平成26年度英語教育推進リーダー中央研修実施要項

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1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

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目次 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム ダイジェスト版 について p. 1 教員養成 研修外国語 ( 英語 ) コア カリキュラムの位置付けについて p. 1 小学校教員養成課程外国語 ( 英語 ) コア カリキュラム構造図 p. 2 学習項目と到達目標 p. 3 中 高等学校

平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

ICTを軸にした小中連携

授業科目名英語科教育基礎論 a (Basics of English Language Education a) 科目番号 授業形態講義単位数 1 単位標準履修年次 2 年次実施学期春 AB 曜時限水曜 2 時限対象学群 学類担当教員 ( 連絡先 ) 斉田智里 ( 非常勤講師 ) オ

平成16年度小学校及び中学校教育課程研究協議会報告書

英語教育改善プラン

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨


グローバル化に対応した英語教育改革実施計画

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

英語教育の在り方に関する有識者会議について < 委員一覧 50 音順 ( 平成 26 年 2 月 26 日現在 )> 座長 副座長 石鍋浩大津由紀雄佐々木正文髙木展郎多田幸雄藤村徹 松川禮子松本茂三木谷浩史安河内哲也 吉田研作 足立区立蒲原 ( かばら ) 中学校校長明海大学外国語学部教授東京都立町

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事業概要

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

自己紹介をしよう

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回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

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例 1) 日系人の A さんの場合 1 域内の外国人の状況 ニーズ, 地域のリソース等の把握 (1) 対象とする学習者の属性や数の把握 レディネス( 日本語学習をどの程度行っているか ) 家族形態 来日 3か月で日本語学習経験はなし 妻, 子供 ( 小学生 ) 漢字圏かどうか 在留資格 非漢字圏 定

ケンブリッジ国際児童英検 (YLE テスト ) 学校 スクール関係者の方へ ~ 早期英語学習で子どもたちの将来にとって有利なスタートを ~

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4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

平成27年度公立小・中学校における教育課程の編成実施状況調査結果について

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

授業概要と課題 第 1 回 オリエンテェーション 授業内容の説明と予定 指定された幼児さんびか 聖書絵本について事後学習する 第 2 回 宗教教育について 宗教と教育の関係を考える 次回の授業内容を事前学習し 聖書劇で扱う絵本を選択する 第 3 回 キリスト教保育とは 1 キリスト教保育の理念と目的

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

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平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

結果からの考察 中学校 高校の英語の授業では音声指導や文法指導などが多く 話す 書く を含めた言語活動がまだ十分に行われていないという課題が明らかになりました 中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上のためには 従来の文法中心の指導からの脱却が求められます 英語教員の多くは 英語で表現する機会

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ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

山梨大学教職大学院専攻長 堀哲夫教授提出資料

慶應外語 2019 年度春学期三田正科注意 : やむをえない理由により 予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります 講座開始後 この変更を理由に講座をキャンセルされる場合 受講料の返還はいたしません 講座コード C ベトナム語 基礎コース 担当者 グエン Nguyễn ミン

楽しい外国語活動を目指して

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

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指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

Taro-自立活動とは

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

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平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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平成 26 年度英語教育推進リーダー中央研修実施要項 平成 2 6 年 4 月 2 5 日文部科学省初等中等教育局長 1. 事業の趣旨概要文部科学省は グローバル化に対応した英語教育改革実施計画 ( 平成 25 年 12 月 13 日公表 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/12/1342458.htm) に基づき 英語によるコミュニケーション能力を有し グローバル化に対応した人材の育成を強化するため 外部専門機関と連携した効果的な研修を通して 英語教育に携わる者の指導力の向上を図る事業を実施する その一環として 国は 各学校段階における英語教育推進リーダーを養成するための中央研修を実施する 研修修了者は 研修指導者として 各地で中核となる小学校教員や中 高等学校の外国語 ( 英語 ) 担当教員の研修や授業 評価の改善のための指導 助言を行う このような取組を通して 小学校における英語教育の中核となる教員及び中 高等学校の英語担当教員 外国語指導助手の英語指導力を向上させる 2. 事業の実施主体本事業は 文部科学省が実施する国の委託事業であり 事業の実施については 公募により選定された一つの事業実施団体 ( 以下 実施団体 という ) に委託して実施する なお 中央研修受講者の決定は 各都道府県教育委員会からの推薦を踏まえ 文部科学省初等中等教育局国際教育課において行う 3. 研修期間及び研修プログラムの主な内容 小 中 高等学校の英語教育推進リーダー 集合研修 1( 実践のための研修を 4~5 日間実施 ) 授業実習 ( 所属校で実施 ) 集合研修 2( 指導のための研修を 4~5 日間実施 ) 研修実習 ( 各地域で実施 ) その後 英語教育推進リーダー として認証 外国語指導助手 集合研修 ( 実践及び指導のための研修を 3 日間実施 ) 研修実習 ( 集合研修及び各地域で実施 ) その後 修了認証 研修グループは 25 名程度で構成する ( 別添 1 参照 ) 4. 研修先実施団体の手配による 5. 研修対象者 (1) 参加資格次の要件を満たし 心身共に健康で所定の期間の研修プログラム及び生活に適応できる者 共通 将来 各都道府県等において 英語教育の推進に当たり 中心的役割を果たせる優秀な者 小学校 加配の対象となっている者は原則として参加することア ) 国公私立小学校において 現に外国語活動又は外国語 ( 英語 ) の授業を担当し 5 年以上の勤務実績がある者イ ) 実施団体の研修に対応できる英語力を有している者

