実体経済 物価 (1) 現状判断 関連統計の動き 生産 輸出 増加している 増加している 鉱工業生産は 4~6 月に続き 7~9 月も前期比増加した後 10 月は小幅ながら前月比減少した 業種別にみると 輸送機械は 自動車部品を中心に緩やかに増加している 電子部品 デバイス はん用 生産用機械 (

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(2) 住宅投資 住宅投資は 横ばい圏内で推移している 新設住宅着工戸数の内訳をみると 持家は 増加に転じてきている 貸家 や分譲は 水準を切り下げている (3) 設備投資設備投資は 受注や収益の好調を背景に水準を切り上げている 建設投資の先行指標である建築着工床面積 ( 非居住用 ) は 振れがあ

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

( 平成 31 年 1 月判断 ) 平成 31 年 1 月 財務省北陸財務局 富山財務事務所 富山市丸の内 1 丁目 5 番 13 号 ( 富山丸の内合同庁舎 5 階 ) TEL(076) ( 財務課直通 )

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平成 31 年 1 月 17 日東北経済産業局 管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 ( 平成 30 年 11 月分 ) ~ 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している ~ 鉱工業生産 : 個人消費 : 住宅着工 : 公共投資 : 設備投資 : 持ち直しの動きとなっている足踏み状態とな

道南金融経済概況2018年7月(2018年7月2日公表分)

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 27 年 1 月 15 日 < 管内の経済動向 > ~26 年 11 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 緩やかな持ち直し傾向にあるものの 一部に弱い動きがみられる 鉱工業生産 : 生産は一進一退で推移している 個人消費 : 持ち直し傾向にある

道南金融経済概況2018年9月(2018年9月7日公表分).docx

2911金融経済概観

3003金融経済概観

1. 総論 総括判断 都内経済は 回復している 項目前回 ( 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断回復している 回復している ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 1 月判断以降 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判断している ( 判断の要点 ) 個人消費

道南金融経済概況30年11月(2018年11月6日公表分)

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復しつつある 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 緩やかに回復しつつある ( 注 )3 年 7 月判断は 前回 4 月判断以降 足下 (7 月末 ) の状況までを含めた期間で判断して

道南金融経済概況2018年10月(2018年10月1日公表分)

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 平成

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに改善 緩やかに改善 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 生産緩やかな上昇傾向 ( ) 2 か月 個人消費足踏み状態 緩やかな持ち直しの動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 18 か月ぶり ) 設備投

金融経済概観2909

1. 総論 総括判断 県内経済は 回復しつつある 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 回復しつつある ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 29 年 1 月判断以降 3 年 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判

最近の県内経済情勢は 回復しつつある 前回 (30 年 4 判断 ) 前回比較 今回 (30 年 7 判断 ) 総括判断回復しつつある 回復しつつある 総括判断の要点 個人消費は 百貨店 スーパーで底堅いものとなっており コンビニエンスストアで堅調となっているほか ドラッグストア販売で前年を上回って

関西の景気動向 2013 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直しのペースがひところと比べて鈍化している 輸出 ( 円ベース )

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 28 年 8 月 12 日 < 管内の経済動向 > ~28 年 6 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している 鉱工業生産 : 生産は一進一退となっている 個住 人宅 消着 費 : 個人消費は足踏

関西の景気動向 2013 年 5 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直している 輸出は 円安が進み 米国経済も回復基調をたどるなど 環境が

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 22 か月 生産高水準で推移 13 か月 個人消費持ち直し 5 か月 設備投資増加 9 か月 公共投資一服感増加の動き ( ) 1 か月 住宅投資一進一退の動き 7 か月 貿易輸出 輸入とも前年を上回る - 雇 用 着実に改善しており 労働需給の引き締

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復している 項目前回 (3 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 4 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 緩やかに回復している 前回比較 ( 注 )3 年 4 月判断は 前回 1 月

令和元年 7 月 22 日 北陸地域の総合経済動向 ~ 一部に弱い動きがみられるものの 改善している ~ 経済概況 令和元年 5 月指標を中心として 鉱工業生産指数は 高水準で推移しているものの 一部に弱い動きがみられる 個人消費は 持ち直している 設備投資は 高水準で横ばいとなっている 住宅投資は

