図 1. 夏のボーナス推定平均支給額 (N= アンケート回答者全員 ) 2014 年夏 2013 年夏 男女 年齢 家族構成別 :30~50 代の中間層の支給額が増加 家族構成別では 単身者や夫婦世帯の伸び率が上昇男女別では 前年比で男性が 3.1% のプラスなのに対し 女性は 11.6% のマイナ

Similar documents
2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

業種別 : 大半の業種で上昇 特に 金融業 医療業 の好調が目立つ 業種別では 大半の業種で昨冬よりも推定支給額が上がり 逆に下がったのは 公益法人 財団法人 卸売 小売業 のみという結果 上がった業種で特に目立ったのは 金融業 の +6.5 万円と 医療業 の +4.4 万円 その他の 製造業 ソ

図 1. 現在ゲームをプレイしているデバイス ( 複数回答 ) スマートフォン タブレットでのゲーム利用動向 プレイしているゲームのジャンル : パズル (47.1%) がダントツ 次いで カード (18.8%) 短時間で遊べるライトゲームが人気 ここから先は スマートフォンやタブレット端末における

ニッセイインターネットアンケート ~ 夏のボーナス について ~ 2019 年 6 月 2 8 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (

図 2. タブレット端末の所有率 ( 世代別集計 ) 購入時期 : ipad mini Nexus7 など 7 インチクラスの登場が購入のきっかけに 初めてタブレット端末を購入した時期として もっとも多かったのは 2012 年 10~12 月 (17.2%) この時期は アップルの ipad min

2009年月日

「シニアのリアル調査」結果第三弾

質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

46.0% が新型 iphone の購入意向あり! iphone 5s の人気が iphone 5c を大きく上回る Q1. 新型 iphone の購入意向をお答えください ( 単数回答 ) N=4500 新型 iphone の購入意向を聞いたところ 購入したい と答えた人は 13.4% やや購入し

<4D F736F F D C A838A815B A B F838C E B82C98AD682B782E B E646F63>

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

家計と景気に関する意識・実態調査報告書

不要品を売買する頻度について 20 代は 3 カ月に一 他のは 数年に一 が最も高い結果に不要品 ( 中古品 を売買する頻度について聞いたところ 数年に (33.3% が高く 半年に (7.5% 3 カ月に (4.5% が続いた 30 代から 60 代では 数年に が最も高いのに対して 20 代のみ


PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F D C CA94CC ED292B28DB88C8B89CA8DC58F4994C5>

世帯収入 DI 大幅な改善現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は で前回 (11 年 6 月 :-24.6) から +6.8 ポイント上昇した 震災後に混乱していた企業のサプライチェーンが回復し生産体制

1. ボーナスは定期的に支給されていますか? 年代累計で 奥さまは6 割強 ご主人は8 割強に定期支給 P.1 2. お互いに ボーナスの支給明細書 を見せていますか? あるいは お互いのボーナス支給額をご存知ですか? ボーナスの支給額を知らせる割合は 奥さま ご主人ともに微減 P.1 3. この夏

1. 調査の目的 初めての給料日は 新入社員が皆胸を躍らせるイベントだ 家族への感謝の気持ちを伝える機会に 1 ヶ月間頑張った自分へのご褒美に と 使い道を考えている時間が一番楽しいかもしれない しかし最近の若者は 車や高級品に興味がない 海外旅行に関心が薄い 節約志向で無駄遣いはしない などと言わ

報道関係者各位 2019 年 2 月 1 日野村不動産アーバンネット株式会社 リリースカテゴリー 都市型コンパクトタウン 都市再生 地方創生グローバルへの取組み不動産テック 働き方改革健康 介護ニーズ社会課題定期報告 レポート 不動産情報サイト ノムコム 住宅購入に関する意識調査 ( 第 16 回

質問 今年のクリスマスについて 予算は全て 人当たり 今年のクリスマス イブは火曜日ですが ご自身のクリスマスは何日に行いますか? ( 回答者数 :,4 名 ) 全体では クリスマス イブ の 4 日 という人が一番多く (7.6%) 日 ( 日 ) (0.8%) 3 日 ( 祝 月 ) (0.%)

