Rev 11:19 それから 天にある 神の神殿が開かれた 神殿の中に 契約の箱が見えた また いなずま 声 雷鳴 地震が起こり 大きな雹が降った 1これは 鉢の裁きが始まる前の天の神殿の状況描写である 2 默 15:1 は それを引き継いでいる (2) 天にもう一つの巨大な驚くべきしるしを見た 1

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な声で私に呼びかけるのが聞こえたあの初めの声が言った ここに上れ この後 必ず起こる事をあなたに示そう (1) ヨハネは 7 つの教会への手紙の啓示を聞いた後 天の御座の幻を見た 1 その後 私は見た とは 時間の流れを示す言葉である (2) 招きの言葉がかかった 1 一つの開いた門があった * ヨ

2017 年 10 月 8 日 ( 日 ) 9 日 ( 月 ) 15 回さらにすぐれた契約 さらにすぐれた契約 ヘブル 8:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし (2) ユダヤ教の 3 つの柱

1.1 節 Rev 14:1 また私は見た 見よ 小羊がシオンの山の上に立っていた また小羊とともに十四万四千人の人たちがいて その額には小羊の名と 小羊の父の名とがしるしてあった (1) ヨハネは キリストの再臨後の状況を見ている 1 実際にキリストの再臨が起こるのは 19 章になってからである

2017 年 2 月 5 日 ( 日 ) 6 日 ( 月 ) 22 回 イスラエルに対する戦い (2) イスラエルに対する戦い (2) 黙 12:7~17 1. はじめに (1) キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている 110 章 ~14 章は 挿入箇所である * 物語の進展はなく 状況の説明が

に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか (1) ここで場面は 地から天に移行する 1 大患難時代を通して継続している状況の描写である (2) ヨハネは キリストに対する信仰のゆえに殉教の死を遂げた人々の幻を見た 1 彼らは 祭壇の下にいた 2 旧約時代のいけにえの血が祭壇の土台に注がれたこと

2017 年 6 月 11 日 ( 日 ) 12 日 ( 月 ) 39 回 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 黙 22:1~5 1. はじめに (1) 旧約聖書の預言のハイライトは メシア的王国である 1 黙示 20 章は メシア的王国が千年で終わることを啓

2012 年 1 月 22 日 ( 日 ) 23 日 ( 月 )54 ローマ人への手紙 15:4~13 希望から希望へ 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)14:1~15:13 は 雑多な問題を扱っている 1 超道徳

Rev 7:1 この後 私は見た 四人の御使いが地の四隅に立って 地の四方の風を堅く押さえ 地にも海にもどんな木にも 吹きつけないようにしていた (1) この後 私は見た 1 物事の時間的流れではなく ヨハネが見た幻の順番を示している 2この幻は 神の裁きが迫っていることを示唆している 3 地の四方

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2011 年 10 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 )42 ローマ人への手紙 11:25~36 拒否の解決 (3) イスラエルの救い 1. はじめに (1)10 月 13 日 ( 木 ) の日没から仮庵の祭りが始まった 1 第 7 の月の 15 日 満月 2 満月を眺めながら イスラエル

Rev 17:2 地の王たちは この女と不品行を行い 地に住む人々も この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです (1) 大淫婦と不品行 1 旧約聖書では 淫婦 は 偽の宗教 を象徴する言葉である 2 淫行 は 偶像礼拝を象徴する言葉である 霊的姦淫である * 通常は 真の神を信じると告白しながら 偶像

2017 年 7 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 1 回 ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル 1:1~3 1. はじめに (1) 著者 1いくつかの名が上げられてきた * パウロ * ルカ ( パウロがヘブル語で書いたものを ルカがギリシア語に翻訳した ) * バ

1イエスがバプテスマを受けたとき 天が開かれて聖霊が鳩のように下った 2ここでは 天が開かれて再臨のメシアが地に下ってこられる 3 黙 4:1 では ヨハネを招くために天が開かれた 4ここでは キリストが地に下るために天が開いた (2) 白い馬に乗った方 1ローマ軍の将軍は 白い馬に乗った 2 再臨

(1) 神殿の聖所と至聖所を分ける幕である 1 長さが約 18 メートル 厚さが約 10 センチ 2この幕の内側に入れたのは 大祭司だけである それも年に一度だけ 3 大祭司 アロンの家系 ケハテ氏族 レビ族 イスラエルの民 全人類 (2) この幕が 上から下まで真っ二つに裂けた 1 神の御手がこれ

