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第 3 条第 2 項 農薬の登録を保留することができる場合に該当するかどうかの基準 ( 水産動植物被害に係る基準及び水質汚濁に係る基準を除く ) を設定 変更しようとするとき ( 外国製造農薬に係る登録について準用 ) 肥料取締法 ( 食品安全基本法第 24 条第 1 項第 3 号 ) 条 項 食品

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冷凍むき身 : 養殖えび (FROZEN PEELED 水産インドネシア 動物用医薬品成分規格 AOZ 2ppb 検出 SHRIMP) 冷凍しょうが野菜 果実類中華人民共和国 残留農薬一律基準 BHC 0.02ppm 検出ピリミホスメチル0.20ppm ピリミホスメチル 生鮮カカオ豆農産ガーナ 残留

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食品群別栄養素等摂取量 - 食品群 栄養素別 摂取量 - 総数 歳 E B 1 B 2 C 飽和一価不飽和 n-6 系 n-3 系脂肪酸脂肪酸脂肪酸脂肪酸 mg g 総量 水溶性 不溶性 μgre 1 μg mg 2 μg mg mg mgne 3 mg μg μg mg mg mg g

4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ

改 正 平成 17 年 10 月 27 日農林水産省告示第 1616 号 改 正 平成 17 年 12 月 27 日農林水産省告示第 1999 号 改 正 平成 18 年 1 月 11 日農林水産省告示第 26 号 改 正 平成 18 年 2 月 17 日農林水産省告示第 169 号 改 正 平成

せながら検討する必要がある 1. 検査結果の各項目における傾向 2002~2005 年の輸入時検査の項目 ( 検査年 原産国 食品 農薬が同じデータセット ) は 肉や魚及びその加工製品を除くと全部で 2,795 項目あった 但し ここに収載されている項目はいずれも検出件数が少なくとも 1 件以上あ

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平成 27 年 3 月 4 日農林水産省消費 安全局 平成 27 年度食品の安全性に関する有害化学物質及び有害微生物のサーベイランス モニタリング年次計画 1. 基本的な考え方食品安全行政にリスクアナリシスが導入され 科学に基づいた行政の推進が必要となっています このため 農林水産省は 食品の安全性

原料用果汁 : グレープ 飲料 アメリカ合衆国 微生物 成分規格 大腸菌群 陽性 衛生証明書の不添冷凍牛すじ畜産アメリカ合衆国 9 衛生証明書不備衛生証明書付 衛生証明書の不添付 - タピオカ (FROZEN TAPIOCA 冷凍食品 台湾 微生物 成分規格 細菌数 5.0 /g PEARL(BLA

インド 12 3 エビ イカ オーストラリア 13 3 マグロ エビ フィリピン 14 1 マグロ カツオ エビ アイスランド 15 1 その他の魚 ハリバット 魚卵 スペイン 16 1 マグロ タコ マルタ 17 1 モロッコ 18 1 タコ イカ モーリタニア 19 1 タコ ニュージーランド

表 1-2. コーデックスガイドライン (Codex Guidelines)2018 年 2 月現在 78 ガイドライン コーデックスガイドラインは 食品の安全性 品質 取込み可能性を確実にするために 証拠に基づいて 情報と助言を推奨手順と同時に提供するものである ガイドラインタイトル策定 部会 最

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(4) 薬剤耐性菌の特性解析に関する研究薬剤耐性菌の特性解析に関する知見を収集するため 以下の研究を実施する 1 家畜への抗菌性物質の使用と耐性菌の出現に明確な関連性がない家畜集団における薬剤耐性菌の出現又はこれが維持されるメカニズムについての研究 2 食品中における薬剤耐性菌の生残性や増殖性等の生

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( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

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1 モニタリング検査食品衛生法違反の可能性が低い食品等について 品目毎の年間輸入量及び過去の違反実績を勘案した年間計画に基づき 厚生労働省検疫所において実施される検査 2 検査命令輸出国の事情 食品の特性 同種食品の違反事例から 食品衛生法違反の可能性が高いと判断される食品等について 厚生労働大臣の

平成 30 年東京都食中毒発生状況 ( 速報値 ) 平成 30 年 8 月 31 日現在 8 月末までの都内の食中毒の発生状況が 東京都から公表されました 昨年と比較すると 件数では 30% 増 患者数では 46% 減となっています 最近 10 年間の平均と比較すると 患者数はほぼ同じですが発生件数