東海 4 県若年層のスマートフォンネットワーク満足度調査 株式会社角川アスキー総合研究所 調査概要 (1) 調査時期 : 2014 年 12 月 3 日 ~9 日 (2) 調査方法 : ネットアンケート (3) 調査対象 : 東海 4 県在住の15 歳から34 歳までの男女 (4) 有効回答数 :

スライド 1

<4D F736F F D BD90AC E937E82CC837B815B B83678C8B89CA5B315D2E646F63>

質問 1 11 月 30 日は厚生労働省が制定した 年金の日 だとご存じですか? あなたは 毎年届く ねんきん定期便 を確認していますか? ( 回答者数 :10,442 名 ) 知っている と回答した方は 8.3% 約 9 割は 知らない と回答 毎年の ねんきん定期便 を確認している方は約 7 割

世帯収入 DI 増えた と 減った 二極化の傾向現在の 世帯収入 DI ( 増えた やや増えた ) と回答した割合から 減った やや減った と回答した割合を引いた値 ) は - で前回 ( 年 6 月 :-8) から - ポイントとなりほぼ横ばいとなった 回答の内訳をみると やや増えた が + ポイ

1. ボーナスは定期的に支給されていますか? 年代累計で 奥さまは6 割強 ご主人は8 割強に定期支給 P.1 2. お互いに ボーナスの支給明細書 を見せていますか? あるいは お互いのボーナス支給額をご存知ですか? ボーナスの支給額を知らせる割合は 奥さまは 7 割弱 ご主人は9 割弱 P.1

調査結果の概要 1. 自社チャンネルの加入者動向について 横ばい との見方が拡大自社チャンネルの全体的な加入者動向としては 現状 では 減少 (40.0%) が最も多く 続いて 横ばい (35.6%) 増加 (23.3%) の順となっている また 1 年後 については 横ばい (41.1%) が最も

2009年9月●日

ご主人へはチョコレート ( または贈り物 ) を贈りましたか? 93% (6,740) 7% (534) 贈った 贈らなかった (n=7,274 バレンタイン直後実施アンケート結果 ) 夫はホワイトデーに贈り物をしない? ご主人にバレンタインデーの贈り物をした人に ご主人からホワイトデーの贈り物はあ

Microsoft Word - エコポイントに関する調査 _ver6.doc

<4D F736F F D F815B A F A838A815B A8E718B9F8EE C98AD682B782E992B28DB85B315D2E646F63>

質問 1 何歳から 長生き だと思いますか? 男性 女性ともに 80 歳 がトップ ( 合計 :42.3% 男性 :43.2% 女性 41.3%) 平均すると 男性が 81.7 歳 女性が 83.0 歳 と女性の方がより高年齢を 長生き と思うという 傾向があり 女性の 5 人に 1 人 (20.8

報道関係者各位

調査結果 1 国内ユーザー SNS 利用率 トップは で 69.6% 1 位は 69.6% 2 位は 40.9% 3 位は 23.0% 調査対象者が 利用している SNS を複数回答で聞いたところ 1 位は で 69.6% 2 位以下は が 40.9% が 23.0% が 19.6% が 19.4%

バレンタインデーのプレゼントにかける予算は増加傾向 中でも 女性の友人 への予算の平均は 33 円増加バレンタインデーのプレゼントにかける予算について プレゼントを渡す相手別に見たところ パートナー 思いを寄せている相手 への予算は 2 が最も多い一方 配偶者以外の家族 会社 取引先や男性の友人など

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

13 年冬のボーナス 昨冬 は 12 年冬を指しますこの冬のボーナス平均手取額は 66.8 昨冬と比べて 4.7 増 昨冬との比較では 増えた (36.4%) が 減った (21.6%) を上回り 増減は 年冬のボーナス手取額 平均 :

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

<4D F736F F D205B46696E616C5D E815B836C F C F82C98AD682B782E992B28DB88CB48D652E646F63>

質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 を回答した方への質問 点数を決めるにあたって 最も大きな要素は何ですか? ( 回答者数 :6,709 名 ) 質問 年 ご自身へのご褒美のた

