( 例 ) 病床数が 60 の場合 職員の総数が5 人以上であり かつ 当該職員のうち宿直勤務者を除いた職員数が2 人以上である体制をいう イ規則第 5 条第 3 項第 1 号に規定する 職員の数 とは 一日の中で 最も職員が少ない時間帯に勤務している職員 ( 宿直勤務者を含む ) の総数を基準とす

Similar documents
2 病院次のいずれにも該当する病院のうち 相当程度の患者の見守り体制を有するもの ( 火災発生時の消火活動を適切に実施することができる体制を有するものとして総務省令で定めるもの ) 以外のもの ( ア ) 特定診療科名を有するもの ( イ ) 一般病床又は療養病床を有する病院 火災発生時の延焼を抑制

消防法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 参考資料 ) 別紙 1 1 改正理由 (1) 背景住宅宿泊事業法 ( 平成 9 年法律第 65 号 ) が平成 30 年 6 月 15 日に施行され 住宅宿泊事業に係る事前の届出が同年 3 月 15 日に開始された ( 住宅宿泊事業法の施行期

別添 ( 用語の定義 ) 消防法( 昭和 23 年法律第 186 号 ) 法 消防法施行令( 昭和 36 年政令第 37 号 ) 令 消防法施行規則( 昭和 36 年自治省令第 6 号 ) 規則 特定小規模施設における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令 ( 平成 20

Microsoft Word _特定施設水道連結型スプリンクラー設備の配管における適切な施工について.docx

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

動車車庫については 隣地境界線又は同一敷地内の他の建築物との距離は2m 以上とし 各階の外周部に準不燃材料で造られた防火壁 ( 高さ1.5m 以上 ) を設けること (3m 以上の距離を確保した場合を除く ) に改める 号通知 記 2 自動火災報知設備の設置について の一部改正記 2 中

178 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 小規模特定用途複合防火対象物 ( 政令別表第 1⒃ 項イに掲げる防火対象物のうち 特定用途に供される部分の床面積の合計が当該部分が存する防火対象物の延べ面積の10 分の1 以下であり かつ 300m2未満であ

消防用設備・機械器具等に係る最近の検討状況等

ことを想定しているが これは既に違反対象物の公表制度を実施している消防本部の運用実態等を参考に 当該制度の実施に伴う事務負担やその効果等について検討を行った結果 特に都市部における建物の利用者数等による火災危険性が高いことを考慮したものである なお その他の消防本部においても政令指定都市の消防本部の

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

2 スプリンクラー設備の設置基準の見直し 消防法施行令第 12 条第 1 項関係 スプリンクラー設備を設置しなければならない防火対象物又はその部分に 次に掲げるもの 火災発生時の延焼を抑 制する機能を備える構造として総務省令で定める構造を有するものを除く で延べ面積が 275 m2未満のものが追加さ

<4D F736F F D CA A30312D AD8F6F93FA817A8FC A192CA926D>

構成されるものをいい 襖 障子 カーテン又はパーティション等により間仕切りされるものはこれにあたらないものであること ⑶ 規則第 12 条の2 第 2 項第 2 号に規定する 避難に要する時間として消防庁長官が定める方法により算定した時間 については 設計図書や事業計画等により算出するものであり 算

基準2 消防用設備等の設置単位の取扱いに関する基準

ごと又は施行規則第 1 3 条第 1 項第 2 号に規定する小規模特定用途複合防火対象物における特定の用途部分ごとに設置義務が生じるときも同様とする ( 報告及び公表の決定 ) 第 4 条査察員は 立入検査において 公表の対象となる違反を認めた場合は 立入検査結果通知書により署長に報告するものとする

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

基準19 ハロゲン化物消火設備の設置及び維持に関する基準

s kahou

教授 ) において 本件火災の発生状況や 今後の消防のあり方について検討が行われた 検討会での検討結果を踏まえてとりまとめられた報告書では 火災予防対策として 以下のように提言がなされた 延べ面積 150 m2未満の飲食店にあっては 一部の地方公共団体の火災予防条例により消火器の設置が義務付けられて

隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

Taro-施行通知

1 0 年保存 基発 第 1 号 平成 3 0 年 3 月 9 日 都道府県労働局長殿 厚生労働省労働基準局長 ( 公印省略 ) 労働基準法施行規則の一部改正について 労働基準法施行規則の一部を改正する省令( 平成 30 年厚生労働省令第 21 号 ) が平成 30 年 3 月 9

松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例施行規則平成 26 年 10 月 27 日規則第 65 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 松山市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例 ( 平成 26 年条例第 52 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

保育所の設備及び運営に関する基準 保育室等 屋外 遊戯場 設備 ( 必置 ) 面積設備 ( 必置 ) 面積 調理室 便所 0 1 歳児 乳児室及びほふく室 医務室 2 歳以上児 保育室又は遊戯室 乳児室 ほふく室 3.3m2 / 人 保育室 遊戯室 1.98m2 / 人屋外遊戯場 近隣の都市公園を代

別添 2 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める基準を満たすものである旨の証明願平成年月日厚生労働大臣殿 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める下記の基準を満た

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(3). オ ) を準用すること (2) 高架水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第 4.2.(4). ア イ及びウ ) を準用するほか (1). ア イ及びウの例によること (3) 圧力水槽を用いる加圧送水装置は 屋内消火栓設備の基準 ( 第

Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 4 渡り廊下で接続されている場合の取り扱い 155 第 4 渡り廊下で接続されている場合の 取り扱い

(5) 第 1 号から前号までの規定により住宅用防災警報器が設置される階以外の階のう ち 次に掲げるいずれかの住宅の部分 ア床面積が 7 平方メートル以上である居室が 5 以上存する階の廊下 イアに規定する階に廊下が存しない場合にあっては 当該階から直下階に通ずる 階段の上端 ウアに規定する階に廊下

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

Microsoft Word - 増改築の取扱い

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

火対象物の公表の要否を決定するものとする ( 公表の予告 ) 第 5 条署長は 前条第 4 項の規定により公表が必要であると決定した場合は 公表予告書 ( 第 2 号様式 ) により関係者に対し公表の予告をするものとする 2 前項に規定する公表の予告は 査察規程第 20 条第 1 項に規定する立入検

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

(頭紙)公布通知

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

0611_8.xdw

措置法第 69 条の 4(( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 )) 関係 ( 被相続人等の居住の用に供されていた宅地等の範囲 ) 69 の 4-7 措置法第 69 条の 4 第 1 項に規定する被相続人等の居住の用に供されていた宅地等 ( 以下 69 の 4-8 までにおいて 居

<4D F736F F D2091E E838D BB95A88FC189CE90DD94F52E646F63>

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

様式第1号

tokskho

事務連絡 平成 27 年 3 月 31 日 各都道府県消防防災主管課 東京消防庁 各指定都市消防本部 御中 消防庁予防課 認知症高齢者グループホーム等の火災対策の充実のための介護保険部 局 消防部局及び建築部局による情報共有 連携体制の構築に関するガイドラインに係る執務資料の送付 認知症高齢者グルー

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

別添 保発 1216 第 4 号平成 28 年 12 月 16 日 全国健康保険協会理事長殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 出産育児一時金等の支給申請及び支払方法について の一部改正について 出産育児一時金及び家族出産育児一時金 ( 以下 出産育児一時金等 という ) の直接支払制度の取扱い

( 別紙 1) 省令の施行に伴う留意事項等について 1 総論及び省令第 1 条関係省令に係る法体系について化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 ( 昭和 48 年 10 月 16 日法律第 117 号 以下 化審法 という ) 第 17 条第 2 項において 業として第一種特定化学物質等を取り

