第201回幹事会資料5別添18

Similar documents
日本学術会議会則

日本学術会議協力学術研究団体規程

Microsoft Word 規約

平成19年6月

1.日本家族社会学会会則_ 施行

2 規則第 4 条第 1 項に定める支部代表理事候補者選出選挙の立候補者を推薦する者は その立候補者が立 候補する支部に所属していなければならない ( 会員理事候補者の選出 ) 第 6 条会員理事候補者として立候補した者の数が第 2 条別表に規定する定数と同数の場合 立候補者は無投票にて会員理事候補

9川総行推第29号

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (SATREPS) JST 中間評価 1 の実施要領 平成 29 年 6 月改定 JST 国際部 SATREPS グループ 1. 地球規模課題国際科学技術協力 (SATREPS) プロジェクトの中間評価について SATREPS は JST による研究支援お

内部統制ガイドラインについて 資料

新旧対照表

笠縫東学区まちづくり協議会会則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 笠縫東学区まちづくり協議会 ( 以下 協議会 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条協議会の事務所は 滋賀県草津市集町 58 番地の8に置く ( 目的 ) 第 3 条協議会は 地域住民が主体となって地域共通の願いの実現ならびに

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

会長メッセージ「『日本学術会議第23期3年目(平成28年10月~平成29年9月)の活動に関する評価』における指摘事項に対する考え方について」

2008年6月XX日

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

14個人情報の取扱いに関する規程

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

第258回幹事会資料4

獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

<4D F736F F D D9197A791E58A C8FAC924D8FA489C891E58A77838A E837D836C B4B92F65F E332E398E7B8D73816A>

<4D F736F F D2092E88ABC88EA959495CF8D5882C98AD682B782E982A8926D82E782B E646F6378>

登録できる 二個人会員は 大学及び公的研究機関の研究者とする 三特別会員は 本コンソーシアムの会長が特に参加を認めた法人又は個人とする ( 会員の入会 退会等 ) 第 5 条本コンソーシアムに会員として入会を希望する者は 所定の申込書を会長あてに提出するものとする 2 会員の入会については 第 8

スライド 1

<4D F736F F D2093C192E895578F8089BB8B408AD A8EC08E7B977697CC FC90B394C5816A2E646F6378>

分野に分け 当該専門分野における正会員数の比率に応じて 評議員数を割り振るものとする なお 端数の処理については 理事会に一任する (1) 小児科 (2) 神経内科 (3) 精神科 (4) 脳神経外科 5. 死亡 定年 辞任 あるいは退会により 各区分における評議員の定数が著しく欠けた場合は 必要に

いる 〇また 障害者の権利に関する条約 においては 障害に基づくあらゆる差別を禁止するものとされている 〇一方 成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度 ( いわゆる欠格条項 ) については いわゆるノーマライゼーションやソーシャルインクルージョン ( 社会的包摂 ) を基本理念とする成年

一般社団法人 日本医学教育学会 会費規則

自治労福島県職員労働組合退職互助会規約(抄)

「定款」等の一部改正について

一般財団法人短期大学基準協会認証評価実施規程 [ 平成 17 年 4 月 14 日制定 ] [ 平成 20 年 3 月 19 日改正 ] [ 平成 23 年 5 月 26 日改正 ] [ 平成 24 年 3 月 15 日改正 ] [ 平成 27 年 5 月 21 日改正 ] [ 平成 29 年 2

(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

座間市自治会総連合会規約 第一章総則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 座間市自治会総連合会 ( 以下 市自連 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条市自連本部は 座間市役所ふれあい会館内に置く 第二章事業と目的 ( 目的 ) 第 3 条市自連は 地区自治会連合会 ( 以下 地区自連 という

<4D F736F F D208E9197BF E88E68EE58CA C490BA96BE95B62E444F43>

職員互助会会則

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

日本学術会議法

評価(案)「財務省行政情報化LANシステムの運用管理業務」

持続可能な自治会活動に向けた男女共同参画の推進について(概要)

Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を

医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

資料 3 平成 28 年経済センサス - 活動調査の実施時期 経済センサス 活動調査は 我が国の全産業分野における事業所及び企業の経済活動の実態を全国及び地域別に明らかにするとともに 事業所及び企業を調査対象とする各種統計調査の精度向上に資する母集団情報を得ることを目的に 平成 24 年に総務省統計

How to Select a Representative

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

5. 資料 ( 答申 ) の入手方法 (1) 札幌市中学校英語教育研究会ホームページに掲載 (2) 会員に簡易メールに添付して配布 平成 23 年 11 月 28 日 ( 月 ) 全会員に送信 6. スケジュール 平成 23

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

PowerPoint プレゼンテーション

(H 改正 ) 北海道社会保険労務士政治連盟規約 (S 改正 ) 第 1 章総 ( 名称 ) 第 1 条本連盟は 北海道社会保険労務士政治連盟 ( 以下 道政連 ) と称する (S 改正 /H 改正 ) ( 事務所 ) 第 2 条本連盟は 事務所を札幌

