5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ご

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2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

①H28公表資料p.1~2

H30全国HP

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立


H

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

スライド 1

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

スライド 1

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

3. 分析と結果 公表に対する配慮事項 公表に際しては 文部科学省が定めた平成 29 年度全国学力 学習状況調査実施要領に基づき 次の点に配慮して実施します 1) 本調査は 太子町の子どもたちの学力や学習状況を把握し分析することにより 全国 大阪府の状況との関係において教育及び教育施策の成果と課題を

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

<H19 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平成 23 年度は震災のため中止となりました 豊能町立小学校全国学力学習状況調査結果 ( 平均正答率全国を 1 として ) H19 H20 H21 H

別紙様式 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果と考察及び対策について 東松島市立宮野森小学校 1 国語科 (1) 国語 A 平均正答率 ( 宮城県 全国との比較 ) 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 全体 県比較

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

Microsoft Word - ★41_東海中 _学力向上に向けた取組(再提出)

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

情報コーナー用

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

依然として課題 問題例 記述式の問題について 依然として課題が見られる が見られる問題 小学 3 年国語平均正答率 46.0% 書くことが苦手 というように 漠然とした課題把 握では 課題改善はなかなか進みませんね 今後の指導 算数 数学科においては 算数 数学的用語を用いて 事実 方法 理由や根拠

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

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愛媛県学力向上5か年計画

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

2. 教科別結果の見方各学年の教科別の結果については 教科全体 及び 基礎 と 活用 の結果について示しています また 横須賀市の結果と共に 調査全体の数値を載せています 調査全体について : 同じ問題を受検した全国の児童全体です 学年や教科によって違いますが 母数は 13 万人から 20 万人とな

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3 教科に関する調査から見える成果と課題 成果 小学校国語 A B 算数 A B ともに全国平均正答率を超えました 小学校では 平成 19 年の調査実施以来初めて国語 算数のすべての調査 ( 知識 活用 ) で全国平均正答率を超えました 各小学校において 児童が話し合ったり自分の考えを書いたりする等

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ

平成20年度

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から明らかになった課題と学力向上に向けた取組 ( 国語 ) 1. 国語の定着状況についての概要 どの学年もほとんどすべての項目において 目標値を上回った 昨年度から取り組んできた 文章を書き表す際の 言葉の正しい使い方の指導 が 言葉についての知識 理解

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

指導方法等の改善計画について

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 領域全国平均正答率下回っているやや下回っているほぼ同じやや上回っている上回っている 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特 質に関する事項 67.0% 漢字を正しく読んだり 文の中で正しく使

1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

中学 3 年生の平均正答率 ( 正答数 / 問題数 ) 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B 74.5 (23.8/32) 67.4(6.1/9) 60.6 (21.8/36) 43.4 (6.5/15) 福島県 77.6 (24.8/32) 71.9 (6.5/9) 62.8 (22.6/36)

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 全体としては, 全国平均とほぼ同じ状況でした 主として 知識 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと が全国平均をやや上回り, 他の領域はやや下回る状況でした 主として 活用 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと が全国平均とほぼ同じ

平成 29 年度 埼玉県学力 学習状況調査の結果について 1 埼玉県学力 学習状況調査について (1) 調査の概要 実施日平成 29 年 4 月 13 日 ( 木 ) 調査対象調査概要特徴 県内の公立小 中学校 ( さいたま市を除く ) に在籍する小学校第 4 学年から中学校第 3 学年の全児童生徒

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

算数 A ( 基礎的 基本的な知識 技能が身についている かどうかをみる問題 合計 16 問 ) 平均正答率は 平均を上回っていました 数量や図形についての技能 に関しての正答率が高い傾向にありました [ 設問 2(2)]( 末尾のそろっていない小数の加法の計算をすることができる ) 蹉跎小.9%

小学校国語について

Transcription:

