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ご注意安全上の230 商品の選定施工基準かかる前に標準施工法施工方法納まり納まり位の納まり工法施工方法施工方法維持管理参考資料設計基準 施工に施工部材の木造下地の鉄骨下地のその他各部外張断熱装飾部材の軒天材の工事管理 9. 外張断熱工法 1 設計施工上のポイント 外張断熱工法については 住宅会社 設


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看板枠カタログ1509_P01_P16

G-38 外装建材 / 断熱屋根 壁 構成図 小波 軒先張り出し長さ母屋間隔 波板葺大波ハゼ付大波小波 外装工法長尺角波 OK サイディング OS サイディング G-39 G-39 G-39 G- G-41 G-42 化粧内外装工法パールキーストン PK-20 断熱屋根 壁パネルイソダッハ R 耐火

事前調査の方法参考資19 外壁リフォームの設計標準施工法標準施工法標準施工法リフォーム工法部分へのリフォーム工法外壁リフォームニチハMARCシステム11 適用条件 3) 適合地域 建築地域条件高さ (m) 13m 超料木胴縁工法RC造タイル外壁への施工高さ13mを超える1 外壁リフォームの設計 1)

1. ヨドコウ外壁防耐火認定商品一覧表 認定内容 耐火構造 構造認定準耐火構造 防火構造 材料認定 商品名 1 時間 30 分 45 分 捨て張り工法 旧認定品の読替え仕様等 ( 内装材等必要 ) 不燃材料 準不燃材料 鉄骨下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 ヨド耐火パ

CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐

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製品紹介 クイック 2 丸穴開口でケーブル 電線管貫通 ( 片面壁 ) 片面壁 ( 強化せっこうボード 21mm 重張壁 ) にも対応しています 共住区画 ( パイプシャフト住戸 ) 丸穴貫通部に! ( パテエース ) 本体を挿入 パテを充填 本体を挿入し パテを充填するだけの簡単施工で

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参考資料 -1 補強リングの強度計算 1) 強度計算式 (2 点支持 ) * 参考文献土木学会昭和 56 年構造力学公式集 (p410) Mo = wr1 2 (1/2+cosψ+ψsinψ-πsinψ+sin 2 ψ) No = wr1 (sin 2 ψ-1/2) Ra = πr1w Rb = π

シーラント総合ガイド

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資料 4 H 検討会 木造庁舎計画 設計基準の熱負荷計算について (1) 木造建築物に使用する材料の熱定数表を下に示す 熱伝導率 容積比熱 材料名 λ cρ [W/(m K)] [kj/(m 3 K)] 複合金属サイディング 55% アルミ- 亜鉛めっき鋼板 45 3,600 + 硬質

5.1.2 気密材の種類と特長気密層は 室内と外気の境界部分に連続して設けなくてはならない 一口に気密層といっても 躯体工法 断熱工法の違いにより 必ずしも部材構成として新たに一層増えるわけではなく 従来のほかの目的を持つ部材 例えば防湿層 断熱材 防風層 あるいは構造躯体自体を気密層として考えるこ

3-1 2 修繕工事の実態 ( ヒアリング ) 計画修繕は 定期点検等で明らかになった建物の劣化の補修のため 調査 診断 修繕計画の作成 工事の実施へと 区分所有者の合意を形成しつつ 進められる 当勉強会で実施したヒアリングより 管理会社による点検 定期点検は 1 回 / 年の頻度で行っている 目視

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性能基準 計算ルート 性能基準 計算ルート の評価フロー項目 床 壁 天井等は断熱材以外にも色々な材料で構成されていますので 各材料の熱伝導率と厚さで熱抵抗値を求 め それを合算して各部位のを逆算します 計算で求める方法が3種 あらかじめ示された構成の数値で求 める方法が2種あります 面積を拾う 詳

アド オーバンレール工法 株式会社アドヴァン

8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (

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Taro-101 サッシ施工(H17改正)

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設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5

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設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

CONTENTS

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ボルト ナット 212 N N N N N N 六角ボルトW 六角ボルトM 六角ボルトW( ステンレス ) 六角ボルトM( ステンレス ) 六角ボルトW( ドブめっき ) 六角ボルトM( ドブめっき )

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ゴム固定用両面接着テープ VR-5311/VR-5321 概要 ポリエステルフィルムを支持体とし 片面にゴム系粘着剤 片面にアクリル系粘着剤を組み合わせた両面接着テープです ゴムと金属 プラスチックとの接着に適しています テープ構成 VR-5311/VR-5321 テープ厚:0.15 mm ( はく


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認定防火措置工法 国土交通大臣認定 国土交通大臣認定 PS060FL- PS060FL- PS060FL- 警告 防火措置部の上に乗る等 施工箇所を破壊する恐れのある行為を行わないで下さい 開口部が破壊して転落及び火災時に延焼の恐れがあります 再施工及び除去する場合はご相談下さい 火災時に延焼の恐れ

第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

第2章 事務処理に関する審査指針

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アド オオバンレール工法 株式会社アドヴァン

DURACON POM グレードシリーズ ポリアセタール (POM) TR-20 CF2001/CD3501 ミネラル強化 ポリプラスチックス株式会社

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ダモ角型鉛改修ドレン ダモ改修ドレンをモデルチェンジしました 用途によって選べるN( ノーマル )/S( 砂付 ) の2タイプを用意し 様々な防水工法に対応 また 従来品よりも更にホースが挿入しやすく ツバ部も角丸形状に改良しました より高機能な改修用鉛ドレンに生まれ変わった ダモ角型鉛改修ドレン