国立病院機構熊本医療センターボランティア 活動受入規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 国立病院機構熊本医療センター ( 以下 病院 という ) においてボランティア活動を希望する個人又は団体を広く受け入れ円滑に活動できるよう支援し 地域社会とともに患者さまを側面から支援し 病院での療養生活を充実

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

<4D F736F F D204E45444F D E836782C982A882AF82E9926D8DE0837D836C AEE967B95FB906A91E63494C BD90AC E398C8E323593FA89FC92F9816A>

研究会規程

01協議会要綱提出版

外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

Microsoft Word _標準化会議規程_ (改定).doc

公職選挙法・政治資金規正法・

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

山形県立中央病院治験審査委員会業務手順書

資料 3 時代の要請を受けた 消費者保護の課題について 平成 31 年 4 月 経済産業省商務 サービスグループ 商取引監督課

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

1. 口座管理機関 ( 証券会社 ) の意見概要 A 案 ( 部会資料 23: 配当金参考案ベース ) と B 案 ( 部会資料 23: 共通番号参考案ベース ) のいずれが望ましいか 口座管理機 関 ( 証券会社 ) で構成される日証協の WG で意見照会したところ 次頁のとおり各観点において様々

日本医療情報学会

連絡担当窓口企画提案書 実施事業者の概要 企画提案者の概要 機関名 代表者役職 氏名 所在地 氏名 ( 役職 ) 電話番号 ( 代表 直通 ): Fax: 連絡先 ホームページ : 1 基本財産又は資本金 円 2 職員数 ( うち本事業に携わる職員数 ) 人 ( 人 ) 3 設立年月

総務省独立行政法人評価委員会議事規則 総務省独立行政法人評価委員会令 ( 平成十二年政令第三百十八号 以下 委員会令 という ) 第十条の規定に基づき 総務省独立行政法人評価委員会議事規則を次のように定める 平成十三年二月二十七日総務省独立行政法人評価委員会委員長 ( 目的 ) 第一条総務省独立行政

<4D F736F F D E63188C4816A8D4C93878CA78BC696B18AC7979D91CC90A78A6D94468C9F8DB88EC08E7B97768D6A816989FC90B38CE3816A2E646F63>

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

PowerPoint プレゼンテーション

幹事会の議を経て 総会の承認後にその者を除名することができる 2 除名の決定には 理事会 幹事会の議を経て総会の承認を必要とする 第 3 章役員等 ( 役員の種類 ) 第 10 条本会に 役員として 会長 1 名 副会長 2 名 理事 幹事若干名 監事 1 名を置く 2 役員の選出に関し必要な事項は

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

リウマチケア看護師規則(案) 21/11・1

2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

個人情報の保護に関する

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - ~ doc

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

議題

上越地域医療センター病院 医療安全管理指針

<4D F736F F D20966B8A4393B BA68B6389EF89EF88F58B4B96F FC816A2E646F6378>

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

平成27年度事業計画書

平成22 年 11月 15日

注意・厳重注意および処分申請等に関する規則 案

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

平成 26 年度経済産業省委託事業 高圧ガス取扱施設における リスクアセスメント手法及び保安教育プログラム調査研究 講師データベースの構築 平成 27 年 3 月 高圧ガス保安協会

働き方の現状と今後の課題

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

さいたま市立常盤小学校PTA会則(案)

道州制基本法案(骨子)

一般社団法人日本家族性腫瘍学会定款細則 第 1 章総則 第 1 条一般社団法人日本家族性腫瘍学会の運営は 定款に定められたことのほかは この細則に従って行う 第 2 章会員 第 2 条会員の年会費を次のように定める 1. 正会員の会費は医師年額 8,000 円, 非医師年額 6,000 円とする 2

の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

PowerPoint プレゼンテーション

Transcription:

資料 5- 別添 18 ( 提案 18) 第 23 期における委員会について 第 22 期幹事会 第 22 期の幹事会として 第 23 期における委員会について 第 23 期の幹事会に伝達する内容等については 以下のとおりとする 1. 幹事会附置委員会廃止が適当でない特段の事情のあるものを除き 幹事会附置委員会及びその下の分科会については第 22 期末で廃止する ただし 廃止する又は設置期限を迎える委員会のうち 以下 1~6については 来期においても継続して審議を行うことが必要な事項があるため 第 23 期において 審議体制の整備について早期に検討されたい 1 東日本大震災に関する学術調査検討委員会第 22 期に実施した学協会レベルの学術調査等の在り方についての審議に引き続き 研究者レベルでの学術調査等の在り方について審議を行う必要がある 2 科学者に関する国際人権問題委員会別紙のとおり 3 東日本大震災復興支援委員会エネルギー供給問題 汚染水問題については 長期的に取り組むべき課題であり 継続的な審議を行う必要がある また 原子力発電所事故に伴う健康影響評価と国民の健康管理 医療の在り方に関する審議については 第 22 期は課題の抽出にとどまっており 引き続き審議を行う必要がある 4 原子力利用の将来像についての検討委員会原子力発電の将来の在り方については 今期は提言等の取りまとめに至っておらず 引き続き審議を行う必要がある 5 大学教育の分野別質保証委員会分野別の参照基準について 一部の分野については 引き続き審議を行う又は新たに体制を整備し審議を行う必要がある 1

