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6. 引用文献 参考資料 1) 日本臨床腫瘍学会. 腫瘍崩壊症候群 (TLS) 診療ガイダンス. 金原出版 ) Cairo, M. S., et al. Tumour lysis syndrome: new therapeutic strategies and classificat

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デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

本マニュアルの作成に当たっては 学術論文 各種ガイドライン 厚生労働科学研究事業報告書 独立行政法人医薬品医療機器総合機構の保健福祉事業報告書等を参考に 厚生労働省の委託により 関係学会においてマニュアル作成委員会を組織し 一般社団法人日本病院薬剤師会とともに議論を重ねて作成されたマニュアル案をもと

スライド 1

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

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図 7:AGEP の臨床像 ( 入院時検査所見 ): 白血球 15500/μL( 好中球 86.0% 好酸球 5.0% 単球 3.5% リンパ球 4.5% 異型リンパ球 1%) 赤血球 /μl Hg 14.4g/dL Ht 42.0% 血小板 /μl 血沈 83

社内資料 ph 変動試験 セファゾリン Na 注射用 1g NP 2014 年 6 月ニプロ株式会社 セファゾリン Na 注射用 1g NP の ph 変動試験 1. 試験目的セファゾリン Na 注射用 1g NP は セファゾリンナトリウムを有効成分とするセファロスポリン系抗生物質製剤である 今回

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

01_告示(本文)案文_171121

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使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

7. 引用文献 参考資料 1) Gao Y, Zhao MH.: Drug-induced anti-neutrophil cytoplasmic antibody-associated vasculitis. Nephrology (Carlton). 14:33-41, ) Merk

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

別添 治験副作用等症例の定期報告に関する質疑応答集 (Q&A) について < 半年ごとの定期報告の受け付け> Q1 平成 26 年 6 月 30 日までの間は 治験依頼者 ( 自ら治験を実施する者を除く ) が提出する副作用等症例の定期報告は なお従前の例によることができる とあるが 平成 26 年

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医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

臨床検査値 G-CSF 白血球数 (/μl) 好中球 (/μl) 投与開始 3 日 投与 14 日目 投与 27 日目 ( 投 中止 1 日後 中止 5 日後 中止 7 日後 白血球数 (/μl)

ヒューマリン(インスリン ヒト)患者向医薬品ガイド(R注バイアル)

スライド タイトルなし

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日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

Taro-01_告示(本文)案分

3. 発症時の尿中 Cペプチド<10µg/day, または, 空腹時血清 Cペプチド<0.3ng/mLかつグルカゴン負荷後 ( または食後 2 時間 ) 血清 Cペプチド<0.5ng/mLである *: 劇症 1 型糖尿病発症前に耐糖能異常が存在した場合は, 必ずしもこの数字は該当しない < 参考所見

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

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(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

参考表 ARONJ を発症するリスクを有する代表的な骨吸収抑制薬 一般名主な商品名効能 効果 注射薬 ゾレドロン酸水和物注射液 (1) パミドロン酸 デノスマブ アレンドロン酸 ゾメタ パミドロン酸二 Na ランマーク ボナロン 高用量 ( 主に悪性腫瘍 ) 悪性腫瘍による高カルシウム血症多発性骨髄

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

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症例 2 40 歳代 女性絨毛癌 メトトレキサートによる化学療法中図 2 Grade2 症例 3 40 歳代 女性乳がん術後多臓器転移 パクリタキセルによる外来化学療法中 図 3 症例 4 30 歳代 女性頸管妊娠 メトトレキサートによる化学療法中 図 4-1 図

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Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

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都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

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を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい

相互作用DB

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ライゾデグ配合注フレックスタッチ 患者向医薬品ガイド 2014 年 10 月作成 この薬は? 販売名 一般名 含有量 1 筒 (3mL 中 ) ライゾデグ配合注フレックスタッチ RYZODEG FlexTouch インスリンデグルデク ( 遺伝子組換え ) Insulin Degludec (Gen