5,6005,880 3,2203,380 FBW-201 FBW-201M -201E EK-201 8,7009,135 4,8005,040 4,7905,030 5,9006,195 FJ-2221ZN PK-2221C JC-2221B VW-2221A

材料の力学解答集

橋梁伸縮装置 伸縮装置総合カタログ 荷重支持型鋼製伸縮装置 荷重支持型ゴム製伸縮装置 突合せ型伸縮装置 遊間部舗装連続化装置 縦目地用伸縮装置 鋼製歩道用伸縮装置

3-1 各部の納まり詳細図 鉄骨横張り通気金具施工 1) 基本構成図 組図 2) 主要部材一覧表 3) 基本構成図 組図 1.5 尺 6 尺 4) 主要部材一覧表 1.5 尺 6 尺 5) 土台部 6) 上下接合部 7) 左右接合部 8) 入隅部 9) 出隅部 10) 開口部 11) 軒天部 12)

JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521

グラスト Si 石材調の外観により高級感があり 落ち着きのある外観を兼ね備えた仕上げ材となります 色の種類 : 標準色 53 色他調色可 ( 注意 : 標準色以外の場合は限界色となる場合がございます ) 上塗材の特徴 : 高い耐候性を有し 防藻 防カビ剤を配合しており 長期にわたり美観を保ちます グ

第 2 章 構造解析 8

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たためーるくんアーチタイプ 希望小売価格表 ( 消費税別 )A - 2 間口 m シリーズ 奥行き (m) 全高 (m) 有効開口 (m)

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資料 5-1 防耐火に係る基準 資料の素案 第 1 章総則 ( 設計基準 ) 1.2 用語の定義 主要構造部 : 建築基準法第 2 条第 5 号による 耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 号による 準耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 の 2 号による 防火構造 不燃材料 : 建築基準法

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仕様 操作盤の位置 [ ] 操作盤は内観右側につきます 方立付の場合 操作盤は左右につきます [ ] 操作盤は内観左側につきます 操作盤逆勝手仕様は 特注対応となります ( 方立無のみ対応可 ) 特長 2 面格子シリーズ 取付可否表 シリーズ別の品種の有無はサッシ本体側でご確認願います 上下分割可動

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鉄道建築ニュース用原稿 「シャッター」 070928   (社)日本シヤッター・ドア協会

登録番号 Z80111JP 登録年月日 平成 17 年 5 月 19 日 初回認定日 平成 17 年 5 月 19 日 登録更新年月日 平成 30 年 1 月 30 日 最新交付日 平成 30 年 11 月 1 日 登録された事務所の名称一般財団法人建材試験センター中央試験所 法人番号

※最新※パイロンバリアー施工要領書( )

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結露の発生を防止する対策に関する試験ガイドライン

概要 A-2 A-3 A-4 A-5 A-6 A-7 A-10 A 章 A-1

VERTICAL フレーム型 CURTAINWALL マリオンタイプ SR-GARELIA スリムデザインの防耐火対応型標準カーテンウォール 防耐火対応のカーテンウォールシステム 防耐火対応の板厚とA12 の複層ガラスに対応可能な 4 8 m m のガラス溝幅を確保した上で 防火 非防火の意匠統一を

国土技術政策総合研究所研究資料

N-00 フリーアングル ユニクロめっき N-03 S-/S- フリーアングル ステンレス N-01 フリーアングル ドブめっき S-/S- SS-/SS- N-1 N-1 N-14 アングル君ジョイント金具 ドブめっき アングル君ジョイント金具 ステンレス アングル君ジョイント金具 ユニクロめっき

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1 サイズ選定 2 板厚選定 50~00mm 3 4 隅取付穴指定 コーナー R 指定 納 期 50~00mm 50~00 00~ 記号 金額 5 記号 板厚 N 記号 サイズ 金額

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Ver.2.0 ガスコンセントの設置イメージ ガス栓が無くても簡単にガス栓が増設できます ガスファンヒーターで瞬時に暖房 コンセント付で便利です ガス衣類乾燥機が簡単に設置可能です 暖かい畳のお部屋でのびのびくつろいだ気分ですごせます 鍋物や鉄板料理をする時に大変便利です ガス炊飯器やガス高速オーブ

塗膜シート工法 湿った下地にも防水施工可能 ナルファルト WP とは アスファルトをゴムで改質した水性エマルジョンタイプの塗膜防水剤です 下地に強固に密着し 強靭で耐久性のある弾性皮膜を形成する作業性 安全性に優れた防水剤です 原液のまま塗布するだけで 後は自然乾燥により防水皮膜を形成します 一度形

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附属書1

表 1 不燃認定となる下地材一覧 ( 建設省告示第 1400 号 * 1) より抜粋 ) 下地材 * 2) 除く * 3) 鉄鋼 厚さ (mm):0.5~20.0 質量 (kg/m 2 ):1.4~56.0 合金番号 : 以下の通り 1070, 1060, 1050, 1100, 1200, 201

スンサンレスイート49 ステンレスインサート ドブめっきインサート 安全にお使いいただくために SUS304 JISG4308,JISG3459,JISG4315 を使用することで高度な耐 久 耐食性が得られるインサートを各種製作いたしました 合板型枠 デッ キプレートに 軽天工事用から重設備用まで

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施工業者様用 TM-KMSP-06 ケムストップ Ⅱ ( パネル型 ) テクニカル マニュアル 目 次 1 基本構成 1-1 主要部材名称 1 ページ 1-2 納まり図 1 ページ 3 確認事項 3-1 点検 11 ページ 2 本体の取付け 2-1 取付け時の注意 3 ページ 2-2 取付けの準備

