はじめに 申告書 の書き方や一般的な事項は 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き確定申告書 用 を また 譲渡所得は 譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) 及び 株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) などを読んでください 申告する損失額が 株式等に係る譲渡損失及び先物取引に係る損

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「2 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちでない方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

ワコープラネット/標準テンプレート

税法実務コース 所得税 学習スケジュール 回数 学 習 テ ー マ 内 容 第 1 章 テーマ1 所得税の仕組みテーマ2 所得税額の計算テーマ3 非課税所得 所得税の仕組み 税額計算 所得税が課税されないものについて学習します テーマ1 各種所得金額の計算の概要テーマ2 利子所得テーマ3 配当所得

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

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3 所得税の控除限度額の算 所得税額 1 所得総額 2 国外所得総額 3 控除限度額 (1 3 2 ) 4 4 復興特別所得税の控除限度額の算 復興特別所得税額 5 所得総額 6 国外所得総額 7 7 控除限度額 (5 ) 8 6 2のF の金額がある場合には その金額を雑所得の総収入金額に算入して

今回の変更点 所得税H22.16(震災特例法対応)

東日本大震災により被害を受けた方の入力編

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株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

1 基本項目 ⑴ 所轄税務署長給与の支払者の所在地 ( 住所 ) の所轄税務署名を入力します 所轄税務署が不明な場合 国税庁ホームページ にある 税務署を検索 で郵便番号等による検索ができますので 参照してください ⑵ 給与の支払者の法人番号この欄には 申告書を受理した給

~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax で送信するための準備編 又は ( 共通 ) 書面提出 (

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

配当所得の入力編

FX取引に係る確定申告について


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東日本大震災により被害を受けた方の入力編

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

株式等の譲渡(特定口座(源泉徴収なし)と一般口座)編

作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答-

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編

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6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

上場株式等の配当等に対する課税

株式等の譲渡(特定口座(簡易申告口座)と一般口座)編

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

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スライド 1

株式等の譲渡(上場株式の譲渡損失の繰越し)編

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

情報通信機器等を取得した場合等の所得税額の特別控除に関する明細書 ( 本表 ) 情報通信機器等に係る繰越税額控除限度超過額の計算上控除される金額に関する明細書 ( 付表 ) 政党等寄附金特別控除額の計算明細書 国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書 返品調整引当金に関する明細書 退職給与引当金

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

1. はじめに 9/15 に所得税の達人 (29 年分版 ) がバージョンアップしました このバージョンアップで 所得税の達人の使い方が大きく変わりました 本日の研修会では バージョンアップで変更になった点を中心に説明いたします 1

PowerPoint プレゼンテーション

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

Microsoft Word - NO.2 株式の譲渡 2.docx

配当所得は 他の所得と総合し 累進税率を適用して税額を計算しますが 一定の上場株式等の配当等については 他の所得と分離して税額を計算する申告分離課税を選択することができます ただし 申告分離課税を選択すると 配当控除を受けられず 確定申告をする一定の上場株式等の配当等の全てについて総合課税とするか

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

3 ページ 4 ページ 5 ページ 5 6 ページ 7 ページ 8 ページ 8 ページ 9 ページ 10 ページ 2

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

「左記以外の所得のある方」からの確定申告書作成編

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

入力に必要な書類(所得税)

国税連携ファイル記録項目一覧

別表六 ( 一 ) 所得税額の控除に関する明細書 1 この明細書の用途この明細書は 法人が当期中に支払を受ける利子及び配当等並びに懸賞金等及び償還差益について課された所得税の額について 法第 68 条第 1 項 (( 所得税額の控除 ))( 復興財源確保法第 33 条第 2 項 (( 復興特別所得税

ご利用になれない方


【表紙】

(1) 所得階級別人員 区 分 給与所得者 所得者別内訳 雑所得者 他の区分に該当しない所得者 人人人人人人人人人 70 万円 以下 25,319 1,201 20,012 54, ,063 6, , 万円 12,048 2,039 8,935 22,

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡益)編

このうち 申告納税額がある方 ( 納税人員 ) は640 万 8 千人で は41 兆 4,298 億円 申告納税額は3 兆 2,037 億円となっており 平成 28 年分と比較すると 人数 (+0.6%) (+ 3.4%) 及び申告納税額 (+4.6%) はいずれも増加しました 所得者区分別の状況イ

総合課税の譲渡所得の入力編

申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

目次 1. 個人番号対応 ( リリース済 ) 1-1. 所得税申告書 (1) 所得税基本情報 (2) 所得税申告書 (3) 個人番号チェックの追加 1-2. 消費税申告書 (1) 消費税基本情報 (2) 消費税申告書 (3) 消費税申告書印刷 (4) 個人番号チェックの追加 2. 平成 28 年改正

5 事業用の車両等を売却 ( 譲渡 ) した場合の売却益 ( 譲渡益 ) 売却損 ( 譲渡損 ) については 事業所得とはならない 総合課税の譲渡所得 ( 土地 建物以外 ) の扱いになり 所有期間 (5 年超か以下か ) によって長期譲渡所得 短期譲渡所得に区分される 6 使用可能期間が1 年未満

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

2018年 租税法基礎答練1回

イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

「左記に該当しない方」からの確定申告書作成編

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

平成16年度

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( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

配当所得の入力編

政党等寄附金特別控除額の計算明細書 国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書 返品調整引当金に関する明細書 退職給与引当金に関する明細書 外国税額控除に関する明細書 ( 居住者用 ) 外国税額控除に関する明細書 ( 非居住者用 ) [ ] の割増償却に関する明細書 中小事業者が機械等を取得した場

平成16年度


所得税の確定申告の手引き

【修正】07_別表五~.indd

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

「給与所得が1か所の方」からの確定申告書作成編

総合課税の譲渡所得の入力編

所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

「給与・年金の方」からの確定申告書作成編

平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

e-PAP確定申告_【電子申告】第3者作成書類の添付省略

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

スライド 1

株式等の譲渡所得等の申告のしかた(記載例)

株式等の譲渡(特定口座を利用していない場合)編

 

Transcription:

平成 30 年分 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き 損失申告用 この手引きは 申告書第四表 ( 損失申告用 ) を使用する方のためのものです 東日本大震災の被災者の方で 雑損失の繰越控除の特例又は純損失の繰越控除の特例の適用を受けるために 平成 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書 ( 損失申告用 ) 付表 ( 東日本大震災の被災者の方用 )( 平成 29 年分以降用 ) を使用する方は 所得税及び復興特別所得税の 申告書 ( 損失申告用 ) 付表 ( 東日本大震災の被災者の方用 )( 平成 29 年分以降用 ) の書き方 を併せてご利用ください この手引きは 一般的な事項を説明しています 申告や納税についてお分かりにならない点がありましたら 最寄りの税務署にお尋ねください 国税庁ホームページでは 確定申告に関する情報等を提供しています また 申告書 付表 計算書 明細書及び説明書についても 国税庁ホームページからダウンロードできます なお 税務署にも用意しています この手引きは 平成 30 年 11 月 1 日現在の法令等に基づいて説明しています 目次 ページ はじめに 1 Ⅰ 損失申告とは 1 Ⅱ 損益の通算とは 2 Ⅲ 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の記載例 3 Ⅳ 申告書 及び申告書第四表 ( 損失申告用 ) の記載手順 5 Ⅴ 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の書き方 6 Ⅵ 土地建物等に係る譲渡所得 一般株式等に係る譲渡所得等 上場株式等に係る譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る配当所得等及び先物取引に係る雑所得等の税額の計算 15 申告書は 国税庁ホームページで作成できます! 国税庁ホームページの 確定申告書等作成コーナー で 所得税や消費税の申告書 青色申告決算書 収支内訳書などを作成することができます 作成した申告書はマイナンバーカードとICカードリーダライタを用意すれば e-tax( 電子申告 ) を利用して提出できます また 事前に税務署で手続きしていただければ マイナンバーカードとICカードリーダライタをお持ちでない方でも e-taxをご利用できます なお 印刷して郵送等により提出することもできます 作成コーナー詳しくは 国税庁ホームページをご覧ください 税務署この社会あなたの税がいきている

