14回サミットGW分野別発表

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京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

1 がんに対する印象 認識について (1) がんに対する印象 問 1 あなたは, がんについてどのような印象を持っていますか この中から 1 つだけお答えください こわいと思わない( 小計 ) 22.4% 24.6% こわいと思わない 12.1% 13.6% どちらかといえばこわいと思わない 10.

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

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Ⅰ. 第 3 期がん対策推進基本計画 について 第 11 回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会では 第 3 期がん対策推進基本計画 に記載されたがん診療連携拠点病院に新たに求められる機能について 都道府県レベルでの取り組み状況を共有し 今後のがん診療連携拠点病院の活動について議論していくことを予

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

Ⅰ 全体目標 (1) がんによる年齢調整死亡率 (75 歳未満 人口 10 万人あたり ) の 25% 減少 67.9(H29 年 ) Ⅱ 個別目標 第 1 節 < 進捗状況 > 75 歳未満年齢調整死亡率 15.0% の減少 97.2(H17 年 ) 82.7(H24 年 ) (2) がんに罹患し

PowerPoint プレゼンテーション

都道府県単位での肝炎対策を推進するための計画を策定するなど 地域の実情に応じた肝炎対策を推進することが明記された さらに 近年の状況等を踏まえ 平成 28 年 6 月に基本指針の改正を行い 肝炎対策の全体的な施策目標を設定すること等が追記された 都は 肝炎をめぐる都内の状況や基本指針の改正を踏まえ

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

Microsoft Word - 02 H28肝炎対策推進基本指針改訂(溶け込み)

70 頭頸部放射線療法 放射線化学療法

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第 1 章計画の概要 1 策定の趣旨 ⑴ 札幌市におけるがんの実態 がんは昭和 51 年から死因の第一位 ( 死亡者数 5,783 人 全死亡者数の 32.7%) 75 歳未満がん年齢調整死亡率 は 86.8 と全国の 79.0 と比べ約 1 割高い 75 歳未満年齢調整死亡率 : 年齢構成の異なる

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

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がんの診療の流れ この図は がんの 受診 から 経過観察 への流れです 大まかでも 流れがみえると心にゆとりが生まれます ゆとりは 医師とのコミュニケーションを後押ししてくれるでしょう あなたらしく過ごすためにお役立てください がんの疑い 体調がおかしいな と思ったまま 放っておかないでください な

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平成30年度精神保健に関する技術研修過程(自治体推薦による申込研修)

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第2次「健康くるめ21」計画

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Slide 1

認知症医療従事者等向け研修事業要領

第 1 章 ヘルスプランぎふ 21 の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 ヘルスプランぎふ 21 は 岐阜県健康増進計画として平成 14 年 3 月に策定し その後平成 20 年度には 国が策定した 健康日本 21 と連動しながら メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病の一次予防に重点をおいた

グラフ 平成 17 年を 100 としたときの人口 10 万人あたり主要部位別死亡者数の推移 本県 130 乳房 大腸 子宮 肺 白血病 胃 80 肝臓 70 H 出典 上記の2つのグラフ 厚生労働省 人口動態統計 本県のが

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

はじめに がんは昭和 56 年から札幌市民の死因の第 1 位であり およそ3 人に1 人ががんにより亡くなっています また 国の推計によると 生涯のうちに2 人に1 人ががんにかかるとされており 依然としてがんは市民の生命と健康にとって重大な問題です 札幌市はこれまで がん対策として札幌市健康づくり

歯科中間報告(案)概要

SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

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Microsoft PowerPoint - ★資料5 AYA世代のがん対策に関する政策提言

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Microsoft Word - 【全体版】H30春 提言④

Microsoft Word - M 平成30年度診療報酬改定の基本方針

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

スライド 1

緩和ケア研修会における e-learning の導 について 市 札幌病院精神医療センター副医 上村恵 ( 特定 営利活動法 本緩和医療学会委託事業委員会委員 )

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

Microsoft Word - (セット案とれ)【閣議後会見用】取組ペーパー

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

第 69 回日本病院学会採択演題一覧 2019 年 4 月 19 日時点 演題登録番号発表形式演題番号セッション名セッション日セッション開始時間セッション終了時間会場番号会場名 口演 O36-6 地域医療 3 8 月 2 日 ( 金 ) 9:10 9:52 第 6 会場 107 会議室

