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ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

第 3 働き方改革 の推進などを通じた労働環境の整備 生産性の向上 非正規雇用労働者の待遇改善 長時間労働の是正 人材育成の強化 人材確保対策の推進 地方創生の推進及び労働者が安全で健康に働くことができる職場づくりなどにより 労働環境の整備 生産性の向上を図る 1 非正規雇用労働者の待遇改善 長時間

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働き方改革推進の基本方針 平成 29 年 9 月 22 日 一般社団法人日本建設業連合会 政府は 平成 29 年 3 月 28 日に 働き方改革実行計画 を策定した 本計画では 同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 賃金引上げと労働生産性向上 罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是

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女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

平成30年版 少子化社会対策白書 概要版(PDF版)

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我が国の女性の活躍推進に向けて


23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

働き方改革に対する中小企業 小規模事業者の声 資料 1 労働法制相談支援機関 ( 働き方改革推進支援センター 全国社会保険労務士会連合会等 ) 中小企業 小規模事業者の声 周知 様々な改正がある中で まずは何から取り組んだら良いか 優先事項と手順を教えて欲しい 取組内容の実例提示に加えて それらの中

結果概要 Ⅰ 働き方改革に係る各制度改正について 時間外労働の上限規制等について. 新たな時間外労働の上限規制が導入された場合の影響について 社 % 直近 年を振り返って新たな時間外労働の上限規制に抵触する労働者がいる 0. 直近 年を振り返って新たな時間外労働の上限規制に抵触する労働者はいない,0

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1 なぜ 同一労働同一賃金 が導入されるのか? 総務省統計局労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 30 年 (2018 年 )7~9 月期平均 ( 速報 ) によると 非正規労働者数は 2,118 万人 ( 前年同期比 68 万人増加 ) 正規労働者数は 3,500 万人となっています 役員を除く雇用

子ども・子育て会議(第7回) 次世代育成支援対策推進法の延長等の検討について

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( 注 ) 女性活躍推進法に基づく認定企業 ( 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主 ) 法に基づき行動計画の策定 届出を行った企業のうち 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は 都道府県労働局への申請により 厚生労働大臣の認定を受けることができます 1 段階目について

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平成28年度企業主導型保育事業の助成決定について(第1回)

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図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

共通事項 1 キャリアアップ 管理者情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 奨励金対象労働者数 ( 全労働者数 ) 9 企業規模 ( 該当

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

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主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

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平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

前回の改正労働基準法案の制定経緯

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

対応していくためには 職員一人ひとりの公務に対する意欲と能力を高め 組織をより活性化し 公務の質を高く保つことが求められている そのためには 各職員の能力と勤務実績を的確に評価し その結果を反映した人事管理を推進していくことが重要である 知事部局等においては 平成 28 年 4 月に施行された地方公

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従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

過労死等の防止のための対策に関する大綱 ( 平成 30 年 7 月 24 日閣議決定 ) の概要 ~ 過労死をゼロにし 健康で充実して働き続けることのできる社会へ ~ 第 1 はじめに 1 これまでの取組 過労死等防止対策推進法の成立 施行の背景 過労死等の防止のための対策に関する大綱の策定 見直し

2016 年度の主な活動実績 2WAY マネジメント 2WAY コミュニケーションをより充実させ 効果的な面談を実施するための運用について 2016 年度も継続して 労使間で協議を重ねま した また One NEC Survey( 従業員意識調査 ) の結果もふまえ 各職場でのマネジメント向上施策を

主に 労働時間 及び 同一労働同一賃金 に関する法整備 1 時間外労働の上限規制 ( 罰則付き ) 原則 月 45 時間 年 360 時間が上限 特別な事情で超過する場合も 月 100 時間未満 年 720 時間以内 複数月平均 80 時間以内で この 特例が認められるのは年 6 か月以内 施行日

(1) はじめに 何故この 3 点のみご案内させていただくのかと申しますと 他の要件と比較し導入がしやすい点にあります 非正規労働者の職業訓練や賃金テーブルの見直し 法定外の健康診断制度は導入する敷居が若干高く また それらは一度制度として導入してしまうと助成金の申請期間が過ぎた後も通常続けざるを得