<4D F736F F D B835C83694E6F2E BE0914B8AB48A6F82C692998BE082CC8EC091D E646F63>

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

ECONOMY TOPICS

1 見直したい費目のトップは 光熱費 で 82.9% 電力自由化の認知率も 97.1% を超える 各世帯の支出が発生している中で 見直したい費目の 1 位は 光熱費 で 82.9% 携帯電話料金 が 76.3% 食費 が 76.2% と続きました なお 光熱費を見直したい という意識は ライフステー

質問 1 敬老の日 について (1) 贈る側への質問 プレゼントは何を贈る予定ですか? ( 回答者数 :4,450 名 ) (2) 贈られる側への質問 プレゼントは何がほしいですか? ( 回答者数 :1,061 名 ) 昨年同様 贈る側 贈られる側ともに 食事 グルメ がトップ 贈られる側は 旅行

PowerPoint プレゼンテーション

<81798A6D92E8817A F925093C682C6834E838D83582E786C7378>

Microsoft Word _FP_aquagates

留学ジャーナル『2016年夏休み留学動向』を発表

長期失業者の求職活動と就業意識

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業


質問 年 ご自身の 1 年に何点をつけますか?(100 点満点 )( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 最もウエイトを占める要素は何ですか? ( 回答者数 :9,493 名 ) 質問 を回答した方への質問 昨年と比較して点数

PowerPoint プレゼンテーション

<4D F736F F F696E74202D C837282C98AD682B782E9837D815B F B835E91E688EA92652E707074>

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

る 頼りがいがある 優しい 賢い 厳格である と変わらなかったが 上位 2 項目の 尊敬できる 頼りがいがある においては理想と現実で共に 2.2 ポイントの差が生じた ( 優しい =3.6% 賢い =5.8% 厳格である =2.9%) 理想の父親としてイメージする芸能人は 所ジョージ がトップとな

各位

スライド 1

勉強が必要だと思ったから27.9% という順となった 別にみたところ 他のと差が出ていたのは 20 代の 定額制 などのサービスができてコストの心配がなくなったから 7.8% となっており 20 代の 定額制 への興味が他のと比較して高いことが見受けられた 減った理由としては 自由に使える時間が減っ

2. 特別項目 : 耐久消費財の購入について (1) 購入したい商品 1 位は スマートフォン 生活家電も買い替え需要高い 回答者の世帯において最近 1 年間に購入した耐久消費財は 1 位 スマートフォン (31.9%) 2 位 ルームエアコン (2%) 3 位 LED 照明器具 (17.7%) だ

Press Release 2019 年 4 月 18 日 楽天インサイト株式会社 もらいたいプレゼント トップは 母への感謝の言葉 家族旅行 が昨年に比べ増加 母の日に関する調査 URL: 楽天インサイト

個人消費活性化に対する長野県内企業の意識調査

報道関係者各位 2019 年 3 月 1 日 アットホーム株式会社 トレンド調査 住宅購入検討者に聞く 消費税増税前の住宅購入意向 調査 消費税が 8% のうちに住宅を購入したい 51.9% 消費税増税後の住宅価格変わらない 43.5% 上がる 32.5% すまい給付金 を知っている 35.8% 不

NRCレポート


社団法人日本生産技能労務協会

(Microsoft PowerPoint - \201y\222\371\220\ \201z\220A\227\3215\222e\203\214\203|\201[\203g.ppt)

目次 P. 1 調査の概要 P 年を振り返って P 年の展望 P 備えが必要 ( 経済的に不安 ) と感じること P 今 一番買いたいもの P お金の支払いをする際の決済方法 P 資産運用について

<4D F736F F D C835894AD955C8E9197BF EE CC B83678E9E8E96816A8F4390B38CE32E646F63>

消費税増税後の仕入・販売単価に関する東北6県企業の動向調査

ダイヤモンド就活ナビ 就職モニターアンケート

<4D F736F F D208DC590565F CC97B78D7382C98AD682B782E992B28DB88CB48D652E646F6378>

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

「Brilliant60s=輝ける60代」 2,000人に聞いた「シニアのリアル調査2017」結果より 第二弾

1. 世帯のインターネットの利用状況 - 利用世帯 6 割超 - 自宅のパソコンや携帯電話などから インターネットやメールなどを利用できる環境かどうかを聞い たところ ( 世帯で ) 利用している が 62.6% と 10 年前の 25.2% から 2 倍以上に増えている ( 図 1 世帯のインター