6フューチャー アースの推進に関する委員会フューチャー アース国際本部事務局の設置等フューチャー アースの活動が本格化しており 日本学術会議としても 引き続き体制を整備し 関連する諸課題を整理 審議し 関連機関 組織との連携を図る必要がある 2. 機能別委員会第 22 期中に 分科会等の改廃について委員会ごとに方針を定める これを参考に 第 23 期において 各委員会において 分科会等の改廃 委員会及び分科会の構成員について検討されたい 3. 課題別委員会委員会は 設置要綱に定められた設置期限に従い 全て第 22 期に終了する 但し 高レベル放射性廃棄物の処分に関するフォローアップについては 第 22 期の審議を踏まえた検討を進めるため 第 23 期において 委員会の設置 構成員について早期に検討されたい 4. 分野別委員会第 23 期のできるだけ早い時期に分科会の活動が開始できるよう 各委員会において分科会の構成員について検討されたい 2

( 別紙 ) 科学者に関する人権問題委員会及び国際人権対応分科会に関する 第 23 期への申し送りについて 第 22 期は 科学者に関する国際人権問題委員会を幹事会附置委員会として設置した 現在の国際社会における状況を鑑み 第 23 期においても 人権問題を取り扱う委員会を幹事会に直結するように設置し 重要案件について審議するとともに その下に人権問題に関する国際情報などを分析検討する分科会を置くべきである 国際人権ネットワークの隔年総会が平成 28 年春に開催予定 ( 場所未定 ) 日本学術会議からも関係者を派遣することが望ましい 第 22 期日本学術会議人権問題委員会委員長及び国際人権対応分科会委員長 以上 3

参考資料 科学者に関する人権問題委員会 及び 国際人権対応分科会 第 22 期の活動概要 科学者に関する人権問題委員会 及び 国際人権対応分科会 を設置 - 委員会及び分科会設置提案の承認 ( 第 139 回幹事会決定平成 23 年 10 月 28 日 ) ( 第 22 期の活動体制としては 親委員会の下に分科会を設置し 国際的な科学者の人権状況や問題について継続的に調査 審議し 第一段階の判断を行った 次に親委員会での慎重な審議を経て 委員会としての最終判断 決定を行い 幹事会での審議も経て 必要な場合には意見の発出を行うような流れとした ) 委員会を 5 回開催第 1 回議題内容 ( 平成 23 年 12 月 20 日 ) 報告事項 : 第 21 期までの国際人権問題への対応状況提案事項 : 委員長の決定 今後の活動方針 ( 基準作りを分科会に依頼 ) 分科会のメンバー構成 委員会及び分科会の活動方針 国際人権ネットワーク隔年総会に委員を派遣すること第 2 回議題内容 ( メール審議 )( 平成 24 年 1 月 20 日 ) 分科会委員の決定第 3 回議題内容 ( メール審議 )( 平成 24 年 3 月 8 日 ) 第 10 回国際人権ネットワーク隔年総会出席に係る会員の派遣について第 4 回議題内容 ( 平成 24 年 9 月 20 日 ) 日本学術会議会長名での嘆願書発出について第 5 回議題内容 ( メール審議 )( 平成 25 年 12 月 24 日 ) 平成 26 年度代表派遣会議の推薦について ( 第 11 回国際人権ネットワーク隔年総会 ) 分科会を 3 回開催第 1 回 ( 平成 24 年 4 月 11 日 ) 委員長の決定 分科会の活動について ( 日本学術会議としてどこまで人権問題に対応すべきか ) 第 10 回国際人権ネットワーク隔年総会への出席者について第 2 回 ( 平成 24 年 7 月 20 日 ) 報告 : 第 10 回国際人権ネットワーク隔年総会国際人権ネットワークから届くアクション アラートへの対応と 日本学術会議としてどこまで人権問題に対応すべきかについて日本学術会議会長名で一件の嘆願書発出を推薦することの決定 4

