比重 (15/4 ) で次式によって算出したもの S=1443/(1443+ 日本酒度 ) A はアルコール分 ( 度 ) を第 2 表により比重 (15/15 ) に換算したものである なお 振動式密度計により検体及びその留液の密度が測定できる場合は 次式によって計算する E=(Ds-Da) 0.

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目次目次 5 連続式蒸留焼酎 5 連続式蒸留しょうちゅう 6 単式蒸留焼酎 6 単式蒸留しょうちゅう 付表付表 総則総則 2 試薬 器具 計量器 2 試薬 器具 計量器 2-1 この分析法で使用する試薬 (JIS で規格が定められているものに 2-1 この分析法で使用する試薬は 別に定める場合を除いて JIS 規格限る ) は 別に定める場合を除いて JIS 規格 1 級以上とする 1 級以上とする 2-4 この分析法で水とあるのは 蒸留水又は JIS K 0557( 用水 排水 2-4 この分析法で水とあるのは蒸留水を意味する の試験に用いる水 ) に規定する種別 A2 A3 A4 の水を意味する 3 清酒 3 清酒 3-7 エキス分 3-7 エキス分次式によって検体のエキス分を算出する 次式によって検体のエキス分を算出する E=(S-A) 260+0.21 E=(S-A) 260+0.21 途中の計算においては小数点以下 5けたを四捨五入し E 値におい途中の計算においては小数点以下 5 けたを四捨五入し E 値におて小数点以下 2けたを切り捨てる ただし Eはエキス分 ( 度 ) Sはいて小数点以下 2 けたを切り捨てる ただし E はエキス分 ( 度 )

比重 (15/4 ) で次式によって算出したもの S=1443/(1443+ 日本酒度 ) A はアルコール分 ( 度 ) を第 2 表により比重 (15/15 ) に換算したものである なお 振動式密度計により検体及びその留液の密度が測定できる場合は 次式によって計算する E=(Ds-Da) 0.9991 260 ただし Ds 及び Da は それぞれ検体及びその留液の密度 (15 ) で E 値において小数点以下 2 けたを切り捨てる ( 注 )1 密度の測定においては 3-3 B) 振動式密度計法 ( 注 )1~4 を参照のこと 2 振動式密度計により検体の留液の密度を測定しない場合は Da に替えてアルコール分 ( 度 ) を第 2 表により換算した密度 (15 ) を使用する 3-9 還元糖 A) 吸光度測定法 ( ソモギー -ネルソン法) 3-9-1 試薬銅試薬 A 液硫酸銅 (CuSO4 5H2O)15 g を水に溶かして 100 ml とする B 液炭酸ナトリウム ( 無水 )25 g 酒石酸ナトリウムカリウム (COOKCHOH CHOHCOONa 4H2O)25 g 炭酸水素ナトリウム 20 g 及び S は比重 (15/4 ) で次式によって算出したもの S=1443/(1443+ 日本酒度 ) A はアルコール分 ( 度 ) を第 2 表により比重 (15/15 ) に換算したものである 3-9 還元糖 A) 吸光度測定法 ( ソモギー -ネルソン法) 3-9-1 試薬銅試薬 A 液硫酸銅 (CuSO4 5H2O)15 g を水に溶かして 100 ml とする B 液炭酸ナトリウム ( 無水 )25 g 酒石酸ナトリウムカリウム (COOKCHOH CHOHCOONa 4H2O)25 g 炭酸水素ナトリウム 20 g 及び

