別紙7

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二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

目  次

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奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

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第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

国民保護に関する業務計画(案)

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

(2) 本部の設置場所本部の設置場所は 原則として浦安市集合事務所 301 会議室とする (3) 関係機関との連絡体制関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を浦安市集合事務所に設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 連絡室は 浦安市集合事務所内に

第 4 章市の地理的 社会的な特徴 国民保護措置の実施に当り 考慮しておくべき市の地理的 社会的な特徴を示します 位置 地形 気候 人口状況 道路の位置等 鉄道の位置等 自衛隊施設 本市における留意事項 主な特徴 人口 10 万人を擁し 首都東京に近郊の都市 鉄道 4 線が交差する県北西部の広域交流

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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馬区教育委員会規則第 1 号 ) 第 3 条第 1 項に規定する部長ならびに選挙管理委員会事務局長および議会事務局長をもって充てる 2 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律 ( 平成 16 年法律第 112 号 以下 法 という ) 第 28 条第 4 項第 3 号の本部員は 区

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準

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第 1 大規模地震 火災に関する調査研究 市民部 消防組合 35 第 2 出火防止 初期消火体制の確立 市民部 消防組合 35 第 3 消防力の増強 市民部 消防組合 35 第 4 防災資機材の整備 市民部 消防組合 36 第 5 節震災に強い地域 ( 社会 ) づくり 37 第 1 自主防災組織の

目次 はじめに P3 1 災害 緊急の範囲 P3 2 時間と場所を考慮した対応の必要性 P3 3 時間ごとの対応 P4 4 場所ごとの対応 P5 5 デジタルサイネージの提供コンテンツ P6 6 緊急時を意識したデジタルサイネージシステム P6 7 情報の切替 復帰の条件 P7 8 緊急運用体制 P

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

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油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

( ウ ) 交通管制被災区域への車両の流入抑制及び緊急交通路を確保するための信号制御等の交通管制を行う (3) 警察官 自衛官及び消防吏員による措置命令警察官は 通行禁止区域等において 車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨害となることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると認め

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事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

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(6) 行方不明者の捜索 (7) 治安の維持 (8) 被災者等への情報伝達 (9) 前各号に掲げるもののほか 派遣先都道府県警察の長が特に指示する活動一部改正 平成 25 年第 15 号 ( 即応部隊の活動 ) 第 4 条即応部隊は 大規模災害発生時に直ちに被災地等へ赴き それぞれ次に掲げる活動を行


各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

都市整備部 ( 危機管理課以外 ) 健康福祉部市民病院水道局 道路の整備及び復旧に関すること 下水道施設の整備及び復旧に関すること 道路通行の禁止 制限及び道路交通の確保に関すること 応急仮設住宅の建設に関すること 住宅の応急修理に関すること 等 避難施設の運営体制の整備に関すること 高齢者 障害者

第3回検討会_質の向上WG検討状況報告

⑤5 地方公共団体における検証等に関する調査結果

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シートの説明 新規 とは, 今回の改革推進プランから新たに取組が始まったプランです 継続 とは, 前回の集中改革プラン (H18~21) から継続して取組んでいるプランです 下段の番号は, 旧プラン番号を表しています 神栖市改革推進プラン ( 平成 22 年度 ~ 平成 26 年度 ) 取組状況 H

1 検査の背景 我が国の防災の基本法として災害対策基本法 ( 昭和 36 年法律第 223 号 ) が制定されている 同法によれば 内閣府に中央防災会議を置くとされ 同会議は 災害予防 災害応急対策及び災害復旧の基本となる防災基本計画の作成 その実施の推進 防災に関する重要事項の審議をそれぞれ行うな

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第8章 災害復旧計画

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( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防


大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

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市町村国民保護モデル計画

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第1節  計画の目的等

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施行通知(課長名)

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~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

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者のために個室や隔離したスペースを確保する 身近な福祉避難所 また 一般の避難所や身近な避難所では避難生活が困難な要配慮者を避難させるために 社会福祉施設等に開設する 福祉避難所 と重層的に福祉避難所を設置することを想定している (2) 要配慮者とは福祉避難所の対象者として想定されるのは 法律上 要

本編表紙&目次.