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患者向医薬品ガイド

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要旨 平成 30 年 2 月 21 日新潟県福祉保健部 インターフェロンフリー治療に係る診断書を作成する際の注意事項 インターフェロンフリー治療の助成対象は HCV-RNA 陽性の C 型慢性肝炎又は Child-Pugh 分類 A の C 型代償性肝硬変で 肝がんの合併のない患者です 助成対象とな

患者向医薬品ガイド

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

患者向医薬品ガイド

DRAFT#9 2011

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資料 2-4 イソプロピルアンチピリン製剤の安全対策について 平成 23 年 6 月 23 日平成 23 年度薬事 食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会 ( 第 2 回 ) 1. イソプロピルアンチピリン製剤の安全性に係る調査結果報告書 ( 別紙 ) 1 ページ

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

医師主導治験取扱要覧

日本内科学会雑誌第98巻第12号

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

ヒューマログ(インスリン リスプロ)患者向医薬品ガイド(カート/ミリオペン)

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

入院 3 日目同院皮膚科で SJS と診断され プレドニゾロン 60 mg/ 日 γ- グロブリン 2.5 g/ 日の点滴治療を開始 入院 4 日目家族の希望で当科に転院 ( 現症 ): 顔面 頸部に米粒大までの暗紅色斑が多発 融合し 眼瞼 鼻孔部 口唇粘膜には発赤 びらんを伴っていた 躯幹でも同様


糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

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目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

Microsoft Word - 薬食安発1128第9号

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37 4

スライド 1

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり


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2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

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減量・コース投与期間短縮の基準

Transcription:

7. 参考文献 1. Fabris P, Betterle C, Floreani A, Greggio NA, de Lazzari F, Naccarato R, Chiaramonte M: Development of type 1 diabetes mellitus during interferon alfa therapy for chronic HCV hepatitis. Lancet 340:548, 199. Waguri M, Hanafusa T, Itoh N, Imagawa A, Miyagawa J, Kawata S, Kono N, Kuwajima M, Matsuzawa Y: Occurrence of IDDM during interferon therapy for chronic viral hepatitis. Diabetes Res Clin Pract 3:33-36, 1994 3. Consensus development conference on antipsychotic drugs and obesity and diabetes. Diabetes Care 7:596-601, 004 4. Park-Wyllie LY, Juurlink DN, Kopp A, Shah BR, Stukel TA, Stumpo C, Dresser L, Low DE, Mamdani MM: Outpatient gatifloxacin therapy and dysglycemia in older adults. N Engl J Med 354:135-1361, 006 5. Yamada C, Nagashima K, Takahashi A, Ueno H, Kawasaki Y, Yamada Y, Seino Y, Inagaki N: Gatifloxacin acutely stimulates insulin secretion and chronically suppresses insulin biosynthesis. Eur J Pharmacol 553:67-7, 006 6. Nabe K, Fujimoto S, Shimodahira M, Kominato R, Nishi Y, Funakoshi S, Mukai E, Yamada Y, Seino Y, Inagaki N: Diphenylhydantoin suppresses glucose-induced insulin release by decreasing cytoplasmic H+ concentration in pancreatic islets. Endocrinology 147:717-77, 006 7. Pandit MK, Burke J, Gustafson AB, Minocha A, Peiris AN: Drug-induced disorders of glucose tolerance. Ann Intern Med 118:59-539, 1993 8. Assan R, Perronne C, Assan D, Chotard L, Mayaud C, Matheron S, Zucman D: Pentamidine-induced derangements of glucose homeostasis. Determinant roles of renal failure and drug accumulation. A study of 18 patients. Diabetes Care 18:47-55, 1995 9. Carr A, Samaras K, Thorisdottir A, Kaufmann GR, Chisholm DJ, Cooper DA: Diagnosis, prediction, and natural course of HIV-1 protease-inhibitor-associated lipodystrophy, hyperlipidaemia, and diabetes mellitus: a cohort study. Lancet 353:093-099, 1999 10. Carr A, Workman C, Carey D, Rogers G, Martin A, Baker D, Wand H, Law M, Samaras K, Emery S, Cooper DA: No effect of rosiglitazone for treatment of HIV-1 lipoatrophy: randomised, double-blind, placebo-controlled trial. Lancet 363:49-438, 004 18