ウ ) 研修参加後 域内の中核となる小学校教員を対象とした研修 ( 以後 中核者研修 という ) の講師等 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる者エ ) 原則として 過去に文部科学省又は独立行政法人教員研修センターが実施した教職員等海外派遣研修により派遣されたことがない者 中学校 高等学校 ア ) 外国語 ( 英語 ) の教員免許状を有し 国公私立中学校 高等学校 中等教育学校において 現に外国語 ( 英語 ) の授業を担当し 5 年以上の勤務実績がある者イ ) 実施団体の研修に対応できる英語力を有している者 ( 少なくとも英検準 1 級 TOEFL ibt80 点 TOEIC730 点以上の英語力を有している者 ) ウ ) 研修参加後 域内の英語担当教員を対象とした研修 ( 以後 域内研修 という ) の講師等 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる者エ ) 原則として 過去に文部科学省又は独立行政法人教員研修センターが実施した教職員等海外派遣研修により派遣されたことがない者 外国語指導助手 1 ア )JET プログラムで再任用され 2 年以上の勤務実績がある者イ ) 英語教授法に関する資格 (TEFL/TESOL に係る資格 ケンブリッジ CELTA 等 ) あるいは英語教授法の修士号のいずれかを有する者ウ ) 参加後 配置校において単独で授業を担当したり 東京で開催される来日直後オリエンテーションや域内の外国語指導助手対象研修の講師を務めたりするなど 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる者 外国語指導助手 2 ア )JET プログラムで再任用され 2 年以上の勤務実績がある者イ ) 出身国の教員資格を有し 英語の指導や評価の方法の修得に意欲のある者ウ ) 研修参加後 域内の外国語指導助手対象研修の運営協力等 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる者 (2) 研修対象者の推薦及び研修実習等の実施に当たっての留意点 小 中 高等学校の英語教育推進リーダー ア ) 参加教員数は 500 名を予定している 各校種の外国語 ( 英語 ) 担当教員数等に比して都道府県ごとに配分された人数に即して推薦すること イ ) 都道府県教育委員会は 管内の学校及び市区町村教育委員会 ( 指定都市教育委員会を含む ) において参加者としてふさわしい者を推薦すること 国立及び私立の学校法人に所属する者を推薦する場合は それぞれの設置者の同意を得て推薦すること ウ ) 都道府県教育委員会は 中央研修参加者を講師として 次の研修実習を域内で必ず実施し 研修実習報告書 ( 別紙様式 3) により その状況を報告すること 報告内容を踏まえ 要件を満たすことが確認できた場合 国は 当該実習修了者を 英語教育推進リーダー として認証する 参加対象人数 :20~25 名 研修実習実施時数 : 目安 7 セット (1 セット 2 時間 合計 14 時間 セットを分けなければ 連続でも断続でも可 ) 研修実習実施期間 : 集合研修 2 が終了次第 速やかに実施する ( 平成 26 度中に開始し 平成 27 年度末までに ) エ ) 都道府県教育委員会は 今後 5 年間程度のうちに 事業の確実な成果普及を期し 域内全ての小学校教員や英語担当教員に還元できるよう 中核者研修や域内研修を計画し 校内研修の奨励 促進を図ること その際 当該教育委員会の域内で英語教育推進リーダーを組織的に活用するための具体的な方策を確実に構築し実践する

こと オ ) 本事業における研修実習や中核者研修 域内研修は 所定の手続を行うことにより 免許状更新講習の選択領域の講習として認定を受けられる場合がある ( 例 ) 都道府県 指定都市 中核市教育委員会が実施する研修であり 当該教育委員会の指導主事等が講師になり 英語教育推進リーダーがゲストスピーカーとして講習を行う ( 履修認定試験の実施 履修認定は講師となった者が責任を持って行う ) 場合 免許状更新講習の講師となれる者は 原則 大学教員や都道府県 指定都市 中核市教育委員会の指導主事等である なお 英語教育推進リーダーが主幹教諭 指導教諭等である場合やこれに相当する知識技能を有していると認められる場合は 講師となれる場合があるため 免許状更新講習の認定を受ける際 文部科学省初等中等教育局教職員課教員免許企画室認定係に事前に相談すること 外国語指導助手 ア ) 参加者数は 50 名 ( 外国語指導助手 1 2 それぞれ 25 名 ) を予定している イ ) 都道府県教育委員会は 管内の学校及び市区町村教育委員会 ( 指定都市教育委員会を含む ) において参加者としてふさわしい者を推薦すること 国立及び私立の学校法人に所属する者を推薦する場合は それぞれの設置者の同意を得て推薦すること ウ ) 都道府県教育委員会は 中央研修参加者を講師 ( 外国語指導助手 1) あるいは運営協力者 ( 外国語指導助手 2) とした 次の研修実習を域内で必ず実施し 研修実習報告書 ( 別紙様式 3) により その状況を報告すること 報告内容を踏まえ 要件を満たすことが確認できた場合 当該研修の修了を認証する 参加対象人数 :20~25 名 研修実習実施時数 : 目安 2 セット (1 セット 2 時間 合計 4 時間 セットを分けなければ 連続でも断続でも可 ) 研修実習実施期間 : 中央での研修が終了次第 速やかに実施する ( 平成 26 度中に開始し 平成 27 年度末までに ) (3) 推薦時の提出書類推薦者は 研修等計画書 ( 別紙様式 1) を作成し 参加候補者シート ( 別紙様式 2) と併せて提出する (4) 参加者の決定文部科学省初等中等教育局国際教育課において 学校種 職種ごとの人数の割合 推薦時の提出書類 上記 5.(1) に示す研修対象者の基準等に基づき総合的に勘案して選考し 最終的な参加者を決定して 推薦者に通知する 6. 研修プログラムへの辞退 中止 派遣期間中の一時帰省止むを得ない理由で 上記 5.(4) の参加者の決定以降に 参加を辞退する場合や 研修プログラムを中止したり一時的に帰省したりする場合は 推薦者が実施団体に報告し 実施団体の許可を受けなければならない 7. 研修期間中の実地調査 アンケート等の実施について実施団体は 参加者の研修期間中に 参加者の勤務する学校等での実地調査やアンケートを 1 回程度実施し 研修プログラムの実施状況などを確認し 状況に応じてプログラムの改善を図ることとする 参加者及び推薦者は 実施団体が行う 本事業の実施に係るアンケート調査に対して回答すること

8. 事業成果の報告等推薦者は 各年度 3 月 31 日までに 研修等報告書 ( 別紙様式 4) により参加者の研修成果の活用状況について 文部科学省へ報告すること 9. 経費の取扱い 6. により参加者が辞退等を行った場合 上記 5.(4) の参加者の決定以降に発生した費用は 原則として推薦者である教育委員会等が負担すること 10. その他この要項に定めるほか 当該事業に関し必要な事項は 文部科学省初等中等教育局国際教育課が適宜定めるものとする