<4D F736F F F696E74202D C83728E8B92AE8AC28BAB82C68E8B92AE91D C98AD682B782E9837D815B F B835E C837294D E89E695D2816A2E707074>

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

ニュースリリース

< 調査結果 > 平均築年数 35.8 年これまでに使った自宅修繕費平均総額 556 万円 Q. これまでに自宅修繕にかけた費用の総額はいくらですか?( 対象 :495 名 有効回答 :495 名 フリーアンサー ) 築年数 人数 割合 平均 全体 ( 平均 35.8 年 ) 495 名 100%

<4D F736F F D E616C817A93C78F D8F9182C98AD682B782E992B28DB82E646F63>

最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

調査本編 現在コーヒーにこだわっている人は 約 4 人に 1 人 25.3% 年々増加傾向に 現在は若い世代ほどこだわり派を自認 過去は上の世代程こだわっている人が多い傾向 自宅でコーヒーを飲むことのある 300 名の男女に 現在コーヒーにどの程度こだわっているのかを聞きました こだわりがある こだ

要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額回答者全体の平均 ( 加重平均 ) は 昨年夏と比較して 7.2 % 3 万 2 千円減少の 40 万 9 千円と予想 各年代の平均額は 20 歳代で 25 万 5 千円 ( 昨年夏比 3 万 3 千円 ) 30 歳代で 37 万 2 千円 ( 同比 3

今どきシニアのお金の使い方、子や孫と一緒の海外旅行に平均約50万円

『いい夫婦の日』夫婦に関するアンケート調査 【プレゼント編】調査報告書

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

【別添3】道内住宅ローン市場動向調査結果(概要版)[1]

「いい夫婦の日」アンケート結果2011

1. クレジットカードの保有枚数 クレジットカード の保有枚数は平均 2.94 枚 鳥取県内の勤労者 ( 所謂サラリーマン ) のJCBや VISA イオンなどのクレジットカード の平均保有枚数は の平均で1 人当たり2.94 枚となった 年代別では 40 歳代 が最もクレジットカードの平均保有枚数

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

平成19年6月 

「大学生に対するクレジットカードに 関するアンケート(平成27年度) 〔マイナビ調査〕」結果

Microsoft Word - プレス091117MDRI _1_

中途採用実態調査(2018年上半期実績、2019年度見通し)

団塊世代の 2/3 は退職金 0 か 期待薄! ~ 早期退職制度の影響か既に取得している層の増加と借金返済 ~ 今年から始まった団塊世代の定年退職 実際には定年 55 歳制や早期退職などで既に退職金を手にしている人も多く 退職金はない との回答が 29.6% と多い結果となった 一方 受給予定の団塊

目次 調査概要調査サマリー 歩きスマホ は危ないと思うか?/ 歩きスマホ をしたことがあるか? 歩きスマホ をしてしまう理由は? 歩きスマホ をしている人に対して危ないと感じたことはあるか? 歩きスマホ が危ないと感じたのはどのようなシーンか? 歩きスマホ で最も危ないと感じたのはどのようなシーンか

あなたは現在恋人と遠距離恋愛の状況にありますか? 今回の調査対象の恋人がいる 25 歳 ~34 歳の男女のうち 現在遠距離恋愛ではない という回答は全体では約 7 割となる 69.4% という結果でした 一方ですでに遠距離恋愛である という回答が 24.9% という結果で 男性の 28.1% 女性の

Transcription:

2014 年 6 月 4 日 株式会社カカクコム 価格.comリサーチ 2014 年 夏のボーナス に関する調査結果夏のボーナス推定平均支給額 前年から微増 (1.4 万円 ) の 55.8 万円 アベノミクス効果で大企業や 30~50 代で増加傾向も 企業規模 年齢で格差も? モノやサービスの購入予算は前年比 2.6% 減と 消費増税が購買意欲にブレーキ夏のボーナス商戦は例年以上に厳しい局面を迎える模様!? URL: http://kakaku.com/research/report/078/ 株式会社カカクコムが運営する購買支援サイト 価格.com( カカクドットコム ): http://kakaku.com/ が実施したユーザーへの意識調査 価格.com リサーチ より 第 78 回価格.com リサーチ 夏のボーナス 2014 - 今年の夏は懐もアツい? ボーナスへの賃上げ効果はいかに!?- の調査結果を一部抜粋の上 ご案内します 結果ダイジェスト 推定平均支給額 : 平均 55.8 万円と 昨年から 1.4 万円 (2.6%) の微増 男女 年齢 家族構成別 :30~50 代中間層の支給額が増加 単身者や夫婦世帯の伸び率が上昇 企業規模別 : 1000~5000 人未満 の企業で 9.1% 増 大企業を中心に増加 自由に使える金額 : 半数以上が 10 万円未満 金額の増減については 変わらない が 55.1% 減った と感じている人の割合は減少 使い道 : トップは 貯金 182,031 円 商品 サービスを購入する 65,732 円 ( 前年比 2.6% 減 ) モノやサービスの購入にかける予算は年々減少 購入予定の商品 : 例年通り 洋服 ファッション関連 (11.5%) がトップも 調査開始以来 初めてすべての項目で前年割れに 消費税率アップによる購買意欲 : 購買意欲が下がった 23.5% やや購買意欲が下がった 28.0% と 約半数で購買意欲が低下 推定平均支給額 : 平均 55.8 万円と 昨年から 1.4 万円 (2.6%) の微増 アベノミクス効果の表れか この夏のボーナスの推定平均支給額は 55.8 万円 昨年 2013 年の夏のボーナスと比べて 1.4 万円 (2.6%) のアップとなった 昨年 2013 年の夏のボーナス推定平均支給額は 前年比マイナスという結果だったので アベノミクス効果が 1 年経ってようやく形になって表れてきたと見ることもできる 支給予想額の金額レンジの割合は 昨年と大きくは変わっていないが 全体に少しずつ金額が底上げされている印象だ 特に増えているのが 50~70 万円未満 70~90 万円未満 90~120 万円未満 といった中間層の金額レンジで この部分がわずかながら増加していることが全体の金額アップに寄与している

図 1. 夏のボーナス推定平均支給額 (N= アンケート回答者全員 ) 2014 年夏 2013 年夏 男女 年齢 家族構成別 :30~50 代の中間層の支給額が増加 家族構成別では 単身者や夫婦世帯の伸び率が上昇男女別では 前年比で男性が 3.1% のプラスなのに対し 女性は 11.6% のマイナスとなっており 男女間での増減が対照的な結果となった ただし 前年調査では逆に女性の伸び率が 10.2% と高いことから ( 男性は-1.4%) 調査データのゆれと考えられる 年齢別では 30 代 40 代 50 代といった中間層は軒並み前年比プラスで 特に 30 代の伸び率が 5.4% ともっとも大きくなっている これに対して 若年層である 20 代と シニア層の 60 歳以上では前年比マイナスとなっており 特に 60 歳以上の下げ幅が-13.9% と大きい 前述の金額レンジの割合と合わせて考えると 30~50 歳くらいの会社内の中堅層については伸びが大きいものの 若年層や 特にシニア層については やや厳しいボーナス支給状況となっていることがわかる なお 家族構成別に見ると 単身者や夫婦世帯の伸び率が高いのに対し 夫婦と子供 3 世代同居といった世帯では伸び率が低い この結果を見ると 20 代 30 代の比較的若い層の伸び率が高いようにも思えるが 20 代はむしろ前年比マイナスとなっていることから もっとも伸び率が高いのは 30 代の単身者あるいは夫婦世帯ということになりそうだ 図 2. ボーナス推定平均支給額男女 年齢 家族構成別 ( 額面 ) (N= ボーナス支給者 )