表 1 添付文書にについて記載されている主な医薬品 (007 年 11 月現在 ) ( 各添付文書中の項目で な副作用 の副作用のいずれかを分類し 添付文書 中のに関する表現を抜粋した ) 一般的名称 記載欄 副作用の内容 アゾセミド 症 硫酸アタザナビル, の悪化及び :, の悪化及びがあらわれることがあるので, 定期的に検査を行うなど観察を十分に行うこと アテノロール アトルバスタチンカルシウム水和物 : があらわれることがあるので 口渇 頻尿 全身倦怠感等の症状の発現に注意するとともに 定期的に検査を行うなど十分な観察を行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと アミノフィリン症 アムホテリシン B ベシル酸アムロジピン アリピプラゾール ( : 性ケトアシドーシス 性昏睡 : 性ケトアシドーシス 性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどった症例が報告されているので 本剤投与中は口渇 多飲 多尿 頻尿 多食 脱力感等の症状の発現に注意するとともに 血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い 異常が認められた場合には インスリン製剤の投与などの適切な処置を行うこと ) アリルエストレノール イセチオン酸ペンタミジン : があらわれることがあるので このような症状が発現した場合には投与を中止し インスリンなどの適切な処置を行うこと インスリンリスプロ ( 遺伝子組換え ) インダパミド症 インターフェロンアルファ -b インドメタシン インドメタシンファルネシル 19

インフリキシマブ ( 遺伝子組み換え ) エプレレノン エムトリシタビン エムトリシタビン フマル酸テノホビルジソプロキシル配合剤 オキサリプラチン ( 併用療法時 ) 酢酸オクトレオチド オランザピン 性ケトアシドーシス 性昏睡 : があらわれ 性ケトアシドーシス 性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがあるので 血糖値の測定や 口渇 多飲 多尿 頻尿等の観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し インスリン製剤の投与を行うなど 適切な処置を行うこと ガチフロキサシン メシル酸ガレノキサシン水和物 ガンシクロビル キヌプリスチン ダルホプリスチン フマル酸クエチアピン, 性ケトアシドーシス, 性昏睡 : があらわれ, 性ケトアシドーシス, 性昏睡 ( いずれも頻度不明注 )) から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがあるので, 血糖値の測定や, 口渇, 多飲, 多尿, 頻尿等の観察を十分に行い, 異常が認められた場合には, 投与を中止し, インスリン製剤の投与を行うなど, 適切な処置を行うこと クロルタリドン症 酢酸クロルマジノン ゲムツズマブオゾガマイシン ( 遺伝子組換え ), の悪化, ( 頻度不明 ):, の悪化あるいはがあらわれることがあり, 昏睡, ケトアシドーシスを伴う重篤な症例も報告されているので, 血糖値や尿糖に注意するなど観察を十分に行い, 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと コリンテオフィリン症 サルメテロールキシナホ酸塩 0

サルメテロールキシナホ酸塩 フルチカゾンプロピオン酸エステル シクロスポリン シスプラチン (0.1% 未満 ) の悪化 (0.1% 未満 ): の悪化があらわれるおそれがあり シスプラチン静注時においては昏睡 ケトアシドーシスを伴う重篤な症例も報告されているので 血糖値や尿糖に注意するなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと ジドブジン ラミブジン (0% 以上 ) 頭蓋内圧亢進 頭蓋内浮腫治療剤 ( 濃グリセリン 果糖注 ) 非ケトン性高浸透圧性 塩酸セリプロロールの悪化 塩酸ソタロール ソマトロピン ( 遺伝子組換え ) メシル酸サキナビル ( 頻度不明 ): 耐糖能低下があらわれ を発症することがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと (0.7%) (1.4%) の悪化 ( 頻度不明 ): の悪化 があらわれ その中には重篤な症例やケトアシドーシスを伴っていた症例の報告がある このような症状があらわれた場合には インスリンや血糖降下剤の投与等適切な処置を行うこと サニルブジン 三酸化ヒ素 シクロホスファミド ジダノシン 塩酸シプロフロキサシン タクロリムス水和物 : 及びの悪化 (5% 未満 ) (15% 以上 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には減量 休薬等の適切な処置を行うこ と 1

