調査概要 調査目的 : 調査方法 : 調査対象 : 調査期間 : 兼業 副業に対する企業の意識調査 電話調査法 2,000 社 帝国データバンクが所持している企業データより全国の中小 中堅 大企業をランダム抽出 ( 社員規模は 10 名以上 ) 2017 年 1 月 6 日 ~1 月 27 日 集計

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結  果  の  概  要

平成 21 年経済センサス 基礎調査確報集計結果 (2) 産業分類別 - 従業者数 ( 単位 : 人 %) 北海道 全国 従業者数従業者数 (*2 (*2 A~S 全産業 A~R 全産業 (S 公務を除く )

事業所

平成26年経済センサス‐基礎調査(確報)結果の公表

(Microsoft Word - 11 \212T\227v\201i\216\226\213\306\217\212\201j.doc)

< アンケート結果 > 健康経営等に関する設問 Q. 貴社において 改善 解決したい課題はありますか Q. 貴社において 従業員が健康的に働けるよう独自に取り組んでいること ( または今後 取り組んでみたいことは何ですか Q. ご自身の健康のために独自に取り組んでいること ( または今後取り組んでみ

Ⅰ 事業所に関する集計 1 概況平成 26 年 7 月 1 日現在の本道の事業所数 ( 国及び地方公共団体の事業所を含む 事業内容不詳の事業所を含む ) は 25 万 3,139 事業所 従業者数は 245 万 7,843 人となっており 全国順位は 事業所数 従業者数ともに 東京都 大阪府 愛知県

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若年者雇用実態調査

目次 平成 30 年 6 月環境経済観測調査地域別統計表 ページ 表 A 地域別対象企業数及び回答率 1 表 1-1 我が国の環境ビジネス全体の業況 主業別 2 表 1-2 発展していると考える環境ビジネス 4 表 2-1(1) 現在行っている環境ビジネス数 主業別 6 表 2-1(2) 現在行って

山形県富山県秋田県福井県群馬県福島県島根県鳥取県長野県栃木県宮崎県新潟県佐賀県石川県岩手県山梨県岐阜県青森県徳島県茨城県三重県大分県山口県香川県熊本県岡山県鹿児島県沖縄県静岡県高知県和歌山県宮城県愛媛県長崎県滋賀県北海道愛知県福岡県広島県奈良県兵庫県千

①-1公表資料(本文 P1~9)

経済センサス活動調査速報

Microsoft Word - コピー ~ (確定) 61発表資料(更新)_

第 18 表都道府県 産業大分類別 1 人平均月間現金給与額 ( 平成 27 年平均 ) 都道府県 鉱業, 採石業, 砂利採取業建設業製造業 円円円円円円円円円 全国 420, , , , , , , ,716 28

29付属統計表(全体)

第 2 章 我が国における IT 関連産業及び IT 人材の動向 1. IT IT IT 2-1 IT IT 大分類 A 農業, 林業 B 漁業 C 鉱業, 採 業, 砂利採取業 D 建設業 E 製造業 F 電気 ガス 熱供給 水道業 G 情報通信業 H 運輸業, 郵便業 I 卸売業, 小売業 J

経済センサス活動調査速報

所4. 事業所 1. 経営組織別全事業所数 男女別従業者数 総 数 事業所数 1km ( 人 ) 当たり市区町村従業者数 ( 事業内容等事業所数不詳を含む ) ( 注 ) 事業所数事業所数男女 従業者数 鹿 児 島 県 82,752 81, , , ,505 9.