無水硫酸ナトリウム 200 g を水に溶かして 1 l とする 硫酸ナトリウムカリウム 200 g を水に溶かして 1 l とする 使用直前に A 液 1 ml 及び B 液 25 ml の割合で混ぜ銅試薬とする 使用直前に A 液 1 ml 及び B 液 25 ml の割合で混ぜ銅試薬とする ブドウ糖標準溶液ブドウ糖標準溶液ブドウ糖 ( 特級 )5 g を精ひょうし 水に溶かして 1 l とする こブドウ糖 ( 無水 )( 特級 )5 g を精ひょうし 水に溶かして 1 l とする の試薬を必要に応じて希釈し ブドウ糖 15~300 μg/ml を含む標この試薬を必要に応じて希釈し ブドウ糖 15~300 μg/ml を含む標準溶液系列を作成する 準溶液系列を作成する B) 滴定法 ( レーン-エイノン法 ) B) 滴定法 ( レーン-エイノン法 ) 3-9-3 試薬 3-9-3 試薬 ブドウ糖標準溶液ブドウ糖標準溶液ブドウ糖 ( 特級 )2.046g と安息香酸 1g を水に溶かして 1 l とすブドウ糖 ( 無水 )( 特級 )2.046g と安息香酸 1g を水に溶かしてる この試薬は約 2か月の貯蔵に耐える 1 l とする この試薬は約 2か月の貯蔵に耐える 3-10 ブドウ糖 3-10 ブドウ糖 3-10-1 試薬 3-10-1 試薬ブドウ糖標準溶液ブドウ糖標準溶液ブドウ糖 ( 特級 )5.0 g を精ひょうし 水に溶かして 1 l とする ブドウ糖 ( 無水 )( 特級 )5.0 g を精ひょうし 水に溶かして 1 l とすこの試薬を必要に応じて希釈し ブドウ糖 0.5~5.0 mg/ml を含むる この試薬を必要に応じて希釈し ブドウ糖 0.5~5.0 mg/ml を含標準溶液を作成する む標準溶液を作成する 5 連続式蒸留焼酎 5 連続式蒸留しょうちゅう

6 単式蒸留焼酎 6 単式蒸留しょうちゅう 7 みりん 7 みりん 7-5 エキス分 7-5 エキス分検体を 2 倍に希釈し 7-3 により測定した比重を S とし 7-4 で測検体を 2 倍に希釈し 7-3 により測定した比重を S とし 7-4 で測定したアルコール分の 1/2 を第 2 表により換算した比重 (15/15 ) 定したアルコール分の 1/2 を第 2 表により換算した比重 (15/15 ) を A として次式によって算出する を A として次式によって算出する E= (S-A) 260+0.21 2 E= (S-A) 260+0.21 2 ( 注 ) 途中の計算においては小数点以下 5 けたを四捨五入し E 値 ( 注 ) 途中の計算においては小数点以下 5 けたを四捨五入し E 値において小数点以下 2 けたを切り捨てる において小数点以下 2 けたを切り捨てる なお 振動式密度計により検体及びその留液の密度が測定できる場合は 次式によって計算する E= (Ds-A ) 0.9991 260 2 ただし Ds は 2 倍に希釈した検体の密度 (15 ) A は 7-4 で測定したアルコール分の 1/2 を第 2 表により換算した密度 (15 ) で E 値において小数点以下 2 けたを切り捨てる ( 注 ) 密度の測定においては 3-3 B) 振動式密度計法 ( 注 )1~4 を参照のこと 9 果実酒 9 果実酒 9-9 還元糖 9-9 還元糖 9-9-1 試薬 9-9-1 試薬

ブドウ糖標準溶液はブドウ糖 ( 特級 )2g を水に溶かして 1lとする ブドウ糖標準溶液はブドウ糖 ( 無水 )( 特級 )2g を水に溶かして 1lとする 9-9-2 試験操作 9-9-2 試験操作 ( 注 ) 3-9 B) に倣い ブドウ糖標準溶液による逆滴定法によって ( 注 ) 3-9-4 に倣い 3-9-1 のブドウ糖標準溶液による逆滴定法も差し支えない によっても差し支えない 9-15 亜硫酸 9-15 亜硫酸 9-15-3 試験操作 9-15-3 試験操作 A-1) 遊離型亜硫酸定量試験 A-1) 遊離型亜硫酸定量試験 0.3% 過酸化水素水 10mlをフラスコ (A) にとり 指示薬数 0.3% 過酸化水素水 10mlをフラスコ (A) にとり 指示薬数滴を加え ( 紫色になる )N/100 水酸化ナトリウム溶液で緑褐色滴を加え ( 紫色になる )N/100 水酸化ナトリウム溶液で緑褐色を呈するまで調製した後 装置に取り付ける 次に検体 20ml を呈するまで調製した後 装置に取り付ける 次に検体 20ml 及び 25% リン酸 10mlをフラスコ (B) にとり 冷却器の下部及び 25% リン酸 10mlをフラスコ (B) にとり 冷却器の下部に取り付ける 水流ポンプ等により 1000ml/ 分程度で 15 分間に取り付ける 水流ポンプ等により 1000ml/ 分程度で 15 分間吸引する ( 指示薬は紫色に戻る ) 検体の温度は 製造場で果吸引する ( 指示薬は紫色に戻る ) 20 程度であれば室温でよ実酒が保存される温度に合わせることが望ましい フラスコいが 室温が高い場合はフラスコ (B) を氷冷する フラスコ (A) を取りはずし 水で付着した液を洗い入れ 内容物を (A) を取りはずし 水で付着した液を洗い入れ 内容物を N/100 水酸化ナトリウム溶液で緑褐色を呈するまで滴定し こ N/100 水酸化ナトリウム溶液で緑褐色を呈するまで滴定し この滴定値をamlとする の滴定値をamlとする