テオフィリン症 塩酸デクスメデトミジン ドキソルビシン塩酸塩 トラセミド症 トリクロルメチアジド症 トリパミド症 ニフェジピン パクリタキセル, 低血糖 バルガンシクロビル塩酸塩 ビカルタミド 泌尿器科用灌流液 ヒドロクロロチアジド症 ピレタニド症 フェニトイン ブクラデシンナトリウム ブメタニド症 フルコナゾール フロセミド症 プロピオン酸フルチカゾン ペグインターフェロンアルファ -b( 遺伝子組換え ) (1% 未満 ): [ インスリン依存型 (IDDM) 及びインスリン非依存型 (NIDDM)] が増悪又は発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行い, 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと ベスナリノン 塩酸ベタキソロール ベンチルヒドロクロロチアジド 症 ホスアンプレナビルカルシウム水和物 : の悪化 性ケトアシドーシス ( いずれも頻度不明 ) 及び (1% 未満 ) があらわれることがあるので このような症状があらわれた場合は インスリン又は経口薬の投与開始や用量調節など適切な処置を行うこと (HIV プロテアーゼ阻害剤にて治療中の患者において 糖尿

病 の悪化 及び性ケトアシドーシスがあらわれたとの報告がある ) ホスフルコナゾール ボリコナゾール ボルテゾミブ ミゾリビン :(0.11%) 及びの悪化があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと メチクラン症 メフルシド 症 塩酸モキシフロキサシン リスペリドン 塩酸リトドリン 性ケトアシドーシス : 血糖値の急激な上昇やの悪化から 性ケトアシドーシスがあらわれることがある 性ケトアシドーシスに至ると母体と胎児の生命を脅かすことがある 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 直ちに投与を中止し 適切な処置を行うこと ( 頻度不明 ) リトナビル, ( 頻度不明 ):, 及びの悪化があらわれることがある リネゾリド リバビリン (1% 未満 ): [ インスリン依存型 (IDDM) 及びインスリン非依存型 (NIDDM)] が増悪又は発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行い, 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと : 3

レセルピン 塩酸ヒドララジン ヒドロクロロチアジド 症 ロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジド 症 ( に 低血糖有り ) ロピナビル リトナビル, :, 及びの悪化があらわれることがある.[HIV プロテアーゼ阻害薬にて治療中の患者に, の悪化及びがあらわれたとの報告がある. 一部の例ではインスリン又は経口薬の投与開始や用量調節が必要となった. 一部では性ケトアシドーシスがあらわれている.HIV プロテアーゼ阻害薬を中止した例の一部では, が持続した.] 4

表 添付文書にについて記載されている主な医薬品 (009 年 1 月現在 ) ( 各添付文書中の項目で な副作用 の副作用のいずれかを分類し 添付文書中のに関する表現を抜粋した ) 一般名 な副作用 副作用 アスパラギナーゼ 膵内分泌機能障害 ( 膵ランゲルハンス島炎 ) によるがあらわれることがあるので 観察を十分に行い 口渇感 多飲多尿等の症状があらわれた場合には休薬又 耐糖能異常 は投与を中止し 適切な処置を行うこと アタザナビル硫酸塩, の悪化及び :, の悪化及びがあらわれることがあるので, 定期的に 検査を行うなど観察を十分に行うこと アダリムマブ ( 遺伝子組換え ), : があらわれることがある ので 口渇 頻尿 全身倦怠感等の症状の発現に注意すアトルバスタチンカルるとともに 定期的に検査を行うなど十分な観察を行い シウム水和物異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な 処置を行うこと アリピプラゾール イセチオン酸ペンタミジン インジナビル インターフェロンアルファ -b( 遺伝子組換え ) インターフェロンアルファ (BALL-1) インターフェロンアルファ (NAMALWA) 性ケトアシドーシス 性昏睡 : 性ケトアシドーシス 性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどった症例が報告されているので 本剤投与中は口渇 多飲 多尿 頻尿 多食 脱力感等の症状の発現に注意するとともに 血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い 異常が認められた場合には インスリン製剤の投与などの適切な処置を行うこと : があらわれることがあるので このような症状が発現した場合には投与を中止し インスリンなどの適切な処置を行うこと 血糖値の上昇 : 定期的に検査を実施するなど観察を十分に行うこと インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと 血糖上昇 血糖上昇 血糖上昇 5