英語教育推進リーダー中央研修研修の枠組み 事前課題 ( 所属校 ) 授業案と授業ビデオ撮影 提出意識調査 1 研修後に作成する授業案との比較分析 集合研修 1 実践のための研修 ( 教員研修センター又は国立オリンピック記念青少年総合センター ) 英語力確認テストの実施オリエンテーション ( 研修概要 ) 研修 (5 日間 ) 研修ふりかえりノート意識調査 2 英語力確認テスト結果返却 授業実習 ( 所属校 ) 授業計画 ( 課題 ) リフレクション ( 授業実践の記録 ) オンライン教材の活用 ( 指導力 英語力 ) 研修受講者同士の交流 ( オンラインサイト ) 授業ビデオ撮影 提出 分析 集合研修 2 指導のための研修 ( 教員研修センター又は国立オリンピック記念青少年総合センター ) 意識調査 3 研修 (5 日間 ) 研修実習の計画 地域の中核教員等に対する研修実習 ( 所属教育委員会 ) 研修実習の実施 (2 時間 7 セット程度 ) 研修実習の記録提出 ( 受講者へのアンケート含 ) 意識調査 4 実習踏査 報告及びトレーナーからの評価 4 回の意識調査 受講前後の授業案の分析などを通じて受講者の変容及び研修の効果を測り 改善に繋げる

1 3 2 4 1 3 2 4 5 7 6 8 1 3 5 2 4 6 7 8 3-2 4-2 3-2 4-2 1-2 1-2 5-2 2-2 2-2 6-2 3-2 7-2 4-2 8-2 1-2 3-2 2-2 4-2 5-2 7-2 6-2 8-2

研修実習の内容について - 小学校 題目研修実習参加者に対するねらい重点運営上の留意点 1 教室英語 児童の実態に合わせて 教室での活 動を運営するために 効果的で適切 な指示等が英語でできる 2 絵本の活用 児童を巻き込み 語いや表現に慣れ 親しませたり 習得したりするために 絵本を活用できる 3 単語や表現の学習 様々な効果的な方法で 単語や表現を導入できる 児童が単語や表現を復習したり覚えたりするために様々な活動を設定することができる 4 ALT との打ち合わせ 自信をもってALT 等と授業等の打ち合わせ等が英語でできる 5 歌の活用 英語特有のリズムやイントネーショ ン 語いや表現等に慣れ親しむため に歌を効果的に活用できる 6 アルファベットの音 7 授業指導案の作成 アルファベットのもつ音について 発音と綴りの関係の概要と特徴を理解することができる 児童のアルファベット学習に役立つ様々な活動を実践することができる 授業指導案をもとに 授業の流れ等について英語で説明できる 英語力 教授法 教授法 英語力 教授法 言語知識 教授法 英語力 対象 : 外国語活動及び外国語 ( 英語 ) の授業指導経験の年数に関わらず全教員に適当 最初の 1 時間で主に講義等を通して絵本の活用について理解し 次の 1 時間でワークショップ形式で実践を学ぶ 最初の 2 時間は主に体験授業等を通して単語や表現の学習法について理解し 最後で実践する 3 時間を 2 回に分けることも可能 ただし 同じ受講者が参加のこと 最初の 1 時間で主に体験授業等を通して歌の活用について理解し 次の 1 時間で実践する 2 つに分けて開催してもよいし 2 時間を 1 つのセッションとして扱ってもよい 時間 ( 目安 ) 1 時間 2 時間 3 時間 1 時間 2 時間 2 時間 2 時間 8 他教科等と関連した内容を取り入れた活動 他教科等で児童が学習した内容や 経験した活動を授業に取り入れ 児童の興味関心に応える授業づくりを英語で行うことができる 教授法 1 時間 1. 原則として すべてのセッションに参加すること 2. どのセッションについても 参加する教員の経験は問わない 3. 基本的に参加型のワークショップ形式であるため 中央研修受講者からのインプットを得るだけでなく 他の参加者と情報や考えを共有することが重要である 4. 各セッションは 内容についてさらに討議を深めたり 振り返りを含めたりすることで 時間を延ばすことが可能である 5. 上記のセッションを行う順は問わないが 2 時間以上でセットになっているものは 原則として連続で行うこと 6. 上記のセッション全体を集中コースとして行うことは可能であるが ある程度の期間にわたって設定することが望ましい その際 セッションとセッションの間は 研修参加者は研修で得た新しいアイディア等を実践したり 振り返りをしたりする時間に充てる 7. 教員のニーズは地域によって異なる場合がある 研修の内容について優先順位を決定するに当たっては 当該教育委員会におけるニーズ分析を参考にされたい

研修実習の内容について - 中学校 題目研修実習参加者に対するねらい重点運営上の留意点 1 話すこと に係る言語活動 話すこと に係る効果的な言語活動のポイントを認識することができる 話すこと に係る多様な言語活動の中から 目的に応じた言語活動を選択することができる 聞いたり読んだりしたことに基づいて 自分の考えや意見を話したり話し合ったりする能力を向上させるための言語活動を展開することができる 2 教室英語すべての授業について 英語で行うことを基本とし 生徒が英語に触れるとともに実際に英語を使用する機会を増やすことができる 3 自己関連性生徒の英語学習に対するモチベーションを高めるとともに 生徒を題材内容に引き付けるために教科書や他の関連教材を効果的に活用することができる 4 語い 表現に係る言語活動 5 書くこと に係る言語活動 6 読むこと に係る言語活動 7 コミュニケーションを支えるための文法 8 聞くこと に係る言語活動 生徒を引き付ける様々な言語活動を通して 語い 表現の習得を支援することができる 明確な目標設定に基づき 生徒の関心 意欲を引き出しながら 書くこと に係る言語活動を指導することができる 聞いたり読んだりしたことに基づいて 自分の考えや意見を書く能力を向上させるための言語活動を行うことができる 生徒が文章の意味を読み取ることを支援することができる 生徒にとって読む目的があり 生き生きとしたものとして文章を提示することができる 文法はコミュニケーションを支えるものであることを理解し 言語活動と一体化した文法指導をすることができる 話すことと関連付けて 生徒の聞く力を向上させることができる 1. 原則として すべてのセッションに参加すること 2. どのセッションについても 参加する教員の経験は問わない 教授法 言語のインプットと実践 教授法 教材 教授法 実践的な手法 実践的な手法 言語知識 実践的な手法 実践的な手法 言語知識 実践的な手法 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 1 2 時間目はインプット中心 3 時間目は実践 (3 時間を 2 回に分けて実施することも可能 ) 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 時間 ( 目安 ) 2 時間 1 時間 2 時間 1 時間 1 時間 3 時間 2 時間 2 時間 3. 基本的に参加型のワークショップ形式なので 中央研修受講者からのインプットを得るだけでなく 他の参加者 と情報や考えを共有することが重要である 4. 各セッションは 扱う内容についてさらに討議を深めたり 振り返りを含めたりすることで 時間を延ばすことは可 能である 5. 上記のセッションを行う順番は問わないが 2 時間以上でセットになっているものは 原則として連続で行うこと 6. 上記のセッション全体を集中コースとして行うことは可能だが ある程度の期間にわたって設定することが望まし い その際 それぞれのセッション間の期間は 研修参加者は研修で得た新しいアイディア等を実践したり 同 僚と振り返りをしたりする時間に充てる 7. 教員のニーズは地域によって異なる場合がある 研修の内容について優先順位を決定するにあたっては 当該 教育委員会におけるニーズ分析を参考にされたい