参考資料No.7 参議院における附帯決議

1 柔軟な働き方の推進 (1) 在宅勤務職員が 自宅において貸出用モバイルパソコンを活用し インターネット回線経由で庁内 LAN( ファイルサーバー等 ) に接続して通常の業務を遂行できる制度を構築する なお 業務を行う際には 山形県情報セキュリティポリシーを遵守するものとする ( 以下 (2) (

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

別添 同一労働同一賃金に関する法整備について ( 報告 ) 1 基本的考え方〇我が国の非正規雇用労働者は 現在 全雇用者の 4 割を占めるに至っている 昨今の雇用情勢の回復等により いわゆる 不本意非正規 である労働者の割合は低下傾向にあるが 一方で 30 歳代半ば以降を中心に 子育て 介護等を背景

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

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「働き方改革」新時代の働き方と FPの関わり方

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参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

内閣府令本文

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資料2(コラム)

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平成 31 年度 労働行政のあらまし セーフワーク (Safe Work) チェンジワーク (Change Work) ひろしま 厚生労働省広島労働局 労働基準監督署公共職業安定所

一億総活躍社会の実現に向けて 目次 第 1 の矢. 希望を生み出す強い経済 ( 基本的な考え方 ) ( 実現に向けた主な取組 ) 第 2 の矢. 夢を紡ぐ子育て支援 ( 基本的な考え方 ) ( 実現に向けた主な取組 ) ( 主な数値目標 ) 第 3 の矢. 安心につながる社会保障 ( 介護離職ゼロ

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目 次 第 1 趣旨 1 第 2 福岡県雇用対策協定に基づく平成 30 年度の取組 1 働き方改革 に向けた取組 (1) 働き方改革の実現 2 (2) 非正規雇用労働者の正社員転換 処遇改善 3 (3) 仕事と家庭の両立支援 4 2 地方創生に向けた取組の推進 (1) 地域における雇用創出と人材確保

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 ( 事業所情報欄 ) 1 事業主名 ( - ) 2 事業所住所 3 電話番号 ( ) 5 雇用保険適用 - 事業所番号 4 事業所の 担当者 - 都道府県所掌管轄基幹番号枝番号 6 労働保険番号 - ( 代理人 社会保険労務士による提出代行者または事務代

Transcription:

平成 31 年度予算案の概要 ~ 非正規労働者の処遇改善 女性活躍推進や均等処遇 ワーク ライフ バランスの実現等働き方改革推進 ~ 平成 30 年 12 月 雇用環境 均等局

第 1 働き方改革による労働環境の整備 生産性向上の 推進 働き方改革を着実に実行するため 中小企業 小規模事業者に対する支援を拡充するとともに 長時間労働の是正 同一労働同一賃金など雇用形態に関わらない公正な待遇の確保 柔軟な働き方がしやすい環境整備などにより 労働環境の整備を実施する また ICT の導入を支援するなどして 医療 介護 福祉分野等の生産性向上の推進を図る 1 働き方改革 生産性の向上に取り組む中小企業 小規模事業 者に対する支援 1,035 億円 (809 億円 ) (1) 働き方改革推進支援センター によるワンストップ型の相談支援 商工会議所 商工会等での出張相談 中小企業 小規模事業者に対する個別相談等の機能 体制の強化 38 億円 (8.3 億円 ) 働き方改革推進支援センター において 長時間労働の是正 同一労働同一賃金の実現 生産性向上による賃金引上げ 人手不足の緩和等について 労務管理等の専門家によるワンストップ型の相談支援や助成金の活用方法等に関するセミナー等を実施するほか 商工会議所 商工会 中小企業団体中央会 市区町村等での出張相談 中小企業 小規模事業者に対する個別相談等の機能 体制の強化を図る (2) 働き方改革に係る国の支援策の全国的な周知 広報 新規 1.5 億円 (0 億円 ) 働き方改革関連法 の施行に向けて 中小企業 小規模事業者が 働き方改革 によって何が変わるのか等を理解するため 国が実施する支援策についてメディア等を活用した全国的な周知広報を実施し 労働法制の考え方や働き方改革に取り組むための改善事例等について広く周知 啓発を行う (3) 非正規雇用労働者の処遇改善等に取り組む中小企業 小規模事業者に対する助成金による支援の推進 995 億円 (801 億円 ) 非正規雇用労働者の処遇改善等に取り組む中小企業 小規模事業者に対し助成金による支援を行う - 1 -

