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防火ダンパーに関する施行令 AN 4 Ver.2.6 建築基準法施行令第 112 条第 16 項 ( 抜粋 ) 換気 暖房又は冷房の設備の風道が準耐火構造の防火区画を貫通する場合においては 当該風道の準耐火構造の防火区画を貫通する部分又はこれに近接する部分に特定防火設備であって 次に掲げる要件を満た

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消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

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第5章 その他

札幌市ワンルーム形式集合住宅に関する建築指導要綱 平成元年 6 月 15 日助役決裁 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は ワンルーム形式集合住宅の建築計画 管理等について必要な事項を定め 建築主等に協力を要請することにより その建築に伴う紛争の未然防止と良好な居住環境の確保を図ることを

定期報告制度とは 建築物の安全対策と 維持管理を目的とした制度です 建築物は 長期間の使用に伴い建物本体の劣化や 設置されている設備に性能低下がおこります 建築物の劣化状態や 防災上の問題を早期に発見し 危険を未然に防ぐことが定期報告の目的です もし適切な維持管理を怠ると 必要な時に必要な設備が行動

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目次 ( )

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昇降機維持管理指針(仮称)について(メモ)

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

平成21年6月1日施行

広島市都市計画関係手数料条例の一部改正について ( お知らせ ) 建築基準法施行令の改正に伴い, 小荷物専用昇降機に係る建築物に関する確認申請手数料等を定める とともに, 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の制定に伴い, 建築物エネルギー消費性能 向上計画認定申請手数料等を定める条例改正を

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

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指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

第 2 節 監督処分等 ( 監督処分等 ) 第 81 条 国土交通大臣 都道府県知事又は市長は 次の各号のいずれかに該当する者に対して 都市計画上必要な限度において このの規定によってした許可 認可若しくは承認を取り消し 変更し その効力を停止し その条件を変更し 若しくは新たに条件を付し 又は工事

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

ア建築物の部材等が落下し 飛散するおそれのある状態イ建築物の老朽化又は台風等の自然災害により 倒壊又は損傷するおそれのある状態ウ建築物の外壁 窓等が剥落し 建築物の外部から内部が見通せる状態エ竹木その他の土地の定着物が 道路との境界線を越え通行の妨げになっている状態オ物が大量に堆積されている状態カね

松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例施行規則平成 26 年 10 月 27 日規則第 65 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例 ( 平成 26 年条例第 52 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

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面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

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【道路台帳整備の対象となる指定道路】

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用いるかは 任意に選択することができる 法的積載荷重を下回る場合は 安全サイドの処置を講ずるものであり 上回る概数を用いて 定員等で表示する場合は それに対応した強度を有していれば支障がないためである 定員は法定積載量又は定格積載量を65 kgで乗じた数値の小数点以下の端数を切り捨てた数値とする 例

ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

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及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

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第 1 建築確認 検査の厳格化について (1) 構造計算適合性判定制度の導入 ( 基準法第 6 条 第 6 条の2 第 18 条 第 18 条の2 関係 ) ( 構造計算に関して専門的な識見を有する者 ) 都道府県知事等は 特別な構造方法の建築物の計画について構造計算適合性判定を行うに当たって必要が

温度感知ヒューズ取付対策済の見分け方 ( 外観編 ) 温度ヒューズ構成 温度ヒューズ貼り付け外観 上記箇所に温度ヒューズ及びその配線が適正に取り付けられている事を確認してください

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●空家等対策の推進に関する特別措置法案

8--2 建築許可申請 法の規定 ( 省令第 34 条 ) 法第 43 条第 項の建築許可を受けようとする者は 法に定めた事項を記載した 建築物の新築 改築若しくは用途の変更又は第一種特定工作物の新設許可申請書 に必要な書類 図面を添付し 市長に提出してください ( 法第 43 条 省令第 34 条

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山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

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薬事法における病院及び医師に対する主な規制について 特定生物由来製品に係る説明 ( 法第 68 条の 7 平成 14 年改正 ) 特定生物由来製品の特性を踏まえ 製剤のリスクとベネフィットについて患者に説明を行い 理解を得るように努めることを これを取り扱う医師等の医療関係者に義務づけたもの ( 特

