Microsoft Word - China Economics doc

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中国:PMI が示唆する生産・輸出の底打ち時期

FOMC 2018年のドットはわずかに上方修正

スライド 1

マクロ インサイト FRB FRB 長期金利 FRB bp 図表 1 FRB と市場の金利予測の乖離 FOMC 予測 vs 市場予測 年末 年末 2.0 市場が

エコノミスト便り

受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

2015 年 3 月 9 日 対外 対内証券投資の動向 (2015 年 2 月分 ) 投資信託委託会社等による対外証券投資が大幅増加 財務省の 対外及び対内証券売買契約等の状況 ( 指定報告機関ベース ) によると 2 月の対外証券投資は +2 兆 6,754 億円の取得超となり 前月の +2 兆

マーケット フォーカス経済 : 中国 2019/ 5/9 投資情報部シニアエコノミスト呂福明 4 月製造業 PMI は 2 ヵ月連続 50 を超えたが やや低下 4 月 30 日 中国政府が発表した4 月製造業購買担当者指数 (PMI) は前月比 0.4ポイントの 50.1となり 伸び率がやや鈍化し

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PowerPoint プレゼンテーション

Invesco Premia Plus Fund

2017年上半期の為替相場展望

マクロ インサイト ボラティリティ上昇が株価下落を増幅 VIX 7 VIX VIX VIX Euro Stoxx 5 VSTOXX VIX 6 VIX 5. VSTOXX VIX VIX VIX VIX 図表 株式市場はロケットのような軌道を描いて急騰後 利益確定売りに押された S&P5 指数 8

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Microsoft PowerPoint - CSIS 【三井住友銀行】 FOMC後のスペシャルレポート(USHY).pptx

今回の金融政策報告書では 米国内の投資活動が弱いために輸出が想定ほど伸びていないとしながらも 金融業などサービス関連の好調さを示す分析や 商品価格下落がカナダ企業の投資活動を抑制する動きは底打ちしたとの指摘など カナダ景気に前向きな材料も散見されます 当面は 政策金利の据え置きを続けると見通します

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word ECB利下げ.doc

経済・物価情勢の展望(2017年7月)

経済学でわかる金融・証券市場の話③

経済・物価情勢の展望(2018年1月)

日本経済の現状と見通し ( インフレーションを中心に ) 2017 年 2 月 17 日 関根敏隆日本銀行調査統計局

Microsoft Word - 49_2

金融政策決定会合における主な意見

中国におけるインフレの行方 中国経済は減速しているものの 過熱の解消にはまだ至っていない 年 9 月のリーマン ショックを受けて 中国は輸出が大幅に落ち込み 景気後退を余儀なくされたが 兆元に上る内需拡大策や 金利と預金準備率の大幅な引き下げをはじめとする拡張的財政 金融政策が実施されたことを受けて

短期均衡(2) IS-LMモデル

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

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グローバル・マクロ・ウォッチ

第1章

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Microsoft Word - NOMURA原油インデックス_ルールブック_確定版_ _3_.docx

PowerPoint プレゼンテーション

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

4月CPI~物価は横ばいの推移 耐久財の特殊要因を背景に、市場予想を上回る3 ヶ月連続の上昇

経済・物価情勢の展望(2017年10月)

マネックス証券トレードステーションセミナー

米労働市場は直近の回復基調に変化なし ~FRB出口政策への影響は限定的~

2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017

【42】今日から使える「債券・金利」_1704.indd

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○ユーロ

グローバル・マクロ・ウォッチ

ロシア 3節 第 第3節 ロシア 1 マクロ経済動向 ロシア経済は 緩やかな回復基調にある 2014 年 7 以下 輸出 個人消費 消費者物価 金融市場の動 月以降のウクライナ危機発生及びクリミア併合に伴う 向を中心に概観する 欧米からの経済制裁に加え 2015 年以降 原油価格 の下落を主因として