墨田区学習状況調査 の結果について 第 1 平成 29 度調査の概要 1 本調査の位置付け 本調査は 墨田区学力向上新 3 か計画 ( 平成 28~30 度 ) における 今後 3 間 ( 平成 30 度 ) に達成する目標 の達成に向けた 初度 ( 平成 28 度 ) の進捗状況を検証するものである 目標 1 各学 ( 小学 2 生から中学 3 生 ) の D E 層の児童 生徒 の割合の減少 D E 層の児童 生徒の割合の目標 ( 単位 :%) 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 国語 15 25 30 30 30 30 30 30 社会 25 30 35 35 40 45 算数 数学 15 25 25 30 30 35 35 35 理科 25 30 35 40 40 45 英語 35 35 目標 2 読む能力 書く能力 言語についての知識 理解 技能 の区平均正答率が全国平均値以上となること ( 小学 2 生から中学 3 生 ) 目標 3 思考 判断力 の区平均正答率が全国平均値以上となること ( 小学 2 生から中学 3 生 ) 2 調査の目的 (1) 墨田区教育委員会は 児童 生徒に確かな学力を身に付けさせ 自ら学び 課題解決できる区民を育 成する施策等に資するための基礎データを得る (2) 墨田区立各小 中学校は 授業改善プランを策定し 授業改善の取組を積極的に進めるために 自校 の実態や児童 生徒一人ひとりの学習状況を把握する 3 調査実施日及び調査対象 (1) 実施日平成 29 4 月 27 日 ( 木 ) (2) 対象小学校第 2 学から中学校第 3 学までの原則として全児童 生徒 (3) 内容学習到達度調査及び意識調査 4 平成 29 4 月 27 日 ( 木 ) に受検した児童 生徒数 ( 単位 : 名 ) 小学校 中学校 学 学習到達度調査 国語社会算数 数学理科英語 意識調査 第 2 学 1,660 1,660 1,685 第 3 学 1,584 1,585 1,604 第 4 学 1,507 1,509 1,510 1,509 1,553 第 5 学 1,589 1,592 1,592 1,591 1,613 第 6 学 1,478 1,478 1,478 1,479 1,500 第 1 学 1,235 1,234 1,233 1,231 1,251 第 2 学 1,257 1,257 1,258 1,256 1,255 1,271 第 3 学 1,255 1,255 1,256 1,256 1,253 1,272-1 -

5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ごとに正答できることを期待した児童 生徒の正答率を示したもの 出題形式や解答形式によって算出され プレテストなどによって補正されている 目標値に対して -5ポイント以上 +5ポイント未満 であった場合 目標値と同程度と見なし C 層とする また C 層より正答率が高い層のうち 直近の 78パーセントを B 層 さらにその上を A 層とする また D 層 E 層についても同様の考えとする 観点ごとの目標値は 設問ごとに設定された目標値から算出されている 平均正答率 正答率の平均値のこと 観点における学のデータとして用いる場合は その観点の全設問における学集団の正答率の平均値 - 2 -

第 2 平成 29 度調査結果 1 区平均正答率と全国平均正答率 目標値との比較について (1) 小学校 目標値は 標準的な時間をかけて学んだ場合 期待される正答率を示したもの ( 単位 :%) 教科 国語 社会 算数 理科 観 点 国語への 話す力 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 社会的事象への 社会的な思考 判断 表現 観察 資料活用の技能 社会的事象についての知識 理解 算数への 数学的な考え方 数量や図形についての技能 数量や図形についての知識 理解 自然事象への 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 第 2 学 区平均区平均区平均区平均区平均目標値目標値目標値目標値目標値 全国平均全国平均全国平均全国平均全国平均 81.1 74.5 74.0 77.8 71.3 75.6 65.6 68.1 65.6 65.6 71.0 78.1 66.4 90.0 65.6 70.7 82.5 83.1 第 3 学第 4 学第 5 学第 6 学 81.0 71.8 68.3 76.4 70.6 75.8 72.6 74.8 87.5 67.2 63.0 71.1 75.0 60.0 75.3 67.8 70.6 87.4 67.6 84.6 75.7 69.7 72.1 70.7 65.6 61.4 58.5 67.3 84.8 74.3 62.3 70.2 70.0 71.2 75.3 75.0 81.3 78.5 64.3 63.9 73.4 72.2 69.6 70.9 68.9 79.7 78.3 95.4 90.1 75.3 72.9 74.6 80.9 67.4 68.4 69.2 95.7 89.1 72.8 72.9 74.9 69.0 70.5 66.3 66.0 64.2 62.9 68.5 68.5 69.7 66.9 66.7 65.2 65.0 65.5 68.4 67.7 75.9 67.4 70.0 67.9 69.4 75.1 69.0 72.2 81.4 73.2 70.1 70.2 68.3 78.6 71.8 70.9 66.8 60.1 75.0 62.5 40.0 56.5 67.5 59.3 40.0 66.5 58.2 71.0 62.8 37.2 72.1 71.4 69.3 62.5 54.7 63.9 60.6 60.2 56.1 72.5 68.6 66.1 63.8 56.1 86.5 80.9 81.5 72.1 69.0 76.9 76.1 71.4 71.0 86.2 80.0 79.8 74.2 71.7 84.6 76.2 80.8 70.9 67.2 69.8 74.0 70.3 68.6 84.6 75.6 77.0 72.6 69.9 69.1 60.4 69.5 61.1 70.4 73.0 66.3 77.2 62.2 50.0 61.7 54.8 62.6 62.5 56.3 67.7 64.7 75.8 56.5 71.3 60.0 66.5 79.3 64.4 69.7 64.9 66.5 66.3 68.2 自然事象について 67.2 の知識 理解 71.5 70.7 73.1 区平均正答率が 全国平均正答率以上である観点区平均正答率が 全国平均正答率よりも低いが 全国平均正答率の-5ポイント以上である観点区平均正答率が 全国平均正答率の-5ポイント未満である観点 < 区平均正答率と全国平均正答率との比較について> 区平均正答率が全国平均正答率以上である観点は 昨度は全 69 観点中 17 観点であったが 本度は39 観点と大きく増加している 国語は 第 2 6 学の一部の観点を除いて 区平均正答率が全国平均正答率以上である 社会は 第 5 6 学の多くの観点で 区平均正答率が全国平均正答率より低い 算数は 第 5 6 学の多くの観点で 区平均正答率が全国平均正答率より低い 理科は 全ての観点で 区平均正答率が全国平均正答率より低い 特に 第 5 6 学の多くの観点で 区平均正答率が全国平均正答率の-5ポイント未満である 64.5 63.7 71.3 76.4 67.7 58.4 64.4-3 -