(*) ノロウイルス : 冬期に流行する人の感染性胃腸炎の原因ウィルスで 調理従事者がノロウイルスに感染していた場合に その人を介してノロウイルスに汚染された食品を食べたり または汚染されていた二枚貝を 生あるいは十分に加熱調理しないで食べることにより食中毒を起こす ( イ ) サルモネラ * 食中

論点 3 消費者にとって分かりやすい 遺伝子組換え 及び 遺伝子組換え不分別 表示の検討 1

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食品安全基本法第 21 条第 1 項に規定する基本的事項 平成 24 年 6 月 29 日閣議決定 食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 以下 法 という ) は 食品の安全性の確保についての基本理念として 国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識の下に 食品供給行程の各段階に

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農林漁業の生産資材に由来する食品安全に関する緊急時対応実施指針 平成 18 年 1 月農林水産省消費 安全局

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近年患者数が多く公衆衛生上の重要性が増しているノロウイルスについて ヒトへの 感染経路における食品 ( カキを中心とした二枚貝とその他の食品別 ) の寄与率やヒトの 症状の有無による食品への汚染の程度を明らかにする研を実施する 2 調査事業 (1) 食品用器具 容器包装に用いられる化学物質のリスク評

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~ メディケア食品 原料原産地情報の公開 ~ マルハニチロ株式会社では 東京都消費生活条例の規定により メディケア食品に使用している主な原材料の産地についてホームページでご案内しております 商品の主な原材料である 魚介類 肉類 野菜 果実類 等 また商品の名前として使用している原材料 ( 副原料 調

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HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品

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る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

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No. QCVN 08: 2008/BTNMT 地表水質基準に関する国家技術基準 No. QCVN 08: 2008/BTNMT National Technical Regulation on Surface Water Quality 1. 総則 1.1 規定範囲 本規定は 地表水質

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医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

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生産され 農林物資の規格化等に関する法律 ( 昭和 25 年法律第 175 号 ) 第 14 条又は第 19 条の3の規定により格付されたものにあってはこの限 りでない 有機農産物 有機加工食品 有機畜産物 2 1 以外の農畜産物 ただし 以下のものを除く 原材料として使用した有機農産物及び有機畜産

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健康牛の BSE 検査の廃止に係る経緯 (2015 年 ) 12 月 18 日 (2016 年 ) 8 月 30 日 11 月 15 日 12 月 12 日 ~ 16 日 20,22 日 (2017 年 ) 2 月 13 日 4 月 1 日 食品安全委員会に諮問 食品安全委員会から答申薬事 食品衛生

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( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

Transcription:

( 別添 ) 厚生労働省 Ministry of Health, Labour and Welfare 問合せ先 : 厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課輸入食品安全対策室 ( 内線 2474,2497,2498) 平成 20 年度輸入食品監視指導計画監視結果 中間報告 平成 20 年 12 月 厚生労働省医薬食品局食品安全部

平成 20 年度輸入食品監視指導計画監視結果 ( 中間報告 ) 1. はじめに 我が国に輸入される食品等 ( 以下 輸入食品等 という ) の安全性を確保するために国が行う監視指導については 食品衛生法 ( 昭和 22 年法律第 233 号 以下 法 という ) 第 23 条第 1 項の規定により 食品衛生に関する監視指導の実施に関する指針 ( 平成 15 年厚生労働省告示第 301 号 ) に基づき パブリックコメントの募集及びリスクコミュニケーションを実施し 平成 20 年度輸入食品監視指導計画 ( 以下 計画 という ) を策定し 同条第 3 項の規定により官庁報告として官報に公表した上で 計画に基づいて行っているところです 厚生労働省は 計画に基づいて実施した輸入食品等に係る監視指導の実施状況の概要について 翌年度の 6 月を目途に公表するほか 年度途中の状況についてもおおむね年度の半ばに公表することとしており 今般 平成 20 年 4 月から 9 月の間の計画に基づく監視結果の中間報告を取りまとめましたので公表します 参 考 : 輸入食品の安全を守るために http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/tp0130-1.html 問合せ先 : 医薬食品局食品安全部監視安全課輸入食品安全対策室 - 1 -

