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する・みる・ささえるの スポーツ文化

健常者と障害者のスポーツ・レクリエーション活動連携推進事業_報告書

【体育協会調査】

第3章 スポーツ産業の経済規模

1 現在最も盛んなスポーツ 男女共にウォーキング 軽い体操とボウリングをした人の割合が高い 歳以上の人について 過去 1 年間 ( 平成 22 年 月 日 ~23 年 月 19 日 ) に何らかの種類のスポーツを行った人の割合 ( 行動者率 ) をみると 男性が 67.9% 女性が 8.3% となっ

全国調査からみる子どもの運動・スポーツの現状と課題

スポーツに関する市民意識調査速報値 (H30) 小中学生 資料 2 1 調査概要 (1) 調査対象 : 市内小中学生 1,831 人 ( 地域性から学校を抽出 ) (2) 調査方法 : 学校を通じてアンケートを配布 回収 (3) 回収数 : 有効回収数 1,747 件 ( 回収率 95%) (4)

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スポーツ国際交流及び国際会議等への派遣・受入状況

市民アンケート報告書

4 回答者の属性 (1) 性別 男性 % 女性 % 1 0.3% 計 % 0.3% 男性 44.1% 女性 55.6% () 年代別 0 歳代 5 7.% 30 歳代 % 40 歳代 84 4.% 50 歳代 % 60 歳代

報道発表 平成28年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」について

資料 4 多摩市民のスポーツ活動に関する意識調査結果 中間報告 ( 速報版 ) 多摩市くらしと文化部スポーツ振興課 2018 年 10 月

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Ⅱ. 各大会の実施競技 1. 第 70 回大会 ( 平成 27 年 )~ 第 73 回大会 ( 平成 30 年 ) 第 1 期実施競技選定 (1) 選定基準 1) 正式競技の基礎的条件国体における 正式競技 については 次の 1~3 の事項すべてを満たしていることとし 本項目を満たしていない競技は

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統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで-

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結果の概要 - 利用上の主な用語 - 行動者数 過去 1 年間に該当する種類の活動を行った人 (10 歳以上 ) の数 行動者率 10 歳以上人口に占める行動者数の割合 (%) 平均行動日数 行動者について平均した過去 1 年間の行動日数 - 利用上の注意 - 1 ポイント差, 構成比等の比率は,

Ⅱ. 各大会の実施競技 1. 第 70 回大会 ( 平成 27 年 )~ 第 73 回大会 ( 平成 30 年 ) 第 1 期実施競技選定 (1) 選定基準 1) 正式競技の基礎的条件国体における 正式競技 については 次の 1~3 の事項すべてを満たしていることとし 本項目を満たしていない競技は

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平成15年度競技強化支援事業助成金配分方針(案)

目 次 調査の概要 1. 調査の目的と実施状況 1 2. 調査結果のまとめ 3 調査結果 1. あなたご自身のことや生活習慣 健康状態について ( 問 1~10) 11 (1) 回答者の属性 11 (2) 生活習慣 健康状態について 運動やスポーツへの関心や取組について ( 問 11~1

地域における障害者スポーツ普及促進事業(障害者のスポーツ参加促進に関する調査研究) 報告書(平成27年度)

施策1

東京 2020 オリンピック競技大会 公式チケット概要の公表について 1 公表までの経緯 平成 30 年 7 月 18 日 IOC 理事会において 東京 2020 オリンピック競技大会公式チケットの価格帯等を承認 平成 30 年 7 月 20 日組織委員会が概要を公表 2 公表内容 (1) チケット

財団法人山形県体育協会国際競技大会出場者激励金交付基準取扱内規(案)

3 調 査 事 項 調 査 事 項 昭 和 平 成 51 年 56 年 61 年 3 年 8 年 13 年 18 年 23 年 1.10 歳 以 上 の 人 について ( 平 成 3 年 以 前 の 調 査 では15 歳 以 上 の 人 に ついて) (1) 氏 名 (2) 男 女 の 別 (3)

Ver.8 Ver 年 8 月 3 日にリオデジャネイロで開催された国際オリンピック委員会 (IOC) 総会において オリンピックにおける追加種目 (5 競技 18 種目 ) が正式に採択されたことに伴い 練習施設 ( 会場 ) に係る要件および国内競技団体連絡先

