イソダッハR.indd

Size: px

Start display at page:

Download "イソダッハR.indd"

てるえたもん
4 years ago
Views:

1 N I S C パネルシリーズ設計技術資料 2017 年 7 月版

2 CONTENTS 3 屋根 3-1 イソダッハRR 特長形状仕様 4 (1) 標準仕様 4 (2) 標準色性能 5 (1) 耐火性能 5 (2) 断熱性能 6 (3) 強度 6 (4) 遮音性能 12 (5) 水密性能設計の留意点屋根パネルの割り付け 13 (1) 母屋の割り付け 13 (2) パネルの割り付けその他の留意点 14 (1) 勾配について 14 (2) 取付金具の使い分けについて 14 注意お願いとご注意 15

3 外壁内装屋根屋根資料注意 2

4 根イソダッハR発揮します母屋間隔を大きくとることができます屋特長断熱性芯材のポリイソシアヌレートフォームが優れた断熱性を発揮しますまたフォームのセルは独立気泡で経時による断熱性能の低下がほとんどありません軽量軽量なパネルであるため躯体にかかる重量を減らすことができます施工性パネルは軽量で乾式で嵌合しますまた長尺屋根には工場加工される乾式縦継ぎ部で対応できますので現場環境に作用されにくく少ない現場作業で安定した性能を確保することができます強度剛性芯材の自己接着力により表面材の鋼板と完全に一体化したサンドイッチ構造で表面のリブ形状によって優れた強度剛性を耐火性イソダッハRは屋根の飛び火性能と屋根 30 分耐火構造の認定を取得防火地域準防火地域など防火上の規制がある地域でも幅広く使用できます勾配 3/100 以上の勾配に対応可能です耐久性外皮材はガルバリウム鋼板の3 倍超の耐食性をもつエスジーエルをベースにガラス繊維を配合したガラス繊維強化ポリエステル系塗装 SGL フッ素樹脂の耐候性を加えたガラス繊維強化フッ素系塗装 SGL さらに厚膜塗装により耐食性を向上させたウレタン系塗装 SGLなどを標準仕様として採用し美しい外観を長期間保持します形状 2

5 外嵌合部意一般部 3 外意壁内3 装屋根資料注

6 イソダッハR3-1-3 仕様 (1) 標準仕様製品名芯材製品厚質量 (kg/ 働き幅 (mm) m 2 ) (mm) 製品長さ外皮材内皮材イソダッハ R ポリイソシアヌレートフォーム m ご指定寸法で受注生産いたしますガラス繊維強化フッ素系塗装 SGL 厚膜ウレタン系塗装 SGL ガラス繊維強化ポリエステル系塗装 SGL (0.5mm) ポリエステル系塗装 GL (0.35mm) 1 製品長 9m 超 11.4m 以下については輸送許可申請対象となるため納期など事前にご相談ください製品長 11.4m 超をご指定の場合はご相談ください縦継ぎとなる場合は 6.2m 以上として下さい屋根(2) 標準色標準色と近似マンセル値および日塗工番号表面材色番号名称近似マンセル値日塗工番号 ( 参考 ) 2 ガラス繊維強化フッ素系塗装 SGL OTF57S いぶし銀 9.9YR 3.9/0.1 2 外皮材厚膜ウレタン系塗装 SGL ガラス繊維強化ポリエステル系塗装 SGL UZ531S O537S O513S ギングロシルバーダークブルー 0.6GY 5.7/ B 6.5/ PB 2.3/2.8 H75-30D 内皮材 3 ポリエステル系塗装 GL O621WA サンドホワイト 2.0GY 7.8/0.8 H35-85A 2 塗装ガルバリウム鋼板 JIS G 3322:2012 に定められる 4 6 類または同クラス ( 明度 L * 40 以上の場合 ) の遮熱鋼板 3 参考値として日塗工番号を記載していますが実際の色相とは多少異なりますのでご注意ください注 ) 標準色以外をご検討の場合はご相談ください 4