2. 平成 20 年度輸入食品監視指導計画の概要 1 輸入食品監視指導計画とは 輸入食品等について国が行う監視指導の実施に関する計画 ( 法第 23 条第 1 項 ) をいう 目的 国が 輸入時の検査や輸入者の監視指導等を重点的 効果的かつ効率的に実施することを推進し 輸入食品等の一層の安全性確保を図る 2 輸入食品等の監視指導の基本的な考え方 食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条 ( 食品の安全性確保は 国の内外における食品供給行程の各段階において適切な措置を講じることにより行わなければならない ) の観点から 輸出国 輸入時 国内流通時の 3 段階での衛生対策確保を図るべく計画を策定し 監視指導を実施する 3 重点的に監視指導を実施すべき項目 輸入届出時における法違反の有無の確認 モニタリング検査 1 ( 平成 20 年度計画 :126 食品群 約 8 万件 ) 検査命令 2 ( 平成 20 年 9 月 30 日現在 : 全輸出国の 15 品目及び 36 カ国 1 地域の 201 品目 ) 3 包括的輸入禁止規定 海外情報等に基づく緊急対応 4 輸出国における衛生対策の推進 輸出国政府に対する衛生管理対策の確立の要請 現地調査や二国間協議を通じた 農薬等の管理 監視体制の強化 輸出前検査の推進 5 輸入者に対する自主的な衛生管理の実施に関する指導 輸入前指導 ( いわゆる輸入相談 ) 4 初回輸入時及び定期的自主検査の指導 記録の保存に係る指導 輸入者等への食品衛生に関する知識の普及啓発 1: 食品の種類毎に輸入量 違反率等を勘案した統計学的な考え方に基づく計画的な検査 2: 違反の蓋然性が高いものについて輸入の都度 検査を命令し 検査に合格しなければ輸入 流通が認められない検査 3: 危害の発生防止の観点から必要と認められる場合 検査を要せずに販売 輸入を禁止できる規定 4: 加工食品について 原材料管理の検証に資する残留農薬等に係る試験法の検討 開発を実施 - 2 -

3. 平成 20 年度輸入食品監視指導計画監視結果 ( 中間報告 ) 表 1 届出 検査 違反状況 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 : 速報値 ) 1 届出件数輸入重量検査件数 2 割合 違反件数 2 割合 件千トン件 % 件 % 887,703 12,046 91,955 10.4 501 0.06 ( 前年度実績 ) 914,373 12,226 100,948 11.0 619 0.07 1 モニタリング検査 検査命令 指導検査等の合計から重複を除いた数値 2 届出件数に対する割合 表 2 主な違反事例 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 : 速報値 ) 違反条文違反件数構成比主な違反内容 件 % 第 6 条 ( 販売を禁止される食品及び添加物 ) 98 17.4 とうもろこし ハトムギ 落花生 アーモンド ごま等のアフラトキシンの付着 キャッサバ等のシアン化合物の含有 食肉製品のリステリア菌による汚染 下痢性 麻痺性貝毒の検出 米の輸送時中の事故による腐敗 変敗 カビの発生 第 9 条 ( 病肉等の販売等の制限 ) 5 0.9 衛生証明書の不添付 第 10 条 ( 添加物等の販売等の制限 ) 第 11 条 ( 食品又は添加物の基準及び規格 ) 第 18 条 ( 器具又は容器包装の基準及び規格 ) 17 3.0 431 76.7 10 1.8 サイクラミン酸 TBHQ パテントブルー Ⅴ アゾルビン等の指定外添加物を使用した加工食品 野菜及び乾燥野菜の成分規格違反 ( 農薬の残留基準違反 ) 水産物及びその加工品の成分規格違反 ( 抗菌性物質の含有 農薬等の残留基準違反 ) 冷凍食品の成分規格違反 ( 一般生菌数 大腸菌 大腸菌群 ) 添加物の使用基準違反 ( ソルビン酸 安息香酸等 ) 添加物の過量残存 ( 二酸化硫黄等 ) 器具 容器包装の規格基準違反原材料の材質別規格違反 第 62 条 ( おもちゃ等についての準用規定 ) 計 1 0.2 おもちゃ又はその原材料の規格違反 562( 延数 ) 501( 違反届出件数 ) - 3 -