強化 LVL 接合板および接合ピンを用いた木質構造フレームの開発 奈良県森林技術センター中田欣作 1. はじめに集成材を用いた木質構造で一般的に用いられている金物の代わりに スギ材単板を積層熱圧した強化 LVL を接合部材として用いる接合方法を開発した この接合方法では 集成材と接合板である強化 L

Gefen_EXT-DVI-CP-FM10取扱説明書_ indd

型番記入方法 ご注文の際は 内へ 1~ の選定項目に合った寸法や記号を記入して下さい ケース型番 UCS - - 上下カバー色パネル色コーナー R 放熱穴ゴム足 例 : 幅 140mm 高さ 4mm 奥行き 180mm で上下カバー パネルがブラック コーナー R 放熱穴無し ゴム足 S の場合 U

Transcription:

N I S C パネルシリズ 設計 技術資料 2017 年 7 月版

CONTENTS 1 外壁 1-1 イソバンドBLR -H イソバンドBLR 2 1-1 - 1 特長 2 1-1 - 2 形状 3 1-1 - 3 仕様 4 (1) 標準仕様 4 (2) 標準色 4 1-1 - 4 性能 5 (1) 防火性能 5 (2) 断熱性能 9 (3) 強度 9 (4) 遮音性能 12 (5) 耐震性能 14 (6) 耐熱性能 14 (7) 水密性能 14 1-3 設計の留意点 15 1-3 - 1 外壁パネルの割り付け 15 (1) パネルの割り付け 15 (2) 開口部の割り付け 16 (3) 胴縁の割り付け 17 1-3 - 2 ワキングジョイントにおける目地設計 18 (1) 目地幅の算定 18 (2) 目地深さの算定 18 注意 お願いとご注意 19 1

外壁

外イソバンドBL-ソバンドB壁2 イLH1-1-1 特長 1-1 意匠性長尺 幅広で平坦度の高いパネルは自由な設計を可能にします 表面材には付着した汚染物質が簡単に除去できるポリエステル系塗装 GL 耐変色性 耐候性に優れたフッ素系塗装 SGLを標準仕様として外皮材に使用しているので 長期にわたり建物の美観が保持されます また 内装面も美しいため内装材を省くことも可能です 端部箱折りタイプでは 縦ジョイントカバを必要としないシリング仕上げにできます 断熱性芯材のポリイソシアヌレトフォムは熱伝導率 0.020W/mK で さらに独自の嵌合構造で熱の流出入を防ぐため断熱性に優れています 強度 剛性芯材の自己接着力により表面材の鋼板と完全に密着したサンドイッチ構造であるため 外力に対して合理的な応力分布となり非常に高い強度と剛性を発揮します 耐震性軽量であることに加え表面材と芯材が完全に密着したサンドイッチ構造のパネルで層間変形に対する追従性が高く 変形角 R= 1/50radでも異常ありません 水密性平面部はもちろん 嵌合部においても高性能のパッキンを使用しているため水密性に優れています 防火性不燃材料 準耐火構造及び防火構造の認定を取得しており 準耐火建築物や法 22 条地域の建築物など広い範囲に使用できます 施工性長尺で軽量のため広大な壁面を一挙に仕上げて工期が短縮でき さらに設計寸法に合わせて生産してお届けするため材料のロスが少なく 現場での加工も大幅に軽減されます

外注意1-1-2 形状 ( 単位 :mm) イソバンド BL-H( 端部箱折りタイプ ) 断面図 イソバンド BL( 端部切断タイプ ) 壁3 内装屋根資料 各部寸法製品名イソバンドBL-H イソバンドBL 製品厚 :T 25 35 50 ( 単位 :mm) A B 10 9 20 19 35 34 A ウェブ R の形状

外イソバンドBL-イソバンドB4 1-1-3 仕様 (1) 標準仕様 製品名芯材製品厚質量 (kg/ 働き幅 (mm) m 2 形状製品長さ外皮材内皮材 ) (mm) LH25 11.0 イソバンドBL-H 1 イソバンドBL ポリイソシアヌレトフォム 35 11.5 50 12.0 910 600 フラット A ウェブ 2 0.8 9.0m 3 ご指定寸法で受注生産いたします フッ素系塗装 SGL ポリエステル系塗装 GL (0.5mm) 4 ポリエステル系塗装 GL (0.5mm) 1 イソバンド BL-H は 製品長さに応じて縦目地幅を検討する必要があります P.67 をご参照ください 2 イソバンド BL BL-H の A ウェブ形状はご相談ください 3 製品長 0.8m 未満はご相談ください 製品長 9m 超えについては 輸送許可申請対象となるため 納期など 事前にご相談ください 4 日射条件により表面に微妙な凹凸が見える場合があります 壁(2) 標準色色番号名称近似マンセル値 標準色と近似マンセル値および日塗工番号 表面材 OF321S シルバ 1.2PB6.2/0.4 日塗工番号 ( 参考 ) 6 フッ素系塗装 SGL OEM18S OF381S ゴルドメタリックブラックシルバ 7 1.4GY6.6/0.4 4.0RP3.8/0.0 5 外皮材 OF201S O371PG コラルホワイトシルバ P 7.4GY8.7/0.3 1.6B7.3/0.3 ポリエステル系塗装 GL O621PG O701PG サンドホワイトP アイボリ P 2.3GY7.8/0.8 3.2Y8.4/1.6 H35 85A H22 85C 0721PG オフホワイト P 8.8GY8.6/0.2 内皮材 ポリエステル系塗装 GL O721WA オフホワイト 8.8GY8.6/0.2 5 塗装ガルバリウム鋼板 JIS G 3322:2012 に定められる遮熱鋼板 (4 6 類 ) クラスの日射反射率 (40% 以上 ) を有しています ( ブラックシルバを除く ) 6 2015H 版より参考値として日塗工番号を記載していますが 実際の色相とは多少異なりますのでご注意ください 7 形状が A ウェブ の場合のみの対応です 注 ) 標準色以外をご検討の場合はご相談ください 外壁 ( 外皮材 ) ポリエステル系塗装 GL は 2017 年冬 ポリエステル系塗装 SGL へのアップグレドを予定しています

