2) 数値データを整理して情報を得る 作成案を考える 数値データの整理方法を考える個人の合計点数と各問の平均点 最高点 最低点は 各問の点数を使って求めることができます それぞれの点数を 表のどの位置に どのような方法で求めるのがよいか考えましょう 1 個人の合計点数を求める 生徒一人一人の合計点数

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2) 数値データを整理して情報を得る 作成案を考える 数値データの整理方法を考える個人の合計点数と各問の平均点 最高点 最低点は 各問の点数を使って求めることができます それぞれの点数を 表のどの位置に どのような方法で求めるのがよいか考えましょう 1 個人の合計点数を求める 生徒一人一人の合計点数は 問 1 から問 5 の点数を足すことで求められる 生徒一人一人の各問の点数は 1 行ずつ入力されているため 合計点数を求める場合は問 5 の右隣の列 (G 列 ) に求める 2 各問の平均点を求める 各問の平均点を出すため 全員の問 1 の点数 全員の問 2 の点数に注目する 各問の点数は 1 列ずつ入力されているため 平均点を求める場合は点数と同じ列の一番下 (30 行目 ) に求める 3 各問の最高点 最低点を求める 最高点 最低点も平均点と同様に全員の各問の点数に注目する 各問の点数は 1 列ずつ入力されているため 平均点の下 (31 行目 32 行目 ) にそれぞれ最高点と最低点を求める 64

3) 整理したデータを使って情報を得る 1 作成案を考える 整理したデータを使って情報を得る方法を考える先ほど整理した情報を使うことで 合計点数の平均点 最高点 最低点と目標点に対する達成率を求めることができます 表のどの位置に どのような方法で求めるのがよいか考えましょう 1 合計点数の平均点 最高点 最低点を求める テストの平均点 最高点 最低点を求めるには 生徒全員の合計点数に注目する 合計点数は G 列に求めているため 合計点数の平均点 最高点 最低点は G 列の一番下 (30 行目 31 行目 32 行目 ) に求める 2 目標点に対する個人の達成率を求める 達成率は 合計点数が目標点に対してどの程度到達したのかを一人ずつ求める必要があるため 生徒一人一人のテスト結果が並んでいる行に注目する 生徒一人一人の目標点に対する合計点数の達成率は 合計点数の右隣の列 (H 列 ) に求める 68

5) 別シートのデータを使って情報を得る 作成案を考える 生徒名を表示する方法を考える生徒番号だけでは 誰の成績なのかが分からないため 表に生徒名を表示します 表のどの位置に どのような方法で求めるのがよいか考えましょう 1 生徒名は 生徒番号に対応させるため 1 列に並ぶように表示する必要がある そのため 生徒番号の右隣の列 (C 列 ) に求める 2 生徒番号と生徒名の対応表はシート 生徒名簿 に入力されているため シート 生徒名簿 のデータを使い シート 成績結果 に生徒名を表示する 74

Lesson2 成績データを資料化しましょう (1) データを分かりやすく伝えるには 整理した情報を第三者に伝えるときには 情報を整理するために使ったデータすべてを見せるのではなく 伝えたい情報に焦点を絞り込むことが大切です この Lesson では テスト結果からクラス分けに関する情報を整理し クラス分け に焦点を絞り込んだ資料を作成しましょう クラス分け実施にあたってクラス分けは 以下の要領で行います 1プレイスメントテストの点数が 80 点以上は A クラス 60 点以上は B クラス 40 点以上は C クラス それ以外は D クラスとする 2クラスの人数が偏る場合には クラス分け会議にて順位と目標点に対する達成率をもとに判断する 2 つの資料を見比べる 図 1 テスト結果から必要な情報を整理している テスト結果の詳細が分かる クラス分けには必要のないデータも入っているため 必要な情報の扱いが相対的に小さくなっている 78

図 2 整理した情報からクラス分けに関係のある情報をまとめている 初めにプレイスメントテストの全体結果が分かりやすくまとめられている クラス分けに必要な情報が分かる 図 1 のように分析結果すべてを記載した資料と 図 2 のように焦点を絞り込んだ資料とでは 相手への伝わり方が異なります 整理した情報を第三者へ提示する際には すべての情報を見せるのではなく 必要な情報のみを取り出してまとめ直すことで 伝えたいことを誤解することなく伝えることができます 79