調査概要 (1) 調査目的 2015( 平成 27) 年 2 月 20 日 ( 金 ) 政府はスポーツ庁設置法案と専任担当相新設の五輪特措法案を閣議決定した 2020 東京オリンピック パラリンピックに向けて 制度 インフラ整備が急伸するが 障害者スポーツの現在地はどのような状況にあるのだろうか そ

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中央競技団体現況調査

岐阜県体育協会 財団法人滋賀県体育協会 財団法人京都府体育協会 財団法人大阪体育 協会 財団法人兵庫県体育協会 財団法人奈良県体育協会 社団法人和歌山県体育協会 財団法人鳥取県体育協会 財団法人島根県体育協会 財団法人岡山県体育協会 財団法人 広島県体育協会 財団法人山口県体育協会 財団法人香川県体

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Microsoft Word F_レポート注意点

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質問 現在行っているスポーツや運動の種目はなんですか? ウォーキング 散歩 が 26 人で最も多く 2 位の 筋トレ ジム 76 人の 倍以上の人数でした 次いで ゴルフ の 68 人 ジョギング の 48 人でした 質問 4 スポーツ 運動を行っている場所はどこですか? 遊歩道 が 19 人で最も

平成 30 年 12 月 平成 31 年 1 月 平成 31 年 2 月 平成 31 年 3 月 休養日等活動時間休養日等活動時間 休養日等活動時間休養日等活動時間 休養日等活動時間休養日活動時間 休養日等活動時間休養日等活動時間 合計 4 9:00 合計 17 31:00 合計 22 22:00

4 夏季競技の強化戦略プランの達成度については ハイパフォーマンスセンター (HP C) に設置された公益財団法人日本オリンピック委員会 (JOC) JPC を含めた協働チームが得た強化戦略プランの達成度の検証結果を活用する なお 冬季競技の強化戦略プランの達成度については 2018 年平昌大会終了

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資料2-1 平成29年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の結果について

【資料6】JOC加盟団体規程(JOC提出)

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小学生の運動 スポーツ活動に関するアンケート 調査報告書 1 調査の概要 (1) 調査目的本市における小学生のスポーツ活動の実態を調査し 豊川市スポーツ振興計画 ( 改訂版 ) 策定のための基礎資料を得るため (2) 調査対象豊川市内小学校 6 年生の全児童学校数 26 校児童数 1,825 人 (

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

1 答申策定経過等 (1) 経過概要 平成 年 2 月 10 日 スポーツ振興審議会 ( 計画策定を諮問 ) 4 月 27 日 スポーツ振興審議会 ( 課題の整理 ) 7 月 8 日 第 1 回検討委員会 ( スポーツの定義など基本概念 ) 10 月 27 日 第 2 回検討委員会 ( 目標 現状

調査概要 (1) 調査目的リオ 2016 パラリンピック ( 以下 リオ大会 ) の開催 東京 2020 パラリンピック ( 以下 東京大会 ) の開催を控え パラリンピアンに対する社会的認知度を測定する 前回調査 (2014 年 平成 26 年度実施 ) との比較を行い 変化 傾向 要因などを調査

第 7 回 太田 崇 Ohta Takashi 素晴らしい先輩 楽しい友人に囲まれて 一番の思い出はニューイヤー駅伝 3 回の優勝 1 SGU MAGAZINE No.58 2

2 宮様スキー大会 この大会は 昭和 5 年 2 月 秩父宮 高松宮両殿下のご来道を記念して開催されたのがその始まりで 昭和 49 年第 45 回大会からは国際スキー連盟公認の国際競技会となる 平成 23 年度の第 83 回大会は 常陸宮同妃両殿下 彬子女王殿下 瑶子女王殿下のご来臨を得て 4 カ国

3 学校の部活動部活動についてについてお聞きします 問 7: あなたは 学校の部活動に参加していますか 学校の部活動に参加していますか 部活動部活動に参加している人は 所属している部活動の名前も記入してください 1. 運動部活動に参加 ( 問 8へ ) 2. 文化部活動に参加 ( 問 9へ ) 3.