インターフェロンアルファコン -1( 遺伝子組換え ) インターフェロンベータ インターフェロンベータ -1a( 遺伝子組換え ) インターフェロン -β -1b( 遺伝子組換え ) インターフェロンガンマ -1a( 遺伝子組換え ) インフリキシマブ ( 遺伝子組換え ) エプレレノン オランザピン カルベジロール フマル酸クエチアピン インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと インスリン依存型 (IDDM) 及びインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪又は発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行い, 異常が認められた場合には投与を中止し, 適切な処置を行うこと. : が増悪又は発症することがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行い, 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと 性ケトアシドーシス 性昏睡 : があらわれ 性ケトアシドーシス 性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがあるので 血糖値の測定や 口渇 多飲 多尿 頻尿等の観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し インスリン製剤の投与を行うなど 適切な処置を行うこと 性ケトアシドーシス 性昏睡 : があらわれ 性ケトアシドーシス 性昏睡 ( いずれも頻度不明注 )) から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがあるので 血糖値の測定や 口渇 多飲 多尿 頻尿等の観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し インスリン製剤の投与を行うなど 適切な処置を行うこと 血糖上昇 血糖上昇 尿糖 悪化 尿糖 性昏睡 性ケトアシドーシス 血糖値上昇, 低血糖, 尿糖, 悪化 6

クロルマジノン酢酸エステル ゴセレリン酢酸塩 コルチゾン酢酸エステル サキナビルメシル酸塩 サニルブジン シスプラチン ジダノシン スニチニブリンゴ酸塩 セレコキシブ ソマトロピン ( 遺伝子組換え ) タクロリムス水和物 ダルナビルエタノール付加物デキサメタゾンデキサメタゾンパルミチン酸エステルデキサメタゾンリン酸エステルナトリウムリン酸デキサメタゾンナトリウムドキソルビシン塩酸塩リポソーム, の悪化, :, の悪化あるいはがあらわれることがあり, 昏睡, ケトアシドーシスを伴う重篤な症例も報告されているので, 血糖値や尿糖に注意するなど観察を十分に行い, 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと. の発症又は増悪 : の発症又は増悪があらわれることがあるので 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと の悪化 : の悪化 があらわれ その中には重篤な症例やケトアシドーシスを伴っていた症例の報告がある このような症状があらわれた場合には インスリンや血糖降下剤の投与等適切な処置を行うこと の悪化 : の悪化があらわれることがあり 昏睡 ケトアシドーシスを伴う重篤な症例も報告されているので 血糖値や尿糖に注意するなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと : 耐糖能低下があらわれ を発症することがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと : 及びの悪化 (5% 未満 ) (15% 以上 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には減量 休薬等の適切な処置を行うこと,, 糖尿, 低血糖, 悪化 耐糖能低下 低血糖 7

トリアムシノロン トリアムシノロンアセトニド水性懸濁注射液 トシリズマブ ( 遺伝子組換え ) ニプラジロール メシル酸ネルフィナビル バルガンシクロビル塩酸塩ヒドロコルチゾン コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム ブロナンセリン プレドニゾロンプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウムフルドロコルチゾン酢酸エステル ペグインターフェロンアルファ -a( 遺伝子組換え ) ペグインターフェロンアルファ -b( 遺伝子組換え ) ペグビソマント ( 遺伝子組換え ), 血糖値の上昇 : 本剤の投与により,, の悪化及び血糖値の上昇が報告されており, その中には重篤な症例やケトアシドーシスを伴う症例も報告されているので, このような症状があらわれた場合には, 投与を中止するなど適切な処置を行うこと : があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと 性ケトアシドーシス 性昏睡 : 他の抗精神病薬で やの悪化があらわれ 性ケトアシドーシス 性昏睡に至ることがあるとの報告があり 本剤においても血糖値の上昇が認められているため 口渇 多飲 多尿 頻尿等の症状の発現に注意するとともに 血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い 異常が認められた場合には 投与を中止し インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと インスリン依存型 (IDDM) およびインスリン非依存型 (NIDDM) : が増悪または発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行うこと : [ インスリン依存型 (IDDM) 及びインスリン非依存型 (NIDDM)] が増悪又は発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行い, 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと 増悪 悪化 低血糖 血糖上昇, 尿糖 8