第 3 回 ( 平成 26 年 6 月 25 日 ) 報告 : 第 11 回国際人権ネットワーク隔年総会これまでの取り扱い案件のご意見とりまとめ結果のレビュー ( 全 14 件 ) 現在審議中の案件についての議論第 23 期への申し送り書作成について 合計 17(2014 年 9 月 9 日以降に挙がってくる案件 ) 件の案件を国際人権対応分科会で審議 - その内 15 件は 国際人権ネットワークから届くアクション アラートによるもの - 残り 2 件は 国際人権ネットワークから届くアクション アラートに関連する案件 ( 中国 天安門事件 及びガザに関する意見表明関連 ) 日本学術会議会長名で一件の嘆願書を発出 - トルコ人法学者 Büşra Ersanlı 教授につき 厳正な裁判を求める嘆願書をトルコ共和国大統領宛てに発出 (2012 年 9 月 21 日付 ) 科学者に関する国際人権問題委員会 及び 国際人権対応分科会 の活動に関連する報告書の案内文 ( トルコ共和国における科学者の人権問題に関する報告書 ( ご案内 ) を 日本学術会議会長名のニュースレターとして一件発出 - 国際人権ネットワークのメンバーの有志 3 名がトルコ共和国を訪問し 現地での状況調査を行った結果をとりまとめた報告書を紹介 (2013 年 9 月 6 日 ) 日本学術会議代表派遣として 2 件の国際会議に代表者を派遣 - 第 10 回国際人権ネットワーク隔年総会 2012 年 ( 平成 24 年 )5 月 23~25 日 : 台湾 ( 台北 ) 出席者 : 吾郷眞一科学者に関する国際人権問題委員会幹事国際人権対応分科会委員長 - 第 11 回国際人権ネットワーク隔年総会 2014 年 ( 平成 26 年 )5 月 26~28 日 : ドイツ ( ハレ ) 出席者 : 吾郷眞一科学者に関する国際人権問題委員会幹事国際人権対応分科会委員長 5

第 21 期から第 22 期への申し送り 及び 第 22 期に新たに認識した課題 第 21 期から第 22 期への申し送り 国際人権ネットワークから通知されるアクション アラート ( 人権侵害事案 ) その他の事案に対する審査対象の基準として第 21 期から第 22 期への申し送り書では 以下の 1~3 を満たす事案を扱うことが提案された : 1 科学者 研究者の事案 2 科学者 研究者としての研究に起因した事案 3 学術会議として対応することが適切と考えられる事案 第 22 期に新たに認識した課題 第 22 期に行った審議の過程に挙がってきた議論に基づき 以下のような観点にて個別案件を審議することも今後必要と思われた : 1) 対象が科学者 研究者である事案 ( 但し アラートとして国際人権ネットワークから届く案件には職能集団のものも含まれている 通常 職能集団は科学者 研究者のカテゴリーには入らないとみなされるが 学術活動を行っていることもあるため 職業のみで判断するのではなく 学術活動を行っていたか否かを確認することも必要である ) 2) 科学者 研究者としての学術活動に起因した事案 ( 但し 特に社会科学系の研究者の場合 政治活動か学術活動かのボーダーラインが非常にあいまいであることも多いことを考慮することも必要である また 一例では ( 不当な ) 拘束中に教育を含め学術活動が阻害される といった面にも着眼し 学術研究 の意味合いを広くすることを検討することも必要に思われる ) 3) 日本学術会議として対応することが適切と考えられる事案 6

参考 選考委員会における第 23 期への申し送り事項 平成 26 年 8 月 28 日 第 22 期選考委員会 第 22 期選考委員会として 以下の観点で選考を行ったので 第 23 期選考委員会 に参考のため伝達します 1 会員数の是正 ( 法定の部の活動をバランス良く行うため ) 各部における会員数を70 名ずつとする 第 23 期当初における会員数は 第一部が71 名 第二部が70 名 第三部が 69 名となる見込み 2 連携会員数の是正及び連携会員の若返り (1の考え方に準じた措置) 各分野における連携会員数を同数に近づけていく 改選時に生命科学分野と理学 工学分野の連携会員を計 20 名減らし その分を人文 社会科学分野で増やす これをあと2 回行えば ほぼ同数となる見込み また 日本学術会議に 若手アカデミー が置かれることから 推薦時において若手の連携会員候補者を増やしつつ 連携会員の若返りを図ることにも配慮していく 3 女性の数 ( 国の機関として 閣議決定の目標を達成するため ) 第 3 次男女共同参画基本計画 ( 平成 22 年 12 月 17 日閣議決定 ) における平成 27 年の成果目標が次のように定められている 日本学術会議の会員に占める女性の割合 22% 日本学術会議の連携会員に占める女性の割合 14% 第 23 期のスタート時点では 会員に占める女性の割合は 23.3% 連携会員は 22.3% となる見込みで 平成 27 年の目標値を上回ることになる さらに この基本計画においては 社会のあらゆる分野において 2020 年までに 指導的地位に女性が占める割合が 少なくとも 30% 程度になるよう期待する という目標の達成に向けて 取組の強化 加速が不可欠である と述べられており この目標に向けて努力する必要がある 4 地域バランス ( 会則に定める地区の活動を円滑に行うため ) 地区会議の活動に支障を来さないように 各地域から候補者が選ばれるように配慮する 7

