H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

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○年○組 □□科学習指導略案

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

○ ○ 科 学 習 指 導 案

○ ○ 科 学 習 指 導 案

○ ○ 科 学 習 指 導 案

指導に当たっては, 作品に対する解釈は開かれていることから, 子供たちがそこから何を感じどのように考えたか, 子供の思いを大切にしたい そのために, 子供が自分の感じたことを進んで話したり, 友達の思いに興味を持って聞いたりできるような雰囲気づくりに努めることが大切である 自分と異なった捉え方や感じ

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

(Microsoft Word - \211\271\212y\211\310\201i\340_\226{\224\362\222\271\202Q\201j.docx)

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

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○ ○ 科 学 習 指 導 案

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

Microsoft Word - 社会科

第○学年 ○○科指導計画

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

20情報【授業】

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Taro-【HP用】指導案.jtd

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4 題材の目標 (1) 歌詞の内容や曲想に関心をもち 音楽表現を工夫して歌う学習に主体的に取り組む ( 音楽への関心 意欲 態度 ) (2) 声部の役割や全体の響きを感じ取って音楽表現を工夫し どのように合わせて歌うかについて思いや意図をもっている ( 音楽表現の創意工夫 ) (3) 歌詞の内容や曲

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

少ない生徒たちに, 本題材を通して, 尺八の音色に親しみ, 様々な奏法による音色の変化を感じ取り, 尺八の魅力を味わわせたい 一方, 尺八の表現活動においては, 塩ビ尺八 を使用し, 実際に尺八の音出しの難しさを体験させ, 練習を重ね音が出た時の喜びと, 夕焼け小焼け 等の簡単な旋律が吹けるようにな

第2学年 美術科学習指導案

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

Taro-12事例08.jtd

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

国語科学習指導案

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ICTを軸にした小中連携

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<小学校 生活科>

< 自己と 事象 とのつながり> 題材との出会いの場面において, やってみたいという思いや, どのようになっているのかなどの知的欲求を刺激するように, 実際の小物や写真などを提示し, 自分の生活を豊かにする楽しい小物について具体的なイメージを完成予想図として描き表していく そうすることで, 事象 (

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

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理解させた上で活動させたい 児童たちの意欲を大事にし 自分の思いが自信を持って伝えられ 鑑 賞することの楽しさを十分味わわせたいと考える また お互いの考えを素直に受け入れられるよう な温かい雰囲気の授業にしていきたい (2) 本題材を指導するにあたって本題材は 絵をよく見て 絵について友だちと話し

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

解答類型

Taro-6学習指導案(事例①小学校

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 5 学年及び第 6 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にア 感じたこと, 想像したこと, 見たこと, 伝え合いたいことから, 表したいことを見付けて表すこと, 共通事項 イ 形や色などの造形的な特徴を基に, 自分のイメージをもつこと に

自己紹介をしよう

授業のエキスパート養成事業 ( 第 2 学年美術科 ) 授業実践記録 学校名職 氏名 八幡浜市立愛宕中学校教諭 田丸純一 1 日時 場所平成 22 年 12 月 8 日 ( 水 ) 第 5 校時 (13:25~14:15) 美術室 2 題材名やわたはままるごとドリンク ~ ペットボトルのパッケージデ

(3) 生徒観これまで 1 年次に粘土を素材とした そっくり野菜 の制作 2 年次に木材を加工したペーパーナイフの制作を行っている 2 年次のペーパーナイフの制作では 糸ノコ 金やすり 紙やすり 切り出しナイフ 彫刻刀を用いて木材を削ったり磨いたりして 自分の好きな形のナイフを制作した 立体的な作品

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

4 目標及び評価規準 (1) 目標 光源 材料や身近な場所 空間の特徴をもとに 思いついたり つくり方を考えたりして活 動することができる (2) 本題材における [ 共通事項 ] 光と影の効果を試しながら 形や色 奥行きなどの造形的な特徴をとらえ それらをもとに 活動のイメージをもつ (3) 本題

Taro-s10音楽 「浜辺の歌 音楽

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

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国語科学習指導案

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

(Microsoft Word - HP\227p\201i\217\274\211i\222\206\201j.doc)

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上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

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第2学年音楽科学習指導案

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

国語科学習指導案様式(案)

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

鑑賞活動において鑑賞の視点を明確にせずに感想を書かせると 造形的な視点のない感想文に陥ってしまうことがある 仏像の鑑賞では 顔の表情やポーズなどから受ける印象などを語っていくことが大切であり そのためには 言葉で考えさせ整理させることが重要である 知識の習得にとどまらず 自分の感性で自由に感じ取らせ