(2) 中学校 目標値は 標準的な時間をかけて学んだ場合 期待される正答率を示したもの ( 単位 :%) 第 1 学第 2 学第 3 学教観点科目標値区平均目標値区平均目標値区平均全国平均全国平均全国平均国語への 73.4 67.6 68.1 66.7 65.6 67.2 71.5 64.1 70.6 話す 聞く能力 67.7 73.4 61.1 61.3 72.5 66.3 71.9 61.2 70.5 国書く能力 67.4 72.1 69.4 語 60.4 66.3 61.8 65.7 65.7 70.2 読む能力 65.3 71.6 59.0 65.6 62.4 70.3 70.0 64.6 70.6 言語についての 77.0 79.0 75.3 知識 理解 技能 72.6 74.4 72.6 78.4 78.7 76.2 社会的事象への 52.5 48.1 49.9 55.7 52.3 51.3 57.8 51.3 52.5 社会的な 53.7 48.0 42.8 44.5 社思考 判断 表現 56.1 49.0 58.2 45.4 47.2 会資料活用の技能 62.0 58.8 55.7 51.8 57.1 52.3 62.8 54.9 55.9 社会的事象についての 52.7 49.5 55.1 知識 理解 60.0 56.4 59.4 57.9 54.4 59.4 数学への 57.5 50.7 51.5 58.2 51.7 52.0 59.9 51.8 53.5 数学的な見方や考え方 59.2 57.5 49.2 48.1 54.5 53.2 数 59.6 49.4 55.4 学数学的な技能 71.5 73.5 62.1 62.1 62.2 62.8 73.8 61.7 63.0 数量や図形などに 56.8 53.1 51.7 59.2 ついての知識 理解 58.2 59.3 59.6 53.7 60.0 自然事象への 53.5 49.4 43.2 58.0 55.0 57.3 60.0 46.7 60.3 科学的な思考 表現 58.9 56.8 50.2 45.3 51.5 50.5 理 62.7 47.9 53.5 科観察 実験の技能 74.2 74.6 61.4 58.0 64.4 54.0 78.4 60.5 61.5 自然事象についての 47.6 53.2 57.0 知識 理解 57.0 59.1 60.3 56.6 58.0 62.8 コミュニケーションへの 67.6 64.3 65.0 63.3 67.6 64.8 外国語表現の能力 53.8 53.1 49.1 47.5 英 54.4 47.9 語外国語理解の能力 61.4 61.2 68.3 72.3 61.0 72.8 言語や文化についての 60.8 65.4 70.4 知識 理解 62.9 62.4 69.6 区平均正答率が 全国平均正答率以上である観点 区平均正答率が 全国平均正答率よりも低いが 全国平均正答率の -5 ポイント以上である観点 区平均正答率が 全国平均正答率の -5 ポイント未満である観点 < 区平均正答率と全国平均正答率との比較について> 区平均正答率が全国平均正答率の-5ポイント未満である観点は 昨度は全 59 観点中 17 観点であったが 本度は8 観点と大きく減少している 国語は 第 3 学の全ての観点で 区平均正答率が全国平均正答率より低い 社会は 全ての観点で 区平均正答率が全国平均正答率より低い 数学は ほとんどの観点で 区平均正答率が全国平均正答率より低い 理科は 第 1 3 学の多くの観点で 区平均正答率が全国平均正答率より5ポイント以上低い 英語は ほとんどの観点で 区平均正答率と全国平均正答率がほぼ同等である - 4 -