表 3 モニタリング検査実施状況 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 : 速報値 ) 品名検査項目年度計画件数 実施件数違反件数 畜産食品 抗菌性物質等 2,200 1,094 1 牛肉 豚肉 鶏肉 馬肉 残留農薬 1,700 978 0 その他食鳥肉等 成分規格等 650 330 0 畜産加工食品 抗菌性物質等 1,500 942 5 ナチュラルチーズ 食肉 残留農薬 550 287 0 製品 アイスクリーム 添加物 1,100 913 0 冷凍食品 ( 肉類 ) 等成分規格等 1,800 956 4 抗菌性物質等 3,500 1,577 2 水産食品残留農薬 850 998 0 二枚貝 魚類 甲殻類 ( エビ カニ ) 等添加物 250 170 0 成分規格等 900 553 0 水産加工食品 抗菌性物質等 3,300 2,152 0 魚類加工品 ( 切り身 乾残留農薬 1,750 1,518 0 燥 すり身等 ) 冷凍食品 ( 水産動物類 魚類 ) 添加物 1,800 1,596 1 魚介類卵加工品等 成分規格等 3,900 2,819 19 抗菌性物質等 750 834 0 農産食品野菜 果実 麦類 とうもろこし 豆類 落花生 ナッツ類 種実類等 農産加工食品冷凍食品 ( 野菜加工品 ) 野菜加工品 果実加工品 香辛料 即席めん類等 その他の食料品健康食品 スープ類 調味料 菓子類 食用油脂 冷凍食品等 飲料ミネラルウォーター類 清涼飲料水 アルコール飲料等 添加物 器具及び容器包装 おもちゃ 残留農薬 18,350 8,761 48 添加物 600 337 0 成分規格等 1,250 591 0 カビ毒 2,200 1,295 2 遺伝子組換え食品 1,250 520 0 残留農薬 6,500 2,977 4 添加物 4,200 2,263 1 成分規格等 2,100 1,235 10 カビ毒 2,250 911 0 遺伝子組換え食品 200 31 0 放射線照射 300 208 1 抗菌性物質等 300 24 0 残留農薬 250 252 0 添加物 3,100 1,266 3 成分規格等 650 347 1 カビ毒 600 295 0 残留農薬 300 99 0 添加物 900 651 0 成分規格等 900 434 1 カビ毒 300 81 0 成分規格等 1,800 347 0 検査強化食品分 SRM 除去確認 DNA 魚種鑑別 抗菌性物質等 遺伝子組換え食品 放射線照射 添加物 5,000 2,409 0 総計 ( 延数 ) 抗菌性物質 農薬等の検査項目別の計画件数の概数を示したもの 79,800 43,051 年度計画に対する実施率約 54% 103-4 -

表 4 モニタリング検査を強化した 1 品目 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 2 ) 中国 タイ 米国 対象国 地域対象食品検査項目 ミャンマー連邦 鰻 ケール にらそば大粒落花生まつたけ ごまの種子ほうれんそう ピーマン こまつな ねぎ フダン草 ローヤルゼリーサイシン Kan-Jong( キバナオモダカ ) スッポン ココヤシの幹 ばれいしょ りんごジュースひよこ豆 コーヒー豆 エンドスルファン クロルピリホスアフラトキシンダミノジッドアセトクロールクロチアニジン ジフェノコナゾール ピリメタニル ピリメタニル アトラジン ニトロフラン類 EPN エンロフロキサシンフラルタドンパクロブトラゾールダゾメット メタム及びメチルイソチオシアネートパツリンシペルメトリン DDT イエメン コーヒー豆 クロルデン γ-bhc ヘプタクロル オーストラリア 大麦 アミトラズフィプロニル フィリピン マンゴー クロルピリホスシペルメトリン フランス ブラックカラント ブピリメートフルシラゾール ベネズエラ カカオ豆 ごまの種子 クロルピリホス 韓国 青とうがらし フルシラゾール バングラディシュ 赤とうがらし トリアゾホス ラオス ケール フィプロニル スーダン ごまの種子 ダイアジノン ガンビア ごまの種子 γ-bhc グアテマラ ごまの種子 メタミドホス 全輸出国 ( ナイジェリアを除く ) ごまの種子 アフラトキシン 全輸出国 ( インドを除く ) ケツメイシ アフラトキシン 全輸出国 ( 米国及びイタリアを除く ) アーモンド加工品 アフラトキシン 1 通常 違反発見後の検査強化として 全届出件数の 30% を対象に検査を実施 2 表 5 に含まれる品目を除く - 5 -