研修実習の内容について 高等学校 1 話すこと に係る言語活動 題目研修実習参加者に対するねらい重点運営上の留意点 話すこと に係る効果的な言語活動のポイントを認識することができる 話すこと に係る多様な言語活動の中から 目的に応じた言語活動を選択することができる 聞いたり読んだりしたことに基づいて 自分の考えや意見を話したり話し合ったりする能力を向上させるための言語活動を展開することができる 2 教室英語 すべての授業について 英語で行うことを基本とし 生徒が英語に触れるとともに実際に英語を使用する機会を増やすことができる 3 自己関連性 生徒の英語学習に対するモチベーション を高めるとともに 生徒を題材内容に引 き付けるために教科書や他の関連教材 を効果的に活用することができる 4 語い 表現に係る言語活動 5 書くこと に係る言語活動 6 読むこと に係る言語活動 7 コミュニケーションを支えるための文法 8 聞くこと に係る言語活動 生徒を引き付ける様々な言語活動を通して 語い 表現の習得を支援することができる 明確な目標設定に基づき 生徒の関心 意欲を引き出しながら 書くこと に係る言語活動を指導することができる 聞いたり読んだりしたことに基づいて 自分の考えや意見を書く能力を向上させるための言語活動を行うことができる 生徒が自立して英文を読むことができるよう支援することができる 生徒が英文を読むことを通してより高度な思考力を身に付けることができるよう 文章を有益に活用することができる 文法はコミュニケーションを支えるものであることを理解し 言語活動と一体化した文法指導をすることができる 話すことと関連付けて 生徒の聞く力を向上させることができる 1. 原則として すべてのセッションに参加すること 2. どのセッションについても 参加する教員の経験は問わない 教授法 言語のインプットと実践 教授法 教材 教授法 実践的な手法 実践的な手法 言語知識 実践的な手法 実践的な手法 言語知識 実践的な手法 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 1 2 時間目はインプット中心 3 時間目は実践 (3 時間を 2 回に分けて実施することも可能 ) 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 1 時間目はインプット 2 時間目はワークショップ形式 時間 ( 目安 ) 2 時間 1 時間 2 時間 1 時間 1 時間 3 時間 2 時間 2 時間 3. 基本的に参加型のワークショップ形式なので 中央研修受講者からのインプットを得るだけでなく 他の参加者 と情報や考えを共有することが重要である 4. 各セッションは 扱う内容についてさらに討議を深めたり 振り返りを含めたりすることで 時間を延ばすことは可 能である 5. 上記のセッションを行う順番は問わないが 2 時間以上でセットになっているものは 原則として連続で行うこと 6. 上記のセッション全体を集中コースとして行うことは可能だが ある程度の期間にわたって設定することが望まし い その際 それぞれのセッション間の期間は 研修で得た新しいアイディア等を実践したり 同僚と振り返りを したりする時間に充てる 7. 教員のニーズは地域によって異なる場合がある 研修の内容について優先順位を決定するにあたっては 当該 教育委員会におけるニーズ分析を参考にされたい

小学校 英語教育推進リーダー中央研修プログラム 研修参加者 教育委員会により推薦され 文部科学省が研修への参加を決定した小学校教員 研修の目的 1. モチベーションが継続する 楽しい英語学習方法を 体験を通して修得する 2. 小学校における外国語活動及び 外国語科について 体験を通してより深く理解し 授業での実践に役立てる 3. 教師自ら主体的に英語を学び続けようとする態度を養う 研修終了時には 英語力という点から 研修参加者は次のことができるようになっている 児童の実態に合わせて 適切な教室英語を使う ( ほめ言葉 指示 説明など ) より主体的に 自信をもって ALT 等と授業について話し合う 基本的な英語の音声の特徴を捉え 英語を正しく発音する ( 強勢 イントネーション 区切りなど ) 発音と綴りの関係について基本的なことを理解する 研修終了時には 教授法という視点から 研修参加者は次のことがよりできるようになっている 設定した目標を達成するのに適切な活動を選択 配列し 実施する 児童のコミュニケーションへの関心 意欲 態度を高める活動の種類を増やす 児童を巻き込み 語いや表現に慣れ親しませたり 習得させたりするために絵本を活用する 英語特有のリズムやイントネーション 語いや表現に慣れ親しませたり 習得させたりするために歌を活用する 絵本を 自信をもって生き生きと 児童の興味を引き付けるように読むことができる 研修終了時には 英語学習という視点から 研修参加者は次のことができるようになっている 自分自身の英語学習計画を立てる 自身で英語学習を進めるにあたり 様々な方策を活用する ( 多読など ) 無料オンライン教材とその利用法について より深く理解し 自身の英語力向上のために利用する 1 of 17