別添 保発 0204 第 2 号 平成 28 年 2 月 4 日 都道府県知事殿 厚生労働省保険局長 公印省略 健康保険法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 通知 ) 持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 27 年法律第 31 号 以下

2 消防法令違反等の是正の徹底消防法令違反等の防火安全上の不備事項が認められた施設等について 特に違反が多く認められた防火管理面の対策の徹底等 重点的な是正指導を推進する 3 避難対策の充実等夜間を想定し 施設等の構造 入所者の人数 管理体制等の具体的状況に即した避難訓練の実施により 適切な避難誘導

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

【資料1】参考条文(医療法)

番号 特定共同住宅等の種類と必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等 二方向避難型特定共同住宅等である (1) 初期拡大抑制性能 ( その 2) 図面番 ア地階を除く階数が 5 以下のもの 消火器具屋外消火栓設備動力消防ポンプ設備 又は住戸用及び共同住宅用非常警報設備 イ地階を除く階数

軽自動車税 ( 種別割 ) 減免に関する取扱基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この基準は 船橋市市税条例第 89 条及び第 90 条の規定に基づき 軽自動車税 ( 種別割 ) の減免の取り扱いに関し 必要な事項を定める ( 公益のために直接専用するものの範囲 ) 第 2 条条例第 89 条第 1 項第

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

< F2D8C9A927A8EE596B B788B692CA926D E6A7464>

< F2D B8C817A88E397C396408B4B91A5>

Microsoft Word - 条例.doc

報設備 共同住宅用非常コンセント設備 特定小規模施設用自動火災報知設備 加圧防排煙設備及び複合型居住施設用自動火災報知設備第二講習の対象講習は 消防法施行規則 ( 昭和三十六年自治省令第六号 以下 規則 という ) 第三十一条の六第六項各号のいずれかに該当する者を対象とするものとする 第三講習科目及

< F2D819B955C8EA692CA926D DC58F4994AD8F6F>

ナショナル・トラスト税制関係通知

長は 特措法第 39 条第 1 項に規定する地域福利増進事業等を実施しようとする区域内の土地の土地所有者等の探索に必要な限度で その保有する同項に規定する土地所有者等関連情報を その保有に当たって特定された利用の目的以外の目的のために内部で利用することができることとなります ( 特措法第 39 条第

Taro 【新旧】通知新旧

第 3 点検の期間点検の期間は 次の表の上欄 ( 左欄 ) に掲げる用設備等の等並びに同表中欄に掲げる点検の内容及び方法に応じ 同表下欄 ( 右欄 ) に掲げるとおりとする ただし 特殊用設備等にあっては 法第 17 条第 3 項に規定する設備等設置維持計画に定める期間によるものとする 用設備等の等

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

別紙 1 消防危第 174 号 平成 25 年 10 月 4 日 < 関係団体の長 > 殿 消防庁危険物保安室長 ガソリン携行缶本体の注意表示の充実に係るご協力のお願いについて 平素から消防行政へのご理解とご協力を賜り 厚く御礼申し上げます 平成 25 年 8 月 15 日に京都府福知山市花火大会で

管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

消防法 ( 抄 ) ( 昭和 23 年 7 月 24 日法律第 186 号 ) 最終改正 : 平成 27 年 9 月 11 日法律第 66 号 第 17 条 ( 消防用設備等の設置 維持と特殊消防用設備等の適用除外 ) 学校 病院 工場 事業場 興行場 百貨店 旅館 飲食店 地下街 複合用途防火対象

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

特定駐車場用泡消火設備

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

建築基準法施行規則第10条の2第1号

Microsoft Word - 02_第1章.docx

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

法律第三十三号(平二一・五・一)

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

( 別添 ) 薬食発 0513 第 1 号平成 23 年 5 月 13 日 都道府県知事各保健所設置市長特別区長 殿 厚生労働省医薬食品局長 薬事法の一部を改正する法律等の施行等についての一部改正について 薬事法の一部を改正する法律 ( 平成 18 年法律第 69 号 ) については 関係政省令とと

