第5回 企業の取引リスクに対する意識調査

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1 概況 ( 調査産業計 ) 賃金 労働時間及び雇用の動きについては (1) 現金給与総額が事業所規模 5 人以上で前年比 0.2% 減少 30 人以上で0.4% 増加 (2) 総実労働時間が事業所規模 5 人以上で前年比 0.9% 減少 30 人以上では変化なかった (3) 推計常用労働者数が事業

平成24年経済センサス-活動調査

平成25年毎月勤労統計調査

鎌倉市

結  果  の  概  要

平成 21 年経済センサス 基礎調査確報集計結果 (2) 産業分類別 - 従業者数 ( 単位 : 人 %) 北海道 全国 従業者数従業者数 (*2 (*2 A~S 全産業 A~R 全産業 (S 公務を除く )

リスモン調べ 第4回 離婚したくなる亭主の仕事

ユースフル労働統計 2014 労働統計加工指標集

事業所

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 278, , ,036

2015 年 6 月 19 日 ジェトロバンコク事務所 タイ日系企業進出動向調査 2014 年 調査結果について ~ 日系企業 4,567 社の活動を確認 ~ 1. 調査目的 タイへの日系企業の進出状況については 2008 年当時の状況について ( 独 ) 中小企業基盤 整備機構が タイ日系企業進出

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

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事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 262, , ,075

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< 業種別 > 2 製造業主要判断 の推移 製造業 29/ /3 見込 /6 予想 < 製造業 > 当期 は 8.0( 前期比 -1.7) 当期 は 9.1( 同 -8.9) 当期 は 5

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第 2 章 我が国における IT 関連産業及び IT 人材の動向 1. IT IT IT 2-1 IT IT 大分類 A 農業, 林業 B 漁業 C 鉱業, 採 業, 砂利採取業 D 建設業 E 製造業 F 電気 ガス 熱供給 水道業 G 情報通信業 H 運輸業, 郵便業 I 卸売業, 小売業 J

新規文書1

一企業当たりの事業所数は 14. 事業所 ( 前年度差.6 事業所減 ) 常時従業者数 499 人 ( 前年度比.8% 減 ) 売上高は 23.4 億円 ( 同 2.9% 減 ) 製造企業の一企業当たりの売上高は 億円 ( 前年度比 3.9% 減 ) 営業利益は 1 億円 ( 同.6%

平成22年7月30日

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28付属統計表(全体)

調査結果 外国人労働者の受入れについて 自分の職場に外国人労働者が いる 28% 情報通信業では 48% が いる と回答 全国の 20 歳 ~69 歳の働く男女 1,000 名 ( 全回答者 ) に 職場における外国人労働者の受入れ状況や外国人労働者の受入れに対する意識を聞きました まず 全回答者

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(2) 直接的な被害 影響の内容第 図および第 表は 直接的な被害 影響を受けた事業所の具体的な被害 影響の内容を示したものである 全体では 支店 営業店 倉庫 工場等の損壊 が 51.8% で最も多く 商品 仕掛品 原材料等の損壊 が 23.5% となっている 産業分類別で

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質問1

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目次 第 1 章 調査概要 調査の背景と目的 調査内容 調査期間 調査方法 アンケート調査 訪問調査... 6 第 2 章 アンケート調査 回収数 回答企業の属性...

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職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 30 年 9 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 ,200 1, ,

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 31 年 3 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 , , ,

平成28年経済センサス‐活動調査(確報)_産業横断的集計(結果の概要)

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 令和元年 6 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 ,200 1, ,

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Transcription:

第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 2018 年 12 月 http://www.riskmonster.co.jp 1

調査の概要 1. 調査名称 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 2. 調査方法 インターネット調査およびダイレクトメール調査 3. 調査エリア 全国 4. 期間 2018 年 10 月 29 日 ( 月 )11 月 28 日 ( 水 ) 5. 調査対象者 リスクモンスター会員 2,515 社 リスクモンスター会員を除く上場会社および会社法上の大会社 1,590 社 6. 有効回収数 リスクモンスター会員 663 サンプル リスクモンスター会員を除く上場会社および大会社 271 サンプル 2