全体の構成 第 1 段階集合研修 1( 実践のための研修 ) 5 日間の研修を受講する 研修に当たっては 1 研修参加者本人が行った授業を録画した DVD 2 当該授業のねらいと簡単な流れを含む授業指導案 を提出する ( 詳細は別途 ) 研修初日には 英語力確認テスト (4 技能 ) を実施予定 本テストにより現時点での英語力を把握するとともに 英語学習の教材レベルを選定する際に役立てる テスト結果は研修期間中に返却予定 第 2 段階授業実習 第 1 段階で指示された課題 ( 授業計画 ) とリフレクション ( 集合研修の振り返りや授業実践の記録等 ) を行う オンライン教材等を通して 英語力向上に向けた自学自習を継続的に行う 研修参加者が参加するオンライン専用サイトを通じて 参加者同士や講師 研修実施団体と継続的に連絡を取り合う 第 3 段階集合研修 2( 指導のための研修 ) 集合研修 2 の終了後に実施する各地域での研修を運営するために 学習理論の習得と マイクロ トレーニングのセッションを通して 英語教育推進リーダー としての知識と技術を養う 研修参加者が各地域で研修を行う際の解説書や教材等は提供される 研修参加者は 1 第 2 段階で実施した授業を録画した DVD 2 当該授業のねらいと簡単な流れを含む授業指導案を提出する ( 時期は別途指示 ) 第 4 段階研修実習 所属教育委員会が主催する研修会において 指導主事等の指導のもと研修を計画立案するとともに 講師を務める 研修の内容及び時間は 文部科学省の定める内容に沿うものとする 研修実習実施者は 実施した研修実習についての自己評価を行い 報告する ( 方法や時期は別途指示 ) 研修実習者が参加するオンライン専用サイトにおいて 経験を共有する 2 of 17

第 1 段階集合研修 1( 実践のための研修 ) 推進リーダー候補者の実態を考慮した上で 研修は基本的に英語で行われる セッションは 英語力が中心になるもの 教授法が中心になるもの あるいは英語力と教授法双方に焦点をあてるものに分かれている 1セッションは 60 分 第 1 日目セッション 内 容 セッション 0 英語力確認テスト (4 技能 2 時間程度 ) を実施 セッション 1 英語力 教授法 セッション 2 英語力 教授法セッション 3 その他 初対面で会話をしたり 続けたり また相手や話の内容に関心を示したりする方法を体験するとともにスピーキング活動の事例を知る コースの始まりに当たり 自己紹介を兼ねて行う 教室英語 ( ほめ言葉 指示語 授業の始まりと終わりの挨拶 活動の説明の仕方など ) を使う体験をしながら学ぶ 研修のねらいと全体の構成などを理解し 自学自習のためのオンライン教材の使い方 研修の記録のとり方などを学ぶ 第 2 日目セッション 4 英語力セッション 5 教授法セッション 6 英語力 教授法セッション 7 教授法セッション 8 教授法セッション 9 英語力 教授法 自分の経験などを題材に 話の構成の仕方を理解するとともに さまざまな表現などを使って話す体験をしながら学ぶ 授業で絵本を活用する際 その意義 絵本の活用の仕方 身振りの付け方や 児童の巻き込み方などを体験しながら学ぶ グループに分かれて 物語を話す練習をする 発音や抑揚に焦点を当てる 扱いたい絵本をもとに グループに分かれてマイクロ ティーチングを行う 講師からのフィードバックを受ける 新しい単語や表現の導入方法や練習方法を ピクチャーカードの作り方とその活用 英語と日本語の違いへの気づきを促す活動を通して体験しながら学ぶ単語や表現の復習の仕方について メモリーゲーム等 認知的な方法を体験しながら学ぶ 第 3 日目セッション 10 英語力 教授法セッション 11 英語力 教授法セッション 12 英語力セッション 13 英語力セッション 14 教授法セッション 15 教授法 第 2 日目のセッションを踏まえ 絵本や Hi, friends! などを活用もしながら 新しい単語や表現の導入や復習についてのマイクロ ティーチングを行う準備をする グループに分かれ 教室英語を使いながら マイクロ ティーチングを実施し 講師からのフィードバックを受ける 外部の人に自分の学校を紹介する英語 ( 施設 場所 雰囲気 児童や職員など ) を学ぶ ALT とのやりとりに必要な英語 ( 教室外での打ち合わせ 授業中でのやりとりに必要な表現など ) を学ぶ ロールプレイの活用の仕方 ( 意義 見本の見せ方 新しい表現の学び方 即興でやってみること フィードバックの仕方など ) を体験しながら学ぶ 歌の活用の仕方 ( 意義 新しい歌の紹介と教え方 意味の理解など ) を体験しながら学ぶ 3 of 17

第 4 日目 セッション 16 英語力 教授法セッション 17 英語力 教授法セッション 21 英語力セッション 22 英語力 教授法セッション 23 英語力 教授法セッション 24 英語力 教授法 グループに分かれ 歌を活用したマイクロ ティーチングを行う アルファベットのもつ音について理解し リーディングのコツ 発音と綴りの関係の概要と特徴 音のつなげ方などを学ぶ アルファベットを扱った活動 ( 五感を使う カードを使った活動 ) を体験しながら学ぶ ALT の発音 ( 出身国等によるアクセントの違い 特有の音 ) について理解する 授業指導案の作成 ( 授業のねらい 流れや活動を説明する 授業案について ALT と打ち合わせする など ) に必要な英語を体験しながら学ぶ ALT と授業について打ち合わせや振り返り ( 交渉する 理由を説明する 断るなど ) の仕方を体験しながら学ぶ 第 5 日目 セッション 25 英語力 教授法セッション 26 英語力 教授法セッション 27 英語力 教授法 他教科等と関連した内容を取り入れた活動について 模擬授業を通して その利点などについて考え 参加者でアイデアを共有する 教室運営に関連する表現等 ( 学習規律を指示する 決まりごとや注意するときの表現 励まし等の表現 ) について学ぶ 研修のまとめと 今後の実践計画を立てる 4 of 17

