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1. 総論 総括判断 県内経済は 回復しつつある 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 回復しつつある ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 29 年 1 月判断以降 3 年 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判

東京都の経済情勢報告 平成 31 年 1 月 30 日 財務省関東財務局 東京財務事務所 掲載した経済指標等については速報値を含む

( 平成 31 年 1 月判断 ) 平成 31 年 1 月 財務省北陸財務局 富山財務事務所 富山市丸の内 1 丁目 5 番 13 号 ( 富山丸の内合同庁舎 5 階 ) TEL(076) ( 財務課直通 )

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 平成

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復している 項目前回 (3 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 4 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 緩やかに回復している 前回比較 ( 注 )3 年 4 月判断は 前回 1 月

最近の県内経済情勢は 回復しつつある 前回 (30 年 4 判断 ) 前回比較 今回 (30 年 7 判断 ) 総括判断回復しつつある 回復しつつある 総括判断の要点 個人消費は 百貨店 スーパーで底堅いものとなっており コンビニエンスストアで堅調となっているほか ドラッグストア販売で前年を上回って

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

県内経済は 緩やかに持ち直している なお 足下では 自動車向けなどの受注の増加や消費者マインドの改善の声が聞かれるなど 引き続き緩やかに持ち直している 総括判断 前回 ( 7-9 月 ) 持ち直しつつある 今回 ( 1-12 月 ) 緩やかに持ち直している 前回比較 足下の動き自動車向けなどの受注の

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 7 月豪雨の影響を受けたものの 全体では緩やかに回復している 項目前回 ( 平成 7 月判断 ) 今回 ( 平成 1 月判断 ) 総括判断 平成 7 月豪雨前は 緩やかに回復していたが 現時点では まずは豪雨による地域への影響全体について十分に把握する必要があ

富山県金融経済クォータリー(2018年秋)

富山県金融経済クォータリー(2018年夏)

平成 31 年 1 月 17 日東北経済産業局 管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 ( 平成 30 年 11 月分 ) ~ 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している ~ 鉱工業生産 : 個人消費 : 住宅着工 : 公共投資 : 設備投資 : 持ち直しの動きとなっている足踏み状態とな

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 27 年 1 月 15 日 < 管内の経済動向 > ~26 年 11 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 緩やかな持ち直し傾向にあるものの 一部に弱い動きがみられる 鉱工業生産 : 生産は一進一退で推移している 個人消費 : 持ち直し傾向にある

P6において修正が入りました H P7において修正が入りました H 管内の経済動向 平成31年2月 12月のデータを中心に 管内経済は 改善している 今月のポイント 生産活動は 化学工業 除 医薬品 をはじめ10業種で低下したことから 3か月ぶりの低下となった 個人消費は

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管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 28 年 8 月 12 日 < 管内の経済動向 > ~28 年 6 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している 鉱工業生産 : 生産は一進一退となっている 個住 人宅 消着 費 : 個人消費は足踏

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに改善 緩やかに改善 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 生産緩やかな上昇傾向 ( ) 2 か月 個人消費足踏み状態 緩やかな持ち直しの動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 18 か月ぶり ) 設備投

October vol

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管内経済は、緩やかに回復している (平成18年7月分以降7か月連続)

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 22 か月 生産高水準で推移 13 か月 個人消費持ち直し 5 か月 設備投資増加 9 か月 公共投資一服感増加の動き ( ) 1 か月 住宅投資一進一退の動き 7 か月 貿易輸出 輸入とも前年を上回る - 雇 用 着実に改善しており 労働需給の引き締

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 2 か月 生産高水準で推移 11 か月 個人消費持ち直し 3 か月 設備投資増加 7 か月 公共投資堅調 一服感 ( ) 1 か月 ( 下方修正は 14 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の動き 5 か月 貿 易 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回る 輸

道南金融経済概況2018年7月(2018年7月2日公表分)

景況 貴社の景況 平成 3 年 期の 貴社の景況判断 BSI を全産でみると 大企 中堅企は 上昇 超 中小企は 下降 超となっている 先行きを全産でみると 大企 中堅企は 上昇 超で推移する 中小企は 下降 超で推移するとなっている 貴社の景況判断 BSI( 上昇 - 下降 社数構成比) ( 単位

