特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当

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調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

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計画改訂の趣旨 社会構造が大きく変化し 少子高齢化が進む中 生活環境の改善や医療の進歩などにより 平均寿命が延びている一方で 肥満や糖尿病などの生活習慣病が増加しており 健康づくりや疾病予防の重要性はますます高まっています 子どもから高齢者まで すべての県民が 健やかな生活をおくるために ヘルスプロ

(2) 循環器疾患項目 策定時の現状 データソース 1 脳血管疾患 虚血性心疾 脳血管疾患 厚生労働省 人口動態調査 脳血管疾患 脳血管疾患 患の年齢調整死亡率の減少 男性 49.5 男性 44.8 男性 41.6 (10 万人当たり ) 女性 26.9 女性 24.6 女性 24.7 虚血性心疾患

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

国と同一項目 国と類似項目 都道府県独自項目 別表第五栄養 食生活 身体活動 運動 休養 飲酒 喫煙及び歯 口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善に関する目標 その他 ( 自治体独自項目 ) (1) 栄養 食生活 (2) 身体活動 運動 (3) 休養 (4) 飲酒 (5) 喫煙 (6) 歯 口

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

02 28結果の概要(3健康)(170622)

健康くるめ21概要

生活福祉研レポートの雛形

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第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた

第3章「疾病の発症予防及び重症化予防 1がん」

4 死亡数と死亡率の推移 4,9 4,8 4,7 4,6 4,5 実数率人口千対 4,522 4,536 4,52 4, ,4 4,3 4, 4, , 平成 18 年平成 19 年平成 年平成 21 年平成 22 年 18 年 1

第2次「健康くるめ21」計画

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調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

資料 3 第 3 回次期札幌市健康づくり基本計画策定部会 現計画の評価と次期計画への関連について (1) 母子保健 1 思春期の心と身体の健康づくり 10 代の自殺率 ( 人口 10 万対 ) 指 標 現計画計画策定時の値 中間評価時の値 実績値 10~14 歳 ~19

はじめに 本県では全国を上回るペースで少子高齢化が進む中 ふるさと秋田の活力の維持と向上を図っていくため 全ての県民が生涯にわたって心豊かに生活できる 健康長寿あきた を実現することが重要です そのため生涯を通じた健康づくりのための施策について その方向性等を明らかにすることを目的として 平成 25

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

第2章 第2期健康やまだ21プランの評価

平成 27 年 10 月 6 日第 2 回健康増進 予防サービス プラットフォーム資料 協会けんぽ広島支部の取り組み ~ ヘルスケア通信簿について ~ 平成 27 年 10 月全国健康保険協会広島支部 協会けんぽ 支部長向井一誠

歯科中間報告(案)概要


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Microsoft PowerPoint - 2.医療費プロファイル 平成25年度(長野県・・

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計画の概要計画策定の趣旨 生活環境の改善や医学の進歩などにより 平均寿命が延びる一方で ライフスタイルの多様化や高齢化の進行に伴い がん 心臓病 脳卒中 糖尿病などのいわゆる生活習慣病が増加しています 国では 健康日本 21 の考え方をもとに 健康づくりを進めてきました 平成 24 年には 健康日本

-3- Ⅰ 市町村国保の状況 1 特定健康診査受診者の状況 平成 23 年度は 市町村国保 (41 保険者 )98,439 人の特定健康診査データの集計を行った 市町村国保の診者数は男性 女性ともに 歳の割合が多く 次いで 歳 歳の順となっている 男性 女性 総数


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結果の概要

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第 2 章気仙沼市の健康を取り巻く状況 - 4 -


第1章評価にあたって

第4章:施策と目標 2:生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(3)糖尿病(4)COPD

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はじめに第1章基本方針第2章岐阜市の現状第3章第4章第二次ぎふ市民健康基本計画の評価今後の取り組み第5章効果的な推進体制第6章参考資料7 第 3 章岐阜市の現状 1 岐阜市の人口統計 (1) 人口の推移 本市の人口は 昭和 60 年以降 減少傾向にあったものの 平成 18 年柳津町との合併により 一

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次世代ヘルスケア産業協議会第 17 回健康投資 WG 資料 6 職場における食生活改善の質の向上に向けて 武見ゆかり第 6 期食育推進評価専門委員会委員 ( 女子栄養大学教授, 日本栄養改善学会理事長 )

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3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