7 外(1) 耐火性能認定一覧構造屋根 30 分耐火構造防火地域または準防火地域内の建築物の屋根の構造性能 FP030RF ドリルビス止め鋼製下地 2400 以下 DR ドリルビス止め鋼製下地イソダッハ R35mm 国土交通大臣認定屋根 30 分耐火構造 FP030RF イソダッハR35mm 国土交通大臣認定防火地域または準防火地域内の建築物の屋根の構造 DR ( 屋根の飛び火性能 ) 認定番号取り付け方法下地種類母屋間隔 (mm) 材料認定番号部位不燃材料 NM-8697 イソダッハ R: 内皮材平成 12 年建設省告示第 1399 号第 4-3- ニの規定に該当する場合は耐火被履の必要はありません床面からはりの下端までの高さが4m 以上の鉄骨構造の小屋組でその直下に天井がないもの又は直下に不燃材料又は準不燃材料で造られた天井があるもの詳細は別途認定書をご確認下さいパネル取付けのビス類パネル間目地の各部材には当社純正部材をご使用ください意評価対象外 5 外壁内5 装屋根資料注

8 根イソダッハR❸ 取り付け強度屋(2) 断熱性能イソダッハRの芯材はきめ細かく均質な独立気泡をもち極めて高い断熱性がありますまた表面材の鋼板同士の金属的な連絡がないので嵌合部でも熱的な性能低下はありません (3) 強度芯材の自己接着力により表面材の鋼板と完全に密着したサンドイッチ構造である上表面側がリブ形状であることから強度剛性に優れ母屋間隔を大きくとることができます熱伝導率 ❶ 材料定数製品名製品厚 (mm) 熱伝導率 W/mK 項目材料定数イソダッハ R 芯材部分の値です表面材縦弾性係数 (E) N/mm 熱貫流率製品名イソダッハ R 嵌合部を含む平均値です製品厚 (mm) 熱抵抗値 ( パネル単体 ) 製品名製品厚 (mm) 熱貫流率 W/m 2 K 一般部屋根面平均値熱抵抗値 m 2 K/W 一般部屋根面平均値イソダッハ R 結露限界湿度以下にイソダッハRを使用した場合の結露限界湿度を示しますこれらの結露限界湿度は天井を施工せずに単体 ( 室内側から裏面の鋼板が見える状態 ) で使用した場合の計算値で保証値ではありませんまた天井を施工すると数値は変わります結露限界湿度 ( 単体で使用の場合 ) イソダッハ 35mm 結露限界湿度 (%) 室内温度 ( ) 外部温度 ( ) 35 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー注 ) 計算に関して外部側表面熱伝達率 αoは外部温度 5 以上でαo=23.3(W/ m 2 K) 0 以下でαo=34.9(W/m 2 K) を採用した場合また室内側表面熱伝達率はαi=9.3(W/m 2 K) を採用芯材ポリイソシア ( ヌレートフォーム) ❷ パネルの強度断面性能パネル許容応力度圧縮強さ (10% 圧縮 ) N/mm 2 横弾性係数 (G) N/mm 2 表面材と芯材の密着力 N/mm 2 嵌合部を含む平均値です製品厚 (mm) 項目 35 断面二次モーメント (mm 4 ) 項目断面係数 (mm 3 ) 曲げ応力度 fb N/mm ( パネル幅 1m 当り ) 製品名金具許容取り付け強度 :Td イソダッハ R 芯材断面積 Ac (mm 2 ) 外皮内皮支圧応力度 fp(n/mm 2 ) パネル全体 I1 外皮単体 I2 外皮 ZU 内皮 Z1 荷重条件引張圧縮引張圧縮 DR テクス + DR 座金 ( 固定金具 ) 短期ー長期 (kN/ 本 ) 6