参考 平成 28 度調査結果 (1) 小学校 目標値は 標準的な時間をかけて学んだ場合 期待される正答率を示したもの ( 単位 :%) 教科 国語 社会 算数 理科 観 点 国語への 話す力 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 社会的事象への 社会的な思考 判断 表現 観察 資料活用の技能 社会的事象についての知識 理解 算数への 数学的な考え方 数量や図形についての技能 数量や図形についての知識 理解 自然事象への 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 第 2 学 区平均区平均区平均区平均区平均目標値目標値目標値目標値目標値 全国平均全国平均全国平均全国平均全国平均 77.8 61.2 73.3 66.4 70.4 73.8 61.9 69.4 63.8 67.5 75.0 70.0 72.5 88.9 71.1 74.5 85.4 84.1 第 3 学第 4 学第 5 学第 6 学 79.8 60.5 74.6 66.6 73.9 81.9 66.0 78.2 75.6 77.9 63.8 72.2 69.4 71.7 82.4 64.9 78.3 75.4 80.6 72.1 57.2 64.1 55.2 65.1 59.4 62.7 55.5 64.6 75.0 56.3 66.7 56.1 69.3 77.2 67.9 70.9 71.8 73.4 65.7 67.5 68.2 67.5 76.7 66.0 69.4 70.9 75.8 93.4 86.4 73.4 73.9 68.9 83.2 72.2 69.6 67.2 94.4 85.8 73.9 75.1 71.2 44.3 46.9 59.0 63.1 38.6 54.2 61.1 51.3 59.2 44.9 55.3 63.9 41.3 54.2 62.1 51.3 59.6 47.2 55.3 65.0 54.2 54.0 66.9 54.8 61.3 59.5 53.1 69.8 57.2 64.3 63.6 63.8 65.5 63.5 64.0 68.2 74.7 57.4 68.5 60.3 47.3 59.0 67.5 60.8 55.0 74.9 56.4 67.6 59.2 51.9 75.4 64.0 57.0 60.3 56.4 63.0 58.1 59.4 60.6 76.6 62.9 59.2 61.3 60.9 87.9 79.1 76.4 69.1 68.0 78.1 75.6 71.3 72.7 88.7 79.2 78.0 71.8 73.1 88.2 65.9 77.9 63.7 65.4 66.1 77.0 65.0 70.2 87.8 67.4 78.2 64.7 71.3 65.0 60.3 60.4 63.3 63.4 60.8 64.4 64.2 62.9 66.1 65.5 58.2 60.0 55.2 61.1 59.2 59.0 64.0 60.1 59.3 66.8 58.8 65.0 63.1 59.9 69.7 63.6 68.4 65.2 68.6 65.6 71.2 自然事象について 68.7 の知識 理解 69.7 68.5 73.3 区平均正答率が 全国平均正答率以上である観点区平均正答率が 全国平均正答率よりも低いが 全国平均正答率の-5ポイント以上である観点区平均正答率が 全国平均正答率の-5ポイント未満である観点 - 5 -

(2) 中学校 目標値は 標準的な時間をかけて学んだ場合 期待される正答率を示したもの ( 単位 :%) 第 1 学第 2 学第 3 学教観点科目標値区平均目標値区平均目標値区平均全国平均全国平均全国平均国語への 70.5 77.4 64.7 66.7 72.2 63.9 68.3 75.5 66.1 話す 聞く能力 70.0 75.7 70.6 74.1 68.9 73.3 74.3 74.7 75.7 国書く能力 62.2 77.5 55.7 語 59.6 70.7 58.3 59.2 73.9 56.4 読む能力 54.5 57.0 61.4 67.0 58.3 62.3 55.9 66.3 63.5 言語についての 68.3 75.7 66.9 知識 理解 技能 66.6 71.2 65.4 68.8 75.2 69.7 社会的事象への 46.9 49.0 47.9 51.7 53.0 52.5 50.9 54.5 53.0 社会的な 46.3 49.6 47.8 思考 判断 表現 49.8 53.5 50.4 社 50.8 54.3 51.2 会資料活用の技能 53.9 49.9 56.1 51.3 54.4 50.3 53.6 56.7 54.0 社会的事象についての 50.0 49.9 51.8 知識 理解 56.4 55.7 57.0 55.4 56.2 57.0 数学への 67.1 58.0 43.5 67.1 58.1 46.7 68.9 59.1 46.2 数学的な見方や考え方 65.7 66.2 55.5 55.0 49.3 46.5 数 67.4 56.2 49.2 学数学的な技能 74.5 73.1 61.3 61.8 60.5 60.8 75.0 61.5 61.2 数量や図形などに 63.2 56.4 58.2 59.4 ついての知識 理解 65.4 57.3 65.4 58.1 59.3 自然事象への 64.7 63.3 42.9 45.5 55.3 52.8 68.9 49.1 50.6 科学的な思考 表現 64.9 61.7 55.0 46.5 52.2 43.4 理 68.1 51.3 49.3 科観察 実験の技能 67.9 65.7 48.9 29.4 50.0 36.7 71.5 38.9 46.6 自然事象についての 53.2 57.9 47.5 58.6 51.8 知識 理解 59.4 59.0 54.0 58.0 コミュニケーションへの 62.0 61.5 62.7 62.1 63.0 64.0 外国語表現の能力 48.8 44.7 47.8 42.8 英 49.6 45.5 語外国語理解の能力 65.8 67.8 65.0 66.0 68.1 67.5 言語や文化についての 66.7 62.3 60.5 知識 理解 60.4 66.8 60.5 区平均正答率が 全国平均正答率以上である観点 区平均正答率が 全国平均正答率よりも低いが 全国平均正答率の -5 ポイント以上である観点 区平均正答率が 全国平均正答率の -5 ポイント未満である観点 - 6 -