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3. 証明者が登録宅性能評価機関の場合 証明を行った登録宅性能評価機関 調査を行った建築士又は建築基準適合判定資格者検定合格者 称印 登録年月日及び登録をした者 建築基準適合判定資格者検定合格者の場合 登録を受けた都道府県 ( 二級建築士又は木造 ) 合格通知日付又は合格証書日付 合格通知番号又は合

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号外53号 生涯学習条例あら indd

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

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また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

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官庁施設の保全 とは 官庁施設が完成してから解体されるまでの間 その性能を良好な状態に保つほか 社会 経済的に必要とされる性能水準を確保し 保持し続けるための取組です さまざまな保全の取組 運転 監視 警 備 清 掃 点検 ( 外壁 ) 保 守 改修 ( 建具 ) 保全 は施設保全責任者の役割です

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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保育所の設備及び運営に関する基準 保育室等 屋外 遊戯場 設備 ( 必置 ) 面積設備 ( 必置 ) 面積 調理室 便所 0 1 歳児 乳児室及びほふく室 医務室 2 歳以上児 保育室又は遊戯室 乳児室 ほふく室 3.3m2 / 人 保育室 遊戯室 1.98m2 / 人屋外遊戯場 近隣の都市公園を代

1) 超高層建築物 2) 高さが 31m を超える部分又は地下 3 階以下の部分が 安全措置建築物に該当するもの 3) 大規模建築物で 安全措置建築物の部分を有するもの 4) 特に高度な手法により設計された建築物等で 特定行政庁では適正な対応が困難と判断されるもの 2 公的機関に評価の申し込みをする

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第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

( 措置完了報告 ) 第 13 条法第 14 条第 1 項から第 3 項までの規定による助言等及び行政代執行法第 3 条第 1 項の規定による戒告に対し措置を行った場合は 措置完了報告書 ( 様式第 14 ) により報告するものとする ( 標識 ) 第 14 条法第 14 条第 11 項の規定による

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

無線局の定期検査制度の見直し ~ 登録検査等事業者制度の導入 ~ 平成 23 年 6 月 総務省総合通信基盤局電波環境課

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

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Transcription:

平成 20 年 4 月 1 日から 建築基準法第 12 条に基づく ~ 見直しのポイント ~ 国土交通省

定期報告制度は 建築物や昇降機などの定期的な調査 検査の結果を報告することを所有者 管理者に義務づけることにより 建築物の安全性を確保することを目的としています 建築基準法では 建築物の所有者 管理者又は占有者は その建築物 ( 遊戯施設などの工作物を含みます ) の敷地 構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない ( 第 8 条第 1 項 ) とされています さらに 特定行政庁が指定する建築物 ( 昇降機などの建築設備や遊戯施設などの工作物も含みます ) の所有者 管理者は 定期に 専門技術を有する資格者に調査 検査をさせ その結果を特定行政庁に報告しなければなりません ( 法第 12 条第 1 項及び第 3 項 ) つまり 適切に維持管理するとともに 定期的な調査 検査の結果を特定行政庁に報告することは 所有者 管理者に課された義務であり 定期報告をすべきであるのにしなかったり 虚偽の報告を行った場合は 罰則の対象 ( 百万円以下の罰金 ) となります 外壁の落下により思わぬ事故が発生し 社会的な責任も問われる場合があります 火災や地震等で停電した場合 思わぬケガやパニックを引き起こす場合があります イラスト 高信太郎 エレベーターの中に閉じこめられるなどの思わぬ事故が発生するおそれがあります 専門技術を有する資格者が調査 検査を適切に行わなければ 思わぬ事故につながり 社会的責任を問われる可能性があります 建築物の安全性を確保するためには 調査者 検査者が調査 検査を適切に行うとともに 所有者等に対して維持保全のアドバイスを行うことを心がけることが重要です

