グラフで見る関西経済

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富山県金融経済クォータリー(2018年秋)

1 ( ) 4.1% 4.4% 4.% 1 ( ) 1.2%( ) 1.6% 3.8% 1( ) 5.6% 4, % 8 6.5% % 2 4.3% 47.8% 18.8% % 13 2, % 2.2% 13.% 218 ( ).

平成 31 年 1 月 17 日東北経済産業局 管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 ( 平成 30 年 11 月分 ) ~ 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している ~ 鉱工業生産 : 個人消費 : 住宅着工 : 公共投資 : 設備投資 : 持ち直しの動きとなっている足踏み状態とな

富山県金融経済クォータリー(2018年夏)

2018年夏のボーナス見通し

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関西の景気動向 2013 年 11 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直しのペースがひところと比べて鈍化している 輸出 ( 円ベース )

1. 総論 総括判断 都内経済は 回復している 項目前回 ( 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断回復している 回復している ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 1 月判断以降 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判断している ( 判断の要点 ) 個人消費

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 27 年 1 月 15 日 < 管内の経済動向 > ~26 年 11 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 緩やかな持ち直し傾向にあるものの 一部に弱い動きがみられる 鉱工業生産 : 生産は一進一退で推移している 個人消費 : 持ち直し傾向にある

九経マンスリー ( 平成 3 年 2 月 ) 平成 3 年 4 月 12 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続のマイナス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要が

2017年夏のボーナス見通し

( 平成 31 年 1 月判断 ) 平成 31 年 1 月 財務省北陸財務局 富山財務事務所 富山市丸の内 1 丁目 5 番 13 号 ( 富山丸の内合同庁舎 5 階 ) TEL(076) ( 財務課直通 )

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関西の景気動向 2013 年 5 月株式会社日本総合研究所調査部関西経済研究センター 1. 景気の現状関西の景気は 持ち直している 輸出は 円安が進み 米国経済も回復基調をたどるなど 環境が

九経マンスリー ( 平成 29 年 11 月 ) 平成 3 年 1 月 16 日経済産業局 今月の管内経済動向 : 地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は13 か月連続のプラス 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに改善 緩やかに改善 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 生産緩やかな上昇傾向 ( ) 2 か月 個人消費足踏み状態 緩やかな持ち直しの動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 18 か月ぶり ) 設備投

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2014~2016年度 東海経済見通し

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< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 22 か月 生産高水準で推移 13 か月 個人消費持ち直し 5 か月 設備投資増加 9 か月 公共投資一服感増加の動き ( ) 1 か月 住宅投資一進一退の動き 7 か月 貿易輸出 輸入とも前年を上回る - 雇 用 着実に改善しており 労働需給の引き締

実体経済 物価 (1) 現状判断 関連統計の動き 生産 輸出 増加している 増加している 鉱工業生産は 4~6 月に続き 7~9 月も前期比増加した後 10 月は小幅ながら前月比減少した 業種別にみると 輸送機械は 自動車部品を中心に緩やかに増加している 電子部品 デバイス はん用 生産用機械 (

令和元年 7 月 22 日 北陸地域の総合経済動向 ~ 一部に弱い動きがみられるものの 改善している ~ 経済概況 令和元年 5 月指標を中心として 鉱工業生産指数は 高水準で推移しているものの 一部に弱い動きがみられる 個人消費は 持ち直している 設備投資は 高水準で横ばいとなっている 住宅投資は

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

道南金融経済概況2018年7月(2018年7月2日公表分)

2016年冬のボーナス見通し

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 2 か月 生産高水準で推移 11 か月 個人消費持ち直し 3 か月 設備投資増加 7 か月 公共投資堅調 一服感 ( ) 1 か月 ( 下方修正は 14 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の動き 5 か月 貿 易 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回る 輸

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復しつつある 項目前回 (3 年 4 月判断 ) 今回 (3 年 7 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 緩やかに回復しつつある ( 注 )3 年 7 月判断は 前回 4 月判断以降 足下 (7 月末 ) の状況までを含めた期間で判断して

東京都の経済情勢報告 平成 31 年 1 月 30 日 財務省関東財務局 東京財務事務所 掲載した経済指標等については速報値を含む

不動産経済 表紙OL

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 18 か月 生産高水準で推移 9 か月 個人消費緩やかに持ち直し 持ち直し ( ) 1 か月 ( 上方修正は 1 か月ぶり ) 設備投資増加 5 か月 公共投資持ち直しの動き 堅調 ( ) 1 か月 ( 上方修正は 7 か月ぶり ) 住宅投資一進一退の

管内 ( 東北 6 県 ) の経済動向 平成 28 年 8 月 12 日 < 管内の経済動向 > ~28 年 6 月の経済指標を中心として ~ 全体の動向 : 一部に弱い動きがみられるものの 緩やかに持ち直している 鉱工業生産 : 生産は一進一退となっている 個住 人宅 消着 費 : 個人消費は足踏

[ 参考 ] 先月からの主要変更点 基調判断 3 月月例 4 月月例 景気は 急速な悪化が続いており 厳しい状況にある 輸出 生産は 極めて大幅に減少している 企業収益は 極めて大幅に減少している 設備投資は 減少している 雇用情勢は 急速に悪化しつつある 個人消費は 緩やかに減少している 景気は

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 16 か月 生産高水準で推移 7 か月 個人消費緩やかに持ち直し 9 か月 設備投資増加 3 か月 公共投資持ち直しの動き 6 か月 住宅投資弱含み 一進一退の動き ( ) 1 か月 ( 上方修正は 34 か月ぶり ) 貿易輸出 輸入ともに前年を上回る

道南金融経済概況2018年9月(2018年9月7日公表分).docx

< 判断の推移 > 前月今月期間 総括判断改善 17 か月 生産高水準で推移 8 か月 個人消費緩やかに持ち直し 1 か月 設備投資増加 4 か月 公共投資持ち直しの動き 7 か月 住宅投資一進一退の動き 2 か月 貿 易輸出 輸入ともに前年を上回る 輸出は前年を下回り 輸入は前年を上回 る - 雇

雇用の現状_季刊版2014年夏号

平成 25 年 3 月 19 日 大阪商工会議所公益社団法人関西経済連合会 第 49 回経営 経済動向調査 結果について 大阪商工会議所と関西経済連合会は 会員企業の景気判断や企業経営の実態について把握するため 四半期ごとに標記調査を共同で実施している 今回は 2 月下旬から 3 月上旬に 1,7

