際機関も公定法として採用している F-キット ( 酢酸 ) での測定は 図 1の試薬類と試料を 1cm 角石英セル に添加し

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

住環境テ サ イン学科 建築環境工学住居 建築デザイン 准教授または講師教授または准教授 住環境設備 住環境工学 環境工学演習 環境計画演習ほか住居計画 住環境デザイン概論 設計演習ほか 博士 ( または Ph.D) の学位を有する方 もしくは取得を目指して研究を進めている方 博士 ( または Ph

埋立てた一般廃棄物の種類及び数量の記録 ( 平成 30 年度 ) 最終処分場名 : 第二処分場 単位 : トン 種 類 数量 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 搬入量一般廃棄物焼却灰 1, , , 合計

4. 代表的な薬局製剤 漢方製剤について概説できる 5. 代表的な薬局製剤 漢方製剤を調製できる 6. 医薬品の適正在庫とその意義を説明できる 7. 納入医薬品の検収を体験し そのチェック項目 ( 使用期限 ロットなど ) を列挙できる 8. 薬局におけるアイテムの管理 配列の概要を把握し 実務を体

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整

取扱説明書 ba75728d09 07/2015 メソッドデータ V 2.15

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すとき, モサプリドのピーク面積の相対標準偏差は 2.0% 以下である. * 表示量 溶出規格 規定時間 溶出率 10mg/g 45 分 70% 以上 * モサプリドクエン酸塩無水物として モサプリドクエン酸塩標準品 C 21 H 25 ClFN 3 O 3 C 6 H 8 O 7 :

2,3-ジメチルピラジンの食品添加物の指定に関する部会報告書(案)

処分した廃棄物 ( 平成 23 年 5 月分 ) 種類焼却灰破砕不燃物合計重量 (t) 塩化物イオン 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 μs/cm 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 アルキル水銀 検出されないこと 0.00

(薬学科)D専門教育科目テーラーメイド薬物治療 薬学複合科目医療薬学複合科目 Ⅳ アドバンス科目学部学科必修選択第一年次第二年次第三年次第四年次第五年次第六年次薬学部授業科目 群衛生 Ⅲ( 環境衛生 ) 製剤設計 Ⅰ( 液状 分散系 )

IC-PC法による大気粉じん中の六価クロム化合物の測定

問 2 環境基本法に関する記述中 ( ア ) ( カ ) の中に挿入すべき語句 (a h) の組み合わせとして 正しいものはどれか この法律において 地球環境保全 とは 人の活動による ( ア ) 又は ( イ ) ( ウ ) ( エ ) その他の地球の全体又はその広範囲な部分の環境に影響を及ぼす事

2. 看護に必要な栄養と代謝について説明できる 栄養素としての糖質 脂質 蛋白質 核酸 ビタミンなどの性質と役割 およびこれらの栄養素に関連する生命活動について具体例を挙げて説明できる 生体内では常に物質が交代していることを説明できる 代謝とは エネルギーを生み出し 生体成分を作り出す反応であること

2.1.3 クリルオイルとは Euphausia superba 由来のものである 主な構成成分はトリグ リセリドとリン脂質である メンヘーデンオイルとは Brevootia と Ethmidium (Clupeidae) 属由来のものである サーモンオイルとは Salmon

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

近年患者数が多く公衆衛生上の重要性が増しているノロウイルスについて ヒトへの 感染経路における食品 ( カキを中心とした二枚貝とその他の食品別 ) の寄与率やヒトの 症状の有無による食品への汚染の程度を明らかにする研を実施する 2 調査事業 (1) 食品用器具 容器包装に用いられる化学物質のリスク評

01_第Ⅰ部表紙_溶け込み

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

 

講義室 配置図 薬学部 1 階薬学部 2 階薬学部 3 階 -103 講義室 -104 実習室 天秤室 薬学総合実験部門 講義室 -105 実習室 -203 実習室 -303 実習室 -201 講義室 -301 講義室 -101 講義室

1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

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本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

成分 CAS 番号 重量 % 金属蒸着積層フィルム なし 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想できる急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状毒性学的影響についてはセクション

種類 科目のねらい 子どもの発達と保育 Ⅰ 科目名子どもの発達と保育 総合選択科目単位数 子どもについて知る 子どもを取り巻く環境を知る 定期考査 作品 授業態度 提出物 出席状況 年次の選択科目です ( 年次に選択しなかった者は 年次に選択することができます ) 保育の意義 児童観新生児の発育乳幼

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資料 3-1 リスク評価 ( 一次 ) 評価 Ⅱ における 1,2,4- トリメチルベンゼンの 評価結果 ( 案 ) について ( 生態影響 ) < 評価結果及び今後の対応について > 1,2,4- トリメチルベンゼン ( 以下 TMB という ) について 生態影響に係る有害性評価として 既存の有

( 速報 ) ~ 騒音 振動調査 ( 騒音 )~ 騒音レベル (db) 騒音レベル (db) 各地点の騒音調査結果 騒音調査結果まとめ (L のみ表示 ) NVR-2 NVR-3 L L L9 LAeq L L L9 LAeq 騒音レベル (db) 9 8 7

