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目次 1. 中小企業共通 EDI 標準の策定背景とコンセプト 1. 中小企業共通 EDI 標準策定の背景 2. 中小企業共通 EDI 標準の利用イメージ 3. 中小企業共通 EDI 標準によるデータ連携の仕組み 2. 中小企業共通 EDI 標準の構成文書とポイント 1. 中小企業共通 EDI 標準の構成文書 2. メッセージにおける仕様化の範囲 3. 相互連携性の考え方 4. 情報項目の詳細 1

1. 中小企業共通 EDI 標準の策定背景とコンセプト 2

1-1. 中小企業共通 EDI 標準策定の背景 中小企業共通 EDI 標準 は 中小企業の受発注業務における生産性向上を目的とし 中小企業庁の平成 28 年度経営力向上 IT 基盤整備事業 ( 次世代企業間データ連携調査事業 ) において策定を目指している仕様体系です 中小企業庁平成 28 年度経営力向上 IT 基盤整備事業 ( 次世代企業間データ連携調査事業 ) 中小企業の受発注業務の生産性向上のために 解決するべき主な問題 取引先ごとにシステムが異なるため 多画面 ( 多システム ) を使用しなければならず手間がかかる問題 取引形態の変化に応じて新たなシステム投資が必要となる問題 上記の結果として 例えば受発注業務において 銀行口座への送受金の情報と受発注の情報が別のシステムで動いていて連携できないためこれを手動でひも付ける作業をしなければならない上に 過去の受発注の情報が散逸してデータが蓄積されず当該ビッグデータを経営に利活用できていない問題 業種の垣根を越えたデータ連携システム整備委員会 によるデータ連携システムの仕様検討 有識者から成る専門部会による技術面 普及面の検討 12の実証プロジェクトを通した仕様 ( 案 ) に基づくシステム運用と生産性向上効果の検証 仕様 ( 案 ) に対する意見の公募 調査報告書 中小企業共通 EDI 標準 ( 初版 ) 事業内容の詳細については 次世代企業間データ連携調査事業特設サイト ( https://www.itc.or.jp/datarenkei/ ) を参照 3

1 2 の利用イメージ に対応した業務アプリケーションを利用することで 取引先が同様に中小企業共通EDI標 準対応業務アプリケーションを利用している場合 データ項目の交渉 項目有無の確認や都度マッピングの実 施など をしなくとも 特定の13項目によるデータ連携を保証され 導入に際しての負荷が軽減されます 対応業務アプリケーションの利用イメージ ( ) 例 中 小 企 業 共 通 E D I の 適 用 α社との取引には α社専用のシステム α社 α社独自web-edi β社との取引には 電話かFAX β社 電話 FAX その他取引先毎に 手間やコストが 一画面で業種を問わ ずに各社と取引可能 従 来 の 中 小 企 業 取 引 対応業務アプリの導入 対応アプリ 中小企業 共通EDI標準 仕様対応項目 取引先が対応業務アプ リを利用していれば 交渉の手間 データ項 目の有無/マッピングの実施等 なく 無条件 で特定の13項目 による取引を保障 中小企業共通 EDI標準対応 プロバイダ β社 対応アプリ α社 中小企業 共通EDI標準 仕様対応項目 中小企業共通 EDI標準対応 業務アプリを 導入しました 具体的な項目については P.10に記載 4

1 3 によるデータ連携の仕組み に準拠したプロバイダが ユーザー企業の受発注システムとの間で変換サービスを提 供することで 以下の機能を実現します に準拠した業務アプリ及びプロバイダを利用するユーザー企業は それ一つで 複数 の取引先の異なる受発注システムとデータ連携 取引先が業界標準EDI等の受発注システムをすでに利用している場合であっても 取引先のシステムはその ままで ゲートウェイ経由で接続することにより連携 業種の垣根を越えてあらゆる取引先と つながる 仕組み(イメージ) 中小企業共通EDI 標準の規定する範囲 取引先企業B 対応業務アプリ 変 換 対応プロバイダ 取引先企業C 変 換 企業A 対応業務アプリ 変 換 対応プロバイダ 変 換 ゲ ー ト ウ ェ イ ゲ ー ト ウ ェ イ 業界標準EDI等 個別の 受発注システム 対応業務アプリ 取引先企業D 対応業務アプリ 取引先企業E 個別の業務アプリ 5