9 外❹ 風圧力による母屋間隔母屋間隔早見表耐火構造とする場合は母屋間隔を 2400mm 以下としてください風圧力による母屋間隔注 )1パネル強度はパネル曲げ強度および /300のたわみ制限による 2テクス強度は負圧に対するテクス取り付け部の強度による 3 上記グラフは建物高さ31m 以下に適用 31mを超える場合は別途ご相談ください外1) 風圧力による母屋間隔 : 切妻屋根屋根勾配 10 b. 地表面粗度区分 Ⅲ a. 地表面粗度区分 Ⅱ 基準風速 (30m/s) 基準風速 (34m/s) 建物高さ部位風圧力許容母屋間隔風圧力許容母屋間隔 (m) [ 負 ] (m) [ 負 ] (m) (N/m 2 ) 2 山止め全山止め(N/m ) 2 山止め全山止め一般部周辺部隅角部棟端部一般部周辺部隅角部棟端部一般部周辺部隅角部棟端部基準風速 (30m/s) 基準風速 (34m/s) 建物高さ (m) 部位風圧力 [ 負 ] 許容母屋間隔 (m) 風圧力 [ 負 ] 許容母屋間隔 (m) (N/m 2 ) 2 山止め全山止め(N/m ) 2 山止め全山止め一般部周辺部隅角部棟端部一般部周辺部隅角部棟端部一般部周辺部隅角部棟端部意7 壁内7 装屋根資料注意

10 イソダッハR1 曲げ応力度の算定 3 負圧に対する取り付け部の支点反力屋根 2 M1 Wb 曲げ応力度 σb = = (N/mm 2 ) Z 8Z σb fb 支点反力 R1 = 1.1Wb ntd(n) W : 負の設計風圧力 (N/mm 2 ) n : テクス本数 b : パネル働き幅 (mm) テクス一山飛ばし止め n=2 W : 設計風圧力 (N/mm 2 ) b : パネル働き幅 (mm) Z : 断面係数 (mm 3 ) : 母屋間隔 (mm) : 母屋間隔 (mm) Td : 取り付け強度 (N) テクス全山止め n=4 M : 曲げモーメント (N mm) 4 母屋間隔の判定曲げ応力度たわみ及び取り付け部の支点反力がそれぞれ許容値以下となる範囲で最も不利な ( 短い ) 母屋間隔を採用しますまた積 2 たわみの算定雪がある場合は次ページの積雪荷重による検討も必要となります 8

11 外❺ 積雪による母屋間隔積雪荷重による母屋間隔 ( 母屋幅 50mm) P s : 設計積雪荷重 (N/mm 2 ) b : パネル働き幅 (mm) Z : 断面係数 (mm 3 ) : 母屋間隔 (mm) M : 曲げモーメント (N mm) 積雪荷重による母屋間隔 ( 母屋幅 100mm) 積雪荷重による母屋間隔意外壁内9 装屋根資料注意

12 イソダッハR❻ 雪止め金具の強度計算 1 アングル式雪止め金具の場合 15/100 20/100 25/100 30/100 40/100 屋( 単位 :mm) 取り付けピッチ早見表屋根勾配積雪量 (cm) 30 10/ 雪止め金具取り付けピッチ (m) 注 ) 5/100 以下の屋根勾配については計算上雪は滑り落ちませんが必要な場合には屋根勾配 10/100 を適用してください根 /100 15/100 20/100 30/100 40/ 計算条件雪の比重 :30N/m 2 cm イソダッハ表面材の摩擦係数 :μ= 0.05 雪止め金具の取り付け強度 :735N/ 個雪止め金具の取り付け : バルブタイト2 本止め雪止め金具の配置間隔 :500mm 間隔 (1 山とばし ) 雪止めアングル :L を使用注 ) 雪が氷状になるような環境下ではイソダッハRの表面摩擦係数 :μが変動する事が考えられますので別途ご検討ください 10

