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査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

スライド 1

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医薬品の基礎研究から承認審査 市販後までの主なプロセス 基礎研究 非臨床試験 動物試験等 品質の評価安全性の評価有効性の評価 候補物質の合成方法等を確立 最適な剤型の設計 一定の品質を確保するための規格及び試験方法などの確立 有効期間等の設定 ( 長期安定性試験など ) 医薬品候補物質のスクリーニン

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薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

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(別添様式)

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

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減量・コース投与期間短縮の基準

た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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DRAFT#9 2011

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

医薬品リスク管理計画書(本文)

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

記 第 1 再審査資料の構成及び作成上の注意事項再審査資料の構成及び作成上の注意事項は次のとおりとすること また 再審査申請書の写し及び平成 10 年 12 月 1 日付け医薬審第 1058 号厚生省医薬安全局審査管理課長通知 新医薬品等の申請資料の信頼性の基準の遵守について により添付することとし

RAD-AR News Vol.15, No.4 (Nov. 2004) 2

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

本日の内容 添付文書の改訂医薬品の添付文書がどのように作成され 改訂されるかを知る リスクコミュニケーション医療現場 行政 企業とのリスクコミュニケーションツールとその活用方法を知る 2

p 13

記載データ一覧 品目名 製造販売業者 BE 品質再評価 1 マグミット錠 250mg 協和化学工業 2 酸化マグネシウム錠 250mg TX みらいファーマ 3 酸化マグネシウム錠 250mg モチダ 持田製薬販売 # 4 酸化マグネシウム錠 250mg マイラン マイラン製薬 # 5 酸化マグネシ

重篤な副作用は 自然流産の 1 例 1 件であった 本症例は 本剤服用後も性交があり どの時点での妊娠か判断できず 本剤と自然流産との関連は評価できないと考えた 非重篤な副作用のうち 使用上の注意から予測できない副作用は 腹部膨満及び月経困難症各 2 件 腹部不快感 口内炎 ざ瘡 尿臭異常 月経障害

JAPhMed th Annual Meeting 一般財団法人日本製薬医学会 COI 開示発表者名 : 堀明子 演題発表に関連し 開示すべき COI 関係にある企業などはありません

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から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

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別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

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添付 書の記載 それってどういう意味? ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構佐藤淳

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2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

目次 2 調査の概要 3 回答薬局の概要 4 1. 安全性情報の入手 伝達 5 2. リスクコミュニケーションツールの活用 薬局内でのインターネット活用等 27 望まれる方向 34 参考 1 PMDA 医療安全情報について 37 参考 2 医薬品リスク管理計画について 38 参考 3 リ

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

【押印あり】日本医学会宛

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

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ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

Ⅲ-3 試用医薬品に関する基準 平成 10 年 1 月 20 日公正取引委員会届出改定平成 13 年 3 月 19 日公正取引委員会届出改定平成 16 年 5 月 25 日公正取引委員会届出改定平成 17 年 3 月 29 日公正取引委員会届出改定平成 26 年 6 月 16 日公正取引委員会 消費

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

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用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

2018/9/29 ICPM 2018 セッション3 医薬品安全性 国内と海外のデータベースの特徴と医薬品安全性モニタリングへの応用 - 異なる視点からのデータベースの理解 - 医療情報データベースを活用した 医薬品の製造販売後調査について 独立行政法人医薬品医療機器総合機構医療情報活用部疫学課梶山

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モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 872359 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特定されたリスク 頁 重要な潜在的リスク 頁 重要な不足情報 頁ショック アナフィラキシー 4 該当なし 4 該当なし 4 1.2. 有効性に関する検討事項 該当なし 4 頁 上記に基づく安全性監視のための活動 2. 医薬品安全性監視計画の概要頁 通常の医薬品安全性監視活動 5 追加の医薬品安全性監視活動 市販直後調査 5 特定使用成績調査 5 3. 有効性に関する調査 試験の計画の概要 該当なし 6 頁 上記に基づくリスク最小化のための活動 4. リスク最小化計画の概要頁 通常のリスク最小化活動 7 追加のリスク最小化活動市販直後調査による情報提供 7 各項目の内容は RMP の本文でご確認下さい