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 2 か月 生産高水準で推移 11 か月 個人消費持ち直し 3 か月 設備投資増加 7 か月 公共投資堅調 一服感 ( ) 1 か月 ( 下方修正は 14 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の動き 5 か月 貿 易 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回る 輸

富山県金融経済クォータリー2011年春

2907金融経済概観

九経マンスリー ( 平成 3 年 2 月 ) 平成 3 年 4 月 12 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続のマイナス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要が

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 18 か月 生産高水準で推移 9 か月 個人消費緩やかに持ち直し 持ち直し ( ) 1 か月 ( 上方修正は 1 か月ぶり ) 設備投資増加 5 か月 公共投資持ち直しの動き 堅調 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の

九経マンスリー ( 平成 29 年 11 月 ) 平成 3 年 1 月 16 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は13 か月連続のプラス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

関西経済レポート (2019 年 9 月 ) 令和元年 (2019 年 )9 月 30 日 ~ 輸出減少が継続 インバウンド消費はプラスの伸びを維持 ~ 足元の経済情勢と当面の見通し 関西経済は輸出 生産が斑模様であるが 内需が下支えとなり底堅く推移している 企業部門では 輸出は中国経済の減速等によ

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< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 17 か月 生産高水準で推移 8 か月 個人消費緩やかに持ち直し 1 か月 設備投資増加 4 か月 公共投資持ち直しの動き 7 か月 住宅投資一進一退の動き 2 か月 貿 易輸出 輸入ともに前年を上回る 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回 る - 雇

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 16 か月 生産高水準で推移 7 か月 個人消費緩やかに持ち直し 9 か月 設備投資増加 3 か月 公共投資持ち直しの動き 6 か月 住宅投資弱含み 一進一退の動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 34 か月ぶり ) 貿易輸出 輸入ともに前年を上回る

2809金融経済概観

2014~2016年度 東海経済見通し

東京都の経済情勢報告 平成 31 年 1 月 30 日 財務省関東財務局 東京財務事務所 掲載した経済指標等については速報値を含む

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概況2011年12月

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Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 全国 18 年度計画 全

P6において修正が入りました H P7において修正が入りました H 管内の経済動向 平成31年2月 12月のデータを中心に 管内経済は 改善している 今月のポイント 生産活動は 化学工業 除 医薬品 をはじめ10業種で低下したことから 3か月ぶりの低下となった 個人消費は

不動産経済 表紙OL

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 17 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 18 年度計画 全産業 3.9

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 7 月豪雨の影響を受けたものの 全体では緩やかに回復している 項目前回 ( 平成 7 月判断 ) 今回 ( 平成 1 月判断 ) 総括判断 平成 7 月豪雨前は 緩やかに回復していたが 現時点では まずは豪雨による地域への影響全体について十分に把握する必要があ

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統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動

中小企業の動向

九経マンスリー ( 平成 3 年 9 月 ) 平成 3 年 11 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続の増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する

高値となった後 下がり始めた 前述の通り CI 一致指数は 生産や雇用など様々な経済指標を統合し算出されている そのため CI 一致指数の上昇 下降にどの指標 が寄与しているのかについても 内閣府は詳細に発表している 表 1は 各指標がCI 一致指数に対してプラスに寄与したのか マイナスに寄与したの

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管内経済概況判断の推移 ( 平成 年 月現在 ) 発表 月 月 月 月 月 月 月 前月との判断比較 総 括判断 持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している持ち直している 全 国 景気は 一部に改善の遅れ もみられるが 緩やかな回 復基調が続いている 景気は 緩やかな回復

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 総じて弱い動き 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) ( 単位 :%) 16 年度 17 年度 18 年度 実績 実績 実績 計画 29

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県内経済は 緩やかに持ち直している なお 足下では 自動車向けなどの受注の増加や消費者マインドの改善の声が聞かれるなど 引き続き緩やかに持ち直している 総括判断 前回 ( 7-9 月 ) 持ち直しつつある 今回 ( 1-12 月 ) 緩やかに持ち直している 前回比較 足下の動き自動車向けなどの受注の

九経マンスリー ( 平成 3 年 8 月 ) 平成 3 年 1 月 1 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月ぶりの増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

