体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

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重度認知症加算 2. 重度認知症加算は 今改定において 入院した日から起算して3 月以内の期間に限り, 重度認知症加算として, 日につき 00 点を所定点数に加算する から 入院した日から起算して 月以内の期間に限り 重度認知症加算として 日につき 300 点を所定点数に加算する へ変更となったが

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1 届出 施設基準に 病院の一般病棟又は療養病棟の病棟 ( 病室 ) 単位で行うもの とあるが 一般病棟入院基本料や療養病棟入院基本料からの移行のみでなく障害可能である 者施設等入院基本料や亜急性期入院医療管理料 回復期リハビリテーション病棟入院料からの移行は可能か? 2 届出 当院は一般 10 対

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平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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事務連絡 平成 26 年 9 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 9) 診療報酬の算定

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

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平成 24 年度診療報酬説明会リハビリテーション関連 平成 24 年 4 月 21 日 公益社団法人 高知県理学療法士協会 医療部

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

Q: 療養病棟が 2 病棟 (60 床 +60 床 ) あり 人員配置が共に施設基準をクリアしている場合には 2 病棟合計の 120 床に対して医療区分 2 3 の割合が 8 割以上となればよいのでしょうか 1 病棟 (60 床 ) 毎に 8 割以上でなければならないのでしょうか A: 療養病棟入院

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点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体


2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

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7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

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医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

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の病床数及び新たに併設する介護保険施設の入所定員 ( 病院から転換した病床 ( 以下 転換病床 という ) を活用するものに限る ) の合計が転換前の病院の病床数以下である場合には 実態として 転換後の施設 ( 病院と介護保険施設を併せた全体をいう 以下同じ ) 全体の医療提供の内容は 転換前の病院

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02_01_「Q&A VOL.1(平成30年3月30日)」

正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

保監第   号 

一般会計負担の考え方

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訪問リハビリテーションに関する調査の概要

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

01 表紙 老人保健課

点検項目 605 認知症対応型共同生活介護費 点検事項 点検結果 夜勤減算介護従業者の数が共同生活住居ごとに1 以上 満たさない身体的拘束等を行う場合 態様 時間 心身の状況 緊急や身体拘束廃止未実施減算 未実施むを得ない理由を記録 夜間支援体制加算 (Ⅰ) 夜間支援体制加算 (Ⅱ) 身体的拘束等の

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入院時等の加算に関する Q&A Q1 施設入所支援における入院 外泊時加算については 1 月に8 日を限度に 320 単位を算定することとされているが 8 日間は連続していなければならないのか A 入院 外泊の日数については 連続している必要はなく 8 日に満たない短期間の入院 外泊を数回行った場合

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リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

届出上の注意 1 届出前 1 ヶ月の各病棟の勤務計画表 ( 勤務実績 ) 及び 2 つの勤務帯が重複する各勤務帯の申し送りの時間が分かる書類を添付すること 2 7 対 1 特別入院基本料及び 10 対 1 特別入院基本料を算定する場合には 看護職員の採用活動状況等に関する書類を添付すること

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脳卒中の医療連携体制を担う医療機関等における実績調査 調査内容 平成 28 年度の実績 ( 調査内容は別紙様式のとおり ) 別紙 1: 急性期の医療機能を有する医療機関用別紙 2: 急性期及び回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 3: 回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 4: 維持期の医療機能

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

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Q3 回復期リハ病棟の施設基準とは? A3 標榜科名リハビリテーション科を標榜していること 医師病棟ごとに常勤の専任医を 1 名以上配置すること PT OT 看護職員 看護補助者 夜勤看護職員 夜勤看護補助者 リハ施設基準 病室床面積 廊下幅 その他の構造設備 リハ実施体制 日常生活機能評価 地方社

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

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H まで経過措置注意喚起

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厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

別紙

正誤表

複数名訪問看護加算 (1 人以上の看護職員等と同 2 人以上による訪問看護を行う場合 行 ) 看護師等と訪問 看護師等と訪問 4,500 円 30 分未満 254 単位 准看護師と訪問 3,800 円 30 分以上 402 単位 看護補助者と訪問 ( 別に厚生労働省が定める場合 看護補助者と訪問 を

