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(3) 消費支出は実質 5.3% の増加消費支出は1か月平均 3 万 1,276 円で前年に比べ名目 6.7% の増加 実質 5.3% の増加となった ( 統計表第 1 表 ) 最近の動きを実質でみると 平成 2 年は 16.2% の増加となった 25 年は 7.% の減少 26 年は 3.7% の

第 3 節食料消費の動向と食育の推進 表 食料消費支出の対前年実質増減率の推移 平成 17 (2005) 年 18 (2006) 19 (2007) 20 (2008) 21 (2009) 22 (2010) 23 (2011) 24 (2012) 食料

平成11年福井市全世帯勤労世帯

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(2) 全国との比較消費支出は全国の 1.14 倍東京都の1 世帯当たりの消費支出 331,74 円は 全国の1 世帯当たり消費支出 29,788 円に対し 1.14 倍となっており 前年と同じであった ( 図 Ⅱ-1-3 統計表 第 1 表 参考表 1 ) 1 大費目別の消費支出を全国で調べると

結果の概要 (1) 二人以上の世帯の家計消費二人以上の世帯の消費支出は 309,205 円で全国第 9 位 実質 1.5% の減少平成 28 年の二人以上の世帯の消費支出は 1 世帯当たり 1か月平均 309,205 円で全国第 9 位となり 前年 ( 平成 27 年 ) と比較すると 名目 実質共

平成28年平均 山形市消費者物価指数

Ⅰ平成15年平均高知市消費者物価指数の概況

結果の概要 (1) 二人以上の世帯の家計消費二人以上の世帯の消費支出は 315,868 円で全国第 5 位 実質 1.1% の増加平成 29 年の二人以上の世帯の消費支出は 1 世帯当たり 1か月平均 315,868 円で全国第 5 位となり 前年 ( 平成 28 年 ) と比較すると 名目 2.2

平成11年福井市全世帯勤労世帯

平成11年福井市全世帯勤労世帯

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季刊 家計経済研究113号_本文p01−100.indd

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(HP用)H29.7月月報

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計 物価 12 家家計 物価 消費者物価指数 10 大費目別対前年上昇率 県平均 ( 平成 20 年 ) 神奈川県消費者物価統計調査結果 ( 統計課調 )

平成23年平均(最新).xls

実質増加率は全国を 0.2 ポイント下回る東京都と全国 ( 農林漁家世帯を除く 平均世帯人員 2.99 人 世帯主平均年齢 59.1 歳 ) の消費支出の対前年実質増加率をみると 東京都は 1.8% の減少となり 全国 (-1.6%) を 0.2 ポイント下回った 対前年実質増加率の推移を東京都と全

2 10 大費目指数の動き 平成 29 年の10 大費目指数の動きを寄与度でみると, 光熱 水道 は他の光熱( 灯油 ) や電気代の値上がりなどにより 0.26, 食料 は生鮮魚介, 酒類の値上がりなどにより0.23となり, この2 費目合計で0.49と, 総合指数ののび率 (0.6%) のうち約

計 物価12 家家計 物価 消費者物価指数 10 大費目別対前年上昇率 県平均 ( 平成 24 年 )

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公 的 年金を補完して ゆとりあるセカンドライフを実 現するために は 計 画 的 な 資金準備 が必要です 老後の生活費って どれくらい 必要なんですか 60歳以上の夫婦で月額24万円 くらいかな? 収入は 公的年金を中心に 平均収入は月額22万円くらいだ 月額2万の マイナスか いやいやいや 税


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図表目次 ([ ] 内は詳細結果表の番号 ) 表 1 貯蓄現在高の推移... 4 [8-4 表,8-3 表 ] 図 1 貯蓄現在高階級別世帯分布... 5 [8-1 表,8-3 表 ] 表 2 貯蓄の種類別貯蓄現在高の推移... 6 [8-4 表 ] 図 2 貯蓄の種類別貯蓄現在高及び構成比...