13 外意2 羽根式雪止め金具の場合 ( 単位 :mm) 取り付けピッチ早見表屋根勾配積雪量 (cm) 10/100 雪止め金具取り付けピッチ (m) 15/100 20/100 25/100 30/100 40/ 注 ) 5/100 以下の屋根勾配については計算上雪は滑り落ちませんが必要な場合には屋根勾配 10/100を適用してください外壁内11 装 /100 15/100 20/100 25/100 30/100 40/ 屋根資料注意11 計算条件雪の比重 :30N/m 2 cm イソダッハ表面材の摩擦係数 :μ= 0.05 雪止め金具の取り付け強度 :980N/ 個雪止め金具の取り付け : バルブタイト2 本止め雪止め金具の配置間隔 :1000mm 間隔 (3 山とばし ) 千鳥に配置注 ) 雪が氷状になるような環境下ではイソダッハRの表面摩擦係数 :μが変動する事が考えられますので別途ご検討ください

14 根イソダッハR(4) 遮音性能イソダッハRは表面材と芯材が完全に密着したサンドイッチ構造の (5) 水密性能イソダッハRは JIS A 1414の水密試験において屋内側への漏水はパネルのため JIS A 1416 の音響透過損失測定試験において軽量になく良好な水密性が確認されましたもかかわらず比較的良好な遮音性能を示しました試験機関 : 一般財団法人建材試験センターイソダッハ R の音響透過損失 ❶ 試験方法加圧装置に下図の試験体をセットし加圧サイクルに従って脈動圧を加えるとともに屋外側へ散水を行い屋内側への漏水状況を確認する試験体 : イソダッハ R 35mm 厚 1000mm 幅試験体屋散水量 :4 /min m 2 脈動時間 :10 分脈動周期 :2 秒 ( 単位 :db) 中心周波数 (Hz) 100 製品厚 (mm) 水密試験の加圧サイクル平均透過損失

15 屋根設計の留意設計の留意点屋根パネルの割り付けイソダッハRの働き幅は1000mmでパネル長さは11.4 mまでです 9mを超える長尺パネルを採用される場合は輸送制限 ( 道路事情 ) を考慮してください割り付けの方針決定にあたっては輸送制限と屋根の規模を勘案して1 枚張りか縦継ぎかを決めます ❷ 開口部回りの補強ルーフファンやトップライトなどの屋根開口部には四周に補強材を配置しますディテール集を参考に必ず補強材を配置してください (1) 母屋の割り付け ❶ 母屋間隔母屋間隔は設計基準速度圧によるものと屋根 30 分耐火構造の母屋間隔のいずれか狭い方に決めます点❸ 縦継ぎ部の補強縦継ぎで葺く場合には接合部下の母屋を400mm 間隔でダブルに配置する必要があります詳細についてはディテール集を参照してください製品長 9m 超 11.4m 以下については輸送許可申請対象となるため納期など事前にご相談ください製品長 11.4m 超をご指定の場合はご相談ください縦継ぎとなる場合は6.2m 以上として下さい 13