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PowerPoint プレゼンテーション

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関西の景気動向 2016 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 総じてみれば足踏み状態が続いている 鉱工業生産は横ばい程度の推移にとどま

トピックス

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

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月例経済報告

管内経済は、緩やかに回復している (平成18年7月分以降7か月連続)

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1. 世界経済 (1) 世界経済の成長率は 216 年度第 1 四半期をボトムに上昇 先行きも緩やかに伸びを高める見通し ( 前年比 寄与度 %) 平均成長率 (198 年 ~217 年 ):+3.5% IMF 予測 IMF 予測 ( 前年比 %) 17 年

平成 22 年基準 秋田県鉱工業生産指数月報 平成 30 年 12 月分 鉱工業生産指数の推移 季節調整済指数全国 東北 : 平成 27 年 =100 秋田 : 平成 22 年 =

Economic Indicators   定例経済指標レポート

月例経済報告

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は

不動産経済 表紙OL

個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売高 スーパー売高は 全店ベースで前年同期を 年 月期の個人消費関連 は スーパー売高が 全店ベース ( 前年同期比.% 増 ) は 新規出 回り 既存店ベースは 前年同期を下回る 百貨店売高は前年同期を回る 店効果などにより 前年同期を回 りました 品目

1. 最近の札幌経済の概況 平成 26 年 7 月 - 平成 26 年 8 月の統計データをもとに 札幌経済の概況を総括しています (1) 札幌の経済概況 (3) 参考 ( 他機関の概況判断 ) 最近の札幌経済は 緩やかな持ち直し基調にあるものの 一部に弱い動きが全国の動向みられます 項目 内閣府

管内経済概況判断の推移 ( 平成 年 月現在 ) 発表 月 平成 年 月 月 月 月 月 月 前月との判断比較 総 括判断 持ち直している 持ち直している 持ち直している 持ち直しているものの 足 下に北海道胆振東部地震の 影響がみられる 北海道胆振東部地震の影響により 一部に弱さがみられる 北海道

九経マンスリー ( 平成 3 年 7 月 ) 平成 3 年 9 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月ぶりの減少 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必

月初の消費点検(3/4)~消費税増税の判断を控えて~

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( 億円 ) ( 億円 ) 営業利益 経常利益 当期純利益 2, 15, 1. 金 16, 額 12, 12, 9, 営業利益率 経常利益率 当期純利益率 , 6, 4. 4, 3, 2.. 2IFRS 適用企業 1 社 ( 単位 : 億円 ) 215 年度 216 年度前年度差前年度

中国:PMI が示唆する生産・輸出の底打ち時期

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Transcription:

公表時間 1 月 12 日 ( 金 )11 時 30 分 東海 3 県の金融経済動向 (2018 年 1 月 ) 2018 年 1 月 12 日日本銀行名古屋支店 概況 東海 3 県の景気は 拡大している 最終需要の動向をみると 輸出は増加している 設備投資は着実に増加を続けている 個人消費は緩やかに回復している 住宅投資は横ばい圏内の動きとなっている この間 公共投資は増加基調にある こうした中で 生産は増加している また 雇用 所得情勢をみると 労働需給が 引き締まっているほか 雇用者所得は改善を続けている この間 消費者物価 ( 除く 生鮮食品 ) の前年比は 1% 程度となっている 先行きについては 海外経済を巡る不確実性や為替 金融資本市場の動向が企業 家計のマインドや支出行動に及ぼす影響 各種政策の効果等を注視していく必要があ る 金融面をみると 東海 3 県の金融機関 ( 国内銀行 + 信金 ) の貸出は 資金需要が持 ち直している中 前年比伸び率が +2% 台となっている また 預金は 個人預金 法人預金ともに増加しており 前年比伸び率が +2% 台となっている 東海 3 県とは 愛知県 岐阜県および三重県を指します 本稿の内容について 商用目的で転載 複製を行う場合 ( 引用は含まれません ) は 予め日本銀行名古屋支店までご相談ください 引用 転載 複製を行う場合は 出所を明記してください なお 本稿は 日本銀行名古屋支店のホームページ (http://www3.boj.or.jp/nagoya/) でもご覧頂けます 1