28付属統計表(全体)

第三章:保育士の就業・就職行動と意識

ワークス採用見通し調査

26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

鎌倉市

調査結果 外国人労働者の受入れについて 自分の職場に外国人労働者が いる 28% 情報通信業では 48% が いる と回答 全国の 20 歳 ~69 歳の働く男女 1,000 名 ( 全回答者 ) に 職場における外国人労働者の受入れ状況や外国人労働者の受入れに対する意識を聞きました まず 全回答者

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平成25年毎月勤労統計調査

30付属統計表(全体)

平成 29 年度 高校 中学新卒者のハローワーク求人に係る 求人 求職状況 取りまとめ ~ 高校生の求人倍率は 2.08 倍 求人数は前年比 15.7% 増 ~ 厚生労働省は このほど 平成 30 年 3 月に高校や中学を卒業する生徒について 平成 29 年 7 月末現在の公共職業安定所 ( ハロー

目次 第 1 章 調査概要 調査の背景と目的 調査内容 調査期間 調査方法 アンケート調査 訪問調査... 6 第 2 章 アンケート調査 回収数 回答企業の属性...

28付属統計表(全体)

所4. 事業所 1. 経営組織別全事業所数 男女別従業者数 総 数 事業所数 1km 市区町村従業者数 ( 人 ) 当たり ( 事業内容等事業所数不詳を含む ) ( 注 ) 事業所数事業所数従業者数男女 鹿 児 島 県 82,752 81, , , ,505 9.

< 結果の要約 > 1. 概況 平成 21 年 7 月 1 日現在の我が国の企業グループ数は2 万 7 千 会社企業 180 万 7 千企業のうち 企業グループに属する会社企業数は9 万企業 (%) 子会社数は6 万 3 千社で 1 企業グループ当たりの子会社数は2.4 社 会社企業の従業者 412

129

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

厚生労働省発表

学生の確保の見通し等を記載した書類

2010 年 12 月環境経済観測調査統計表 目次 ページ 表 1(1) 主業別 資本金別対象企業数及び回答率 1 表 1(2) 主業別 資本金別回答企業数及び構成比 1 表 2-1 我が国の環境ビジネス全体の業況 資本金別 主業別 2 表 2-2 発展していると考える環境ビジネス 資本金別 主業別

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 20 年 300, , ,080 48, , ,954 60, , ,246 32,505 平

第 10 表 産業大中分類別, 性別, 常用労働者の1 人平均月間現金給与額 規模 5 人以上 TL 調査産業計 年次及び月次 平成 17 年 313, , ,854 50, , ,534 61, , ,321 36,193 平

平成24年経済センサス-活動調査

Ⅲ 卒業後の状況調査 1 中学校 (1) 卒業者数平成 29 年 3 月の中学校卒業者数は 7 万 8659 人で 前年度より 655 人 (0.8%) 減少している [ 表 57 図 25 統計表 ] 専修学校 ( 一般課程 ) 等入学者 58 人 (0.1%) 専修学校 (

建設工事受注動態統計調査報告 ( 平成 26 年度計分 ) 公共機関からの受注工事 (1 件 500 万円以上の工事 ) 時系列表については,9,10 ページ参照 26 年度の公共機関からの受注工事額は 16 兆 2,806 億円で, 前年比 4.3% 増加した うち 国の機関 からは 5 兆 7,

 

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1

Ⅲ 働く女性に関する対策の概況(平成15年1月~12月)

都道府県別有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 令和元年 5 月 広島 東京 岡山 福井 岐阜 愛知 富山 石川 香川 大阪 鳥取 群馬 三重 長野 新潟 島根 宮城 愛媛 京都 茨城 山口 熊本 福岡 大分 静岡 徳島 山形 福島 宮崎 秋田 奈良 栃木 和歌山 兵庫 岩手 山梨 千葉 鹿児島 埼玉

結果概要 Ⅰ 人手不足への対応について 1. 人員の過不足状況について 社 % 不足している 1, 過不足はない 1, 過剰である 合計 2, 全体では 半数以上の企業が 不足している と回答 n =2,

2015 年 6 月 19 日 ジェトロバンコク事務所 タイ日系企業進出動向調査 2014 年 調査結果について ~ 日系企業 4,567 社の活動を確認 ~ 1. 調査目的 タイへの日系企業の進出状況については 2008 年当時の状況について ( 独 ) 中小企業基盤 整備機構が タイ日系企業進出