目 次 利用者のために Ⅰ 金沢市の家計収支の概況 1 二人以上の世帯の家計

家計消費状況調査平成29年12月分等結果概要

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2. 利用上の注意 統計数値 四捨五入の関係上 合計の数字と内訳の計は必ずしも一致しない また 金沢市分については 標本数が少ないことによる標本誤差に注意を要する 調査世帯について 家計調査 ( 平成 21 年平均 ) の二人以上の世帯 ( 農林漁家世帯を含む ) 集計世帯数 世帯人員等は下記のとお

勤労者世帯の実収入 消費支出は平成 11 年以降減少神奈川県の勤労者世帯 の1 世帯あたりの1ヶ月平均の実収入 ( 2) は 51 万 3842 円で 全国で4 番目に多くなっています 前回調査 (53 万 9542 円 ) と比較すると 名目で 4.8% 減少 消費者物価の影響を除いた実質で 7.

家計調査報告 ( 貯蓄 負債編 ) 平成 23 年平均結果速報 ( 二人以上の世帯 ) 目 次 Ⅰ 貯蓄の状況 1 概要 貯蓄の種類別内訳 貯蓄現在高階級別貯蓄の分布状況... 9 Ⅱ 負債の状況 Ⅲ 世帯属性別にみた貯蓄 負債の状況 1 世帯主の職業別の状況

64. 真駒内地区 ( 南区 ) 小売業の店舗分布図 巻末 3-362

6 調査事項及び調査期日 調査票の種類 家計簿 A 家計簿 B 世帯票 耐久財等調査票 年収 貯蓄等調査票 調査事項 収入 ( 勤労者世帯と無職世帯のみ ) 支出 収入 ( 勤労者世帯と無職世帯のみ ) 支出, 購入地域, 購入先 二人以上の 世 調査期日 帯 9 月,10 月の 2 か月間 単身世

第6章 消費・経済

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統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

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2015年基準 消費者物価指数 全国 2019年(平成31年)3月分及び2018年度(平成30年度)平均

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1. 電子マネー 1 の保有状況等の推移二人以上の世帯について 電子マネーを持っている世帯員がいる世帯の割合をみると 電子マネーの調査を開始した平成 2 年以降 毎年上昇しています また 電子マネーを利用した世帯員がいる世帯の割合も上昇しており 平成 2 年には約 2 割でしたが 23 年には3 割

2015年基準 消費者物価指数 東京都区部 平成30年(2018年)11月分(中旬速報値)

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表 1 静岡県消費者物価指数の推移及び前年比 総合 平成 16 年 17 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 指数 前年比 (%)

2015年基準 消費者物価指数 全国 平成30年(2018年)9月分

平成19年6月 

平成8年版 労働経済の分析

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平成12年(2000年)

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家計消費状況調査平成29年結果の概況

(3) 集計結果 (6 歳未満の世帯 ) ア回答世帯数及び属性回答世帯数 世帯 :3,266 世帯 ( 男 893 世帯, 女 2,36 世帯, 性別不詳 13 世帯 ) うち6 歳未満の世帯 :1,14 世帯 ( 男 461 世帯, 女 642 世帯, 性別不詳 1 世帯 ) 世帯 :1,432

平成12年(2000年)

2. 利用上の注意 統計数値 四捨五入の関係上 合計の数字と内訳の計は必ずしも一致しない また 金沢市分については 標本数が少ないことによる標本誤差に注意を要する 調査世帯について 家計調査 ( 平成 25 年平均 ) の二人以上の世帯 ( 農林漁家世帯を含む ) 集計世帯数 世帯人員等は下記のとお

各商品の動きについて 新規出店を含めた全店ベースの前年比でみると 衣料品の減少と飲食料品の増加がここ数年のトレンドとして定着しており 7 年も衣料品は減少し 飲食料品は増加した 衣料品が減少傾向にあるのは 販売形態の多様化により 購入先として衣料品専門店や通販 インターネットショッピングなどの選択肢

1 概 況

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トピックス

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平成 21 年全国消費実態調査 単身世帯の家計収支及び貯蓄 負債に関する結果 目 次 調査世帯の属性... 1 結果の概況 Ⅰ 家計収支 1 単身世帯の家計収支の状況 若年勤労単身世帯の家計収支の状況 高齢単身世帯の家計収支の状況 Ⅱ 品目別支出の特徴...