北野中学校 30 周年第 1 学年共通道徳学習指導案 人はなぜ働くのか. 日 時 平成 18 年 11 月 24 日 生 徒 札幌市立北野中学校第 1 学年 指導者 教諭 筒井 久保村 石塚 川村 1. 主題名 人はなぜ働くのか 4-(5) 勤労と奉仕の精神 2. 主題設定の理由 人のためにならない

新潟市立亀田西中学校

し, 音楽の味わいをより一層深めていけるようにする このような活動を通して, 音楽のよさや美しさを味わって聴く力が身につくと考える 4 教材オペラ アイーダ から第 1 幕第 1 場 可愛い娘よこちらへ, 勝ちて帰れ! ジュゼッペ ヴェルディ作曲 5 題材の評価規準 ア音楽への関心 意欲 態度エ鑑賞

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

歌詞の表す様子や気持ちを想像して, 歌い方を工夫することができるようにする 本題材で位置付ける 共通事項 共通事項 本題材における学習内容 ( ア ) 曲の構成鑑賞曲 人形のゆめとめざめ から感じる場面や様子の変化は, 曲の構成や拍子の変化によることを知る 強弱速度歌唱曲 海とおひさま の歌詞は,

H27 国語

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

4.原稿(資料)

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報


第4学年算数科学習指導案

「粘土で作るモンスタ-」指導案19年度

3 研究課題と研究の手だて (1) 研究課題 音楽から感じ取ったことや表現したい思いを伝え合う活動の充実 研究主題 児童一人ひとりが生き生きと学ぶ授業の創造 ~ 主体的な言語活動の工夫 ~に基づき 児童一人ひとりが楽曲を聴いて 感じ取ったことや表現したい思いを伝え合うことにより 音楽に対する自分の思

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

第2学年美術科学習指導案

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

第1学年2組 音楽科学習指導案

Transcription:

美術科学習指導案 日時平成 26 年 月 8 日 ( 火 ) クラス 2 年 3 組生徒数 33 名指導者五月女正明 ( 横川中教諭 ) 題材名身近なモノがカタル物語 2 生徒の実態本校は 美術の授業に積極的に参加する生徒が多い 昨今は 動画やアニメーション表現が多様にあり 生徒たちも日頃目にしている そこで デジタルカメラを活用した授業を実践したいと考えた このクラスには 美術への関心の高い生徒が多く これまでの授業では お互い意見を交換する場面も多く見られた 今回の授業では 撮影のための班による話し合いや意見の交換も求められる さらに お互いのよさを認め合えるような活動にさせたい 3 題材観本題材は 学習指導要領美術編第 2 3 学年の A 表現 (2) ア及び (3) ア イの内容に基づいて設定した 伝えたいテーマやメッセージをどのように伝えるかを班で話し合いながら明確にし プロジェクトとして動画を作り上げるための創造的な表現技能を身につけられるようにしたい 今回の授業では デジタルカメラを使ったストップモーション アニメーションの手段を用いて 他者と共同で行う創造活動により作品を制作する デジタルカメラの再生機能のみを用いて 撮影した写真を連続再生する 音声や効果音などは使わずに シンプルに表現することでも思いを伝える手段として可能性があると考えた 班でストーリーやカメラワークなどを考える創造活動を通して 充実感や達成感を得られるようにさせたい 4 指導観 2 年生としての発達の段階においての集団の一員としての関わり方を自覚し 共同制作における役割分担を意識しながら協力して良いものを制作していけるようにする また 色や形 動きを用いた美術ならではの言語活動を行うことによって 思いを共感し合ったり 伝え合ったりする力を高めさせたい 身近なモノを用いてストーリーの構想を班で練り シナリオや絵コンテ カメラワークの効果などを考えて計画的に表現できるようにする 制作後にそれぞれの班の作品を鑑賞し合うことで思いを共感し 自分たちのメッセージがどのように伝わったかを感じ取り 動画ならではの表現のおもしろさに興味をもたせたい 5 題材の目標 表現 身の回りのモノを用いたストップモーション アニメーションの制作に 関心をもって取り組み 日用品の観察から主題を選択し 主題にふさわしい構想を練りながら物語の展開や場面の構図を工夫するとともに 自分たちで表したい動きや展開にするために カメラワークやモノの配置 動かし方など工夫しながら制作することができる 鑑賞 ストップモーション アニメーションの可能性やおもしろさに気付き表現の工夫やよさに共感し 味わうことができる