表 5 検査命令へ移行した品目 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 ) 対象国 地域対象食品検査項目 中国エチオピア台湾フィリピン 鶏肉 にんじん 乳及び乳製品並びにこれらを原材料とする加工食品 コーヒー豆 にんじん おくら フラルタドンフラゾリドン アセフェート メラミン γ-bhc DDT クロルデンヘプタクロル アセフェートメタミドホスフルアジホップメタミドホス ブラジル 小麦 メタミドホス タイ アスパラガス EPN インド ケツメイシ アフラトキシン ナイジェリア ごまの種子 アフラトキシン イタリア アーモンド加工品 アフラトキシン ベトナム カナダ 米国 水産食品 ( 無加熱で摂取されるもの又は国内において十分な加熱 (70 1 分又はこれと同等以上 ) を経た上で販売されることが確認できないものに限る ) ロブスター ( 大西洋沿岸で採取されたもので 甲殻内の肝膵臓及び胃等を含む可食内臓部位に限る ) ソフト及びセミソフトタイプのナチュラルチーズを主要原料とする食品 ( 加熱せずに食すものに限る ) 違反のあった製造業者のものに限る 赤痢菌 麻痺性貝毒 リステリア菌 - 6 -

表 6 主な検査命令対象品目及び検査実績 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 : 速報値 ) 対象国 地域主な対象食品主な検査項目検査件数違反件数 全輸出国 (16 品目 ) 中国 (46 品目 ) タイ (25 品目 ) 韓国 (20 品目 ) 台湾 (16 品目 ) 落花生 チリペッパー ナッツ類 ハトムギ 乾燥いちじく等 アフラトキシン 4,305 29 すじこ 亜硝酸根等 216 2 シアン化合物含有豆類 キャッサバ シアン化合物 255 5 鶏肉 えび 鰻 さば はちみつ あさり等 ねぎ しいたけ にんじん ピーマン等 ニトロフラン類テトラサイクリン系抗生物質マラカイトグリーンクロラムフェニコール等 テブフェノジドフェンプロパトリンメタミドホスピリメタニル等 23,438 26 13,361 14 二枚貝 麻痺性貝毒 下痢性貝毒 2,435 7 鰻加工品等 細菌数 大腸菌群 642 0 全ての加工食品 サイクラミン酸 543 0 養殖えび オキソリニック酸 1,198 0 おくら グリーンアスパラガス マンゴー バナナ等 EPN クロルピリホスシペルメトリン等 1,387 2 バジルシード アフラトキシン 2 0 あげまきがい エンドスルファン 85 10 エトプロホスパプリカ とうがらし クロルピリホスエゴマ等テブコナゾールビフェントリン等 395 4 二枚貝等 麻痺性貝毒 下痢性貝毒 472 1 生食用アカガイ 腸炎ビブリオ 1 0 鰻 ローヤルゼリー等 ウーロン茶 マンゴー にんじん等 クロラムフェニコールニトロフラン類等 ブロモプロピレートメタミドホスシペルメトリン等 2,949 0 416 14 全ての加工食品サイクラミン酸 12 0 とうもろこし パセリ米国等 (12 品目 ) とうもろこし アーモンド加工品 ベトナム (8 品目 ) ピリミホスメチルクロルピリホス等 167 0 アフラトキシン 1,349 21 いか えび等 クロラムフェニコールニトロフラン類等 14,184 20 ほうれんそう インドキサカルブ 73 0 ごまの種子等 アフラトキシン 21 0 水産食品 赤痢菌 6 0 全ての加工食品 サイクラミン酸 51 0 その他 (30 カ国 58 品目 ) 13,837 70 総計 81,800 225 主な内訳 : エチオピア産コーヒー豆 (γ-bhc 等 ) 32 件 エクアドル産カカオ豆 (2,4-D)15 件 フィリピン産おくら ( フルアジホップ )6 件 ガーナ産カカオ豆 ( ピリミホスメチル等 )6 件等 - 7 -

表 7 加工食品の残留農薬検査実績 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 : 速報値 ) 食品分類 畜産加工 1 食品 水産加工 2 食品 農産加工 3 食品 その他の 4 合計食品 検査件数 291 375 274 233 1,173 違反件数 0 0 0 0 0 1 例 : とんかつ ソーセージ 2 例 : エビフライ 鰻蒲焼き 3 例 : パン フライドポテト 4 例 : ギョウザ たこ焼き 飲料 - 8 -