3 仲介者としての祭司たちが存在していた (2) 新約時代の状態 1すべての信者が まことの聖所に入ることができる * 天の聖所で 神の臨在の前に出ることができる 2これは 万人祭司の教えである 3 訳文の比較 こういうわけですから 兄弟たち 私たちは イエスの血によって 大胆にまことの聖所に入るこ

2016 年 12 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 16 回 ラッパの裁き 5 ラッパの裁き 5 黙 9:1~11 1. はじめに (1)6 章から 9 章までの流れ 16 章で 巻き物の封印が解かれる 最初の 6 つの封印 * ここから大患難時代が始まる 27 章は 挿入句である

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(1) 獣の形状 (1~2 節 ) (2) 獣の復活 (3~4 節 ) (3) 獣の支配 (5~8 節 ) (4) 励ましのことば (9~10 節 ) 3. 結論 : 反キリストはキリストの真似をする 反キリストの働きについて学ぶ Ⅰ. 獣の形状 (1~2 節 ) 1.1 節 Rev 13:1 また

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2016 年 10 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 7 回 フィラデルフィアの教会 フィラデルフィアにある教会 黙 3:7~13 1. はじめに (1) 黙示録の 3 区分 1 黙 1:19 は 黙示録を 3 区分している Rev 1:19 そこで あなたの見た事 今ある事 この後に起こ

2 奇跡 3 父 4 聖書 4. メッセージのゴール (1) イエスを誰だと言うか (2) イエスを信じる者の幸いとは何か このメッセージは イエスの業と主張について考えようとするものである Ⅰ. イエスと父は一体である (19~29 節 ) 1. 行動において まことに まことに あなたがたに告げ

(1) 千年王国の最後に サタンが底知れぬ所から再び解き放たれる 1 その理由は 再び人類を試すためである 2 神は 人類がいかに堕落しているかを証明される (2) 千年王国にも罪は存在する 1 千年王国が始まった時点では 未信者は存在しない 2 千年王国では ほぼ理想に近いような生活環境が実現する

2017 年 8 月 13 日 ( 日 ) 14 日 ( 月 ) 7 回 第 2 の警告 (2) 第 2 の警告 (2) ヘブル 4:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と誤

2017 年 7 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 ) 3 回 御使いに勝る御子 (2) 御使いに勝る御子 (2) ヘブル 2:1~9 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と

牧会の祈り

2 イエスの戒めを守るなら イエスの愛に留まることになる (2) その教えを話した理由は 弟子たちが喜びに満たされるためである 1イエスは 自分が経験している喜びを弟子たちに与えようとしている 2イエスの喜びは 父なる神への従順 ( 喜ばせること ) によって生まれる 3ヘブ 12:2 Heb 12

Heb 11:7 信仰によって ノアは まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき 恐れかしこんで その家族の救いのために箱舟を造り その箱舟によって 世の罪を定め 信仰による義を相続する者となりました (1) ノアは 神から警告を受けた 1 創 6:17 Gen 6:17 わたしは今 いの

2013 年 3 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 51 回目 Ⅵ-054 山上の垂訓 山上の垂訓 054 マタ 5:1~2 ルカ 6:17~19 1. はじめに (1) 呼び名について 1マタ 5:1~8:1 は 通常 山上の垂訓 ( 説教 ) と呼ばれる 2しかし この名称は 説教

2018 年 5 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) 14 回 ペテロの第 2 のメッセージ (2) ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たち

2011 年 07 月 17 日 ( 日 ) 18 日 ( 月 )29 ローマ人への手紙 8:12~17 聖化の力 ( 聖霊 )(3) 養子の霊 1. はじめに (1) 聖化 に関する 8 回目の学びである 最終回 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は ク

2011 年 06 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )26 ローマ人への手紙 7:14~25 律法からの解放 (3) ロマ書 7 章クリスチャン 1. はじめに (1) 聖化 に関する 5 回目の学びである 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は

創世記5 創世記2章4節b~25

2010 年 4 月 18 日 ( 日 ) 19 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 19 出エジ 19 出エジプト記 14 章 15 節 ~15 章 21 節 紅海を渡る 1. 文脈の確認 (1) イスラエルの民は 430 年後にエジプトを脱出した (2) エジプト脱出の記録は

2014 年 10 月 7 日 ( 火 ) 60 分で分かる創世記 60 分で分かる創世記 1. はじめに (1) 60 分で分かる〇〇 のシリーズを開始する 11 節 1 節の解説も重要であるが 鳥瞰図的な理解も必要である 2その場合重要なのは センス オブ プロポーション である (2) 創世記