道南金融経済概況30年11月(2018年11月6日公表分)

2911金融経済概観

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月例経済報告

月例経済報告

3003金融経済概観

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平成10年7月8日

1. 総論 総括判断 県内経済は 回復しつつある 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 前回比較 総括判断緩やかに回復しつつある 回復しつつある ( 注 )3 年 1 月判断は 前回 29 年 1 月判断以降 3 年 1 月に入ってからの足下の状況までを含めた期間で判

中小企業の動向

(2) 住宅投資 住宅投資は 横ばい圏内で推移している 新設住宅着工戸数の内訳をみると 持家は 増加に転じてきている 貸家 や分譲は 水準を切り下げている (3) 設備投資設備投資は 受注や収益の好調を背景に水準を切り上げている 建設投資の先行指標である建築着工床面積 ( 非居住用 ) は 振れがあ

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 項目前回 (29 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 1 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 平成

目次 調査結果の概要 1 小企業編 中小企業編 概況 3 概況 15 調査の実施要領 4 調査の実施要領 16 業況判断 5 業況判断 17 売上 1 売上 2 採算 11 利益 21 資金繰り 借入 12 価格 金融関連 22 経営上の問題点 13 雇用 設備 23 設備投資 価格動向 14 経営

道南金融経済概況2018年10月(2018年10月1日公表分)

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北陸 短観(2019年6月調査)

北陸 短観(2016年12月調査)

北陸 短観(2019年3月調査)

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

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大阪経済の情勢(本文)

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ニュースリリース 食品産業動向調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 食品産業景況 DI 4 半期連続でマイナス値 経常利益の悪化続く ~ 31 年上半期見通しはマイナス幅縮小 持ち直しの動き ~ < 食品産業動向調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日

個人消費 ( やや良い ) スーパー 百貨店売高 スーパー売高は 全店ベースで前年同期を 年 月期の個人消費関連 は スーパー売高が 全店ベース ( 前年同期比.% 増 ) は 新規出 回り 既存店ベースは 前年同期を下回る 百貨店売高は前年同期を回る 店効果などにより 前年同期を回 りました 品目

九経マンスリー ( 平成 3 年 9 月 ) 平成 3 年 11 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月連続の増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する

九経マンスリー ( 平成 3 年 8 月 ) 平成 3 年 1 月 1 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月ぶりの増加 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必要

資料1

金融経済概観2909

最近の県内経済情勢は 回復しつつある 前回 (30 年 4 判断 ) 前回比較 今回 (30 年 7 判断 ) 総括判断回復しつつある 回復しつつある 総括判断の要点 個人消費は 百貨店 スーパーで底堅いものとなっており コンビニエンスストアで堅調となっているほか ドラッグストア販売で前年を上回って

[ 調査の実施要領 ] 調査時点 製 造 業 鉱 業 建 設 業 運送業 ( 除水運 ) 水 運 業 倉 庫 業 情 報 通 信 業 ガ ス 供 給 業 不 動 産 業 宿泊 飲食サービス業 卸 売 業 小 売 業 サ ー ビ ス 業 2015 年 3 月中旬 調査対象当公庫 ( 中小企業事業 )

経済情報:日銀短観(2011年6月)の結果について.doc

県内経済は 緩やかに持ち直している なお 足下では 自動車向けなどの受注の増加や消費者マインドの改善の声が聞かれるなど 引き続き緩やかに持ち直している 総括判断 前回 ( 7-9 月 ) 持ち直しつつある 今回 ( 1-12 月 ) 緩やかに持ち直している 前回比較 足下の動き自動車向けなどの受注の

日本経済の現状と見通し ( インフレーションを中心に ) 2017 年 2 月 17 日 関根敏隆日本銀行調査統計局

統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動

1. 自社の業況判断 DI 6 四半期ぶりに大幅下落 1 全体の動向 ( 図 1-1) 現在 (14 年 4-6 月期 ) の業況判断 DI( かなり良い やや良い と回答した企業の割合から かなり悪い やや悪い と回答した企業の割合を引いた値 ) は前回 ( 月期 ) の +19 から 28 ポイ

Economic Indicators   定例経済指標レポート

高値となった後 下がり始めた 前述の通り CI 一致指数は 生産や雇用など様々な経済指標を統合し算出されている そのため CI 一致指数の上昇 下降にどの指標 が寄与しているのかについても 内閣府は詳細に発表している 表 1は 各指標がCI 一致指数に対してプラスに寄与したのか マイナスに寄与したの

1. 総論 総括判断 県内経済は 緩やかに回復している 項目前回 (3 年 1 月判断 ) 今回 (3 年 4 月判断 ) 総括判断 平成 28 年 (216 年 ) 熊本地震の影響が一部に残るものの 緩やかに回復している 緩やかに回復している 前回比較 ( 注 )3 年 4 月判断は 前回 1 月

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九経マンスリー ( 平成 3 年 7 月 ) 平成 3 年 9 月 12 日九州経済産業局 今月の管内経済動向 : 九州地域の経済は 緩やかに改善している 生産は横ばい傾向 輸出は 2 か月ぶりの減少 個人消費は持ち直している 雇用情勢は改善している 国内需要や海外経済の動向などを引き続き注視する必

第 70 回経営 経済動向調査 公益社団法人関西経済連合会 大阪商工会議所 < 目次 > 1. 国内景気 2 2. 自社業況総合判断 3 3. 自社業況個別判断 4 4. 現在の製 商品およびサービスの販売価格について 8 参考 (BSI 値の推移 ) 11 参考 ( 国内景気判断と自社業況判断の推

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H30情報表紙 (H30年度)

個人消費の回復を後押しする政策以外の要因~所得の減少に歯止め、節約志向も一段落

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資料1-1景気動向指数の改善について

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2809金融経済概観

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RTE月次レポート企画

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2. 利益剰余金 ( 内部留保 ) 中部の 1 企業当たりの利益剰余金を見ると 製造業 非製造業ともに平成 24 年度以降増加傾向となっており 平成 27 年度は 過去 10 年間で最高額となっている 全国と比較すると 全産業及び製造業は 過去 10 年間全国を上回った状況が続いているものの 非製造

Monthly San-in Economy グラフでみる経済動向 1. 公共投資 2. 設備投資 持ち直しの動きが弱まる 公共工事請負額 ( 対前年比 ) 全産業で前年度を上回る計画 設備投資額 ( 対前年度比 ) 年度実績 18 年度計画 ( 単位 :%) 全国 18 年度計画 全