資料2 家計簿及び収支項目分類について

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要 旨 1. 平成 のボーナスの受取予想金額全体の平均は 1.8% 41 万 2 千円 ( 昨年冬比 7 千円 ) の予想 公務員の平均は 1.6% 56 万 6 千円 民間企業に勤める会社員の平均は 3.6% 37 万 2 千円と予想 2. ボーナスの使いみちボーナスの使いみちは 貯蓄 投資 に

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共働き・子育て世帯の消費実態(2)~食費や通信費など「必需的消費」が増え、娯楽費など「選択的消費」が減少、娯楽費の中ではじわり強まる 旅行ニーズ

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Ⅰ 利用者のために 1 調査の目的家計調査は 国が行う重要な統計として統計法 ( 平成 19 年法律第 53 号 ) による基幹統計に指定されており 総務省統計局が毎月実施している統計調査である この調査は 世帯の得た収入がどのようなものにいくら支出されたか その支出の仕方が収入 世帯人員 年齢 職

目次 平成 25 年平均甲府市消費者物価 の利用にあたって 1 1 大費目の解説 2 平成 25 年平均甲府市消費者物価の動向 1 概況 3 (1) 年別の推移 ( 平成 21 年 ~ 平成 25 年 ) 3 (2) 月別総合の前年同月比の推移 ( 平成 23 年 ~ 平成 25 年 ) 4 (3)

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし

タイトル

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目次. 1. 研究背景 2. 研究目的 3. データ概要 4. 研究内容 5. 分析結果 5.1. クラスター分析 5.2. 相関分析 (Ⅰ~Ⅲ) 6. まとめ 7. 今後の課題 - 参考文献 2016 年度 S-PLUS & VISUAL R PLATFORM 学生研究奨励賞 1/6/2017 2

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消費金額予測データ < 概要 > 消費金額予測データは 家計の世帯種別 年代別 品目別の 2016 年から 2030 年までの世帯あたり消費金額と消費金額です 消費金額予測データの販売概要 データ内容 データ種 家計の世帯種別 年代別 品目別の世帯あたり消費金額と消費金額 予測期間 2016 年から

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2016 年家計調査年報 家計収支編 家計消費傾向と品目別支出金額調査報告書 2017 年 9 月 東松島市商工会

目次 家計調査 ( 総務省統計局 ) の調査方法について... 3 平成 28 年度家計調査 家計収支編 より... 4 1.1 世帯当たり 1 か月平均の消費支出... 4 2. 二人以上の世帯の 10 大費目別消費支出と内訳... 5 3. 勤労者世帯の1 世帯当たりの1か月平均の実収入... 5 4. 二人以上の世帯のうち勤労者世帯の家計収支... 6 5. 高齢無職世帯の消費支出は 65~69 歳で最も高い... 6 6. 世帯主の年齢階級別支出... 7 7.1 世帯当たり年間品目別支出金額 ( 二人以上の世帯 )... 8 2

家計調査 ( 総務省統計局 ) の調査方法について 家計調査は 都市別 地域別 収入階級別 そのほか世帯の特性による集計結果によって 家計収支の実態を毎月明らかにし 国の政策の基礎資料としています 対象は学生の単身世帯を除く全世帯です ただし 飲食店や旅館などを営む併用住宅の世帯 賄い付の同居人がいる世帯 外国人世帯などを除きます 調査対象の選定にあたっては 特定の地域や地理的な特性などが偏らないように 層化 3 段抽出法という方法を使い 全国の約 8000 世帯を対象に調査を実施しています 3