企業規模別 : 1000~5000 人未満 の企業で 9.1% 増 大企業を中心に増加ほとんどで前年比プラスとなり 1000~5000 人未満 の大企業では 9.1% ものプラスで 76.8 万円の支給予想が出ているなど 大企業中心にボーナスの増加が目立つ また 100 人未満 の中小企業でもわずかではあるが前年比プラスとなっており さまざまな規模の企業でプラスになっていることがわかる 唯一マイナスだったのは 100~300 人未満 で 前年比 6.5% のマイナス 支給額ベースで 3.1 万円ほど下がっている 図 3. ボーナス推定平均支給額企業規模別 ( 額面 ) ( 複数回答可 )(N= ボーナス支給者 ) 自由に使える金額 : 例年と変わらず半数以上が 10 万円未満 金額の増減については 変わらない が 55.1% 減った と感じている人の割合は減少 夏のボーナスのうち ローン返済などの必要経費などを除いた 自由に使える金額としてもっとも多い金額レンジは 5~10 万円未満 で 18.4% 次いで 3~5 万円未満 で 14.8% さらに 10~20 万円未満 の 13.0% と続く 例年と大差はなく 半数以上の人が 10 万円未満 と回答した また 自由に使えるお金が増えたか減ったかを感覚値で答えてもらった結果 過半数を超える 55.1% が 変わらない と回答しており 増えた の総計が 11.6% 減った の総計が 33.4% となった 前年調査では 増えた が 11.0% 減った が 38.0% だったので さほど増えてはいないが 減ったと感じている人が少なくなり 全体としては増加していると見てよさそうだ 自由に使える金額の増減について : http://kakaku.com/research/report/078/p02.html#mds05 使い道と平均消費金額 : 使い道トップは 貯金 182,031 円 商品 サービスを購入する 65,732 円 ( 前年比 2.6% 減 ) モノやサービスの購入にかける予算は年々減少 夏のボーナスの使用用途を金額ベースで見てみると 前年よりも増加しているのは 貯金 と 国内旅行 子供の教育費 の 3 点のみ そのほかは すべて前年比マイナスで 特に 金融商品の購入 外貨預金など は 前年の 165,087 年から 130,386 円へと 34,701 円 (-21.0%) もの減少となった なお 毎年金額 割合ベースともトップの 貯金 だが 今年は割合が若干ダウンしており 7 割を切った ローン返済 も 割合 金額ともにダウンしている しかし その分 ほかの消費にお金が回っているかというとそうでもないようだ 今回の調査で 割合 金額とも増えたのは唯一 子供の教育費 のみ 平均金額も 141,953 円と多めであり 教育費は年々増加していることを示している また 金融商品の購入 外貨預金など 金融商品の補填 などは 割合としては微増だが 金額ベースではマイナスとなっており それほど消費行動が広がっているわけではなさそうだ

なお 商品 サービスを購入する についてだが 金額ベースで前年の 67,497 円から 65,732 円へと 1,765 円 (-2.6%) の減少となっている 割合ベースでも若干下がっており モノやサービスの購入にかける予算は年々 圧縮されている様子が見て取れる 図 4. ボーナス消費平均金額 ( 複数回答可 )(N= ボーナス支給者 ) 購入したい商品 : 洋服 ファッション関連 (11.5%) が今年もトップ 本 雑誌 漫画 (8.6%) ノートパソコン (8.2%) とつづく 調査開始以来 初めてすべての項目で前年割れに 夏のボーナスで購入したい商品としてもっとも多かったのは 例年と同じで 洋服 ファッション関連 (11.5%) ただし 前年調査では 17.6% あったので 割合としては大幅減となる しかも 10% を超えたのは唯一これだけで 次点の 本 雑誌 漫画 以下すべて 10% 未満と 購買意欲は かなりダウンしている印象だ 3 位以下は ノートパソコン (8.2%) タブレット端末 (7.7%) 家具 インテリア (7.4%) と続く いずれも 前回調査では 10% 前後の割合があった項目だが 軒並みダウン 特に ノートパソコン や タブレット端末 は Windows XP のサポート終了にともなって比較的需要が高いカテゴリーであるが いずれも 10% を割り込んだ このように すべての項目が前年割れとなっており 購買意欲が高まっている項目はゼロという結果となった これは この調査を始めて以来 初のことであり 消費者が夏のボーナスで買いたいと思うモノ自体がなくなっていることを示唆しているように思える