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国勢調査結果の農業集落別集計論理書 国勢調査結果を用いて 以下の手法により農業集落別各種世帯数 人口 就業者数の集計 データを市区町村ごとに作成する 1 データ収集 整理 1.1 収集データ (1) 農業集落地図データ (GISデータ): 集落ごとのポリゴンデータ (2) 小地域 ( 町丁 字等 )

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中途採用実態調査(2018年上半期実績、2019年度見通し)

企業 メリット : 1 労働者が社内では得られない知識 スキルを獲得することができる 2 優秀な人材の獲得 流出の防止ができ 競争力が向上する 3 労働者が社外から新たな知識 情報や人脈を入れることで 事業機会の拡大につながる 留意点 : 1 必要な就業時間の把握 管理や健康管理への対応 労働者の職

①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)


労働力調査(基本集計)平成25年(2013年)平均(速報)結果の要約,概要,統計表等

平成29年度     地域経済動向調査      調査報告書

短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であ

Q2 あなたの性別はどちらにあてはまりますか (SA) 全体

平成 29 年度下期新潟市景況調査 ( 本報告 ) Ⅳ テーマ別調査結果 93

リスモン調べ 第4回 離婚したくなる亭主の仕事

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足 ソフトバンクモバイル N 満足やや満足 全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

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従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

< E B B798E7793B188F5936F985E8ED EA97975F8E9696B18BC CBB8DDD816A E786C7378>

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

平成 24 年職種別民間給与実態調査の概要 今回の報告の基礎となった本委員会の職種別民間給与実態調査の概要は 次のとおりである 1 調査の目的と時期この調査は 本市職員の給与を検討するため 平成 24 年 4 月現在における民間給与の実態を調査したものである 2 調査機関 本委員会 人事院 広島県人

2 東京都産業労働局雇用就業部調 平成 26 年労働組合基礎調査結果 ( 東京都分 ) 発表 労働組合数 組合員数とも減少 労働組合推定組織率は 23.9% ( 組合 ) 1, 8, 6, 4, 2, ( 万人 ) 組合員数

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結果の概要

2. 有期契約労働者を雇用しているか 設問 1 パート アルバイト 契約社員 嘱託 派遣社員などの有期契約労働者を雇用していますか 選択肢 1 雇用している 2 雇用していないが 今後雇用する予定 3 雇用していないが 以前雇用していた 4 雇用しておらず 今後も雇用しない予定 全体

副業は日本社会に定着するだろうか - 副業の現状や今後の課題 -


第5回 「離婚したくなる亭主の仕事」調査

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22. 都道府県別の結果及び評価結果一覧 ( 大腸がん検診 集団検診 ) 13 都道府県用チェックリストの遵守状況大腸がん部会の活動状況 (: 実施済 : 今後実施予定はある : 実施しない : 評価対象外 ) (61 項目中 ) 大腸がん部会の開催 がん部会による 北海道 22 C D 青森県 2

毎月勤労統計調査地方調査の説明 1 調査の目的この調査は 統計法に基づく基幹統計で 常用労働者の給与 出勤日数 労働時間数及び雇用について 東京都における毎月の変動を明らかにすることを目的としています 2 調査の対象本調査の産業分類は 平成 2 年 10 月改定の日本標準産業分類に基づき 鉱業, 採

2 職務専念義務 秘密保持義務 競業避止義務を意識することが必要である 3 1 週間の所定労働時間が短い業務を複数行う場合には 雇用保険等の適用がな い場合があることに留意が必要である 企業 メリット : 1 労働者が社内では得られない知識 スキルを獲得することができる 2 労働者の自律性 自主性を