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

Taro-【新旧】医療観察診療報酬告

平成28年度診療報酬改定説明会(H )質疑応答集について

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

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3. 入退院登録 API( 入院登録 ) リクエスト番号 項目名 内容 必須 / 任意 例 備考 1 Save_Request リクエスト保持区分 ( 日レセにリクエストの情報を保持するか否かを指定 ) 任意 1 未設定時初期値 [0] 0: 残さない 1: 残す 2 Request_Number

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

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通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

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入所利用料 NO.2 単価新 老人訪問看護指示加算 300 円 / 回 訪問看護ステーションに対し医師が訪問看護指示書を交付した場合 緊急時治療管理 認知症情報提供加算 511 円 / 日緊急的な治療管理を行なった場合 (3 日限度 ) 350 円 / 回認知症疾患医療センター等に紹介した場合 地域

DOTS 実施率に関する補足資料 平成 26 年 12 月 25 日 結核研究所対策支援部作成 平成 23 年 5 月に改正された 結核に関する特定感染症予防指針 に DOTS の実施状況は自治体による違いが大きく実施体制の強化が必要であること 院内 DOTS 及び地域 DOTS の実施において医療

私たちの人生 病気やケガのリスクと 経済的影響は? 50 ( 千人 ) 1, 通院入院 ( 歳 )

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改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

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2018 年 3 月 15 日 株式会社千早ティー スリー 代表取締役谷口仁志 平成 30 年度診療報酬改定における重症度 医療 看護必要度関連の変更について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 平成 30 年度診療報酬改定における施設基準等が 3 月 5 日に公開され 重症度

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退院調整看護師に関する実態調査

看護職員が看護補助者との同行訪問により訪問看護を実施する場合 利用者の身体的理由においても算定可能になりました 算定対象 1 別表第七に掲げる者 ( 厚生労働大臣が定める疾病等 2 表第八に掲げる者 ( 特別管理加算の対象者 ) 3 特別訪問看護指示書による訪問看護を受けている者 4 暴力行為 著し

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サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

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報酬改定(就労系サービス)

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平成 30 年度調剤報酬改定に係る 都薬によくある問い合わせ ( 平成 28 年 ) 調剤基本料 1 ( 平成 30 年 ) 調剤基本料 1 の場合は提出不要 様式 87 の 3 地域支援体制加算の施設基準に係る届出書添付書類 2 麻薬小売業者免許証の番号 ( 届出する全薬局 ) 該当番号を記載 3

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

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Transcription:

平成 26 年 9 月 16 日 ( 公社 ) 日本医療社会福祉協会 調査研究部 平成 2 6 年度診療報酬改定 疑義解釈の社会福祉士関連 ( まとめ ) 厚生労働省医政局医療課からの疑義解釈及び当協会から厚生労働省医政局医療課への質問 回答について情報提供を致します ( 前回 7 月 26 日分より地域包括ケア入院料の朱書き部分を追 加致しました ) 回復期リハビリテーション病棟 1 体制強化加算 在宅復帰機能強化加算 地域包括ケア病棟入院料 ( 入院医療管理料 ) 介護保険リハビリテーション移行支援料 退院調整加算 回復期リハビリテーション病棟 1 体制強化加算

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に専従の常勤医師 1 名以上及び専従の社会福祉士が 1 名以 上配置されていること とあるが 専従の常勤医師は 外来診療を行うことができるか ( 疑義解釈その 2 問 24: 平成 26 年 4 月 4 日 ) ( 答 ) 行うことはできない 体制強化加算の専従社会福祉士が長期の研修等で休暇となった場合 算定はできないのか ( 当協会よ り厚生労働省へ質問 ) ( 答 ) 算定できない 算定する場合は別の専従社会福祉士の届出が必要 体制強化加算の専従社会福祉士が回復期リハビリテーション病棟の入院相談に対応することはよいか ( 当協会より厚生労働省へ質問 ) ( 答 ) 当該配置病棟の入院患者についてのみ可能 在宅復帰機能強化加算