Microsoft Word - (セット案とれ)【閣議後会見用】取組ペーパー

スライド 1

Microsoft PowerPoint 資料1~4.pptx

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

「健康寿命」の伸長には若い頃からの健康改善が重要~2012年「健康寿命」の公表について考える

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

2011年度版アンチエイジング01.ppt

_鶴見区10月号_1頁.ai

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第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

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Microsoft Word - ダイジェスト(A4改

くう五栄養 食生活 身体活動 運動 休養 飲酒 喫煙及び歯 口腔の健康に関する生活習慣及び 社会環境の改善上記一から四までの基本的な方向を実現するため 国民の健康増進を形成する基本要素となる栄養 食生活 身体活動 運動 休養 飲酒 喫煙及び歯 口腔の健康に関する生活習慣の改善が重要である 生活習慣の

第 11 章 保健衛生 600 人 図 11-1 乳幼児健康診査実施状況 幼児一般検診 1 歳 6ヶ月検診 3 歳児検診 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 14

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第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

(3) 生活習慣を改善するために

要因 2 全国的に 死亡原因の 6 割が生活習慣病であり 大阪市においては 特に死亡者数の最 も多い悪性新生物 ( がん ) の死亡率が高くなっている なお 心疾患および脳血管疾患 については 全国との差が年々縮まり 現在はほぼ同じ水準となっている 国 大阪府 大阪市の死亡率 H22 年 人口 10

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

3 成人保健

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NEW版下_健診べんり2016_01-12

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大


健康格差人々の健康は社会的 経済的 政治的 環境的な条件に影響を受けることが明らかとなり そのことが地域における健康水準の差 すなわち健康格差の問題として認識されるようになりました 図 1 健康寿命 ( 都道府県別日常生活に制限のない期間の平均 ( 平成 22 年 )) 男性女性 愛知 静岡 千葉

健康ながさき21 (中間見直し版)

第 1 節人口の推移 1 総人口と世帯数の推移 平成 25 年 1 月 1 日現在 人口は 580,852 人 世帯数は 259,048 で平成 5 年から 人口 世帯数ともに増加傾向にあります 出典 : 各年 1 月 1 日現在総人口 2 段階別人口の推移と将来推計平成 17 年から 25 年まで

■● 糖尿病

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< 糖尿病療養指導体制の整備状況 > 療養指導士のいる医療機関の割合は増加しつつある 図 1 療養指導士のいる医療機関の割合の変化 平成 20 年度 8.9% 平成 28 年度 11.1% 本糖尿病療養指導士を配置しているところは 33 医療機関 (11.1%) で 平成 20 年に実施した同調査

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第 1 編総論第 1 章計画の基本的な考え方 1 計画改定の背景と趣旨 国や県においては 健康寿命 1 の延伸や生活の質 2 の向上 さらには 健康格差の縮 小を目的とした 健康日本 21 や 富山県健康増進計画 が策定され さまざまな関係機関の 連携により社会全体で個人の主体的な健康づくりを支援す

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

講演

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平成19年度学校保健統計調査結果

カテゴリー別人数 ( リスク : 体格 肥満 に該当 血圧 血糖において特定保健指導及びハイリスク追跡非該当 ) 健康課題保有者 ( 軽度リスク者 :H6 国保受診者中特定保健指導外 ) 結果 8190 リスク重なりなし BMI5 以上 ( 肥満 ) 腹囲判定値以上者( 血圧 (130 ) HbA1

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第2章 南魚沼市の健康の現状

1) 疾患別死亡数 死亡率 ( 七尾市 ) 死亡数 ( 総数 ) 資料 : 衛生統計報 死亡率 ( 総数 ) 人口 10 万対

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

,995,972 6,992,875 1,158 4,383,372 4,380,511 2,612,600 2,612, ,433,188 3,330, ,880,573 2,779, , ,

求する診療報酬明細書の件数 ( 入院以外 ) は 糖尿病や高血圧 心疾患などの生活習 慣病が約 4 割を占めている 生活習慣病患者が増加することにより 医療費は年々増 大していくことが考えられる 図 2 戸田市の医療費の推移 ( ウ ) 健康寿命の延伸県は健康寿命を 65 歳に達した県民が自立した生