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

ンパ浮腫外来業務および乳腺外来業務で全日および半日をそれぞれ週に 2 日に変更する さくら 9 は現状の外来業務として平日の全日に 4 名を助勤しているが これに加え さらに輸血業務として 1 名を助勤し 計 5 名を助勤していきたいと考えている さくら 8 は新たに児童精神科外来業務として全日を週

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

はじめに 私たちは これからがん治療を受けるあなたの生活を支えます 初めて病気の説明を受けられて またはこれからがん治療を受けられるあなたが 安心してこれからのことに対処していくことができるように支えます 今から この病院があなたに提供できる 緩和ケアの 5 つの支援 を紹介いたします あなたとご家

上げてから実行する

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系統看護学講座 クイックリファレンス 2012年 母性看護学

4 月 17 日 4 医療制度 2( 医療計画 ) GIO: 医療計画 地域連携 へき地医療について理解する SBO: 1. 医療計画について説明できる 2. 医療圏と基準病床数について説明できる 3. 在宅医療と地域連携について説明できる 4. 救急医療体制について説明できる 5. へき地医療につ

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■● 糖尿病

事務連絡 平成 30 年 10 月 17 日 各病院がん診療連携拠点病院指定申請担当者 様 北海道保健福祉部健康安全局 地域保健課がん対策グループ主幹 北海道がん診療連携指定病院の指定申請及び申請書の記載上の留意事項について 標記指定病院の新規指定申請書の提出については 平成 30 年 10 月 1

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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14栄養・食事アセスメント(2)

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問 3 問 2 で と回答した方は 上記対策で何を見て知ったか ( 複数回答可 ) % 問 4 問 2で と回答した方は 下記対策で利用したいまたは既に利用しているものは 問 4 何か ( 複数回答可 ) 特定健診 特定保健指導対策 10 (41.9%) がん ( 婦人

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資料 3 第 3 回次期札幌市健康づくり基本計画策定部会 現計画の評価と次期計画への関連について (1) 母子保健 1 思春期の心と身体の健康づくり 10 代の自殺率 ( 人口 10 万対 ) 指 標 現計画計画策定時の値 中間評価時の値 実績値 10~14 歳 ~19

がん登録実務について

Microsoft Word 年度シニア 呼吸器内科 2014.docx


( 図表 10-2) 具体的には (ⅰ) シニア正社員( スペードコース ) : フルタイムの正社員 (ⅱ) シニア嘱託社員( クローバーコース ) : 非常勤のフルタイム勤務 (ⅲ) シニア契約社員 ( ダイヤコース ) : 非常勤職員であるが 社会保険の適用があり 所定労働時間はフルタイムの 3

)各 職場復帰前 受入方針の検討 () 主治医等による 職場復帰可能 との判断 主治医又はにより 職員の職場復帰が可能となる時期が近いとの判断がなされる ( 職員本人に職場復帰医師があることが前提 ) 職員は健康管理に対して 主治医からの診断書を提出する 健康管理は 職員の職場復帰の時期 勤務内容

山梨県地域医療再生計画 ( 峡南医療圏 : 救急 在宅医療に重点化 ) 現状 社保鰍沢病院 (158 床 ) 常勤医 9 名 実施後 社保鰍沢病院 峡南病院 (40 床 ) 3 名 市川三郷町立病院 (100 床 ) 7 名 峡南病院 救急の重点化 県下で最も過疎 高齢化が進行 飯富病院 (87 床

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

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為化比較試験の結果が出ています ただ この Disease management というのは その国の医療事情にかなり依存したプログラム構成をしなくてはいけないということから わが国でも独自の Disease management プログラムの開発が必要ではないかということで 今回開発を試みました

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

情報提供・相談支援部会資料

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

事例

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第 1 部 施策編 4

健康くるめ21概要

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

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第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

本書の内容 がん体験者の悩みや負担に関するデータベースについて全国のがん体験者 7,885 人を対象とした実態調査結果から抽出された悩みや負担は 2 万 6 千件余りでした この悩み等を 静岡がんセンターで作成した 静岡分類 にそって体系的に整理し がん体験者の悩みや負担に関するデータベースを構築し

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

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(2) 様式例の記載例ア勤務情報提供書 労働者 事業者において作成 A さん 人事 上司 産業医とで復職後の働き方について話し合った結果 A さん自身の希望もあり 元の営業職での復帰を長期的な目標にしつつ 復職後しばらくは治療の内容や体調を考慮し 外勤や出張 残業は避け デスクワーク中心の業務とする