調査結果の要約 1. グローバル調査結果調査対象 : 日本 中国 ( ) の個人投資家 (1-1) 世界の株式市場見通し DI ( 注 ) は 3 地域そろって大幅上昇 各地域の個人投資家に今後 3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しを尋ねたところ 各地域とも前回調査 (17 年 5 月 ~6

HIGHLIGHTS 2018 年の資金流入額は 3 年ぶりに 4 兆円超えも 株式相場低迷で年後半は失速 2019 年 1 月 31 日 Vol 年の ETF を除く追加型株式投信の純設定額が +4.1 兆円と 2017 年を上回り 3 年ぶりの高水準 タイプ別で見ると外国株式型が

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2019年度はマクロ経済スライド実施見込み

エコノミスト便り【欧州経済】ユーロ圏はどのように財政を再建したか

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経済見通し

Fidelity Charts & Graphs PowerPoint Template

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第 1 四半期は好調なスタートとなり 通年でも好調を維持する見通しです 主要製品の販売量を高水準で維持しながら 他の主な指標すべてにおいても 非常に好調であった前年同期からさらに大幅に向上しました と コベストロのチーフ コマーシャル オフィサー (CCO) であり 次期最高経営責任者 (CEO)

MONEXグローバル個人投資家サーベイ

【東南アジア経済】ASEANの貿易統計(5月号)~輸出は好調も、旧正月の影響を均せば増勢鈍化

人民元週間レポート 2017 年 6 月 16 日発行 みずほ銀行 ( 中国 ) 有限公司 中国為替資金部

( 平成 3 年 11 月 2 日 ) ユーロ / 円 ワイタ ーハ ント (25 日線 ) 3.% 7/ / ( 円 / ユーロ ) / / /15 7/13 8/1 9/7 1/5 11/

信用取引の委託保証金について

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

現代資本主義論

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平成24年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度(閣議了解)

平成23年11月1日

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第45回中期経済予測 要旨

Economic Indicators   定例経済指標レポート

Invesco Australian Bond Fund (Monthly)



経済・物価情勢の展望(2016年10月)

長と一億総活躍社会の着実な実現につなげていく 一億総活躍社会の実現に向け アベノミクス 新 三本の矢 に沿った施策を実施する 戦後最大の名目 GDP600 兆円 に向けては 地方創生 国土強靱化 女性の活躍も含め あらゆる政策を総動員することにより デフレ脱却を確実なものとしつつ 経済の好循環をより

つのシナリオにおける社会保障給付費の超長期見通し ( マクロ ) (GDP 比 %) 年金 医療 介護の社会保障給付費合計 現行制度に即して社会保障給付の将来を推計 生産性 ( 実質賃金 ) 人口の規模や構成によって将来像 (1 人当たりや GDP 比 ) が違ってくる

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別紙2

タイトル

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28 GCC UAE GCC (2) 大きく上昇した食料価格と住居費 GCC GCC GCC 図表 2 湾岸協力会議 (GCC) 諸国の消費者物価上昇率 (28 年 ) 図表 3 湾岸協力会議 (GCC) 諸国の消費者物価指数に占める食料品と住居費の割合

社団法人日本生産技能労務協会

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アジア株式が魅力的と考える背景 1 良好なファンダメンタルズ 成長性 高い収益性 財務の健全性 2 金融緩和余地は株価にプラス 3 歴史的に割安なアジア株式 4 海外の投資家心理が影響するアジア株式 ( 欧州債務問題が短期的に影響 ) 5 不安沈静化によりファンダメンタルズ回帰へ アジア企業の良好な

日本株市場を泳ぐ 5 頭のクジラ SMBC 日興証券株式会社投資情報部 2016 年 10 月 4 日更新版

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平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

○ユーロ

Transcription:

21 年 1 月 13 日 マクロ経済中国 Global Research China Economic Spotlight 金融引き締め開始と今後の見通し 人民銀による刺激策の解除は段階的なものとなる公算が大きく 向こう数四半期は手形増発や預金準備率の引き上げが中心となる見通し 利上げの実施も見込まれるが 開始時期は 21 年 3Q となる見込み 新規インフラ プロジェクトの着工ペースを落とす措置がより効果的と思われ これが景気過熱リスクをコントロールする主な手段となろう この数日間 銀行間金利を上方に誘導していた人民銀は 12 日 預金準備率の bp 引き上げを発表した 今回の預金準備率の引き上げで中国の刺激策の解除が始まった GDP 成長率が 1% を上回る公算が大きくなり ヘッドライン CPI がプラスに転じ 依然として加速 中国の銀行が急ピッチで貸し出しを増やしている兆しも出ており 政策当局は景気過熱とインフレリスクをコントロールするため 大規模な刺激策を解除し始めなければならない しかし 世界需要の二番底リスクを考えると 引き締めは段階的なものとなる公算が大きい HSBC では 向こう数四半期は銀行システムの流動性吸収に向けて主に中央銀行手形の増発や一段の預金準備率引き上げが行われるとみている 今年半ば以降は 実質預金金利がマイナスとなる事態を防ぐため 利上げも必要だろう ただ HSBC では 新規インフラ プロジェクトの着工ペースを落とす措置がより効果的であり これが今年の景気過熱を落ち着かせる主な政策手段になるとみている 上振れサプライズ Qu Hongbin * Economist The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited (HK) +82 2822 22 hongbinqu@hsbc.com.hk Sun Junwei * Economist *HSBC Securities (USA) Inc の非米国関連会社の従業員であり NYSE/NASD の RR ではありません 発行 :The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited 12 月の貿易統計が上振れサプライズとなったことから 向こう数週間以内に発表される経済指標も好調が予想され 9 年 4Q の GDP 成長率は前年比 +1% を上回り 12 月の CPI は前年比 +2% 近くまで上昇することが見込まれるほか 先に発表された輸出の前年比伸び率は 2 ケタまで回復した GDP 成長率が 9% を下回り CPI がマイナス 輸出が 2 ケタ減となっていた数カ月前とは様変わりしている 確かに 21 年 1Q と 2Q は前年の水準が低く ベース効果によるところが大きいが それでも主要なヘッドライン統計でこれほどの伸びが示されれば 国内市場のセンチメントに影響が及び 景気の過熱やインフレリスクをめぐる議論が活発化する公算が大きい まず GDP 成長率である 9 年 3Q は前年比 +8.9% 季調前期比 +2.% だった 9 年 4Q と 1 年 1Q の GDP 成長率が季調前期比 +2% だったと仮定しても 2 ケタを上回る成長が見込まれる 実際 多くの指標を見ると 中国の成長回復が加速し 向こう数四半期は季調前期比の伸びが 2% を上回る公算が大きいことを示唆している ディスクレーマー / ディスクロージャー 本レポートの末尾に記載されています 併せてお読みください