牧会の祈り

2008 年 7 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 8 創世記 8 創世記 3 章 14 節 ~24 節 アダム契約 イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 創世記には 11 の区分 ( トルドット ) がある (2) 第 1のトルドットには 人類の

2012 年 1 月 15 日 ( 日 ) 16 日 ( 月 )53 ローマ人への手紙 14:13~15:3 キリスト者の自由 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)12 章は 基本的には教会内の行動についての勧めであ

* ユダヤ人の歴史家ヨセフスもまた同じような書き方をしている 5 テオピロは ルカの執筆活動を支援するパトロンであった可能性が高い 6 もしそうなら テオピロはローマ人クリスチャンであったと思われる (2)1~2 節は ルカの福音書の要約である 1 前の書 というのは ルカの福音書 のことである 2

黙示録 5 章 世界の巻き物 1A 封印を解くにふさわしい方 1-7 1B どこにもいない ふさわしい者 1-4 2B 勝利を得た小羊 5-7 2A 小羊への礼拝 B 血潮によって贖われた者たち B 無数の御使いと全被造物 本文 5 章を今晩は学びます 私たちは

1 それは キリストにのみ適用される御名である (2) 旧約聖書では 御使いたちは 神の子たち と呼ばれた Job 38:7 そのとき 明けの星々が共に喜び歌い / 神の子たちはみな喜び叫んだ 1 新約聖書では 信者が 神の子たち と呼ばれる ( ヨハ 11:52) 2しかし 御子 ( ヒュイオス

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シリーズ キリストの再臨と終末の預言 -No.2( 改訂 ) キリストの空中再臨と教会の携挙 ( その二 ) 教会の 携挙 についての聖書的根拠 ベレーシート 前回は シリーズ キリストの再臨と終末の預言 の第一回目として キリストの空中再臨と教会の携挙 について学びました このことはとても重要な教

* ダニエル書 3 捕囚期後 (3) * ハガイ書 * ゼカリヤ書 * マラキ書 (5) 預言者たちが語ったメッセージの要約 1 神の主権と聖なるご性質 2 契約の民イスラエルの不従順の罪 3 悔い改めへの招き 4 迫り来る神の裁きと捕囚 5イスラエルの民を攻撃する周辺国への裁き 6 捕囚からのレム

た 義認 の祝福を述べたものでしょうか しかしこの 1 節は 2 節の頭に なぜなら という言葉があるように 2 節と密接に関連しています ですから 2 節を見て行くことによって 1 節の意味を確かめることができます 2 節が述べていることは何でしょうか それは罪と死の原理からの解放です 私たちが

2018 年 2 月 4 日 ( 日 ) 5 日 ( 月 ) 29 回 善行の勧めと信仰上の勧め 善行の勧めと信仰上の勧め ヘブル 13:1~17 1. はじめに (1) この手紙は ユダヤ教への回帰を考えていた第 2 世代のメシアニック ジューたちを励ますために書かれた 1 教理的学び 2 学んだ

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

(2) ロマ 7:1~6 の要約 1 律法の大原則 * 律法は 人に対して権限を持つ * 律法は 死んだ人には権限を持たない 2 結婚関係の例話 * 夫が生きている間は 結婚の律法によって制約されている * それを破れば 姦淫の女と呼ばれる * 夫が死ねば 結婚の律法から解放される * 再婚しても

2010 年 2 月 21 日 ( 日 ) 22 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 13 出エジ 13 出エジプト記 9 章 13 節 ~10 章 29 節 最後の 3 つの災い 1. 文脈の確認 (1) エジプトに主からの 10 の災いが下る (2)10 の災いの記述は 考え抜

Microsoft Word - ◎中高科

Heb 11:23 信仰によって モーセは生まれてから 両親によって三か月の間隠されていました 彼らはその子の美しいのを見たからです 彼らは王の命令をも恐れませんでした (1) この節は モーセの信仰ではなく モーセの両親の信仰を記録している 1 彼らは その子の美しいのを見た * ギリシア語で ア

出エジプト記 25 章 主の語られる聖所 1A 幕屋のための奉納物 1-9 2A 聖所の祭具 B 至聖所 C 契約の箱 C 宥めの蓋 B 聖所 C パンの机 C 燭台 本文 出エジプト記 25 章を開いて

ヘブル人への手紙1章

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創世記5 創世記2章4節b~25

ヨハネの手紙講解 神のあかし ヨハネの手紙第一 5:1~21 1. 油注がれた者 新改訳改訂第 3 版 Ⅰヨハネ 5:1 イエスがキリストであると信じる者はだれでも 神によって生まれたのです 生んでくださった方を愛する者はだれでも その方によって生まれた者をも愛します イエスがキリストであると信じる