5 環境学 ( 細則に定める分野別委員会の活動を円滑に行うため ) 分野横断型 環境学分野について 今後の改選の際に どのように取り扱うべ きか 引き続き検討が必要である 6 選考委員会枠選考委員会枠として 次のような考え方がある (1) 改選数のうちの一定数について 分科会から候補者を提出させ選考委員会が選考する (2) 改選数のうちの一定数について 分科会に下ろすことなく選考委員会が選考する 今回の選考においては (1) の方法をとったが (2) の方法も必要と考えられる < 参考 > 第 23-24 期会員候補者及び連携会員候補者を選考する際の選出人数については 選考委員会 ( 平成 26 年 3 月 6 日 ) において次のように定めた 会員候補者 選出人数 分科会名選考委員会枠 *2 分科会枠 *1 決定数提出数 人文 社会科学 41 名 ( 改選数 42 名 ) 34 名 7 名 11 名 生命科学 33 名 ( 改選数 31 名 ) 26 名 7 名 11 名 理学 工学 31 名 ( 改選数 32 名 ) 24 名 7 名 11 名 *1 分科会枠から選出された候補者については 選考委員会が会員にふさわしいかどうか改めて確認するものとし 分科会に差し戻すこともあり得る *2 各分科会における選考委員会枠については 7 名の 1.5 倍に相当する 11 名の候補者を順位付けしないで選出する 詳細については 第 23 期会員の選考方法 ( 平成 25 年 8 月 28 日日本学術 会議選考委員会決定 ) を参照 連携会員候補者 選出人数 分科会名選考委員会枠 *4 分科会枠 *3 決定数提出数 人文 社会科学 318 名 ( 改選数 298 名 ) 289 名 29 名 44 名 生命科学 283 名 ( 改選数 294 名 ) 254 名 29 名 44 名 理学 工学 259 名 ( 改選数 268 名 ) 230 名 29 名 44 名 8

*3 分科会枠から選出された候補者については 選考委員会が連携会員にふさわしいかどうか改めて確認するものとし 分科会に差し戻すこともあり得る *4 各分科会における選考委員会枠については 29 名の 1.5 倍に相当する 44 名の候補者を順位付けしないで選出する 詳細については 第 23 期連携会員の選考方法 ( 平成 25 年 8 月 28 日日本学術会議選考委員会決定 ) を参照 9

平成 25 年 8 月 28 日 日本学術会議選考委員会決定 第 23 期会員の選考方法 選考となる対象優れた研究又は業績がある科学者 ( 日本学術会議法第 17 条 ) 1 考慮すべき点 (1) 各部選出人数の是正平成 26 年 10 月改選では 次のように行う 人文 社会科学選考分科会から 41 名 ( 改選数 42 名 ) 生命科学選考分科会から 33 名 ( 改選数 31 名 ) 理学 工学選考分科会から 31 名 ( 改選数 32 名 ) これらにより 第 23 期当初における各部の現員数は 次のようになる 第一部 71 名 第二部 69 名 第三部 70 名 (2) 専門分野のバランス できるだけ学問の境界領域 新しい領域に配慮する (3) 女性会員の維持 増加第 3 次男女共同参画基本計画における平成 27 年の成果目標が 日本学術会議の会員に占める女性の割合 22% と定められ 閣議決定( 平成 22 年 12 月 17 日 ) を経ている このため 上記割合を遵守する必要がある 会員定数 210 名の 22% は 46.2 名 よって第 23 期当初における女性の会員数は 47 名以上とならければならない 現在の女性会員数は 49 名 うち 第 22 期で任期を終える者が 34 名いる 第 23 期当初において 47 名以上の女性会員を確保するためには 今回の選考で少なくとも 32 名以上の女性会員を選出しなければならない さらに この基本計画では 2020 年 ( 平成 32 年 )30% という目標を立てている 会員定数 210 名の 30% は 63 名 平成 32 年 10 月からの第 25 期には 63 名以上の女性会員が在任しなければならない (4) 地域バランスの確保 地区会議の活動に支障を来すような地区が生じないように配慮する 10

(5) 産業界 実務家からの選出 産業界 法曹界 公認会計士等からの人材 ( 大学勤務者も含む ) にも配慮す る 2 対処方針 (1) 調整枠 改選数 105 名の 20% に当たる 21 名を選考委員会枠とする 21 名については 各分科会から 7 名ずつ充てる 各分科会から 7 名の 1.5 倍に相当する 11 名の候補者を順位付けしないで提出させる 選考の際には 女性の数 地域バランス等に留意する 11 名の候補者のうち 半数以上を関東及び近畿以外の者とするとともに 調整枠以外の候補者も含めて 全体として 会員不在の地域を作らないように心掛ける (2) 女性会員の確保 選考の際 各分科会から提出される改選後の女性会員数については 少なくとも現行の女性会員数を下回らないようにすることを目標とする 第一部では 改選対象となる女性会員の数を原則として下回らないようにすることを目標とする 第二部及び第三部では 改選対象となる女性会員の数より 2 名増やすことを目標とする 平成 29 年 10 月改選においては 会員に占める女性の割合を 30% に近づけていくために 改選数 15 名に対して大幅に女性会員を増やす必要があることにも留意する 3 その他 (1) 活動実績等の把握会員を連携会員から選考する場合には 25 年度から運用開始予定のデータベースを活用し 会議の出席状況 日頃の活動状況等を把握して参照する (2) 協力学術研究団体の情報提供の活用日本学術会議会則第 35 条第 4 項の規定を活用し 協力学術研究団体に対し 会員の候補者に関する情報提供を求める 11