管内経済概況判断の推移 ( 平成 年 月現在 ) 発表 月 月 月 月 月 月 月 前月との判断比較 総 括判断 持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している 全 国 景気は 一部に改善の遅れ もみられるが 緩やかな回 復基調が続いている 景気は 緩やかな回復

令和元年 7 月 22 日 北陸地域の総合経済動向 ~ 一部に弱い動きがみられるものの 改善している ~ 経済概況 令和元年 5 月指標を中心として 鉱工業生産指数は 高水準で推移しているものの 一部に弱い動きがみられる 個人消費は 持ち直している 設備投資は 高水準で横ばいとなっている 住宅投資は

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 18 か月 生産高水準で推移 9 か月 個人消費緩やかに持ち直し 持ち直し ( ) 1 か月 ( 上方修正は 1 か月ぶり ) 設備投資増加 5 か月 公共投資持ち直しの動き 堅調 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の

九経マンスリー ( 平成 3 年 2 月 ) 平成 3 年 4 月 12 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続のマイナス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要が

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 16 か月 生産高水準で推移 7 か月 個人消費緩やかに持ち直し 9 か月 設備投資増加 3 か月 公共投資持ち直しの動き 6 か月 住宅投資弱含み 一進一退の動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 34 か月ぶり ) 貿易輸出 輸入ともに前年を上回る

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 17 か月 生産高水準で推移 8 か月 個人消費緩やかに持ち直し 1 か月 設備投資増加 4 か月 公共投資持ち直しの動き 7 か月 住宅投資一進一退の動き 2 か月 貿 易輸出 輸入ともに前年を上回る 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回 る - 雇

Ⅰ. 最近の近畿財務局管内の経済情勢

九経マンスリー ( 平成 29 年 11 月 ) 平成 3 年 1 月 16 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は13 か月連続のプラス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

道南金融経済概況30年11月(2018年11月6日公表分)

第 60 回法人企業景気予測調査 ( 平成 31 年 1-3 月期調査 ) 福島県の概要 平成 31 年 3 月 12 日財務省東北財務局福島財務事務所 調査要領 1. 調査の目的と根拠我が国経済活動の主要部分を占める企業活動を把握することにより 経済の現状及び今後の見通しに関する基礎資料を得ること

道南金融経済概況2018年9月(2018年9月7日公表分).docx

関西の景気動向 2013 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直しのペースがひところと比べて鈍化している 輸出 ( 円ベース )

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平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

道南金融経済概況2018年10月(2018年10月1日公表分)

関西経済レポート (2019 年 9 月 ) 令和元年 (2019 年 )9 月 30 日 ~ 輸出減少が継続 インバウンド消費はプラスの伸びを維持 ~ 足元の経済情勢と当面の見通し 関西経済は輸出 生産が斑模様であるが 内需が下支えとなり底堅く推移している 企業部門では 輸出は中国経済の減速等によ

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Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 全国 18 年度計画 全

九経マンスリー ( 平成 3 年 9 月 ) 平成 3 年 11 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続の増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する

平成10年7月8日

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関西の景気動向 2013 年 5 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直している 輸出は 円安が進み 米国経済も回復基調をたどるなど 環境が

2911金融経済概観

3003金融経済概観

中小企業の動向

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 総じて弱い動き 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) ( 単位 :%) 16 年度 17 年度 18 年度 実績 実績 実績 計画 29

実体経済 物価 (1) 現状判断 関連統計の動き 生産 輸出 増加している 増加している 鉱工業生産は 4~6 月に続き 7~9 月も前期比増加した後 10 月は小幅ながら前月比減少した 業種別にみると 輸送機械は 自動車部品を中心に緩やかに増加している 電子部品 デバイス はん用 生産用機械 (

管内経済概況判断の推移 ( 平成 2 年 2 月現在 ) 発表月 平成 2 年 月 月 月 月平成 2 年 1 月 2 月 総括判断 持ち直しの動きが続いている 緩やかに持ち直している緩やかに持ち直している緩やかに持ち直している緩やかに持ち直している緩やかに持ち直している 全 国 景気は 緩やかに回