はじめに 申告書 の書き方や一般的な事項は 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き確定申告書 用 を また 譲渡所得は 譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) 及び 株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) などを読んでください 申告する損失額が 株式等に係る譲渡損失及び先物取引に係る損失のみの場合には 書き方が異なりますので税務署にお尋ねください 翌年以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額がある方は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) 又は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) を また 翌年以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額がある方は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書付表 ( 先物取引に係る繰越損失用 ) を併せて使用します 東日本大震災の被災者の方で 東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律 ( 以下 震災特例法 といいます ) の規定により 雑損失又は純損失の繰越控除の特例を受ける場合には 平成 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書 ( 損失申告用 ) 付表 ( 東日本大震災の被災者の方用 )( 平成 29 年分以降用 ) を併せて使用します Ⅰ 損失申告とは各種所得金額の損益を通算した結果 純損失の金額 ( 1) が残ったとき又は雑損控除 (a 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き確定申告書 用 の 13 ページ ) の結果 控除不足額が生じたときなど次の損失が生じた場合で かつ 一定の条件に当てはまる場合に その純損失の金額及び雑損失の金額 ( 2) を翌年以後 3 年間にわたり 一定の方法により繰り越すことができます この繰越しをする場合には 損失が生じた年分の確定申告書を提出し かつ その後連続して確定申告書を提出することが必要です この申告を確定損失申告といいます 1 純損失の金額とは 事業所得 不動産所得 譲渡所得 山林所得の 4 つの所得の損失の金額のうち 損益の通算 (a2 ページ ) をしてもなお控除しきれない金額をいいます 2 雑損失の金額とは 災害や盗難 横領によって資産 ( 生活に通常必要でない資産 ( 別荘や骨とう品 事業用以外の競走馬などの資産 ) を除きます ) に受けた損失額 ( 保険金 損害賠償金などで補塡される金額を除きます ) のうち 災害等が生じた年分の雑損控除として控除しきれない金額をいいます 1 一般の純損失及び雑損失 ⑴ 白色申告者の場合損失が生じた年分について青色申告をしていない場合には 繰り越すことのできる損失の金額は 変動所得 ( 3) の損失額 ( 事業から生じたものに限ります ) や被災事業用資産の損失額 ( 4) 雑損失の金額に限られます 3 変動所得とは 事業所得や雑所得のうち 漁獲やのりの採取による所得 はまち まだい ひらめ かき うなぎ ほたて貝 真珠 真珠貝の養殖による所得 印税や原稿料 作曲料などによる所得をいいます 4 被災事業用資産の損失額とは 商品などの棚卸資産 店舗 機械等の事業用固定資産 山林の災害による損失 ( 災害に関連するやむを得ない支出を含みます ) などで変動所得の金額の計算上生じた損失に該当しないものをいいます ⑵ 青色申告者の場合損失が生じた年分について青色申告をしている場合には 次の 2 居住用財産に係る通算後譲渡損失 に係る純損失の金額を除き純損失の金額の全額を繰り越すことができます ただし 純損失の金額のうち前年への繰戻し還付請求 ( 詳しくは 税務署にお尋ねください ) をした金額は 繰り越すことはできません また 雑損失の金額については 白色申告者と同様に繰り越すことができます 2 居住用財産に係る通算後譲渡損失 居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除 に係る 居住用財産の譲渡損失 及び 特定居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除 に係る 特定居住用財産の譲渡損失 ( 以下 併せ て 特定損失額 といいます ) の金額について 一定の要件の下で 損益の通算をしてもなお控除しきれない金額として一定の方法により計算した金額 ( 以下 居住用財産に係る通算後譲渡損失 といいます ) は その損失が生じた年分について青色申告をしているかどうかにかかわらず 一定の要件の下で その年の翌年以後 3 年間にわたり 繰り越すことができます 詳しくは 税務署にお尋ねください 1

3 株式等に係る譲渡損失 1 上場株式等を金融商品取引業者等を通じて譲渡したことにより生じた譲渡損失の金額 ( 以下 上場株式等に係る譲渡損失の金額 といいます ) と分離課税の上場株式等に係る配当所得等の金額について 損益の通算をしてもなお控除しきれない譲渡損失の金額又は 2 特定投資株式に係る譲渡損失の金額と上場株式等に係る譲渡所得等の金額について 損益の通算をしてもなお控除しきれない譲渡損失の金額については 一定の要件の下で その年の翌年以後 3 年間にわたり 一定の方法により繰り越すことができます なお 繰り越された 1 の譲渡損失の金額は 一般株式等に係る譲渡所得等の金額から控除することはできません 詳しくは 税務署にお尋ねください 4 先物取引に係る損失 1 商品先物取引等の差金等決済をしたことにより生じた損失の金額 2 金融商品先物取引等の差金等決済をしたことにより生じた損失の金額及び 3 カバードワラントの差金等決済をしたことにより生じた損失の金額のうち その年の先物取引に係る雑所得等の金額の計算上控除しきれない金額については 一定の要件の下で その年の翌年以後 3 年間にわたり 一定の方法により繰り越すことができます 詳しくは 税務署にお尋ねください Ⅱ 損益の通算とは各種の所得の損失額 ( 赤字 ) を他の各種の所得の所得金額 ( 黒字 ) から差し引く計算を損益の通算といいます 各種の所得の黒字から差し引くことができるのは 事業所得 不動産所得 譲渡所得 山林所得の 4 つの所得の赤字に限られており 次の矢印の順序で差し引きます なお 土地建物等の譲渡に係る譲渡所得の金額又は譲渡損失の金額については 特定損失額の金額 (a1 ページ ) を除き 損益の通算をすることはできません 1 事業所得や不動産所得の赤字経常所得 ( ) 譲渡所得 一時所得 山林所得 退職所得 経常所得とは 事業所得や不動産所得 利子所得 配当所得 給与所得 雑所得をいいます 2 譲渡所得の赤字一時所得 経常所得 山林所得 退職所得 3 山林所得の赤字経常所得 譲渡所得 一時所得 退職所得 損益の通算ができる損失とできない損失 1 損益の通算ができる損失次に掲げる所得の計算上生じた赤字は他の所得の黒字から差し引くことができます 1 事業所得 2 不動産所得 ( ) 3 譲渡所得 4 山林所得 1 不動産所得を生ずべき事業を行う民法上の組合等 ( 外国におけるこれに類するものを含みます ) の個人組合員 ( 組合事業に係る重要な業務の執行の決定に関与し 契約を締結するための交渉等を自ら執行する個人組合員を除きます ) 又は信託の受益者は 組合事業又は信託から生じた不動産所得の損失について 生じなかったものとみなされます なお この損失は 他の組合事業又は信託から生じた不動産所得の黒字や組合事業又は信託から生じた不動産所得の黒字から差し引くこと ( 不動産所得内の通算 ) もできません 2 不動産所得の計算上生じた赤字のうち 土地等の取得に係る借入金の利子の額に対応する赤字は 他の所得の黒字から差し引くことはできません 2 損益の通算ができない損失次の⑴ 及び⑵に掲げる所得等の計算上生じた赤字は 他の所得の黒字から差し引くことはできません ⑴ 次の所得及び所得の計算上生じた赤字 1 利子所得 2 配当所得 3 給与所得 4 退職所得 5 一時所得 6 雑所得 ⑵ 特殊な損失 1 競走馬 ( 事業用は除きます ) 別荘又は書画や骨とう 貴金属(1 個又は1 組の価額が30 万を超えるものに限ります ) などの生活に通常必要でない資産についての所得の計算上生じた赤字 競走馬 ( 事業用は除きます ) の譲渡による譲渡所得の赤字に限り その競走馬の保有に係る雑所得の黒字から差し引くことができます 2 非課税所得の計算上生じた赤字 3 有限責任事業組合の組合事業から生じる事業所得等の計算上生じた赤字のうち その組合事業に係るその個人の出資の価額を基礎として計算した金額を超える部分に対応する赤字は その所得の計算上必要経費に算入することはできません 4 個人に対する資産の低額譲渡により生じた赤字 5 土地建物等に係る譲渡所得の金額の計算上生じた赤字 ( 特定損失額の金額 (a1ページ ) を除きます ) 6 一般株式等に係る譲渡所得等の金額及び上場株式等に係る譲渡所得等の金額の計算上生じた赤字 上場株式等に係る譲渡損失の金額 ( 赤字 ) に限り 分離課税の上場株式等に係る配当所得等の黒字から差し引くことができます なお 原則として 上場株式等に係る譲渡所得等の赤字 ( 又は黒字 ) と一般株式等に係る譲渡所得等の黒字 ( 又は赤字 ) を相互に通算することはできません 7 先物取引に係る雑所得等の金額の計算上生じた赤字 2