平成 25 年 8 月 28 日 日本学術会議選考委員会決定 第 23 期連携会員の選考方法 選考となる対象優れた研究又は業績がある科学者 ( 日本学術会議法第 15 条第 2 項 ) 1 考慮すべき点 (1) 選出人数前期の考え方を踏襲すると 第 23 期に選出される連携会員の人数は次のようになる 第 22 期改選時の定数 -( 継続連携会員数 )-( 任期満了会員で連携会員候補者となる者の数 )+( 継続連携会員から会員候補者となる者の数 ) (2) 各部選出人数の是正各分科会から選出される人数に差が見られるので 是正していく 1,900 名を三等分した約 630 名になるように今後 3 回の選考で調整する 現状では第二部と第三部が第一部より多いので 両部から概ね 30 名を減じ 第一部に割り当てる (3) 専門分野のバランス できるだけ学問の境界領域 新しい領域に配慮する (4) 女性連携会員の維持 増加第 3 次男女共同参画基本計画における平成 27 年の成果目標が 日本学術会議の連携会員に占める女性の割合 14% と定められ 閣議決定( 平成 22 年 12 月 17 日 ) を経ている このため 上記割合を遵守する必要がある 連携会員 1,900 名 ( 平成 23 年 10 月現在 ) のうち女性連携会員は 314 名 女性連携会員の占める割合は 16.5% となっているので 現状では平成 27 年の目標は達成している しかしながら この基本計画では 2020 年 ( 平成 32 年 ) 30% という目標を立てている 連携会員数 1,900 名の 30% は 570 名 平成 32 年 10 月からの第 25 期には 570 名以上の女性連携会員が在任するようにしなければならない したがって 第 23 期当初における女性連携会員数については現状以上を確 12

保するために 第 22 期で任期を終える者が 152 名おり これ以上の女性連携会員が選出されるようにしなければならない 以上のことから 閣議決定で定められた 2020 年の女性比率目標 (30%) を達成するために 3 回の改選期ごとに均等に概ね 85 名ずつ増やすことを目標とする (5) 地域バランスの確保平成 23 年 10 月現在の地域ブロック別における連携会員数を見ると 関東ブロックが 1,045 名となっているのに対し 中国 四国ブロックが 61 名 北海道ブロックが 69 名と少なくなっている状況である また 同時点で 連携会員が 0 名の都道府県は存在しない 引き続き 地区会議の活動に支障を来すような地区が生じないように配慮する (6) 産業界 実務家からの選出現在の連携会員のうち 平成 23 年 10 月時点において現職で産業界から選出されている者は 39 名で NTT 東芝 日立製作所などに所属している 引き続き 産業界 法曹界 公認会計士等からの人材 ( 大学勤務者も含む ) にも配慮する (7) 若手の選出状況第 21 期当初に任命された連携会員 936 名については 任命時 ( 平成 20 年 10 月 ) の平均年齢は 54.8 歳 最高年齢は 80 歳 最低年齢は 36 歳 年齢別の内訳は 30 歳代が 6 名 (0.6%) 40 歳代が 146 名 (15.6%) となっている また 第 22 期当初に任命された連携会員 1032 名については 任命時 ( 平成 23 年 10 月 ) の平均年齢は 59.5 歳 最高年齢は 75 歳 最低年齢は 36 歳 年齢別の内訳は 30 歳代が 2 名 (0.2%) 40 歳代が 92 名 (8.9%) となっている 第 21 期 第 22 期共に 30 歳代 40 歳代の若手連携会員が占める割合は 10% 前後と少ない状態である 2 対処方針これらの条件を考慮した上で 第 23 期連携会員を選考するには (1) 発令総数 (2) 各部のバランス (3) 調整枠 (4) 女性連携会員の確保 (5) 地域バランスの確保 (6) 若手への配慮について考える必要がある (1) 発令総数 期の当初に全体で 1,900 名を目安とした連携会員を任命する 13