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個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売高 スーパー売高は 全店ベースで前年同期を 年 月期の個人消費関連 は スーパー売高が 全店ベース ( 前年同期比.% 増 ) は 新規出 回り 既存店ベースは 前年同期を下回る 百貨店売高は前年同期を回る 店効果などにより 前年同期を回 りました 品目

1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

月例経済報告

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管内経済概況判断の推移 ( 平成 年 月現在 ) 発表 月 平成 年 月 月 月 月 月 月 前月との判断比較 総 括判断 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直しているものの 足 下に北海道胆振東部地震の 影響がみられる 北海道胆振東部地震の影響により 一部に弱さがみられる 北海道

月例経済報告

金融経済概観2909

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 17 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 18 年度計画 全産業 3.9

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

平成22年7月30日

(2) 住宅投資 住宅投資は 横ばい圏内で推移している 新設住宅着工戸数の内訳をみると 持家は 増加に転じてきている 貸家 や分譲は 水準を切り下げている (3) 設備投資設備投資は 受注や収益の好調を背景に水準を切り上げている 建設投資の先行指標である建築着工床面積 ( 非居住用 ) は 振れがあ

2809金融経済概観

北陸 短観(2019年6月調査)

北陸 短観(2016年12月調査)

北陸 短観(2019年3月調査)

2. 利益剰余金 ( 内部留保 ) 中部の 1 企業当たりの利益剰余金を見ると 製造業 非製造業ともに平成 24 年度以降増加傾向となっており 平成 27 年度は 過去 10 年間で最高額となっている 全国と比較すると 全産業及び製造業は 過去 10 年間全国を上回った状況が続いているものの 非製造

(Taro-\222\262\215\270\225[.A4\207B.jtd)

平成22年7月30日

高値となった後 下がり始めた 前述の通り CI 一致指数は 生産や雇用など様々な経済指標を統合し算出されている そのため CI 一致指数の上昇 下降にどの指標 が寄与しているのかについても 内閣府は詳細に発表している 表 1は 各指標がCI 一致指数に対してプラスに寄与したのか マイナスに寄与したの

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管内経済概況判断の推移

資料1

統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動

個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売上高 スーパー売上高は全店ベース 既存店ベース 年度の個人消費関連では 前年度比 前年同月比 ともに前年度を上回る 百貨店売上高は前年度を上回る スーパー売上高 全店ベース ( 前年百貨店売上額 度比.8% 増 ) は 新規出店効果などにより 食料品 (

<4D F736F F D2089AB93EA8CA78C6F8DCF82CC E82CC89F18CDA82C E82CC D>

富山県金融経済クォータリー2011年春

管内経済概況判断の推移 発表 月 ( 平成 2 年 月現在 ) 平成 2 年 月平成 2 年 1 月 2 月 月 月 月 総括判断 概ね横ばいで推移している概ね横ばいで推移している緩やかながら持ち直しの動き 緩やかながら持ち直しの動き 持ち直しの動き 持ち直しの動き 全 国 景気は 世界景気の減速等

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

2907金融経済概観

関西の景気動向 2016 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 総じてみれば足踏み状態が続いている 鉱工業生産は横ばい程度の推移にとどま

1 特集 県内経済人コメント 本県の経済概況 < 県内経済の基調判断 > 県内経済指標の動向 (1) 鉱工業指数 < 生産 出荷 在庫 >....4 (2) 雇用 (3) 消費者物価 (4) 消費 ア家計消費

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 30 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 30 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 30 年 1~3 月期 来期平成

Ⅱ 用語等の説明 今期の状況 来期の状況 前年同期 ( 平成 28 年 4~6 月期 ) と比べた今期 ( 平成 29 年 4~6 月期 ) の状況 前年同期 ( 平成 28 年 7~9 月期 ) と比べた来期 ( 平成 29 年 7~9 月期 ) の状況 前期平成 29 年 1~3 月期 来期平成

2. 個別の動向 1 業況判断業況判断は 製造業 非製造業とも横ばい感が強いなか 悪化とする企業が増えた 製造業は 変化なし とする企業の割合が高い 自動車 半導体関連 スマートフォン関連で 良くなった とする企業がある一方 原燃料価格の高騰等により 悪くなった とする企業の割合が増加した 非製造業