第次主の選択を練る6 題材の評価規準 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ 美術への関心 意欲 態度 発想や構想の能力 創造的な技能 鑑賞の能力 身の回りのモノを用いたストップモーション アニメーションの制作に 関心をもって取り組もうとする 日用品の観察から主題を選択し 主題にふさわしい構想を練り 物語の展開や 場面の構図を工夫し 表現することができる 自分たちで表したい動きや展開にするために カメラワークやモノの配置 動かし方など工夫しながら制作することができる ストップモーション アニメーションの可能性やおもしろさに気付き 表現の工夫やよさに共感し味わうことができる 題時間 学習活動 学習の内容を理解し 日用品の観察から主題を選択する 評価の観点関発技鑑 指導上の留意点等 個別に ワークシートを用いて 日用品から自分なりに感情を感じ取ったことを基に 主題を選択させる 評価方法 ワークシート 活動の様子 想賞第2次構第3次制作 2 2 班を組み 班としての主題を決定し 役割分担をする お互いの考えをすりあわせながら あらすじを決定する 3 あらすじを基に 絵コンテを制作する 4 絵コンテを基に 主題に合わせて 美的感覚を働かせながら構図や構成を工夫して撮影する お互いの意見を発表させ その中で 班として表現してみたい主題について考えさせる 役割分担は 全体の構想や今後の展開を基に 見通しをもって決めさせる 主題を基にあらすじを考え 絵コンテを制作して次回につなげる 評価方法 ワークシート 活動の様子 主題に合った表現方法を工夫させ 試行錯誤しながら さらに構想を練り上げ 見通しをもって表現させる 役割分担を理解し 協力し合って撮影させる 評価方法 作品 ワークシート 活動の様 子 第4次鑑( 本時) 5 お互いの作品を鑑賞し合い 表現の意図についても発表し合う それぞれの班の表現の意図を感じ取りながら鑑賞させ 制作者の思いについての発表を聞き 自分なりの価値意識をもって批評し合うようにさせる 評価方法 ワークシート 付箋紙 活動の 様子 2

7 本時の指導 () 題材名伝えよう 感じよう ( 作品発表 鑑賞 ) (2) 本時の目標 作品の主題や表現方法に気付き 制作者の思いに共感しながら自分の価値意識をもって味わうことができる ( 鑑賞の能力 ) (3) 準備教師 : テレビ デジタルカメラ 付箋紙生徒 : 動画作品データ 制作シート (4) 展開 人権教育上の配慮 学習活動. 本時の学習内容を確認する 制作した動画作品を発表し 制作者の意図やストップモーション アニメーションの工夫を感じ取ろう 2. 作品を発表し 制作や構想の思いを伝え合う 各班で制作した作品のテーマや思いを感じながら鑑賞する 構想や制作の過程など 制作への思いを制作シートを使って発表する 3. 鑑賞して感じたことを記入する 一番よかったと感じた作品への感想や評価を付箋紙に記入し 黒板の用紙に貼る 指導上の留意点 各班で制作した動画作品を発表し 作品に込めた思いを伝えると共に お互いに評価をし合うことを理解させる 班の作品をテレビで発表し どのような思いで制作したのか 感じ取りながら鑑賞させる 発表者は 作品の主題やモチーフの選び方など 構想について伝えられるようにさせる お互いに作品のよさを認め合えるような雰囲気を作る 全ての班の作品を鑑賞し終わったら 自分なりに印象に残った作品について感想や評価をまとめ 付箋紙に記入させる 特に 物語の展開やカメラワーク モノの動かし方などについての具体的な記入を心がけさせる 評価規準 ( 鑑賞の能力 ) おおむね満足できる状況 作品の主題やストップモーション アニメーションの工夫やよさに気付き 制作者の思いを感じ取りながら 味わっている 十分満足できる状況 作品の主題やストップモーション アニメーションの工夫やよさに共感し 構想の過程などから制作者の思いを明確に読み取り 自分なりの思いや感じ方をもって味わい 批評し合っている おおむね満足できる状況に達していない生徒への支援 作品の撮影の仕方やモチーフの扱い方など 各班が思いを伝えようと工夫しているシーンに着目させ 意図や表現のよさなどに気付かせる 4. まとめ 自分達の作品への感想から 制作の思いがどのように伝わったか班で話し合い 活動をふり返る 感想や評価を読み 自分達の構想や表現の思いがどのように伝わったか 話し合ったことをまとめさせる 3

身近なモノがカタル物語 2 年組番名前 身近なモノと主題をつなげてみよう モノ 主題 夢友情信頼思いやり 2 あらすじを考えよう モノ あらすじ 自己評価 : 本時の活動を振り返り A B C D で記入してみよう 課題に対して意欲的に取り組むことができたか 日用品を観察し 想像力を働かせて主題を選択することができたか

身近なモノがカタル物語制作シート 年組 班作品タイトル : 作品の主題 あらすじ みどころ 役割分担 絵コンテ 監督 絵コンテ アシスタント シナリオ 撮影 チームワークを確認しよう シーン場面内容時間日付各班で活躍した人をふり返ろう シナリオを工夫した人 積極的にアイデアを出した人 ていねいに絵コンテを記入した人 積極的に動画撮影を行った人 モノの動かし方を工夫した人 積極的に動画撮影を行った人 モノの動かし方を工夫した人