計画の理念 基本方針 計画の理念 みんなですすめる市民健康づくり 基本方針 健康寿命の延伸を目指して! 自分らしく 生きがいをもって暮らすことができる 目指す姿 幼いころから 規則正しい生活習慣を身につけ 健康づくりにこころがけることができる 誰もが自然に健康づくりに結びつく環境をみんなでつくること

3 成人高齢保健等 -(1) 主要疾患別死亡推移 2 心疾患 全国 ( 上段 : 人 下段 : 人口 10 万対 ) 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年 198, , , , ,

Microsoft PowerPoint - 資料1_ひょうごの健康状況(健康寿命修正済)

平成19年度学校保健統計調査結果


平成25年 国民生活基礎調査【所得票】 結果表一覧(案)

Transcription:

健康ながよ 21 の計画期間は 平成 25~34 年度の 10 年間です 平成 29 年度に中間評価を行いました 平成 25 年度から 10 年計画で 第 2 次健康ながよ 21 計画に基づき健康づくり事業を進めており 平成 29 年度は中間評価の年となっております 中間評価の指標として 平均自立期間の値 国保医療費の推移 介護認定者数の推移等の客観的値と3 歳児健診の問診票や健康ながよ21アンケート調査の結果等 主観的値を用いて評価を行っています 中間評価の周知につきましては 長与町保健対策推進協議会 健康ながよ21 推進会議 及びホームページを通して広く住民に公表します 1. 町の変化 資料 : 統計ながよ 平成 22 年と平成 27 年を比較すると 15 歳未満の割合が 16.7% から 15.3% に減少していま すが 65 歳以上の割合は 19.1% から 23.3% に増加しており 少子高齢化が進んでいます 資料 : 統計ながよ 出生数は 平成 27 年度から 420 人程度となり 緩やかに減少しています 死亡数は 平成 25 年度から毎年 300 人を超えており 今後も増加が予想されます 1

特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当たりの医療費も 1.6 万円ほど減少しています これは 国民健康保険加入 者数の減少と薬価の引き下げ等が影響しています 2

資料 : 介護保険事業報告 65 歳以上の人口は大幅に増加していますが 要支援 要介護者の認定者数は微増で推移して います 死亡原因を平成 23 年と 28 年を比較すると 老衰が約 3 倍に増加し 肺炎 心疾患は減少 しています がんの部位別死亡者数 (H28 年 ) 15 人 胃がん 大腸がん 47 人 10 人 肺がん 31 人 乳がん 子宮がん 1 人 5 人 その他のがん がん部位別死亡者数は肺がんが最も多く 次に胃がん 大腸がんとなっています 3

2. 健康ながよ 21 アンケートより 平成 29 年度アンケート回答状況対象者数 配布枚数 回答数 回答率 臨時配布数 乳幼児期 2,828 210 110 52.4 児童生徒 ( 小学生 ) 2,474 190 120 63.2 10 児童生徒期 ( 中学生 ) 1,339 100 40 40.0 30 青年期 6,097 420 130 31.0 30 壮年期 19,212 900 361 40.1 10 高齢期 (79 歳以下 ) 2,457 250 147 58.8 計 34,407 2070 908 43.9 臨時配布分を含めた回答数 1 日に 3 食食べている者の割合は 小学生 壮年期は微増 乳幼児 青年期 高齢期は減少 しています 特に青年期は 11.8% 減少しています 1 日 2 食以上主食 主菜 副菜が揃っている頻度は 小学生は 7.5% 増加 青年期は微増 中学生 壮年期 高齢期は減少しています 4

週 2 回以上運動習慣のある者の割合は 青年期は 11.2% 増加 壮年期は 8.3% 増加 高齢期 は 1.7% 増加しています また ほとんど運動をしない者の割合はやや減少しています 1 日の歩数が 3,000 歩未満の割合は 青年期は 11.12% 増加 壮年期は 2.5% 減少 高齢 期 2% 増加しています 青年期の 1 日の歩数は減少しており 日常生活で 歩く ことが減少 していることがうかがえます 5