外壁5 内装屋根資料注意(1) 防火性能 1-1-4 性能 認定一覧 材 料 認定番号 製品名 NM-4441 フラットイソバンド BL-H / BL25 35 50mm 不燃材料 NM-4306 A ウェブ 1 イソバンド BL-H / BL25 35 50mm 1 A ウェブ形状で準耐火構造 防火構造が必要な場合はご相談ください 構 造 認定番号 製品名 取り付け方法 張方向 下地種類 胴縁間隔 (mm) 外壁 45 分準耐火構造 QF045NE-0029-1(1) QF045NE-0029-1(2) QF045NE-0012-1(1) QF045NE-0012-1(2) イソバンド BL-H / BL 25 35 50mm ( フラット ) イソバンド BL-H 35 50mm (A ウェブ ) ドリルビス止め+ 内装 ( 断熱材充填 ) 3 ドリルビス止め + 内装 2 2 2 ドリルビス止め+ 内装 ( 断熱材充填 ) 3 ドリルビス止め + 内装 2 縦 横 縦 横 縦 横 縦 横 鋼製下地鋼製下地鋼製下地鋼製下地 1500 以下 1500 以下 1200 以下 1200 以下 防火構造 PC-030NE-0142-1(1) PC-030NE-0142-1(2) イソバンド BL-H / BL 25 35 50mm ( フラット ) 4 ドリルビス止め+ 内装 ( 断熱材充填 ) 3 ドリルビス止め + 内装 4 縦 横 縦 横 鋼製下地鋼製下地 1500 以下 1500 以下 PC-030NE-0144-1 イソバンドBL-H / BL 25 35 50mm + 石膏ボド12.5mm 以上 ( フラット ) ドリルビス止め 縦 横 鋼製下地 1500 以下 外壁 1 時間耐火構造 FP060NE-9305 5 イソバンド BL-H 25 35 50mm イソバンド BL 25 35mm ドリルビス止め + 吹付けロックウル 30mm 縦 横 鋼製下地 2 内装材の種類 石膏ボド12.5mm 以上 + 石膏ボド9.5mm 以上 4 内装材の種類 石膏ボド12.5mm 以上 3 断熱材の仕様 グラスウル50mm 以上 ロックウル50mm 以上 5 ロックウル工業会各社認定詳細は各社にお問い合わせください

外イソバンドBL-イソバンドB6 壁❶ 準耐火構造 イソバンド BL-H(A ウェブ )35 50mm イソバンド BL-H / イソバンド BL25 35 50mm 国土交通大臣認定外壁 ( 非耐力 )45 分準耐火構造 国土交通大臣認定外壁 ( 非耐力 )45 分準耐火構造 QF045NE-0012-1(1) 1 QF045NE-0029-1(1) 1 QF045NE-0012-1(2) QF045NE-0029-1(2) LH横張り 横張り 縦張り 1 壁内に断熱材を挿入する場合 (P7 参照 ) 2 内装材受材は胴縁より部屋内側への施工となります 評価対象外 縦張り 詳細は 別途認定書をご確認下さい パネル取付けのビス類 パネル間目地の各部材には 当社純正部材をご使用ください

外壁7 内装屋根資料注❷ 防火構造 イソバンド BL-H / BL25 35 50mm イソバンド BL-H / BL25 35 50mm 国土交通大臣認定防火構造 国土交通大臣認定防火構造 PC030NE-0142-1(1) 1 PC030NE-0144-1 PC030NE-0142-1(2) 横張り 横張り 縦張り 縦張り 意 1 壁内に断熱材を挿入する場合 3 目地処理材の仕様 2 内装材受材は胴縁より部屋内側への施工となります ガラス繊維テプとパテを併用 1) ガラス繊維テプ厚さ0.2mm 以上 幅 50mm 以上 2) パテせっこう系または炭酸カルシウム系 塗布量 33g/m 以上 評価対象外詳細は 別途認定書をご確認下さい パネル取付けのビス類 パネル間目地の各部材には 当社純正部材をご使用ください

外イソバンドBL-ソバンドB壁8 イ 内装下地の配置 準耐火構造 準耐火構造 国土交通省大臣認定外壁 ( 非耐力 )45 分準耐火構造 国土交通省大臣認定外壁 ( 非耐力 )45 分準耐火構造 QF045NE-0029-1(1)(2) QF045NE-0012-1(1)(2) LH 防火構造国土交通省大臣認定防火構造 PC030NE-0142-1(1)(2) 防火構造国土交通省大臣認定防火構造 PC030NE-0144-1 1 壁内に断熱材を挿入する場合 (P7 参照 ) 2 内装材 (P7 参照 ) 3 内装受材 の時は無し