1. 総論 総括判断 県内経済は 平成 7 月豪雨の影響を受けたものの 全体では緩やかに回復している 項目前回 ( 平成 7 月判断 ) 今回 ( 平成 1 月判断 ) 総括判断 平成 7 月豪雨前は 緩やかに回復していたが 現時点では まずは豪雨による地域への影響全体について十分に把握する必要があ

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Transcription:

213 年 9 月 26 日 調査レポート グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 今月の景気判断 関西経済は緩やかに持ち直している 生産は昨年 11 月を底に緩やかに持ち直している 輸出は 7 月の実質輸出が 3 ヶ月ぶりに減少したが 均してみると持ち直しの動きがみられる また 完全失業率 有効求人倍率など雇用環境も緩やかに持ち直している 一方 賃金は弱含んでいるが 個人消費は緩やかに持ち直している 設備投資は 一部調査で今年度の増加を見込むものもあるが 実績の数字をみると減少している 住宅投資は 金利先高感 来年の消費税率アップの影響から緩やかに増加している 公共投資は 平成 24 年度補正予算による投資もあって増加している 関西経済の先行きは 海外経済が緩やかに回復する中で 持ち直しが見込まれる 今月の景気予報 ( 注 )1.3 ヶ月前 ~ ~3 ヶ月後は 現況 の変化の方向感 ( 改善 横ばい 悪化 ) を表し 現況 は現在の水準を天気マークで表す 2. シャドー部分は 前月から矢印および天気マークを変更した項目を表す 当面の注目材料 世界景気 ~ 中国などアジア経済の回復の動きと同地域向け輸出の動向 米国の金融政策の動向 企業活動 ~ 電気機械 情報通信機械 電子部品 デバイスなど電気製品関連の生産動向 円安と株高が一服する中での企業の収益動向 政策 ~ 消費税引き上げ判断後の安倍政権の政策運営と日銀による大胆な金融政策の効果 家計 ~ 消費税率引き上げ前の前倒し消費の動向 大阪等での商業施設新規開店の影響 ~ 本レポートについては最終ページ グラフで見る関西経済 の見方 参照 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング株式会社 調査部主任研究員塚田裕昭 1-81 東京都港区虎ノ門 -11-2 TEL:3-6733-17 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 各項目のヘッドライン 項目 8 月のコメント 9 月のコメントページ 1. 景気全般持ち直しつつある緩やかに持ち直している 3~4 2. 生産緩やかに持ち直している緩やかに持ち直している ~6 3. 雇用持ち直しつつある緩やかに持ち直している 7~8 4. 賃金弱含んでいる弱含んでいる 8~9. 個人消費緩やかに持ち直している緩やかに持ち直している 9~11 6. 住宅投資緩やかに増加している緩やかに増加している 11 7. 設備投資減少している減少している 12~13 8. 公共投資増加している増加している 13 9. 輸出入輸出は持ち直しの動き 輸入は横ばい輸出は持ち直しの動き 輸入は横ばい 14 1. 物価消費者物価は緩やかに上昇消費者物価は緩やかに上昇 1 11. 金融預金 貸出ともに増加預金 貸出ともに増加 1 12. 倒産倒産件数 負債総額ともに減少倒産件数は減少 負債総額は増加 16 ( 注 ) シャドー部分は前月と比較して見方を変更した項目 (11. 金融 12. 倒産を除く ) (*) 参考資料 : グラフでみる景気予報 http://www.murc.jp/thinktank/economy/overall/japan 前月からの変更点 1. 景気全般雇用が緩やかに持ち直してきて 全般的に緩やかな持ち直しの動きが認められるようになった 2. 雇用失業率の低下 就業者数の増加 有効求人倍率の上昇が続くなど 雇用情勢は緩やかに持ち直している 1/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 3. 主要経済指標の推移 経済指標 12 12 12 13 13 13 13 13 13 13 13 4-6 7-9 1-12 1-3 4-6 3 4 6 7 8 景気全般景気動向指数 ( 近畿 )CI 先行指数 ( 年 =1) 9.9 9.3 91.9 97.3 98.2 98.4 98.9 98.9 CI 一致指数 ( ) 94.1 93.1 93.8 9.7 96.9 97.1 97. 97.6 DI 先行指数 (% ポイント ) 37. 37. 74.1 83.3 66.7 66.7 44.4.6 DI 一致指数 ( ) 38.1 31. 61.9 71.4 8.7 8.7 71.4 28.6 景気ウォッチャー調査 ( 近畿 ) 現状判断 DI( ) 48.2 44. 44.7 7.1 7.7 61.3 9.6 8.7 4.9 3.2 1.4 先行判断 DI( ) 48.7 44. 48.1 6.6 7.1 6.7 9.6 8.1 3. 2.9 2.3 日銀短観 ( 近畿 ) 業況判断 DI 製造業 (% ポイント ) -1-9 -1-1 -8-3 <9 月予想 > 非製造業 ( ) -8-9 -12-9 -3-2 <9 月予想 > 法人企業統計 ( 近畿 ) 経常利益製造業 ( 兆円 ).4.2.6.. 非製造業 ( 兆円 ).3.3.3.3.3 生産鉱工業生産 ( 近畿 )( 季節調整済 前期比 前月比 ) -.6-2.7-1.1 2. 1. 1.4 1.. -1.7.6 鉱工業出荷 ( 近畿 )( ) -.7-3.2 -.2 1.8.7.3 1.4 -.2-1.4.6 鉱工業在庫 ( 近畿 )( ) 2.1 -.4-2.3-1.9.9 1.2 1.3 -.9 -.1 3.4 鉱工業生産 ( 近畿 ) 鉄鋼 ( ) -3.8-2.2-6.1 1.4.1 -.4 2.3.1-1. 6.8 金属製品 ( ) 7. -2.9 4.3-9. 6.7 6.1 2.. 1.1. 一般機械 ( ) -.. -6.8 4. -6.4 -.9-3.4 1.6-1.9-1. 輸送機械 ( ) 1.4-9.3-1.4 1.7.4 3.3 7.4 -.4-3.8 1.7 電気機械 ( ).7 -.7-3..1 1. 6.3-7.3 11.7 -.1.8 化学 ( ) 2.2-4. -. 3.3-1.9-1.4-1.2-1.7 2.9 4.2 大口販売電力量 ( 関西 ) -4. -.8-6.2 -. -4.3-3.9 -.1-3.9-3.8.8 雇用完全失業率 ( 近畿 )(%).2 4.8 4.7. 4.3 4.9 4.3 4.4 4.1 3.8 就業者数 ( 近畿 )( 万人 ) 977 979 989 973 991 962 989 996 987 994 雇用者数 ( 近畿 ) 建設業 ( 前年差 万人 ) 2 4-4 製造業 ( ) 2 2 8-4 運輸業 郵便業 ( ) -2 2-1 -1 2 卸売業 小売業 ( ) 1-7 7-2 6 医療 福祉 ( ) 1 9 1 1 3 サービス業 ( 医療 福祉以外 )( ) -6 8-2 -12 1 有効求人倍率 ( 近畿 )( 季節調整値 倍 ).74.76.77.8.9.83.8.86.88.89 新規求人倍率 ( 近畿 )( ) 1.22 1.24 1.26 1.3 1.44 1.37 1.37 1.37 1.46 1.41 賃金現金給与総額 ( 近畿 ) -1.7. -2.1-1. -.9 -.2 -.9 所定内給与 ( 近畿 ) -. -1.2-1. -1.1-1.4 -.4 -.8 所定外給与 ( 近畿 ) 3.7 -.8 -.3 -.7-3.7-1.9-3.6 勤労者世帯 ( 含む農家 ) の名目収入 ( 近畿 ) 勤め先収入 1.9-6. -3.4 -.9 7. 