在宅復帰機能強化加算の施設基準において 在宅生活を 1 月以上 ( 退院時に医療区分 3 である場合 にあっては 14 日以上 ) 継続することを確認をしていること とあるが 考慮する医療区分は退院日の医療区 分で良いか ( 疑義解釈その 3 問 3: 平成 26 年 4 月 9 日 ) ( 答 ) 退院日の医療区分でよい 療養病棟入院基本料 1 の在宅復帰機能強化加算における退院の定義について 在宅復帰機能強化型 の療養病床から 病院内のそうではない療養病床に転棟した場合は 退院とみなされるのか ( 疑義解釈そ の 4 問 2: 平成 26 年 4 月 23 日 ) ( 答 ) みなされない 在宅復帰機能強化加算について 病棟ごとの算定ができると理解しているが 療養病棟入院基本料 1 を 算定している全病棟を一体として算定すべきか ( 疑義解釈その 4 問 3: 平成 26 年 4 月 23 日 ) ( 答 ) 病棟単位であり 全病棟ではない 加算を算定する病棟と算定しない病棟が混在することができる 在宅復帰機能強化加算の施設基準において 退院患者の在宅生活が 1 か月以上継続することを確認 していること とあるが どのような方法で確認をし どのように記録管理すべきか ( 疑義解釈その 4 問 4: 平 成 26 年 4 月 23 日 ) ( 答 ) 当該保険医療機関の職員により患者の居宅を訪問又は在宅療養を担当する保険医療機関からの情 報提供により確認する 記録方法は問わないが 退院患者それぞれについて どのように確認が行われた かがわかるように記録されていること

在宅復帰機能強化加算の施設基準において 在宅に退院した患者の退院後 1 月以内 ( 医療区分 3 の患者については 14 日以内 ) に 当該保険医療機関の職員が当該患者の居宅を訪問することにより ( 略 ) 当該患者の在宅における生活が1 月以上 ( 退院時に医療区分 3 である場合にあっては 14 日以上 ) 継続する見込みであることを確認 することとなっているが 当該保険医療機関が当該患者に対して外来診療を行う際に 在宅における生活が継続する見込みであることを確認した場合は 当該患者の居宅を訪問する必要はないか ( 疑義解釈その 5 問 1: 平成 26 年 5 月 1 日 ) ( 答 ) 他の医療機関や介護老人保健施設に入院 入所していない等 外来診療時に 患者本人や同行した家族からの聞き取り等によって 当該患者が在宅における生活が継続する見込みであることを確認ができる場合は 必ずしも当該患者の居宅を訪問する必要はない なお この場合において 在宅から通院していることを確認できた理由を診療録等に記録すること 在宅復帰機能強化加算の施設基準において 退院患者の在宅生活が 1 か月以上継続することを確認 していること とあるが 1 か月経過する前に入院し 療養病棟を経過して退院した場合は 在宅生活の 1 か 月は合算できるのか ( 当協会より厚生労働省へ質問 ) ( 答 ) 合算はできない 連続した 1 か月以上を指す 在宅復帰機能強化加算のカウントについて 分母は 直近 6 月間における退院患者数 ( 当該病棟に入院した期間が1 月以上の患者のうち 再入院患者 死亡退院患者を除く ) となっているが 加算を算定していない病棟 ( 療養も一般も含む ) から 加算を算定している療養病棟へ転棟し 1 月以上たってから在宅へ退院した者は計算式の分母 分子にカウントしてよいか ( 当協会より厚生労働省へ質問 ) ( 答 ) 分母 分子にカウントしてよい 在宅復帰機能強化加算の 1 ヶ月在宅の確認方法について 当該保険医療機関や在宅療養を担当する保険医療機関の介護支援専門員からの情報提供により確認した場合は 必ずしも居宅を訪問する必要はないとなっているが 在宅療養を担当する訪問看護ステーションからの情報提供でも訪問する必要はないか ( 当協会より厚生労働省へ質問 )