2. 中間評価の結果 全体目標健康寿命の延伸と健康格差の縮小 平均自立期間 平成 22 年女性 81.11 年 男性 78.40 平成 27 年女性 84.49 年 男性 80.35 年年平成 22 年における本町男性の平均自立期間は 78.40 年 ( 県内 7 位 ) で 女性は 81.11 年 ( 県内 20 位 ) でしたが 平成 27 年は 男性の平均自立期間は 80.35 年 ( 県内 3 位 ) 女性は 84.49 年 ( 県内 4 位 ) でした 特に女性の平均自立期間は 3.38 年伸び 良い結果となりました しかし 平均寿命との差が男性 1.56 年 女性 3.80 年あり 今後もより一層健康づくりに取り組む必要があります 健康寿命とは 日常生活に制限のない期間をいいます 本町の健康寿命は 県が介護保険情報等により算出した 日常生活動作が自立している期間の平均 ( 平均自立期間 ) を使っています 平成 22 年 平成 27 年 男性 女性 男性 女性 平均寿命 平均自立平均自立平均自立平均自立平均寿命平均寿命平均寿命期間期間期間期間 全国 79.64 78.17 86.39 83.16 80.79 79.24 87.05 83.71 長崎県 78.89 77.55 86.33 83.23 80.47 78.98 86.92 83.79 長与町 81.26 78.40 87.73 81.11 81.91 80.35 88.29 84.49 資料 : 健康ながさき 21 中間報告 各項目の結果 全体目標 がん 平均自立期間 項目 がん検診の受診率向上 ( 平成 28 年度より受診率の母数が 40 歳から 69 歳までの全住民に 子宮がんは 20 歳から 69 歳までの全住民に変更になった ) 75 歳未満のがんの年齢調整死亡率の減少 前回の値 (2011 年 ) 今回 (2016 年 ) 男性 78.04 年 80.35 年 女性 81.11 年 84.49 年 胃 11.9% 5.4% 大腸 27.3% 8.6% 肺 28.2% 9.7% 子宮 24.4% 14.8% 乳 21.2% 19.2% 目標値 (2023 年 ) 増加 50% 83.8% 減少 6

項目 前回の値 (2011 年 ) 今回 (2016 年 ) 目標値 (2023 年 ) 循環器疾患 糖尿病 栄養 食生活 特定健診受診率向上 35.8% 45.6% 60% メタボリック シンドローム予備群及び該当者の減少高血圧の改善 (140mmHg 以上又は 90mmHg 以上脂質異常症の減少 (LDL160 以上 ) HbA1c7% 以上(NGS 値 ) の者の割合糖尿病有病者の増加の抑制 ( 問診表 ) 血糖コントロール不良者の割合の減少 ( 治療中で A1c7% 以上の者 ) 合併症の減少 ( 新規透析者の人数 ) 全出生数中低出生児の割合の減少小学校 5 年肥満傾向にある子どもの割合男子の減少小学校 5 年女子小学校 5 年やせ傾向にある子どもの割合男子の減少小学校 5 年女子肥満者 (BMI25 以上 ) の割合の減少 低栄養傾向 (BMI20 以下 ) の高齢者の減少 29.1% 29.7% 23% 31.7% 29.6% 29% 9.7% 10.7% 7.9% 以下 3.0% 3.8% 6.9% 8.1% 現状維持又は減少 30.6% 33.0% 減少 4 人 (H23 新規 ) 6 人 (H28 新規 ) 現状維持又は減少 6.6% 8.8% 減少 10.5% 8.3% 3.7% 3.6% 32.9% 1.5% 39.0% 3.6% 減少 3% 減少 40~60 歳 25.6% 24.6% 減少 18.5% 17.1% 減少 主食 主菜 副菜を組み合わせた食事が 1 日 2 回以上の日がほぼ毎日の者の割合の増加 3 歳児 67.3% 青年期 58.3% 57% 壮年期 67.0% 74% 増加 3 歳児 97.2% 95.4% 3 食食べている者の増加 小学校 5 年男子小学校 5 年女子 90.3% 89.3% 93.1% 91.6% 100% に近づける 7