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ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

- 総目次 - - 本編 - 第 1 章総則 第 2 章 災害予防計画 第 3 章 風水害応急対策計画 第 4 章 震災応急対策計画 第 5 章 大規模事故等応急対策計画 第 6 章 災害復旧復興計画 - 資料編 -

第 2 項交通応急対策 災害時には 道路 橋梁等の道路施設が被災するとともに 倒壊建物 がれき等による障害物や 緊急車両 一般車両による交通渋滞が発生し 緊急輸送等に支障をきたすおそれがある 町民等の避難 災害応急対策員の輸送および救助 救護のための資材 物資の輸送を確実に行うため 迅速かつ適切に交

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試行の概要 試行の目的石狩川滝川地区水害タイムライン ( 試行用完成版 ) を試行的に運用することにより 対応行動や実施手順を確認するとともに 運用結果を検証し 同タイムラインを精査することを目的とする 試行の概要 実施時期 : 平成 30 年出水期 (8 月 ~10 月ごろ ) 実施場所 : 各主

第 6 章安否情報の収集 提供 市は 安否情報の収集及び提供を行うに当たっては 他の国民保護措置の実施状況を勘案の上 その緊急性や必要性を踏まえて行うものとし 安否情報の収集 整理及び報告並びに照会への回答について必要な事項を以下のとおり定める 1 安否情報の収集 (1) 安否情報の収集市は 避難所

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3部第 3 部災害復興計画 ( 仮題 ) 第 4 章震災復興マニュアルのしくみ 第 4 章東京都震災復興マニュアルのしくみ 東京都震災復興マニュアル ( 以下 震災復興マニュアル という ) は 都市復興マニュアル ( 平成 9 年 ) と 生活復興マニュアル ( 平成 10 年 ) を統合し 復興

平成 30 年度コミュニティ助成事業実施要綱 第 1 趣旨一般財団法人自治総合センター ( 以下 自治総合センター という ) は 宝くじの社会貢献広報事業として この要綱の定めるところにより コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備 安全な地域づくりと共生のまちづくり 地域文化への支援や地域の

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第 1 節復旧 復興の基本方針の決定 村は 被災者の生活再建を支援し 再度災害の防止に配慮した施設の復旧等を図り より安全 性に配慮した地域振興のための基礎的な条件づくりを目指すため 復旧 復興の基本方針を決定 し その推進に当たって必要な場合は 他の地方公共団体の支援を要請する 1 復旧 復興の基

ウ. 女性防火クラブ育成助成事業女性防火クラブなど主に家庭における初期消火活動 救出救護活動及び防火思想の高揚等に必要となる資器材等の整備に関する事業 エ. 幼年消防クラブ育成助成事業幼年消防クラブの育成及び防火思想の普及啓発に必要となる資器材等の整備に関する事業 オ. 女性消防隊育成助成事業女性消

参考 生活支援制度 と り災証明書に記載された住家の被害程度 の対応表 ( 目安 ) この表は 生活支援制度 と り災証明書に記載された住家の被害程度 との対応について 目安として作成したものです 各支援制度の詳細な適用条件については 3 生活支援制度一覧 (P.5~) に記載している各制度の お問

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別紙第 7 復帰段階の計画 要旨 避難住民の復帰は 当時の状況によるところが大きいため この段階については 大綱を計画します 復帰に当たっては 避難住民の復帰に関する要領を作成します 事態の緊急性が低いと考えられるので当時の最適な方法により行い復帰を行います 関連する計画市 県 避難住民の復帰に関する要領 避難住民復帰計画 避難住民の復帰要領 避難タイプとの関連 大規模中規模小規模 避難タイプによる違いはなく です 対処は 当時の状況によります 1 状況 (1) 期間ア対象期間 事態への対処 平素 準備 避難 生活 復帰 復旧 復興 緊急避難 避難の指示が解除され 避難住民が復帰をはじめた段階 避難住民の復帰の完了国民保護措置終了 ( 対処基本方針の廃止 ) 救援の継続や復帰のための特別措置 イ留意事項 ( ア ) 対処基本方針が廃止された場合は 救援の継続や復帰のための措置について 何らかの措置により行います ( イ ) 復帰のための措置 a 誘導以外の措置 b 市長 知事による誘導 (2) 別紙第 1 情報計画 参照 - 7-1 -