2 D E 層の児童 生徒の割合の推移について D E 層とは 目標値に対して -5 ポイント未満の ( 学力の定着に課題のある ) 児童 生徒の割合である なお 各層の割合は小数第 2 位を四捨五入しているので 合計は必ずしも 100 にならない場合がある (1) 小学校 学 2 3 4 5 6 教科 (2) 中学校 学 1 2 3 各層に属する児童の割合 (29 度 ) - 7 - D E 層に属する児童の割合 A 層 B 層 C 層 D 層 E 層 ( 単位 :%) 国語 16.0 44.8 20.8 18.3 0.2 18.4 18.9 21.8 18.5 15 算数 14.0 34.9 27.9 23.1 0.1 17.2 17.3 20.4 23.2 15 国語 25.9 47.6 11.4 14.3 0.8 29.9 32.1 27.7 15.1 25 算数 4.3 59.9 15.0 20.7 0.1 28.3 29.3 33.4 20.8 25 国語 11.2 55.4 13.3 19.8 0.3 36.8 43.7 30.9 20.1 30 社会 15.8 48.2 11.6 24.1 0.3 29.3 34.7 48.6 24.4 25 算数 13.8 48.2 18.1 19.5 0.5 33.8 28.9 32.7 20.0 25 理科 6.2 48.9 18.6 25.5 0.9 38.4 33.8 34.7 26.4 25 国語 14.1 50.7 15.3 19.4 0.5 33.9 32.6 31.2 19.9 30 社会 3.0 44.7 19.0 32.7 0.8 30.0 40.6 39.7 33.5 30 算数 10.4 39.0 18.4 30.7 1.5 35.8 37.7 35.0 32.2 30 理科 2.4 36.1 20.6 39.8 1.0 48.4 41.9 34.4 40.8 30 国語 10.8 49.8 16.5 22.2 0.7 30.8 33.3 29.7 22.9 30 社会 7.6 42.0 16.8 32.8 0.7 34.9 48.4 38.9 33.5 35 算数 6.6 37.0 17.3 38.1 1.0 35.5 39.4 43.3 39.1 30 理科 6.2 35.9 17.9 39.4 0.6 46.0 37.5 42.3 40.0 35 教科 各層に属する生徒の割合 (29 度 ) D E 層に属する生徒の割合 A 層 B 層 C 層 D 層 E 層 目標 ( 単位 :%) 国語 6.8 55.7 13.6 23.3 0.6 28.4 34.7 30.0 23.9 30 社会 0.6 32.5 17.6 48.5 0.7 39.3 35.9 55.0 49.2 35 数学 5.2 44.8 15.2 34.1 0.6 41.6 36.9 37.9 34.7 35 理科 1.1 30.9 21.0 46.3 0.8 48.3 43.4 46.4 47.1 40 国語 8.5 48.0 18.5 24.4 0.6 30.3 37.3 25.5 25.0 30 社会 0.6 29.8 14.9 53.9 1.0 54.6 54.7 51.1 54.9 40 数学 4.5 38.6 15.5 38.8 2.7 37.6 41.9 40.2 41.5 35 理科 1.8 29.9 18.7 48.1 1.5 48.8 54.0 61.5 49.6 40 英語 4.6 38.5 17.1 38.6 1.3 36.6 40.7 43.5 39.9 35 国語 6.5 50.4 14.7 27.6 0.7 29.9 35.1 31.5 28.3 30 社会 0.6 32.8 17.8 48.0 0.7 55.6 54.4 50.3 48.7 45 数学 9.2 36.9 12.0 39.3 2.5 40.6 39.8 42.7 41.8 35 理科 1.6 35.1 17.2 45.1 1.0 56.2 52.9 57.5 46.1 45 英語 8.3 45.1 14.2 32.0 0.4 36.6 38.6 40.2 32.4 35 は 学力向上新 3 か計画の目標を達成している教科である < 墨田区学力向上新 3 か計画における目標の達成状況 > D E 層の児童 生徒の割合が 学力向上新 3 か計画における目標を達成している教科の数は 小学校は全 16 教科中 8 教科 中学校は全 14 教科のうち 5 教科である 国語は 小学校第 2 学以外の全ての学において目標を達している 理科は 全ての学において目標を達していない 目標