1. 調査結果 [1] 企業の取引リスクに対する意識 / 業況判断 DI リスクモンスターの会員企業 ( 以下 RM 会員 ) および上場会社 会社法上の大会社 ( 以下 非会員 ) に対して 景況感に関するアンケート調査を行った結果 では 景況感はよくなった と回答した企業の割合と 景況感は悪くなった と回答した企業の割合の差 (DI) は +6.6 ポイントとなった 景況感は改善傾向にあるものの 前回調査時 (DI 値 +24.3 ポイント ) に比べると大幅に低下しており 景気の高揚感はやや鈍っている様子が表れている RM 会員 ( 同 +10.6 ポイント ) においても 前回よりもやや低下しているものの 非会員 ( 同 -3.0 ポイント ) に比べると景況感は明るい状況にあることがうかがえる ( 図表 A) [2] 企業の取引リスクに対する意識 / 業種別業況判断 DI 業況判断 DIを業種別に見ると では多くの企業が前回調査時よりもやや景況感の鈍化が見られながらもプラス値を維持している中で 製造業 (DI 値 -1.3 ポイント ) と 運輸業 郵便業 ( 同 - 13.5 ポイント ) のみがマイナス値に転落した その一方で その他のサービス業 ( 同 +36.0 ポイント ) と 複合サービス業 ( 同 +20.0 ポイント ) においては 前回よりも大幅にDIが上昇し 景気が改善している様子がうかがえる [3] 企業の取引リスクに対する意識 / 地域別業況判断 DI 業況判断 DIを地域別に見ると では第 1 位 九州 沖縄 (DI 値 +9.8 ポイント ) 第 2 位 関東 近畿 ( 同 +7.8 ポイント ) となり 全ての地域において 前回調査時よりもDI 値が低下する結果となった 特に 北海道 ( 同 -25.0 ポイント ) 東北 ( 同 -30.0 ポイント ) においては 前回調査時 ( 北海道 同 +31.3 ポイント 東北 同 +23.7 ポイント ) となり 景況感の大幅な後退が表れている [4] 企業の取引リスクに対する意識 / 倒産数見通し 2019 年度の倒産動向予想についてアンケート調査を行ったところ 倒産数は増加すると思う ( 回答率 41.0%) が 倒産数は減少すると思う ( 同 6.8%) を大幅に上回る結果となった 業種別に見ると 金融業 保険業 ( 同 76.9%) 複合サービス業 ( 同 60.0%) において 倒産数は増加すると思う が半数を超える回答となった 同様に 地域別では 東北 ( 同 90.0%) 九州 沖縄 ( 同 58.5%) 中国 ( 同 57.1%) において 倒産数は増加すると思う が半数を超える回答となった ( 図表 B) [5] 企業の取引リスクに対する意識 / 問題債権の発生直近 3 年間の貸倒れ 回収遅延の発生状況を調査したところ 貸倒れおよび回収遅延は発生していない ( 回答率 57.8%) が 貸倒れまたは回収遅延が発生した ( 同 42.2%) を上回り 前回調査時 ( 同 54.3%) よりも 3.5 ポイント上昇した RM 会員においては 貸倒れおよび回収遅延は発生していない と回答した企業 ( 回答率 55.7%) が前回調査時よりも 0.1 ポイント上昇したものの 非会員 ( 同 63.3%) を下回る結果となった 一方 で 貸倒れまたは回収遅延が発生した 企業 ( 同 42.2%) のうち 全額回収できた 現在徐々に回収している など 債権の回収が進んでいる企業 ( 同 13.5%) は3 分の1 以下に留まってお 3