Ⅲ 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の記載例 国税庁ホームページでは このほかの記載例も提供していますのでご利用ください 申告書は複写式になっています 申告書第四表 ( 一 ) と第四表 ( 二 ) を折りたたんだまま記入せず 広げるか 中央のミシン線で切り離してから記入します 申告書は 黒いインクのボールペンで 強く記入します この手引きでは 記入した部分を便宜上青色で印刷しています 申告書の該当する箇所は必ず記入します 2 枚目は複写式の控えになっていますが 取り外して使用しても差し支えありません 申告書を提出するときは 2 枚目は取り外してください 申告書第四表 ( 損失申告用 ) を提出する方は 第四表 ( 一 ) と第四表 ( 二 ) とともに 申告書 第一表及び第二表も必ず一緒に提出してください また 東日本大震災の被災者の方で 震災特例法の規定により 雑損失の繰越控除の特例又は純損失の繰越控除の特例の適用を受ける方は これらのほかに 平成 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書 ( 損失申告用 ) 付表 ( 東日本大震災の被災者の方用 )( 平成 29 年分以降用 ) ( 第四表付表 ( 一 ) 及び第四表付表 ( 二 )) も一緒に提出してください 所得内通算及び損益の通算をした場合には 通算前の金額を下段に括弧書きし 上段に通算後の金額を書きます 6 ページ 8 ページ参照 9 ページ参照 9 ページ参照 住所又は事業所事務所居所など ( ) 1 損失額又は所得金額 A C D 一般株式等の譲渡上場株式等 E の譲渡上場株式等の配当等 F 先物取引 フリガナ氏名 差引金額所得の種類区分等所得の生ずる場所 A 収入金額 必要経費等 C D 特別控除額 E 損失額又は所得金額 ( - A ) 分離 シ短一般分 市譲渡 町 700,000 1,300,000 600,000 0 譲総合 ス 0 期譲渡 ( 60,000) 0 分離 長渡譲渡総合期譲渡 一 山 退 所得税及び平成年分のの 時 林 職 3 0 復興特別所得税確定 ( 損失申告用 ) 市 町 - - 整理番号 経常所得 ( 申告書 第一表の1 から7 までの合計額 ) 5,500,000 申告書 セ ソ 940,000 (1,000,000) コクゼイタロウ 国税 500,000 特例適用条文 太郎 一連番号 1,440,000 440,000 2,090,000 措法 30 第四表 ( 一 ) ( 平成二十八年分以降用 ) 2 損益の通算 所得の種類 A 通算前 第 1 次通算後 C 第 2 次通算後 D 第 3 次通算後 E 損失額又は所得金額 A 経常所得 1,440,000 第 短譲期 総合譲渡 1 分離譲渡長 ( 特定損失額 ) 次 渡期 総合譲渡 440,000 通 一 時 算 C 山 林 1,000,000 第 0 第 2 3 次 0 次通通 タ 2,090,000 算 1,090,000 1,090,000 D 退 職 算 損失額又は所得金額の合計額 1,090,000 資産 整理欄 3

ご注意 給与所得者や公的年金等の雑所得のある方は 支払者から受領した 給与所得の源泉徴収票 ( 原本 ) や 公的年金等の源泉徴収票 ( 原本 ) を 添付書類台紙 などに貼って 申告書と一緒に提出しなければなりません 事業所得 不動産所得又は山林所得を生ずべき業務を行っている方は 総収入金額及び必要経費の内訳を記載した 青色申告決算書 や 収支内訳書 を申告書と一緒に提出しなければなりません 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除の適用を受ける方は その内訳を記載した 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) 及び 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 を申告書と一緒に提出しなければなりません 先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除の適用を受ける方は その内訳を記載した 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書付表 ( 先物取引に係る繰越損失用 ) 及び 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書 を申告書と一緒に提出しなければなりません 被資災産の事損業失用額 所得税及び平成 3 0 年分のの 3 翌年以後に繰り越す損失額青色申告者の損失の金額居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額変動所得の損失額 所得の種類 山営業等 農業林以外不動産 山 林 被災事業用資産の種類など損害の原因損害年月日 山林所得に係る被災事業用資産の損失額山林以外の所得に係る被災事業用資産の損失額 4 繰越損失を差し引く計算 A 損害金額 保険金などで補塡される金額 年分損失の種類 A 前年分までに引ききれなかった損失額 本年分で差し引く損失額 C 翌年分以後に繰り越して差し引かれる損失額 (-) A A 山林以外の所得の損失 27 200,000 200,000 年が青色の場合純山林所得の損失変動所得の損失損 27 年年が白色の場合被災事業用山林以外 (3 年前 ) 資産の損失失山林居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額雑損失 山林以外の所得の損失 300,000 300,000 0 28 年が青色の場合純山林所得の損失変動所得の損失損 28 年年が白色の場合被災事業用山林以外 (2 年前 ) 資産の損失失山林居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額雑損失 C 山林以外の所得の損失年が青色の場合純山林所得の損失変動所得の損失損 29 年 29 年が白色の場合被災事業用山林以外 400,000-400,000 ( 前年 ) 資産の損失失山林 1,200,000 590,000 610,000 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 雑損失 本年分の一般株式等及び上場株式等に係る譲渡所得等から差し引く損失額 本年分の上場株式等に係る配当所得等から差し引く損失額本年分の先物取引に係る雑所得等から差し引く損失額 確定申告書 復興特別所得税 ( 損失申告用 ) 整理番号 雑損控除 医療費控除及び寄附金控除の計算で使用する所得金額の合計額 5 翌年以後に繰り越される本年分の雑損失の金額 6 翌年以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額 7 翌年以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額 一連番号 第四表 ( 二 ) C 差引損失額 (-) A 300,000 ( 平成二十八年分以降用 ) 第四表は 申告書 の第一表 第二表と一緒に提出してください 10 ページ 11 ページ参照 11 ページ 14 ページ参照 14 ページ参照 資産 整理欄 4