1 外国人労働者の状況 別添 1 外国人雇用状況 の届出状況 ( 平成 29 年 1 月末現在 ) 概要版 岡山労働局 労働者全体の状況について ( 別添 3- 表 1) 外国人労働者数は 13,727 人 前年同期比で 21.7% (2,446 人 ) 増加した 増加した要因 ベトナムからの技能実

調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

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ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

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景況レポート-表

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122

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 30 年 8 月内容 ハローワーク旭川パート除く常用 有効求人数有効求職者数 1,400 有効求人倍率 ,200 1, ,

職業別 求人 求職バランスシート ( パート除く常用 ) 平成 31 年 3 月内容 有効求人数有効求職者数 1,400 ハローワーク旭川パート除く常用有効求人倍率 , , ,

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-1-2017 年 2 月 14 日株式会社リクルートキャリア ( 本社 : 東京都千代田区 代表取締役社長柳川昌紀 ) は 独立 開業 をサポートするサービス アントレ において 兼業 副業に対する企業の意識について調査を実施しました 調査結果について 一部抜粋してご報告申し上げます リクルートキャリアではこれからもひとりひとりにあった まだ ここにない 出会い を届けることを目指していきます 本件に関するお問い合わせ先 株式会社リクルートキャリア広報部社外広報グループ TEL: 03-3211-7117 Mail:kouho@waku-2.com 1 兼業 副業を容認 推進している企業は全体の 22.9% 正社員を対象とした調査結果 2 兼業 副業の禁止理由は 社員の過重労働の抑制 が 55.7% と最も高い 3 兼業 副業の容認 推進理由は 特に禁止する理由がない が 68.7% と最も高い兼業 副業に対する企業の意識調査 調査結果サマリー 1 兼業 副業容認 推進 禁止割合 n=1,147 2 兼業 副業を禁止している理由 ( 複数回答 ) n=885 55.7% 24.4% 19.3% 14.8% 13.9% 7.7% 4.9% 33.3% 45% 6 従業員の長時間労働 過重労働を助長する情報漏洩のリスク労働時間の管理 把握が困難なため労働災害の場合の本業との区別が困難人手不足や人材の流出につながる競業となるリスク 利益相反につながる風評リスク ( 業績不振 将来不安とみられる可能性 ) 推進している 0.3% 容認している 22.6% 禁止している 77.2% 26.7% 5. 3.8% 3.4% 2.3% 1.1% 0.8% 0.8% 68.7% 5.3% 45% 6 75% 従業員の収入増につながる人材育成 本人のスキル向上につながる定着率の向上 継続雇用につながる人手不足解消 多様な人材の活躍推進につながる社外の人脈形成につながるリーダーシップの醸成 リーダーシップ人材の発掘イノベーションの創発 新事業の促進につながる創業 起業の促進につながる特に禁止する理由がない 3 兼業 副業を容認 / 推進している理由 / 背景 ( 複数回答 ) n=262 容認 + 推進 ( 計 )22.9% 社員の