り 回収遅延や貸倒れに対する回収の難しさを反映した結果となった ( 図表 C) [6] 企業の取引リスクに対する意識 / 貸倒れ金額 [5] において 貸倒れが発生した と回答した企業に対して 直近 1 年間の貸倒れ発生金額を調査したところ 最も回答率が高い金額帯は 1 円以上 1 百万円未満 ( 回答率 34.6%) であった また RM 会員においては 5 百万円未満 ( 同 76.1%) の貸倒れが大半であるのに対して 非会員では 5 百万円以上 ( 同 48.1%) の貸倒れの割合が高く RM 会員における日頃の大口債権への与信管理の取り組みが奏功していることがうかがえる結果となった 業種別に見ると 不動産業 物品賃貸業 情報通信業 において 30 百万円以上 の高額債権の貸倒れの割合が他業種に比べ高くなっており 同様に 地域別では 中部 関東 において 30 百万円以上 の高額債権の貸倒れの割合が高い様子がうかがえる ( 図表 D) [7] 企業の取引リスクに対する意識 / 貸倒れ社数さらに 貸倒れが発生した と回答した企業に対して 直近 1 年間の貸倒れ発生件数を調査したところ 25 社 ( 回答率 44.0%) が最も多く 1 社 ( 同 37.5%) と合わせて 5 社以下 で8 割を超える結果となった また 6 社以上 の貸倒れについては 非会員 ( 同 26.9%) が RM 会員 ( 同 5.7%) を大幅に上回っており 貸倒れ発生件数においても RM 会員における与信管理の取り組み効果が表れているものといえよう ( 図表 E) [8] 企業の取引リスクに対する意識 / 与信管理コスト直近 1 年間の与信管理コスト ( ) について調査したところ では 0.5 百万円未満 ( 回答率 29.7%) が最も多く 次いで 0.5 百万円以上 1 百万円未満 ( 同 19.6%) 1 百万円以上 2 百万円未満 ( 同 17.1%) 2 百万円以上 5 百万円未満 ( 同 16.3%) の順となった RM 会員においては 0.5 百万円未満 ( 同 32.7%) の割合が非会員 ( 同 21.3%) に比べて 1.5 倍高く 5 百万円以上 においても RM 会員 ( 同 14.4%) の方が非会員 ( 同 25.2%) よりも与信コストを低減できている傾向が見受けられる また [6][7] の結果を考慮すると RM 会員においては 与信管理コストを押さえつつ 貸倒れの金額や発生件数において非会員よりも効果を上げられているといえよう 業種別では 複合サービス業 ( 同 40.0%) 不動産業 物品賃貸業 ( 同 16.3%) 学術研究 専門 技術サービス業 ( 同 15.6%) 卸売業 小売業 ( 同 12.9%) において 10 百万円以上 のコストを使用している企業の割合が高くなっており 与信管理にかけるコストは業種によって まちまちである様子がうかがえる ( 図表 F) 与信管理コスト 与信管理業務において 企業の信用評価を行うために収集する情報や利用するサービスに費やすコスト 4

[9] 企業の取引リスクに対する意識 / 与信管理コストの使い道と問題債権の発生直近 1 年間の与信管理コストの使い道を調査したところ 最も回答率が高かったのは RM 会員では リスクモンスター与信管理サービス ( 回答率 74.5%) 非会員では 調査会社の信用調査レポート ( 国内 ) ( 同 81.5%) となった 調査会社の信用調査レポート の利用度について 国内 海外ともに非会員の方が 20 ポイント前後高いことが特徴として表れている 信用調査レポートは情報単価が高いことから [8] において非会員の与信管理コストが嵩んでいることの一因になっているものと思料される ( 図表 G) また 問題債権の発生状況と照らし合わせてみたところ 反社チェックサービス ( 同 61.4%) 信用調査レポート ( 海外 ) ( 同 58.9%) 与信管理研修( 教育 ) ( 同 57.3%) リスクモンスター与信管理サービス ( 同 56.4%) が 貸倒れや回収遅延の発生防止に寄与している結果となった ( 図表 H) [10] 企業の取引リスクに対する意識 / 与信管理予算の増減と問題債権の発生 RM 会員における 昨年度と今年度の与信管理に対する予算の増減を調査したところ 変わらない ( 回答率 71.9%) が最も多く 次いで 予算が増加した ( 同 20.2%) 予算が減少した ( 同 7.9%) という結果になった また 予算の変動に対して 近年の貸倒れ 回収遅延の発生状況を合わせて調査したところ 経営への影響が大きな貸倒れが発生した 企業においては 予算が増加した ( 同 40.0%) と回答した企業が多く 回収できたものよりも回収が困難なもの 支払遅延の発生よりも貸倒れの発生 というように事故の度合いが重くなるにつれて 企業の与信管理予算に対する影響も大きくなることもうかがえる ( 図表 I) [11] 企業の取引リスクに対する意識 / 与信管理の課題与信管理業務に対する課題を調査したところ では 取引先情報の収集 ( 回答率 53.6%) が最も多く 次いで 営業担当者の教育 マインド向上 ( 同 40.8%) 与信限度額の決定 ( 同 38.7%) 取引の可否判断 ( 同 30.5%) の順となった 上記 4 項目に関しては RM 会員と非会員と同様に課題として捉えており 特に 取引先情報の収集 においては 関心度の高さが際立つ結果となった ( 図表 J) 5