予防課関係の要綱,通達改正案

00(自治体宛て)病院、診療所等の業務委託について 新旧対照表

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

<4D F736F F D2095F18D9091E682518D E7390EC8E E738C7689E690C58FF097E182CC88EA959482F089FC90B382B782E98FF097E EA8C88816A B8C91CE8FC6955C E646F6378>

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

< F2D D834E838D94C5817A8E9E935F FC90B38FC897DF DF94D48D8693FC82E829202E6A7464>

<4D F736F F D20819A288FB E6318D E6318D E633308D868B6388C429964C8CE391E596EC8E738D7390AD FF097E182CC88EA959489FC90B382D982A932398C8F2E646F6378>

「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

○H30条例19-1

Microsoft PowerPoint - 参考資料

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

Transcription:

消防予第 130 号 平成 27 年 3 月 27 日 各都道府県消防防災主管部長 東京消防庁 各指定都市消防長 殿 消防庁予防課長 ( 公印省略 ) 消防法施行令の一部を改正する政令等の運用について ( 通知 ) 消防法施行令の一部を改正する政令等の公布について ( 平成 26 年 10 月 16 日付け消防予第 412 号 ) により 消防法施行令の一部を改正する政令 ( 平成 26 年政令第 333 号 以下 改正令 という ) 消防法施行規則及び特定小規模施設における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等に関する省令の一部を改正する省令 ( 平成 26 年総務省令第 80 号 以下 改正規則 という ) 等の公布について通知したところですが 改正令による改正後の消防法施行令 ( 昭和 36 年政令第 37 号 以下 令 という ) 改正規則による改正後の消防法施行規則 ( 昭和 36 年自治省令第 6 号 以下 規則 という ) 等の運用に当たっては 下記事項にご留意いただきますようお願いします 各都道府県消防防災主管部長におかれましては 貴都道府県内の市町村 ( 消防の事務を処理する一部事務組合等を含む ) に対し この旨周知していただきますようお願いします なお 本通知は 消防組織法 ( 昭和 22 年法律第 226 号 ) 第 37 条の規定に基づく助言であること また 本通知の内容については厚生労働省医政局地域医療計画課と協議済みであることを申し添えます 記 1 令別表第 1(6) 項イの取り扱いについて ( 令別表第 1 規則第 5 条関係 ) (1) 令別表第 1(6) 項イ (1) に規定する 火災発生時の延焼を抑制するための消火活動を適切に実施することができる体制を有するものとして総務省令で定めるもの については次によること ア規則第 5 条第 3 項に規定する 体制 とは 同項第 1 号による職員の総数の要件及び第 2 号による宿直勤務者を除いた職員数の要件の両方を満たす体制をいうものであること