調査概要 調査目的 : 調査方法 : 調査対象 : 調査期間 : 兼業 副業に対する企業の意識調査 電話調査法 2,000 社 帝国データバンクが所持している企業データより全国の中小 中堅 大企業をランダム抽出 ( 社員規模は 10 名以上 ) 2017 年 1 月 6 日 ~1 月 27 日 集計方法 : 設問別単純集計 クロス集計 ( 業種 エリア ) 集計対象 : 1,147 社 ( 質問に 1 つでも回答があった企業 ) 調査結果を見る際の注意点 業種 : 総務省日本標準産業分類に基づいて分類を行った 対象は正社員のみ 所在地別 調査企業数 業種別日本標準産業分類大分類調査企業数 地域区分企業数割合 首都圏 373 32.5% 近畿圏 165 14.4% 中京圏 80 7. 北海道 沖縄 75 6.5% 454 39.6% 全体 1,147 10 首都圏 : 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県近畿圏 : 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県中京圏 : 愛知県 三重県 企業規模 ( 社員数 ) 別 調査企業数 社員数レンジ ( 人 ) 企業数割合 10-49 人 852 74.3% 50-99 人 149 13. 100-299 人 105 9.2% 300-499 人 19 1.7% 500-999 人 16 1.4% 1,000 人以上 6 0.5% 全体 1,147 10 業種 企業数 割合 A 農業, 林業 6 0.5% B 漁業 1 0.1% C 鉱業, 採石業, 砂利採取業 3 0.3% D 建設業 169 14.7% E 製造業 251 21.9% G 情報通信業 44 3.8% H 運輸業, 郵便業 86 7.5% I 卸売業, 小売業 214 18.7% J 金融業, 保険業 14 1.2% K 不動産業, 物品賃貸業 30 2.6% L 学術研究, 専門 技術サービス業 29 2.5% M 宿泊業, 飲食サービス業 36 3.1% N 生活関連サービス業, 娯楽業 32 2.8% O 教育, 学習支援業 19 1.7% P 医療, 福祉 109 9.5% Q 複合サービス事業 6 0.5% R サービス業 ( 他に分類されないもの ) 88 7.7% S 公務 ( 他に分類されるものを除く ) 10 0.9% 全体 1147 100. 業種 企業数 割合 建設業 169 14.7% 製造業 251 21.9% 卸売業 小売業 214 18.7% 金融 保険業 不動産業 44 3.8% 運輸業 情報通信業 130 11.3% サービス業 319 27.8% 20 1.7% 全体 1147 100. -2-

社員への兼業 副業の容認 推進の割合と内訳 ( 業種別 社員規模別 エリア別 ) Q1. 就業規則では社員への兼業 副業を認めていますか ( 単一回答 ) 社員の兼業 副業について 推進している企業は0.3% 容認している企業は22.6% で 容認 推進合計は22.9% 業種別の容認 推進は 建設業が最も高く26. 次いでサービス業が24.4% 社員規模別の容認 推進は 10~49 人が最も高く25.6% 次いで300 人以上が19.5% エリア別の容認 推進は 北海道 沖縄が最も高く30.7% 次いで首都圏が26. 兼業 副業に関する推進 容認の割合 n=1,147 推進している 0.3% 容認している 22.6% 容認 + 推進 ( 計 )22.9% 禁止している 77.2% 業種別の推進 容認状況 0.6% 25% 0. 0. 0. 2 26. 1 23.8% 24.3% 22.7% 5% 推進している容認している 0. 0.5% 18.5% 17.8% 0. 30. 建設業 サービス業 製造業 金融 保険業 不動産業 運輸業 情報通信業 卸売業 小売業 n=169 n=319 n=251 n=44 n=130 n=214 n=20 容認 + 推進 ( 計 ) 26. 24.4% 24.3% 22.7% 18.5% 18.3% 30. 従業員規模別の推進 容認状況 エリア別の推進 容認状況 25% 0.2% 25% 0. 0.5% 2 1 5% 25.4% 0.7% 0. 14.1% 13.3% 0. 19.5% 2 1 5% 30.7% 0. 0. 0.2% 25.5% 21.3% 20.6% 19.8% -3-10-49 50-99 100-299 300- n=852 n=149 n=105 n=41 容認 + 推進 ( 計 ) 25.6% 14.8% 13.3% 19.5% 北海道 沖縄 首都圏 中京圏 近畿圏 n=75 n=373 n=80 n=165 n=454 容認 + 推進 ( 計 ) 30.7% 26. 21.3% 20.6% 20.