2 構想 (1) 活動方針市 ( 総務部 ) は 県 ( 危機管理局 ) から避難の指示の解除の通知を受けた後 避難住民の復帰を迅速かつ円滑に行い 避難住民が早期に生活再建に入れるよう体制づくりを行います この際 復帰先地域の安全確認情報等を県等から収集し これに基づき避難住民の復帰に関する要領 ( 法 692) を作成した後 当時の最適な方法で避難住民への周知及び復帰を実施します (2) 実施概要避難先地域からの復帰については 当時の状況によるところが大きいため 大綱を計画します ア情報の収集 連絡 ( ア ) 情報の収集 連絡体制の整備 a 復帰前の情報収集的確かつ迅速な復帰のため あらかじめ避難先都道府県又は県 避難先市町村 関係機関 団体などから以下の情報を収集します また 消防団 避難先における自治会等の協力を得て避難住民等の状況を把握するとともに 避難住民への周知及び復帰に当たっては 避難先において自治会等が有する情報等の活用を図ります 1 復帰先地域の被災情報及び安全確認情報 2 復帰日時 復帰方法 復帰経路等に関する情報 3 復帰の間及び復帰後の復帰住民支援に関する情報 4 避難先地域における避難住民の状況 b 復帰の間の情報収集安全かつ円滑な復帰のため 避難の間を通じて県 関係機関 団体などから以下の情報を収集します 1 復帰先地域の安全確認情報 2 復帰の進捗状況 3 復帰住民の安否情報 c 情報の連絡体制の整備市 ( 総務部 企画振興部 ) は 復帰に先立ち 復帰住民 関係機関 団体等に対する情報連絡体制を整備し 随時情報を提供します ( イ ) 情報収集体制レベル 1 イ実施体制 ( ア ) 復帰体制への移行 a 市 ( 各部 ) は 避難の指示の解除の通知を受けたときは 遅滞なく 組織の体制を避難生活体制から復帰体制へ移行します b 市 ( 総務部 建設部 ) は 復帰に伴い 市役所等の復帰及び仮庁舎などの撤去 原状回復を準備します ( イ ) 対策本部の廃止 a 市 ( 総務部 ) は 対策本部を設置すべき市町村の指定の解除の通知を受けたときは 遅滞なく 対策本部を廃止します ( 法 30) b 市 ( 総務部 ) は 対策本部を廃止したときは 対策本部設置の通知に準じて対策本部廃止の通知を行います ( ウ ) 復帰支援センターの開設 a 市 ( 総務部 ) は 対策本部の廃止に伴い 復帰支援センターを開設します - 7-2 -