図 5. 夏のボーナスで購入予定の商品 ( 複数回答可 )(N= ボーナス支給者 ) 消費税率アップによる購買意欲 : 購買意欲が下がった 23.5% やや購買意欲が下がった 28.0% と 約半数で購買意欲が低下 今年 2014 年 4 月 1 日より消費税の税率が 5% から 8% へと引き上げられたが これによって 消費者の購買意欲にどの程度の変化があったのかを聞いた もっとも多かった回答は 購買意欲は変わらない というもので 回答者の半数近い 45.1% がこのように回答している 購買意欲が上がった という人は少数で 3.4% 残る約半数は 下がった と回答しており やや下がった が 28.0% 下がった が 23.5% この結果から 消費税の税率アップは半数程度の人に影響を及ぼしており 購買意欲を下げる原因となったことが見て取れる

図 6. 消費税率アップによってあなたの購買意欲はどうなりましたか? (N= アンケート回答者全員 ) 総評 ( 一部抜粋 ): 鎌田剛カカクコムメディアクリエイティブ部部長 2014 年夏のボーナスの推定平均支給額は 55.8 万円となり 前年の調査結果と比べて 1.4 万円 (2.6%) のアップとなった 昨年調査では 前年比マイナスという結果だったので ここへ来てようやくアベノミクス効果が形になって表れてきたと見ることができそうだ ただし 年代や企業規模などによって支給額には差があり 大企業ではある程度ボーナスが増加しているものの 中規模企業では逆に減少していたり 30 代 40 代は比較的増えているものの 20 代や 60 歳を超えるシニア層では減少しているなど 格差も感じる結果となっている なお ボーナスとは直接の関係はないが この 4 月から給料自体がアップしていると回答した人は全体の約 2 割で 約 6 割は変化なし 約 2 割は下がったと回答している 今年 2014 年の春は 政府や産業界が一体となってベースアップを目指したが この効果も今のところ 全体の 2 割程度にしか波及しておらず アベノミクスの効果は限定的だ むしろ 深刻なのは 消費者の消費意欲の減退である 消費税アップに加え 子供の教育費アップなどもあり 支給されるボーナスの中で自由に使える金額は 昨年よりはやや増加傾向にあるとはいえ 依然として厳しい状況が続いている 半数以上の人が 自由に使える金額を 10 万円未満 と回答しており 支給されるボーナスの中の 5 分の 1 程度しか 一般消費には回せないという状況は変わらない モノやサービスの購買にかける金額も 前年の 67,497 円から 65,732 円へと 2.6% 減少 個別の購入したいモノについても すべての項目で前年割れを起こしており 商戦の目玉となるようなモノも見当たらないなど ボーナス商戦は例年以上に厳しい局面を迎えそうだ こうした消費意欲の減退について この 4 月に税率が 8% へとアップした消費税の影響があるかどうかを聞いたところ 約半数の人は 変わらない と回答したものの 残る約半数は 購買意欲が下がった と回答するなど その影響は決して小さくはないこともわかった 一時期人気のあったスマートフォンやタブレット端末のブームもはや収束気味となっており これといった目玉商品が不在な家電業界だが これに加えて 4 月からの消費税の税率アップと 思ったほど増えていない給料やボーナスの現状が 消費者の購買意欲にブレーキをかけているという結果が見えてくる

詳細結果 総評全文および過去のリサーチアーカイブは以下 URL をご参照ください http://kakaku.com/research/backnumber.html 調査パネル 調査エリア : 全国調査対象 : 価格.comID 登録ユーザー調査方法 : 価格.com サイトでの Web アンケート調査回答者数 :3,624 人男女比率 : 男 92.2%: 女 7.8% 調査期間 :2014 年 5 月 15 日 ~2014 年 5 月 21 日調査実施機関 : 株式会社カカクコム 四捨五入による端数処理のため 合計が 100% にならないことがあります 価格.com サイトデータ (2014 年 3 月末現在 ) 月間利用者数 4,966 万人 月間ページビュー 10 億 9,392 万 PV 累計クチコミ件数約 1,700 万件 < 利用者内訳 >PC:3,145 万人スマートフォン :1,756 万人フィーチャーフォン :65 万人 報道に関するお問い合わせ先 株式会社カカクコム広報室 e-mail: HUpr@kakaku.com UH データの引用 転載時のクレジット表記について本調査結果の引用 転載の際は 必ずクレジットを明記くださいますようお願い申し上げます クレジット表示例 価格.com リサーチ 調べ 購買支援サイト 価格.com が実施した調査によると