実体経済 物価 (1) 現状判断 関連統計の動き 生産 輸出 増加している 増加している 鉱工業生産は 4~6 月に続き 7~9 月も前期比増加した後 10 月は小幅ながら前月比減少した 業種別にみると 輸送機械は 自動車部品を中心に緩やかに増加している 電子部品 デバイス はん用 生産用機械 ( 工作機械等 ) は 増加している 鉄鋼 化学は 横ばい圏内の動きとなっている 輸出は 4~6 月に続き 7~9 月も前期比増加した後 10 月は前月比減少したが 11 月は増加した 主要品目別にみると 自動車 同部品は 中国向け部品を中心に緩やかに増加している 資本財等は 工作機械を中心に増加している 設備投資着実に増加を続けている 短観をみると 2017 年度については 製造業では 幅広い業種で維持 更新投資や新製品 省力化対応投資を実施していることなどから 前年を上回る計画となっている 非製造業でも インフラ関連投資の増加などから 前年を上回る計画となっている 先行指標をみると 11 月の非居住用建築着工床面積と工作機械国内受注額は前年を上回った 雇用 所得 労働需給が引き締まっているほか 雇用者所得は改善を続けている 労働需給をみると 失業率は低水準となっている 有効求人倍率は上昇基調にある 常用労働者数 一人当たり名目賃金がともに前年を上回ったため 10 月の雇用者所得は増加した 個人消費 緩やかに回復している 各種売上指標をみると 百貨店売上高は 好調に推移している スーパー売上高は 前年を下回っているが 食料品を中心に持ち直しの動きがみられる 家電量販店売上高は 白物家電を中心に増加している 乗用車販売台数は 横ばい圏内で推移している 旅行取扱額は 下げ止まっている また ボーナス商戦や初売り等をみると 年末年始における個人消費は総じて堅調であった模様である 消費者心理関連指標は 横ばい圏内の動きとなっている 住宅投資 横ばい圏内の動きとなっている 新設住宅着工戸数は 10 月に前月比減少した後 11 月は増加した 利用関係別にみると このところ振れが大きくなっているが 11 月は持家 分譲 貸家とも増加した 公共投資増加基調にある 発注の動きを示す公共工事請負金額は 7~9 月に前期比減少した後 10 月は前月比増加し 11 月は小幅に減少した 既発注分を含めた公共投資は増加基調にある 2

実体経済 物価 (2) 物価 前年比は1% 程度となっている 消費者物価 ( 除く生鮮食品 ) の前年比は 食料品や電気代 ガス代等が前年を上回っていることから 1% 程度となっている 金融 貸出貸出約定平均金利預金 現状判断前年比伸び率が+2% 台となっている引き続き低下傾向にある前年比伸び率が+2% 台となっている 関連統計の動き東海 3 県の金融機関 ( 国内銀行 + 信金 ) の11 月の貸出は 資金需要が持ち直している中 前年比伸び率が+2% 台となっている ( 末残前年比 9 月 :+3.0% 10 月 :+2.5% 11 月 : +2.0%) 東海 3 県の地元地域銀行の 11 月の貸出約定平均金利 ( ストックベース 総合 ) は 積極的な貸出姿勢に変化はなく 引き続き低下している (9 月 :0.889% 10 月 :0.886% 11 月 : 0.882%) また 地元信金も同様に低下している(9 月 :1.263% 10 月 :1.260% 11 月 :1.256%) 東海 3 県の金融機関 ( 国内銀行 + 信金 ) の 11 月の預金は 個人預金 法人預金ともに増加しており 前年比伸び率が+2% 台となっている ( 末残前年比 9 月 :+3.8% 10 月 :+3.1% 11 月 :+2.8%) 以上 3