(2) 各部のバランス選出される人数が同数になるよう是正していくため 今回は 第二部と第三部から概ね 10 名ずつ減じ 第一部に割り当てる (3) 調整枠 選考数のうち 10% を選考委員会枠とする 選考委員会枠を三等分した数を各分科会から提出させる 各分科会から 選考委員会枠を三等分した数の 1.5 倍に相当する数の候補者を順位付けしないで提出させる 選考の際には 女性の数 地域バランス 若手の登用等に留意する (4) 女性連携会員の確保女性改選数 150 名に 88 名を追加した 238 名を選考することを目標とする 各分科会から概ね 80 名選考することとなる (5) 地域バランスの確保連携会員不在の都道府県を作らないようにする (6) 若手への配慮若手科学者が独自にアカデミー活動を展開できる場としての 若手アカデミー 構想の実現に向けて 前期の提言 若手アカデミー設置について を踏まえて 就任時に 40 歳未満の若手連携会員の確保について配慮する必要がある 3 その他 (1) 活動実績等の把握現に連携会員である者が選考対象となった場合には 25 年度から運用開始予定のデータベースを活用し 会議の出席状況 日頃の活動状況等を把握して参照する (2) 協力学術研究団体の情報提供の活用日本学術会議会則第 35 条第 4 項の規定を活用し 協力学術研究団体に対し 連携会員の候補者に関する情報提供を求める 14

科学者委員会第 23 期への引き継ぎ事項について 第 23 期幹事会各位 科学者委員会委員長 小林良彰 科学者委員会第 22 期の活動と第 23 期への引き継ぎについて 以下の通りに取り まとめましたのでご報告致します 1. 第 22 期の活動概要 (1) 協力学術研究団体の指定 (2) 研究者 の範囲の改訂 (3) 地区会議との連携強化 各地区会議代表幹事が総会時の幹事会に陪席して意見交換 (4) 地区会議所属変更の承認 (5) 各地区会議主催学術講演会企画の承認 (6) 各分科会における所定の活動 2. 第 23 期への引き継ぎ事項 (1) 広報分科会 : 存続する (2) 男女共同参画分科会 : 存続する (3) 学術体制分科会 : 存続する (4) 学協会の機能強化方策検討等分科会 : 存続する (5) 学術の大型研究計画検討分科会 : 存続する (6) 学術誌問題検討分科会 : 学術発信分科会 と名称変更して存続する (7) 知的財産検討分科会 : 存続する (8) 科学者委員会における所定の活動の遂行 特に地区会議との連携強化 以上 15

科学と社会委員会第 23 期への申し送りについて 科学と社会委員会委員長家泰弘 1. 第 22 期 ( 平成 23 年 10 月 ~26 年 9 月 ) の活動状況 (1) 科学と社会委員会 科学と社会委員会は計 19 回 ( うち 11 回はメール審議 ) 開催した 部 課題別委員会 幹事会附置委員会からの提言等の査読を計 32 件 ( 平成 26 年 8 月 14 日時点の仮集計 査読中を含む ) 行った (2) 課題別審議検討分科会 計 14 の課題別委員会を設置し審議を行った うち 11 は設置期間を終了している 課題別委員会等への会員 連携会員の積極的参加を求めて公募を行った 課題別委員会を設置して審議すべきテーマそのものの公募を行った (3) 科学力増進分科会 サイエンスカフェを月 2 回程度のペースで開催した 首都圏のみならず 地方での活動も活性化している 毎年 11 月に JST 主催で開催されるサイエンスアゴラに参加し シンポジウム等を開催した 高等学校教科の学習指導要領の改訂が 2016 年度に予定されていることに鑑み その内容について学術の立場から適切なインプットを行うことを目的として 高校理科教育検討小委員会 を設置した (4) 知の航海 分科会 知の航海 シリーズの書籍を 22 期中に5 冊刊行した ( 通算では9 冊 ) (5) 年次報告等検討分科会 各年 10 月 ~ 翌年 9 月の活動をまとめた年次報告を毎年作成 年次報告は日本学術会議の活動に関する外部評価の資料ともなっている 2. 提言等の査読について (1) 今期から 課題別委員会に加えて幹事会附置委員会からの提言等の査読も科学と社会委員会において行うこととなったため 件数が大幅に増加した また 提言等が期末に集中するため 査読委員に相当の負担をかけることとなった (2) 査読作業の丁寧さと迅速さに関して査読委員の間でかなりムラがある 査読プロセス 16