外注意(3) 強度 (2) 断熱性能 芯材のポリイソシアヌレトフォムはきめ細かく均質な独立気泡に イソバンド BL シリズは芯材の自己接着力により表面材の鋼板と完全 より極めて高い断熱性をもっています さらに独自の嵌合構造で熱の に密着したサンドイッチ構造であるため 外力に対して合理的な応力 流出入を防ぐため断熱性に優れています ( 嵌合部の結露を考慮される 分布になり非常に高い強度と剛性を発揮します 場合は 35mm 厚を推奨します ) 熱伝導率 製品名 イソバンド BL-H イソバンド BL 芯材部分の値です 製品厚 (mm) 25 35 50 熱伝導率 W/mK 0.020 ❶ 材料定数 表面材 芯材ポリイソシアヌレトフォム ( ) 項目 縦弾性係数 (E) N/mm 2 圧縮強さ (10% 圧縮 ) N/mm 2 横弾性係数 (G) N/mm 2 材料定数 2.06 10 5 0.069 5.0 熱貫流率 製品名 熱貫流率 W/m 2 K 製品厚壁面平均値 ( 働き幅別 ) (mm) 平面部 600mm 910mm 25 0.78 1.09 0.98 イソバンド BL-H イソバンド BL 35 0.52 0.58 0.56 50 0.36 0.39 0.38 嵌合部を含む平均値です ❷ パネルの強度 断面性能製品厚 (mm) 項目断面二次モメント I(mm 4 ) 表面材と芯材の密着力 N/mm 2 0.069 ( パネル幅 1m 当り ) イソバンド BL-H/BL 25 35 50 1.50 10 5 2.98 10 5 6.13 10 5 熱抵抗値 ( パネル単体 ) 製品名 熱抵抗値 m 2 K/W 製品厚壁面平均値 ( 働き幅別 ) (mm) 平面部 600mm 910mm 25 1.14 0.77 0.87 イソバンド BL-H イソバンド BL 35 1.76 1.58 1.64 50 2.67 2.41 2.49 断面係数 Z(mm 3 ) 芯材断面積 Ac(mm 2 ) 1.20 10 4 2.40 10 4 1.70 10 4 3.40 10 4 2.45 10 4 4.90 10 4 曲げ応力度製品厚 (mm) イソバンド BL-H/BL 項目 25 35 50 許容曲げ応力度 fb(n/mm 2 ) 60 嵌合部を含む平均値です ❸ 取り付け強度 結露限界湿度以下にイソバンドBLシリズを使用した場合の結露限界湿度を示します これらの結露限界湿度は 内装を施工せずに単体 ( 室内側から裏面の鋼板が見える状態 ) で使用した場合の計算値で保証値ではありません また 内装を施工すると数値は変わります 製品名金具許容取り付け強度 :Td イソバンド BL-H イソバンド BL BL ドリルビス 1.9(kN/ 本 ) 当社指定のビスをご使用下さい 建物高さ45m 超の部位には 補強座金の併用を推奨します 壁9 内装屋根資料 結露限界湿度 ( 単体で使用の場合 ) 外気条件 室内温度 ( ) 35 製品厚 (mm) 結露限界湿度 (%) 平面部嵌合部 30 25 20 15 35 30 25 20 15 25 97 91 夏期 35 97 96 50 98 97 25 75 77 79 82 85 40 43 48 53 60 冬期 35 81 83 85 87 89 70 73 75 78 82 50 86 87 88 90 91 77 79 81 83 86 夏期 : 気温 30.9 湿度 73% 冬期 : 気温 3.8 湿度 50%

外イソバンドBL-ソバンドB壁10 イLH❹ 風圧力による胴縁間隔 耐風圧グラフ ( 連続支持 ) イソバンドBL-H イソバンドBL25mm( 建物高さ31m 以下の場合 ) イソバンド BL-H イソバンド BL35mm( 建物高さ 31m 以下の場合 ) イソバンド BL-H イソバンド BL50mm( 建物高さ 31m 以下の場合 ) 主な許容胴縁間隔 ( 単位 :m) 注 ) パネル強度はパネル曲げ強度および /150かつ20mmのたわみ制限による 注 ) ビス取付強度は負圧に対するビス取り付け部の強度による 注 ) 上記グラフは建物高さ31m 以下に適用 31mを超える場合は別途ご相談ください

外注意❺ 強度計算 3 負圧に対する取り付け部の支点反力 建物の設計条件から必要な胴縁間隔を求めます 2 点支持の場合 1 曲げ応力度の算定 2 点支持の場合 支点反力 R = 0.5Wb T(N) 連続支持の場合 曲げ応力度 σb = M = Wb 2 (N/mm 2 ) Z 8Z σb fb 連続支持の場合 支点反力 R1 = 1.1Wb Td(N) W : 負の設計風圧力 (N/mm 2 ) : 胴縁間隔 (mm) b : パネル働き幅 (mm) Td: 取り付け強度 (N) 曲げ応力度 σb = M1 = Wb 2 (N/mm 2 ) Z 8Z σb fb 4 胴縁間隔の判定曲げ応力度 たわみ及び取り付け部の支点反力がそれぞれ許容値以下となる範囲で最も不利な ( 短い ) 胴縁間隔を採用します W : 設計風圧力 (N/mm 2 ) M : 曲げモメント (N mm) b : パネル働き幅 (1000mm として計算してください ) Z : 断面係数 (mm 3 ) : 胴縁間隔 (mm) 2 たわみの算定 2 点支持の場合 壁11 内装屋根資料 たわみ量 4 δ = 5Wb 2 + κwb (mm) 384EI 8AcG δ /150 かつ 20mm 連続支持の場合 4 2 たわみ量 δ = Wb + κwb (mm) 185EI 8AcG δ /150かつ20mm W : 設計風圧力 (N/mm 2 ) b : パネル働き幅 (1000mm として計算してください ) : 胴縁間隔 (mm) E : 表面材の縦弾性係数 (N/mm 2 ) I : 断面二次モメント (mm 4 ) A c : 芯材断面積 (mm 2 ) G : 芯材の横弾性係数 (N/mm 2 ) κ : 形状係数 (1.0)