表 8 海外情報に基づき監視強化を行った主な事例 ( 平成 20 年 4 月 ~9 月 ) 強化月対象国対象食品及び内容経緯及び対応状況 4 月米国 4 月イタリア シリアル ( サルモネラ属菌による汚染のおそれ ) ナチュラルチーズ ( リステリア菌による汚染のおそれ ) 米国内における製品回収情報に基づき 当該製品が輸入届出された場合は 積み戻しを行う措置を講じた ドイツにおけるイタリア産ナチュラルチーズがリステリア菌に汚染されているとの情報に基づき 当該製品が輸入届出された場合は 積み戻しを行うとともに 当該製造者の製造したチーズについて自主検査を指導する措置を講じた 4 月 オーストラリア ベビーフード ( 異物混入のおそれ ) オーストラリア国内における製品回収情報に基づき 当該製品が輸入届出された場合は 積み戻しを行う措置を講じた 6 月米国 メロン ( サルモネラ属菌による汚染のおそれ ) 米国内における製品回収情報に基づき 当該製品が輸入届出された場合は 積み戻しを行う措置を講じた 7 月 ニュージーランド 牛肉 ( エンドスルファン汚染のおそれ ) 韓国において ニュージーランド産牛肉からエンドスルファンが検出されたとの情報に基づき 当該製造者からの牛肉が輸入届出された場合は 自主検査を指導する措置を講じた 7 月メキシコ とうがらし ( サルモネラ属菌による汚染のおそれ ) 米国内におけるサルモネラ症頻発事例にメキシコ産のとうがらしが関連しているとの情報に基づき 生鮮とうがらし等が輸入届出された場合は 加熱加工用として使用するよう指導する措置を講じた 7 月 カナダ米国 ロブスター ( 麻痺性貝毒による汚染のおそれ ) 米国において 大西洋沿岸で採取されるロブスターの肝膵臓について 麻痺性貝毒汚染のおそれから摂食を避けるよう警告されているとの情報に基づき カナダ及び米国の大西洋岸で採取されたロブスターが輸入届出された場合は 自主検査を指導する措置を講じた 8 月チリ 9 月中国 豚肉 ( ダイオキシン類汚染のおそれ ) 粉ミルク ( メラミン含有のおそれ ) 韓国において チリ産豚肉からダイオキシン類が検出されたとの情報に基づき 関連農場で生産された豚肉の輸入中止を指導するとともに それ以外の農場で生産された豚肉について ダイオキシン類に係るモニタリング検査を実施する措置を講じた 中国国内において 粉ミルクを原因とする乳児の腎結石が発生しているとの情報に基づき 乳及び乳製品の輸入届出の保留を指示した また 中国による関連製造者の公表を踏まえ 乳及び乳製品を原材料とする加工食品の輸入者に対し 原材料にメラミンの混入がないか点検するとともに 輸入時の自主検査を指導する措置を講じた - 9 -