告書の作成手順(右図の手順で申告書を作成します )ます 申Ⅳ 申告書 及び申告書第四表 ( 損失申告用 ) の記載手順 申告書第一表 手順1 収入金額等 アからク欄 所得金額 1 から 7 欄 収入金額等 ケからサ欄及び 所得金額 8 9 欄は記入しません 申告書第二表 所得の内訳 ( 所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額 ) 特例適用条文等 雑所得 ( 公的年金等以外 ) 総合課税の配当所得 譲渡所得 一時所得に関する事項 事業専従者に関する事項 の各欄 確定申告書 書き方は 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き確定申告書 用 の21ページ及び注 3 申告書第四表 ( 損失申告用 ) 書き方は 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き 2 損益の通算 3 翌年以後に繰り越す損失額 4 繰越損失を差し引く計算 5 翌年以後に繰り越される本年分の雑損失の金額 6 翌年以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額 7 翌年以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額 書き方は この手引きの6から14ページ Ⅴ 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の書き方 を参照してください 書き方は 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き確定申告書 用 の22から29 申告書第二表を参照してください 手ページを参照してください 手 所得から差し引かれる金額に関する事項 欄 確定申告書 用 の13から21ページ及び注 2を参照してください 手申告書第一表 税金の計算 27欄 税金の計算 26欄は記入しません 書き方は 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き 用 の7から12ページ及び注 1 申告書第一表 申告書第二表 住民税 事業税に関する事項 欄 順2 1 損失額又は所得金額 順申告書第一表 3 所得から差し引かれる金額 10から23欄 順4 所得から差し引かれる金額 24 25欄 順5 税金の計算 28から48欄 その他 49から 欄 延納の届出 欄 注 1 申告する特定口座内の上場株式等に係る譲渡所得等に対する源泉徴収税額又は分離課税の上場株式等に係る配当所得等に対する源泉徴収税額 ( 特定口座に係る源泉徴収税額を含みます ) がある場合には 申告書 第二表の 所得の内訳 ( 所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額 ) 欄にその金額等を記入します 注 2 次の注 3 に当てはまる場合に 申告書 第一表の 所得から差し引かれる金額 10 から 欄を記入します また 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き確定申告書 用 の 2 申告書の書き方 の 手順 3 所得から差し引かれる金額 ( 所得控除 ) を計算する の 雑損控除 医療費控除 及び 寄附金控除 の項目の計算欄の 第一表 9 欄 + 退職所得金額 + 山林所得金額 欄には 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の 雑損控除 医療費控除及び寄附金控除の計算で使用する所得金額の合計額 を転記します 注 3 土地建物等に係る課税譲渡所得 一般株式等に係る課税譲渡所得等 上場株式等に係る課税譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る課税配当所得等又は先物取引に係る課税雑所得等の金額がある場合 ( 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の 1 損失額又は所得金額 の 又は から 4 繰越損失を差し引く計算 の 本年分で差し引く損失額 のうち 又は から差し引く損失の合計額を差し引いた後の金額 ( と から差し引く特別控除額がある場合には 特別控除後の金額 ) が黒字の場合 ) の申告書 第一表の 税金の計算 欄には Ⅵ 土地建物等に係る譲渡所得 一般株式等に係る譲渡所得等 上場株式等に係る譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る配当所得等及び先物取引に係る雑所得等の税額の計算 (a15 ページ ) で計算した金額を転記し 5

Ⅴ 申告書第四表 ( 損失申告用 ) の書き方 1 損失額又は所得金額 ⑴ A 経常所得 欄 A 欄に申告書 第一表の 所得金額 欄の1から7の合計額を記入します ⑵ 譲渡 一時 欄分離課税の土地建物等に係る譲渡所得や総合課税の譲渡所得 一時所得がある場合に記入します 分離課税の土地建物等に係る譲渡所得とは 土地 借地権などの土地の上に存する権利 建物 その附属設備 構築物の譲渡 ( 借地権などの設定で特定のものを含みます ) による譲渡所得と土地等の譲渡に類似する一定の株式などの譲渡による譲渡所得をいいます この分離課税とされる譲渡所得は 譲渡した土地や建物などの取得時期により 1 損失額又は所得金額 所得の種類 区分等所得の生ずる場所 A 収入金額 必要経費等 差引金額 C D 特別控除額 E 損失額又は所得金額 ( - A ) 分離 シ短譲渡 譲総合 ス期譲渡 分離 長渡譲渡総合期譲渡 一 C 山 D 退 経常所得 ( 申告書 第一表の1 から7 までの合計額 ) 時 林 職 一般株式等の譲渡上場株式等 E の譲渡上場株式等の配当等 F 先物取引 2 損益の通算 短期譲渡所得と長期譲渡所得に区分されます イ 区分等 欄 分離譲渡 の各欄には 譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) を参照し 該当する譲渡所得の区分 ( 一般分 軽減分 特定分 軽課分 ) を記入します ロ A 収入金額 欄 譲渡所得の内訳書 ( 確定申告書付表兼計算明細書 ) 土地 建物用 に記載した金額を転記します ハ 必要経費等 欄 譲渡所得の内訳書 ( 確定申告書付表兼計算明細書 ) 土地 建物用 に記載した金額を転記します ニ C 差引金額 (A ) 欄 分離譲渡 の各欄には A 収入金額 から 必要経費等 を差し引いた金額を 総合譲渡 の各欄及び 一時 欄には 申告書 第二表の 雑所得 ( 公的年金等以外 ) 総合課税の配当所得 譲渡所得 一時所得に関する事項 の 差引金額 欄に記載した金額を次により記入します a C 差引金額 (A ) の D から C の各欄 D から C が全て赤字 (0 を含みます ) の場合には そのまま転記します D から C が全て黒字 (0 を含みます ) の場合には そのまま転記します D から C に赤字と黒字がある場合には 次の順序で差し引き 差引前の金額を下段に括弧書きし 上段に差引後の金額を記入します ( 赤字の場合には金額の頭部に を付して記入します ) ⅰ 短期 分離譲渡 の赤字は他の 短期 分離譲渡 の黒字から差し引き 引ききれない赤字は 長期 分離譲渡 の黒字から差し引きます この場合 一般分 特定分 軽課分 の順に差し引きますが これと異なる順序で差し引いても差し支えありません ( 注 ) それでも引ききれない 短期 分離譲渡 の赤字は 損益の通算をすることはできません ⅱ 長期 分離譲渡 の赤字は他の 長期 分離譲渡 の黒字から差し引きます この場合 一般分 特定分 軽課分 の順に差し引きますが これと異なる順序で差し引いても差し支えありません それでも引ききれない赤字は 短期 分離譲渡 の黒字から差し引きます この場合 一般分 軽減分 の順に差し引きます ( 注 ) 引ききれない 長期 分離譲渡 の赤字は 特定損失額の金額 (a1 ページ ) を除き 損益の通算をすることはできません ⅲ 総合譲渡 の赤字は他の 総合譲渡 の黒字から差し引きます ( 分離譲渡 の黒字から差し引くことはできません ) ただし 長期 分離譲渡 の赤字のうち 損益の通算の対象となる特定損失額がある場合には 総合譲渡 長期 分離譲渡 ( 特定損失額 ) の赤字の順に 総合譲渡 の黒字から差し引きます この場合 短期 長期 の順に差し引きます b C 差引金額 (A ) の 一時 欄申告書 第二表の 雑所得 ( 公的年金等以外 ) 総合課税の配当所得 譲渡所得 一時所得に関する事項 の 差引金額 欄に記載した金額 ( 赤字のときは 0) を転記します ホ D 特別控除額 欄 a C 差引金額 (A ) が赤字の場合には 0 を記入します セ ソ 特例適用条文 ( 平成二十八年分以降用 ) 6