2) データを整理して必要な情報を得る 作成案を考える クラス分けに関する情報を得る方法を考える合計点数に着目することで 生徒一人一人を適切なクラスに分けることができます クラス分けを行うと 各クラスの人数を求めることができます 表のどの位置に どのような方法で求めるのがよいか考えましょう 1 クラスは一人ずつ判断する必要があるため 生徒一人一人のテスト結果が並んでいる行に注目する 2 生徒一人一人のクラスが分かるように 生徒のクラスは追試対象の右隣の列 (L 列 ) が適当 3 各クラスの人数は A から D までのクラスごとに クラスに所属予定の人数を数える必要がある 4A から D クラスそれぞれの人数を求めるため 生徒のテスト結果とは別に新しく表を作成する必要がある 82

具体策の検討 1 生徒が所属するクラスを求める具体策を検討する VLOOKUP 関数の TRUE( 近似値 ) を使うと クラス分けのように特定の条件に従った場合分けをすることができます VLOOKUP 関数を使った場合 参照元の表を変更するだけで 後からでも簡単に条件を変更することができるため便利です 生徒が所属するクラスを求める手段を検討しましょう 1 追試対象の右隣のセルに クラス と入力する 2 X 点以上は X クラス となっているため VLOOKUP 関数の TRUE( 近似値 ) を使う 3 クラス分けの基準となる表を作成する クラス分けは 80 点以上は A クラス 60 点以上は B クラス 40 点以上は C クラス それ以外は D クラスとする 4VLOOKUP 関数 絶対参照 3 で作成した表を使って クラスの列の 1 人目のセルにクラスを求める 5 オートフィル機能を使って関数をコピーし 全員のクラスを求める 83

Let s Try クラス分けに関する情報を得るクラス分けに関する情報を得るために テスト結果を整理しましょう 1ブック 成績表資料化 を開きましょう 2 関数を使って 生徒一人一人のクラスを求めましょう 3 関数を使って 各クラスの人数を求めましょう 4ファイル名 成績表資料化完成 で ドキュメント に保存しましょう ファイルは引き続き使用します 3) グラフを作成して情報をまとめる 作成案を考える クラス分けに関する情報を示すグラフの作成案を考える各クラスの割合と生徒一人一人のテスト結果を視覚化するには 表のどの項目を使用し どのように表すのがよいか考えましょう 1 クラスの人数の割合は 生徒の人数をもとに 各クラスに所属している人数の比率を表します そのため 各クラスに所属している人数をもとにグラフを作成する 2 生徒のテスト結果を順位の高い順に並べ替えをする 3 生徒一人一人のテスト結果は 問 1 から問 5 までの点数と合計点数で示されている 今回は 各問での点数も分かるように問 1 から問 5 までの点数を使ってグラフを作成する 85

具体策の検討 1 各クラスの人数の割合をグラフ化する具体策を検討する各クラスに何 % の生徒が所属しているのかを表すグラフを作成する手段を検討しましょう 1 各クラスの人数の割合を表すために 円グラフを使って視覚化する 2 円グラフを表と重ならない位置に移動する 3 円グラフのタイトルに 各クラスの割合 と入力する 4 円グラフに人数の割合を表すデータラベルを追加する 動画を Check! グラフの作成 動画をチェックして機能を確認しましょう グラフ作成 (6) 円 1 グラフ編集 (3) グラフの移動とサイズ変更 2 グラフ編集 (7) グラフタイトル 3 グラフ編集 (13) データラベルの追加 移動 4 具体策の検討 2 生徒全員のテスト結果を並べ替える具体策を検討する表に整理したデータの順序をあらかじめ昇順 降順のいずれかで並べ替えることで グラフ化したときにデータが見やすくなります 生徒の成績データを 順位が高い順に表を並べ替える手段を検討しましょう 1 順位が高い順になるように データを並べ替える 88

動画を Check! 並べ替え 動画をチェックして機能を確認しましょう 並べ替え (1) 表の並べ替え 1 具体策の検討 3 生徒全員のテスト結果をグラフ化する具体策を検討する生徒全員の問 1 から問 5 の点数と合計点数が分かるように グラフを作成する手段を検討しましょう 1 各問と合計点数が分かるように 全員の各問の点数で積み上げ縦棒グラフを使って視覚化する 2 棒グラフを表と円グラフと重ならない位置に移動する 3 棒グラフのタイトルに プレイスメントテスト個人成績 と入力する 4 棒グラフの縦軸ラベルを追加し 点数 と入力する 動画を Check! グラフの作成 動画をチェックして機能を確認しましょう グラフ作成 (2) 積み上げ縦棒 1 グラフ編集 (3) グラフの移動とサイズ変更 2 グラフ編集 (7) グラフタイトル 3 グラフ編集 (9) 縦 ( 値 ) 軸ラベル 4 Let s Try グラフを作成して情報をまとめる各クラスの人数の割合と生徒全員のテスト結果一覧を表すグラフを作成しましょう 1 各クラスの人数の割合が分かるグラフを作成しましょう 2 生徒全員のテスト結果が分かるグラフを作成しましょう 3ファイルを上書き保存しましょう ファイルは引き続き使用します 89