近年 定期報告が適切に行われていなかったことが一因と思われる建築物や昇降機などの事故が多発していることから 定期報告制度を見直すこととなりました 平成 18 年 6 月の東京都内の公共賃貸住宅のエレベーターにおける死亡事故 平成 19 年 4 月の東京都内の複合ビルのエレベーターにおける発煙事故 同年 5 月の大阪府内の遊園地のコースターにおける死亡事故 同年 6 月の東京都内の雑居ビルにおける広告板落下事故等 建築物や昇降機などに関する事故が相次ぎ発生し この中には 建築物や昇降機などの安全性の確保にとって重要な日常の維持保全や定期報告が適切に行われていなかったことが事故の一因と見られるものがありました 一方で たとえば 遊戯施設の検査標準 (JIS A1701) には コースターの車輪軸について年 1 回以上の探傷試験が義務づけられていますが 建築基準法令上の位置づけがあいまいであるとの指摘がありました 定期報告の調査 検査の項目 方法 判定基準を法令上明確にします 定期調査 検査の項目 方法 是正の必要の要否の判定基準を 1 特殊建築物等 ( 劇場 映画館 病院 ホテル 共同住宅 学校 百貨店等で一定規模以上のもの ) 2 昇降機 ( エレベーター エスカレーター及び小荷物専用昇降機 ) 3 遊戯施設 ( コースター 観覧車 メリーゴーラウンド ウォーターシュート ウォータースライド等 ) 及び4 建築設備等 ( 換気設備 排煙設備 非常用の照明装置 給水設備及び排水設備 ) について それぞれ定めました 調査 検査の結果の判定基準 要是正 要重点点検 指摘なし 修理や部品の交換等により是正することが必要な状態であり 所有者等に対して是正をうながすものであり 報告を受けた特定行政庁は 所有者等が速やかに是正する意志がない等の場合に必要に応じて是正状況の報告聴取や是正命令を行うこととなります 次回の調査 検査までに 要是正 に至るおそれが高い状態であり 所有者等に対して日常の保守点検において重点的に点検するとともに 要是正の状態に至った場合は速やかに対応することをうながすものです 要重点点検及び要是正に該当しないものです なお 要是正及び要重点点検に該当しない場合にあっても 特記事項として注意をうながすこともあります ( 注 ) 要重点点検は 昇降機及び遊戯施設の一部の検査項目にあります 報告内容を充実します 定期報告を受けた特定行政庁が適切な措置を講じやすくするため 昇降機と遊戯施設で同じ様式の報告書を用いることとなっていたものを分け 調査 検査結果表の添付を義務づけるとともに その中で検査項目ごとの担当調査 検査資格者や調査 検査を代表する立場の資格者を明確にすることとし 調査 検査の結果 要是正 や 要重点点検 と判定された項目に対する改善策の具体的内容等 前回の調査 検査以降に発生した不具合について報告することとしました ( 閲覧対象となる概要書も同様 )

ここに記載している内容については 特定行政庁により異なる場合がありますので 詳しくは 特定行政庁へお問い合わせ下さい 1 特殊建築物等 外装タイル等の劣化 損傷手の届く範囲を打診 その他を目視で調査し 異常があれば 精密調査を要する として建築物の所有者等に注意喚起 吹付けアスベスト等施工の有無 飛散防止対策の有無 劣化損傷状況を調査 建築設備 防火設備設備の有無及び定期的な点検の実施の有無を調査 手の届く範囲を打診 その他を目視で調査し 異常があれば全面打診等により調査し 加えて竣工 外壁改修等から 10 年を経てから最初の調査の際に全面打診等により調査 左に加え 吹付けアスベストが施工され かつ飛散防止対策がされていない場合は 当該アスベストの劣化損傷状況を調査 左に加え 定期的な点検が実施されていない場合は 作動状況を調査 調査結果の報告の際に 配置図及び各階平面図を添付 3 遊戯施設 車輪軸等のき裂 1 年に 1 回 探傷試験により検査目視で検査するとともに 探傷試験を次のとおり実施 人力走行ものは 5 年に 1 回 定常走行速度が 40km/h 未満のものは 3 年に 1 回 それ以外は 1 年に 1 回 その他目視により検査して異常があった場合 検査結果の報告の際に 車輪軸等の探傷試験の結果を添付