( 図表 1-1) 東海 3 県の主要経済指標 (1) 輸出 ( ) 内は全国 実質輸出 -0.4 0.6-0.0 0.8 3.0 n.a. -1.4-1.0 4.8 n.a. < 季調済前期比 %> ( 1.0 )( 4.0 ) ( 2.8 ) ( -0.5 )( 1.9 )( n.a. ) ( -5.4 )( 2.6 )( 5.1 )( n.a. ) 実質輸入 -0.2-3.5 1.0-1.4 1.5 n.a. -2.4 r -2.2 r 10.4 n.a. < 季調済前期比 %> ( 1.7 )( -0.4 ) ( 0.9 ) ( 2.9 )( -1.5 )( n.a. ) ( -3.7 )( 1.5 )( 3.9 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 名古屋税関 財務省 日本銀行 設備投資 13 年度実績 14 年度実績 15 年度実績 16 年度実績 17 年度計画 * 前回調査 設備投資額 ( 全産業 ) -4.8 8.5 14.2 6.6 11.3 10.8 < 前年比 %> ( 5.3 ) ( 4.6 ) ( 3.9 ) ( 0.3 ) ( 9.0 )( 8.1 ) 非居住用建築着工床面積 -4.2-0.3 12.7 4.1 6.9 n.a. 19.2 11.0 40.6 n.a. < 前年比 %> ( -5.0 )( 2.7 ) ( 5.1 ) ( 2.3 )( 6.4 )( n.a. ) ( 6.9 )( 16.2 )( 6.3 )( n.a. ) 工 作 機 械 受 注 10.0-10.5 3.9 16.1 14.9 n.a. 33.0 29.0 22.6 n.a. < 前年比 %> ( 9.9 )( -8.2 ) ( 0.8 ) ( 21.5 )( 20.1 )( n.a. ) ( 34.0 )( 37.1 )( 20.8 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 日本銀行 国土交通省 中部経済産業局 日本工作機械工業会 個人消費 百 貨 店 売 上 高 -0.4-3.4-0.3 5.4 6.1 n.a. 13.3 2.5 8.9 n.a. < 前年比 %> ( 0.5 ) ( -2.9 ) ( -1.2 ) ( 0.9 ) ( 1.4 ) ( n.a. ) ( 4.2 ) ( -0.5 ) ( p 3.6 ) ( n.a. ) スーパー売上高 0.6-0.4-2.2-1.5-1.2 n.a. -1.3-1.4 n.a. n.a. < 前年比 %> ( 0.3 ) ( 0.1 ) ( -1.6 ) ( -0.1 ) ( 0.4 ) ( n.a. ) ( 0.8 ) ( -0.9 ) ( p 0.2 ) ( n.a. ) 家電大型専門店販売額 -7.2-0.7 1.8 3.9 6.9 n.a. 3.1-1.3 p 6.4 n.a. < 前年比 %> ( -6.3 ) ( -1.5 ) ( 1.5 ) ( 1.1 ) ( 5.8 ) ( n.a. ) ( 1.2 ) ( -0.6 ) ( p 5.6 ) ( n.a. ) 乗用車販売台数 ( 含軽 ) -7.2 4.2 6.8 12.2-0.1 n.a. -0.0-3.5 1.3 n.a. < 前年比 %> ( -7.6 ) ( 3.1 ) ( 7.8 ) ( 13.2 ) ( 4.1 ) ( n.a. ) ( 5.3 ) ( -1.1 ) ( -2.6 ) ( n.a. ) 旅 行 取 扱 額 0.3-3.3 0.3-2.0-3.4 n.a. -5.9 n.a. n.a. n.a. < 前年比 %> ( 3.2 ) ( -2.3 ) ( 0.9 ) ( 5.2 ) ( 2.0 ) ( n.a. ) ( 1.3 ) ( p 1.9 ) ( n.a. ) ( n.a. ) ( 資料出所 ) 中部経済産業局 経済産業省 日本自動車販売協会連合会 全国軽自動車協会連合会 中部運輸局 国土交通省 住宅投資 新設住宅着工戸数 8.1 8.4 8.5 8.4 8.6 n.a. 8.9 8.3 9.8 n.a. < 季調済年率万戸 > ( 92 )( 97 ) ( 97 ) ( 100 )( 96 )( n.a. ) ( 95 )( 93 )( 95 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 国土交通省 公共投資 公共工事請負金額 -1.3-1.6 25.3-13.7-7.9 n.a. -18.3 41.2-2.2 n.a. < 季調済前期比 %> ( -3.8 )( 4.1 ) ( 8.0 ) ( -1.1 )( -10.3 )( n.a. ) ( -1.8 )( 7.8 )( 1.6 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 北海道建設業信用保証 東日本建設業保証 西日本建設業保証