( 例 ) 病床数が 60 の場合 職員の総数が5 人以上であり かつ 当該職員のうち宿直勤務者を除いた職員数が2 人以上である体制をいう イ規則第 5 条第 3 項第 1 号に規定する 職員の数 とは 一日の中で 最も職員が少ない時間帯に勤務している職員 ( 宿直勤務者を含む ) の総数を基準とするものであること なお 職員の数は原則として棟単位で算定を行うこと ウ規則第 5 条第 3 項第 1 号及び第 2 号に規定する その他の職員 とは 歯科医師 助産師 薬剤師 准看護師 その他病院に勤務する職員をいうこと なお 原則として 委託により警備に従事させる警備員は含まないが 病院に常駐しており 防火対象物の構造及び消防用設備等の位置を把握し 火災時に適切に対応が可能な者はこの限りではないこと エ規則第 5 条第 3 項第 1 号に規定する 病床数 とは 医療法 ( 昭和 23 年 7 月 30 日法律第 205 号 ) 第 7 条に規定する病床数 ( 以下 許可病床数 という ) をいうこと オ規則第 5 条第 3 項第 2 号に規定する 宿直勤務を行わせる者 とは 労働基準法施行規則 ( 昭和 22 年厚生省令第 23 号 ) 第 23 条に規定する 宿直の勤務で断続的な業務 を行う者をいい 通常の勤務の終了後において 勤務の継続に当たらない軽度又は短時間の業務を行うために勤務し 当該勤務中に仮眠等の就寝を伴うことを認められた職員をいうこと (2) 令別表第 1(6) 項イ (1) 及び (2) に規定する特定診療科名については次によること ア特定診療科名 ( 内科 整形外科等 ) 以外の診療科名については 規則第 5 条第 4 項第 1 号及び第 3 号に規定する 13 診療科名 ( 肛門外科 乳腺外科 形成外科 美容外科 小児科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科 耳鼻いんこう科 産科 婦人科及び歯科 ) のほか 同項第 2 号及び第 4 号の規定により 13 診療科名と医療法施行令第 3 条の2 第 1 項第 1 号ハ (1) から (4) までに定める事項とを組み合わせた名称も該当すること ( 組み合わせた名称の例 : 小児眼科 歯科口腔外科 女性美容外科 ) ただし 医療法施行令第 3 条の2 第 1 項第 1 号ハ (1) に掲げる事項 ( 身体や臓器の名称 ) については 外科のうち肛門及び乳腺のみが 同号ハ (3) に掲げる事項 ( 診療方法の名称 ) については 外科のうち形成及び美容のみが それぞれ該当することとしたものであり 同号ハ (1) 及び (3) に掲げる事項でこれら以外のものと肛門外科 乳腺外科 形成外科又は美容外科が組み合わせられたものは 複数の診療科名 ( 例 : 大腸 肛門外科であれば 大腸外科及び肛門外科に該当する ) として取り扱うこと

イ 2 以上の診療科名を標榜する病院又は有床診療所であって 特定診療科名とそれ以外の診療科名の両方が混在するものは 全体として特定診療科名を有する病院又は有床診療所として取り扱うこと (3) 令別表第 1(6) 項イ (2) に規定する 4 人以上の患者を入院させるための施設 とは 許可病床数が4 以上であるものをいうこと ただし 許可病床数が4 以上であっても 一日平均入院患者数 (1 年間の入院患者のべ数を同期間の診療実日数で除した値をいう 以下同じ ) が1 未満のものにあっては 4 人以上の患者を入院させるための施設を有する に該当しないものとして取り扱って差し支えないこと (4) 診療科名 許可病床数 一日平均入院患者数及び病床種別 ( 一般 療養 精神 結核又は感染症 ) の確認については 医療機能情報提供制度 ( 以下 医療情報ネット という ) が活用できること 参考医療情報ネット http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teikyouseido/ 2 スプリンクラー設備の設置基準の改正について ( 令第 12 条関係 ) 1の防火対象物に令別表第 1(6) 項イ (1) から (3) までに掲げる防火対象物の用途に供される部分が混在する場合における令第 12 条第 1 項第 4 号の規定の適用については これらの部分の床面積を合計して該当の有無を判断するものであること 3 特定施設水道連結型スプリンクラー設備を設置することができる防火対象物の基準の改正について ( 令第 12 条関係 ) (1) 特定施設水道連結型スプリンクラー設備については 改正令により基準面積 ( 令第 12 条第 2 項第 3 号の2に規定する床面積の合計をいう 以下同じ ) が 1,000 m2未満の防火対象物に設置することができることとなったが 1の防火対象物に令別表第 1(6) 項イ及びロに掲げる防火対象物の用途に供される部分が併存する場合には 令第 9 条の規定により それぞれの用途に供される部分を1の防火対象物とみなし 基準面積が 1,000 m2未満であれば特定施設水道連結型スプリンクラー設備を設置することができるものであること (2) 防火上有効な措置が講じられた構造を有する部分についてア規則第 13 条の5の2 第 2 号イ及びロに規定する開口部とは 配管等の貫通部 ( 隙間を不燃材等で埋め戻したものに限る ) 及び防火ダンパーが設けられたダクトの貫通部は含まないこと イ規則第 13 条の5の2 第 2 号ロに規定する 当該部分に隣接する部分