ベタメタゾン ベタメタゾン d-クロルフェニラミンマレイン酸塩ベタメタゾン酢酸エステル ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム配合水性懸濁注射液 ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム ベルテポルフィン ホスアンプレナビルカルシウム水和物 : の悪化 性ケトアシドーシス ( いずれも頻度不明 ) 及び (1% 未満 ) があらわれることがあるので このような症状があらわれた場合は インスリン又は経口薬の投与開始や用量調節など適切な処置を行うこと (HIV プロテアーゼ阻害剤にて治療中の患者において の悪化 及び性ケトアシドーシスがあらわれたとの報告がある ) ミコフェノール酸モフェチル : このような症状があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと 低血糖 血糖値上昇 ミゾリビン メチルプレドニゾロン メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム メチルプレドニゾロン酢酸エステル メドロキシプロゲステロン酢酸エステル ラルテグラビルカリウム : 及びの悪化があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと : があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと : があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと : があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと 糖尿 耐糖能異常 悪化 性白内障増悪 9

リスペリドン リバビリン リトドリン塩酸塩 リトナビル リュープロレリン酢酸塩 ロピナビル リトナビル 性ケトアシドーシス 性昏睡 : やの悪化があらわれ 性ケトアシドーシス 性昏睡に至ることがある 口渇 多飲 多尿 頻尿等の症状の発現に注意するとともに 血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い 異常が認められた場合には 投与を中止し インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと : [ インスリン依存型 (IDDM) 及びインスリン非依存型 (NIDDM)] が増悪又は発症することがあり, 昏睡に至ることがあるので, 定期的に検査 ( 血糖値, 尿糖等 ) を行い, 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと, 性ケトアシドーシス : 血糖値の急激な上昇やの悪化から, 性ケトアシドーシスがあらわれることがある 性ケトアシドーシスに至ると母体と胎児の生命を脅かすことがある 観察を十分に行い, 異常が認められた場合には, 直ちに投与を中止し, 適切な処置を行うこと, :, 及びの悪化があらわれることがある. の発症又は増悪 : 異常が認められた場合には適切な処置を行うこと, :, 及びの悪化があらわれることがある.[HIV プロテアーゼ阻害薬にて治療中の患者に, の悪化及びがあらわれたとの報告がある. 一部の例ではインスリン又は経口薬の投与開始や用量調節が必要となった. 一部では性ケトアシドーシスがあらわれている.HIV プロテアーゼ阻害薬を中止した例の一部では, が持続した.] 30

表 3 添付文書にについて記載されている主な輸液製剤 透析液等 (007 年 11 月現在 ) ( 各添付文書中の項目で な副作用 の副作用のいずれかを分類し 添付文書中のに関する表現を抜粋した ) 名称代表的製剤記載欄副作用の内容 トリパレン 1 号 号 カロナリー L M H : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので, 過度の, 高浸透圧利尿, 口渇があらわれることがあるので, このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと ハイカリック NC- H NC-L NC-N : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので, ときに過度の, 高浸透圧利尿, 口渇があらわれるので, このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと ハイカリック RF : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので, ときに過度の, 高浸透圧利尿, 口渇があらわれるので, このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと ハイカリック液 -1 号 号 3 号 : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので, ときに過度の, 高浸透圧利尿, 口渇があらわれるので, このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと リハビックス -K1 号 -K 号 ミキシッド -L -H ( 頻度不明 ): 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので 高浸透圧利尿 口渇があらわれることがある このような症状があらわれた場合には 投与量を減ずるかインスリン投与等の適切な処置を行うこと : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので 過度の尿糖 高浸透圧利尿 口渇があらわれることがあるので このような症状があらわれた場合には インスリンの投与等の適切な処置を行うこと 31