外イソバンドBL-ソバンドB壁12 イ(4) 遮音性能イソバンドBLシリズは 表面材と芯材が完全に密着したサンドイッチ構造のパネルのため JIS A 1416の音響透過損失測定試験において軽量にもかかわらず比較的良好な遮音性能を示しました また 内装材との複合壁とした場合には大幅に性能が向上します LH イソバンドBLシリズの音響透過損失 他材料との遮音性比較 ( 単位 :db) 中心周波数 製品厚 (mm) (Hz) 25 35 100 125 160 200 250 315 400 500 630 800 1000 1250 1600 2000 2500 3150 4000 5000 13 15 17 16 20 22 23 25 27 28 28 26 18 21 34 38 44 49 14 15 18 17 20 22 23 25 27 28 28 27 19 22 34 40 47 53 平均透過損失 25.8 26.6 参考 コインシデンス効果上記グラフにおいて 周波数 1600Hzで透過損失値の低下が見られますが これはコインシデンス効果によるものです コインシデンス効果とは板が音によって振動するとき 板への入射波と板に生じた振動波の分布が一致し 一種の共振をおこして音が透過しやすくなる現象をいいます

外壁13 内装屋根資料注 複合壁の音響透過損失 意 ( 単位 :db) 項目 中心周波数 (Hz) 125 250 500 1000 2000 4000 1 イソバンド BL35mm + 空気層 100mm + イソバンド BL35mm 21.3 27.4 35.7 42.2 38.8 70.3 2 イソバンド BL35mm + 空気層 100mm ( グラスウル 50mm 24kg 品充填 )+ イソバンド BL35mm 24.3 31.4 40.7 46.2 42.8 73.3 3 イソバンド BL35mm + 空気層 140mm + プラスタボド 12.5mm 25.9 32.0 38.3 43.7 44.0 55.6 4 イソバンド BL35mm + 空気層 140mm ( グラスウル 50mm 24kg 品充填 )+ プラスタボド 12.5mm 28.9 36.0 43.3 47.7 48.0 58.6 5 イソバンド BL35mm + 空気層 140mm ( グラスウル 100mm 24kg 品充填 )+ プラスタボド 12.5mm 29.9 37.0 45.3 49.7 49.0 59.1 注 ) 上記複合壁の音響透過損失デタは推定計算値であり保証値ではありません

外イソバンドBL-ソバンドB壁14 イLH(5) 耐震性能イソバンドBLシリズは 層間変位追従性試験において層間変形角 (7) 水密性能イソバンドBLシリズは JIS A 1414の水密試験において屋内側 R=1/50rad まで層間変位に追従し パネルの脱落や有害な変形は認 への漏水はなく 良好な水密性が確認されました められませんでした 試験機関 : 一般財団法人日本建築総合試験所 なお 詳細については P.140 をご参照ください 試験機関 : 一般財団法人日本建築総合試験所 ❶ 試験方法加圧装置に下図の試験体をセットし 加圧サイクルに従って脈動圧を (6) 耐熱性能 加えるとともに屋外側へ散水を行い屋内側への漏水状況を確認する イソバンド BL シリズの耐熱性を下表に示します 一般にポリイソシアヌレトフォムは 温度 湿度が高い環境に長 試験体 : イソバンド BL-H 25mm 厚 910mm 幅 時間さらされるとフォムが膨潤するため パネル切断面には高温状 散水量 :4 /min m 2 態の湿気が触れないように切断面を役物で塞ぎシリングなどで密閉 脈動時間 :10 分 する必要があります 脈動周期 :2 秒 なお 下記耐熱性デタはパネル自体の性能を表すもので 実際に高熱機器に使用する場合は構造 パネル取り付け方法 加熱サイクルなどにより異なることがあります 試験体 片面加熱状態での使用可能範囲 温 度 気乾 状態 多湿 60 70 80 90 100 110 120 注 ) 多湿とはRH80% 以上の状態をいう 注 ) 印は切断面を役物で塞ぐ一般工法の場合 印は使用不可 注 ) 表面材はポリエステル系塗装 GL 及びフッ素系塗装 SGLの場合 水密試験の加圧サイクル ❷ 試験結果 平均圧力 750Pa 2210Pa( 最大 2960Pa) の全過程を通じて屋内側への漏水は認められなかった

外計の留意点設計の留意点 壁15 設1-3-1 外壁パネルの割り付け 働き幅は定寸で 長さは指定の寸法に工場で生産して搬入します パネルの特長を活かして施工手間が少なく 美しい仕上がりの壁面を実現する合理的な設計を行うために次のことに留意してください なお パネルの張り方向は横張りが基本 ( 縦張りの選択も可能です ) となります 本章では横張りを中心に設計の留意点を説明します (1) パネルの割り付け製品長さはパネルの種類によって異なります 製品長さ以内で割り付けを行ってください また 現場での切断は容易に行えますが 工期短縮や美しい仕上がりのためにできるだけ現場加工のないよう合理的な設計を推奨します 1 合理的割り付け同一の長さのパネルをなるべく多く用い 幅方向の切り欠きはできるだけ避けてください 複雑な切り欠きが必要になるパネルをできるだけ出さないようにしてください 注 ) パネルおよび純正部材の予備を見込んでの発注をお願いします 追加発注は新規生産となりご希望の納期に間に合わないことがあります また 輸送等の経費が余分にかかることになりますのでご注意願います 2 パネル長さのとり方パネルの表面でおさえます 端部箱折りタイプ 1-3 2 隅部の割り付け横張りの壁面上部に幅方向の寸法調整パネルが出た場合 極端に幅の狭いパネルにならないように配慮してください 寸法調整パネル パネル長さ 縦目地 3パネルの張り順序耐火イソバンド Proの横張り施行では壁面に向かって左側から右側に縦ジョイント部を重ねていく重ね逃げの工法が標準となりますので ご注意ください パネル働き幅 n 枚 パネル長さ L パネル長さ L 3 横張り 1 縦目地の配置横張りの場合 パネル長さごとに横継ぎの縦目地が配置されます できるだけ同一長さのパネルで割り付けてください また イソバンド BL-Hの端部箱折りタイプを使用する場合は パネル長さに応じて縦目地幅を検討をする必要があります 詳しくは ワキングジョイントにおける目地設計 の項 (P.67) をご参照ください キャッチパン設置