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内容 がん相談支援センターにおける相談実績 就職支援事業の実績 就労支援事業の実績 就労支援チームの活動 概要 書籍 冊子の整理 資料の整理と活用 診療報酬改定に伴う準備 就労関連セミナーの実績と予定

答えは です がんは早い段階ではなにも症状が出ないことがほとんどです がん検診 は, なにも症状がない, 健康な人が, 定期的に受ける必要があります 34

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特定健診の受診率は毎年上昇しており 平成 28 年度は県平均よりも 7% 高い状況 となっていますが 国が示す目標値 60% を達成するには更なる工夫や PR が必要とな っています 長与町国保の医療費は平成 25 年度から上昇していましたが 平成 28 年度は前年度より約 3 億円減少し 1 人当

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度

表紙@C

【資料2】次期がん計画(案)

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

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練馬区国保における糖尿病重症化 予防事業について 平成 29 年 3 月 6 日練馬区区民部国保年金課 1 東京都糖尿病医療連携協議会配布資料

Transcription:

第 14 回がん政策サミット 2017 春 患者家族 医療現場 地域に成果をもたせす次期計画に ~ 他県と共に がん計画の均てん化を ~ グループワーク発表資料 このロジックモデルは 第 14 回がん政策サミットのグループワークで議論し作成したものです 当日発表された資料に 事務局で 明らかな誤りの修正 若干の語尾統一を行いました また 一部のでは グループワークで参考にした資料から引用する形での現状値が記載されておりましたが その数値は 参考資料の県の数値であるため 本資料では誤解を招かないように削除させていただきました これから 47 都道府県が次期計画を策定するにあたり 別議論のたたき台として活用していただくために ここに公開いたします 2017 年 6 月特定非営利活動法人がん政策サミット

予防 内容 目標 目標 未成年の喫煙をなくす 未成年者の喫煙率 がんの死亡者を減らす年齢調整死亡率 成人の喫煙者が減っている 成人の喫煙率 がんの罹患者をへらす 年齢調整罹患率 受動喫煙がなくなる 受動喫煙の機会を有する者の割合 生活習慣が改善している 運動習慣がある者の割合 適正体重を維持する者の割合 ハイリスク飲酒者の割合 野菜 果物の摂取量 食塩摂取量 がんの原因となる感染症が減る 肝炎ウィルス検査受検率 子宮頸がんとHPV 感染の関係を理解している人の割合胃がんとピロリ菌の関連を知っている人の割合ヒトT 細胞白血病ウィルス1 型の感染者の割合

内容 早期発見 がん検診 目標 目標 検診受診率が高まる がん種別のがん検診受診率 (5 大が がんの早期発見率が がん種別それぞれの早期発 ん ) 高まる 見率 精密検査受診率が高まる 精密検査受診率 検診の精度の管理ができている 地域 職域における対象者数 受診者数を含めた検診テ ータの把握ができている 事務局追記 : 組織型検診では 1 アセスメント ( 科学的根拠に基づいた検診の実施 ) 2 マネジメント ( 精度管理 ) ➂ 受診率対策の 3 条件が必要と指導を受けています 詳しくは 第 13 回がん政策サミット報告書 斎藤博さんのページをご覧ください

手術療法 放射線療法 薬物療法 免疫療法 施策中間アウトカム最終アウトカム内容目標目標現状値目標値現状値目標値現状値目標値 手術 エビデンスのあ低侵襲性手術を実施する体制が整っ質の高い医療を患者ががんの部位別 5 年生存率る低侵襲性手術が提供ている病院の数受けることができるされている 手術 拠点病院と他の病院の格差がない 標準的治療実施率 患者が納得した治療を受けられる 患者調査で納得した治療を受けたと回答した割合 放射線 質の高い放射線治療を受けられる医療機関が十分ある 薬物 患者の希望により地域で化学療法が受けられる 放射線治療医師数 放射線治療機器数 化学療法を実施している医療機関数 薬物 ゲノム診断により患者に最適な化学療法が始まっている ゲノム医療を受けた患者数 免疫 免疫療法の正しい情報が提供されている 免疫 免疫療法の必要な患者が治療を受けられる 全体 各の治療に関して専門の医療チームが組織されている 患者調査で免疫療法について説明を受けて納得した割合 科学的根拠のある免疫療法を受けた患者数 専門的なスタッフの揃った各治療のチームが配置されている病院の数