フルカリック 1 号 号 3 号 ユニカリック L N. ネオパレン 1 号 号 : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので, 過度の, 高浸透圧利尿, 口渇があらわれることがあるので, このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので, 過度の, 高浸透圧利尿, 口渇があらわれることがあるので, このような症状があらわれた場合にはインスリン投与等の適切な処置を行うこと : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので 過度の 高浸透圧利尿 口渇があらわれるので このような症状があらわれた場合には インスリン投与等の適切な処置を行うこと アミノトリパ 1 号 号 ( 高浸透圧性利尿 口渇 ) 輸液用電解質液 ( 維持液 - 高張 ) 人工腎臓透析用粉末製剤人工腎臓透析用粉末製剤 人工腎臓用透析液 人工腎臓用透析液 人工腎臓用透析液 人工腎臓用透析液 ピーエヌツイン -1 号 - 号 -3 号 ソリタックス -H ハイソルブ -D ハイソルブ -F キンダリー液 AF-P 号キンダリー液 AF-S 号キンダリー液 AF-3P 号キンダリー液 AF-3S 号 : 本剤は高濃度のブドウ糖含有製剤なので ときに過度の 高浸透圧利尿 口渇があらわれるので このような症状があらわれた場合には インスリン投与等の適切な処置を行うこと 人工腎臓用透析液 キンダリー液 AF-3 号 3

人工腎臓用透析液 キンダリー液 AF- 号 人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤人工腎臓用透析液粉末製剤 透析ろ過型人工腎臓用透析液 透析ろ過型人工腎臓用補充剤 リンパック リンパック リンパック 3 号 リンパック TA1 リンパック TA3 キドライム T-30 キンダリー D 号 キンダリー E 号 キンダリー 3D 号 キンダリー 3E 号 バイフィル -S バイフィル専用炭酸水素ナトリウム補充液 人工腎臓用透析液 AK- ソリタ DL 人工腎臓用透析液 AK- ソリタ DP 人工腎臓用透析液 AK- ソリタ FL 人工腎臓用透析液 AK- ソリタ FP 人工腎臓透析用剤 D ドライ.5S 人工腎臓透析用剤 D ドライ 3.0S 腹膜透析液エクストラニール 腹膜透析液 ステイセーフバランス 腹膜透析液 ダイアニール -N PD- 腹膜透析液 ダイアニール -N PD-4 33

腹膜透析液ダイアニール PD- 腹膜透析液ダイアニール PD-4 腹膜透析液ペリセート 腹膜透析液ミッドペリック 腹膜透析液ミッドペリック L 腹膜透析用電解質液 ペリダイア液 -1 号 - 号 : があらわれることがあるので (0.1~5% 未満 ), 患者ではインスリンの投与等適切な処置を行うこと : 患者ではがあらわれることがあるので, インスリンの投与等適切な処置を行うこと : 患者ではがあらわれることがあるので, インスリンの投与等適切な処置を行うこと : があらわれることがあるので, 患者ではインスリンの投与等適切な処置を行うこと 34