16 外(2) パネルの割り付け ❶ 割り付け設計の共通要素工期を短縮し現場で間違いのない経済的な施工を実現するために割 ❸ 縦継ぎの割り付け葺き長さが 11.4 m を超える場合や輸送制限で長尺のパネルの搬入がり付けの決定にあたっては以下のことに注意してください難しい場合には縦継ぎの割り付けとします縦継ぎの割り付けはイソダッハ R の働き幅は 1000mm で長さは 11.4 m までです反時計回りの葺き方向を基準としています輸送制限と屋根の規模を勘案して 1 枚張りか縦継ぎかを決定します縦継ぎのパネルの重ね代は 400mm になりますができるだけ 1 枚張りを採用してください水上パネルの長さは 6.2m 以上になるように設計してください同一長さのパネルをなるべく多く用い幅方向の切り欠きはできる縦継ぎ部下地には 400mm の間隔で配置したダブル母屋が必要になだけ避けてくださいります下地小屋組の設計に漏れがないか確認してください複雑な切り欠きが必要になるパネルをできるだけ出さないようにし注 ) 縦継ぎの場合屋内側の目地が棟部で 88mm ずれますてくださいルーフファンやトップライトなどの屋根開口部はイソダッハ R のパ縦継ぎの割り付けネル幅に合わせ極端にパネルの残り代が少なくなるような割り付けは避けてください 1 枚張りの割り付けも縦継ぎの割り付けも基本的には同じですが縦継ぎの場合重ね代が必要になります ❷ 1 枚張りの割り付け葺き長さが11.4 m 以下で輸送制限が満たされる場合には1 枚張りの割り付けとします棟をはさんで同一の葺き方向にすると屋内側の目地もそろい美しい仕上がりになります 1 枚張りの割り付け意(1) 勾配について外壁内14 装屋根資料注意その他の留意点イソダッハ R の標準勾配は 3/100 以上です葺き長さ 11.4 m を超す屋根の場合でも縦継ぎ工法により 3/100 勾配の施工が可能です (2) 取付金具の使い分けについて右図を参考に DRテクスとDRルーフテクスを使い分けて下さい母屋へのイソダッハ R 取付は DR テクスをイソダッハ R 同士の結合はDRルーフテクスを使用して下さいなお DRテクスには必ず DR 座金を併用して下さい縦継母屋 ( 水下 ) 部分はDRテクス留め付け部以外の全山にDRルーフテクスを留め付け水上側パネルと水下側パネルを緊結して下さい製品長 9m 超 11.4m 以下については輸送許可申請対象となるため納期など事前にご相談ください製品長 11.4m 超をご指定の場合はご相談ください縦継ぎとなる場合は6.2m 以上として下さい