夏季五輪の メダル獲得要因はなにか

問 7 あなたが所属している運動部の競技は 次の1~48のうち どれに当てはまりますか 1つ選んでください ア第 1 部活動 ( 問 6のアで選んだ運動部 ) イ第 2 部活動 ( 問 6のイで選んだ運動部 ) 複数の運動部に所属している人だけ選んでください 1 陸上競技 2 体操競技 3 新体操

結果の概要

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機械工学電気電子工学 サッカー ( 男 ) バレーボール レスリング 陸上競技 卓球 野球 ( 男 ) における実績 適性 活動意欲 の諸項目の記載事項に問題がなく の学習の記録における 9 教科の評定合計及び面接の結果が一定水準に達している者を対象に の諸活動の記録及び実技検査の結果に優れた者を合

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概要 調査目的 サンプル画面 静岡市民の体力への自信やスポーツ施設の利用状況等 を把握するため アンケート調査を実施しました 調査期間 平成 29 年 3 月 24 日 ( 金 )~3 月 28 日 ( 火 ) 回答数 1,000 サンプル 注意事項 回答は各質問の回答者数 (N) を基数とした百分

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(資料8)スポーツツーリズムに関する国内マーケティング調査分析資料

1 2011年余暇活動

60 歳 以 上 ~59 歳 ~39 歳 週 に4 日 以 上 週 に3

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資料5 マルチサポート事業関係資料

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5. 注目競技ランキングは 1 位 水泳 ( 競泳 ) 2 位 サッカー ( 女子 ) 3 位 サッカー ( 男子 ) 注目度の高い競技ランキングは 1 位 水泳 ( 競泳 ) (53.7%) 2 位 サッカー ( 女子 ) (52.3%) 3 位 サッカー ( 男子 ) (46.8%) 4 位 マ

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【資料6-2】中央競技団体の現状について

資料6-2 泉委員提出資料2

PowerPoint プレゼンテーション

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都立小岩高等学校 全日制

久留米の中央公園 久留米大学留学生別科 A クラス 212BD70 ホック パトリック 1. はじめに筆者は久留米でスポーツの場所を探す際に 中央公園という公園の名前がはじめて耳に入った それ以来 中央公園には何回もスポーツをしに行ったので親しみがある そのスポーツというのは 体操のようなスポーツで

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生涯学習ガイドブック こまなび 活動分野ごとの団体名 50 音順となっております 1 美術 工芸絵画 p. 1 絵手紙 p. 7 書道 p. 9 版画 彫刻 p. 14 陶芸 p. 15 写真 映画 p. 20 その他 p 音楽演奏 p. 27 合唱 p. 43 歌 p. 51 カラオケ

はじめに 近年 価値観の多様化やライフスタイルの変化により 精神的ストレスの増大 日常生活における体を動かす機会の減少や体力の低下など 心身両面にわたる健康上の問題が顕在化してきている中で 生きがいや心の豊かさ 健康増進へのニーズは一層高まってきております スポーツは 心身の健全な発達を促し 生活に

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2 31名 男子17名女子14名 の合計92名であった 図1は握力の発達をみたものであるが男女と 以下第1期生とする 第1期生の身長および体 もにほとんどのプロットは埼玉県標準値範囲内に 重の平均値を学年別男女別に表1に示した 存在していた 握力に関しては身長に相応した 表1 レベルであり特別な特徴

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スポーツをはじめたきっかけ スポーツメディア調査

05 体育.xlsx 年間授業計画 /4 東京都立農芸高等学校平成 0 年度年間授業計画 教科 : 保健体育 科目 : 体育 単位数 : 単位 対象 : 第 学年 HABE 組 ~ HABE 組 使用教科書 : 出版社 大修館教科書名現代保健体育改訂版 使用教材 : なし 期末考査 男 女水泳体育理

第 9 回市市民体育大会成績表 ( 速報 : 日目終了時点 ) 成 0 年 9 月 9 日 ( 日 ) 日 ( 日 ) 市陸上競技場はじめ 9 会場 小学男子ソフトボール P 一般男子ソフトボール P 女子バレーボール P 小学女子ミニバスケットボール P 陸上競技少女 少年 P ~ 玉入れ P グ

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1. プロ スポーツ ( サッカー, 野球 ) 球団のアンケート項目

『中央競技団体 ファイナンシャルレポート』(サマリー版)発表 中央競技団体の資産・負債、経常収益・費用を把握

平成 26 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 27 年 1 月 四條畷市教育委員会

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調査結果の概要

発掘及び育成強化優れた素質を有する競技者の発掘 1,500 在外研修若手スポーツ指導者長期在外研修 20,000 2 財団法人日本オリンピック委員会 国際交流推進スタッフ育成国際スポーツ組織派遣事業 2,200 4,500 計 4 件 28,200 総合型地域スポーツクラブ創設支援 三重県久居市総合