参考 1 薬事法第 77 条の 4 の に基づく副作用報告件数 ( 医薬品別 ) 注意事項 1) 薬事法第 77 条の4のの規定に基づき報告があったもののうち 報告の多い推定原因医薬品 ( 原則として上位 10 位 ) を列記したもの 注 ) 件数 とは 報告された副作用の延べ数を集計したもの 例えば 1 症例で肝障害及び肺障害が報告された場合には 肝障害 1 件 肺障害 1 件として集計 また 複数の報告があった場合などでは 重複してカウントしている場合があることから 件数がそのまま症例数にあたらないことに留意 ) 薬事法に基づく副作用報告は 医薬品の副作用によるものと疑われる症例を報告するものであるが 医薬品との因果関係が認められないものや情報不足等により評価できないものも幅広く報告されている 3) 報告件数の順位については 各医薬品の販売量が異なること また使用法 使用頻度 併用医薬品 原疾患 合併症等が症例により異なるため 単純に比較できないことに留意すること 4) 副作用名は 用語の統一のため ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/J)ver. 10.0 に収載されている用語 (Preferred Term: 基本語 ) で表示している 年度 副作用名 医薬品名 件数 オランザピン 1 タクロリムス水和物 10 平成 18 年度 インスリンリスプロ ( 遺伝子組換え ) 8 三酸化ヒ素 6 インスリングラルギン ( 遺伝子組換え ) 6 アリピプラゾール 5 インスリンアスパルト ( 遺伝子組換え ) リスペリドン コハク酸ソリフェナシン イベルメクチン アレンドロン酸ナトリウム水和物 ホスフルコナゾール ガチフロキサシン水和物 酢酸オクトレオチド アムホテリシン B 塩酸モキシフロキサシン ロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジド プレドニゾロン ヒトインスリン ( 遺伝子組換え ) タミバロテン 5 4 4 3 3 3 3 合計 108 35

平成 19 年度 アリピプラゾール 17 インスリンアスパルト ( 遺伝子組換え ) 10 ガチフロキサシン水和物 8 フマル酸クエチアピン ヒトインスリン ( 遺伝子組換え ) タクロリムス水和物 オランザピン 三酸化ヒ素 酢酸クロルマジノン インスリンリスプロ ( 遺伝子組換え ) ロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジド テガフール ギメラシル オテラシルカリウム 硫酸クロピドグレル エゼチミブ 酢酸オクトレオチド コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム メシル酸イマチニブ ビカルタミド インスリングラルギン ( 遺伝子組換え ) 6 5 5 5 4 3 3 3 3 3 合計 118 医薬品の販売名 添付文書の内容等を知りたい時は 独立行政法人医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報提供ホームページの 添付文書情報 から検索することが出来ます (http://www.info.pmda.go.jp/) また 薬の副作用により被害を受けた方への救済制度については 独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページの 健康被害救済制度 に掲載されています (http://www.pmda.go.jp/index.html) 36

参考 ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/J)ver.11.1 における主な関連用語一覧 日米 EU 医薬品規制調和国際会議 (ICH) において検討され 取りまとめられた ICH 国際医薬用語集 (MedDRA) は 医薬品規制等に使用される医学用語( 副作用 効能 使用目的 医学的状態等 ) についての標準化を図ることを目的としたものであり 平成 16 年 3 月 5 日付薬食安発第 035001 号 薬食審査発第 03503 号厚生労働省医薬食品局安全対策課長 審査管理課長通知 ICH 国際医薬用語集日本語版 (MedDRA/J) の使用について により 薬事法に基づく副作用等報告において その使用を推奨しているところである 下記に の表現を含む PT( 基本語 ) とそれにリンクする LLT( 下層語 ) を示す また MedDRA でコーディングされたデータを検索するために開発された MedDRA 標準検索式 (SMQ) には / の発症 (SMQ) があり これを利用すれば MedDRA でコーディングされたデータから包括的な症例検索が実施することができる 名称 PT: 基本語 (Preferred Term) LLT: 下層語 (Lowest Level Term) ステロイド誘発性ストレス誘発性 NOS 薬剤誘発性 PT: 基本語 (Preferred Term) 性高浸透圧性非ケトン性症候群 LLT: 下層語 (Lowest Level Term) 性高浸透圧性非ケトアシドーシス PT: 基本語 (Preferred Term) 性ケトアシドーシス性昏睡 PT: 基本語 (Preferred Term) 性昏睡 LLT: 下層語 (Lowest Level Term) 昏睡 英語名 Hyperglycaemia Hyperglycaemia steroid-induced Stress induced hyperglycaemia Hyperglycaemia NOS Drug-induced hyperglycaemia Hyperglycaemic hyperosmolar nonketotic syndrome Diabetic hyperosmolar non-ketoacidosis Diabetic ketoacidotic hyperglycaemic coma Diabetic hyperglycaemic coma Coma hyperglycaemic 37