b C 差引金額 (A ) 欄が 黒字の場合には次により記入します 総合譲渡 欄 ⅰ C 差引金額 (A ) の R と C 欄の合計額が 50 万までの場合 それぞれ R と C ( 赤字のときは 0) を記入します ⅱ C 差引金額 (A ) の R と C 欄の合計額が 50 万を超える場合 短期 長期 の順に それぞれ R と C を記入します ただし 短期 と 長期 の合計額は 50 万が限度になります 一時 欄 C 差引金額 (A ) が 50 万までの場合にはその金額を 50 万を超える場合には 50 万を記入します ヘ E 損失額又は所得金額 欄 E 損失額又は所得金額 欄には C 差引金額 (A ) から D 特別控除額 を差し引いた金額を次により記入します a C 差引金額 (A ) が全て赤字 (0 を含みます ) の場合には次により記入します 総合譲渡 欄には C 差引金額 (A ) 欄の赤字をそのまま転記します 分離譲渡 欄には 0 を記入します ただし 長期 分離譲渡 の C 差引金額 (A ) 欄の赤字のうち 特定損失額がある場合には その赤字を転記します b C 差引金額 (A ) が全て黒字 (0 を含みます ) の場合には そのまま転記します c C 差引金額 (A ) の 譲渡 欄が赤字で 一時 欄が黒字の場合には 譲渡 欄の赤字のうち 総合譲渡 長期 分離譲渡 ( 特定損失額に限ります ) 欄の赤字を 特別控除後の 一時 欄の黒字から差し引き 差引前の金額を下段に括弧書きし 上段に差引後の金額を記入します それでも引ききれない 総合譲渡 長期 分離譲渡 ( 特定損失額 ) 欄の赤字がある場合には 差引前の金額を下段に括弧書きし 上段に引ききれない赤字を金額の頭部に を付して記入します また 上記以外の 分離譲渡 欄の赤字がある場合には 0 を記入します ⑶ C 山林 欄山林所得がある場合に 山林所得の申告のしかた ( 記載例 ) を参照し 山林所得収支内訳書 ( 計算明細書 ) で所得金額を計算して 計算明細書の金額を転記します イ A 収入金額 欄 山林所得収支内訳書 ( 計算明細書 ) の 合計 枠の A の金額を転記します ロ E 損失額又は所得金額 欄 欄には 山林所得収支内訳書 ( 計算明細書 ) の 合計 枠の の金額を転記します ただし 収用等により土地などが買い取られた場合の 5,000 万の特別控除の特例 ( 措法 33 条の 4) を受けている方は 特別控除前の金額を記入します ⑷ D 退職 欄退職所得がある場合に 次で計算した金額を記入します なお 特定役員退職手当等 ( ) がある場合には その収入金額 退職所得控除額及び差引金額をそれぞれの欄の上段に括弧書きで内書きします 特定役員退職手当等とは 役員等としての勤続年数が 5 年以下である方が支払を受ける退職金のうち その役員等としての勤続年数に対応する退職金として支払を受ける退職金をいいます イ A 収入金額 欄退職所得の収入金額の合計額 ( 税込み ) を記入します ロ 必要経費等 欄次の計算式で求めた退職所得控除額を記入します a 勤続年数が 20 年までの場合 40 万 勤続年数 (80 万より少ないときは 80 万 ) b 勤続年数が 20 年を超える場合 70 万 勤続年数 600 万 障害者となったことにより退職した場合には a 又は b で計算した金額に 100 万を加算します なお 特定役員退職手当等がある場合は 次の計算式で求めた特定役員退職所得控除額を括弧書きで内書きします 特定役員退職手当等に係る勤続期間と一般退職手当等 ( ) に係る勤続期間の重複がない場合 40 万 特定役員等勤続年数 一般退職手当等とは 特定役員退職手当等以外の退職金をいいます 特定役員退職手当等に係る勤続期間と一般退職手当等に係る勤続期間の重複がある場合 40 万 ( 特定役員等勤続年数 重複勤続年数 )+ 20 万 重複勤続年数ハ C 差引金額 (A ) 欄 C 差引金額 (A ) 欄には A 収入金額 から 必要経費等 を差し引いた金額を記入します ニ E 損失額又は所得金額 欄 欄には C 差引金額 (A ) に 0.5 を乗じた金額 ( 赤字のときは 0) を記入します なお 特定役員退職手当等がある場合には 次により記入します 7

a 特定役員退職手当等のみがあるとき 欄には C 差引金額 (A ) ( 赤字のときは 0) を記入します b 一般退職手当等と特定役員退職手当等の両方があるとき 欄には次の ⅰ と ⅱ の合計額を記入します ⅰ {( A 収入金額 A 収入金額 欄の括弧書きの金額 ) ( 必要経費等 必要経費等 欄の括弧書きの金額 )} 0.5 ⅱ C 差引金額 (A ) 欄の括弧書きの金額 ⅰ 又は ⅱ が赤字になる場合には 税務署にお尋ねください ⑸ E 一般株式等の譲渡 上場株式等の譲渡 上場株式等の配当等 欄 一般株式等の譲渡 欄及び 上場株式等の譲渡 欄には 分離課税の株式等の譲渡に係る事業所得や譲渡所得 雑所得がある場合に 株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) を参照し 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 で所得金額を計算して 計算明細書の金額を転記します 上場株式等の配当等 欄には 分離課税の上場株式等に係る配当所得等がある場合に記入します また この 欄 欄又は 欄が黒字で かつ 前年から繰り越された上場株式等に係る譲渡損失又は特定投資株式に係る譲渡損失がある場合には 税務署にお尋ねください イ 区分等 欄 上場株式等の配当等 欄には 所得の種類の内容を 例えば 株式の配当 出資の配当 剰余金の分配 公社債の利子 などと記入します ロ A 収入金額 欄 一般株式等の譲渡 欄には 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 の 1 所得金額の計算 の 一般株式等 の 3 を転記し 上場株式等の譲渡 欄には 上場株式等 の 3 を転記します 上場株式等の配当等 欄には分離課税の上場株式等に係る配当所得等の収入金額の合計額 ( 税込み ) を記入します ハ 必要経費等 欄 上場株式等の配当等 欄には分離課税の上場株式等に係る配当所得を生ずべき元本を取得するために要した負債の利子 ( 株式を買ったり出資をしたりするために借り入れた負債の利子に限ります ただし 有価証券の譲渡による所得に係るものは除きます ) の額を記入します ニ 欄 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 の 1 所得金額の計算 の 一般株式等 の 11 を転記します ただし 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 ( 特定権利行使株式分及び特定投資株式分がある場合 ) を使用されている方は 1 所得金額の計算 の 一般株式等 の 15 ( 赤字のときは 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) の 10 の頭部に を付した金額 ) を転記します ホ 欄 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 の 1 所得金額の計算 の 上場株式等 の 11 ( 赤字のときは 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) の 5 の頭部に を付した金額 ) を転記します ただし 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 ( 特定権利行使株式分及び特定投資株式分がある場合 ) を使用されている方は 1 所得金額の計算 の 上場株式等 の 15 ( 赤字のときは 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) の 12 の頭部に を付した金額 ) を転記します ヘ 欄 C 差引金額 (A ) を転記します ただし 本年分の上場株式等に係る譲渡損失の金額を同年分の分離課税の上場株式等に係る配当所得等の金額の計算上控除 ( 損益の通算 ) する場合は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) の 6 又は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) の 13 を転記します ⑹ F 先物取引 欄分離課税の先物取引に係る事業所得や譲渡所得 雑所得がある場合に 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書 で所得金額を計算して 計算明細書の金額を転記します また この 欄が黒字で かつ 前年から繰り越された先物取引に係る繰越損失がある場合には 税務署にお尋ねください イ A 収入金額 欄 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書 の 合計 の 4 を転記します ロ 欄 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書 の 合計 の 12 ( 赤字のときは 0) を転記します 8