Transcription:

スポーツアカデミー 特別編 わが国のスポーツ人口 競技人口を考える 笹川スポーツ財団スポーツ政策研究所澁谷茂樹 2013 年 2 月 13 日 ( 水 )

スポーツ人口と競技人口 スポーツ人口 = 何らかのスポーツを実施している人の数 実施の基準 : 過去 1 年間に 1 回以上 (SSF) スポーツの定義 : 運動 と スポーツ の区別は不可能 広義の運動 スポーツ = 身体活動 (Physical Activity) を伴う余暇活動 競技人口 = 競技を実施している人の数 ( スポーツの種類別にカウント ) 競技 という言葉 種類別のスポーツの特性 ( 例 ) スキー人口 サッカー人口 ボブスレー人口 競技人口 の明確な定義の難しさ 1

スポーツ人口の把握のための主な統計調査 全国調査 表 1 スポーツ人口に関する主な全国調査 調査名 実施機関 対象 調査周期 最新データ 体力 スポーツに関する世論調査 内閣府 20 歳以上 3 年 2009 社会生活基本調査 総務省 10 歳以上 5 年 2011 4~9 歳スポーツライフに関する調査笹川スポーツ財団 10~19 歳 2 年 2011 20 歳以上 2012 地方自治体の調査 ( 例 ) 東京都 都民のスポーツ活動に関する世論調査 2

内閣府 体力 スポーツに関する世論調査 (2009) 表 2 体力 スポーツに関する世論調査 : この1 年間に行った運動 スポーツの種目 ( 複数回答 上位 15 位まで ) 順位 種目 実施率 (%) 1 ウォーキング ( 歩け歩け運動, 散歩などを含む ) 48.2 2 体操 ( ラジオ体操, 職場体操, 美容体操, エアロビクス, 縄跳びを含む ) 26.2 3 ボウリング 15.7 4 ランニング ( ジョギング ) 12.1 5 水泳 11.1 6 ゴルフ 10.7 7 テニス, ソフトテニス, バドミントン, 卓球 10.4 8 キャッチボール, ドッジボール 10.1 9 室内運動器具を使ってする運動 8.0 10 野球, ソフトボール 7.4 11 サイクリング, モーター ( サイクル ) スポーツ 7.2 12 スキー, スノーボード 6.1 13 ハイキング, ワンダーフォーゲル, オリエンテーリング 5.8 14 バレーボール, バスケットボール 5.5 15 ボート, ヨット, ボードセーリング, スキンダイビング, スクーバダイビング, カヌー, 水上バイク, サーフィン, 釣り 5.0 内閣府 体力 スポーツに関する世論調査 (2009) より作成 3

総務省 社会生活基本調査 (2011) 4

総務省 社会生活基本調査 (2011) 表 3 社会生活基本調査 : 上位 15 種目のスポーツの順位と行動者率 ( 複数回答 ) 順位 種目 実施率 (%) 1 ウォーキング 軽い体操 35.2 2 ボウリング 12.8 3 水泳 10.5 4 器具を使ったトレーニング 9.9 5 ジョギング マラソン 9.6 6 登山 ハイキング 9.2 7 サイクリング 8.9 8 ゴルフ ( 練習場を含む ) 8.1 9 つり 8.1 10 野球 ( キャッチボールを含む ) 7.1 11 サッカー ( フットサルを含む ) 5.6 12 スキー スノーボード 5.3 13 バドミントン 4.8 14 卓球 4.5 15 テニス 4.2 総務省 社会生活基本調査 (2011) より作成 5