2012 年フルクテンバウム フルクテンバウム博士セミナー セミナー 聖書が教える死後の世界 個人的終末論 講師 アーノルド フルクテンバウム博士 通訳 中川健一

さい あなたはこのために召され また 多くの証人たちの前でりっぱな告白をしました Ⅱ テモテ 4:7 私は勇敢に戦い 走るべき道のりを走り終え 信仰を守り通しました これらの箇所では 戦い となっています b. 苦闘 コロサイ 2:1 あなたがたとラオデキヤの人たちと そのほか直接私の顔を見たことの

に知恵と英知と知識とあらゆる仕事において 神の霊を満たした (2~3 節 ) (1) ユダ部族のフル その子ウリ その子ベツァルエル 1フルとはモーセの手を両側から支えた 2 人のうちのひとり ( 出 17 章 ) 2フルの孫がベツァルエルである (2) 神の霊を満たした 1 知恵 (wisdom)

2011年度 牧羊者 第Ⅳ巻

2013 年 3 月 24 日 ( 日 ) 25 日 ( 月 ) 52 回目 Ⅵ-054 八福の教え 八福の教え 054 マタ 5:3~12 ルカ 6:20~26 1. はじめに (1) 文脈の重要性 1 文脈を無視して 山上の垂訓のある言葉を取り出すことが余りにも多い 2イエスは 神の国の福音をも

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第 6 章では7つの封印のうち6つの封印が 神の小羊によって次々と開かれていきます 第一の封印が開かれると 冠をかぶり弓を持つ騎手の乗った白い馬が現れます 強い軍事力で他国を侵略していく帝国主義の象徴です 次に大きな剣を持つ騎手の乗った赤い馬 内戦や反乱で人々を苦しめる象徴です 黒い馬は飢饉を 青白

このメッセージは 父なる神について考えようとするものである Ⅰ. 聖書が使用する比喩的言葉 1. 神という言葉について (1) ヘブル語でエロヒム ( エル ) ギリシア語でセオス 1 普通名詞 神々を指す言葉である 2 日本語の神も 多くの神々を指す言葉である 3 聖書の神は どういう神かを示す必

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ヨハネの福音書講解 ヨハネの福音 ヨハネの福音書 21:15~25 1. 愛する 新改訳改訂第 3 版 ヨハネ 21:15 彼らが食事を済ませたとき イエスはシモン ペテロに言われた ヨハネの子シモン あなたは この人たち以上に わたしを愛しますか ペテロはイエスに言った はい 主よ 私があなたを愛

2017 年 9 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 11 回第 3 の警告 (3)- 励ましの言葉 - 第 3 の警告 (3) について学ぶ Ⅰ. 信者の救いに関する確信 (9~12 節 ) 1.9 節 Heb 6:9 だが 愛する人たち 私たちはこのように言いますが あなたがたについ

聖書 : ピリピ 3:1~3 説教題 : 神の御霊による礼拝 日時 :2017 年 2 月 26 日 ( 朝拝 ) ピリピ人への手紙第 3 章に入ります この手紙は全部で 4 章からなっていますので 今日から後半部に入ることになります パウロは 最後に 私の兄弟たち と始めます この手紙はまだ半分ま

牧会の祈り

2017 年 2 月 21 日 ( 火 ) 60 分でわかる旧約聖書 (24) エレミヤ書 60 分でわかる旧約聖書 (24) エレミヤ書 1. はじめに (1) 預言者たちの中でのエレミヤの位置づけ 1 預言書を書いた預言者 (the writing prophet) * 王国が南北に分裂して以降

このメッセージは メシアの義とパリサイ人の義について学ぼうとするものである Ⅰ. 真の信仰者の特徴 (5:13~16) 1. 地の塩 (13 節 ) あなたがたは 地の塩です もし塩が塩けをなくしたら 何によって塩けをつけるのでしょう もう何の役にも立たず 外に捨てられて 人々に踏みつけられるだけで

この預言によると メシヤ つまりイエス キリストは ダビデの王座に着き 裁きと正義によってこの王国を治めて確立します ダビデの王座は地上のものでした 地上における過去と未来のあるものでした この預言はまだ成就されていません 2. イザヤ書 11: :1 エッサイの根株から新芽が生え

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2 A. その正体この獣について その正体 いったいだれのことなのかを見ていきましょう 黙示録 16:13を見てください また 私は竜の口と 獣の口と にせ預言者の口とから かえるのような汚れた霊どもが三つ出て来るのを見た 竜の口 獣の口 にせ預言者の口 と書かれています すでに 私たちは竜はサタン