A-3) 総亜硫酸定量試験遊離型亜硫酸量と結合型亜硫酸量の和を総亜硫酸量とする 又は 初めから加熱して通気蒸留してもよい 9-16 揮発酸 9-16-1 試薬 N/10 水酸化ナトリウム溶液 3-5-1 による フェノールフタレイン指示薬 3-6-1 による 9-16-2 試験操作検体 10mlを 300ml 容フラスコにとり水蒸気蒸留を行って 留液約 100mlをとる 留液を約 60 に温め これについてフェノールフタレイン指示薬を数滴加え N/10 水酸化ナトリウム溶液で薄桃色を呈するまで滴定する その滴定値を amlとし 次式により揮発酸度として表示する 揮発酸度 =a F 酢酸として算出するときは 次式による 酢酸 (g/100ml)= 揮発酸度 0.06 11 ウイスキー 11-7 メチルアルコール A-3) 総亜硫酸定量試験遊離亜硫酸量と結合型亜硫酸量の和を総亜硫酸量とする 又は 初めから加熱して通気蒸留してもよい ( 新設 ) 11 ウイスキー 11-7 メチルアルコール

A) 比色法 A) 比色法 11-7-1 試薬 11-7-1 試薬 C 液フクシン亜硫酸溶液 C 液フクシン亜硫酸溶液 a 塩基性フクシン 0.5g を乳鉢ですりつぶし約 300 ml の熱水に a 塩基性フクシン ( 特級 )0.5g を乳鉢ですりつぶし約 300 ml の溶かして放冷する 熱水に溶かして放冷する 14 発泡酒 14 発泡酒 14-1 分析法 14-1 分析法 8-1~8-9 による ただし メチルアルコールは 11-7 亜硫酸は 8-1~8-10 による ただし メチルアルコールは 11-7 亜硫酸は 9-15 による 9-15 による 17 リキュール 17 リキュール 17-5 エキス分 17-5 エキス分 A) 5-3 により測定した比重又は検体の密度 (15 ) 及び 17-4 によ A) 5-3 により測定した比重及び 17-4 により測定したアルコール分をり測定したアルコール分又は検体の留液の密度 (15 ) を用いて 用いて 3-7 と同じ式によって算出する 3-7 と同じ式によって算出する 101 揮発油 101 揮発油 101-3 比重 101-3 比重 101-4 により密度を測定し 0.99997 で除して比重 (15/4 ) に換 JIS K 2249( 原油及び石油製品 - 密度試験方法及び密度 質量 容算する 積換算表 ) に準じ 浮ひょう型比重計を用いて検体の比重

(15/4 ) を測定する なお 比重 (15/4 ) は 101-4 密度から次式によって算出してもよい 比重 (15/4 )= 密度 (15 ) 0.99997 101-4 密度 101-4 密度 JIS K 2249( 原油及び石油製品 密度の求め方 -) 1~4 によ JIS K 2249 による る 101-6 引火点 101-6 引火点 JIS K 2265-1( 原油及び石油製品 - 引火点の求め方 - タグ密閉 JIS K 2265( 原油及び石油製品 - 引火点試験方法 ) による 法 ) による 101-7 蒸気圧 101-7 蒸気圧 JIS K 2258-1( 原油及び石油製品 - 蒸気圧の求め方 - 第 1 部 : リー JIS K 2258( 原油及び燃料油 - 蒸気圧試験方法 -リード法) による ド法 ) による 101-11 塩素 101-11 塩素 101-11-1 試薬 101-11-1 試薬 0.1 mol/l 硝酸銀溶液 0.1M 硝酸銀溶液 JIS K 8001( 試薬試験方法通則 ) に規定する0.1 mol/l 硝酸銀溶 JIS K 8001( 試薬試験方法通則 ) に規定する0.1M 硝酸銀溶液 液 8% 水酸化ナトリウム溶液 8% 水酸化ナトリウム溶液水酸化ナトリウム約 80g を水に溶かして1 lとしたもの 水酸化ナトリウム約 80g を水に溶かして1 lとしたもの 0.05M チオシアン酸アンモニウム溶液 0.05 mol/l チオシアン酸アンモニウム溶液 JIS K 8001( 試薬試験方法通則 ) に規定する 0.1M チオシアン酸ア