2 昇降機 ブレーキパッドの摩耗目視により検査 ( 不適合の判定基準は摩耗がはなはだしく制動力の維持が困難な場合 ) 主索の損傷目視により JIS の基準を満たしていることを検査 ( 満たしていなければ不適合 ) 摩耗の程度を測定し検査結果表に測定値を明記 ( 測定値により結果の判定を行う場合 ) するとともに 結果の判定基準を明確化 目視により一定の基準 ( おおむね JIS の基準を告示に規定することにより判定基準の法令上の位置づけを明確化 ) を満たしていることを検査 検査結果の報告の際に 主索 ( 最も摩損したもの ) ブレーキパッドの状況がわかる写真を添付 4 建築設備等 重要項目以外は抽出検査 ( 数回で検査対象全数を一巡するよう留意 ) 原則として全数検査とし 国土交通大臣が定める項目 ( 換気量測定 排煙風量測定など ) は実質的に 1/3 の抽出も可 検査結果の報告の際に 次のものを添付 換気設備 換気状況評価表と換気風量測定表 排煙設備 排煙風量測定記録表 非常用の照明装置 照度測定表

建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 )( 抄 ) ( 維持保全 ) 第 8 条建築物の所有者 管理者又は占有者は その建築物の敷地 構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するように努めなければならない 2 第 12 条第 1 項に規定する建築物の所有者又は管理者は その建築物の敷地 構造及び建築設備を常時適法な状態に維持するため 必要に応じ その建築物の維持保全に関する準則又は計画を作成し その他適切な措置を講じなければならない この場合において 国土交通大臣は 当該準則又は計画の作成に関し必要な指針を定めることができる ( 報告 検査等 ) 第 12 条第 6 条第 1 項第 1 号に掲げる建築物その他政令で定める建築物 ( 国 都道府県及び建築主事を置く市町村の建築物を除く ) で特定行政庁が指定するものの所有者 ( 所有者と管理者が異なる場合においては 管理者 第 3 項において同じ ) は 当該建築物の敷地 構造及び建築設備について 国土交通省令で定めるところにより 定期に 一級建築士若しくは二級建築士又は国土交通大臣が定める資格を有する者にその状況の調査 ( 当該建築物の敷地及び構造についての損傷 腐食その他の劣化の状況の点検を含み 当該建築物の建築設備についての第 3 項の検査を除く ) をさせて その結果を特定行政庁に報告しなければならない 2 国 都道府県又は建築主事を置く市町村の建築物 ( 第 6 条第 1 項第 1 号に掲げる建築物その他前項の政令で定める建築物に限る ) の管理者である国 都道府県若しくは市町村の機関の長又はその委任を受けた者 ( 以下この章において 国の機関の長等 という ) は 当該建築物の敷地及び構造について 国土交通省令で定めるところにより 定期に 一級建築士若しくは二級建築士又は同項の資格を有する者に 損傷 腐食その他の劣化の状況の点検をさせなければならない 3 昇降機及び第 6 条第 1 項第 1 号に掲げる建築物その他第 1 項の政令で定める建築物の昇降機以外の建築設備 ( 国 都道府県及び建築主事を置く市町村の建築物に設けるものを除く ) で特定行政庁が指定するものの所有者は 当該建築設備について 国土交通省令で定めるところにより 定期に 一級建築士若しくは二級建築士又は国土交通大臣が定める資格を有する者に検査 ( 当該建築設備についての損傷 腐食その他の劣化の状況の点検を含む ) をさせて その結果を特定行政庁に報告しなければならない 4 国の機関の長等は 国 都道府県又は建築主事を置く市町村の建築物の昇降機及び国 都道府県又は建築主事を置く市町村の建築物 ( 第 6 条第 1 項第 1 号に掲げる建築物その他第 1 項の政令で定める建築物に限る ) の昇降機以外の建築設備について 国土交通省令で定めるところにより 定期に 一級建築士若しくは二級建築士又は前項の資格を有する者に 損傷 腐食その他の劣化の状況の点検をさせなければならない 5~8( 略 ) 定期調査 検査の項目 方法 判定基準や調査結果表 検査結果表について 従来と同様 特定行政庁が独自に定めることができるため 詳しくは 以下のところへお問い合わせ下さい 発行 : 国土交通省住宅局建築指導課建築物防災対策室資料提供 :( 財 ) 日本建築防災協会 ( 財 ) 日本建築設備 昇降機センター