3.8 4.8 7.6 9.2 23.2 定期収入 1.7-1.7-2.4-2.2 2.2-1.2-2.1 3.7.2 9.9 個人消費勤労者世帯 ( 含む農家 ) の名目消費支出 ( 近畿 ) -3. 1.9-1.1 3.1 7. 9.7 3.9 9.3 8.1-3.7 大型小売店販売状況 ( 近畿 ) 百貨店 + スーパー -2.4-2.4.4 -..8 3.8-1.9 -.4 4.7-1. コンビニエンス ストア販売状況 ( 近畿 ) 1.4-1.8-1.7-1.7..2-2.4 -.8 1.2. 家電販売額 ( 近畿 ) -29.6-17.3-8.9-7. -3.2-8.6 -. 12.6-13.8 新車登録台数 ( 近畿 ) 66. 14.8-4.3-1.3-13.8 4.7-6.3-1.6-1. 消費者態度指数 ( 近畿 一般世帯 )( 原数値 )( ) 39.4 39.1 38.9 42.9 44.8 43.9 43.9 46. 44. 43.3 43.4 住宅投資新設住宅着工戸数 ( 近畿 )( 季節調整済年率換算 千戸 ) 14.2 127. 129.7 13.1 149.1 121.6 134.8 168.4 144. 143.4 18. -4.2 2.3..9-6.2-17.8 3.6 12.6 11.6 設備投資法人企業統計季報 ( 近畿 ) 設備投資製造業 27.4-11.3-1.6-28.7 非製造業 -16.1.2 -.9 6.1 企業立地件数 ( 近畿 )( 件 ) 公共投資公共工事請負額 ( 近畿 ) 21. 8. 3.3-8.3 1.1-2.4 -.7 16. 17.8 37.2 2.8 輸出入実質輸出 ( 近畿 )( 季節調整値 1 年 =1) 99.7 99.3 97.6 92.9 97.2 96.4 94. 97. 1.1 94. 通関輸出 ( 大阪税関 ) 輸出総額 -7.9-7.2-3.7 -.2 7.6 2.2 4.1 11.1 7.9 1.6 1.7 実質輸入 ( 近畿 )( 季節調整値 1 年 =1) 114.3 117.6 114. 11.9 111.2 11.7 19. 111.3 113.4 11.4 通関輸入 ( 大阪税関 ) 輸入総額 2.1 -.3 1. 6.6 8. 2.4 1.1 8.3 7.2 19.8 11.2 物価消費者物価指数 ( 近畿 ) 生鮮食品を除く総合. -.1 -.3 -.6. -.6 -..1.4.6 食料及びエネルギーを除く総合 -. -. -.6 -.9 -.4 -.9 -.6 -.4 -.2 -.2 金融国内銀行預金残高 ( 近畿 ).8 1.2 1.4 2.3 2.8 2. 2. 2.9 3.1 2.2 国内銀行貸出金残高 ( 近畿 ).1.6 1. 1..7.8.7.8.6.4 倒産倒産件数 ( 近畿 ).9.9.9.9.9-17.7 -.2-7. -19.1-24. -17.4 ( 注 ) 括弧書きのない場合は 単位は前年比 % 消費者態度指数は 13 年 3 月までは訪問留置調査 4 月以降は郵送調査の値 21 21 2/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 1. 景気全般 ~ 緩やかに持ち直している 6 月の近畿地区の景気動向指数 CI 一致指数は 97.6 と 8 ヶ月連続で上昇した 採用 7 系列のうち 有 効求人倍率 百貨店販売額 ガス消費量の 3 系列がプラスに寄与した 一方 6 月の CI 先行指数は 98.7 と 3 ヶ月ぶりに低下した 採用 9 系列のうち 鉱工業在庫 住宅着工戸数 新車販売台数 消費者態度 指数の4 系列がマイナスに寄与した ( 基準年 =1) 12 11 1 9 8 7 6 4 景気動向指数 3 8 9 1 11 12 13 CI 先行 近畿 ( 左 ) CI 一致 近畿 ( 左 ) CI 先行 ( 左 ) CI 一致 ( 左 ) DI 先行 近畿 ( 右 ) DI 一致 近畿 ( 右 ) ( 注 )CI 近畿の基準年は2 年 CI の基準年は21 年 ( 出所 ) 大阪府 近畿地区景気動向指数 (CI DI) の動き 内閣府 景気動向指数 景気ウォッチャー調査によると 8 月の近畿地区の現状判断 DI は前月差 -1.8 ポイントの 1.4 と ヶ 月連続で低下したが 景気の横ばいを示す を上回った 家計動向関連 DI は 同 -3.2 ポイントの 48.8 と ヶ月連続で低下した 先行き判断 DI については 同 -.6 ポイントの 2.3 と 6 ヶ月連続で低 下した 家計動向関連の先行きは 同 -. ポイントの 49.9 と ヶ月連続で低下した 2 1 1 6 6 4 4 3 (DI) 景気ウォッチャー調査 3 2 2 1 現状判断 DI( 近畿 ) 先行き判断 DI( 近畿 ) 現状判断 DI( ) 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) シャドー部分は内閣府による景気後退期 ( 出所 ) 内閣府 景気ウォッチャー調査 3/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 日銀短観 6 月調査によると 近畿地区の業況判断 DI( 良い - 悪い ) は全産業 ( 全規模 ) で-6 と3 月調査比で6ポイント改善した 製造業 ( 全規模 ) は-8と7ポイント改善し 規模別では大企業 中小企業 業種別では電気機械などで改善した 非製造業 ( 全規模 ) は-3と6ポイント改善した 先 行きについては 業種別に見ても規模別に見ても 全般的に改善が見込まれている (% ポイント ) 1 日銀短観 ( 業況判断 DI) ( 良い - 悪い ) 予測 -1-2 -3-4 - -6 製造業 ( 近畿 全規模 ) 非製造業 ( 近畿 全規模 ) 製造業 ( 全規模 ) 非製造業 ( 全規模 ) -7 8 9 1 11 12 13 ( 年 四半期 ) ( 注 1) シャドー部分は内閣府による景気後退期 ( 注 2)29.4 調査期以前は旧ベース 21.1 調査期以降は新ベース 213 年 4~6 月期の近畿地区の大企業の経常利益 ( 全産業 ) は 前年比 +97.% と大幅に増加した 業 種別にみると製造業は同 +89.4% 非製造業では同 +19.% となった 前年比での大きな振幅は一 部大手企業の決算動向が影響しているものと考えられる 日銀短観でみると 今後の経常利益は 12 年 度の大幅減 ( 全産業 全規模で同 -1.7%) から 13 年度は大幅増 ( 同 +3.%) が見込まれている ( 兆円 ) 企業収益 ( 経常利益 ) ( 兆円 ) 1.2 12 製造業 ( 近畿 ) 非製造業 ( 近畿 ) 製造業 ( ) 右目盛非製造業 ( ) 右目盛 1. 1.8.6.4.2. -.2 8 6 4 2-2 -.4-4 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 財務省 法人企業統計季報 ( 年 四半期 ) 4/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 2. 