b 同センターの開設期間は おおむね復帰が完了と判断されるまでとします ( エ ) 復帰先地域の被災状況 安全状況の確認 a 市 ( 総務部 ) は 県と共同で調査隊を派遣し 復帰先地域の被災状況 安全状況を確認します b 安全が確保されていないときは 県を通じて又は直接 関係機関 団体に対し安全対策を要請し 安全が確認された後 住民の復帰を開始します ( オ ) 職員の派遣要請等人員が不足する場合 第 5 章活動要領 の 7 人に関すること の (1) 職員の動員 派遣要請など の イ職員の派遣の要請 斡旋の求めなど に準じて職員の派遣 斡旋を求めます ウ避難 救援 ( ア ) 避難の指示の解除 ( 法 55) 避難の指示の解除については 消防団 避難先における自治会等の協力を得て 避難の指示に準じて伝達 通知します ( イ ) 避難住民の復帰に関する要領 ( 法 692) 避難住民の復帰に関する要領は 次の事項について定めます なお 要領の作成に当たっては 県 関係機関 団体と密接に連絡調整を行います 1 復帰の経路 復帰の手段その他復帰の方法に関する事項 2 復帰住民の誘導の実施方法 復帰住民の誘導に係る関係職員の配置その他復帰住民の誘導に関する事項 3 その他復帰の実施に関し必要な事項 ( ウ ) 復帰住民の誘導復帰支援センターは 必要に応じ県 関係機関 団体と連携の上 消防団 自治公民館等の協力を得て 避難住民の誘導に準じて復帰住民の誘導及び確認を行います この際 復帰経路の確保 運送力の確保 災害時要援護者の復帰について県 ( 企画部 福祉保健部 県土整備部 ) 消防団及び避難先地域の消防機関等と密接な連絡調整を行います また 必要に応じ復帰支援センターへの連絡要員の派遣要請 復帰関係機関の調整所設置などを実施します ( エ ) 被災者の救援 県は以下のとおり被災者の救援を行うこととされています 1 応急仮設住宅の建設 2 被災住宅の応急修理 3 食品の給与及び飲料水の供給 4 生活必需品の給与又は貸与 5 医療及び助産の提供 復帰支援センターは 復帰住民の状況を確認し 県の救援を補助 法廷受託するとともに 必要に応じて県に対し復帰住民の救援の要請を行います ただし 救援の期間については 厚生労働大臣が示すまでの期間とします エ武力攻撃災害への対処 ( ア ) 応急復旧 a ライフライン ( 上水道 下水道 電気 ガス 通信 ) 施設の応急復旧市 ( 建設部 水道部 ) は 上下水道について可能な限り速やかに応急復旧 供用するとともに 電気 ガス 電話など住民の復帰に必要な運送路及び復帰住民の生活に必要なライフラインについて関係機関 団体に対し応急復旧を要請 連絡調整を実施します - 7-3 -

この際 国道 9 号 179 号 313 号など主要交通路の道路管理者及び沿線市町村と密接に連携をとり 迅速かつ的確な運送路の確保に努めます b 公共施設等の応急復旧教育施設については 可能な限り速やかに応急復旧 供用します また 市役所などについても応急復旧により迅速に業務を再開します ( イ ) 復帰住民の生活の安定 a 復帰住民の生活確保 b 義援金 救援物資等の配分 ( ウ ) 埋葬 火葬の早急な実施 ( エ ) 廃棄物の早急な回収 処分 ( オ ) 保健衛生の確保などへの住民の協力 知事 県職員 援助協力要請 市長市職員住民 3 各機関の役割 (1) 市 総務部 総務課防災安全課職員課財政課税務課支所管理課会計管理者議会事務局行政委員会事務局市民課 1 その他市長の命ずる事項 又は復帰支援センター長の求める事項 1 復帰に関する総括 2 避難住民の復帰に関する要領の作成 3 市対策本部の廃止 4 復帰に係る他市町村 県 国 消防 警察 自衛隊との連絡調整 5 警報解除の伝達 避難の指示解除の経由等に関すること 6 消火 救急 救助等 7 防災行政無線等の復旧 確保 8 情報の収集 ( 整理 集約 ) 提供等 9 特殊標章等の回収 10 職員の服務 給与 動員 派遣 受入等 11 職員の活動支援 安否等に関すること 12 国民保護措置関係予算その他財政に関すること 13 市有財産 車両等の管理 運用 提供 補修等 14 市役所仮庁舎 現地対策本部の廃止等 15 費用の出納及び物品の調達 16 復帰住民への補給支援の運営 調整等 17 被害調査に関すること 18 市議会に関すること - 7-4 -