平成 28 年度家計調査 家計収支編 より 1.1 世帯当たり 1 か月平均の消費支出 消費支出の近年の状況として 2014 年は 消費税率引き上げに伴う駆け込み需要がみられたものの その後の反動減や夏場の天候不順の影響などもあって減少となった 2015 年 (-2.3%) 2016 年 (-1.7%) は 減少幅は縮小したものの 2014 年以降 3 年連続の実質減少となった 2016 年の総世帯 ( 平均世帯人員 2.35 人 世帯主の平均年齢 59.0 歳 ) 2016 年の二人以上の世帯 ( 平均世帯人員 2.99 人 世帯主の平均年齢 59.2 歳 ) 総世帯は 242,425 円 前年同期比 名目 1.9% の減少 実質 1.8% の減少 二人以上の世帯は 282,188 円 前年同期比 名目 1.8% の減少 実質 1.7% の減少 消費支出の対前年実質増減率の推移 4

2016 年の総世帯の消費支出が 前年に比べ実質 1.8% の減少と 二人以上の世帯 ( 実質 1.7% の減少 ) 及び単身世帯 ( 実質 0.6% の減少 ) に比べて減少幅が大きくなっていることについては 二人以上の世帯及び単身世帯の世帯構成割合が変化し 消費支出水準の低い単身世帯の割合が上昇したことによる 2. 二人以上の世帯の 10 大費目別消費支出と内訳 10 大費目中 保健医療 教育 を除いて 8 費目が実質減少となった 対前年増減率 (%) 項目金額 ( 円 ) 名目実質 実質増減率への寄与度 (%) 摘要 消費支出 261,011-1.8-1.7-1.7 ( 増加 ) ( 減少 ) 食料 72,934 1.5-0.2-0.04 調理食品魚介類 野菜 海藻など 住居 16,679-7.0-7.4-0.46 設備修繕 維持及び家賃地代 光熱 水道 -8.7-1.5-0.12 ガス代 電気代 家具 家事用品 10,329-1.2-0.8-0.03 家事用消耗品家事雑貨 被服及び履物 10,878-4.3-6.0-0.24 洋服 シャツ セーター類 保健医療 12,888 1.8 0.9 0.04 保健医療用品 器具及び医薬品 交通 通信 39,054-2.9-0.9-0.13 通信自動車等関係費及び交通 教育 11,310 2.9 1.3 0.05 授業料等補習教育 教養娯楽 28,159-0.5-1.5-0.15 教養娯楽サービス 書籍 他の印刷物 その他の消費支出 58,780-2.6-2.5-0.53 交際費 こづかい 3. 勤労者世帯の 1 世帯当たりの 1 か月平均の実収入 二人以上の世帯において 実収入のうち勤め先収入の内訳をみると 世帯主の臨時収入 賞与及び世帯主の配偶者の収入及び他の世帯員収入は名目増加 世帯主の定期収入は名目 減少となった 総世帯は 461,577 円 前年同期比 名目 1.6% の減少 実質 1.5% の減少 二人以上の世帯は 526,973 円 前年同期比 名目 0.2% の増加 実質 0.3% の増加 5

4. 二人以上の世帯のうち勤労者世帯の家計収支 1) 実収入は名目 0.2% の増加 実質 0.3% の増加勤労者世帯 ( 平均世帯人員 3.39 人 世帯主の平均年齢 48.5 歳 ) の実収入は 1 世帯当たり1か月平均 526,973 円 2) 非消費支出は名目 0.1% の減少直接税 社会保険料などの非消費支出は98,276 円で 前年に比べ名目 0.1% の減少となった 3) 可処分所得は実質 0.4% の増加可処分所得 ( 実収入から直接税 社会保険料などの非消費支出を差し引いた額 ) は428,697 円 4) 消費支出は実質 1.7% の減少消費支出は309,591 円 2012 年 2013 年と2 年連続で増加となったが 2014 年以降は3 年連続で実質減少となったが 減少幅は2015 年 2016 年と縮小している 5) 平均消費性向 ( 可処分所得に対する消費支出の割合 ) は1.6ポイントの低下平均消費性向は72.2% となり 前年に比べ1.6ポイントの低下 黒字は119,106 円となり 前年に比べ名目 6.4% の増加となった 黒字率は27.8% となり1.6ポイントの上昇となった * 黒字とは 可処分所得から消費支出を差し引いた額 黒字率とは 可処分所得に対する黒字の割合 5. 高齢無職世帯の消費支出は 65~69 歳で最も高い 消費支出を見ると 65~69 歳の世帯が最も高く 次いで 60~64 歳の世帯 70~74 歳の世帯 75 歳以上の世帯の順になっている 同様に 可処分所得に対する家計の赤字額も大きくな っており 貯蓄からの出費がみてとれる 6