2. 総評 [1] にて述べているとおり 今回の調査における業況判断 DIは +6.6 となった 日銀が 10 月 1 日に発表した全国企業短期経済観測調査 ( 短観 ) における業況判断指数 (DI) 大企業製造業 +19 同非製造業 +22 と比較すると やや失速感が表れている 景況改善感の鈍化が見られる中で アンケート回答企業の約 4 割が 今後倒産が増加すると思う と回答しており 今後 与信管理が一層重要視される可能性を示している 与信管理は 企業が取引において収益を確実に獲得するために行う業務である よって 取引リスクを低減させるために多大なコストを費やしてしまっては せっかくの収益が縮小することにつながってしまう 効率的に与信管理を行うためには 取引リスクをゼロにすることを目指すのではなく リスクの度合いに応じたコストの配分が重要となる 今回のアンケート結果において RM 会員と非会員を比較すると RM 会員の方が 与信管理コストが抑えられている中で 貸倒れ金額は小口集中しており 貸倒れ発生社数も少ない傾向が見られており 効果的な与信管理が行われているものと考えられる 今後もリスクモンスターとしては リスクモンスターサービスを活用して与信管理を行う会社が 他社よりも低コストで与信管理を行い その上で貸倒れ等実績においても優良な状態を築けるように努め 会員企業の発展に寄与していきたい 6

図表 A 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 業況判断 DI (n=934 RM 会員 =663 非会員 =271) 業種 RM 会員 非会員 今回 前回 今回 前回 今回 前回 6.6Pt. 24.3Pt. 10.6Pt. 24.1Pt. -3.0Pt. 24.7Pt. 建設業 17.1Pt. 19.7Pt. 23.1Pt. 16.2Pt. 0.0Pt. 26.4Pt. 製造業 -1.3Pt. 23.4Pt. 2.6Pt. 25.7Pt. -8.1Pt. 20.4Pt. 電気 ガス 熱供給 水道業 0.0Pt. -20.0Pt. 0.0Pt. 0.0Pt. 0.0Pt. -33.3Pt. 情報通信業 22.8Pt. 37.4Pt. 29.8Pt. 42.6Pt. 4.5Pt. 30.6Pt. 運輸業 郵便業 -13.5Pt. 19.2Pt. -1.3Pt. 18.2Pt. -25.0Pt. 25.0Pt. 卸売業 小売業 9.3Pt. 22.5Pt. 12.9Pt. 23.6Pt. -1.4Pt. 19.8Pt. 金融業 保険業 15.4Pt. 20.0Pt. -12.5Pt. 10.0Pt. -20.0Pt. 30.0Pt. 不動産業 物品賃貸業 6.3Pt. 25.1Pt. 3.1Pt. 23.5Pt. 12.5Pt. 26.3Pt. 学術研究 専門 技術サービス業 3.9Pt. 39.5Pt. 2.6Pt. 31.6Pt. 8.3Pt. 45.8Pt. 地域 宿泊業 飲食サービス業 0.0Pt. 0.0Pt. 0.0Pt. -100.0Pt. 0.0Pt. 33.3Pt. 生活関連サービス業 娯楽業 11.1Pt. 27.2Pt. 12.5Pt. 33.3Pt. 0.0Pt. 20.0Pt. 医療 福祉 - 0.0Pt. - 0.0Pt. - 0.0Pt. 複合サービス業 20.0Pt. 0.0Pt. 20.0Pt. 0.0Pt. - 0.0Pt. その他のサービス業 36.0Pt. 20.0Pt. 34.8Pt. -6.7Pt. 50.0Pt. 46.7Pt. 北海道 -25.0Pt. 31.3Pt. 0.0Pt. 33.3Pt. -100.0Pt. -25.0Pt. 東北 -30.0Pt. 23.7Pt. -22.2Pt. 50.0Pt. -100.0Pt. 24.1Pt. 関東 7.8Pt. 24.5Pt. 13.2Pt. 23.3Pt. -5.1Pt. 30.3Pt. 中部 6.9Pt. 26.2Pt. 4.8Pt. 21.5Pt. 10.3Pt. 29.6Pt. 近畿 7.8Pt. 13.6Pt. 10.5Pt. 24.3Pt. 1.6Pt. 0.0Pt. 中国 -7.1Pt. 25.0Pt. -3.8Pt. 15.8Pt. -50.0Pt. 0.0Pt. 四国 0.0Pt. 26.2Pt. -25.0Pt. 50.0Pt. 100.0Pt. 23.1Pt. 九州 沖縄 9.8Pt. 24.3Pt. 17.1Pt. 27.6Pt. -33.3Pt. 24.7Pt. 業況判断 DI は 景況感が良くなったと回答した割合 - 景況感が悪くなったと回答した割合 にて算出 背景色は 上位 3 項目 50 40 RM 会員非会員 30 20 10 0-10 -20 第 1 回第 2 回第 3 回第 4 回第 5 回 7