21 年 1 月 13 日 9 年 4Q は工業生産の伸びが急加速しており GDP 成長率が 1% を上回ることを示唆している 12 月の輸入は前年比 +6% を記録したほか 原油輸入が平均で初めて日量 万バレルを超え 中国の内需の力強さを反映している 輸出の上振れサプライズが続けば 政府目標の 8% 成長を下支えするどころか 目標を上回るリスクを高める HSBC では 来週発表される 9 年 4Q の GDP 成長率を前年比 +1.2% と見込んでいる 第 2 に 製造業 PMI の堅調な拡大が示すとおり 中国の GDP の 4% を占める工業生産が増勢を維持している 12 月の HSBC 中国製造業 PMI は 6.2( 季調済み ) まで加速し 24 年 4 月の調査開始以来 2 番目の高水準を記録した 構成指数を見ると 生産と新規受注がともに加速した 一方 中国の輸出も回復軌道にあり 12 月は前年比で+17.7% と大幅な伸びを記録したほか HSBC の推計によれば 前月比 ( 季調後 ) でも 11 月の+2% 弱から+6.7% に加速した 製造業 PMI の堅調な新規輸出受注指数や 台湾の新規輸出受注 ( 通常 中国の輸出を 2 カ月程度先行 ) を見ると 輸出の一段の回復を示唆しており 工業生産が押し上げられよう HSBC では 9 年 1Q が 1 ケタの伸びだったことも踏まえ 21 年 1Q の工業生産は前年比 +16% 超を維持するとみている 最後に CPI が予想を上回るペースで上昇し インフレ期待が高まる公算が大きい 昨年は 2 月から 9 カ月連続で前年比マイナスとなったが ヘッドライン CPI は急速に上昇するとみられる 食品価格の上昇が主因となり 9 年 11 月の CPI は前年比 +.6% と昨年 1 月以来のプラスを記録した 寒波による野菜などの値上がりで食品価格が引き続き大幅に上昇し HSBC では 12 月の CPI が前年比 +1.8~1.9% に加速すると予想している 商務省が発表した 12 月の食用農産物価格は前月比 +3.% だった 6 年連続の豊作で食料の備蓄や供給は十分で食品価格が急騰する可能性は今のところ限定的だが 1~2 月に寒さが一段と厳しくなれば 短期的には食品 CPI の上昇圧力が強まろう 前年水準が低いことを踏まえると 21 年 1Q と 2Q に CPI はどの程度上昇するのだろうか 前月比横ばいでも キャリーオーバー効果で 21 年 1Q のヘッドライン CPI は 1% 押し上げられるとみられる この上昇も勘案すると 21 年 1Q のヘッドライン CPI は前年比 +3% に近づき 2Q には同 +3% を上回る月も出てくる可能性が高い しかし ベース効果が徐々に剥落するため ヘッドライン CPI は今年下半期に前年比 +2~3% に戻るとみられる 以上の要因に加え 今年の新規融資額がこれまでに 6, 億元を超えたことで 景気の過熱やインフレをめぐる懸念が強まり 中国内の引き締め観測が広がる公算が大きい 12 日の意表をついた預金準備率の引き上げや 最近の中央銀行手形の発行利率の引き上げは 人民銀が銀行貸し出しの急増を受けて流動性を吸収する意図を浮き彫りにし 刺激策の解除を始めたとの明確なシグナルを送っている 今後の見通し HSBCでは 向こう数四半期は流動性の吸収に向けた量的な政策手段 ( 預金準備率の引き上げや中央銀行手形の発行 ) が引き締めの中心になるとみている 21 年前半は引き続き中央銀行手形の増発や一段の預金準備率の引き上げが行われる見込み しかし 1 年物貸出基準金利と1 年物預金基準金利は今年半ばまで据え置かれる公算が大きい 時期尚早で積極的な利上げは資本流入増などの望ましくない結果をもたらす可能性があり 民間経済への影響も懸念されるだ 2

21 年 1 月 13 日 けになおさらだ しかし 実質預金金利のマイナス化を回避するには小幅な利上げが必要となる HSBCでは 年内に預金準備率がさらに1bp 引き上げられ 今年下半期に4bpの小幅な利上げが実施されると予想している しかし HSBCでは 新規インフラ プロジェクト向けの支出を減らすなどの施策がより効果的であり これが景気の過熱リスクをコントロールする主な政策手段になるとみている 景気の過熱を落ち着かせ 民間部門が回復を続ける余地を残すには 政府部門の投資をペースダウンする措置しかないだろう さらに 貸し出し急増の根本的な原因は主に昨年行われた新規インフラ プロジェクト向けの中長期融資の急回復にあることから 新規インフラ プロジェクトの着工ペースを落とさなければ 金融引き締めは効果が乏しい 実際 謝旭人財政相は今週 21 年の中央政府の公共投資の伸び率が昨年の前年比 +12% 超から同 +7% 前後に落ち着くことを示唆している 新規インフラ投資を減らせば 政府は予防的な家計貯蓄率の低下に向けて教育や医療への支出を増やすことができ 向こう数年内に個人消費の拡大やより均衡のとれた成長の実現を図ることができるのである 3