を与えられて 祈りつつ取り組んで行くように導かれる ですから私たちは自分の願い事を一方的に神に祈る祈りはやめて まず聖書を通してまず神を見上げること 御名を賛美することから始めたいのです そのような神への賛美また信仰告白から始まる祈りこそ祝福される祈りの基礎です さて第 2 の祈りは 御国が来ますよ

イエスさまの公的な活動は 2 年から 3 年と言われます その短い時間の中で人々に与えた影響は 考えられないほど大きいものでした ここに今日 わたしたちが集まって礼拝しているのも そのせいです けれどもその 2 年ないし 3 年のイエスさまの活動はずっと順調であったわけではありません イエスを愛し慕

第二に 聖さを得るために 私たちはすべての人との平和を追い求めなければなりません 私たちの思いの内にある敵対心や闘争心などを放っておかず 平和的に生きるように努めなければなりません へブル書の著者は このことについて 非常に厳しく警告しています 私たちが神の聖さにあずかる者とならない限り 主を見るこ

牧会の祈り

07/06/17  礼拝メッセージ  近藤修司 牧師

は歯が痛くなるとズキンズキンとして何をしていても繰り返し襲って来る痛みに悩まされますが そのように 絶えず痛みがある と言わずにいられないような痛みを感じ続けていた 一体それはどんな悲しみ 痛みだったのでしょうか それが同胞ユダヤ人の不信仰に関することでした パウロがどんなに同胞 同国人のことを思っ

1:14 ことばは人となって 私たちの間に住まわれた 私たちはこの方の栄光を見た 父のみもとから来られた ひとり子としての栄光である この方は恵みとまことに満ちておられた 今日はこの後 神が人となってくださったことについて考えたいと思いますが まずこの聖句にある 住まわ れた について ご一緒に考え

2019 年 7 月 28 日 ( 日 ) 29 日 ( 月 ) 70 回 12 人の弟子たちの救い 12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけ

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2012 年 2 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )59 ローマ人への手紙総まとめ 総まとめ 1. はじめに (1) 執筆の意図 1 使徒としての使命 * 所々 かなり大胆に書いた (15:15) 2 使徒としての奉仕の原則 * 他人の土台の上に建てない (15:20) * これまで ロ

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一 マリヤへの恵みある教会に 何かというと 恵まれた女よ おめでとう と言う人がいました 女性のための聖書のクラスで 誰かが正しい答えを言ったら 恵まれた女よ おめでとう 感謝なことの証しをしたら 恵まれた女よ おめでとう 誰かが牧師に祈ってもらっている姿を見たら 恵まれた女よ おめでとう 彼女はい

ダニエル書は終末についてどのように語っているか No.2 御使いガブリエルが告げた 七十週 の預言 聖書箇所 9 章 20 節 ~27 節 はじめに 前回はダニエル書 2 章から バビロンの王ネブカデネザルの見た正夢に ついて学びました その正夢は終わりの日に起こることを示されたものでした ダニエル

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人には 非日常性が必要です いつもの生活ではなく これは見たことがない 聞いたことがないという意外性 あるいは奇跡と言ってよいでしょう いつも自分のできること していること中で生きているならば 虚しさが残り 死に至ります しかし これまで経験しなかったこと 知り得ないことを知れば そこに命があり 希

B2 神はどのようなお方か 1Chro.29:10-12 Dt.10:12-13 Ps.95:1-7 B3 イエス キリストはどのようなお方か John.14:8-10 Mk.6:31-56 John.10:30-33 Heb.2: John.4:2-3 2John.7-10 B4 三位

牧会の祈り

(1) 処 女 降 誕 (2)イエスの 歴 史 性 (3) 福 音 の 3 要 素 (4)イエスの 死 後 の 状 態 (5) 昇 天 (6) 再 臨 * 今 回 は (4)イエスの 死 後 の 状 態 を 取 り 上 げる * 死 んでから 復 活 までの 3 日 間 をどのように 過 ごされたの

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今日 復活日の聖書日課には三人のマリアが出て来ました 日曜日の朝早く イエスの墓に行った二人のマリア マグダラのマリアともうひとりのマリア さらにもうひとりのマリアがその前に登場していました 旧約聖書 出エジプト記第 15 章 20 節です アロンの姉である女預言者ミリアムが小太鼓を手に取ると 他の

ヨハネ黙示録の概略 目次 章 頁 1 序言... 1 章... 2 黙示録の書かれた目的 2 7つの教会へ... 2 章 ~3 章... 3 どの教会にも7つの顔がある 3 天の御座の幻... 4 章 子羊 ( キリスト ) の幻... 5 章 解かれた封印の幻... 6