第 3 段階集合研修 2( 研修実習における指導のための研修 ) 研修受講者の実態を考慮した上で 研修は全て英語で行われる 参加者全体を 4 人グループに分け 1 グループを A(2 人 ) と B(2 人 ) とに分ける 研修期間は 4 日又は 5 日で実施されるが いずれの場合も 時間数と内容は同じ セッション 1(2 時間 ) を除き 研修時間は各 1 時間 マイクロ トレーニングの内容は 集合研修 1 で扱った内容と同一であるが 各チームのテーマは講師が指定する セッション 1 第 1 段階集合研修後の自習や授業実践についての振り返り ( 実践した自学自習の手法やその結果 実践した活動等 ) セッション 2 教員への指導と児童への指導の違いを理解し グループ内でAとBのチームに分かれて第 1 段階で学んだセッションについて マイクロ トレーニングの準備を行う セッション 3 研修実習実施時に行うフィードバックの手法について理解する ( フィードバックを行うタイミング 研修実習に参加する教員の考えの引き出し方 長所を見つけるなど ) マイクロ トレーニング<その 1>(A チームの実践 ) セッション 4 講師役 (A チーム ) 受講者役(B チーム ) に分かれ 第 1 段階で体験したセッション を 1 つ取り上げ マイクロ トレーニングを実施する マイクロ トレーニング<その 1>(B チームの実践 ) セッション 5 講師役 (B チーム ) 参加者役(A チーム ) に分かれ 第 1 段階で体験したセッション を 1 つ取り上げ マイクロ トレーニングを実施する セッション 6 グループワークの手法や運営の仕方を理解する ( 意義 運営 効果的な指示の出し方など ) セッション 7 異なる学習スタイルについて理解し 様々な発表テクニックを活用する セッション 8 セッション 2 と 3 のマイクロ トレーニングの準備を行う セッション 9 研修を実施するうえで よくある問題点や課題の扱いについて学ぶ ( 英語力初級者への指導法 英語と日本語の使い分けなど ) セッション 10 マイクロ トレーニング<その 2>(A チームの実践 ) セッション 11 マイクロ トレーニング<その 2>(B チームの実践 ) セッション 12 マイクロ トレーニング<その 3>(A チームの実践 ) セッション 13 マイクロ トレーニング<その 3>(B チームの実践 ) セッション 14 第 2 言語習得の理論を学び 自身の英語学習法 教授法について意見を交換する セッション 13 マイクロ トレーニング<その 4>(A チームの実践 ) セッション 14 マイクロ トレーニング<その 4>(B チームの実践 ) セッション 15 メンタリングとコーチングの指導法について学ぶ セッション 16 マイクロ トレーニング<その 5>(A チームの実践 ) セッション 17 マイクロ トレーニング<その 5>(B チームの実践 ) セッション 18 グループに分かれ 残りのセッションについて 講師の助言を得ながら準備をする セッション 19 マイクロ トレーニング<その 6>(A チーム及び B チームの実践 ) セッション 20 コース全体の振り返りを行い 研修実施計画を作成する セッション 21 研修全体のまとめ 質疑応答 5 of 17

研修参加者の要件等 当該研修への受講を推薦される者は 次の要件を備えているものとする 現に外国語活動または外国語 ( 英語 ) の授業を担当し 5 年以上の勤務実績がある すべて英語で実施される研修に対応できる英語力を有している 児童と同僚教員からの信頼が厚い オープンマインドで 自身の指導力向上を常に心がけており その実績がある 情熱をもって 日々の指導にあたっている 研修参加後 域内の中核となる小学校教員を対象とした研修の講師等 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる PC メール及びオンライン専用サイト ( 詳細後日 ) でのコミュニケーションが可能である 研修の受講に際しては ブリティッシュ カウンシルの指導に基づき 以下の要件を満たすこと 研修前に課される課題に取り組む ( 授業のビデオ撮影や 授業概要の作成など ) 中央で実施される集合研修 ( 第 1 段階 第 3 段階 ) に積極的に参加する 研修で得た知識や技術を 日常の授業で実践する 英語力向上に向けてオンライン教材に継続的に取り組む 当該教育委員会や勤務校と連携し 中核となる小学校教員への研修等を行う 研修を実施する際 所定の教材を使用するとともに 実施報告等定められた内容を完了する 教育委員会及び所属校 現職教員の中から 上記の要件を備えた者を推薦する 候補者が研修に参加するに際し 適切な支援を行う ( 研修への出席 研修後の課題取組等 ) 研修で得た知識や技術を 授業で実践するために必要な支援を行う ( 教材研究の時間等 ) 研修等計画書を作成し 成果普及のための研修等を実施する ( 所定の人数の参加 定められたツールを使って評価や報告 ) 当該研修参加者が講師を務める研修を実施するにあたり 適切な支援を行う ( 準備時間の確保 研修日時や場所の設定など ) 6 of 17

中学校高等学校 英語教育推進リーダー中央研修プログラム 研修参加者 教育委員会より推薦され 文部科学省が研修への参加を決定した中学校及び高等学校の英語担当教員 研修の目的 研修終了時に研修参加者が 特に次の項目において 学習指導要領及び新しい英語教育の 在り方の趣旨に沿った指導や評価が実現できるようになることを目指す 生徒の総合的なコミュニケーション能力の育成英語を用いた言語活動が中心となった授業生徒の英語学習に対するモチベーションの向上生徒の英語による言語活動が中心の指導方法基本的に英語で行う授業 4 技能の能力を適切に測ることができる評価法 具体的には 研修終了時には 研修参加者は次のことができるようになっている 生徒からの視点で研修を体験することにより 総合的なコミュニケーション能力を育成するための授業の利点をより深く理解する 基本的に英語で授業を行うことを通して 生徒が英語に触れるとともに実際に英語を使用する機会を増やす 言語活動を行う際 英語で効果的に指示することができるとともに 生徒とのインタラクションを図りながら各言語活動を展開する 聞いたり読んだりしたことに基づいて 話したり書いたりすることによって発信する能力を向上させるための様々な言語活動の内容及び指導方法を知り それらを指導の目的に応じて選択する 生徒にとって学習する必然性があり 興味深い授業を行うために 教科書や他の関連教材を多様な方法で活用する 教材の内容理解にとどまらず 聞いたり読んだりしたことに対する自分の意見や考えを発する言語活動により大きな比重を置くことによって 生徒が主体的に内容と関わりながら 4 技能を活用する授業展開をする 7 of 17

生徒の認知的なスキルを養うために リーディング教材を使用する 教科書以外のオーセンティックな教材及びその扱い方を知り 生徒の知的好奇心の喚起やモチベーションの向上に結び付ける 生徒の英語学習に対するモチベーションを向上させるために 学習している内容について自己関連性を高めるための機会を与える 認知的な側面を重視する活動を通して 生徒が新しい語いや表現を実際のコミュニケーションの場面で使うことができるようになるための手助けをする 生徒が適切な発音で発話したり 自然な速さで話される会話の理解を高めたりするために 発音 リズム イントネーションに関する指導を活用する 研修の進め方 本研修は 研修参加者がグループになってタスクを行うという協同型であり 全てのセッションは英語で実施される 様々な教授法について理解を深めるとともに 研修参加者の実践について互いに共有できる機会である また 研修参加者自身のコミュニケーション能力を向上させる機会でもある 8 of 17