1. 世界経済 (1) 世界経済の成長率は 216 年度第 1 四半期をボトムに上昇 先行きも緩やかに伸びを高める見通し ( 前年比 寄与度 %) 平均成長率 (198 年 ~217 年 ):+3.5% IMF 予測 IMF 予測 ( 前年比 %) 17 年

別 前年同期比増減率 単位 : 社 % 繊維製品 パルプ 紙 化学 石油 石炭 黒転

2017年夏のボーナス見通し

< 日本経済の基調判断 > < 現状 > 景気は 緩やかな回復基調が続いている < 先行き > 先行きについては 雇用 所得環境の改善が続くなかで 各種政策の効果もあって 緩やかに回復していくことが期待される ただし 海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある 1

Economic Indicators   定例経済指標レポート

経済情報:日銀短観(2011年6月)の結果について.doc

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不動産経済 表紙OL

Transcription:

埼玉県の経済情勢報告 平成 3 年 7 月 財務省関東財務局 掲載した経済指標等については速報値を含む

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復しつつある 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 緩やかに回復しつつある ( 注 )3 年 7 月判断は 前回 4 月判断以降 足下 (7 月末 ) の状況までを含めた期間で判断している ( 判断の要点 ) 個人消費は 百貨店 スーパー販売額が前年を下回っているものの 乗用車の新車登録届出台数 コンビニエンスストア販売額は前年を上回っており 全体として緩やかに回復しつつある 生産活動は 化学が減少に転じているものの 生産用機械 食料品などは増加しており 全体として緩やかに持ち直している 雇用情勢は 改善している 各項目の判断 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 個人消費緩やかに回復しつつある 生産活動持ち直しのテンポが緩やかになっている 雇用情勢改善している 設備投資 29 年度は減少見込みとなっている ( 全規模 全産業ベース ) 企業収益 29 年度は増益見込みとなっている ( 全規模ベース ) 企業の景況感 下降 超となっている ( 全規模 全産業ベース ) 住宅建設前年並みとなっている 公共事業前年を下回っている 緩やかに回復しつつある 緩やかに持ち直している 改善している 3 年度は減少見通しとなっている ( 全規模 全産業ベース ) 3 年度は減益見通しとなっている ( 全規模ベース ) 下降 超となっている ( 全規模 全産業ベース ) 前年を上回っている 前年を上回っている 先行き 先行きについては 雇用 所得環境の改善が続くなかで 各種政策の効果により 着実に景気が回復していくことが期待される ただし 海外経済の動向などを注視する必要がある 2. 各論個人消費 緩やかに回復しつつある 百貨店 スーパー販売額は 天候要因による衣料品の不調もあり 前年を下回っている コンビニエンスストア販売額は カウンターまわりの商品や総菜などが好調であり 前年を上回っている 乗用車の新 - 1 -