としたこと それに対してイエスは 今は 止めないでほしい 正しい ことをすべて行うのは 我々にふさわしいことです ( マタイ 3 15) と 言って ヨハネから洗礼をお受けになったと伝えています しかしマルコ福音書は そういうことは何も伝えていません イエス は ユダヤの全地方から集まって来た大勢の

聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

束の地カナンに入ることが許されなかった 9 死を前にして ヨシュアを後継者に任命し 120 歳でモアブのネボ山で死んだ 10 モーセという人は 地上のだれにもまさって非常に謙遜であった ( 民数記 12:3) 11 自分を しもべとして神の家全体のために忠実でした ( ヘフ ル 3:5) 新約聖書に

天に出入りして 何が目的なのか? 次を見ると 古い蛇は投げ落とされた ( 黙示録 12:9) ここで サタンは完全に投げ落とされて もう出入りできなくなります 二度と神の御座の前に立てなくなるのです こうして この巨大な竜 すなわち 悪魔とか サタンとか呼ばれて 全世界を惑わす あの古い蛇は投げ落と

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鉢の裁きへの前奏曲 黙 15:1~8 1. はじめに (1) キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている 110 章 ~14 章は 挿入箇所である 210 章 ~14 章では 大患難時代の中間に起こる数々の出来事が取り扱われた * これらの出来事の影響は 大患難時代の後半にも継続する 315 章 ~16 章では 大患難時代後半の 3 年半に起こる出来事が取り上げられる * 最も激しい裁きが下る 第 7 のラッパの裁き * それが 7 つの鉢の裁き である * 第 7 つ鉢の裁きに続く出来事が キリストの再臨である (19 章 ) *16 章と 19 章は 時間的につながっている (2)15 章は 鉢の裁きへの前奏曲である * 神の怒りが地に下る前に 天における状況が啓示される * 苦難に会う聖徒たちへの励ましのメッセージである 2. アウトライン (1)7 つの災害を携えた 7 人の天使 (1~2 節 ) (2) モーセの歌と小羊の歌 (3~4 節 ) (3) 開かれた天の幕屋の聖所 (5~6 節 ) (4)7 つの鉢 (7~8 節 ) 3. 結論 (1) 神の怒りからの解放 (2) 音楽と礼拝 黙示録 15 章の内容について学ぶ Ⅰ.7 つの災害を携えた 7 人の天使 (1~2 節 ) 1.1 節 Rev 15:1 また私は 天にもう一つの巨大な驚くべきしるしを見た 七人の御使いが 最後の七つの災害を携えていた 神の激しい怒りはここに窮まるのである (1) ここで 默 11:19 と默 15:1 がつながる 1

Rev 11:19 それから 天にある 神の神殿が開かれた 神殿の中に 契約の箱が見えた また いなずま 声 雷鳴 地震が起こり 大きな雹が降った 1これは 鉢の裁きが始まる前の天の神殿の状況描写である 2 默 15:1 は それを引き継いでいる (2) 天にもう一つの巨大な驚くべきしるしを見た 1 もう一つ とは すでに見た 2 つの しるし とは別のものであることを示している * ひとりの女 (12:1): イスラエルの象徴 * 赤い竜 (12:3): サタンの象徴 * ここでは 7 つの災害を携えた 7 人の天使が そのしるしである 2このしるしは 神の最終的な裁きが始まろうとしていることを示している 3 神の聖なる怒りが 神を信じない人類の上に 反キリストの上に 偽預言者の上に下ろうとしている (3) 最終的な裁きは 7 人の天使を仲介者として行われる 1 封印の裁きも ラッパの裁きも 同じようにして行われた 2 天使は 神の命令を実行する しもべたちである (4) 7 つの災害 は 最も激しい裁きである 1 最後の裁きである 2 神の怒りがその極みに達する裁きである * 窮まる は ギリシア語で テレオウ である * ヨハネ 19:30 の 完了した と同じ動詞である * 神は 贖いの業も 裁きの業も 完璧に行われる 3 7 つの災害 が 鉢の裁き と呼ばれるものである * 大患難時代の 7 年の最後に起こる * 短時間の内に 連続的に起こる * 先に行くほど 神の怒りの度合いが強くなる 2.2 節 Rev 15:2 私は 火の混じった ガラスの海のようなものを見た 獣と その像と その名を示す数字とに打ち勝った人々が 神の立琴を手にして このガラスの海のほとりに立っていた (1) 私は 火の混じった ガラスの海のようなものを見た 1 黙 4:6 2