を円滑にするために 1 提言等最終案の提出受付 2 形式整え等の事務的サポート 3 査読委員への送付 4 査読進行状況の把握 5 査読意見への回答および改訂版の受付 6 査読完了の判断 という一連の流れについて 委員長と事務局の連携 役割分担を確認しておくことが必要である (3) 査読意見とそれに対する回答 / 対応の関係が明確になるように フォーマットを作成して それを用いるようにした また 提言等作成の際の注意点をまとめたものを会長 副会長連名のメッセージとして発した 提言等の作成および査読に関するガイドラインを整理して 会員 連携会員に周知する必要性を感じている (4) 現行規定では 科学と社会委員会の委員数は委員長 +13 名となっている 規定を変更して 査読委員数を増やすか あるいは課題別審査等査読分科会を活用して委員会委員以外にアドホックに査読担当委員を任命するか検討に値する 提言等のテーマに応じてアドホックに査読担当を任命する場合 査読担当の選定 依頼 決定に関わる審議のために査読プロセスが滞ることがないように 提言等の最終案の提出を見込んで予め決定しておくなどの工夫が必要である (5) 査読プロセスでは査読者は匿名とするとしても 査読者の貢献と責任を明らかにする意味で 最終的に表出される提言等の文書に 本提言 ( 報告 ) は下記の会員 連携会員によって査読が行われました として査読者を明示するようにすることも検討に値する ただし そのことが査読プロセスに影響を及ぼす可能性も考えられることから 慎重な検討が必要である 3. 分科会および小委員会について (1) 課題別審議等査読分科会 は 提言等の査読に関して親委員会との関係 役割分担を再度確認する必要がある (2) 社会及び国民等との連携強化分科会 は 最近は活動の実態がほとんどないので 第 23 期においてその在り方を再検討することが望ましい (3) 科学力増進分科会科学技術リテラシー小委員会 は 科学技術の智プロジェクト の完了以降 あまり活動の実態がないようなので 第 23 期においてその在り方を再検討することが望ましい (4) 科学力増進分科会高校理科検討教育小委員会 ( 設置期限平成 26 年 9 月 30 日 ) は 2016 年の指導要領改訂に関わる事項の審議中であるので 第 23 期に再設置する方向で検討することが至当である 17

4. その他 (1) 提言等の内容によっては 英文による発信も併せて行うことが望ましい その点に関 する規則や支援体制の検討 整備を早急に進めるべきである (2) 学術会議と産業界との連携のあり方について検討体制を整備する 例えば 3-(2) の 社 会及び国民等との連携強化分科会 を再編してその役割を担わせるのも一案と思料す る 18

国際委員会に関する 23 期への申し送りについて 国際委員会委員長 国際委員会 国際事業内規に関しては 22 期に改定を行った 国際学術交流は時代に応じて形態や方式が変化し得るものであるため 今後も必要に応じて事業内規の改定を検討していただきたい 22 期に新たに加盟した国際社会科学評議会 (ISSC) 及びアジア科学アカデミー 科学協会連合 (AASSA) に関する事項には格別の配慮をお願いしたい 国際会議主催等検討分科会 22 期において 共同主催国際会議の選考に際して 保留という概念を導入した 平成 28 年度共同主催国際会議について7 件を候補として決定し 4 件を保留としているが 平成 27 年 2 月までに候補の決定を行っていただきたい アジア学術会議 (SCA) 分科会 平成 27 年のカンボジア SCA を見据え SCA の事務局と連携を取り活動を継続していただきたい 日本 カナダ女性研究者交流分科会 本年度中に カナダへの女性科学者の派遣を行うので 態勢をよろしくお願いしたい 防災 減災に関する国際研究のための東京会議分科会 平成 27 年 1 月に開催予定の 防災 減災に関する国際研究のための東京会議 に向けて 引き続き分科会を継続して審議 検討をしていただきたい G サイエンス及び ICSU 等分科会 平成 28 年の早い時期に G サイエンス学術会議を日本で開催の予定であるため 準備を進めるため早期に分科会を立ち上げることが望ましい 国際対応戦略立案分科会 22 期は 2 つずつの国際学術団体の新規加盟と脱退を行った 23 期においては活動が活発に行われているかを重視した調査票を元に ある程度早い段階から十分な時間をかけて 戦略的に国際学術団体の見直しを検討していただきたい また 加入後の国際学術団体に対応している分科会には活動内容についての定期的な報告をお願いしているが その報告を重視するよう働きかけていただきたい 19 以上

( 提案 19) 第 22 期における幹事会附置委員会の廃止に関する決定 ( 案 ) 平成年月日 日本学術会議第 回幹事会決定 第 22 期の終了に伴い 以下の運営要綱は 廃止する 日本の展望委員会運営要綱( 平成 20 年 4 月 8 日日本学術会議第 56 回幹事会決定 ) 東日本大震災に係る学術調査検討委員会運営要綱( 平成 23 年 9 月 1 日日本学術会議第 133 回幹事会決定 ) 科学者に関する国際人権問題委員会運営要綱( 平成 23 年 10 月 28 日日本学術会議第 139 回幹事会決定 ) 東日本大震災復興支援委員会運営要綱( 平成 23 年 10 月 5 日日本学術会議第 138 回幹事会決定 ) 日本学術会議改革検証委員会運営要綱( 平成 24 年 5 月 25 日日本学術会議第 152 回幹事会決定 ) 大学教育の分野別質保証委員会運営要綱( 平成 24 年 10 月 26 日日本学術会議第 163 回幹事会決定 ) 附則この決定は 平成 26 年 10 月 1 日から施行する 20