3 読む能力 書く能力 言語についての知識 理解 技能 の平均正答率について (1) 小学校 ( 単位 :%) 観点 第 2 学第 3 学第 4 学第 5 学第 6 学 墨田区全国墨田区全国墨田区全国墨田区全国墨田区全国 読む能力 71.2 69.6 75.3 70.9 75.0 68.9 81.3 79.7 78.5 78.3 書く能力 84.6 84.8 75.7 74.3 69.7 62.3 72.1 70.2 70.7 70.0 言語についての知識 理解 技能 95.4 95.7 90.1 89.1 75.3 72.8 72.9 72.9 74.6 74.9 < 墨田区学力向上新 3 か計画における目標の達成状況 > 小学校においては 全 15 観点中 全国平均正答率以上の観点は 12 観点 ( 平成 28 度は 6 観点 ) であり 他の 3 観点についても 全国平均正答率との差は 0.3 ポイント以内である 学別にみると 第 3~5 学は全ての観点で全国平均正答率を上回っている 平成 28 度は 第 3 学 ( 本度の第 4 学 ) のみが全ての観点で全国平均正答率を上回っていたことから 現在の第 3 5 学は 昨度より上昇しているといえる 観点別にみると 読む能力 は全ての学で全国平均正答率以上であり 他の観点も多くの学で 全国平均正答率を上回っている 平成 28 度は 第 3 学 ( 本度の第 4 学 ) 以外は全国平均正答 率を下回っていたことから 昨度より上昇しているといえる (2) 中学校 観点 第 1 学第 2 学第 3 学 ( 単位 :%) 墨田区全国墨田区全国墨田区全国 読む能力 71.6 70.0 65.6 64.6 70.3 70.6 書く能力 67.4 65.7 72.1 65.7 69.4 70.2 言語についての知識 理解 技能 77.0 78.4 79.0 78.7 75.3 76.2 < 墨田区学力向上新 3 か計画における目標の達成状況 > 中学校においては 全 9 観点中 全国平均正答率以上の観点は 5 観点 ( 平成 28 度は 5 観点 ) であ る 学別にみると 第 2 学は全ての観点で全国平均正答率を上回っている 第 3 学は全ての観点で 全国平均正答率を下回っているが 全ての観点において その差は 1 ポイント以内である 観点別にみると 書く能力 については比較的良好な結果であり 特に第 2 学において全国平均 正答率を大きく上回っている は 区平均正答率が全国平均正答率を上回っている観点である - 8 -

4 思考 判断力 の平均正答率について 本調査は 3ページ等にある教科ごとの 観点 とは別に 全ての問題を 基礎 応用 ( 思考 判断力 ) 表現力 の 3つの観点に分けている ここでは 応用 ( 思考 判断力 ) の平均正答率を示している (1) 小学校 ( 単位 :%) 教科 第 2 学第 3 学第 4 学第 5 学第 6 学 墨田区全国墨田区全国墨田区全国墨田区全国墨田区全国 国語 68.4 68.0 60.3 57.6 61.5 57.4 74.0 72.5 65.0 62.8 社会 68.1 65.5 49.7 51.7 54.2 56.1 算数 59.2 58.8 60.4 56.5 72.2 67.9 50.9 52.3 57.4 58.0 理科 48.3 46.3 38.6 43.8 58.2 65.2 < 墨田区学力向上新 3か計画における目標の達成状況 > 小学校においては 全 16 観点中 全国平均正答率以上の観点は 10 観点 ( 平成 28 度は7 観点 ) であり 第 2~4 学は全ての教科で全国平均正答率以上である (2) 中学校 教科 第 1 学第 2 学第 3 学 ( 単位 :%) 墨田区全国墨田区全国墨田区全国 国語 72.5 71.1 63.2 60.8 58.9 60.1 社会 58.5 62.4 49.5 49.7 40.6 42.3 数学 60.3 63.6 56.1 58.5 53.3 56.1 理科 50.2 55.9 33.6 37.2 56.5 59.7 英語 52.3 50.8 62.5 63.4 < 墨田区学力向上 3か計画における目標の達成状況 > 中学校においては 全 14 観点中 全国平均正答率以上の観点は 3 観点 ( 平成 28 度は2 観点 ) で あり 特に理科についてはどの学も全国平均正答率を 3ポイント以上下回っている は 区平均正答率が全国平均正答率を上回っている観点である - 9 -