平成 29 年度 一般廃棄物最終処分場の維持管理記録 施設の名称 : 弘前市埋立処分場第 2 次 ( 第 1 区画 第 2 区画 ) 施設の位置 : 弘前市大字十腰内字猿沢 埋立廃棄物の種類及び数量 ( 単位 :kg) 区分 種類 平成 29 年平成 30 年 4 月 5 月 6 月

教科 : 家庭科目 : ファッション造形基礎対象 : 第 3 学年選択者単位数 : 教科担当者 : 青栁里菜印使用教科書 : ファッション造形基礎 ( 実教出版 ) 月 指導内容科目ファッション造形基礎予定指導内容科目ファッション造形基礎予定評価の観点方法評価の観点方法 年間授業計画 の具体的な指導

<4D F736F F F696E74202D208AD88D9182C982A882AF82E989BB8A7795A88EBF8AC7979D90AD8DF42E707074>

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栄養表示に関する調査会参考資料①

HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品

CERT化学2013前期_問題

2015 1,200 A B J 一般社団法人 J ミルク牛乳乳製品の知識改訂版 001


3

Transcription:

実習科目衛生薬学実習 [ 実習 ] 第 3 学年前期必修 2 単位 担当者名 教授/ 和田啓爾 教授 / 准教授 / 遠藤 哲也 准教授 / 講師 / 寺崎将 助教 / 概要 人が健康で快適な生活を送るためには 社会における健康と環境を化学的な知識と技術で解決していくことが求められる 衛生薬学実習 では 食品 水 空気 薬毒物などの実試料を用いて食品衛生及び環境衛生に関する試験法を実施し 健康維持に必要な栄養を科学的に理解するとともに 自然 生活環境を保全 維持するために必要な知識と技術を習得する 得られた結果を正しく解釈し 評価する態度を身につけることを目標とする本実習内容は 衛生行政や学校薬剤師の職能と密接に関わるものである (Ⅰ) 栄養素の試験脂質の化学及び変質試験 ビタミンの定性試験を通して それらの化学的性質及び試験法の原理を理解する (Ⅱ) 食品添加物試験代表的な保存料及び殺菌料の確認試験法を学ぶ (Ⅲ) 薬毒物試験薬毒物中毒の際の薬毒物を推定する予試験の方法 系統分離法 定量法を学ぶ (Ⅳ) 水質試験上水及び下水試験を通して 水質汚濁の指標の測定原理と意義を理解し 環境の改善に向かって努力する態度を身につける (Ⅴ) 空気環境試験室内空気試験 大気汚染物質試験を通して 空気環境汚染物質の測定原理と意義を理解し 環境改善に向かって努力する態度を身につける 学習目標 油脂が変質する機構を説明し 油脂の変質試験を実施できる 食品添加物試験法の原理を理解し 実施できる 主な薬毒物の分離 定性及び定量法の原理を理解し 実施できる 水質汚濁物質の主な項目を列挙し 測定できる 水道水の水質基準の主な項目を列挙し 測定できる 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙し 測定できる 主な大気汚染物質の濃度を測定し 健康影響について説明できる 水質汚濁 大気汚染を防止するための法規制について説明できる 得られた実験結果を客観的に正しく評価できる 学習内容 回テーマ授業内容および学習課題担当者 1 A& ガイダンス A& 実習講義 実験の安全指針 A& 生活環境と社会問題 実習項目全体の講義 実習の目的及び実習課題の概要を理解し 衛生薬学系科目との関連性を説明できる 実験の進め方 レポートの書き方 実験を安全に行うための注意事項や実習準備の必要性について概説できる 生活環境を汚染し重篤な健康被害を生じ 訴訟にまで発展したいくつかの代表的な社会問題を取り上げ その被害の実態や訴訟の経過について説明できる 和田増田遠藤寺崎小林石川 啓爾園子哲也将大祐美香 2 A 水質汚濁試験 ph DO の測定 水質汚濁の主な指標を測定し 各試験法の原理と測定意義を説明できる 水質汚濁に関わる環境基準と排水基準を説明し 適用できる 実習に関連する事項 ( 生活環境と健康 ) から 課題研究テーマについて調査 グループディスカッションを行うことができる PL 465