生産 ~ 緩やかに持ち直している 7 月の近畿地区の鉱工業生産は前月比 +.6% と 2 ヶ月ぶりに増加した 一般機械 窯業 土石 情報 通信機械などが減少したが 化学 鉄鋼 電子部品 デバイスなどが増加した 関西の生産は昨年 11 月を底に緩やかな持ち直し基調が続いている 今後も 世界経済の緩やかな回復が続く中 緩やかな がら持ち直しが続くと見込まれる ( 基準年 =1 季節調整値) 鉱工業生産 12 11 生産 ( 近畿 ) 生産 ( ) 11 出荷 ( 近畿 ) 在庫 ( 近畿 ) 1 1 9 9 8 8 7 7 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 生産 ( ) の は製造工業生産予測調査結果から試算した予測の基準年は 21 年 近畿の基準年は 2 年 ( 出所 ) 近畿経済産業局 鉱工業生産動向 経済産業省 鉱工業指数 (2 年 =1) 主要業種の鉱工業生産 ( 近畿 季節調整値 ) 17 16 1 14 13 12 11 1 9 8 7 6 4 3 2 鉄鋼 (73) 金属製品 (74) 一般機械 (169) 輸送機械 (71) 電気機械 (848) 化学 (1449) 電子部品デバイス (13) 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 凡例の括弧内の数字は付加価値ウエイト ( 鉱工業 =1,) ( 出所 ) 近畿経済産業局 鉱工業生産動向 /19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 7 月の近畿地区の鉱工業出荷は前月比 +.6% と3ヶ月ぶりに増加した 金属製品 一般機械 情報通信機械などが減少したが 化学 石油 石炭製品 鉄鋼などが増加した 鉱工業在庫は 前月比 +3.4% と3ヶ月ぶりに増加した 鉄鋼 石油 石炭製品 精密機械などが減少したが 電子部品 デバイス 金属製品 一般機械などが増加した 在庫循環図 3 2 2 1 1 在 庫 - -1-1 -2-2 -3 11 年 4Q 8 年 4Q 12 年 3Q 13 年 1Q 近畿 13 年 3Q 12 年 2Q -3-3 -3-2 -2-1 -1-1 1 2 2 3 出荷 ( 注 ) 数値は四半期 原数値の前年比 在庫は期末値直近 13 年 3Q の出荷 在庫は 7 月の前年比 ( 出所 ) 近畿経済産業局 鉱工業生産動向 12 在庫 8 4 在庫調整局面 在庫循環概念図 出荷 意図せざる在庫増加局面 -4-8 在庫積増し 4 度線局面意図せざる -12 在庫減少局面 -12-8 -4 4 8 12 7 月の関西電力の大口販売電力量 ( 契約電力 kw 以上の産業用需要 ) は 前年比 +.8% と2ヶ月ぶりに前年実績を上回った 業種別にみると 製造業では主要 11 業種中 化学 窯業 土石 非鉄金属 機械製造を除く7 業種で前年実績を上回った また 非製造業では水道業が前年を下回ったが 鉄道 その他が前年実績を上回った 3 2 大口販売電力量 ( 業種合計 ) 関西 (1 電力計 ) 1-1 -2-3 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 電気事業連合会 電力需要実績 6/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 3. 雇用 ~ 緩やかに持ち直している 7 月の近畿の完全失業率は3.8% と前年差 1.1% ポイント低下した 雇用者数は前年差 23 万人の増加 就業者数は同 1 万人の増加となり 完全失業者数は同 1 万人減少した 業種別 (213 年 4~6 月期 ) に雇用者をみると 建設業が減少している一方で 卸小売業 医療 福祉 サービス業 ( 医療福祉以外 ) などが増加した 雇用情勢は緩やかに持ち直しており 今後も持ち直しが続くと見込まれる 失業率と就業者数 ( 万人 原数値 ) 就業者数 ( 近畿 ) (%) 1,4 完全失業率 ( 近畿 右目盛 ) 7 完全失業率 ( 右目盛 ) 1,2 6 1, 98 96 94 92 9 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 失業率は近畿は原系列 は季節調整値 ( 出所 ) 総務省 労働力調査 4 3 2 1 ( 2 万人 ) 1 近畿地方の業種別雇用者数 ( 前年差 ) 建設業 製造業 運輸業, 郵便業 卸売業, 小売業 医療, 福祉 サービス業 ( 医療福祉以外 ) 1 - -1-1 -2 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 総務省 労働力調査 ( 年 四半期 ) 7/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 7 月の近畿圏の求人動向は 有効求人数が前月比 -.6% と減少 有効求職者数が同 -1.8% と減少し 有効求人倍率は.89 倍 ( 前月差 +.1ポイント ) と小幅上昇した 有効求人倍率に先行する新規求人倍率は1.41 倍と7ヶ月ぶりに低下した 新規求職申込件数が前月比 +2.6% と6ヶ月ぶりに増加し 新規求人数が同 -.8% と2ヶ月ぶりに減少した ( 倍 季節調整値 ) 1.6 有効求人倍率と新規求人倍率 1.4 1.2 1..8.6.4.2 有効求人倍率 ( 近畿 ) 新規求人倍率 ( 近畿 ) 有効求人倍率 ( ) 新規求人倍率 ( ). 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 厚生労働省 一般職業紹介状況 4. 賃金 ~ 弱含んでいる 月の近畿圏の現金給与総額は 前年比 -.9% の 26.3 万円と 9 ヶ月連続で減少 定期給与は同 -1.% と 12 ヶ月連続で減少した なお 6 月の現金給与総額は和歌山県を除く 2 府 3 県ベースで同 -2.4% と減 少が続いている 近畿圏の賃金は弱含んでいる 今後も企業の人件費抑制姿勢が続くため賃金は弱含 みで推移するものの 雇用の緩やかな持ち直しを背景に徐々に下げ止まってくるだろう 現金給与総額と所定内 所定外給与 6 4 2-2 -4-6 -8-1 6 4 2-2 -4-6 -8-1 近畿圏 現金給与総額 ( 左目盛 ) 所定内給与 ( 左目盛 ) 所定外給与 ( 右目盛 ) 現金給与総額 ( 左目盛 ) 所定内給与 ( 左目盛 ) 所定外給与 ( 右目盛 ) 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 近畿圏は当社集計 2 府 4 県ベース ( 出所 ) 厚生労働省 毎月勤労統計 近畿地区 2 府 4 県 毎月勤労統計地方調査 1 1 - -1-1 -2-2 1 1 - -1-1 -2-2 8/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 家計調査によると 7 月の近畿圏の勤労者世帯 ( 含む農家 ) の勤め先収入は前年比 +23.2% の8.6 万円と ヶ月連続で増加した 内訳をみると 世帯主収入が同 +18.2% の1. 万円とヶ月連続で増加 世帯主の定期収入が同 +9.9% の36.8 万円と3ヶ月連続で増加した また 7 月の賞与も同 +4.9% の 14.3 万円となった 勤労者世帯 ( 含む農家 ) の名目収入 3 勤め先収入 ( 近畿 ) 勤め先収入 ( ) 2 1-1 -2 1 定期収入 ( 近畿 ) 定期収入 ( ) - -1 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 定期収入 : 世帯主の勤め先収入のうち賞与 臨時収入を除いたもの ( 出所 ) 総務省 家計調査報告. 