SSF スポーツライフに関する調査 (2012) 問 1 問 1 あなたは 過去 1 年の間に運動 スポーツ ( 学校の授業は除きますが 学校や職場でのクラブ活動は含む ) を行いましたか 下の種目一覧のあてはまる番号すべてに 印をつけてください あてはまる種目名がない場合は その他 に具体的にご記入ください ( はいくつでも ) 一度も行わなかった人は 99 この 1 年間に運動 スポーツは行わなかった に 印をつけて ください < 運動 スポーツ種目一覧 > ア行 01 アイススケート タ行 34 太極拳 02 アクアエクササイズ ( 水中歩行 運動など ) 35 体操 ( 軽い体操 ラジオ体操など ) 03 インディアカ 36 体操競技 ( 器械体操 ) 04 インラインスケート 37 卓球 05 ウォーキング 38 つな引き 06 エアロビックダンス 39 釣り カ行 07 海水浴 40 テニス ( 硬式テニス ) 08 カヌー 41 登山 09 空手 ナ行 42 なわとび 10 キャッチボール ハ行 43 ハイキング 11 キャンプ 44 バスケットボール 12 筋力トレーニング 45 バドミントン 13 グラウンドゴルフ 46 バレーボール 14 ゲートボール 47 ハンドボール 15 剣道 48 フットサル 16 ゴルフ ( コース ) 49 フライングディスク ( フリスビー ) 6

SSF スポーツライフに関する調査 (2012) 問 2 問 2 問 1 でお答えになった運動 スポーツ種目について 実施回数の多いものから順に A ~ G までの問いにお答えく ( 問 1 で 5 つ以上の種目をお答えになった方は 実施回数の多いものを 5 つ選んでお答えください ) A 実施した運動 スポーツ B この1 年間に何回くらい C 1 日に平均何分くらい D その運動 スポーツをその運動 スポーツを行行いましたか いましたか ( 分を数字で記入 ) のうち 回数の多いものから順に 左一覧表の 種目番号 と 種目名 をご記入ください その運動 スポーツを行った時の きつさ は平均してどれくらいでしたか ( はひとつ ) 記入例 : 記入例 : 記入例 : 記入例 : 1 かなり楽である 年月回平均分 2 楽である 週 3 ややきつい ( ウォーキング ) ひとつに 回数を数字で記入 4 きつい 5 かなりきつい 1 番目に多く実施した種目 1 かなり楽である ( ) 年月週ひとつに 回数を数字で記入 回平均分 2 楽である 3 ややきつい 4 きつい 5 かなりきつい 7

SSF スポーツライフに関する調査 (2012) 表 α スポーツライフに関する調査 種目別運動 スポーツ実施率 ( 複数回答 上位 15 種目 ) 順位 種目 実施率 (%) 1 散歩 ( ぶらぶら歩き ) 34.9 2 ウォーキング 25.0 3 体操 ( 軽い体操 ラジオ体操など ) 20.5 4 ボウリング 13.0 5 筋力トレーニング 12.2 6 ジョギング ランニング 9.7 7 ゴルフ ( コース ) 8.3 8 ゴルフ ( 練習場 ) 8.0 9 キャッチボール 7.5 10 釣り 7.5 11 サイクリング 7.4 12 海水浴 7.2 13 水泳 7.1 14 サッカー 5.6 15 バドミントン 5.0 SSF スポーツライフに関する調査 (2012) より作成 8

競技人口に関するデータ SSF 中央競技団体現況調査 (2010 2012) 調査対象 : 日本オリンピック委員会 日本体育協会 日本ワールドゲームズ協会に加盟 準加盟の中央競技団体 (2012 年 94 団体 ) 主な調査内容 : 競技者の登録状況 団体役職員数 団体の財務状況 ( 収支予算 ) 調査方法 : 中央競技団体への質問紙調査および収支予算書類の分析 9

SSF 中央競技団体現況調査 (2010) 表 4 中央競技団体の登録者数 ( 上位 15 団体 ) 順位 団体名 登録者数 ( 人 ) 1 ( 財 ) 日本サッカー協会 888,916 2 ( 財 ) 日本バスケットボール協会 616,839 3 ( 財 ) 日本ソフトテニス連盟 461,508 4 ( 財 ) 日本バレーボール協会 429,830 5 ( 財 ) 日本卓球協会 300,096 6 ( 財 ) 日本陸上競技連盟 261,265 7 ( 財 ) 日本バドミントン協会 240,613 8 ( 財 ) 日本合気会 227,596 9 ( 財 ) 日本ゲートボール連合 206,292 10 ( 社 ) 日本グラウンドゴルフ協会 191,475 11 ( 財 ) 全日本柔道連盟 155,019 12 ( 財 ) 全日本弓道連盟 129,891 13 ( 財 ) 日本ラグビーフットボール協会 122,520 14 ( 財 ) 日本水泳連盟 120,177 15 ( 財 ) 日本ハンドボール協会 83,295 SSF 中央競技団体現況調査 (2010) より作成 10