( 答 ) 在宅療養を担当する訪問看護ステーションからの情報提供でも可 地域包括ケア病棟入院料 ( 入院医療管理料 ) 地域包括ケア病棟入院料の施設基準において リハビリテーションを提供する患者については 1 日平 均 2 単位以上実施すること とされているが 土 日 祝祭日も対象となるのか ( 疑義解釈その 2 問 27: 平成 26 年 4 月 4 日 ) ( 答 ) 対象となる 地域包括ケア病棟に再入院した場合 またそこから 60 日算定できるか ( 疑義解釈その 2 問 31: 平成 26 年 4 月 4 日 ) ( 答 ) 第 2 部 通則 5 の規定により入院期間が通算される再入院の場合 再入院時に通算入院期間が 60 日 以内であれば 60 日まで算定が可能であるが 60 日を超える場合には算定できない 同一の医療機関の異なる病棟において 地域包括ケア病棟入院料と地域包括ケア入院医療管理料は 同時に届出することは可能か 可能な場合は 一方は地域包括ケア病棟入院料 1 もう一方は地域包括ケ ア入院医療管理料 2 など 異なる施設要件の混在は可能か ( 当協会より厚生労働省へ質問 ) ( 答 ) 異なる病棟において それぞれ施設基準を満たしている場合 届出可能 異なる施設要件の混在も可 能 地域包括ケア病棟入院料等の施設基準における専任の在宅復帰支援担当者について A238 退院調

整加算 における専従の看護師又は専従の社会福祉士を配置している場合はどのような取扱いになるか ( 疑義解釈その 9 問 2: 平成 26 年 9 月 5 日 ) ( 答 ) A238 退院調整加算 の施設基準を満たすために 既に 当該医療機関内の退院調整部門に 退院 調整に関する十分な経験を有する専従の看護師又は専従の社会福祉士が配置されている場合 地域包括 ケア病棟入院料等の届出を行うに当たって 新たに専任の在宅復帰支援担当者を配置する必要はない 介護保険リハビリテーション移行支援料 介護保険リハビリテーション移行支援料を算定した後 手術 急性増悪等により医療保険における疾患別 リハビリテーション料を算定し 再度 介護保険のリハビリテーションへ移行する場合に算定できるか ( 疑義 解釈その 2 問 33: 平成 26 年 4 月 4 日 ) ( 答 ) 算定できない 介護保険リハビリテーション移行支援料は 当該医療機関内で移行した場合は算定できないが 特別な 関係の事業所に移行した場合は算定可能か ( 疑義解釈その 2 問 34: 平成 26 年 4 月 4 日 ) ( 答 ) 可能 介護保険リハビリテーション移行支援料については 介護保険によるリハビリテーションを開始した日から 2 月間は医療保険によるリハビリテーションとの併用が可能であることから 当該支援料を算定できないという ことでよいか ( 疑義解釈その 2 問 35: 平成 26 年 4 月 4 日 )

( 答 ) そのとおり 介護保険リハビリテーション移行支援料は 訪問看護によるリハビリテーション 通所介護は含まれるのか ( 当協会診療報酬説明会での質疑より ) ( 答 ) 含まれない 通所リハビリテーション 訪問リハビリテーションを指す ( 予防も含め ) ( 当協会調査研究 部回答 ) 退院調整加算 一般病棟入院基本料の病棟に 10 日入院後 療養病棟入院基本料の病棟に 10 日入院後に在宅等へ退 院した場合の退院調整加算の算定について ( 答 ) 退院調整加算 1(30 日以内 ) の算定となる ( 平成 24 年度診療報酬改定疑義解釈その 9 問 9: 平成 24 年 9 月 21 日 ) 問一般病棟から療養病棟に転棟した後に退院した場合 退院調整加算 2 を算定するのか 答入院後 7 日以内のスクリーニングや退院支援計画の作成等の算定要件を満たした上 1 転棟先の療養病棟における入院期間が 2 週間未満の短期間である場合は 一般病棟で算定できる 退院調整加算 1 を算定できる なお 加算する点数区分は 一般病棟と療養病棟を通算した入院期間 により判断する 2 転棟先の療養病棟に 2 週間以上入院した場合については 退院調整加算 2 を算定できる

< お問い合わせ先 > 以上 ( 公社 ) 日本医療社会福祉協会調査研究部 電話 :03(5366)1057 FAX:03(5366)1058 メール :jaswhc@d3.dion.ne.jp