⑺ 特例適用条文 欄譲渡所得 山林所得 一般株式等に係る譲渡所得等及び上場株式等に係る譲渡所得等について課税の特例を受ける場合には その適用を受ける条文を記入します 2 損益の通算 ⑴ から の各欄 1 損失額又は所得金額 の から ( 二段書きされている場合には上段の金額 ) を転記します ただし 欄は 1 損失額又は所得金額 の 欄が黒字 (0 を含みます ) の場合には転記しません 2 損益の通算 分離譲渡長 ( 特定損失額 ) 渡期総合譲渡 C D 所得の種類 A 経常所得 短総合譲渡譲 期 一 山 退 時 林 職 A 通 算 前 第 1 次通算後 C 第 2 次通算後 D 第 3 次通算後 E 損失額又は所得金額 第 第 第 1 次 通 算 2 次 通 算 3 次 通 算 タ 損失額又は所得金額の合計額 ⑵ 第 1 次通算後 の各欄イ A 通算前 の A がともに赤字か黒字の場合 A 通算前 を 第 1 次通算後 欄にそのまま転記します ロ A 通算前 の A が赤字で が黒字の場合 A 欄の赤字を の から の順に差し引きます a 引ききれないため A 欄の赤字が残ったときは 残った赤字を 第 1 次通算後 欄に金額の頭部に を付して記入します b 欄の黒字が残ったときは 残った黒字を 第 1 次通算後 欄に記入します ハ A 通算前 の A が黒字で が赤字の場合 欄の赤字を A 欄の黒字から差し引きます a 引ききれないため 欄の赤字が残ったときは 残った赤字を 第 1 次通算後 欄に金額の頭部に を付して記入します b A 欄の黒字が残ったときは 残った黒字を 第 1 次通算後 欄に記入します ⑶ C 第 2 次通算後 の各欄イ 第 1 次通算後 の A C がともに赤字か黒字の場合 第 1 次通算後 を C 第 2 次通算後 欄にそのまま転記します ロ 第 1 次通算後 の A が赤字で C が黒字の場合 A 欄の赤字を 経常所得 譲渡 の順に C の黒字から差し引き その差引後の金額を (2) のハと同様に C 第 2 次通算後 欄に記入します ハ 第 1 次通算後 の A が黒字で C が赤字の場合 C 欄の赤字を から 欄の順に差し引き その差引後の金額を (2) のハと同様に C 第 2 次通算後 欄に記入します ⑷ D 第 3 次通算後 の各欄イ C 第 2 次通算後 の A C が赤字で D が黒字の場合 A 欄の赤字を 経常所得 譲渡 の順に D 欄の黒字から差し引き 次に C 欄の赤字をその残った D 欄の黒字から差し引き その差引後の金額を (2) のハと同様に D 第 3 次通算後 欄に記入します ロイ以外の場合 C 第 2 次通算後 を D 第 3 次通算後 欄にそのまま転記します ⑸ E 損失額又は所得金額 の各欄イ D 第 3 次通算後 の 譲渡 長期 総合譲渡 と 一時 の合計額が黒字の場合 E 損失額又は所得金額 の 譲渡 長期 総合譲渡 一時 欄には D 第 3 次通算後 の 譲渡 長期 総合譲渡 と 一時 の合計額に 0.5 を乗じた金額を書き 他は D 第 3 次通算後 を転記します ロイ以外の場合 D 第 3 次通算後 を転記します ⑹ 損失額又は所得金額の合計額 欄 E 損失額又は所得金額 の各欄の損失額又は所得金額を合計し その金額が黒字の場合にはそのまま記入し 赤字の場合には金額の頭部に を付して記入します 9

3 翌年以後に繰り越す損失額 ( 2 損益の通算 の が赤字の場合に 該当する項目を記入します ) 3 翌年以後に繰り越す損失額 4 繰越損失を差し引く計算 ⑴ 青色申告者の損失の金額 欄青色申告をしている方で 欄の赤字のうちに 欄の特定損失額に係る純損失 ( 以下 特定純損失 といいます ) の金額がある場合には 次により計算したGの金額を金額の頭部に を付して 欄に記入します それ以外の青色申告をしている方で が赤字の場合には 欄の赤字を転記します なお 前年分も青色申告をしている方は 欄の赤字の全部又は一部 ( 特定純損失の金額を除きます ) を繰り戻して税金の還付を受けることもできます 詳しくは 税務署にお尋ねください A C D 青色申告者の損失の金額 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 変動所得の損失額 被資災産の事損業失用額 所得の種類 山林 営業等 農業 以外 不 動 産 山 林 申告書 第一表の 1 と 2 欄の合計額 ( 黒字のときは 0) 申告書 第一表の 3 ( 黒字のときは 0) 申告書第四表の 1 損失額又は所得金額 の R と C 欄の赤字の合計額 ( ) 被災事業用資産の種類など損害の原因損害年月日 山林所得に係る被災事業用資産の損失額 山林以外の所得に係る被災事業用資産の損失額 欄の計算式 ( は付けないで記入します ) ( は付けないで記入します ) ( は付けないで記入します ) ( は付けないで記入します ) R と C に赤字と黒字がある場合には R と C を通算した後の赤字 ( 黒字のときは 0) を記入します ⑵ 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 欄居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額は 居住用財産の譲渡損失の金額の明細書 確定申告書付表 及び 居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の対象となる金額の計算書 租税特別措置法第 41 条の 5 用 又は 特定居住用財産の譲渡損失の金額の明細書 確定申告書付表 及び 特定居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の対象となる金額の計算書 租税特別措置法第 41 条の 5 の 2 用 で計算し それぞれ計算書の 8 又は 9 を転記します この特例の適用を受けるためには 所定の書類を添付しなければなりません 詳しくは 税務署にお尋ねください ⑶ 変動所得の損失額 欄イ青色申告者の場合 欄の赤字の中に変動所得 (a1 ページ ) の損失額 ( 変動所得の金額の計算上生じた被災事業用資産の損失額 (a1 ページ ) も含みます ) がある場合には その金額を金額の頭部に を付して書きます ロ白色申告者の場合 事業 営業等 ( 申告書 第一表の 1 欄 ) に係る赤字 事業 営業等 に含まれる変動所得に係る赤字 欄の赤字及び 欄の赤字のうち最も赤字の少ない金額を金額の頭部に を付して書きます E F G 整理番号 保険金などで A 損害金額 補塡される金額 C 申告書第四表の 2 損益の通算 の ( 黒字のときは 0 ) +C+D+E A と F のいずれか少ない方の金額 一連番号 第四表 ( 二 差引損失額 (-) A ( は付けないで記入します ) ( 申告書第四表の 欄に転記します ) ( 平成二十八年分以降 10

⑷ 被災事業用資産の損失額 欄イ青色申告者の場合 欄の赤字の中に被災事業用資産の損失額 (a1 ページ ) がある場合には その被災事業用資産の損失額などの必要な事項を から 欄に記入します ただし 変動所得 (a1 ページ ) の金額の計算上生じた被災事業用資産の損失額は含めません ロ白色申告者の場合 2 損益の通算 の が赤字で 又は 欄の赤字の中に被災事業用資産の損失額がある場合は その被災事業用資産の損失額などの必要な事項を から 欄に記入します ただし 変動所得の金額の計算上生じた被災事業用資産の損失額は含めません ⑸ 山林所得に係る被災事業用資産の損失額 欄イ青色申告者の場合この欄は記入しません ロ白色申告者の場合 2 損益の通算 の 損失額又は所得金額 の Q 欄の赤字と 欄の赤字のいずれか少ない金額を金額の頭部に を付して記入します ⑹ 山林以外の所得に係る被災事業用資産の損失額 欄イ青色申告者の場合この欄は記入しません ロ白色申告者の場合次により計算して赤字が残った場合には 残った赤字を金額の頭部に を付して記入します a 営業等 農業 不動産に係る被災事業用資産の損失額 (a1ページ) とそれぞれに対応する所得の赤字 ( 変動所得の金額がある場合には その金額を除きます ) のいずれか少ない金額を求めます ( いずれかが黒字又は0のときは0になります ) b aで求めた金額の合計額と 欄の赤字のいずれか少ない金額を求めます ( いずれかが黒字又は0のときは0になります ) c bで求めた金額とからの合計額 ( の金額を除きます ) からの金額を差し引いた金額 ( 黒字のときは0) のいずれか少ない金額 ( いずれかが黒字又は0のときは0になります ) を求めます 11 4 繰越損失を差し引く計算平成 30 年分の所得金額からの繰越損失の控除は 次により行います ⑴ 平成 27 年分 平成 28 年分 平成 29 年分のうち 2 以上の年分に生じた損失がある場合には 最も古い損失から順次差し引きます ⑵ 同じ年分に生じた純損失のうちに 2 種類以上の損失がある場合には 次のイ ロの順序で差し引きます イ山林所得以外の損失の金額平成 30 年分の総合課税の所得 山林所得 ( 山林所得の損失の金額の控除後 ) 退職所得ロ山林所得の損失の金額平成 30 年分の山林所得 総合課税の所得 退職所得 4 繰越損失を差し引く計算 年分 損 失 の 種 類 A 前年分までに引ききれなかった損失額 本年分で差し引く損失額 C 翌年分以後に繰り越して差し引かれる損失額 (-) A A 山林以外の所得の損失 純 年が青色の場合 山林所得の損失 変動所得の損失 損 年年が白色の場合被災事業用 (3 年前 ) 資産の損失失 山林以外山林 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 雑 損 失 山林以外の所得の損失 純 年が青色の場合 山林所得の損失 変動所得の損失 損 年年が白色の場合被災事業用 (2 年前 ) 資産の損失失 山林以外山林 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 雑 損 失 C 山林以外の所得の損失 純 年が青色の場合 山林所得の損失 変動所得の損失 損 年年が白色の場合被災事業用 ( 前年 ) 資産の損失失 山林以外山林 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 雑 損 失 本年分の一般株式等及び上場株式等に係る譲渡所得等から差し引く損失額本年分の上場株式等に係る配当所得等から差し引く損失額本年分の先物取引に係る雑所得等から差し引く損失額 雑損控除 医療費控除及び寄附金控除の計算で使用する所得金額の合計額 5 翌年以後に繰り越される本年分の雑損失の金額 なお 純損失のうちに居住用財産に係る通算後譲渡損失とそれ以外の純損失がある場合には まず 居住用財産に係る通算後譲渡損失以外の純損失を差し引いてから 居住用財産に係る通算後譲渡損失を次の順序で差し引きます 平成 30 年分の土地建物等の譲渡所得 総合課税の所得 山林所得 退職所得また 純損失が居住用財産に係る通算後譲渡損失のみの場合もこの順序で差し引きます 降用 ) 第四表は 申告書 の第一表 第二表と一緒に提出してください