医薬品リスク管理計画書 独立行政法人医薬品医療機器総合機構理事長殿 ( 別紙様式 ) 平成 30 年 10 月 5 日 住所 : 東京都中央区入船二丁目 1 番 1 号氏名 :EA ファーマ株式会社代表取締役社長松江裕二印 標記について次の通り提出します 品目の概要 承認年月日平成 30 年 9 月 21 日薬効分類 872359 再審査期間 6 年承認番号 23000AMX00821000 国際誕生日 販売名 有効成分 1995 年 12 月 18 日モビコール 配合内用剤マクロゴール 4000(JAN) 塩化ナトリウム(JAN) 炭酸水素ナトリウム (JAN) 塩化カリウム(JAN) 含量及び剤型含量 :1 包 (6.8523g) 中マクロゴール 4000 6.5625g 塩化ナトリウム 0.1754g 炭酸水素ナトリウム 0.0893g 塩化カリウム 0.0251g 剤型 : 経口液用製剤 ( 散剤 ) 用法及び用量 本剤は 水で溶解して経口投与する 通常 2 歳以上 7 歳未満の幼児には初回用量として 1 回 1 包を 1 日 1 回経口投与する 以降 症状に応じて適宜増減し 1 日 1~3 回経口投与 最大投与量は 1 日量として 4 包まで (1 回量として 2 包まで ) とする ただし 増量は 2 日以上の間隔をあけて行い 増量幅は 1 日量として 1 包までとする 通常 7 歳以上 12 歳未満の小児には初回用量として 1 回 2 包を 1 日 1 回経口投与する 以降 症状に応じて適宜増減し 1 日 1~3 回経口投与 最大投与量は 1 日量として 4 包まで (1 回量として 2 包まで ) とする ただし 増量は 2 日以上の間隔をあけて行い 増量幅は 1 日量として 1 包までとする 通常 成人及び 12 歳以上の小児には初回用量として 1 回 2 包を 1 日 1 回経口投与する 以降 症状に応じて適宜増減し 1 日 1~3 回経口投与 最大投与量は 1 日量として 6 包まで (1 回量として 4 包まで ) とする ただし 増量は 2 日以上の間隔をあけて行い 増量幅は 1 日量として 2 包までとする 効能又は効果慢性便秘症 ( 器質的疾患による便秘を除く ) 1

品目の概要 承認条件 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 備考 2

変更の履歴 前回提出日該当せず変更内容の概要 : 該当せず変更理由 : 該当せず 3

1. 医薬品リスク管理計画の概要 1.1 安全性検討事項 ショック アナフィラキシー 重要な特定されたリスク 重要な特定されたリスクとした理由 : 本剤の国内外臨床試験において ショック アナフィラキシーの報告はないものの 海外市販後では 過敏症反応 呼吸困難 低血圧 循環虚脱 蕁麻疹を含む 本剤との因果関係が否定できない重篤なショック アナフィラキシーが複数報告されている いずれの報告においても致命的な結果についての報告は確認されていないが ショック アナフィラキシーは重症化のおそれもあり注意が必要であるため 重要な特定されたリスク とした 医薬品安全性監視活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常の医薬品安全性監視活動追加の医薬品安全性監視活動 : 特定使用成績調査 選択理由 製造販売後における当該副作用の発現状況を より詳細に把握するために実施する リスク最小化活動の内容及びその選択理由 : 内容 通常のリスク最小化活動として 使用上の注意 1. 副作用 (1) 重大な副作用に記載し注意喚起を行う 選択理由 本剤によるショック アナフィラキシーのリスクについて 医療関係者に対して情報提供し 適正な使用に関する理解を促す 該当なし 重要な潜在的リスク 該当なし 重要な不足情報 1.2 有効性に関する検討事項該当なし 4