2 長時間労働の是正をはじめとする労働者が健康で安全に働くことができる職場環境の整備 45 億円 (32 億円 ) (1) 長時間労働の是正 5 億円 (4.7 億円 ) 1 生産性を高めながら労働時間の縮減等に取り組む事業者等の支援 1.6 億円 (1.6 億円 ) 中小企業 小規模事業者が時間外労働の上限規制等に円滑に対応するため 働き方 休み方改善ポータルサイトを通じた企業の改善策の提供と好事例の紹介を行う 2 勤務間インターバル制度の導入促進 64 百万円 (59 百万円 ) 勤務間インターバル制度について 業種別導入マニュアルを作成するほか 制度導入に係る好事例の周知等を通じて 普及促進を図る 3 年次有給休暇の取得促進等による働き方 休み方改革の推進 一部新規 2.8 億円 (2.5 億円 ) 改正労働基準法の周知とともに 年次有給休暇の取得促進に向けて 例年 10 月に実施される 年次有給休暇取得促進期間 に加え 年次有給休暇を取得しやすい時季に集中的な広報を行う また 地域のイベントなどの特性を活かした取組を進める さらに 学校休業日の分散化 ( キッズウィーク ) に合わせて中小企業においても年次有給休暇が取得できるよう取り組むなど 休み方改革を推進するとともに 仕事と不妊治療との両立を支援するための休暇制度等の環境整備に向けたマニュアル パンフレットを作成し 周知啓発を行う (2) 総合的なハラスメント対策の推進 40 億円 (27 億円 ) 1 職場におけるハラスメント撲滅対策の集中実施 10 億円 (5.1 億円 ) セクハラ パワハラ等の職場のハラスメント撲滅に向けて ハラスメント撲滅月間 を設定し 事業主向け説明会の開催やシンポジウムの開催等による集中的な周知啓発を実施する ハラスメント被害を受けた労働者からの相談に迅速に対応するため 都道府県労働局の相談体制を強化するほか 平日の夜間や休日も対応するフリーダイヤルやメールによる相談窓口を設置する 中小企業を対象としたセミナーや専門家による個別企業の訪問等により 企業のハラスメント防止対策への取組支援を行う 2 早期の紛争解決に向けた体制整備等 30 億円 (22 億円 ) パワーハラスメントをはじめとしたあらゆる労働問題に関してワンストップで対応するため 全国の総合労働相談コーナーにおける相談体制の整備を図るとともに 紛争調整委員会によるあっせんの迅速な対応等により 個別労働紛争の早期の解決を促進する - 2 -

3 同一労働同一賃金など雇用形態に関わらない公正な待遇の 確保 1,044 億円 (820 億円 ) (1) 同一労働同一賃金の取組の周知 相談支援 再掲 1ページ 38 億円 (10 億円 ) 働き方改革推進支援センター において 労務管理等の専門家による 業界別同一労働同一賃金導入マニュアル等を活用した相談支援やセミナー等を実施し 非正規雇用労働者の待遇改善を図る (2) 非正規雇用労働者のキャリアアップの推進等 1,006 億円 (810 億円 ) 1 同一労働同一賃金の実現など非正規雇用労働者の処遇改善に向けた企業支援 一部再掲 1ページ 1,005 億円 (809 億円 ) 非正規雇用労働者の正社員化や処遇改善を実施した事業主を支援するキャリアアップ助成金の活用等により 非正規雇用労働者の正社員転換 処遇改善を引き続き推進する 2 無期転換ルールの円滑な運用や多様な正社員の普及 66 百万円 (78 百万円 ) 労働契約法に基づく有期労働契約の無期転換申込権が平成 30 年度から本格的に発生していることを踏まえて 無期転換ルールの円滑な運用のための周知徹底 導入支援 相談支援を行い これを契機とした多様な正社員制度の普及を図る 4 柔軟な働き方がしやすい環境整備 7 億円 (6 億円 ) (1) 雇用型テレワークの導入支援 5.9 億円 (5.7 億円 ) 雇用型テレワークについて ガイドラインの周知を図るとともに テレワーク相談センターの設置 テレワーク導入に係る助成 セミナー開催等による導入支援を行い 適正な労務管理下における良質なテレワークの普及促進を図る (2) 自営型テレワーク等の就業環境の整備 一部推進枠 75 百万円 (71 百万円 ) 就業環境の適正化を図るため 自営型テレワークのガイドラインを周知徹底するとともに 仲介事業者が守るべきルールの明確化や働き手への支援の充実を図る また 雇用類似の働き方に関して 労働政策審議会労働政策基本部会での議論を踏まえ 法的保護の必要性を含めて引き続き検討を行う - 3 -