チーム医療 内容 目標 目標 不足している医療職を 医療者のがん専門資格を有する 患者 家族がチームの 患者 家族がチーム医療を実感でき 患者家族がいつでも身 がん治療の満足度 充実させる ( 放射線病 人数 一員として 納得して た割合 体的 精神 心理的負 理等 ) チーム医療 により 担に対し 安心安全で 支えられていると実感 質の高い医療を受けら できている れている 患者を含めたキャンサーボードの開催をする ( 望んだ場合 ) チーム医療のための患者を含めたキャンサーボードの開催回数 チーム医療 の理解度 ( 患者 家族 医療者 ) 医科歯科連携による口腔ケア 食事療法などによる栄養管理 リハビリ推進など職種間の更なる推進 医科歯科連携をしている医療機関数 専門性を生かした医療従事者間の連携ができ 多職種でのチーム医療ができている がん看護専門外来の受診者数 がん患者リハビリテーション料算定件数 緩和ケアチームへの依頼件数 異職種間で自由に意見できる雰囲気である と回答した医療者の割合

希少がん 難治性がん 内容 目標 目標 相談支援センターが医 何 % の人が活用したのか どこでも希少がん難治 5 年生存率 療者 患者に認知され 性がんの患者が適切な 患者が適切に支援を受 医療を受けられる けられる 満足度調査 満足度調査 相談支援センターを紹介された割合 認知度調査 患者自身で必要な情報に手軽にアクセスできる病院間のネットワーク行くべき病院の構築により アクセス性の良い状態で患者が適切な医療機関で治療が受けられる 希少がん難治性がんに対するより有効性の高い診断 治療法の研究開発ができる 治験がどのくらいあるか 新薬の開発はどうか 希少がん難治性がんの研究結果が臨床現場におけるエビデンスに基づいた標準的治療の確立や医療の提供につながっている ガイドラインの作成状況

がん教育に緩和ケアを取り入れる 診断された時からの緩和ケア 内容 目標 目標 国民ががんと診断され 国民すべてが緩和ケアをがんと診断 いつでも必要な緩和ケアを受 た時から緩和ケアを受 された時から受けるものだと知ってい けられていると感じている患者 けられることを周知するる人の割合 や家族の割合 体制ができている 情報提供として ホームページの充実 コマーシャル ( 広告 ) をテレビで流す がん診断にかかわる医療従事者が質の高い緩和ケアを提供できる体制ができている 緩和ケアの質の評価を行っている病院の割合 全てのがん患者とその家族が 居住する地域にかかわらず 必要な時に質の担保された緩和ケアを受けることができる 患者やその家族が痛緩和ケアを受けて自分らしいみやつらさを軽減でき生活が送れていると感じてい自分らしく納得して生活る割合できている 医療従事者を対象とした 継続した緩和ケア研修を実施する 緩和ケアチームと主治医等が十分連携が取れる体制ができている 患者が十分な連携が取れていると感じている割合 緩和ケアを受けて身体的苦痛と精神的苦痛が軽減できた人の割合 緩和ケア研修内容を見直す 緩和ケアチームを含めて 多職種カンファレンスを実施する 在宅緩和ケア研修を実施する 患者が在宅療養する際 病院と地域と連携可能な体制ができている 病院が地域と十分な連携が取れていると感じている割合 病院と在宅医等のカンファレンスを実施する 在宅ケアマップを作成する

相談支援 情報提供 内容 目標 目標 相談支援 患者意識調査により 相談できる 相談支援 患者意識調査により 不安が解 不安を感じたときから 窓口を知っていると回答した人の すべての県民の不安や消されたと回答した人の割合 相談支援を受けられて 割合 悩みが解消できている いる 相談支援 質の高い相談支援が提供できている 患者意識調査により 相談支援の対応に満足したと回答した人の割合 情報提供 すべての県民が安心し て生活できる情報を入 手できている 県民アンケートによりがん情報に満足できていると回答した人の割合 情報提供 県民アンケートにより 県のがん 必要とする正しい情報 情報の場所を知っていると回答し がどこにあるか わかった人の割合 ている