SSF 中央競技団体の運営に関する調査研究 (2012) 表 5 日本陸上競技連盟の登録者数の推移 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 ( 人 ) 2009 年度 2010 年度 一般 60,137 59,943 60,637 63,219 64,507 70,906 学連 15,755 16,206 14,887 16,634 16,837 17,245 高校 92,080 91,902 91,734 98,291 100,793 105,271 中学 31,430 44,672 60,182 71,034 77,176 97,828 合計 199,402 212,723 227,440 249,178 259,313 291,250 SSF 中央競技団体の運営に関する調査研究 (2012) 11

SSF 中央競技団体の運営に関する調査研究 (2012) 表 6 日本バレーボール協会登録チーム数および登録者数 (2010 年度 ) 合計 男子 女子 種別 チーム数 登録者数 ( 人 ) チーム数 登録者数 ( 人 ) チーム数 登録者数 ( 人 ) クラブ 1,868 28,449 1,122 17,654 746 10,795 実業団 438 7,638 354 6,298 84 1,340 大学 811 13,665 398 6,581 413 7,084 高校 6,690 98,290 2,780 38,597 3,910 59,693 中学校 9,532 133,204 2,641 35,738 6,891 97,466 小学校 6,486 88,407 1,176 13,604 5,310 74,803 ヤングクラブ 216 2,913 95 1,324 121 1,589 家庭婦人 3,060 44,360 - - 3,060 44,360 ソフト 2,183 19,849 - - - - ビーチ - 1,070-597 - 473 合計 31,284 437,845 8,566 120,393 20,535 297,603 ビーチはチーム数の登録なし SSF 中央競技団体の運営に関する調査研究 (2012) 12

競技団体登録者データの課題 団体登録者 競技会参加者 (+ 審判 指導者 ) 協会未登録の競技会参加者 : 市民マラソンなど 競技団体の管理下にない大会の存在すべてのスポーツ大会は 競技会 か? 競技の特性や普及状況等による組織化の違い 運動部活動の生徒やスポーツ少年団員のすべてが競技者? 競技者の人口の把握の限界 13

世界のサッカー人口 表 7 FIFA 加盟国別サッカー人口 ( 上位 15 ヵ国 ) 順位 国名 プレーヤー総数 ( 人 ) 登録プレーヤー数 ( 人 ) 未登録プレーヤー数 ( 人 ) プレーヤー登録率 (%) 国の人口 ( 人 ) プレーヤー人口比 (%) 1 中国 26,166,335 711,235 25,455,100 2.7 1,345,751,000 1.9 2 アメリカ 24,472,778 4,186,778 20,286,000 17.1 314,659,000 7.8 3 インド 20,587,900 384,900 20,203,000 1.9 1,198,003,000 1.7 4 ドイツ 16,308,946 6,308,946 10,000,000 38.7 81,750,000 19.9 5 ブラジル 13,197,733 2,141,733 11,056,000 16.2 193,734,000 6.8 6 メキシコ 8,479,595 324,595 8,155,000 3.8 109,610,000 7.7 7 インドネシア 7,094,260 66,960 7,027,300 0.9 229,695,000 3.1 8 ナイジェリア 6,653,710 58,710 6,595,000 0.9 154,729,000 4.3 9 バングラデシュ 6,280,300 271,300 6,009,000 4.3 152,221,000 4.1 10 ロシア 5,802,536 846,736 4,955,800 14.6 141,903,979 4.1 11 イタリア 4,980,296 1,513,596 3,466,700 30.4 59,870,000 8.3 12 日本 4,805,150 1,045,150 3,760,000 21.8 127,288,419 3.8 13 南アフリカ 4,540,410 1,469,410 3,071,000 32.4 49,320,000 9.2 14 フランス 4,190,040 1,794,940 2,395,100 42.8 65,447,374 6.4 15 イングランド 4,164,110 1,485,910 2,678,200 35.7 50,714,000 8.2 FIFA ウェブサイト資料 (2010) より作成 14

種目 ( 競技 ) 別実施人口の把握 スポーツライフに関する調査 の二次分析 年 1 回以上を含む 3 頻度から実施状況を分析し 経年比較 対象データと実施頻度 : 成人調査 (2000~2010): 年 1 回以上 月 2 回以上 週 1 回以上 10 代調査 (2001~2009): 年 1 回以上 週 2 回以上 週 5 回以上 対象種目 (13): ボウリング ゴルフ 水泳 バドミントン 登山 サッカー 野球 卓球 スキー テニス ソフトボール バレーボール バスケットボール 15