外注意(2) 開口部の割り付け 4 縦張り 1 横目地の配置パネルが同一長さになるように割り付けて下さい 2 寸法調整パネル出隅 入隅などのコナ部分で 幅詰めの寸法調整パネルが出ます 極端に幅の狭いパネルが出ないようにして下さい 勾配屋根妻部などでは 長さを切り詰めした寸法調整パネルが出た場合 極端に幅の狭いパネルが出ないようにして下さい パネルの働き幅に合わせ 幅詰めがないように開口部のサイズと位置を配慮されれば仕上がりも良く 施工も容易な割り付けとなります 開口部の納まり代をパネルの働き幅モジュルに合わせるように配慮してください パネルの残り代が極端に少なくなったり 両側から切り欠くような開口部の配置は避けてください 1 開口部のレイアウトが適切な例 横張り 縦張り 2 開口部のレイアウトに問題のある例 横張り パネルの残り代が極端に少ない 壁16 内装屋根資料目地と開口部位置の微妙なズレ ( サッシ上部をパネル目地と合わせてください ) 縦張り

外計の留意点(3) 胴縁の割り付け 1 胴縁間隔胴縁間隔は 設計基準速度圧によるものと防火構造や耐火構造など法的規制によるもののうちのいずれか狭い方になります 3 開口部補強の配置 横張り 開口部補強材 壁17 設2 開口部回りの補強開口部にかかる荷重をパネルだけで受け持つことはできません 開口部の周囲には 必ず十分な強度の補強材を配置してください 横張り 胴縁間隔 縦張り 縦張り

外装屋根資料注1-3-2 イソバンド BL-H のワキングジョイントにおける目地設計 (1) 目地幅の算定イソバンドBL-Hを使用して縦ジョイント部をシリング材により納め (2) 目地深さの算定目地深さの許容範囲の目安は10 20mmです ワキングジョイン る場合 このシリング部位はワキングジョイント となり 下記計 トでは下図の範囲に納まるように設定してください 算により設計目地幅の確認を行う必要があります ワキングジョイント :パネルの熱伸縮等の動きによりシリング材が引張力や剪断力を受けるジョイント部 ワキングジョイントの目地深さDの許容範囲 壁18 内 シリング材の伸縮断面図 温度によるムブメントの算定 δ=αl T(1 Kt) δ : 温度ムブメント (mm) 意α : パネルの熱膨張係数 (11.7 10 6 ) l : パネルの設計長さ (mm) T: パネルの表面温度差 ( ) Kt : パネルの拘束率 (Kt = 0.3) W シリング材 設計目地幅の算定 W δ/ε 100+ We D W : 設計目地幅 (mm) 被着体 被着体 ε : シリング材の伸縮率 剪断変形率 (%)(P.161 表参照 ) We : 施工誤差 (mm) 備考 :JASS 8 日本建築学会建築工事標準仕様書 同解説防水工事 より バックアップ材 ワキングジョイントにおける目地幅とパネル長さの関係 バックアップ材の断面が四角形の場合 W シリング材 被着体 D 被着体 バックアップ材 バックアップ材の断面が円形の場合 計算条件 使用パネル : イソバンド BL-H 使用シリング材 :2 成分形変成シリコン系パネル表面温度差 :70 とするシリング材の伸縮率 :20%(P.161 表参照 ) シリング材は P.160 をご参照ください 注 )1 上記グラフは 2 成分形変成シリコン系を使用した場合のものです 他のシリング材を使用した場合は数値が変わりますのでご注意ください 2 目地幅の算定には施工誤差を含んでいませんのでご注意ください