2. 中小企業共通 EDI 標準の構成文書とポイント 6

2 1 の構成文書 は 3つの文書より構成されます 3文書内で仕様にあたるのは 中小企業共通EDI仕様書 としており 中小企業共通EDIメッセージガイドラ イン は参考資料として位置付けています 仕様書 1 仕様書 中小企業が抱える受発注業務のIT化に係る問題を解決すること目的として 中 小企業が汎用的に利用できるの仕様を記載した文書 3 文 書 に よ り 構 成 参考資料 2 中小企業共通EDIメッセージガイドライン メッセージに関する中小企業共通EDI仕様の考え方や ユーザー企業 EDIプ ロバイダーや業務アプリベンダーそれぞれの留意事項を記載した参照文書 参考資料 3 中小企業共通EDIガイドライン 中小企業共通EDIを構成する中小企業共通EDIプロバイダー および業務アプ リの相互連携を実現する方法を解説するベンダー向けの参照文書 7

2 2 メッセージにおける仕様化の範囲 では 受発注における相互連携性を焦点として仕様化し 商取引の中で注文メッセージ において 業務アプリケーションとプロバイダの必須項目を定めています メ ッ セ ー ジ ガ イ ド ラ イ ン 国連CEFACT標準に準拠した取引プロセス メッセージを基とし 事業内の実証検証による検証を経て 仕様の各プロセス メッセージを想定 中小企業 取引プロセス 中小企業 メッセージ 見積 見積依頼 注文 見積回答 注文 注文回答 出荷 出荷案内 検収 検収 請求 請求 支払 通知 支払通知 専門部会にて審議を行い 注文メッセージの必須項目を定義し仕様化 標 準 仕 様 書 業務アプリの 必須 情報項目 13 対象外 プロバイダの 必須 情報項目 対象外 135 8

2 3 相互連携性の考え方 取引先とのEDI取引を開始する際に 情報項目の対応状況などの確認の手間なく相互接続を可能にする 相互 連携性 ために 必ずデータ連携を行なえる情報項目として 業務アプリケーションでは13項目 プロバイダ では135項目を注文メッセージについて定めています 相互連携性の仕様化イメージ 業務アプリ 情 報 項 目 ( 業務アプリ 取引先アプリの特徴に係 らず 無条件でデータ連 携が可能 13項目 非 取引先アプリが対応 している情報項目であれ ば データ連携が可能 ) 全 1 3 5 項 目 プロバイダ 仕様にてが必須と定めた情報項目 連携不可 の仕様 プロバイダ 多様なアプリとの連携を漏れなく行なうため 注文メッセージ全135項目の連携が可能となるように 業務アプリケーション 多様なアプリとのシームレスな連携 相互連携性 を実現しつつ アプリの特色を踏まえたベンダーの負 荷を考慮し 最低限必須と定めた13項目でデータ連携が可能となるように 9

2-4. 情報項目の詳細 プロバイダの項目は 国連 CEFACT 標準に準拠した情報項目を元とし 事業内の実証検証を基に更新を行い 135 項目として定めています 業務アプリケーションの項目は 既存の受発注サービスで用いられる項目を参考とし 事業内でのユーザー企業やベンダー企業からのアンケート 意見公募結果を元に 以下の 13 項目を定めています 業務アプリケーションにて対応を求める情報項目 (13 項目 / 注文メッセージ 135 項目 ) 行番号 中小企業共通 EDIメッセージ辞書項目名項目定義 1 注文書番号 発注者が注文書を特定するために付番する管理番号 4 注文書発行日 発注者が注文を行った日付, または注文書の書面上の発行日付 10 受注者コード 注文を受ける企業 / 工場 事務所 事業部門等を表す発注者が付与した企業コード 12 受注者名称 注文を受ける企業 / 工場 事務所 事業部門等を表す名称 21 発注者コード 注文を行う企業 / 工場 事務所 事業部門等を表す発注者が付与した企業コード 23 発注者名称 注文を行う企業 / 工場 事務所 事業部門等を表す名称 73 注文明細行番号 複数明細発注の行番号 明細発注を特定するためには注文書番号と複合キーで特定する 85 注文単価 発注者が提示した明細発注品の1 単位あたりの取引単価 ( 税抜き ) 87 注文数量 発注者が提示した明細発注品の数量 88 数量単位名 注文数量の単位名称 101 要求納入日 発注者から受注者に提示した 明細発注品の納入期日 または納入希望日 106 消費税率 明細発注品の消費税率 115 品目摘要 この取引品目を文字で説明したもの 10

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