地域社会におけるがん患者支援 内容 目標 目標 患者も参加できる合同研修会の 社会資源 ( 当事者 多 患者が安心して暮らせ 患者の幸福度が上がる 実施回数 職種を含む ) の連携体 る地域となっている 制が整っている がんに関する啓発 研修の参加者数 質の高い医療連携の提供がされている がんに関する患者意識調査の満足度が上がる 患者が望む必要な情報の一元化がされている がんに関する患者意識調査の満足度が上がる 患者も情報を収集し 学ぶ必要がある がんに関する啓発 研修の参加者数 事務局追記 : このは 1 拠点病院等と地域との連携 2 在宅緩和ケアがテーマとなっています それを前提としてロジックモデルをご覧ください

就労を含めた社会的な問題 施策中間アウトカム最終アウトカム内容目標目標現状値目標値現状値目標値現状値目標値患者が治療費を無理な費用負担が原因で公的医療保険内く負担できているの治療を変更 断念した人の割合 治療のために貯金 資産の取り崩しや借金をした と回答した患者の割合 患者ががんになっても自分らしくいきいきと働き 安心して暮らせている がんと診断されたみとを理由に 生活の不安が増した と回答した患者の割合 社会とのかかわりの中で生活できている と回答した患者の割合 患者が希望する働き方を選択できている 時短勤務 在宅勤務制度等 がん治療と就労の両立を支援している中小企業の割合 がん患者の就労に対して 職場が理解をもっている 職場内で がんであることを理由に偏見や差別を感じたことがある と回答した患者の割合 がんによる休職後に復職希望し 復職した人の割合 がんで退職後に新茎就労を希望し 新規就労した人の割合 患者が社会から偏見をもたれない状態である がんであることを理由に 偏見や差別を感じたことがある と回答した患者 家族の割合

ライフステージに応じたがん対策 ( 小児 AYA 世代 高齢者 ) 対象者 内容ともに幅広いのため このロジックモデルでは 小児 AYA 世代の社会生活 に絞り 医療の充実 および高齢者の医療 社会生活は別途検討することを前提とした 内容 目標 目標 小児 AYA 世代が療養 院内学級数 小児 AYA 世代が不安 中に十分な教育を受け なく日常生活を送れて られている いる状態である 小児 AYA 世代が患者と良好な関係性を維持できている 小児の兄弟にケア明けを提供された件数 療養中に家族と一緒に過ごした日数 ファミリーハウスの数 小児 AYA 世代に特化した相談に対応できる窓口が整備されている 研修を受けた相談員の数 ( できれば拠点病院ごと ) 就労支援体制が整っている 妊孕性についての情報が適切に提供されている 小児 AYA 世代の就労を受け入れる企業の数と就労数 妊孕性温存に関する情報が提供された 40 歳未満のがん患者の割合 ( 患者体験調査 )

人材育成 内容 目標 目標 専任の保健師がそろっ 別アウトカム目標基づいて設定 受診率向上のための必別アウトカム目標基づい ている していく 要な人材が確保できて て設定していく いる ( がん予防 ) 検診啓発ボランティアがそろっている 別アウトカム目標基づいて設定していく 検診制度管理のための人材が確保できている ( がん予防 ) 別アウトカム目標基づいて設定していく 制度管理に関する知識を十分に持った職員がそろっている 別アウトカム目標基づいて設定していく 患者と医師の間をつなぐ人材が確保できてるいる ( がんとの共生 ) 別アウトカム目標基づいて設定していく すべての患者に対し 告知から療養生活までサポートできる専門家が十分そろっている 別アウトカム目標基づいて設定していく

がん教育 がんに関する知識の普及啓発 内容 目標 目標 子どもたちが学校教育 授業前後の子どもの知識の変化 たばこ喫煙率の減少 などを通じて 正しい知 識が得られている県民ががんの正しい知識や情報を得られている患者が自分の病状や治療方法を正しく理解している 正しい知識を得ている県民の割合 自分の病状や治療について学ぶ場があったと回答した患者の割合 [ 要開発 ] みんなががんの正しい知識を理解し 予防や早期発見のために行動をしている検診受診率の増加 塩分接種量の減少 野菜摂取量の増加 がん患者が誤解や偏見を受けることなく 安心して自分らしく生きられる社会になっている 自分や家族ががんに罹患しても それを正しく理解し 向かい合うことができる 周囲の対応に傷ついた割合 [ 要開発 ] [ 要開発 ]