外壁内装屋根資料注意19 お願いとご注意 1) お願い このカタログの内容は 2017 年 7 月現在のものです 本カタログに記載された商品各種デタは 商品の代表特性や性能を説明するものであり 保証値ではありません これらの情報は今後予告なしに変更する場合がありますので 最新の情報につきましては当社ホムペジ及び各支店 営業所までお問い合わせください 本資料に記載された内容の無断転載や複製はご遠慮ください 色 形状 厚さ 幅等 豊富なバリエションを取り揃えていますが 数量によっては納期がかかる場合がありますので ご採用時に営業担当者とご相談ください 別途カタログ 施工資料も取り揃えていますのでご参照ください 等は 商標登録並びに製造特許も数多く取得しています 類似品にご注意ください 2) 使用上のご注意正しく施工していただくために 下記のようにお守りいただく内容の種類を絵表示で区分して説明いたします 禁止 安全上行ってはいけない 禁止 の内容です 注意 誤った取り扱いをすると傷害を負う可能性や物的損害の発生が想定される内容です 1. 商品の納入商品は車上渡しです 荷下ろしについてはお客様にてご手配ください 2. 運搬商品の運搬や施工現場での搬入の際には ワイヤロプを直接商品にかけないでください 3. 保管商品は梱包したままの状態で保管してください 直ちに作業しない場合で建築現場に野積みの状態にする場合は 地面に直接置かずにシトを敷き 台木に乗せ 防水シトを掛けて長期間 (7 日以上 ) にならないようご注意ください 雨水にぬれた場合は速やかに開梱して乾燥させてください 4. 取り扱い方法商品を地面や商品の上で引きずったりすると塗膜面に目に見えない擦りキズが発生します 美観を損なうだけでなく 耐久性にも影響しますので十分取り扱いにはご注意ください 5. 保護フィルムの除去について外壁パネル 内装パネルの表面には保護フィルムが貼り付けてあります 長期間放置しますと除去が困難になりますので施工後 1カ月以内に除去してください 保護フィルムには静電気が帯電しているおそれがありますので開梱後 パネルの取り扱い及び保護フィルム除去にはご注意ください 6. 塗膜面の補修塗膜面に擦りキズなどがついた場合 専用の補修塗料により補修してください 但し 補修塗料で補修した場合は元の塗膜面と全く同一にはなりませんので最小範囲でご使用ください 広範囲にわたる補修は専門業者へご相談ください なお 海岸など腐食のおそれのある地域では 露出切断端面の補修をお勧めいたします 7. 加工パネルの切断及び穴あけ時に出る切粉は 錆の発生原因となりますので必ず除去してください 8. 取り付け部材 金具当社の純正部材または当社指定の取り付け金具を使用してください 他の部材や誤った工法での不具合については責任を負いかねます 9. 施工高所作業においては特に踏み抜きや滑落がないように注意してください 労働安全関連法規を厳守するとともに安全作業の徹底に努めてください (1) 安全装備正しい服装と保護具 ( ヘルメット 安全帯など ) の着装 (2) 安全規則 毎日のミティングで作業規律の徹底と健康状態の維持管理及び安全についての注意事項の確認 (3) 施工計画 施工に際してゼネコンと事前に十分連絡を取り合い 特に建物内部で作業や操業をしている場合には 作業状況について緊密な連絡を取ってください (4) 高所作業の安全対策 敷板 ( 足場板 ) 及び滑落防止用ストッパなどの設置による屋上での作業や材料置き場の安全確保をしてください 安全ネットを設置してください (5) 安全操作と落下防止 電動工具や一般工具の取り扱いに際しては漏電 感電防止等 安全操作を心がけてください またそれらの工具の落下防止にも十分注意してください (6) 災害防止対策 整理 整頓の徹底 玉掛け作業の安全確保 標識の重視などにより災害の防止を心がけてください (7) 気象条件の対策 降雨 降雪 強風などの気象の変化による事前の処置を心がけてください 10. シリング材塗装鋼板の種類に適合するシリング材をお選びください 通常の場合 変成シリコン系の製品をお勧めいたします また ご使用に際してはプライマ ( 下塗り材 ) の必要な物もありますので 塗装鋼板の樹脂名を提示の上 シリング材メカにお問い合わせください なお P.140に推奨のシリング材名を記載しております 11. ウレタン吹き付け時の注意裏面にウレタンを吹き付ける場合 ウレタンの収縮によりパネル表面にしわ寄り現象が生ずる場合がありますので ウレタン吹き付け施工業者と事前によくご相談ください 12. 切粉 鉄釘などの除去外壁 屋根面に鉄材の切粉 切り屑や鉄釘などを放置しますと塗装鋼板の塗膜上で赤錆が発生し もらい錆の原因になり腐食を早めますので 発見後 直ちに除去し水洗いしてください 13. 化学 電食作用コンクリトからのアルカリ溶液や常時湿った木材との接触は避けてください ステンレス 銅 鉛等の異種金属との接触による電食にご注意ください 接触せざるをえない場合はシリング ゴムシト等で絶縁してください 14. 雨がかりのしない部位雨のかからない庇や軒先の裏面などの部位は 長時間に海塩粒子や腐食生成物が付着し その複合物質により早期に腐食するおそれがありますが 定期的な水洗いにより劣化を防ぐことができます

http://www.nisc-s.co.jp 本社 パネル建材営業部 東 北 支 店 名 古 屋 支 店 大 阪 支 店 九 州 支 店 札 幌 営 業 所 北 陸 営 業 所 103-0023 980-0811 450-0003 541-0041 812-0025 060-0002 930-0004 東京都中央区日本橋本町 1-5-6 第 10 中央ビル宮城県仙台市青葉区一番町 3-6-1 一番町平和ビル愛知県名古屋市中村区名駅南 2-13-18 NSビル 大阪府大阪市中央区北浜 4-5-33 住友ビル8F 福岡県福岡市博多区店屋町 5-18 博多 NSビル 北海道札幌市中央区北 2 条西 4-1 北海道ビル 富山県富山市桜橋通 1-18 北日本桜橋ビル TEL 03-6848-3820 TEL 022-264-9861 TEL 052-564-7258 TEL 06-6228-8330 TEL 092-281-0051 TEL 011-251-8091 TEL 076-432-9898 FAX 03-6848-3838 FAX 022-264-9866 FAX 052-564-4759 FAX 06-6228-8506 FAX 092-281-0230 FAX 011-251-2906 FAX 076-442-2924 内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください 2017.08.2,000 DN C2012 NIPPON STEEL&SUMIKIN COATED SHEET CORPORATION All Rights Reserved.