2. 医薬品安全性監視計画の概要 通常の医薬品安全性監視活動通常の医薬品安全性監視活動の概要 : 副作用 文献 学会情報及び外国措置情報等の収集 評価 分析を実施し それらの結果に基づく安全対策の検討を行う 追加の医薬品安全性監視活動市販直後調査実施期間 : 販売開始から 6 ヵ月間評価 報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 特定使用成績調査 安全性検討事項 ショック アナフィラキシー 目的 慢性便秘症患者 ( 小児を含む ) に対し 本剤を日常診療の使用実態下にて使用した時の安全性及び有効性を検討する 実施計画 対象患者 : 本剤を初めて使用する小児を含む慢性便秘症患者調査期間 :3 年 8 ヵ月観察期間 :26 週間調査予定患者数 :900 例 (2 歳以上 15 歳未満 300 例 15 歳以上 600 例 ) 実施方式 : 中央登録方式安全性評価 : 有害事象 本剤との因果関係が否定できない有害事象 ( 副作用 ) 重篤 未知の副作用の症状 発現頻度 症状の程度を調査し 全体及び背景因子別 他の便秘薬との併用有無別に層別解析を実施する 有効性評価 : 排便回数の変化等を評価 ( 背景因子別層別解析を含む ) する 実施計画の根拠 小児を対象とした国内第 Ⅲ 相試験 (AJG555/CT2) における副作用発現率は 39 例中 3 例 (7.7%) であり その内訳は腹痛 下痢 食欲減退各 1 例 ( 各 2.6%) であった 2% 以上の頻度で発現する副作用を 95% 以上の確率で検出するためには 149 例が必要となることから 中止 脱落例を考慮し 2 歳以上 15 歳未満の目標登録患者数を 300 例に設定した 成人を対象とした国内第 Ⅲ 相試験 (AJG555/CT1) の検証期 (2 週 ) と継続期 24 週時における副作用発現率は 156 例中 30 例 (19.2%) であり その内訳は腹痛 下痢各 6 例 ( 各 3.8%) 悪心 5 例 (3.2%) 腹部膨満 4 例 (2.6%) 胃腸音異常 3 例 (1.9%) 腹部不快感 下腹部痛 裂肛各 2 例 ( 各 1.3%) 味覚異常 結膜出血 消化管運動障害 軟便 湿疹 紅斑 腱鞘炎各 1 例 ( 各 0.6%) であった 1% 以上の頻度で発現する副作用を 95% 以上の確率で検出するためには 299 例が必要となることから 中止 脱落例を考慮し 成人の目標登録患者数を 600 例に設定した なお 600 例を収集することにより国内第 Ⅲ 相試験 (AJG555/CT1) で登録が少なかった 65 歳以上の年齢層においても患者数の確保が可能と考える 以上 小児と成人を合わせ目標登録患者数は 900 例とした 小児を対象とした国内第 Ⅲ 相試験 (AJG555/CT2) の観察期間は 12 週間であり 12 週間を超える安全性及び有効性のデータはない 小児慢性機能性便秘症診療ガイドラインでは 小児の薬物維持治療には少なくとも 6 ヵ月間が必要とされていることから 観察期間は 26 週間が妥当と判断した また 成人を対象とした国内第 Ⅲ 相試験 (AJG555/CT1) において 投与期間中の副作用の発現率に投与開始時からの経時的な上昇は認められていない したがって 小児の観察期間を考慮し 成人においても観察期間を 26 週間に設定した 節目となる予定の時期及びその根拠 安全性定期報告時 : 安全性情報について包括的な検討を行うため 最終報告書作成時 : 全患者のデータを固定した時点から解析し最終報告書を作成し提出する 当該医薬品安全性監視活動の結果に基づいて実施される可能性のある追加の措置及びその開始の決定基準 本剤の使用に関して 安全性の問題が認められた場合には 添付文書の改訂等を検討する 節目となる時期に医薬品リスク管理計画の見直しを行い 新たな安全性検討事項の有無を検討する 新たな安全性検討事項が認められた場合には リスク最小化策の策定の要否について検討する 5

3. 有効性に関する調査 試験の計画の概要該当なし 6

4. リスク最小化計画の概要 通常のリスク最小化活動の概要 : 添付文書により情報提供及び注意喚起を行なう 通常のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動 市販直後調査による情報提供実施期間 : 販売開始後 6 ヵ月間評価 報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 7

5. 医薬品安全性監視計画 有効性に関する調査 試験の計画及びリスク最小化計画の一覧 5.1 医薬品安全性監視計画の一覧 通常の医薬品安全性監視活動 副作用報告 文献 学会情報及び海外措置報告等の収集 評価 分析を実施し それらの結果に基づき 安全対策を検討し 実施する 追加の医薬品安全性監視活動 追加の医薬品安全性監視活動の名称 節目となる症例数 / 目標症例数 節目となる予定の時期 市販直後調査 該当なし 販売開始から 6 ヵ月後 特定使用成績調査 900 例 安全性定期報告時 調査終了 6 ヵ月以 内 実施状況 販売開始時より実施予定販売開始後に開始予定 報告書の作成予定日調査終了から 2 ヵ月以内調査終了 6 ヵ月以内 5.2 有効性に関する調査 試験の計画の一覧該当なし 5.3 リスク最小化計画の一覧 通常のリスク最小化活動 添付文書による情報提供 追加のリスク最小化活動 追加のリスク最小化活動の名称節目となる予定の時期実施状況 市販直後調査による情報提供 実施期間 : 販売開始後 6 ヵ月間評価の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内報告の予定時期 : 調査終了から 2 ヵ月以内 販売開始時より実施予定 8