第 3 意識調査の結果 1 授業に対する児童 生徒の意欲 意識調査の質問項目 学校生活の中で何日くらい 自分の意見を発表したり 先生の質問に答えたりして いますか ( 単位 :%) 1 時間 3 回以上 1 時間 最低 1 回 1 日 最低 1 回 発表しない 日もある その他 1 時間最低 1 回以上 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 墨田区 16.0 32.0 21.6 29.4 1.0 48.0 全国 16.8 34.0 22.6 26.1 0.5 50.8 墨田区 10.7 27.9 22.4 38.6 0.3 38.7 全国 12.3 31.1 25.2 31.1 0.3 43.4 墨田区 8.6 28.1 27.1 36.1 0.2 36.7 全国 9.7 30.0 26.9 33.1 0.3 39.7 墨田区 6.4 25.3 27.4 40.9 0.0 31.7 全国 8.2 27.2 27.5 36.8 0.3 35.4 墨田区 6.9 23.9 26.7 42.4 0.1 30.8 全国 7.3 24.6 29.0 38.9 0.3 31.9 1 時間最低 1 回以上 自分の意見を発表したり 先生の質問に答えたりしている と回答した 墨田区の経比較 小 6 中 3 50% 41.1% 43.7% 50% 40% 40% 30% 36.5% 38.7% 30% 30.0% 28.0% 32.9% 30.8% 20% 20% 学校生活の中で何日くらい 自分の意見を発表したり 先生の質問に答えたりしていますか という質問に対する 小学校第 5 学以上の児童 生徒の割合 及び小学校第 6 学 中学校第 3 学の経比較を表したものが 上の表やグラフである 1 時間最低 1 回以上 自分の意見を発表したり 先生の質問に答えたりしている と回答している児童 生徒の割合を比較すると どの学においても墨田区は全国よりも低い状況にある 児童 生徒の学習意欲を喚起するために 新しい学習指導要領の趣旨にある 主体的 対話的で深い学び を重視するとともに 児童 生徒の学習意欲向上の取組の推進を図る必要がある - 10 -

2 児童 生徒の学習習慣 意識調査の質問項目 いつも こつこつと学習していますか ( 肯定的な回答をしている割合 )( 単位 :%) 70% 60% 50% 40% 30% 20% 61.5% 62.2% 59.8% 60.5% 57.5% 57.8% 55.2% 55.2% 52.4% 53.4% 53.0% 53.4% 54.3% 55.3% 48.8% 45.8% 42.9% 41.6% 41.6% 小 6 40.1% 38.7% 39.6% 47.1% 36.8% 32.8% 29.8% 中 3 17 度 18 度 19 度 20 度 21 度 22 度 23 度 24 度 25 度 いつも こつこつと学習していますか という質問に対して 肯定的な回答をしている 小学校第 6 学及び中学校第 3 学の平成 17 度からの推移を表したものが 上のグラフである このグラフからは 小 中学校ともに墨田区の児童 生徒が こつこつと学習に取り組んできている 傾向が読み取れ 特に中学校においては 本度大きく改善傾向がみられる 3 児童 生徒の家庭学習の状況 (1) 意識調査の質問項目 家で 週に何日くらい勉強をしますか ( 単位 :%) ほぼ毎日 4~5 日 2~3 日 1 日くらいほとんどしないその他 4 日以上 小 6 中 3 墨田区 57.5 12.8 14.6 14.9 0.3 70.3 全国 63.8 14.1 11.6 9.9 0.6 77.9 墨田区 35.5 20.4 26.5 17.1 0.4 55.9 全国 44.1 20.6 20.4 14.4 0.5 64.7 家で 週に 4 日以上勉強している と回答した 墨田区の経比較 小 6 中 3 80% 80% 70% 60% 65.3% 65.4% 66.8% 70.3% 70% 60% 53.0% 55.9% 50% 50% 40% 40% 46.6% 47.4% - 11 -

(2) 意識調査の質問項目 学校の授業以外に 平日は 1 日にどれくらい勉強をしますか ( 塾等も含む ) ( 単位 :%) 全くしない 30 分くらい 1 時間くらい 2 時間くらい 3 時間くらい 4 時間以上 1 時間以上 小 6 中 3 墨田区 11.1 23.1 28.5 15.1 10.0 11.3 64.9 全国 8.4 20.5 35.9 19.2 7.5 7.4 70.0 墨田区 10.1 15.9 27.3 34.1 10.1 2.1 73.6 全国 8.6 12.9 24.2 32.3 16.2 5.2 77.9 学校の授業以外に 平日に 1 時間以上勉強している と回答した 墨田区の経比較 小 6 中 3 80% 80% 75% 70% 65.6% 65.2% 75% 70% 70.4% 71.5% 73.6% 65% 60% 61.7% 64.9% 65% 60% 66.8% (3) 意識調査の質問項目 土日や祭日など学校の休みの日は 1 日にどれくらい勉強をしますか ( 塾等も含む ) ( 単位 :%) 全くしない 30 分くらい 1 時間くらい 2~3 時間 4~5 時間 6 時間以上 1 時間以上 小 6 中 3 墨田区 23.4 28.7 19.5 12.7 6.9 7.4 46.5 全国 16.5 29.2 28.8 15.0 4.6 4.9 53.3 墨田区 24.4 20.3 25.0 24.3 5.1 0.7 55.1 全国 15.4 15.0 23.0 31.4 10.6 4.0 69.0 土日や祭日など学校の休みの日に 1 日 1 時間以上勉強している と回答した 墨田区の経比較 小 6 中 3 60% 55% 60% 55% 54.0% 56.4% 55.1% 50% 45% 43.5% 44.4% 45.8% 46.5% 50% 45% 50.7% 40% 40% 小学校第 6 学及び中学校第 3 学の家庭学習の状況に関してまとめたものが (1)~(3) の表やグラフである 家庭学習の日数や時間については 全ての意識調査の項目において 墨田区は全国よりも低い割合である そのような中で 平成 26 度から平成 29 度までの墨田区の経比較を見ると 小 中学校ともに家庭学習を行う児童の割合が徐々に増加してきている - 12 -