8-30 -20-10 0 10 20 30 40 50 60 建設業製造業電気 ガス 熱供給 水道業情報通信業運輸業 郵便業卸売業 小売業金融業 保険業不動産業 物品賃貸業学術研究 専門 技術サービス業宿泊業 飲食サービス業生活関連サービス業 娯楽業医療 福祉複合サービス業その他のサービス業 RM 会員非会員 -100-90 -80-70 -60-50 -40-30 -20-10 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 北海道東北関東中部近畿中国四国九州 沖縄 RM 会員非会員

図表 B 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 倒産数見通し (n=934 RM 会員 =663 非会員 =271) 業種 地域 RM 会員 非会員 倒産数は大幅に増加すると思う 倒産数は若干増加すると思う 倒産数はあまり変わらないと思う 倒産数は若干減少すると思う 倒産数は大幅に減少すると思う 1.4% 39.6% 52.2% 6.6% 0.2% 1.2% 38.3% 53.1% 7.1% 0.3% 1.9% 42.8% 49.8% 5.5% 0.0% 建設業 4.3% 41.4% 45.7% 7.1% 1.4% 製造業 0.3% 38.7% 54.0% 7.0% 0.0% 電気 ガス 熱供給 水道業 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 0.0% 情報通信業 0.0% 40.5% 54.4% 5.1% 0.0% 運輸業 郵便業 2.7% 43.2% 51.4% 2.7% 0.0% 卸売業 小売業 1.7% 39.2% 53.3% 5.5% 0.3% 金融業 保険業 23.1% 53.8% 15.4% 7.7% 0.0% 不動産業 物品賃貸業 0.0% 41.7% 56.3% 2.1% 0.0% 学術研究 専門 技術サービス業 0.0% 41.2% 45.1% 13.7% 0.0% 宿泊業 飲食サービス業 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 生活関連サービス業 娯楽業 0.0% 44.4% 44.4% 11.1% 0.0% 医療 福祉 - - - - - 複合サービス業 0.0% 60.0% 40.0% 0.0% 0.0% その他のサービス業 0.0% 24.0% 56.0% 20.0% 0.0% 北海道 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 0.0% 東北 0.0% 90.0% 10.0% 0.0% 0.0% 関東 1.3% 36.4% 55.4% 6.7% 0.2% 中部 2.0% 44.6% 48.5% 5.0% 0.0% 近畿 1.5% 37.6% 53.2% 7.3% 0.5% 中国 0.0% 57.1% 35.7% 7.1% 0.0% 四国 0.0% 20.0% 80.0% 0.0% 0.0% 九州 沖縄 2.4% 56.1% 31.7% 9.8% 0.0% 背景色は 各区分で最も回答率が高い項目 図表 C 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 問題債権の発生状況 (n=901 RM 会員 =645 非会員 =256) 貸倒れおよび回収遅延は発生していない 貸倒れまたは回収遅延が発生した 貸倒れが発生した RM 会員 非会員 今回 前回 今回 前回 今回 前回 57.8% 54.3% 55.7% 55.6% 63.3% 52.4% 42.2% 45.7% 44.3% 44.4% 36.7% 47.6% 27.5% 29.2% 29.9% 29.1% 21.5% 29.4% 経営への影響が大きい貸倒れ 0.5% 0.7% 0.8% 0.8% 0.0% 0.6% 経営への影響が軽微な貸倒れ 27.0% 28.5% 29.1% 28.3% 21.5% 28.8% 回収遅延が発生した 14.7% 16.5% 14.4% 15.3% 15.2% 18.2% 全額回収できた 6.4% 3.9% 6.5% 5.7% 5.8% 1.2% 現在徐々に回収している 7.1% 8.6% 6.5% 8.3% 8.6% 8.9% ほとんど回収できていない 1.2% 4.0% 1.4% 1.3% 0.8% 8.1% 9