項目 運動を習慣的にしている子どもの増加 ( 週 3 回以上 ) 小学校 5 年男子小学校 5 年女子 前回の値 (2011 年 ) 今回 (2016 年 ) 62.0% 36.2% 目標値 (2023 年 ) 増加 運動習慣者の割合の増加 40~74 歳 43.9% 44.8 53.40% 身体活動 運動 日常生活における歩数の増加 (3000 歩未満の者の減少 ) 足腰に痛みのある高齢者の割合の減少 青年期男子 22.2% 40.3% 青年期女子 34.8% 41.2% 減少壮年期男子 40.1% 36.9% 壮年期女子 50.0% 48.2% 66.7% 53.8% 50% 介護保険認定率の増加の抑制 19.7% 17.8% 現状維持 就業又は何らかの地域活動をしている高齢者の割合の増加 65.8% 58.4% 80% アルコール 喫煙 1 日あたりの純アルコール摂取量が男性 40g 女性 20g 以上の者の減少 男性 6.6% 7.0% 4.60% 女性 2.4 2.7% 1.30% 妊娠中の飲酒をなくす 8.5% 妊娠中の喫煙をなくす 8.3 成人の喫煙者の減少 17.3 16% COPD の認知度の向上 17.0% 15% 増加 歯 口腔 休養 むし歯のない子どもの増加 歯の喪失防止 ( 保有する歯が壮年期 25 本 高齢期 20 本とする割合の増加 ) 過去 1 年間に歯科検診を受診した者の増加 口腔機能が維持 向上する高齢者の割合の増加 睡眠による休養を十分にとれていない者の割合の減少 3 歳 81.3% 88.0% 85% 小学生 ( 平均 ) 中学生 ( 平均 ) 80.7% 85.1% 54.9% 57.8% 増加 壮年期 57.0% 60% 67% 高齢期 50.3% 48% 60% 青年期 20.0% 56.5% 25% 壮年期 33.0% 56.4% 40% 高齢期 45.5% 66.7% 60% 固いものが食べられる 71.7% 76.6% むせない 77.6% 78.0% 80% 全体 19.5% 20.9 15% 8

項目 前回の値 (2011 年 ) 今回 (2016 年 ) 目標値 (2023 年 ) こころの健康 地域の健康づくり ストレスを常に感じている人の割合の減少 自殺者の減少 認知機能低下ハイリスク高齢者の割合の減少 壮年期男性 31.0% 16.4% 壮年期女性 22.9% 23.5% 6 人 (10 万人対 ) 5 人 (10 万人対 ) 減少 減少 15.80% 40.2% 現状維持 いきいきサロン数 12 20 20 子育てサロン数 4 6 6 まとめ 健康ながよ21 健康増進計画の全体目標である 健康寿命の延伸 は 平成 22 年と平成 27 年を比較すると 平均自立期間 が男性は 1.95 年 ( 県内 7 位 3 位 ) 女性は 3.38 年 ( 県内 20 位 4 位 ) 延伸しています しかし 平均寿命との差はそれぞれ 1.56 年 3.80 年あり 今後も引き続き健康づくりに取り組む必要があります 世代によって重点的に取り組む項目に違いはありますが 個人 家族 地域 職場 学校等で横断的に そして継続的に行うことで健康寿命の延伸 健康格差の縮小につながっていくと考えております 生活習慣病の状況は平成 23 年と平成 28 年を比較すると メタボリック シンドローム予備群及び該当者の割合が約 0.6% 増加しています また 糖尿病に関係する HbA1c7% 以上の者の割合 糖尿病有病者の割合 血糖コントロール不良者の割合はそれぞれ増加しており 今後 糖尿病有病者数の増加や重症化が懸念されます メタボリック シンドロームになる要因として 過食 運動不足 等が考えられますが 健康ながよ21アンケート調査の結果及び3 歳児健診時の問診票から 3 食食べている者の割合 が 小学生 壮年期では微増ですが 乳幼児 中学生 青年期では減少し 特に青年期は 11.8% 減少しています また 主食 主菜 副菜を組み合わせた食事が1 日 2 回以上食べている者 の割合は小学生 青年期で増加 中学生 壮年期は微減 高齢期は減少しております 運動については 週 2 回以上運動習慣がある者 の割合は青年期 壮年期ともに増加し 大幅に改善しています しかし 日常生活における歩数は 3,000 歩未満の者の割合 が青年期 高齢期で増加しており 日常生活の中での 歩く 機会は減少しています 平成 30 年度から 健康ポイント事業 を開始します この事業は 20 歳以上の住民を対象に 歩く 健診を受ける 健康イベントに参加する 等の健康づくりを行うことでポイントを獲得し そのポイントに応じてインセンティブを付与するものです 青年期の健康づくりはもちろん 日ごろ健康を意識していない人の健康づくり活動の習慣化を後押しします また 長与町健康宣言 を行い 広く住民の方の健康に対する意識の向上を図るとともに 職場 医療機関 学校 健康づくりボランティア団体等との連携を深め 正しい情報の発信やいつでもどこでも健康づくりができる環境整備を進めていきます 9