第 4 調査結果を受けての取組 1 調査結果の公表 (1) 教育委員会の対応区全体の傾向を示すため 学別 教科別 観点別の調査結果 及び 分析結果 を 区教育委員会ホームページで公表する (2) 学校の対応ア学校のホームページ等による 調査結果 及び 9 月以降の学力向上プラン の公表自校の学別 教科別 観点別の調査結果とともに 調査結果の分析 9 月以降の学力向上を図るための全体計画 ( 学力向上及び授業改善の方策 ) を 学校のホームページや学校だより等で公表する イ児童 生徒及び保護者に対する 個人票 の返却児童 生徒及び保護者に対して 保護者会や三者面談等の機会において 今後の課題や取り組むべきことを直接説明しながら 個人票を返却する 2 学力向上を図るための主な施策 (1) 学習内容を振り返る機会の設定 拡充 学期末 (9 月 1~3 月 ) を 振り返り期間 として 各学校が これまでに学習した当該学の内容を復習する期間を設定する 振り返りに当たっては 単元ごとの 振り返りシート を教材コンテンツに導入し 各学校が活用できるようにする (2) 学力向上ヒアリングの実施 継続 2 回 全ての小 中学校長に対して 学力向上ヒアリングを実施し 9 月以降に具体的な学力向上の取組を推進するため 指導 助言を行う 本度は 全ての教員が作成する 学力向上プラン に 度末の児童 生徒の姿を具体的に記述し 明確な目的をもたせるよう 計画書の様式を変更した (3) 墨田区教育委員会のメッセージ の作成 継続 昨度 全ての小 中学校の教員に対して 児童 生徒の学習状況を把握し 分からなかったりできなかったりする内容を 分かる できるようにすること の重要性をまとめて配布したメッセージの見直しを行い 本 5 月に配布した (4) 教材コンテンツの整備 拡充 各学校が活用できるよう整備された ICTに 本度の学力調査で課題のある問題に関する提示教材を用意し 各学校での活用を図る 特に理科については 間違えやすい内容の指導のポイントや宿題等をまとめ 授業のスタンダードとして示して各学校へ配布することで 授業の質を保障していく (5) 学習意欲の向上の研究 継続 昨度に開発した 学習意欲測定尺度 について 区内の小 中学校各 1 校を指定し 学習意欲向上の具体的アプローチに関する研究を 東京未来大学と行う - 13 -

(6) 学校における放課後補習等の支援 継続 放課後補習や授業を行う際の地域人材の登録者数を増加し 各学校のニーズに応じた派遣を行うなどの支援を行っている 本度は すみだチャレンジ教室において児童 生徒へ指導している教育 NPOを派遣し 放課後学習の充実を図っている (7) すみだ学力向上推進会議 の開催 継続 すみだ学力向上推進会議 を開催し 調査結果及び調査分析等から明らかとなった本区の児童 生徒の実態と課題に応じた取組について協議を行っている 本度は 課題分析等の報告書で取り上げる問題の数を増やすこととした (8) 調査分析分科会 による調査結果の分析 具体的活用 継続 小 中学校の教員の代表によって構成された 調査分析分科会 において 区全体の調査結果を詳細に分析し 指導方法の工夫改善の提言を行う また 小 中学校の教科別に 分科会 を代表する教員が公開授業 ( 計 9 回 ) を実施する (9) 家庭学習の支援ア すみだチャレンジ教室 の実施 継続 学力に課題のある学校や児童 生徒を対象に 少人数指導を行う 本度は これまでの 休日 長期休業中 に加えて 放課後のコースを新設した イ保護者対象の 学習状況調査結果等報告会 の開催 継続 各小 中学校の PTA 代表を対象として 区学習状況調査の分析結果とともに 効果的な家庭学習のあり方を取り上げた報告会を実施する 昨度に引き続き 東京未来大学の教授等を講師として 家庭における学習意欲の向上に関する講座を 3 回開催する ウ 中学校すたーとブック ( 仮称 ) の検討 新規 今度は 小学 6 生の保護者を対象に 中学校入学のための準備をまとめた 中学校すた ーとブック ( 仮称 ) を本度中に作成 配布する - 14 -