図表 D 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 /1 年間の貸倒れ金額 (n=240 RM 会員 =188 非会員 =52) 業種 地域 RM 会員 非会員 0 円 1 円 1 百万円 1 百万円 5 百万円 5 百万円 10 百万円 10 百万円 30 百万円 30 百万円 100 百万円 以上 100 百万円 7.9% 34.6% 28.3% 11.2% 9.6% 4.2% 4.2% 9.6% 37.2% 29.3% 10.6% 9.0% 1.1% 3.2% 1.9% 25.0% 25.0% 13.5% 11.5% 15.4% 7.7% 建設業 0.0% 25.0% 25.0% 37.5% 12.5% 0.0% 0.0% 製造業 15.1% 30.2% 30.2% 11.3% 9.4% 0.0% 3.8% 電気 ガス 熱供給 水道業 0.0% 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 情報通信業 0.0% 18.2% 45.4% 18.2% 0.0% 18.2% 0.0% 運輸業 郵便業 0.0% 54.5% 36.4% 0.0% 0.0% 0.0% 9.1% 卸売業 小売業 5.3% 40.7% 28.3% 8.8% 9.8% 2.7% 4.4% 金融業 保険業 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 不動産業 物品賃貸業 13.3% 13.3% 13.3% 6.7% 20.0% 26.7% 6.7% 学術研究 専門 技術サービス業 16.6% 38.9% 16.6% 11.1% 5.6% 5.6% 5.6% 宿泊業 飲食サービス業 - - - - - - - 生活関連サービス業 娯楽業 0.0% 0.0% 50.0% 50.0% 0.0% 0.0% 0.0% 医療 福祉 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 複合サービス業 0.0% 16.7% 50.0% 16.7% 16.7% 0.0% 0.0% その他のサービス業 7.9% 34.6% 28.3% 11.3% 9.5% 4.2% 4.2% 北海道 25.0% 50.0% 25.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 東北 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 関東 3.7% 33.6% 27.6% 10.5% 14.9% 4.5% 5.2% 中部 3.6% 39.3% 21.4% 17.9% 7.1% 10.7% 0.0% 近畿 21.7% 37.0% 30.4% 4.4% 0.0% 2.2% 4.3% 中国 0.0% 33.3% 33.3% 33.3% 0.0% 0.0% 0.0% 四国 50.0% 50.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 九州 沖縄 6.7% 26.6% 33.3% 20.0% 6.7% 0.0% 6.7% 1 百万円 5 百万円 は 1 百万円以上 5 百万円未満を表す 他も同様 背景色は 各区分で最も回答率が高い項目 10

図表 E 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 /1 年間の貸倒れ社数 (n=243 RM 会員 =191 非会員 =52) 業種 地域 RM 会員 非会員 0 社 1 社 25 社 610 社 11 社以上 8.2% 37.5% 44.0% 4.1% 6.2% 8.9% 39.3% 46.1% 1.5% 4.2% 5.8% 30.8% 36.5% 13.5% 13.4% 建設業 0.0% 37.5% 62.5% 0.0% 0.0% 製造業 12.7% 38.2% 40.0% 5.5% 3.6% 電気 ガス 熱供給 水道業 - - - - - 情報通信業 0.0% 58.3% 16.7% 16.7% 8.3% 運輸業 郵便業 0.0% 54.5% 45.5% 0.0% 0.0% 卸売業 小売業 7.0% 35.1% 51.8% 3.5% 2.6% 金融業 保険業 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 不動産業 物品賃貸業 13.3% 6.7% 40.0% 6.7% 33.3% 学術研究 専門 技術サービス業 16.7% 33.3% 33.3% 0.0% 16.7% 宿泊業 飲食サービス業 - - - - - 生活関連サービス業 娯楽業 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 医療 福祉 - - - - - 複合サービス業 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% その他のサービス業 0.0% 66.6% 16.7% 0.0% 16.7% 北海道 4.4% 40.4% 42.7% 2.9% 9.6% 東北 19.6% 34.8% 41.3% 4.3% 0.0% 関東 6.7% 40.0% 33.3% 13.3% 6.7% 中部 50.0% 50.0% 0.0% 0.0% 0.0% 近畿 0.0% 37.5% 50.0% 12.5% 0.0% 中国 6.9% 27.6% 58.6% 3.4% 3.4% 四国 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 九州 沖縄 20.0% 40.0% 40.0% 0.0% 0.0% 1 百万円 5 百万円 は 1 百万円以上 5 百万円未満を表す 他も同様 背景色は 各区分で最も回答率が高い項目 11