( 図表 1-2) 東海 3 県の主要経済指標 (2) 生産 ( ) 内は全国 鉱 工 業 生 産 -0.5 0.6-1.3 4.0 3.3 n.a. -1.3-0.5 n.a. n.a. < 季調済前期比 %> ( -0.9 ) ( 1.1 )( 0.2 )( 2.1 )( 0.4 )( n.a. )( -1.0 )( 0.5 )( p 0.6 )( n.a. ) 同 出 荷 -0.3 1.0-1.5 3.5 3.1 n.a. -2.0-0.9 n.a. n.a. < 季調済前期比 %> ( -1.1 ) ( 0.8 )( -0.1 )( 1.5 )( 0.4 )( n.a. )( -2.5 )( -0.4 )( p 2.4 )( n.a. ) 同 在 庫 -1.2-11.8-3.2-3.8-1.9 n.a. -1.7 1.2 n.a. n.a. < 季調済前期比 %> ( 1.1 ) ( -4.0 )( 2.2 )( -0.5 )( -1.6 )( n.a. )( 0.0 )( 3.2 )( p -1.0 )( n.a. ) 同 在 庫 率 133.2 130.2 113.6 110.6 118.6 n.a. 121.5 123.5 n.a. n.a. <10 年 =100 季調済 > ( 114.9 ) ( 112.9 )( 111.5 )( 112.5 )( 110.7 )( n.a. )( 110.3 )( 114.2 )( p 110.9 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 中部経済産業局 経済産業省 雇用 所得 完 全 失 業 率 2.6 2.5 2.4 2.4 2.5 n.a. - - - - < 季調済 %> ( 3.4 ) ( 3.1 )( 2.9 )( 2.9 )( 2.8 )( n.a. )( 2.8 )( 2.8 )( 2.7 )( n.a. ) 有 効 求 人 倍 率 1.52 1.64 1.69 1.80 1.80 n.a. 1.79 1.81 1.82 n.a. < 季調済倍 > ( 1.23 ) ( 1.39 ) ( 1.44 )( 1.49 )( 1.52 )( n.a. )( 1.52 )( 1.55 )( 1.56 )( n.a. ) 雇 用 者 所 得 2.2 0.8 0.7 1.5 1.3 n.a. 1.7 0.8 n.a. n.a. < 前年比 %> ( 2.3 ) ( 2.6 ) ( 2.6 )( 3.1 )( 2.9 )( n.a. )( 3.7 )( r 3.0 )( p 3.6 )( n.a. ) 常 用 労 働 者 数 1.1 0.5 0.5 0.7 0.5 n.a. 0.6 0.4 n.a. n.a. < 前年比 %> ( 2.1 ) ( 2.2 ) ( 2.3 )( 2.6 )( 2.6 )( n.a. )( 2.7 )( 2.7 )( p 2.6 )( n.a. ) 一人当たり名目賃金 1.1 0.3 0.2 0.8 0.8 n.a. 1.2 0.4 n.a. n.a. < 前年比 %> ( 0.2 ) ( 0.4 ) ( 0.2 )( 0.5 )( 0.2 )( n.a. )( 0.9 )( r 0.2 )( p 0.9 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 総務省 愛知労働局 岐阜労働局 三重労働局 厚生労働省 日本銀行 愛知県 岐阜県 三重県 倒産 倒 産 件 数 -9.4 1.2 0.0 3.6 4.0 8.7 14.0-4.5 23.3 8.8 < 前年比 %> ( -9.0 ) ( -3.4 ) ( -3.0 )( 2.7 )( -2.6 )( n.a. )( 4.6 )( 7.3 )( -2.3 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 東京商工リサーチ 物価 消費者物価 < 除く生鮮食品 > 0.0-0.4 0.2 0.4 0.6 n.a. 0.7 0.8 1.0 n.a. < 前年比 %> ( 0.0 ) ( -0.2 )( 0.2 )( 0.4 )( 0.6 )( n.a. )( 0.7 )( 0.8 )( 0.9 )( n.a. ) ( 資料出所 ) 総務省