実習科目回 テーマ 授業内容および学習課題 担当者 酸塩基反応及び抽出法による薬毒物混合物の系統 グループ 薬毒物の系統分離と確認 分離法を実施できる 薬毒物の化学構造や反応性を理解し 薄層クロマ 森本 敦司 トグラフィーや各種確認試験を利用して 含有成分 を同定できる C2-(3)-3-3 3 A 水道水水質試験 ph 残留塩素 総硬度 ヒ素の定量試験 4 A 空気試験 ( 大気汚染物質 ) 窒素酸化物 硫黄酸化物 騒音 食品添加物試験 保存料の確認試験 殺菌料の確認試験 5 A 空気試験 ( 室内 ) 感覚温度 CO 2 CO 粉塵 照度 騒音 油脂の変質試験 酸価 過酸化物価 各試験法の原理と測定意義を説明できる 得られた水道水試験の結果より 水道水を評価できる ヒ素試験装置を組み立て 操作できる ジエチルジチオカルバミン酸銀法によるとヒ素定量法の測定原理を説明できる 作成した検量線より試料中のヒ素濃度を算出することができる 主な大気汚染物質の濃度を測定し 測定原理と健康影響について説明できる 大気汚染 騒音を防止するための法規制について説明できる 代表的な保存料 ( 安息香酸 デヒドロ酢酸 パラオキシ安息香酸エステル等 ) 及び殺菌料 ( 過酸化水素等 ) の試験法の原理を説明できる 各種確認試験を利用して 試料中に含まれる保存料を同定することができる 実習に関連する事項 ( 栄養 毒物 ) から 課題研究テーマについて調査しい グループディスカッションを行い 発表スライドを作成することができる PL C11-(1)-1-1 C11-(1)-2-2,6,8 室内環境を評価するための代表的指標を理解し 各項目の測定意義と測定原理を説明できる 得られた室内空気試験の結果より 室内環境を評価できる 油脂の変質における主な反応とその機構を理解し 各変質試験法の原理を説明できる 得られた変質試験の結果より 食品の品質を評価できる C11-(1)-2-2 グループ グループ 遠藤哲也 グループ 466

実習科目回テーマ授業内容および学習課題担当者 6 A 水道水水質試験 亜硝酸 鉄 7 A 8 A 薬毒物の系統分離と確認 水質汚濁試験 ph DO の測定 9 A ヒ素の定量試験 水道水水質試験 ph 残留塩素 総硬度 10 A 食品添加物試験 保存料の確認試験 殺菌料の確認試験 空気試験 ( 大気汚染物質 ) 窒素酸化物 硫黄酸化物 騒音 11 A 油脂の変質試験 酸価 過酸化物価 空気試験 ( 室内 ) 感覚温度 CO 2 CO 粉塵 照度 騒音 各試験法の原理と測定意義を説明できる 得られた水道水試験の結果より 水道水を評価できる 4 回目 で作成したスライドを用いて発表し 議論することができる PL C11-(1)-1-1 C11-(1)-2-2,6,8 2 回目 A で討議した結果をもとに スライドを用いて発表し 全体で議論することができる PL 2 回目 と同じ 2 回目 A と同じ PL 3 回目 と同じ 3 回目 A と同じ 4 回目 と同じ PL 4 回目 A と同じ 5 回目 と同じ 5 回目 A と同じ 遠藤哲也 グループ 遠藤 哲也 グループ グループ グループ グループ遠藤哲也 467

実習科目回テーマ授業内容および学習課題担当者 12 A 水道水水質試験 亜硝酸 鉄 13 6 回目 と同じ PL 6 回目 A と同じ 7 回目 A と同じ PL グループ遠藤哲也 グループ 遠藤 哲也 評価方法 1. 実習態度 25% 2. 課題研究発表 25% 3. レポート 50% 備考 教科書 : 衛生薬学実習書 衛生薬学講座作成 参考書 : 健康と環境 スタンダード薬学シリーズ5 日本薬学会編東京化学同人 衛生薬学第 3 版 南江堂 最新公衆衛生学第 5 版 廣川書店 衛生化学- 新しい時代 - 第 2 版 廣川書店 日本薬学会編: 衛生試験法 注解 2010 年版 金原出版 日本薬学会編: 薬毒物化学試験法第 4 版 南山堂 学習の準備 各実習項目を事前に熟読し 使用する試薬の安全性 実験方法の手順 実験の意義などを教科書や参考書などで調べ準備しておく 関連するモデルコアカリキュラムの到達目標 C2 化学物質の分析 (3) 分析技術の臨床応用 薬毒物の分析 3. 代表的な中毒原因物質を分析できる C11 健康 (1) 栄養と健康 栄養素 1. 栄養素 ( 三大栄養素 ビタミン ミネラル ) を列挙し それぞれの役割について説明できる 食品の品質と管理 2. 油脂が変敗する機構を説明し 油脂の変質試験を実験できる 6. 代表的な食品添加物を用途別に列挙し それらの働きを説明できる 8. 主な食品添加物の試験を実施できる 食中毒 5. 化学物質 ( 重金属 残留農薬など ) による食品汚染の具体例を挙げ ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる C12 環境 (1) 化学物質の生体への影響 化学物質の毒性 3. 重金属 農薬 PC ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質の急性毒性 慢性毒性の特徴について説明できる (2) 生活環境と健康 水環境 2. 水の浄化法について説明できる 4. 水道水の水質基準の主な項目を列挙し 測定できる 6. 水質汚濁の主な指標を水域ごとに列挙し その意味を説明できる 468

実習科目7.DO OD COD を測定できる 室内環境 1. 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙し 測定できる 大気環境 3. 主な大気汚染物質の濃度を測定し 健康影響について説明できる 環境保全と法的規制 3. 大気汚染を防止するための法規制について説明できる 4. 水質汚濁を防止するための法規制について説明できる 469