車登録届出台数は 普通車 小型車は前年を下回っているものの 軽乗用車は前年を上回っている これらのことなどから 個人消費は全体として緩やかに回復しつつある ( 主なヒアリング結果 ) 母の日などの特別な日では 普段控えがちな刺身や寿司などの高価格帯の商品が購入されており 特別な日や値段に見合う価値がある商品などは奮発して購入する傾向がみられている ( スーパー 大企業 ) 総菜ではてんぷらなどの揚げ物が売れ筋商品となっており 自宅で調理すると手間がかかって敬遠するような商品が好評である ( スーパー 大企業 ) クリアランスセールでは 日傘 サンダルなどの季節商材はよく売れたが 一方で 春物や初夏物の衣料品は猛暑の影響もあり売れ行きがよくなかった ( 百貨店 大企業 ) 安心安全の意識の高まりから ドライブレコーダーなどの売上も伸びており 客単価の上昇につながっている ( 自動車販売店 中堅企業 ) 生産活動 緩やかに持ち直している 生産を業種別にみると 化学が減少に転じているものの 生産用機械 食料品などは増加しており 全体として緩やかに持ち直している ここ最近のジェネリック医薬品の利用促進策を受けて出荷量が増えていたこともあって 昨年までは在庫を多めに確保していたが 今年からは供給が落ち着いてきたことから在庫量をコントロールしているため 生産量が減っている ( 化学 大企業 ) 高精細の医療用や車載用ディスプレイの製造装置は引き合いが強い ( 生産用機械 中堅企業 ) 野菜価格の高騰により 3 月以前は生産を絞っていたが 4 月以降は価格も安定しているほか 主力商品の売上増加により 生産量は増加している ( 食料品 中堅企業 ) 雇用情勢 改善している 有効求人倍率は緩やかに上昇しており 完全失業率は低い水準で推移しているなど 雇用情勢は改善している 同業他社の初任給を上回るよう賃上げを行った ( 不動産 中堅企業 ) 店内の雰囲気の良さや働きやすさが人手確保につながることから 社会保険の整備や食洗機の導入など 労働環境の改善に取り組んでいる ( 小売 大企業 ) 設備投資 3 年度は減少見通しとなっている ( 全規模 全産業 ) 法人企業景気予測調査 3 年 4~6 3 年度の設備投資計画は 製造業では前年比 2.3% の減少見通し 非製造業では同 1.7% の減少見通しとなっており 全産業では同 1.9% の減少見通しとなっている 企業収益 3 年度は減益見通しとなっている ( 全規模 ) 法人企業景気予測調査 3 年 4~6 3 年度の経常損益 ( 除く 電気 ガス 水道業 金融業 保険業 ) は 製造業では前年比 34.9% の減益見通し 非製造業では同 13.1% の増益見通しとなっており 全体では同 15.4% の減益見通しとなっている 企業の景況感 下降 超となっている ( 全規模 全産業 ) 法人企業景気予測調査 3 年 4~6 先行きについては 3 年 7~9 に 上昇 超に転じる見通しとなっている 住宅建設 前年を上回っている 新設住宅着工戸数をみると 持家 貸家 分譲住宅のいずれも前年を上回っている 複数の路線が利用できる利便性の高い駅の周辺では 徒歩で 15 分以上かかる賃貸物件が完成前に埋まるほどの人気であった ( 不動産 中堅企業 ) 公共事業 前年を上回っている 前払金保証請負金額を前年比でみると 独立行政法人等 都道府県 国で前年を下回っているものの 市区町村で上回っており 全体として前年を上回っている - 2 -

埼玉県の経済情勢報告 資料編 掲載した経済指標等については速報値を含む 資料中の管内とは関東財務局が管轄する 1 都 9 県を示す

1. 個人消費 グラフ 1 前年比 (%) 5 緩やかに回復しつつある 百貨店 スーパー販売額 埼玉関東 5 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 29 年 3 年 ( 注 ) 全店ベース 関東とは 関東財務局管内に静岡県を含む 経済産業省 グラフ 2 前年比 (%) 1 百貨店 スーパー販売額 ( 埼玉県 ) < 百貨店 スーパー別 > 5 5 百貨店 1 スーパー 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 29 年 3 年 ( 注 ) 全店ベース 経済産業省 グラフ 3 前年比 (%) 乗用車新車登録届出台数 ( 埼玉県 ) 2 1 1 2 全体 普通車 小型車 軽乗用車 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 29 年 3 年 日本自動車販売協会連合会 全国軽自動車協会連合会 1