21 年 1 月 13 日 1. 工業生産と PMI の推移 2. 輸出は回復へ 2 (% yr, 3mma) 6 4 (%yr, 3mma) 2 3 1 1 4 2 1 4-1 98 99 1 2 3 4 6 7 8 9 6 7 8 9 IP (Lhs) Manufacturing PMI(Rhs) 3-2 -3-4 TW ex ports orders China ex ports 3. 食品価格は上昇 4. 実質金利の推移 2 (%yr) 8 (%) 2 6 1 4 1 2-2 97 98 99 1 2 3 4 6 7 8 9-1 2 3 4 6 7 8 9 CPI Food -6-4 Real 1Y deposite rate. 人民銀は公開市場操作を通じて流動性を吸収 6. 28 年以来の預金準備率引き上げ 4(RMB bn) 3 2 1-16-Jul-9 17-Aug-9 28-Sep-9 9-Nov -9 21-Dec-9-2 -3-4 Liquidity injection Liquidity w ithdraw al Net position 19 (%) 17 1 13 11 9 7 86 88 9 92 94 96 98 2 4 6 8 1 4

21 年 1 月 13 日 重要開示事項 本レポートはマクロ経済に関する情報提供を目的として作成されたものです 当レポートで使用しているグラフ 表等は参考データであり 将来の結果を保証するものではありません 本レポートの原文 ( 英語版 ) は HSBC グローバルリサーチに属するグローバルエマージングマーケット マクロ アンド ストラテジー チームによって 21 年 1 月 13 日に発行されました 追加重要事項開示 : 以下 HSBC グローバルリサーチが発行するリサーチレポート アナリストレポートに関する重要事項を記述いたします アナリストの報酬は投資銀行部門を含む HSBC 全体の収益性を一部勘案して支払われます 本レポートを執筆したアナリストの証言 本レポートで述べられている個別企業や証券に関する見解はすべてアナリスト個人の見解を正確に反映したものであり アナリストの報酬は 直接 間接の別を問わず 本レポートで述べられている見解と一切関連がなく 今後もないことを証します HSBC は リサーチ業務に関連して起こる潜在的な利害の対立を適切に確認して 管理する手順を採用しています リサーチの作成と配布に従事している HSBC のアナリストとその他のスタッフは HSBC の投資銀行業務とは独立した管理報告ラインの下に業務を遂行しています 投資銀行業務とリサーチの間に適切なチャイニーズ ウォールを設置し 全ての機密および価格敏感情報が適切に取り扱われることを確実にしています

21 年 1 月 13 日 ディスクレーマー ( 当資料記載内容についてご留意いただきたい事項 ) 1. 当レポートは HSBC 投信株式会社 ( 以下 当社 ) が情報提供を目的として編集したものです したがって勧誘を意図したものではありません 2. 当レポートの内容は 当社が信頼に足ると判断する情報に基づき作成していますが その正確さを保証するものではありません 3. 掲載された企業につきましては あくまで直近のトピックとしてご紹介させていただいたものであり 個別銘柄の売買の推奨を意図したものではなく 当社が運用を行う投資信託への組入れを示唆するものでもありません HSBC 投信株式会社 金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 38 号加入協会 /( 社 ) 投資信託協会 ( 社 ) 日本証券投資顧問業協会 13-27 東京都中央区日本橋 3 丁目 11 番 1 号 HSBC ビルディング Tel:3-348-69 Fax:3-348-679 4. 当レポートにおける見解等は 作成時点のものであり 今後予告なしに変更される場合があります データ等は過去の実績を示したものであり 将来の成果を示唆するものではありません また 当社は 当資料に含まれている情報について更新する義務を一切負いません 21HSBC 投信株式会社 無断転載を禁ず 6