個人消費 ~ 緩やかに持ち直している 家計調査によると 7 月の近畿圏の勤労者世帯 ( 含む農家 ) の名目消費支出は前年比 -3.7% とヶ月ぶりに減少した セールの開始が6 月に前倒しされたことなどにより 7 月単月の数字はマイナスとなったが 個人消費は 均して見れば緩やかに持ち直している 雇用所得環境の一部に持ち直しの動きがみられる中 個人消費は マインド面の改善もあって緩やかな持ち直しが続くと見込まれる 勤労者世帯 ( 含む農家 ) の消費支出 2 名目消費支出 ( 近畿 ) 名目消費支出 ( ) 1 1 - -1-1 2 実質消費支出 ( 近畿 ) 実質消費支出 ( ) 1 ( 注 ) 近畿の実質消費支出は当社試算値 1 - -1-1 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 総務省 家計調査報告 9/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 7 月の近畿地区の大型小売店 ( 百貨店 +スーパー ) の販売額は 既存店ベースで前年比 -1.% と2ヶ月ぶりの減少 全店ベースで同 -.4% と3ヶ月ぶりの減少となった セールの開始が6 月に前倒しとなったこと 日曜日が前年より1 日少なかったことが影響した 一方 コンビニエンス ストアの販売額は既存店ベースで同 -.% と2ヶ月ぶりに減少 全店ベースで同 +.% とヵ月連続で増加した 2 1 小売店販売状況 ( 既存店 ) 百貨店 + スーパー ( 近畿 ) コンヒ ニエンス ストア ( 近畿 ) 百貨店 + スーパー ( ) コンヒ ニエンス ストア ( ) 1 - -1-1 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 近畿経済産業局 大型小売店販売状況 ( 近畿地域 ) 7 月の近畿地区の自動車販売台数は前年比 -1.% と 3 ヶ月連続の減少となった 自動車販売をけん引 してきたエコカー補助金が昨年 9 月 21 日申請分で打ち切りとなった後 今年 4 月を除いて減少が続いて いる また 7 月の近畿地区の家電販売は 前年比 -13.8% と 2 ヶ月ぶりの減少となった デジタルカ メラ 掃除機などが増加したものの テレビ パソコン 携帯電話 エアコンなどが減少した 乗用車新規登録 届出台数と家電販売額 1 乗用車新規登録 届出台数 ( 近畿 ) 家電販売額 ( 近畿 ) 乗用車新規登録 届出台数 ( ) 家電販売額 ( ) 1 - -1 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 近畿の乗用車新規登録 届出台数は2 府 県 ( 福井県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 ) 家電販売は福井県を除く2 府 4 県 ( 出所 ) 近畿経済産業局 近畿経済の動向 1/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 消費者マインドを表す指標とされる消費者態度指数 ( 近畿 一般世帯 原数値 ) は 8 月は前月差 +.1% ポイントの43.4と3ヶ月ぶりに上昇した 消費者マインドは昨年末から急ピッチで上昇してきたが 株式市場の先行きなど不透明感も増してきたこともあって改善が一服している ただ 景気が持ち直しつつあることから 上昇が一服したものの 今後も高い水準を維持しよう 消費者態度指数 ( 一般世帯 原数値 ) 4 4 3 3 2 2 近畿 ( 原数値 ) ( 季節調整値 ) 近畿 ( 訪問留置調査 ) ( 訪問留置調査 ) 8 9 1 11 12 13 ( 注 )213 年 4 月調査より調査方法等を変更したため それ以前の訪問留置調査の数値と不連続が生じている 郵送調査の 212 年 7 月 ~213 年 3 月は試験調査による参考値 ( 出所 ) 内閣府 消費動向調査 6. 住宅投資 ~ 緩やかに増加している 7 月の近畿圏の住宅着工戸数は 前年比 +11.6% の12,28 戸となり3ヶ月連続で2 桁増となった 貸家持家 分譲のいずれも増加した 季調済戸数は年率 14.3 万戸と前月とほぼ同水準であった 金利先高観や来年の消費税率引き上げが着工の増加に影響している この影響はしばらく続くため 今後も 振れを伴いながらも 均してみると緩やかな増加が見込まれる 12 1 8 6 4 2 住宅着工 ( 万戸 ) 新設住宅着工戸数 ( 季調済年率 当社試算値 右目盛 ) 2 1 1-2 持家 ( 近畿 ) 貸家 ( 近畿 ) -4 分譲 ( 近畿 ) 合計 ( ) -6 合計 ( 近畿 ) 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 国土交通省 建設着工統計 11/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 7. 設備投資 ~ 減少している 213 年 4~6 月期の関西の大企業の設備投資 ( ソフトウェアを含む ) は前年比 -1.% と4 四半期連続で減少した 非製造業は同 +7.2% と2 四半期連続で増加したが 製造業は同 -26.% と4 四半期連続で減少した 日銀短観 6 月調査では 13 年度は製造業で同 +4.9% 非製造業で同 +.3% の計画となっている 4 設備投資 ( ソフトウェアを含む ) 2-2 -4-6 製造業 ( 近畿 ) 非製造業 ( 近畿 ) 製造業 ( ) 非製造業 ( ) -8 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 財務省 法人企業統計調査 ( 年 四半期 ) 設備投資額 ( 含む土地投資額 ) ( 前年度比 %) 2 1-1 -2-3 -4 ( 前年度比 %) 2 製造業 ( 近畿 ) 非製造業 ( 近畿 ) 製造業 ( ) 8 年度 9 年度 1 年度 11 年度 12 年度 13 年度 非製造業 ( ) 1-1 -2 3 月 6 月 9 月 12 月 (3 月 )(6 月 ) 見込み実績 ( 出所 ) 日本銀行大阪支店 企業短期経済観測調査 ( 近畿地区 ) 3 月 6 月 9 月 12 月 (3 月 ) (6 月 ) 見込み実績 12/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) ( 件数 ) 企業立地件数 ( 件数 ) 3 3 近畿 ( 左軸 ) ( 右軸 ) 2 2 2 2 1 1 1 1 8 9 1 11 12 13 ( 注 ) 発表は2ヶ月に1 度 直近は213 年 4 月分 ( 出所 ) 日本立地センター 産業立地 8. 公共投資 ~ 増加している 8 月の近畿地区の公共工事請負額は 前年比 +2.8% と4ヶ月連続で増加した 都道府県別では京都を除く1 府 4 県で増加 発注者別でみても 国 独立行政法人 都道府県 市区町村 地方公社で増加した 今後も 引き続き12 年度補正予算による投資の増加が見込まれるため 増加基調での推移が見込まれる 公共工事請負額 12 1 8 6 4 2-2 ( 億円 ) 3, 2, 2, 1, 1, - -4-1, 近畿請負金額 ( 右目盛 ) 前年比 ( 近畿 ) 前年比 ( ) -6-1, 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 北海道建設業信用保証 ( 株 ) 東日本建設業保証( 株 ) 西日本建設業保証( 株 ) 13/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 9. 