19 各部の協力 20 安否情報の収集 提供等に関すること 21 戸籍等の保護に関すること 22 火葬 埋葬の準備 23 その他各課の事務に属さないこと 企画振興部総合政策課観光交流課人権政策課人権文化センター 福祉保健部福祉課子ども家庭課長寿社会課医療保険課保健センター 産業環境部農林課商工課農業委員会事務局環境課 1 避難住民の復帰に係る運送の手配 運営等 2 復帰等に係る広報 広聴 ( 相談 ) 3 写真等による情報の記録 収集等 4 自治公民館 自主防災組織の連絡調整 支援 5 情報関連設備 施設等に関すること 6 住民の復帰誘導 7 人権の擁護 8 外国人への情報提供及び復帰に関すること 9 住民の復帰誘導 10 復帰地域の避難所の開設運営に対する協力 1 避難先地域の避難所の閉鎖及び復帰地域の避難所等の開設 2 災害時要援護者の復帰に関すること 3 保育所園児の復帰等に関すること 4 保育所園児の応急保育 保育の復旧の準備 5 他部に属しない生活支援及び保護 6 赤十字標章等の回収 7 ボランティアの支援 調整に関すること 8 義援金 救援物資等の収配準備等 9 復帰住民に対する医療 助産の提供 10 感染症の予防 対策等に関すること 11 復帰住民の健康維持 保健衛生 12 復帰住民への生活関連物資の確保 給与 13 入浴施設 トイレ等確保 提供の準備 14 食品衛生 食中毒防止等の準備 15 住民の復帰誘導 1 物資に係る運送の手配 運営 2 復帰住民への食品の確保 給与 3 農林水産業の復旧 復興支援準備 4 商工業の復旧 復興支援準備 5 就職支援に関すること 6 観光業に関すること 7 住民の復帰誘導 8 廃棄物 し尿処理の準備 建設部 管理課検査専門監建設課景観まちづくり課下水道課 1 復帰経路の状況確認 確保 情報提供 2 応急仮設住宅等の手配 建設 供与準備 3 ライフライン ( 電気 ガス 電話 ) の確保に関する連絡調整等 4 武力攻撃災害の応急復旧等 5 市街地等の状況把握 復旧の準備 - 7-5 -

6 公共土木施設等の状況把握 対策 7 用地の確保 土地の使用 提供等の準備 8 危険箇所 支障となる工作物の除去等 9 土木資機材等の手配準備 10 応急仮設住宅用資材 応急復旧資材等の調達準備 11 建築の制限 緩和等の準備 12 被災者住宅の再建支援準備 13 市営住宅の調査 応急復旧 提供準備 14 応急公用負担に関すること 15 下水道 集落排水の被害調査 応急復旧等 16 河川漂流物等に関する情報収集 保管 対処等の準備 17 住民の復帰誘導 水道部 教育部 業務課工務課 教育総務課学校教育課生涯学習課図書館文化財課博物館学校給食センター 1 復帰住民への飲料水の供給 2 上水道 簡易水道施設の被害調査 応急復旧など 3 水質検査 4 住民の復帰誘導 1 復帰地域の避難所の確保 開設 運営に対する協力 2 児童生徒の復帰等 3 児童生徒の応急教育 教育の復旧の準備 4 文教施設等の状況把握 対策 提供 5 文化財の保護 復帰 6 住民の復帰誘導 7 各部の協力 消防部 消防団 1 住民の復帰誘導 2 災害時要援護者の復帰補助 3 復帰地域の避難所開設に対する協力 (2) 県 1 県国民保護対策本部の廃止 2 復帰地域 経路の安全確認と復帰に関する住民への情報提供 3 市町村の復帰支援 4 復帰住民の救援 (3) 指定地方行政機関 1 本文 第 4 章各機関の処理すべき事務又は業務の大綱 に示す業務のうち復帰段階において実施すべき業務 (4) 自衛隊 - 7-6 -

1 国民保護措置の準備 実施 (1) 応急の復旧に関する措置 (5) 指定公共機関 1 本文 第 4 章各機関の処理すべき事務又は業務の大綱 に示す業務のうち復帰段階において実施すべき業務 放送事業者 1 警報の解除の放送 ( 法 51) 2 避難の指示の解除の放送 ( 法 57) (6) 指定地方公共機関 1 本文 第 4 章各機関の処理すべき事務又は業務の大綱 に示す業務のうち復帰段階において実施すべき業務 放送事業者 1 警報の解除の放送 ( 法 51) 2 避難の指示の解除の放送 ( 法 57) - 7-7 -