Rev 4:6 御座の前は 水晶に似たガラスの海のようであった 御座の中央と御座の回りに 前もうしろも目で満ちた四つの生き物がいた 2 出 24:10 Exo 24:10 そうして 彼らはイスラエルの神を仰ぎ見た 御足の下にはサファイヤを敷いたようなものがあり 透き通っていて青空のようであった 3 黙 15:2 の 火の混じった は 神の聖なる怒りを示していると思われる (2) そこには 大患難時代の殉教者たちが立っていた 1 彼らは 反キリストを受け入れなかった人たちである 2 黙 12:11 Rev 12:11 兄弟たちは 小羊の血と 自分たちのあかしのことばのゆえに彼に打ち勝った 彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった (3) 神の立琴を手にして 1 彼らは 神の恵みによって勝利することができた 2 忠実さへの報償が 小羊の前での礼拝である 2 彼らにできる最善の応答は 礼拝である 3 礼拝のために竪琴が用いられた Ⅱ. モーセの歌と小羊の歌 (3~4 節 ) 1.3 節 Rev 15:3 彼らは 神のしもべモーセの歌と小羊の歌とを歌って言った / あなたのみわざは偉大であり 驚くべきものです 主よ 万物の支配者である神よ あなたの道は正しく 真実です もろもろの民の王よ (1) モーセの歌は 2 つの可能性がある 1 出 15:1~11 に出てくる勝利の歌 Exo 15:1 そこで モーセとイスラエル人は 主 に向かって この歌を歌った 彼らは言った / 主 に向かって私は歌おう / 主は輝かしくも勝利を収められ / 馬と乗り手とを海の中に投げ込まれたゆえに * 7 つの鉢の裁き は モーセがエジプトにもたらした災害に似ている 2 申命 32 章で モーセ自身がイスラエルの民の前で語っている内容 * こちらの方が 神の解放も御業の全体を歌っている (2) 天において殉教者たちがモーセの歌を歌っているのは 興味深い 3

1 モーセは 旧約時代において神の民に解放をもたらした 2 イエスは 大患難時代において神の民に解放をもたらす (3) 小羊の歌は 聖書には記録されていない 1 恐らく 3~4 節がその歌の歌詞であろう 2イエスが神であることを宣言している 3 反キリストとその勢力を滅ぼすことによって ご自身の神性を証明される 2.4 節 Rev 15:4 主よ だれかあなたを恐れず 御名をほめたたえない者があるでしょうか ただあなただけが 聖なる方です すべての国々の民は来て あなたの御前にひれ伏します あなたの正しいさばきが 明らかにされたからです (1) 主よ だれかあなたを恐れず 御名をほめたたえない者があるでしょうか 1 大患難時代の殉教者たちの歌が続く 2これは 修辞的質問である 神の偉大さを強調する文章である 3 旧約時代において イスラエルは偶像礼拝の国々に取り囲まれていた 4その中で 彼らは主 ( ヤハウェ ) だけをほめたたえた (2) ただあなただけが 聖なる方です 1イエスは 聖なる方である 2それゆえ 神の小羊として罪の贖いを提供することができた 3ヘブ 9:14 Heb 9:14 まして キリストが傷のないご自身を とこしえの御霊によって神におささげになったその血は どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ 生ける神に仕える者とすることでしょう 41 ペテ 1:18~19 1Pe 1:18 ご承知のように あなたがたが父祖伝来のむなしい生き方から贖い出されたのは 銀や金のような朽ちる物にはよらず 1Pe 1:19 傷もなく汚れもない小羊のようなキリストの 尊い血によったのです (3) すべての国々の民は来て あなたの御前にひれ伏します 1これは 千年王国において成就する 2キリストの再臨に続いて 千年王国が設立される 3キリストは エルサレムでダビデの王座について世界を統治する 4 千年王国は 文字通りの地上における王国である 4