2. 生産活動 グラフ 4 緩やかに持ち直している 指数 ( 平成 22 年 =1) 鉱工業生産指数 ( 季節調整値 ) 11 15 1 95 9 ( 注 ) 関東とは 関東財務局管内に静岡県を含む 埼玉県 関東経済産業局 経済産業省 グラフ 5 85 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 29 年 3 年 埼玉 93.9 94.6 97.2 95.4 92.4 94.7 94.2 89.9 9.8 95.3 93. 95.4 関東 97.9 95.1 96.7 96.9 96.6 97.1 99.8 92.7 97.4 97.5 97.9 96.1 全国 11.9 11.6 12.9 12.3 12.8 13.5 15.4 1.7 12.7 14.1 14.6 14.4 指数 ( 平成 22 年 =1) 鉱工業生産指数 ( 業種別 季節調整値 ) 18 17 16 15 14 13 12 11 1 9 8 7 6 5 総合輸送機械プラスチック製品生産用機械 化学食料品業務用機械 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 148.1 114.6 95.4 9.9 86.7 82.3 62.9 3. 雇用情勢 グラフ 6 ( 倍 ) 1.7 29 年 3 年 改善している 有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 埼玉県 1.6 1.5 1.4 1.3 1.2 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 29 年 3 年 埼玉 1.24 1.25 1.26 1.29 1.31 1.33 1.31 1.28 1.27 1.29 1.31 1.37 管内 1.56 1.57 1.57 1.59 1.6 1.62 1.61 1.6 1.6 1.61 1.63 1.64 ( 注 ) パートを含む 厚生労働省 2

グラフ 7 グラフ 8 完全失業率 ( 原数値 ) (%) 4. 45 埼玉 43 3.5 管内 41 39 39 37 3. 2.7 35 33 2.5 2.4 31 29 27 2. 25 4-6 月 7-9 月 1-12 月 1-3 月 4-6 月 7-9 月 1-12 月 1-3 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 28 年 29 年 3 年 29 年 3 年 ( 千人 ) 新規求人数 ( 埼玉県 季節調整値 ) 総務省 ( 注 ) パートを含む 厚生労働省 4. 設備投資 グラフ 9 ( 前年同期比増減率 :%) 3 3 年度は減少見通しとなっている ( 全規模 全産業ベース ) 設備投資計画額 ( 埼玉県 ) [ 除く土地購入額 含むソフトウェア投資額 ] 全産業製造業非製造業 2 15.8 19.4 1 1.8 1 2 3 年度上期 ( 見込み ) 12.4 12.5 3 年度下期 ( 見通し ) 12.3 1.9 2.3 3 年度通期 ( 見通し ) 1.7 法人企業景気予測調査 ( 平成 3 年 4~6 調査 ) 5. 企業収益 グラフ 1 ( 前年同期比増減率 :%) 3 2 1 1 2 3 4 5 6 31. 5.5 3 年度上期 ( 見込み ) 3 年度は減益見通しとなっている ( 全規模ベース ) 4.6 経常損益 ( 埼玉県 ) [ 除く 電気 ガス 水道業 金融業 保険業 ] 5.7 8.7 3 年度下期 ( 見通し ) 21.6 15.4 34.9 3 年度通期 ( 見通し ) 全産業 製造業 非製造業 13.1 法人企業景気予測調査 ( 平成 3 年 4~6 調査 ) 3

6. 企業の景況感 グラフ 11 上昇超 3 2 1 下降 1 超 2 (% ポイント ) 下降 超となっている ( 全規模 全産業ベース ) 景況判断 BSI( 埼玉県 ) [ 前期比 上昇 - 下降 社数構成比 ] 全規模 5.7 中堅企業 7.9 現状 大企業 3. 中小企業 8. 全規模大企業中堅企業中小企業 3 27/4~6 7~9 1~12 28/1~3 4~6 7~9 1~12 29/1~3 4~6 7~9 1~12 3/1~3 4~6 7~9 1~12 ( 現状判断 ) ( 見通し ) ( 見通し ) 7. 住宅建設 グラフ 12 前年を上回っている 法人企業景気予測調査 ( 平成 3 年 4~6 調査 ) 着工戸数 ( 戸 ) 新設住宅着工戸数 ( 埼玉県 ) 着工戸数 16, 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 合計持家貸家分譲住宅 前年比 (%) 6 4 2 2 4 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 6 8. 公共事業前年を上回っている グラフ 13 請負金額 ( 億円 ) 28 年 29 年 3 年 前払金保証請負金額 国土交通省 前年比 (%) 12 (28 年度 ) 埼玉 ( 請負金額 ) (29 年度 ) (3 年度 ) 1 埼玉 ( 前年比 ) 管内 ( 前年比 ) 8 9.5 6 13.7 4 2 416 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 28 年 29 年 3 年 北海道建設業信用保証株式会社 東日本建設業保証株式会社 西日本建設業保証株式会社 4