17 外壁内装屋根資料注意15 お願いとご注意 1) お願いこのカタログの内容は 2017 年 7 月現在のものです本カタログに記載された商品各種データは商品の代表特性や性能を説明するものであり保証値ではありませんこれらの情報は今後予告なしに変更する場合がありますので最新の情報につきましては当社ホームページ及び各支店営業所までお問い合わせください本資料に記載された内容の無断転載や複製はご遠慮ください色形状厚さ幅等豊富なバリエーションを取り揃えていますが数量によっては納期がかかる場合がありますのでご採用時に営業担当者とご相談ください別途カタログ施工資料も取り揃えていますのでご参照ください等は商標登録並びに製造特許も数多く取得しています類似品にご注意ください 2) 使用上のご注意正しく施工していただくために下記のようにお守りいただく内容の種類を絵表示で区分して説明いたします禁止安全上行ってはいけない禁止の内容です注意誤った取り扱いをすると傷害を負う可能性や物的損害の発生が想定される内容です 1. 商品の納入商品は車上渡しです荷下ろしについてはお客様にてご手配ください 2. 運搬商品の運搬や施工現場での搬入の際にはワイヤロープを直接商品にかけないでください 3. 保管商品は梱包したままの状態で保管してください直ちに作業しない場合で建築現場に野積みの状態にする場合は地面に直接置かずにシートを敷き台木に乗せ防水シートを掛けて長期間 (7 日以上 ) にならないようご注意ください雨水にぬれた場合は速やかに開梱して乾燥させてください 4. 取り扱い方法商品を地面や商品の上で引きずったりすると塗膜面に目に見えない擦りキズが発生します美観を損なうだけでなく耐久性にも影響しますので十分取り扱いにはご注意ください 5. 保護フィルムの除去について外壁パネル内装パネルの表面には保護フィルムが貼り付けてあります長期間放置しますと除去が困難になりますので施工後 1カ月以内に除去してください保護フィルムには静電気が帯電しているおそれがありますので開梱後パネルの取り扱い及び保護フィルム除去にはご注意ください 6. 塗膜面の補修塗膜面に擦りキズなどがついた場合専用の補修塗料により補修してください但し補修塗料で補修した場合は元の塗膜面と全く同一にはなりませんので最小範囲でご使用ください広範囲にわたる補修は専門業者へご相談くださいなお海岸など腐食のおそれのある地域では露出切断端面の補修をお勧めいたします 7. 加工パネルの切断及び穴あけ時に出る切粉は錆の発生原因となりますので必ず除去してください 8. 取り付け部材金具当社の純正部材または当社指定の取り付け金具を使用してください他の部材や誤った工法での不具合については責任を負いかねます 9. 施工高所作業においては特に踏み抜きや滑落がないように注意してください労働安全関連法規を厳守するとともに安全作業の徹底に努めてください (1) 安全装備正しい服装と保護具 ( ヘルメット安全帯など ) の着装 (2) 安全規則毎日のミーティングで作業規律の徹底と健康状態の維持管理及び安全についての注意事項の確認 (3) 施工計画施工に際してゼネコンと事前に十分連絡を取り合い特に建物内部で作業や操業をしている場合には作業状況について緊密な連絡を取ってください (4) 高所作業の安全対策敷板 ( 足場板 ) 及び滑落防止用ストッパーなどの設置による屋上での作業や材料置き場の安全確保をしてください安全ネットを設置してください (5) 安全操作と落下防止電動工具や一般工具の取り扱いに際しては漏電感電防止等安全操作を心がけてくださいまたそれらの工具の落下防止にも十分注意してください (6) 災害防止対策整理整頓の徹底玉掛け作業の安全確保標識の重視などにより災害の防止を心がけてください (7) 気象条件の対策降雨降雪強風などの気象の変化による事前の処置を心がけてください 10. シーリング材塗装鋼板の種類に適合するシーリング材をお選びください通常の場合変成シリコーン系の製品をお勧めいたしますまたご使用に際してはプライマー ( 下塗り材 ) の必要な物もありますので塗装鋼板の樹脂名を提示の上シーリング材メーカーにお問い合わせくださいなお P.140に推奨のシーリング材名を記載しております 11. ウレタン吹き付け時の注意裏面にウレタンを吹き付ける場合ウレタンの収縮によりパネル表面にしわ寄り現象が生ずる場合がありますのでウレタン吹き付け施工業者と事前によくご相談ください 12. 切粉鉄釘などの除去外壁屋根面に鉄材の切粉切り屑や鉄釘などを放置しますと塗装鋼板の塗膜上で赤錆が発生しもらい錆の原因になり腐食を早めますので発見後直ちに除去し水洗いしてください 13. 化学電食作用コンクリートからのアルカリ溶液や常時湿った木材との接触は避けてくださいステンレス銅鉛等の異種金属との接触による電食にご注意ください接触せざるをえない場合はシーリングゴムシート等で絶縁してください 14. 雨がかりのしない部位雨のかからない庇や軒先の裏面などの部位は長時間に海塩粒子や腐食生成物が付着しその複合物質により早期に腐食するおそれがありますが定期的な水洗いにより劣化を防ぐことができます

18 本社パネル建材営業部東北支店名古屋支店大阪支店九州支店札幌営業所北陸営業所東京都中央区日本橋本町第 10 中央ビル宮城県仙台市青葉区一番町一番町平和ビル愛知県名古屋市中村区名駅南 NSビル大阪府大阪市中央区北浜住友ビル8F 福岡県福岡市博多区店屋町 5-18 博多 NSビル北海道札幌市中央区北 2 条西 4-1 北海道ビル富山県富山市桜橋通 1-18 北日本桜橋ビル TEL TEL TEL TEL TEL TEL TEL FAX FAX FAX FAX FAX FAX FAX 内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください ,000 DN C2012 NIPPON STEEL&SUMIKIN COATED SHEET CORPORATION All Rights Reserved.

イソバンドBL-H_BL.indd

イソバンドBL-H_BL.indd N I S C パネルシリズ設計技術資料 2017 年 7 月版 CONTENTS 1 外壁 1-1 イソバンドBLR -H イソバンドBLR 2 1-1 - 1 特長 2 1-1 - 2 形状 3 1-1 - 3 仕様 4 (1) 標準仕様 4 (2) 標準色 4 1-1 - 4 性能 5 (1) 防火性能 5 (2) 断熱性能 9 (3) 強度 9 (4) 遮音性能 12 (5) 耐震性能