は 隣接する区域全域 ( 例 : 隣接する廊下全域 ) を指すものではないこと ウ規則第 13 条の5の2 第 2 号ロに規定する スプリンクラー設備の有効範囲内 とは 前イの部分に令第 12 条第 2 項の規定 ( 規則第 13 条第 3 項各号を除く ) に準じて設置したスプリンクラー設備の有効範囲をいうものであること なお 令第 12 条第 2 項の規定により居室等に設けたスプリンクラー設備の有効範囲にある場合は 別途スプリンクラー設備を設ける必要はないこと また 令第 12 条第 3 項に規定する消防用設備等 ( 移動式のものを除く ) の有効範囲内である場合も同様であること 4 消防機関へ通報する火災報知設備の設置基準関係 ( 令第 23 条関係 ) (1) 規則第 25 条第 1 項第 1 号に規定する 消防機関が存する建築物内 とは 1 階が消防署などの消防機関であり その上階が令別表第 1(6) 項イに掲げる防火対象物である場合など 消防機関と令別表第 1(6) 項イに掲げる防火対象物が同一の建築物内にあるものをいうこと (2) 火災通報装置の基準の一部を改正する件 ( 平成 26 年消防庁告示第 25 号 ) により 火災通報装置を自動火災報知設備と連動させる場合の構造 性能等の基準 ( 以下 新基準 という ) が定められたことに伴い 既存の防火対象物に設置されている火災通報装置についても新基準に適合していることを確認する必要があるが 火災通報装置の設置に係る指導 留意事項について ( 平成 8 年 8 月 19 日付け消防予第 164 号 ) 別添 2 火災通報装置を自動火災報知設備と連動させる場合の留意事項 ( 以下 平成 8 年留意事項 という ) に基づき設置されたものは 新基準に適合しているものと認めて差し支えないこと (3) 平成 8 年留意事項においては 連動停止スイッチは 専用のものとすること としているが 消防用設備等の点検等の際に適切に火災通報装置への移報停止及び復旧ができる機能を有しており かつ 連動停止スイッチの付近に火災通報装置及びその他の設備等と接続されている旨が表示されているものについては 専用のものとしないこととして差し支えないこと ただし 当該スイッチを用いて連動を停止する際には 火災通報装置をはじめ それに接続されている設備等の全ての連動が停止することとなるので留意する必要があること (4) 消防機関へ通報する火災報知設備の取扱いについて ( 平成 8 年 2 月 16 日付け消防予第 22 号 ) の 3 既存の防火対象物等に係る特例について による令別表第 1(6) 項イ (1) 及び (2) に対する特例の適用は廃止すること ただし 当該特例の適用を受けていたものについては 平成 31

年 3 月 31 日までの間は 改正令の経過措置と同様に 消防機関へ通報す る火災報知設備の設置を猶予することとして差し支えないこと 5 その他 (1) 既設の屋内消火栓設備を活用してスプリンクラー設備に代わる設備を設置するものについて 令第 32 条を適用する場合の判断基準となる考え方については別途通知する予定であること (2) 上記 1(1) の 火災発生時の延焼を抑制するための消火活動を適切に実施することができる体制 における職員数等を医療情報ネットにより確認することができるよう 掲載情報の拡充について厚生労働省と協議中であること 消防庁予防課設備係担当 : 伊藤 金子 近藤北野 吉田電話 :03-5253-7523 FAX:03-5253-7533