第 2 人材投資の強化や女性 高齢者 障害者等の多様 な人材の活躍促進 全ての人材がその能力を存分に発揮できる社会や個々人の人生の再設計が可能となる社会を実現するため リカレント教育をはじめとした人材育成の強化 女性 若者 高齢者 障害者等の就労支援等を実施する また 人手不足解消に向けて人材確保支援の総合的な推進を図るとともに 外国人材受入れのための環境を整備する 1 女性の活躍推進等 285 億円 (280 億円 ) (1) 女性活躍推進法の実効性確保 6.6 億円 (6.6 億円 ) 女性活躍推進法に基づく取組が努力義務である 300 人以下の中小企業について 相談支援や助成金の活用に加え 中小企業単独では実施が難しい女性管理職育成のためのセミナーの実施により 行動計画策定や えるぼし認定 ( ) 取得に向けた支援を行い 女性活躍推進の取組の加速化を図る 女性の活躍状況に関する情報等を掲載している 女性の活躍推進企業データベース について 学生をはじめとした求職者等の利便性の向上を図るため機能強化を行うとともに 多くの企業の情報掲載が進むよう働きかけを行うことで 企業情報の見える化を更に推進する えるぼし認定 : 女性活躍推進法に基づき 女性の活躍に関する状況が優良な企業について 厚生労働大臣が認定する制度 (2) 総合的なハラスメント対策の推進 再掲 2ページ 40 億円 (27 億円 ) (3) 仕事と家庭の両立支援の推進 238 億円 (246 億円 ) 男性の育児参加を促すための全国的なキャンペーン 企業や企業に働きかけを行う自治体を対象としたセミナー等により 男性の育児休業等の取得促進を図る 介護離職防止に取り組む事業主に対する助成金について 支給内容の充実や支給上限の拡大などにより 支援の拡充を図るとともに 育児 介護等により離職した者の復職等を支援する助成金の支給等により 仕事と家庭の両立支援に積極的に取り組む事業主等を支援する - 4 -

第 3 子どもを産み育てやすい環境づくり 待機児童解消に向けて 子育て安心プラン に基づく保育の受け皿整備をはじめとした総合的な子育て支援を行うとともに 保育人材の確保 処遇改善を図ることで 希望出生率 1.8 の実現を目指す また 児童虐待防止対策 社会的養育 母子保健医療対策 子どもの貧困とひとり親家庭対策を推進することにより 子どもを産み育てやすい環境を整備する 1 仕事と家庭の両立支援の推進 再掲 4 ページ 238 億円 (246 億円 ) - 5 -

第 4 自立した生活の実現と暮らしの安心確保 支え手 側と 受け手 側が固定することなく 皆が役割を持ち 支え合いながら 自分らしく活躍できる 地域共生社会 の実現に向けた地域づくり 生活困窮者の自立支援の推進及び生活保護制度の適正実施 自殺対策の推進などにより 自立した生活の実現と暮らしの安心を確保する 1 地域共生社会の実現に向けた地域づくり 77 百万円 (21 百万円 ) (1) 包括的な相談支援 地域の支え合いの推進など 77 百万円 (21 百万円 ) 1 仕事と地域活動の両立促進 77 百万円 (21 百万円 ) 労働者が仕事と地域活動を両立しやすい環境整備を図るため 地域活動推進検討会 ( 仮称 ) を設け 企業における好事例を収集し 労働者が年次有給休暇等を取得し 地域活動に取り組む方策を検討するとともに 企業が参考とするマニュアルの作成等を行う - 6 -