5 諸国民は エルサレムに登り キリストを礼拝する Ⅲ. 開かれた天の幕屋の聖所 (5~6 節 ) 1.5 節 Rev 15:5 その後 また私は見た 天にある あかしの幕屋の聖所が開いた (1) その後 また私は見た 1ここから 新しいテーマが始まる (2) 天にある あかしの幕屋の聖所が開いた 1 あかしの幕屋 とは 天にある神殿のことである 2 地上の神殿は 天にある神殿のコピーである 3 天にある神殿の至聖所が開いた * 聖所と至聖所を隔てている幕が裂かれた 2.6 節 Rev 15:6 そしてその聖所から 七つの災害を携えた七人の御使いが出て来た 彼らは きよい光り輝く亜麻布を着て 胸には金の帯を締めていた (1) 聖所が開いたので そこから 7 人の天使たちが出て来た 1そこは 大祭司だけが入ることを赦されていた 2 天使たちは聖であるので そこに入ることができた 3 彼らは 7 つの災害を携えていた 4すぐにでも 鉢の裁きが始まろうとしている (2) 彼らは きよい光り輝く亜麻布を着て 胸には金の帯を締めていた 1 光り輝く亜麻布 は 天使たちが聖であり義であることを示している * 聖である とは 神のために選び分かたれていることを指す * 彼らは 神の裁きを行うために選び分かたれた者たちである 2 金の帯 は 天使たちの威光を指すと考えられる Ⅳ.7 つの鉢 (7~8 節 ) 1.7 節 Rev 15:7 また 四つの生き物の一つが 永遠に生きておられる神の御怒りの満ちた七つの金の鉢を 七人の御使いに渡した 5

(1)4 つの生き物は 黙 4:6 に登場した天使たちである Rev 4:6 御座の前は 水晶に似たガラスの海のようであった 御座の中央と御座の回りに 前 もうしろも目で満ちた四つの生き物がいた (2) 天使のひとりが 7 つの金の鉢を 7 人の天使たちに渡した 17 人の天使たちは その鉢を地にぶちまける 2.8 節 Rev 15:8 聖所は神の栄光と神の大能から立ち上る煙で満たされ 七人の御使いたちの七つの災害が終わるまでは だれもその聖所に 入ることができなかった (1) この煙は シャカイナグローリーである 1 出 40:34~35 Exo 40:34 そのとき 雲は会見の天幕をおおい 主 の栄光が幕屋に満ちた Exo 40:35 モーセは会見の天幕に入ることができなかった 雲がその上にとどまり 主 の栄光が幕屋に満ちていたからである (2) 鉢の裁きが終わるまでは 誰も聖所に入ることができなかった 1 鉢の裁きが最後で 最も厳しい裁きであることを示している 結論 : 1. 神の怒りからの解放 (1) 神の怒りは 神の義に基づく 罪に対する怒りである (2) 私たちクリスチャンは その怒りから解放されている 1それが 携挙の希望である (3)1 テサ 1:10 1Th 1:10 また 神が死者の中からよみがえらせなさった御子 すなわち やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエスが天から来られるのを待ち望むようになったか それらのことは他の人々が言い広めているのです 1 やがて来る御怒り とは 大患難時代に下る裁きのことである (4)1 テサ 5:9 1Th 5:9 神は 私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく 主イエス キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです 1 御怒り とは 大患難時代に下る裁きのことである 6

2. 音楽と礼拝 (1) 黙示 15:2~3 では 殉教者たちが小羊をたたえている 1 小羊を礼拝することは 信仰者に与えられる特権であり 褒賞である 2 礼拝は 贖われた者たちの当然の応答である (2) 彼らは 楽器をもって小羊をたたえている 1 詩 4 篇 Psa 4:0 指揮者のために 弦楽器に合わせて ダビデの賛歌 2 詩 5 篇 Psa 5:0 指揮者のために フルートに合わせて ダビデの賛歌 3 詩 43:4 Psa 43:4 こうして 私は神の祭壇 私の最も喜びとする / 神のみもとに行き / 立琴に合わせて あなたをほめたたえましょう / 神よ 私の神よ 4 詩 150:3~5 Psa 150:3 角笛を吹き鳴らして / 神をほめたたえよ / 十弦の琴と立琴をかなでて / 神をほめたたえよ Psa 150:4 タンバリンと踊りをもって / 神をほめたたえよ / 緒琴と笛とで / 神をほめたたえよ Psa 150:5 音の高いシンバルで / 神をほめたたえよ / 鳴り響くシンバルで / 神をほめたたえよ (3) あらゆる楽器は 神を賛美するために用いてもよい (4) 神をたたえるのにふさわしくない賛美などない (5) 伝統的な賛美と現代的な賛美の長所と欠点 1 伝統的な賛美は 歌詞もメロディーもすばらしい 2 時間のテストをくぐり抜けてきた 3しかし 感情移入が難しい 4 現代的な賛美は 若者を引きつける 5しかし 深みのないものが多い 6 時間のテストを受ける必要がある (6) コロサイ 3:16 Col 3:16 キリストのことばを あなたがたのうちに豊かに住まわせ 知恵を尽くして互いに教え 互いに戒め 詩と賛美と霊の歌とにより 感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい 7