6. 世帯主の年齢階級別支出 消費支出は50~59 歳の世帯を除き 実質減少二人以上の世帯の消費支出を世帯主の年齢階級別にみると,40 歳未満の世帯は1 世帯当たり1か月平均 261,490 円,40~49 歳の世帯は315,661 円,50~59 歳の世帯は342,952 円,60 ~69 歳の世帯は277,283 円 70 歳以上の世帯は238,650 円となった 対前年実質増減率をみると,60~69 歳の世帯で実質 4.1% の減少 40 歳未満の世帯で実質 2.4% の減少 40~49 歳の世帯で実質 1.1% の減少 70 歳以上の世帯で実質 0.2% の減少となった 一方 50~59 歳の世帯で実質 1.0% の増加となった 世帯主の年齢階級別消費支出 800,000 700,000 600,000 500,000 400,000 300,000 200,000 100,000 0 40 歳未満 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70 歳以上 合計 261,490 315,661 342,952 277,283 238,650 その他の消費支出 40,350 53,572 79,229 62,940 54,439 教養娯楽 26,220 33,412 30,897 27,508 24,643 教育 11,174 29,511 24,436 1,469 531 交通 通信 44,967 47,480 54,166 36,399 24,698 保健医療 9,347 10,733 11,590 14,936 14,773 被服及び履物 12,337 14,553 14,246 9,754 6,959 家具 家具用品 10,463 10,450 11,317 10,802 9,233 光熱 水道 17,691 21,478 22,772 21,901 20,920 住居 25,345 16,415 15,388 16,330 14,216 食料 63,596 78,057 78,911 75,244 68,238 7

7.5 万人以下の小都市 町村の 1 世帯当たり年間品目別支出金額 ( 二人以上の世帯 ) 都市階級別の品目支出金額より 下記表の通り独自に抽出しました 金額は ここ数年 微妙な浮き沈みの中で推移しており 大きな変化は少ない状況です 干しのり 2,428 日本そば うどん 4,749 温泉 銭湯入浴料 2,524 しょう油 2,168 中華そば 6,201 理髪料 5,618 みそ 2,337 すし ( 外食 ) 13,730 パーマネント代 3,708 まんじゅう 2,118 和食 17,881 カット代 5,065 他の和生菓子 8,707 中華食 2,926 他の理美容代 15,423 ケーキ 5,955 洋食 8,753 化粧クリーム 3,904 ゼリー 1,724 焼肉 6,854 化粧水 3,960 プリン 1,335 喫茶代 3,470 乳液 1,391 他の洋生菓子 6,436 設備修繕 維持 91,391 ファンデーション 2,340 清酒 6,103 畳替え 1,256 祭具 墓石 7,810 焼酎 7,260 整骨 鍼灸治療 1,783 医療保険料 16,490 ビール 11,867 マッサージ料金 1,887 非貯蓄型保険料 64,083 ウイスキー 1,334 自動車整備費 24,494 自賠責 11,102 ワイン 2,006 切り花 10,176 自動車 ( 任意 ) 45,687 発泡酒等 10,141 宿泊料 19,366 他の家事雑貨 12,166 商圏市場規模の目安上記表は 5 万人以下の市町村に住む1 世帯 ( 二人以上の世帯 ) 当たり年間平均支出金額です 現在 東松島市の世帯数 ( 平成 29 年 8 月 1 日現在 ) は 人口 40,265 人 世帯数 15,642 世帯でした これを理解のうえ おおよその世帯を乗ずることで商圏における目安の市場規模が算出されます ただし あくまで目安であることの想定としてください 8