⑶ 同じ年分に生じた損失のうちに 純損失と雑損失がある場合には まず 上の (2) の順序で純損失を差し引いてから 次の矢印の順序で雑損失の金額を差し引きます 平成 30 年分の総合課税の所得 分離課税の土地建物等の譲渡所得 分離課税の上場株式等の配当所得等 分離課税の一般株式等の事業 譲渡 雑所得 分離課税の上場株式等の事業 譲渡 雑所得 分離課税の先物取引の事業 譲渡 雑所得 山林所得 退職所得分離課税の土地建物等の長期譲渡所得 分離課税の上場株式等の配当所得等 分離課税の一般株式等の事業 譲渡 雑所得 分離課税の上場株式等の事業 譲渡 雑所得 分離課税の先物取引の事業 譲渡 雑所得から差し引く雑損失の順序は 適用される所得税の税率の高いものから順次控除しますが これと異なる順序で差し引いても差し支えありません ⑷ A 前年分までに引ききれなかった損失額 の各欄平成 29 年分までの所得から引ききれなかった平成 27 年分 平成 28 年分及び平成 29 年分の純損失や雑損失の金額を平成 29 年分の申告書第四表 ( 二 ) などから転記します この場合 各年分の 純損失 には 損失が生じた年分について 次の箇所に転記します イ青色申告者の場合 _ 年が青色の場合 の 山林以外の所得の損失 山林所得の損失 及び 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 欄の当てはまる箇所 ロ白色申告者の場合 _ 年が白色の場合 の 変動所得の損失 被災事業用資産の損失 及び 居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額 欄の当てはまる箇所 ⑸ 本年分で差し引く損失額 の各欄平成 29 年分までの所得から引ききれなかった平成 27 年分 平成 28 年分及び平成 29 年分の純損失や雑損失の金額を平成 30 年分の所得 ( 又は ) の黒字から差し引く計算をします A 前年分までに引ききれなかった損失額 の各欄の損失の金額に達するまでの 又は 欄の黒字の金額を次の順序により記入します ただし 純損失の金額は 分離課税の土地建物等の譲渡所得の黒字の金額 分離課税の一般株式等の事業 譲渡 雑所得の黒字の金額 分離課税の上場株式等の事業 譲渡 雑所得の黒字の金額 分離課税の上場株式等の配当所得等の黒字の金額及び分離課税の先物取引の事業 譲渡 雑所得の黒字の金額から差し引くことはできません ( 純損失のうち 居住用財産に係る通算後譲渡損失については 分離課税の土地建物等の譲渡所得の黒字の金額から差し引くことができます (a11ページ) ) なお 同じ年に2 以上の損失がある場合には 同じ年の中では 4 繰越損失を差し引く計算 (2)(a11 ページ ) の説明の順序で記入します イまず Aの年分の 本年分で差し引く損失額 の各欄は次のように記入します a 又は 欄の黒字の金額が Aの年分の A 前年分までに引ききれなかった損失額 欄のその損失の金額以下の場合 又は 欄の黒字の金額を記入します b 又は 欄の黒字の金額が Aの年分の A 前年分までに引ききれなかった損失額 欄のその損失の金額より多い場合 その損失の金額と同じ金額を記入します ロ次に 上のイのbに当てはまる場合には の年分の 本年分で差し引く損失額 欄は次のように記入します a 又は 欄の黒字の金額のうち Aの年分の 本年分で差し引く損失額 欄に書いた金額を差し引いた残りの金額が の年分の A 前年分までに引ききれなかった損失額 欄のその損失の金額以下の場合 その残りの 又は 欄の黒字の金額を記入します b 又は 欄の黒字の金額のうち Aの年分の 本年分で差し引く損失額 欄に書いた金額を差し引いた残りの金額が の年分の A 前年分までに引ききれなかった損失額 欄のその損失の金額より多い場合 その損失の金額と同じ金額を記入します ハ最後に ロのbに当てはまる場合には Cの年分の 本年分で差し引く損失額 欄には 次のように記入します a 又は 欄の黒字の金額のうち Aの年分及びの年分の 本年分で差し引く損失額 欄に書いた金額を差し引いた残りの金額が Cの年分の A 前年分までに引ききれなかった損失額 欄のその損失の金額以下の場合 それでもなお残っている 又は 欄の黒字の金額を記入します 12

b 又は 欄の黒字の金額のうち Aの年分及びの年分の 本年分で差し引く損失額 欄に書いた金額を差し引いた残りの金額が Cの年分の A 前年分までに引ききれなかった損失額 欄のその損失の金額より多い場合 その損失の金額と同じ金額を記入します ⑹ C 翌年分以後に繰り越して差し引かれる損失額 (A ) の各欄 の年分及び C の年分の C 翌年分以後に繰り越して差し引かれる損失額 (A ) の各欄には A 前年分までに引ききれなかった損失額 から 本年分で差し引く損失額 の各を差し引いた金額を記入します ⑺ 本年分の一般株式等及び上場株式等に係る譲渡所得等から差し引く損失額 欄 又は が黒字の場合には その黒字から差し引く平成 29 年分以前から繰り越された特定投資株式の譲渡損失及び上場株式等の譲渡損失の金額を記入します なお A の年分 の年分及び C の年分の各年分の 本年分で差し引く損失額 の 雑損失 欄に記入した金額のうち 一般株式等に係る譲渡所得等又は上場株式等に係る譲渡所得等から差し引いた金額がある場合には その金額を合計して記入してください ⑻ 本年分の上場株式等に係る配当所得等から差し引く損失額 欄 が黒字の場合には その黒字から差し引く平成 29 年分以前から繰り越された上場株式等の譲渡損失の金額を記入します なお A の年分 の年分及び C の年分の各年分の 本年分で差し引く損失額 の 雑損失 欄に記入した金額のうち 上場株式等に係る配当所得等から差し引いた金額がある場合には その金額を合計して記入してください ⑼ 本年分の先物取引に係る雑所得等から差し引く損失額 欄 が黒字の場合には その黒字から差し引く平成 29 年分以前から繰り越された先物取引に係る繰越損失の金額を記入します なお A の年分 の年分及び C の年分の各年分の 本年分で差し引く損失額 の 雑損失 欄に記入した金額のうち 先物取引に係る雑所得等から差し引いた金額がある場合には その金額を合計して記入してください ⑽ 雑損控除 医療費控除及び寄附金控除の計算で使用する所得金額の合計額 欄平成 30 年分の所得税の計算において 雑損控除 医療費控除又は寄附金控除などの計算をする場合に これらの控除額の計算上使用する所得金額を次により計算し M の金額を転記します 欄の計算式 13 A C D E F G ( 赤字のときは0) ( 赤字のときは0) ( 赤字のときは0) ( 赤字のときは 0) 1 本年分の株式等に係る譲渡所得等から差し引く平成 29 年分以前から繰り越された株式等に係る譲渡損失がある場合には その金額 ( 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) の 2 翌年以後に繰り越される上場株式等に係る譲渡損失の金額の計算 の 9 又は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) の 2 翌年以後に繰り越される特定投資株式及び上場株式等に係る譲渡損失の金額の計算 の 18 19 及び 20 の合計額 ) を記入します H I J K L M A++C+D+E+F+G 本年分で差し引く損失額 の合計額 CとD から差し引く前年以前から繰り越された株式等に係る譲渡損失 ( 1) E から差し引く前年以前から繰り越された上場株式等に係る譲渡損失 ( 2) F から差し引く前年以前から繰り越された先物取引に係る繰越損失 ( 3) H I J K L ( 申告書第四表の 欄に転記します )