JIS K 8001( 試薬試験方法通則 ) に規定する 0.1 mol/l チオシアンモニウム溶液を水で 2 倍に希釈したもの ン酸アンモニウム溶液を水で 2 倍に希釈したもの 101-13 オクタン価 101-13 オクタン価 JIS K 2280-1( 石油製品 -オクタン価 セタン価及びセタン指数 JIS K 2280( 石油製品 - 燃料油 -オクタン価及びセタン価試験方法の求め方 - 第 1 部 : リサーチ法オクタン価により測定する 並びにセタン指数算出方法 ) に準じ リサーチ法オクタン価試験方法により測定する 201 原料米 201 原料米 201-4 デンプン価 201-4 デンプン価 201-4-1 試薬 201-4-1 試薬 25% 塩酸 25% 塩酸水に濃塩酸 68 ml を撹拌しながら徐々に加え 100 ml とする 濃塩酸 68mlに水を加えて 100mlとする 207 原料用糖類 207 原料用糖類 検体が液体の場合は 検体約 2 gを精ひょうし あらかじめひょう量検体が液体の場合は 検体約 2 gを精ひょうし あらかじめひょう量した約 7 cm 12 cmの耐熱性ポリエチレンフィルムの袋に入れ 予備乾した約 7 cm 12 cmの耐熱性ポリエチレンフィルムの袋に入れ 予備乾燥した後 検体を袋の内面に薄く広げ 温度 90 圧力 20 mmhgで 3.5 燥した後 検体を袋の内面に薄く広げ 温度 90 圧力 20 mmhgで 3.5 時間本乾燥した後ひょう量し 次式によって水分を求める 時間本乾燥した後ひょう量し 次式によって水分を求める 水分 %(w/w)= 予備乾燥前重量 (g)- 本乾燥後重量 (g) 水分 %(w/w)= 予備乾燥前重量 (g)- 本乾燥後重量 (g) 100 検体重量 (g) 検体重量 (g) 221 酒母 もろみ 221 酒母 もろみ

清酒 焼酎 アルコール等の酒母及びもろみを対象としたものである 第 3 表炭酸ガス吸収係数表 ( びん内圧力補正表 ) 清酒 しょうちゅう アルコール等の酒母及びもろみを対象としたものである 第 3 表炭酸ガス吸収係数表 ( びん内圧力補正表 ) M Pa 0.29 0.47 kg/cm 2 2.957 4.793 0 6.615 9.659 1 6.357 9.282 2 6.117 8.932 3 5.897 8.611 4 5.689 8.306 5 5.499 8.030 6 5.318 7.765 7 5.140 7.505 8 4.951 7.229 9 4.777 6.975 10 4.611 6.733 11 4.457 6.507 12 4.314 6.299 13 4.182 6.107 14 4.055 5.921 15 3.935 5.746 16 3.804 5.554 17 3.692 5.391 18 3.584 5.233 19 3.483 5.086 20 3.391 4.951 21 3.298 4.816 22 3.202 4.675 23 3.105 4.534 24 3.016 4.404 25 2.931 4.280 M Pa 0.29 0.47 kg/cm 2 2.957 4.793 0 6.615 9.659 1 6.357 9.282 2 6.117 8.932 3 5.897 8.611 4 5.689 8.306 5 5.499 8.030 6 5.318 7.765 7 5.140 7.505 8 4.951 7.229 9 4.777 6.975 10 4.611 6.733 11 4.457 6.507 12 4.314 6.299 13 0.482 6.107 14 4.055 5.921 15 3.935 5.746 16 3.804 5.554 17 3.692 5.391 18 3.584 5.233 19 3.483 5.086 20 3.391 4.951 21 3.298 0.416 22 3.202 4.675 23 3.105 4.534 24 3.016 4.404 25 2.931 4.280