図表 F 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 与信管理コスト (n=801 RM 会員 =590 非会員 =211) 業種 地域 RM 会員 非会員 0.5 百万円未満 0.5 百万円 1 百万円 1 百万円 2 百万円 2 百万円 5 百万円 5 百万円 10 百万円 10 百万円以上 29.7% 19.6% 17.1% 16.3% 8.9% 8.4% 32.7% 21.4% 16.9% 14.6% 8.5% 5.9% 21.3% 14.7% 17.5% 21.3% 10.0% 15.2% 建設業 39.3% 14.8% 19.7% 18.0% 4.9% 3.3% 製造業 29.2% 20.8% 18.0% 17.2% 9.6% 5.2% 電気 ガス 熱供給 水道業 0.0% 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 情報通信業 37.7% 29.0% 8.7% 11.6% 8.7% 4.3% 運輸業 郵便業 41.4% 13.8% 24.1% 13.8% 6.9% 0.0% 卸売業 小売業 25.1% 16.1% 16.5% 18.8% 10.6% 12.9% 金融業 保険業 33.4% 22.2% 22.2% 22.2% 0.0% 0.0% 不動産業 物品賃貸業 32.5% 9.3% 16.3% 14.0% 11.6% 16.3% 学術研究 専門 技術サービス業 22.2% 26.7% 20.0% 13.3% 2.2% 15.6% 宿泊業 飲食サービス業 0.0% 100.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 生活関連サービス業 娯楽業 50.0% 12.5% 25.0% 0.0% 12.5% 0.0% 医療 福祉 - - - - - - 複合サービス業 0.0% 40.0% 0.0% 0.0% 20.0% 40.0% その他のサービス業 34.8% 34.8% 13.0% 13.0% 4.4% 0.0% 北海道 42.8% 0.0% 0.0% 28.6% 0.0% 28.6% 東北 60.0% 0.0% 10.0% 0.0% 10.0% 20.0% 関東 29.3% 16.8% 17.7% 16.5% 10.2% 9.5% 中部 25.6% 22.1% 18.6% 19.7% 7.0% 7.0% 近畿 24.3% 26.0% 17.5% 17.0% 9.0% 6.2% 中国 26.9% 38.5% 15.4% 7.7% 7.7% 3.8% 四国 60.0% 0.0% 20.0% 0.0% 0.0% 20.0% 九州 沖縄 56.8% 16.2% 10.8% 13.5% 0.0% 2.7% 0.5 百万円 1 百万円 は 0.5 百万円以上 1 百万円未満を表す 他も同様 背景色は 各区分で最も回答率が高い項目 12

図表 G 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 与信管理コストの使い道 (n=801 RM 会員 =590 非会員 =211 / 複数回答 ) 与信情報 RM 会員非会員 リスクモンスター与信管理サービス 74.5% 74.5% 0.0% 調査会社の信用調査レポート ( 国内 ) 65.2% 58.5% 81.5% 調査会社の企業概要データ 54.8% 47.1% 73.8% 商業登記簿謄本 25.9% 22.6% 33.9% 調査会社の信用調査レポート ( 海外 ) 24.6% 19.2% 38.0% 不動産登記簿謄本 22.4% 18.9% 31.0% 取引信用保険 14.7% 12.7% 19.6% ファクタリング 13.6% 12.8% 15.5% 売掛債権保証サービス 9.9% 9.7% 10.3% 反社チェックサービス 9.7% 8.1% 13.7% 与信管理研修 ( 教育 ) 9.0% 6.6% 14.8% その他 5.8% 3.8% 10.7% 背景色は 上位 3 項目 図表 H 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 与信管理コストの使い道と問題債権の発生 大経き営いへ貸の倒影れ響が 軽経微営なへ貸の倒影れ響が 全額回収できた (n=901/ 複数回答 ) 回現収在し徐て々いにる でほきとてんいどな回い収 リスクモンスター与信管理サービス 56.4% 43.6% 30.0% 0.6% 29.3% 13.6% 7.0% 5.4% 1.2% 信用調査レポート ( 国内 ) 56.3% 43.7% 29.6% 0.5% 29.1% 14.1% 6.2% 7.2% 0.7% 企業概要データ 55.6% 44.4% 30.6% 0.4% 30.2% 13.7% 5.6% 7.1% 1.0% 商業登記簿謄本 48.1% 51.9% 35.9% 0.4% 35.4% 16.0% 6.3% 8.4% 1.3% 信用調査レポート ( 海外 ) 58.9% 41.1% 24.6% 0.0% 24.6% 16.5% 7.6% 8.5% 0.4% 不動産登記簿謄本 42.4% 57.6% 38.0% 0.5% 37.6% 19.5% 6.3% 11.7% 1.5% 取引信用保険 43.1% 56.9% 40.1% 1.5% 38.7% 16.8% 8.0% 8.0% 0.7% ファクタリング 48.8% 51.2% 32.0% 1.6% 30.4% 19.2% 8.8% 8.8% 1.6% 売掛債権保証サービス 55.4% 44.6% 27.2% 0.0% 27.2% 17.4% 8.7% 7.6% 1.1% 反社チェックサービス 61.4% 38.6% 25.0% 0.0% 25.0% 13.6% 5.7% 6.8% 1.1% 与信管理研修 ( 教育 ) 57.3% 42.7% 22.0% 0.0% 22.0% 20.7% 7.3% 12.2% 1.2% その他 70.8% 29.2% 20.8% 0.0% 20.8% 8.3% 0.0% 8.3% 0.0% 背景色は 上位 3 項目 は貸発倒生れしおてよいびな回い収遅延 回貸収倒遅れ延まがた発は生した 貸倒れが発生した 回収遅延が発生した 13