2 本年分の分離課税の上場株式等に係る配当所得等から差し引く平成 29 年分以前から繰り越された上場株式等に係る譲渡損失がある場合には その金額 ( 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) の 10 又は 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) の ) を記入します 3 本年分の先物取引に係る雑所得等から差し引く平成 29 年分以前から繰り越された先物取引に係る繰越損失がある場合には 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書付表 ( 先物取引に係る繰越損失用 ) の 3 6 及び 10 の合計額を記入します 5 翌年以後に繰り越される本年分の雑損失の金額 5 翌年以後に繰り越される本年分の雑損失の金額 6 翌年以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額 平成 30 年中に災害や盗難 横領によって住宅や家財などに損害を受けたり災害等に関連してやむを得ない支出をして雑損失の金額 (a1ページ) が生じた場合に次により記入します ⑴ が 0 の場合には 次により計算したCの金額を 欄に転記します ⑵ ⑴ 以外の場合には 次により計算したLの金額を 欄に転記します なお 次の計算式のFの金額がKの金額より多い場合における分離課税の土地建物等に係る譲渡所得 分離課税の一般株式等に係る譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る配当所得等 分離課税の先物取引に係る雑所得等の税額の計算については Ⅵ 土地建物等に係る譲渡所得 一般株式等に係る譲渡所得等 上場株式等に係る譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る配当所得等及び先物取引に係る雑所得等の税額の計算 (a15 ページ ) で行います 欄の計算式 A C 損害金額 保険金などで 補てんされる金額 差 引 損 失 額 ( A ) G H I D 0.1 C G C のうち災害関連支出の金額 D E F 分離課税の譲渡所得の特別控除額 D E 収用があった場合や居住用財産を譲渡した場合などに差し引く特別控除額がある場合には その金額 ( 特別控除額を差し引く分離課税の土地建物等の譲渡所得の金額を限度とします ) を記入します 詳しくは 税務署にお尋ねください J K L I 50,000 H と J のいずれか多い方の金額 K F ( 赤字のときは 0) ( 申告書 第一表の 10 欄に転記します ) ( 申告書第四表の 欄に転記します ) 6 翌年以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額 6 翌年以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額 平成 7 31 翌年年以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額 (2019 年 ) 分以後に繰り越される株式等に係る譲渡損失の金額 ( 平成_ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) の11 ただし 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表 ( 特定投資株式に係る譲渡損失の損益の計算及び繰越控除用 ) を使用されている方は ) を転記します 7 翌年以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額 7 翌年以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額 平成 31 年 (2019 年 ) 分以後に繰り越される先物取引に係る損失の金額 ( 平成 _ 年分の所得税及び復興特別所得税の 申告書付表 ( 先物取引に係る繰越損失用 ) の 又は ) を転記します 14

Ⅵ 土地建物等に係る譲渡所得 一般株式等に係る譲渡所得等 上場株式等に係る譲渡所得等 分離課税の上場株式等に係る配当所得等及び先物取引に係る雑所得等の税額の計算土地建物等に係る課税譲渡所得の金額 一般株式等に係る課税譲渡所得等の金額 上場株式等に係る課税譲渡所得等の金額 分離課税の上場株式等に係る課税配当所得等の金額又は先物取引に係る課税雑所得等の金額が黒字の場合には 次により税額を計算し X の ⑺ を申告書 第一表の 税金の計算 の 上の に対する税額又は第三表の 欄に転記します 税金の計算申告書 第一表の を所得から A ( 転記します ) S H - M の (3) 差し引かれる金額 T I - N 分離課税の譲渡所得の C U J - O 特別控除額 ( 1) - C - A (1)E F G H I Jから差し引 D ( 赤字のときは0) くことができるAの金額 ((P+Q+R+S+T+U)-D ) E (2)Vの(1) のうちPから 7 F 差し引く金額 ( 赤字のときは0) (3)Vの(1) のうちQから 8 G 差し引く金額 ( 赤字のときは0) V (4)Vの(1) のうちRから 8 H 差し引く金額 ( 赤字のときは0) (5)Vの(1) のうちSから 8 I 差し引く金額 (6)Vの(1) のうちTから 8 J 差し引く金額 (1)EとFから差し引くことが (7)Vの(1) のうちUから 8 できる損失の金額 ( 2) 差し引く金額 (2)Kの(1) のうちEから 3 K (1) 分離短期の譲渡差し引く金額 (P-Vの(2)),000 (3)Kの(1) のうちFから 4 (2) 分離長期の譲渡差し引く金額 (Q-Vの(3)),000 (1)EとFから差し引くことが課税される(3) 一般株式等の譲渡できる特別控除額 (R-Vの(4)),000 ( C の金額 ) W 所得金額千未満の (4) 上場株式等の譲渡 L (2)Lの(1) のうちEから ( 端数切捨て ) (S-Vの(5)),000 差し引く特別控除額 (5) 分離上場株式等の配当等 (3)Lの(1) のうちFから (T-Vの(6)),000 差し引く特別控除額 (6) 先物取引 (1)GとHから差し引くことが (U-Vの(7)),000 できる損失の金額 ( ) (1) Wの (1) 対応分 M (2)Mの(1) のうちGから 5 (Wの(1) 9) 差し引く金額 (2) Wの (2) 対応分 (3)Mの(1) のうちHから 6 (Wの(2) 10) 差し引く金額 (3) Wの (3) 対応分 N Iから差し引くことができる (Wの(3) 0.15) 損失の金額課税される(4) Wの (4) 対応分 ( ) X 所得金額に (Wの(4) 0.15) Jから差し引くことができる対する税額 (5) Wの (5) 対応分 O 損失の金額 (Wの(5) 0.15) ( ) (6) Wの (6) 対応分 P E-K の (2)- Lの (2) (Wの(6) 0.15) (7) 税額の合計申告書 第一表の 欄に ( 転記します ) Q F-K の (3)- Lの (3) (X の (1)~X の (6) の合計 ) R G - M の (2) 15 1 E と F の金額から差し引く特別控除額の合計額を記入します 2 E と F の金額から差し引く前年から繰り越された居住用財産に係る通算後譲渡損失の金額若しくは雑損失の金額又はその合計額を記入します 3 E の金額から差し引く K の (1) の金額を記入します (E の金額を限度とします ) 4 (K の (1) K の (2)) の金額と F の金額のいずれか少ない方の金額を記入します 5 G の金額から差し引く M の (1) の金額を記入します (G の金額を限度とします ) 6 (M の (1) M の (2)) の金額と H の金額のいずれか少ない方の金額を記入します 7 P の金額から差し引く V の (1) の金額を記入します (P の金額を限度とします ) 8 Q R S T U の金額のうち適用される所得税の税率の高いものから順次 V の (1)(V の (2) の金額を除きます ) を差し引く金額を記入します ( それぞれ Q R S T U の金額を限度とします ) 9 一般分 軽減分の区分に応じた所得税の税率により求めた税額を記載してください 10 一般分 特定分 軽課分の区分に応じた所得税の税率により求めた税額を記載してください