( 参考 ) 中間報告中の主な用語説明 用語 亜硝酸ナトリウム アセトクロール農薬 ( アニリド系除草剤 ) アセフェート農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) アゾルビン指定外添加物 ( 着色料 ) アトラジン農薬 ( トリアジン系除草剤 ) 説明 添加物 ( 発色剤 ) 亜硝酸根としての最大残存量が規定されている アフラトキシンカビ毒 ( アスペルギルス属等の真菌により産生される ) アミトラズ農薬 ( アミジン系殺虫剤 ) 安息香酸添加物 ( 保存料 ) 細菌などの遺伝子の一部を切り取って その構成要素の並び方 遺伝子組換え を変えてもとの生物の遺伝子に戻したり 別の種類の生物の遺 伝子に組み入れたりする技術 インドキサカルブ 農薬 ( オキサジアゾン系殺虫剤 ) エトプロホス 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) エンドスルファン 農薬 ( 有機塩素系殺虫剤 ) エンロフロキサシン 動物用医薬品 ( ニューキノロン系合成抗菌剤 ) オキソリニック酸 動物用医薬品 ( キノロン系合成抗菌剤 ) クロチアニジン 農薬 ( ネオニコチノイド系殺虫剤 ) クロラムフェニコール 動物用医薬品 ( クロラムフェニコール系抗生物質 ) クロルデン 農薬 ( 有機塩素系殺虫剤 ) クロルピリホス 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) 下痢性貝毒 貝毒 ( 主に有害プランクトンの産生した毒を二枚貝が蓄積したもの 貝が毒化することにより下痢性中毒が引き起こされる ) サイクラミン酸 指定外添加物 ( 甘味料 ) シアン化合物 一部豆類などの植物に含まれるシアン配糖体などのシアン関連化合物 ジノテフラン 農薬 ( ネオニコチノイド系殺虫剤 ) ジフェノコナゾール 農薬 ( 含窒素系殺菌剤 ) シペルメトリン 農薬 ( ピレスロイド系殺虫剤 ) 赤痢菌 ソルビン酸 添加物 ( 保存料 ) ダイアジノン 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) ダイオキシン類 病原微生物 ( 物や水を介して経口的に感染し赤痢を引き起こす ) 塩素を含む有機化合物のうち ポリ塩化ジベンゾ -p- ジオキシン (PCDD) ポリ塩化ジベンゾフラン (PCDF) 及びコプラナーポリ塩化ビフェニル (CoPCB) の総称 ダゾメット メタム及びメチルイソチアシアネート 農薬 ( 土壌消毒剤 ) ダミノジッド農薬 ( 成長調整剤 ) 腸炎ビブリオ 病原微生物 ( 海水中の常在菌でビブリオ属の一種 主に魚介類を汚染し 急性胃腸炎の原因となる菌 ) テトラサイクリン系抗生物質 抗生物質 ( 主にオキシテトラサイクリン クロルテトラサイクリン テトラサイクリンをいう ) テブフェノジド 農薬 ( ベンゾイルヒドラジド系殺虫剤 ) トリアゾホス 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) - 10 -

二酸化硫黄添加物 ( 酸化防止剤 ) ニトロフラン類 パクロブトラゾール農薬 ( 成長調整剤 ) パツリン 動物用医薬品であるニトロフラン系合成抗菌剤の総称 カビ毒 ( ペニシリウム属やアスペルギルス属等の真菌により産生される ) パテントブルー Ⅴ 指定外添加物 ( 着色料 ) ピリミホスメチル 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) ピリメタニル 農薬 ( アニリノピリミジン系殺菌剤 ) フィプロニル 農薬 ( フェニルピラゾール系殺虫剤 ) フェンプロパトリン 農薬 ( ピレスロイド系殺虫剤 ) ブピリメート 農薬 ( ピリミジン系殺菌剤 ) フラゾリドン 動物用医薬品 ( ニトロフラン系合成抗菌剤 ) 代謝物はAOZ フラルタドン 動物用医薬品 ( ニトロフラン系合成抗菌剤 ) 代謝物は AMOZ フルアジホップ農薬 ( フェノキシプロピオン酸系除草剤 ) フルシラゾール農薬 ( 含窒素系殺菌剤 ) ブロモプロピレート農薬 ( 有機塩素系殺虫剤 ) ヘプタクロル農薬 ( 有機塩素系殺虫剤 ) ポリソルベート指定外添加物 ( 乳化剤 ) 麻痺性貝毒 貝毒 ( 主に有害プランクトンの産生した毒を二枚貝が蓄積したもの 貝が毒化することにより麻痺性中毒が引き起こされる ) マラカイトグリーン 動物用医薬品 ( トリフェニルメタン系合成抗菌剤 ) メタミドホス 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) メラミン メラミン樹脂の主原料となる化学物質 リステリア モノサイトゲネス 病原微生物 ( 自然環境中の常在菌で 主に乳製品を汚染し リステリア症を引き起こす ) γ BHC 農薬 ( 有機塩素系殺虫剤 ) DDT 農薬 ( 有機塩素系殺虫剤 ) EPN 農薬 ( 有機リン系殺虫剤 ) SRM BSE( 牛海綿状脳症 ) の原因と考えられている異常プリオンたん白質が蓄積する牛体内の部位 ( 頭部 ( 舌 頬肉を除く ) せき髄 せき柱 回腸 ( 盲腸との接続部分から 2 メートルまでの部位 )) TBHQ 指定外添加物 ( 酸化防止剤 ) - 11 -