輸出入 ~ 輸出は持ち直しの動き 輸入は横ばい 7 月の近畿地区の実質輸出は前月比 -.6% と 3 ヶ月ぶりに減少した 一方 8 月の輸出額は前年比 +1.7% の 1 兆 2,7 億円と 6 ヶ月連続で増加した 地域別ではアジア向け輸出の伸びが全体の増加に 寄与した 財別では半導体等電子部品 鉄鋼 有機化合物などが増加に寄与した 今後の輸出は 海 外経済の緩やかな回復が続く中 持ち直しが見込まれる 6 輸出 (21 年 =1 季節調整値) 12 実質輸出 ( 近畿 右目盛 ) 11 4 3 2 1 実質輸出 ( 右目盛 ) 1 9 8 7 6-1 アジア ( 近畿 ) -2 EU( 近畿 ) 4 米国 ( 近畿 ) -3 その他 ( 近畿 ) 3-4 輸出総額 ( 近畿 ) 2 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 大阪税関 近畿圏貿易概況 日本銀行大阪支店 実質輸出入 7 月の近畿地区の実質輸入は前月比 +1.8% と 3 ヶ月連続で増加した また 8 月の輸入額は前年比 +11.2% の 1 兆 2,479 億円と 8 ヶ月連続で増加した 地域別ではアジア EU などで増加した 財別で は石炭 油脂 非鉄金属鉱が減少する一方 衣類 天然ガス 原油及び粗油などが増加した 今後は 数量ベースでは横ばいを見込むが 円安の影響もあり金額ベースは増加しよう 6 4 輸入 (21 年 =1 季節調整値) 13 実質輸入 ( 近畿 ) 12 11 3 2 1 実質輸入 ( ) 1 9 8 7-1 アジア ( 近畿 ) EU( 近畿 ) 6-2 米国 ( 近畿 ) -3 その他 ( 近畿 ) 4 輸入総額 ( 近畿 ) -4 3 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 大阪税関 近畿圏貿易概況 日本銀行大阪支店 実質輸出入 14/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 1. 物価 ~ 消費者物価は緩やかに上昇 近畿圏の消費者物価は緩やかに上昇している 7 月は 総合で前年比 +.7% と2ヶ月連続で上昇し 生鮮食品を除く総合で同 +.6% と3ヶ月連続で上昇した 一方 食料 エネルギーを除く総合では同 -.2% と下落が続いた 家計の雇用所得環境は一部持ち直しの動きがみられ 川下の物価の下落圧力が緩和される一方 川上での物価上昇圧力が増してきている 3 2 1 消費者物価指数 生鮮食品を除く総合 ( 近畿 ) 食料及びエネルキ ーを除く総合 ( 近畿 ) 生鮮食品を除く総合 ( ) 食料及びエネルキ ーを除く総合 ( ) -1-2 -3 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 総務省 消費者物価指数 11. 金融 ~ 預金 貸出ともに増加 7 月の近畿地区の預金残高 ( 国内銀行ベース ) は 前年比 +2.2% の13 兆円となった 定期性預金は前年比で減少が続いているが 要求払預金が増加している 一方 近畿地区の7 月の貸出残高 ( 国内銀行ベース ) は 同 +.4% の8.2 兆円と1ヶ月連続で増加した 日銀大阪支店では 住宅ローンの増加などが貸出増加の背景とみている 国内銀行の預金残高と貸出残高 4 3 2 1-1 -2-3 預金 ( 近畿 ) 貸出金 ( 近畿 ) 預金 ( ) 貸出金 ( ) -4 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 日本銀行 時系列統計データ検索サイト 1/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 12. 倒産 ~ 倒産件数は減少 負債総額は増加 8 月の近畿地区の倒産件数は 前年比 -17.4% の199 件と13ヶ月連続で減少した 県別でみると 京都は前年比で増加したが 滋賀 大阪 兵庫 奈良 和歌山で減少した 一方 倒産企業の負債総額は 同 +131.7% の42 億円となり2ヶ月ぶりに増加した 大阪に本社を置くJASDAQ 上場企業の大型倒産が影響した 4 3 倒産状況 倒産件数 ( 近畿 ) 倒産件数 ( ) 2 1-1 -2-3 -4 8 9 1 11 12 13 ( 出所 ) 東京商工リサーチ 企業倒産状況 16/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 及び東海地区との比較 今月の景気予報 3 ヶ月前 ~ 現況 ~3 ヶ月後 3 ヶ月前 ~ 現況 ~3 ヶ月後 景気全般東海輸出東海 関西 関西 個人消費東海輸入東海 関西 関西 住宅投資東海生産東海 関西 関西 設備投資東海雇用東海 関西 関西 公共投資東海賃金東海 関西 関西 : 晴れ : 薄日 : 曇り : 小雨 : 雨 ( 注 )1.3 ヶ月前 ~ ~3 ヶ月後は 現況 の変化の方向感 ( 改善 横ばい 悪化 ) を表し 現況 は現在の水準を天気マークで表す 2. シャドー部分は 前月から矢印および天気マークを変更した項目を表す 3. は 9 月 3 日時点の予報 の天気マークは 晴れ 曇り 雨の 3 種のみ 17/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) 各項目のヘッドライン 項目 8 月のコメント 9 月のコメント 1. 景気全般 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 東海 持ち直している 持ち直しが一服している 関西 持ち直しつつある 緩やかに持ち直している 2. 生産 持ち直している 持ち直している 東海 減少している 減少している 関西 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 3. 雇用 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 東海 横ばい圏で推移 横ばい圏で推移 関西 持ち直しつつある 緩やかに持ち直している 4. 賃金 下げ止まりつつある 下げ止まりつつある 東海 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 関西 弱含んでいる 弱含んでいる. 個人消費 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 東海 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 関西 緩やかに持ち直している 緩やかに持ち直している 6. 住宅投資 増加している 増加している 東海 持ち直している 持ち直している 関西 緩やかに増加している 緩やかに増加している 7. 設備投資 下げ止まりつつある 下げ止まりつつある 東海 増加している 増加が一服している 関西 減少している 減少している 8. 公共投資 増加している 増加している 東海 増加基調で推移 増加基調で推移 関西 増加している 増加している 9. 輸出入 輸出は持ち直している 輸入は横ばい 輸出は持ち直し傾向 輸入は横ばい 東海 輸出は持ち直し 輸入は横ばい 輸出は持ち直し傾向 輸入は横ばい 関西 輸出は持ち直しの動き 輸入は横ばい 輸出は持ち直しの動き 輸入は横ばい 1. 物価 国内企業物価 消費者物価とも緩やかに上昇 国内企業物価は上昇 消費者物価は緩やかに上昇 東海 消費者物価は緩やかに上昇 消費者物価は緩やかに上昇 関西 消費者物価は緩やかに上昇 消費者物価は緩やかに上昇 11. 金融 銀行貸出 マネーストックともに緩やかに増加 銀行貸出 マネーストックともに緩やかに増加 東海 預金 貸出ともに増加 預金 貸出ともに増加 関西 預金 貸出ともに増加 預金 貸出ともに増加 12. 倒産 東海 倒産件数 負債総額ともに増加 倒産件数 負債総額ともに減少 関西 倒産件数 負債総額ともに減少 倒産件数は減少 負債総額は増加 ( 注 ) シャドー部分は前月と比較して見方を変更した項目 (11. 金融 12. 倒産を除く ) 18/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17