( 注 ) 1. 特に断りのない限り 愛知 岐阜 三重の3 県ベース 2. 各季節調整済計数において年次計数は 原計数もしくは原計数前年比 3. 実質輸出 ( 入 ) 新設住宅着工戸数 公共工事請負金額 有効求人倍率の季節調整済計数については 全国ベースの計数が季節調整替えを行った時点で X-12-ARIMAを用いた季節調整替えを行う その際 毎年 12 月まで ( 公共工事請負金額は3 月まで ) のデータをインプットデータとして季節調整替えを行うほか その後 1 年間は季節要素の予測値を用いて季節調整済計数を算出 4. 実質輸出 ( 入 ) は 名古屋税関管内 ( 東海 3 県に長野 静岡を加えた5 県 ) のうち 愛知 岐阜 三重 長野の4 県分 実質輸出 ( 入 ) は 通関輸出 ( 入 ) 金額を輸出 ( 入 ) 物価指数で各々デフレートし 指数化したもの 5. 設備投資額 ( 全産業 ) の17 年度計画は 17 年 12 月の企業短期経済観測調査結果 含むソフトウェア投資額 除く土地投資額ベース なお * は15 年 3 月の調査対象企業見直し前のベース 6. 工作機械受注は 中部経済産業局管内 ( 東海 3 県に富山 石川を加えた5 県 ) 主要 8 社の工作機械国内受注額 全国は 日本工作機械工業会が集計した受注総額のうち内需計 7. 百貨店売上高およびスーパー売上高は 既存店ベース 百貨店売上高は 名古屋市内に店舗を有する5 百貨店の売上高を当店にて集計したベース スーパー売上高は 愛知県ベース 8. 百貨店売上高 スーパー売上高 家電大型専門店販売額の年次計数は 暦年ベース 9. 旅行取扱額は 中部運輸局管内 ( 東海 3 県に静岡 福井を加えた5 県 ) 主要旅行会社の取扱額合計 10. 公共工事請負金額は 東海 3 県を工事場所とする公共工事に対応する請負金額 11. 鉱工業生産は 3 県ベース 同出荷 同在庫 同在庫率は 東海 3 県に富山 石川を加えた5 県ベース なお 在庫の年度 四半期の数値は 年度末 期末値 12. 完全失業率は 東海 3 県に静岡を加えた4 県ベース なお 同計数の年次計数は暦年ベース 13. 雇用者所得は 常用雇用者数 ( 指数 ) と一人当たり名目賃金 ( 指数 ) を乗じて算出したもの 常用労働者数 一人当たり名目賃金は 事業所規模 5 人以上ベース 14. 消費者物価は 東海の指数 すなわち 東海 3 県に静岡を加えた4 県ベース 消費者物価の管内の四半期の前年同期比は指数から作成 なお 16 年 1 月以降は新基準 (15 年基準 ) ただし 15 年度は旧基準 (10 年基準 ) 15. pは速報値 rは訂正 改訂値