4) 伝えたい情報をまとめる 作成案を考える 伝えたい情報をまとめる方法を考える必要な情報がすべて揃いましたが このままでは提示する必要のない情報も入ってしまいます 資料として提示するために 情報をまとめましょう 1 新しいシートに提示する必要のある情報をまとめる 2 各問と合計点数の平均点 最高点 最低点の値を抜き出してまとめる 3 生徒の順位 生徒名 達成率 クラスを抜き出してまとめる 4 視覚化した 2 つのグラフを抜き出してまとめる 具体策の検討 1 新しいシートを作成する具体策を検討する Excel でデータをまとめ直したい場合 別のブックで作り直してもいいですが 同じブック内に新しいシートを作成してまとめ直すこともできます 1 新しいシートを挿入する 2 シート名を クラス分け資料 に変更する 90

動画を Check! シート 動画をチェックして機能を確認しましょう シートの活用 (4) シートの挿入と削除 1 シートの活用 (2) シート名変更 2 具体策の検討 2 必要な情報を見やすくまとめる具体策を検討する整理した情報の中から必要な情報だけを抜き出してまとめます 資料として提示するときに見やすくなるようなまとめ方を検討しましょう 1 シート 成績結果 の問 1 から問 5 と合計点数の平均点 最高点 最低点の値をコピーし シート クラス分け資料 に貼り付ける 2 シート 成績結果 の順位 生徒名 達成率 クラスの値をコピーし シート クラス分け資料 に貼り付ける 3 平均点を小数第 1 位までの表示にし 達成率はパーセントスタイルを付ける 4 列幅を整える 5 シート 成績結果 に作成した 2 つのグラフをコピーし シート クラス分け資料 に貼り付ける 91

伝わりやすい資料にする具体策を検討する何をまとめているのか一目で分かるタイトルを検討しましょう 具体策の検討 1 1 新しい行を 2 行挿入する 2 シート クラス分け資料 の上部に タイトル 高 1 スタンダードコースプレイスメントテスト成績結果 を入力する 3 タイトルのフォントサイズを大きくする 動画を Check! 行の挿入 動画をチェックして機能を確認しましょう 挿入 (1) 行の挿入 1 入力 (1) データの入力 2 フォントの設定 (1) 太字 斜体 フォントサイズ 3 具体策の検討 2 まとめた情報の見栄えをよくする具体策を検討する印刷した資料が見やすくなるように 表の見栄えを整える手段を検討しましょう 1 平均点 最高点 最低点の表と 生徒一人一人のデータがある表全体に格子罫線 外枠に太い外枠罫線を引く 2 表の項目名の下を下二重罫線にする 3 表の項目名のフォントを太字 中央揃えにする 4 表の項目名のセルに任意の色を付ける 5 生徒が所属するクラス (A から D) の文字を中央揃えにする 93

具体策の検討 3 見やすく印刷する具体策を検討する作成したシートを印刷すると 思いもよらない箇所が別のページに印刷されてしまうことがあるため注意が必要です 印刷時のレイアウトを調節する手段を検討しましょう 1 改ページプレビューの表示に切り替える 21 ページで印刷ができるように 改ページの位置 グラフの大きさや場所などを調節する 3 用紙の左右中央にタイトルが表示されるようにセルを結合して中央揃えにする 動画を Check! 改ページプレビュー 動画をチェックして機能を確認しましょう 改ページプレビュー 12 グラフ編集 (3) グラフの移動とサイズ変更 2 配置の変更 (2) セルを結合して中央揃え 3 まとめた情報の見栄えを整える資料を伝わりやすくするために見栄えを整えましょう 1シート クラス分け資料 にタイトルを入力しましょう 2 表の見栄えを整えましょう 3 印刷のレイアウトを整えましょう 4ファイルを上書き保存して 閉じましょう Let s Try 95