グラフで見る関西経済 (213 年 9 月 ) グラフで見る関西経済 の見方 今月の景気判断 レポート発表時における景気判断 今月の景気予報 における各項目の現況をもとに総合的に判断 今月の景気予報 3ヶ月前 ~ 3ヶ月前 ~ 現況の 方向感 を 1 改善 2 横ばい 3 悪化の3 段階に分類 現況 各項目の現在の 水準 を1 晴れ 2 薄日 3 曇り 4 小雨 雨の 段階に分類 ~3ヶ月後 現況 ~3ヶ月後の 方向感 を 1 改善 2 横ばい 3 悪化の3 段階に分類 ( 注 ) 現況をあらわす天気マークはあくまで 水準 を判断したもので 3 ヶ月前 ~ の矢印が 1 改善 3 悪 化の場合でも 必ずしも天気マークが変更されるわけではない 当面の注目材料 各項目の現況 見通しをふまえて 今後景気を判断する上で注目すべきポイント 各項目のヘッドライン 全 12 項目について 毎月簡単なヘッドラインを記載 当月と前月のものを対比して示している 右端は各項目のグラフが掲載されているページ数 前月からの変更点 景気予報において判断の変更があった場合に変更理由を記載 主要経済指標の推移 当レポートで用いられている経済指標の半年間の動きを掲載 各項目 発表されている経済指標を元に現況の判断 今後の見通しをグラフを用いて解説 及び東海地区との比較 今月の景気予報 と 各項目のヘッドライン について ( グラフで見る景気予報 ) と東海地 区 ( グラフで見る東海経済 ) の判断と 一覧表で比較 - ご利用に際して - 本資料は 信頼できると思われる各種データに基づいて作成されていますが 当社はその正確性 完全性を保証するものではありません また 本資料は 執筆者の見解に基づき作成されたものであり 当社の統一的な見解を示すものではありません 本資料に基づくお客様の決定 行為 及びその結果について 当社は一切の責任を負いません ご利用にあたっては お客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます 本資料は 著作物であり 著作権法に基づき保護されています 著作権法の定めに従い 引用する際は 必ず出所 : 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティングと明記してください 本資料の全文または一部を転載 複製する際は著作権者の許諾が必要ですので 当社までご連絡下さい 19/19 ( お問い合わせ ) 調査部 TEL:3-6733-17