兼業 副業に関する就業規則の有無 Q2. 兼業 副業に関する就業規則についてお教えください ( 単一回答 ) 全体のうち 兼業 副業を就業規則で禁止している が最も高く48. 兼業 副業に関する規定自体ない が39.6% 兼業 副業を禁止している企業のうち 兼業 副業を就業規則で禁止している は 61.9% 兼業 副業を容認 推進している企業のうち 兼業 副業に関する規定自体ない が68.3% 兼業 副業に関する就業規則 ( 全体 ) n=1,147 兼業 副業の規定はあるが 特に手続きは定めていない 1.4% 届出制にしている 2.9% 許可制にしている 3. 兼業 副業に関する規定自体ない 39.6% 5.1% 兼業 副業を就業規則で禁止している 48. 兼業 副業を禁止している企業の兼業 副業に関する就業規則 n=885 兼業 副業を容認 推進している企業の兼業 副業に関する就業規則 n=262 7. 規定はあるが手続きは 定めていない 6.1% 3.1% 届出制にしている 兼業 副業に関する 規定自体ない 31.1% 兼業 副業を就業規則で 禁止している 61.9% 12.2% 許可制にしている 10.3% 兼業 副業に関する 規定自体ない 68.3% -4-

社員の兼業 副業を 容認 推進 している企業の条件明示について Q3-1. 社員が兼業 副業を行う際の 条件 は就業規則で明示していますか 兼業 副業の条件明示については 明示されていない が最も高く 85.9% 社員が兼業 副業を行う際の条件 n=262 不明 1.5% 就業規則に明示されている 10.3% 就業規則に一部明示 されている 2.3% 就業規則に明示されて いない 85.9% Q3-2. 兼業 副業を容認する規則を導入した時期についてお教えください ( 単一回答 ) 兼業 副業を容認する規則導入時期は 創業当初 が最も高く51.1% と約半数となっており 次いで 3 年より前 ( 創業当初を除く ) が11.5% となっている 3 年以内 は3.4% 1 年以内 は 2.3% 兼業 副業を容認する規則を導入した時期 n=262 1 年以内 2.3% 3 年以内 3.4% わからない 31.7% 3 年より前 ( 創業当初除く ) 11.5% 創業当初 51.1% -5-

-6- 社員の兼業 副業を 容認 推進 する理由 Q3-3. 兼業 副業を容認もしくは推進している理由や背景について教えてください ( 複数回答可 ) 兼業 副業の容認 推進理由は 特に禁止する理由がない が 68.7% と最も高く 次いで 社員の収入増につながる が 26.7% となっている 兼業 副業を容認 / 推進している理由 / 背景 n=262 社員が兼業 副業を行う際 会社から要求する条件 n=262 26.7% 5. 3.8% 3.4% 2.3% 1.1% 0.8% 0.8% 68.7% 5.3% 45% 6 75% 従業員の収入増につながる人材育成 本人のスキル向上につながる定着率の向上 継続雇用につながる人手不足解消 多様な人材の活躍推進につながる社外の人脈形成につながるリーダーシップの醸成 リーダーシップ人材の発掘イノベーションの創発 新事業の促進につながる創業 起業の促進につながる特に禁止する理由がない 60.3% 20.6% 18.3% 12.2% 1.5% 35.5% 45% 6 75% 本業に支障が出ない営業秘密の開示を伴わない会社の社会的信用を傷つけない競業 利益相反に当たらない特に条件はない Q3-4. 社員が兼業 副業を行う際 会社から要求する条件を教えてください ( 複数回答可 ) 社員が兼業 副業を行う際に会社から要求する条件は 本業に支障が出ない が 60.3% と最も高く 次いで 特に条件はない が 35.5% となっている 社員の