全体の構成 第 1 段階集合研修 1( 実践のための研修 ) 5 日間の研修を受講する 研修にあたっては 1 研修参加者本人が行った授業を録画した DVD 2 当該授業のねらいと簡単な流れを含む授業指導案 を提出する ( 詳細は別途 ) 研修初日には 英語力確認テスト (4 技能 英語教師向けの内容 ) を行う 本テストにより研修参加時点での英語力を把握し 各自の英語力の更なる向上のための計画 ( 研修期間中に作成 ) に役立てる 試験結果は研修期間中に返却予定 第 2 段階授業実習 第 1 段階で指示された課題 ( 授業計画 ) とリフレクション ( 集合研修の振り返りや授業実践の記録等 ) を行う オンライン教材等を通して 英語力向上に向けた自学自習を継続的に行う 研修参加者が参加するオンライン専用サイトを通じて 参加者同士や講師 研修実施団体と継続的に連絡を取り合う 第 3 段階集合研修 2( 指導のための研修 ) 集合研修 2 の終了後に実施する各地域での研修を運営するために 学習理論の習得と マイクロ トレーニングのセッションを通して 英語教育推進リーダー としての知識と技術を養う 研修参加者が各地域で研修を行う際の解説書や教材等は提供される 研修参加者は 1 第 2 段階で実施した授業を録画した DVD 2 当該授業のねらいと簡単な流れを含む授業指導案を提出する ( 時期は別途指示 ) 第 4 段階研修実習 所属教育委員会が主催する研修会等において研修実習を実施するための計画書を作成し 講師を務める 研修の内容及び時間は 文部科学省が定める内容に沿うものとする 研修参加者は 実施した研修実習についての自己評価を実施するとともに 報告を行う ( 方法や時期は別途指示 ) 研修参加者が利用するオンライン専用サイトにおいて 研修会での経験を共有する 9 of 17

第 1 段階集合研修 ( 実践のための研修 ) 第 1 日目セッションセッション 0 セッション 1 (60 分 ) セッション 2 (60 分 ) セッション 3 (60 分 ) 第 2 日目セッション 4 (60 分 ) セッション 5 (120 分 ) セッション 6 (120 分 ) セッション 7 (60 分 ) 内容 英語力確認テスト (4 技能 2 時間程度 ) を実施 スピーキング : 様々なスピーキング活動の紹介と体験 スピーキング : セッション 1 で体験したスピーキング活動の分析 有益なスピーキング タスクの確認 コースの目的 : 現在実施している授業に関する参加者同士の紹介及びディスカッション クラスルーム イングリッシュ : 授業運営のために必要となる教室英語 英語を話すモチベーションの向上 : 教科書で扱う内容に関連したオーセンティックな教材の活用 教科書を活用した学習者中心の授業 : 生徒のレベルと興味に適応した教科書の活用と課題設定 ライティング教授法 : 書くこと に対する意欲を引き出し その能力を効果的に身に付けるライティング活動 第 3 日目セッション 8 (120 分 ) セッション 9 (60 分 ) セッション 10(120 分 ) セッション 11 (60 分 ) 語い 表現の教授法 : 生徒の意欲を引き出し 実際のコミュニケーションの場面で使うことができるようにする語い 表現の指導法 語い 表現指導の実践練習 : マイクロ ティーチングと講師からのフィードバック リーディング指導法 : 主体的に英文を読む力を育む手法と コンテクストから意味を推察する力を育てる方法 リーディング指導の実践 : 振り返りと実践計画 第 4 日目セッション 12(120 分 ) セッション 13 (60 分 ) セッション 14 (120 分 ) セッション 15 (60 分 ) 発音 リズム イントネーション及びリスニング指導法 : 発音 リズム イントネーション等を取り入れたリスニングの指導法とリスニング力の向上 発音 リズム イントネーション及びリスニング指導の実践 : 振り返り 実践計画 文法の指導法 : 実際のコミュニケーションの場面で活用できるようにするための文法の指導法 ( 言語活動と効果的に関連付けた文法指導 ) 文法指導の実践 : 実践練習 講師からのフィードバック 第 5 日目セッション 16(60 分 ) セッション 17(60 分 ) セッション 18(60 分 ) タスク型アプローチ : 実生活で英語を使う場面を想定した課題 授業計画 : 実際に行う単元指導計画 授業計画の作成 フィードバック : 振り返り 研修を通して学んだこと 講師からのフィードバック 10 of 17

第 3 段階集合研修 2( 研修実習における指導のための研修 ) 研修参加者の英語レベルを考慮した上で 研修は全て英語で行われる 研修参加者全体を 4 人グループに分け 1 グループを A(2 人 ) と B(2 人 ) とに分ける 研修期間は 4 日又は 5 日で実施されるが いずれの場合も 時間数と内容は同じ セッション 1(2 時間 ) を除き 研修時間は各 1 時間 マイクロ トレーニングの内容は 集合研修 1 で扱った内容と同一であるが 各チームのテーマは講師が指定する セッション 1 第 1 段階における集合研修後の自己学習や授業実践についての振り返り ( 実践した活動やその結果等 ) セッション 2 教員への指導と生徒への指導の違いを理解し グループ内でAとBのチームに分かれ 第 1 段階のセッションで扱った内容について マイクロ トレーニングの準備を行う セッション 3 研修実習実施時に行うフィードバックの手法について理解する ( フィードバックを行う基準 研修実習に参加する教員の考えの引き出し方 長所の見つけ方など ) マイクロ トレーニング<その 1>(A グループの実践 ) セッション 4 講師役 (A チーム ) 受講者役(B チーム ) に分かれ 第 1 段階で体験したセッションの 中から 1 つを取り上げ マイクロ トレーニングを実施する マイクロ トレーニング<その 1>(B チームの実践 ) セッション 5 講師役 (B チーム ) 受講者役(A チーム ) に分かれ 第 1 段階で体験したセッションの 中から 1 つを取り上げ マイクロ トレーニングを実施する セッション 6 グループ ワークの手法や運営の仕方を理解する ( 意義 具体的な運営方法 効果的な指示の出し方など ) セッション 7 異なる学習スタイルについて理解し 様々な発表テクニックを活用する セッション 8 セッション 2 と 3 で扱った内容に関するマイクロ トレーニングの準備を行う セッション 9 研修を実施する上で起こりがちになる問題点や課題の扱いについて学ぶ ( 受講者を積極的に活動に参加させる方法 前向きでない受講者の扱いなど ) セッション 10 マイクロ トレーニング<その 2>(A チームの実践 ) セッション 11 マイクロ トレーニング<その 2>(B チームの実践 ) セッション 12 マイクロ トレーニング<その 3>(A チームの実践 ) セッション 13 マイクロ トレーニング<その 3>(B チームの実践 ) セッション 14 特に授業と連結した第 2 言語習得の理論を学び 研修参加者自身の英語学習法 教授法について意見交換を行う セッション 15 マイクロ トレーニング<その 4>(A チームの実践 ) セッション 16 マイクロ トレーニング<その 4>(B チームの実践 ) セッション 17 メンタリングとコーチングの指導法について学ぶ セッション 18 マイクロ トレーニング<その 5>(A チームの実践 ) セッション 19 マイクロ トレーニング<その 5>(B チームの実践 ) セッション 20 グループに分かれ 残りのセッションについて 講師の助言を得ながら準備をする セッション 21 マイクロ トレーニング<その 6>(A チーム及び B チームの実践 ) セッション 22 コース全体の振り返りを行い 研修実施計画を作成する セッション 23 研修全体のまとめ 質疑応答 11 of 17