第 1 働き方改革による労働環境の整備 生産性向上の推進 担当課室一覧 項目担当部局課室名 1 働き方改革 生産性の向上に取り組む中小企業 小規模事業者に対する支援 (1) 働き方改革推進支援センター によるワンストップ型の相談支援 商工会議所 商工会等での出張相談 中小企業 小規模事業者に対する個別相談等の機能 体制の強化 雇用環境 均等局有期 短時間労働課 ( 内 5275) (2) 働き方改革に係る国の支援策の全国的な周知 広報雇用環境 均等局有期 短時間労働課 ( 内 5275) (3) 非正規雇用労働者の処遇改善に取り組む中小企業 小規模事業者に対する助成金による支援の推進 雇用環境 均等局有期 短時間労働課 ( 内 5268) 2 長時間労働の是正をはじめとする労働者が健康で安全に働くことができる職場環境の整備 (1) 長時間労働の是正 1 生産性を高めながら労働時間の縮減等に取り組む事業者等の支援雇用環境 均等局職業生活両立課 ( 内 7864) 2 勤務間インターバル制度の導入促進雇用環境 均等局職業生活両立課 ( 内 7864) 3 年次有給休暇の取得促進等による働き方 休み方改革の推進 雇用環境 均等局職業生活両立課 ( 内 7864) 雇用環境 均等局雇用機会均等課 ( 内 7839) (2) 総合的なハラスメント対策の推進 1 職場におけるハラスメント撲滅対策の集中実施 雇用環境 均等局雇用機会均等課 ( 内 7839) 2 早期の紛争解決に向けた体制整備等 雇用環境 均等局総務課労働紛争処理業務室 ( 内 7736) 3 同一労働同一賃金など雇用形態に関わらない公正な待遇の確保 (1) 同一労働同一賃金の取組の周知 相談支援 雇用環境 均等局有期 短時間労働課 ( 内 5275) (2) 非正規雇用労働者のキャリアアップの推進等 1 同一労働同一賃金の実現など非正規雇用労働者の処遇改善に向けた企業支援 雇用環境 均等局有期 短時間労働課 ( 内 5268 5271 7868) 2 無期転換ルールの円滑な運用や多様な正社員の普及 雇用環境 均等局有期 短時間労働課 ( 内 7869) 4 柔軟な働き方がしやすい環境整備 (1) 雇用型テレワークの導入支援 雇用環境 均等局在宅労働課 ( 内 7870) (2) 自営型テレワーク等の就業環境の整備 雇用環境 均等局在宅労働課 ( 内 7870) 第 2 人材投資の強化や女性 高齢者 障害者等の多様な人材の活躍促進 項目担当部局課室名 1 女性の活躍推進等 (1) 女性活躍推進法の実効性確保雇用環境 均等局雇用機会均等課 ( 内 7839) (2) 総合的なハラスメント対策の推進 雇用環境 均等局雇用機会均等課 ( 内 7839) 雇用環境 均等局総務課労働紛争処理業務室 ( 内 7736) (3) 仕事と家庭の両立支援の推進雇用環境 均等局職業生活両立課 ( 内 7857) 第 3 子どもを産み育てやすい環境づくり 項目担当部局課室名 1 仕事と家庭の両立支援の推進雇用環境 均等局職業生活両立課 ( 内 7857) 第 4 自立した生活の実現と暮らしの安心確保 項目担当部局課室名 1 地域共生社会の実現に向けた地域づくり (1) 包括的な相談支援 地域の支え合いの推進など 1 仕事と地域活動の両立促進雇用環境 均等局職業生活両立課 ( 内 7864) - 7 -