図 1 成人のサッカー実施人口の推移 ( 万人 ) 600 500 400 300 200 100 214 67 275 年 1 回以上月 2 回以上週 1 回以上 378 352 115 111 104 45 58 53 55 88 104 0 2000 2002 2004 2006 2008 2010 450 165 478 182 ( 年 ) 16 2000 年 (n=2,232) 2002 年 (n=2,267) 2004 年 (n=2,288) 2006 年 (n=1,867) 2008 年 (n=2,000) 笹川スポーツ財団 スポーツ活動に関する全国調査 (2000~2010) より作成 2010 年 (n=2,000) 年 1 回以上 (%) 2.2 2.7 3.7 3.4 4.4 4.6 月 2 回以上 (%) 0.7 1.1 1.1 1.0 1.6 1.8 週 1 回以上 (%) 0.4 0.6 0.5 0.5 0.9 1.0 注 1) 人口は住民基本台帳の成人人口 ( 人 ) に 実施率 (%) を乗じて算出 注 2) 年 1 回以上 は 月 2 回以上 週 1 回以上 も含む また 月 2 回以上 は 週 1 回以上 も含む

図 2 青少年 (10 代 ) のサッカー実施人口の推移 ( 万人 ) 500 年 1 回以上週 2 回以上週 5 回以上 400 339.0 372.3 320.5 300 200 100 93.1 148.1 129.4 47.6 69.1 59.2 0 2001 2005 2009 ( 年 ) 2001 年 (n=1,358) 2005 年 (n=1,806) 2009 年 (n=1,989) 年 1 回以上 (%) 24.7 29.0 26.4 週 2 回以上 (%) 6.8 11.5 10.7 週 5 回以上 (%) 3.5 5.4 4.9 注 1) 人口は住民基本台帳の青少年 (10 代 ) 人口に 実施率 (%) を乗じて算出 注 2) 年 1 回以上 は 週 2 回以上 週 5 回以上 も含む また 週 2 回以上 は 週 5 回以上 も含む 笹川スポーツ財団 10 代の運動 スポーツ活動に関する全国調査 (2001~2009) より作成 17

図 3 成人の野球実施人口の推移 ( 万人 ) 700 597 600 500 400 300 232 200 100 147 0 2000 年 1 回以上 月 2 回以上 週 1 回以上 462 465 408 286 191 156 120 110 58 124 66 114 2002 2004 2006 2008 467 182 119 2010 ( 年 ) 笹川スポーツ財団 スポーツ活動に関する全国調査 (2000~2010) より作成 18

図 4 青少年 (10 代 ) の野球実施人口の推移 ( 万人 ) 400 年 1 回以上週 2 回以上週 5 回以上 350 300 282.3 268.4 271.1 250 200 150 110.3 114.8 90.1 100 50 57.7 56.9 72.0 0 2001 2005 2009 ( 年 ) 笹川スポーツ財団 10 代の運動 スポーツ活動に関する全国調査 (2001~2009) より作成 19

図 5 成人のバドミントン実施人口の推移 ( 万人 ) 年 1 回以上 月 2 回以上 週 1 回以上 800 701 700 618 600 600 566 551 467 500 400 300 200 169 165 200 104 176 156 100 143 0 80 98 77 109 104 2000 2002 2004 2006 2008 2010 ( 年 ) 笹川スポーツ財団 スポーツ活動に関する全国調査 (2000~2010) より作成 20

図 6 成人の卓球実施人口の推移 ( 万人 ) 700 600 500 624 年 1 回以上月 2 回以上週 1 回以上 614 559 558 473 462 400 300 178 200 100 94 0 2000 200 142 2002 133 84 2004 71 38 2006 109 99 72 67 2008 2010 ( 年 ) 笹川スポーツ財団 スポーツ活動に関する全国調査 (2000~2010) より作成 21

図 7 成人のテニス実施人口の推移 ( 万人 ) 500 年 1 回以上月 2 回以上週 1 回以上 400 388 315 378 335 403 389 300 200 169 100 151 0 2000 120 80 2002 151 154 107 93 2004 2006 176 140 2008 192 140 2010 ( 年 ) 笹川スポーツ財団 スポーツ活動に関する全国調査 (2000~2010) より作成 22