図表 I 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 与信管理予算の増減と問題債権の発生 (n=811) 予算が増加した 変わらない 予算が減少した 20.2% 71.9% 7.9% 貸倒れまたは回収遅延が発生した 25.8% 63.5% 10.7% 貸倒れが発生した 26.4% 63.2% 10.4% 経営への影響が大きい貸倒れ 40.0% 20.0% 40.0% 経営への影響が軽微な貸倒れ 26.1% 64.2% 9.7% 回収遅延が発生した 24.8% 64.0% 11.2% 全額回収できた 26.4% 58.5% 15.1% 現在徐々に回収している 21.3% 70.5% 8.2% ほとんど回収できていない 36.4% 54.5% 9.1% 貸倒れおよび回収遅延は発生していない 22.7% 68.2% 9.1% 背景色は 状況毎の最も回答率が高い項目 図表 J 第 5 回 企業の取引リスクに対する意識 調査 / 与信管理の課題 (n=922 RM 会員 =651 非会員 =271) 与信管理の課題 RM 会員非会員今回前回今回前回今回前回 取引先情報の収集 53.6% 49.4% 53.9% 53.1% 52.8% 44.0% 営業担当者の教育 マインド向上 40.8% 32.8% 37.6% 30.2% 48.3% 36.7% 与信限度額の決定 38.7% 31.0% 38.6% 35.3% 39.1% 24.6% 取引の可否判断 30.5% 28.3% 30.4% 32.6% 30.6% 21.8% 財務分析 25.6% 29.3% 26.7% 32.6% 22.9% 24.4% 与信判断ルールの策定 25.6% 25.3% 23.8% 26.0% 29.9% 24.4% 取引先のモニタリング 23.9% 17.9% 22.6% 18.6% 26.9% 16.8% 海外与信 20.7% 18.1% 16.9% 12.9% 29.9% 25.8% 債権の回収 18.1% 16.2% 18.0% 18.6% 18.5% 12.6% 与信管理システム 16.7% 14.4% 14.0% 14.2% 23.2% 14.6% 与信管理規程やマニュアルの策定 / 改訂 14.9% 17.6% 13.1% 17.5% 19.2% 17.9% 社内格付 14.8% 19.9% 14.9% 21.8% 14.4% 17.1% 定性情報の分析 14.4% 22.9% 13.5% 23.0% 16.6% 22.7% 専門担当者の育成 14.3% 16.5% 12.4% 15.6% 18.8% 17.9% 与信管理費用の削減 12.4% 10.7% 12.1% 11.0% 12.9% 10.4% 債権の保全 11.5% 11.1% 10.0% 13.3% 15.1% 7.8% 債権額および与信限度管理 10.8% 14.6% 9.2% 12.9% 14.8% 17.1% 問題債権の管理 9.2% 10.7% 7.8% 10.6% 12.5% 10.9% その他 1.7% - 1.8% - 1.5% - 背景色は 上位 3 項目 14