東海 3 県の金融指標 ( 図表 2) 貸出 ( 単位 : 前年比 % 億円 ) 直近残高 東海 3 県店舗ベース 1.5 3.0 3.0 3.2 3.0 n.a. 3.0 2.5 2.0 n.a. 361,148 都銀等 -2.2 2.5 2.5 2.5 1.2 n.a. 1.2-0.4-3.0 n.a. 75,415 地域銀行 2.7 3.6 3.6 4.2 4.1 n.a. 4.1 4.1 4.2 n.a. 180,061 地銀 2.8 3.5 3.5 4.0 4.1 n.a. 4.1 4.2 4.4 n.a. 120,233 地銀 Ⅱ 2.4 3.9 3.9 4.6 4.2 n.a. 4.2 3.8 3.8 n.a. 59,827 信金 2.5 2.3 2.3 2.2 2.4 n.a. 2.4 2.0 1.9 n.a. 105,672 貸出約定平均金利 ( 単位 : 前期差 % ポイント %) 新規 ストック 直近金利 地元地域銀行 -0.168-0.011 0.024 0.106-0.041 n.a. -0.092 0.022 0.020 n.a. 0.955 地元信金 -0.106-0.116-0.219 0.216-0.101 n.a. -0.093 0.135 0.011 n.a. 1.341 地元地域銀行 -0.098-0.110-0.019-0.016-0.018 n.a. -0.008-0.003-0.004 n.a. 0.882 地元信金 -0.110-0.141-0.030-0.023-0.022 n.a. -0.008-0.003-0.004 n.a. 1.256 預金 ( 単位 : 前年比 % 億円 ) 直近残高 東海 3 県店舗ベース 3.4 3.1 3.1 3.3 3.8 n.a. 3.8 3.1 2.8 n.a. 750,563 都銀等 4.7 4.4 4.4 4.9 5.5 n.a. 5.5 4.8 3.9 n.a. 265,662 地域銀行 1.7 2.5 2.5 3.0 3.1 n.a. 3.1 2.1 2.3 n.a. 264,990 地銀 2.2 2.8 2.8 3.2 3.4 n.a. 3.4 2.7 2.7 n.a. 171,544 地銀 Ⅱ 0.8 2.0 2.0 2.6 2.4 n.a. 2.4 1.1 1.6 n.a. 93,445 信金 3.9 2.5 2.5 1.8 2.7 n.a. 2.7 2.1 2.0 n.a. 219,911 一般預金 2.1 3.6 3.6 3.7 4.4 n.a. 4.4 3.5 3.2 n.a. 504,756 一般法人 5.2 7.5 7.5 6.7 8.8 n.a. 8.8 5.6 4.8 n.a. 157,273 個人 0.9 1.9 1.9 2.5 2.6 n.a. 2.6 2.6 2.5 n.a. 347,483 公金預金 33.1-0.3-0.3 7.8 2.8 n.a. 2.8 3.2 3.5 n.a. 17,682 銀行券受払高 ( 単位 : 億円 ) 銀行券受入高 47,119 47,615 13,340 12,289 11,753 10,956 3,696 3,914 3,736 3,306 銀行券支払高 49,113 48,768 10,250 11,632 12,068 16,384 3,556 4,361 4,388 7,634 銀行券受 (-) 払超高 1,994 1,153-3,089-657 315 5,427-140 446 652 4,328 ( 資料出所 ) 日本銀行名古屋支店 全国信用金庫協会

( 注 ) < 貸出 預金 > 1. 貸出 預金の 東海 3 県店舗ベース は 国内銀行 ( 銀行本体の設立根拠が国内法に準拠している銀行 <ゆうちょ銀行除く>) の東海 3 県 ( 愛知 岐阜 三重の3 県 ) 内店舗と 東海 3 県内に本店を置く信金の合計 ( 末残ベース ) 2. 貸出 預金の 東海 3 県店舗ベース は 銀行勘定のみ集計 ( オフショア勘定を除く ) 3. 貸出の 東海 3 県店舗ベース は 中央政府向けを含まない 4. 預金の 一般預金 公金預金 は 国内銀行の東海 3 県店舗ベース < 貸出約定平均金利 > ( 地元地域銀行 ) 1. 地元地域銀行 は 東海 3 県に本店を置く 地銀 地銀 Ⅱの貸出金利を貸出金残高で加重平均したもの 2. 新規は 当該月中において実行した貸出 ( 書替継続を含む ) にかかるものをいい 銀行勘定の円貨貸出のうち 当座貸越 金融機関向け貸出 銀行裏書手形 手形割引市場関係分を除いたもの 3. ストックは 銀行勘定の円貨貸出のうち 金融機関向け貸出 銀行裏書手形 手形割引市場関係分を除いたもの ( 地元信金 ) 1. 地元信金 は 東海 3 県に本店を置く信金の貸出金利を貸出金残高で加重平均したもの 2. 新規は 当該月中において実行した貸出 ( 書替継続を含む ) にかかるものをいい 当座貸越を除いたもの 3. ストックは 貸出金 ( 割引手形 手形貸付 証書貸付 当座貸越 ) にかかるもの < 銀行券受払高 > 1. 銀行券受払高 は 東海 3 県において本行が取引先金融機関や官庁 個人等に対して銀行券を受払いした額 2. 銀行券受(-) 払超高 は 銀行券支払高から銀行券受入高を引いたもの マイナス表示は受入超を 無表示は支払超を表す