社員への兼業 副業を 禁止 する理由 Q4-1. 兼業 副業を禁止している理由や背景についてお教えください ( 複数回答可 ) 兼業 副業を禁止している理由は 社員の長時間労働 過重労働を助長する が55.7% と最も高く 次いで 情報漏洩のリスク が24.4% となっている 業種別に見ると 全ての業種で 社員の長時間労働 過重労働を助長する が最も高くなっている 金融 保険業 不動産業 では 社員の長時間労働 過重労働を助長する は44.1% と他の業種に比べて低く 情報漏洩のリスク が35.3% と他の業種に比べ高くなっている 兼業 副業を禁止している理由 n=885 6 55.7% 5 4 33.3% 2 24.4% 19.3% 14.8% 13.9% 1 7.7% 4.9% 過社重員 情報 困労難働 区労別働 つ人な手 な競が業 風評 その 労の漏な時が災が不るとリ他働長洩た間困害る足なスを時のめの難のやるク助間リ管場人リ回長労ス理合材ス答す働ク ののク数る 把本流 握業出利がとに益の相 反 に つ 全体 885 55.7 24.4 19.3 14.8 13.9 7.7 4.9 33.3 業種別 建設業 125 60.8 16.8 16.8 10.4 13.6 4.0 2.4 35.2 製造業 190 55.3 25.3 15.8 12.1 15.3 3.2 5.3 32.1 卸売業 小売業 175 54.9 24.0 21.7 19.4 14.3 9.1 6.3 34.3 金融 保険業 不動産業 34 44.1 35.3 11.8 14.7 8.8 20.6 2.9 38.2 運輸業 情報通信業 106 61.3 20.8 21.7 19.8 10.4 8.5 4.7 28.3 サービス業 241 53.5 28.2 22.8 13.3 15.4 9.5 5.4 33.6 14 50.0 21.4 0.0 21.4 7.1 14.3 0.0 42.9 エリア別 北海道 沖縄 52 53.8 28.8 21.2 15.4 23.1 15.4 7.7 26.9 首都圏 276 56.5 32.6 16.7 13.8 15.2 10.1 3.3 30.4 中京圏 63 57.1 20.6 19.0 11.1 15.9 3.2 1.6 27.0 近畿圏 131 57.3 29.8 27.5 17.6 16.0 7.6 6.1 29.8 363 54.5 16.3 18.2 15.2 10.5 5.5 5.8 38.8-7-

社員への兼業 副業を 禁止 する企業の将来の兼業 副業容認意向 Q4-2. 将来的に兼業 副業を認めることを検討していますか?( 単一回答 ) 将来的に兼業 副業を認めていることについて 現在検討中 は0.8% 検討したい は3.5% 検討していない は79.3% となっている 業種別では ほぼ差がない 将来的な兼業 副業の検討 n=885 現在検討中 0.8% 検討したい 3.5% わからない 16.4% 検討していない 79.3% 業種別将来的な兼業 副業の検討 10 9 8 7 6 5 79.3% 79.2% 78.9% 82.3% 76.5% 73.6% 79.3% 100. 4 2 1 16.4% 16. 17.4% 15.4% 20.6% 17.9% 16.2% 全体 n=885 建設業 n=125 製造業 n=190 卸売業 小売業 n=175 金融 保険業 不動産業 n=34 運輸業 情報通信業 n=106 サービス業 n=241 n=14 現在検討中 0.8% 1.6% 0.5% 1.1% 0. 1.9% 0. 0. 検討したい 3.5% 3.2% 3.2% 1.1% 2.9% 6.6% 4.6% 0. 検討していない 79.3% 79.2% 78.9% 82.3% 76.5% 73.6% 79.3% 100. わからない 16.4% 16. 17.4% 15.4% 20.6% 17.9% 16.2% 0. -8-

兼業 副業に従事している方の受け入れ意向 Q5. 他社でも働いており 自社で兼業 副業として働いている人を社員として受け入れていますか? ( 単一回答 ) 他社で働く人を 自社の兼業 副業として受入れについては すでに受け入れている が 23.4% 検討中 が 0.7% 検討したい が 7.1% となっており 兼業 副業での受け入れに対して前向きな 合計は 3 割程度 他社が本業で自社を兼業 副業として働く人の雇用について n=1,147 6.7% すでに受け入れている 23.4% 受け入れてないが 検討中 0.7% 受け入れておらず 将来も検討しない 62.2% 受け入れてないが 将来検討したい 7.1% -9-