研修参加者の要件等 当該研修への受講を推薦される者は 次の要件を備えているものとする 現に外国語 ( 英語 ) の授業を担当し 5 年以上の勤務実績がある 少なくとも英検準 1 級 TOEFL ibt80 点 TOEIC730 点以上等の英語力を有している 生徒及び同僚からの信頼を得ている オープンマインドで 常に授業指導や学習評価についての改善を常に心がけており その実績がある 情熱をもって 日々の教育活動に当たっている 研修参加後 域内の英語担当教員を対象とした研修の講師等 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる PC メール及びオンライン専用サイト ( 詳細後日 ) でのコミュニケーションが可能である 研修の受講に際しては ブリティッシュ カウンシルの指導に基づき 以下の要件を満たすこと 研修前に課される課題に取り組む ( 授業のビデオ撮影や授業概要の作成など ) 中央で実施される集合研修 ( 第 1 段階 第 3 段階 ) に積極的に参加する 研修で得た知識や技術を 日常の授業で実践する 研修後に出される 英語力や教授法に関するオンライン教材等に継続的に取り組む 当該教育委員会や所属校と連携し 域内の中 高等学校の英語担当教員への研修を行う 研修を実施する際は 所定の教材を使用するとともに 実施報告等定められた内容を完了する 教育委員会及び所属校 現職教員の中から 上記の要件を備えた者を推薦する 候補者が研修に参加するに際し 適切な支援を行う ( 研修への出席 研修後の課題取組等 ) 研修で得た知識や技術を授業指導や学習評価で実践するために必要な支援を行う ( 教材研究の時間等 ) 研修等計画書を作成し 成果普及のための研修等を実施する ( 所定の人数の参加 定められたツールを使って評価や報告 ) 当該研修参加者が講師を務める研修を実施するにあたり 適切な支援を行う ( 準備時間の確保 研修日時や場所の設定など ) 12 of 17

外国語指導助手 1 中央研修プログラム 研修参加者 教育委員会より推薦され 文部科学省が研修への参加を決定した JET プログラムによる外国語指導助手 研修の目的 本研修を通して 研修参加者の英語教育に係る専門性を更に高め 研修参加者が来日直後オ リエンテーション等で JET プログラム参加者に対して魅力のある 実践的な研修を提供できるよ うになることを目指す 研修終了時には 研修参加者は 授業での実践等に係り 次のことができるようになっている 各学校段階に応じて 効果的に 4 技能を指導することができる 児童生徒の意欲を引き出し 語いや表現を実際のコミュニケーションの場面で使うことができるように指導することができる 聞いたり読んだりしたことに基づいて 話したり書いたりすることによって発信する能力を向上させるための様々な言語活動の内容及び指導方法を知る 様々な言語の使用場面や言語の働きを取り上げ それらに配慮した言語活動を展開することができる 言語活動と効果的に関連付けた文法指導を行うことができる 教科書や他の関連教材を効果的に活用するための単元指導計画や授業計画に役立てることができる 研修終了時には 研修参加者は 研修での指導等に係り 次のことができるようになっている 異なる研修の技能 ( 講義 グループ ワーク 体験学習など ) を使うことができる グループ ワークを効果的に運営することができる 研修参加者同士の意見交換を観察し 適切なフィードバックを与えることができる 紹介する言語活動に関する理論を説明することができる 研修参加者の要件 JET プログラムで再任用され 2 年以上の勤務実績がある 英語教授法に関する資格 (TEFL/TESOL に係る資格 ケンブリッジ CELTA 等 ) 或いは英語教授法の修士号のいずれかを有する 13 of 17

研修参加後 配置校において単独で授業を担当したり 東京で開催される来日直後オリエンテーションや域内の外国語指導助手対象の研修会で講師を務めたりするなど 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる 14 of 17

第 1 日目 セッション内容 セッション 1 セッション 2 セッション 3 セッション 4 セッション 5 セッション 6 研修の目的 : これまでの実践を振り返り 良い事例を共有するスピーキング活動 : 事例の紹介と実践フィードバック : 変更や改善点語い 表現の指導 : 事例の紹介と実践フィードバック : 変更や改善点ワークショップ : 展開事例の検討 第 2 日目 セッション内容 セッション 7 セッション 8 セッション 9 セッション 10 セッション 11 セッション 12 第 2 言語習得 ( スピーキング ): 異なるスピーキング活動と理論マイクロ トレーニング : 第 1 日目のセッションを扱い グループで実践する 研修参加者とトレイナーからのフィードバックライティング活動 : 事例の紹介と実践言語活動と効果的に関連付けた文法指導 : 事例の紹介と実践ワークショップ : 展開事例の検討 第 3 日目 セッション内容 セッション 13 セッション 14 セッション 15 セッション 16 セッション 17 セッション 18 第 2 言語習得 ( ライティング ): 様々なライティング活動と理論 効果的なフィードバックの方法 マイクロ トレーニング : 第 2 日目のセッションを扱い グループで実践する 研修参加者と講師からのフィードバック ネイティブ スピーカーに必要な文法の知識 : 言語活動と効果的に関連付けた文法指導の様々なアプローチ 文法等の概念を確認する質問の方法 ワークショップ : 所属教育委員会での研修実施に向けてのアイデアと計画 研修のまとめ 15 of 17

外国語指導助手 2 中央研修プログラム 研修参加者 教育委員会より推薦され 文部科学省が研修への参加を決定した JET プログラムによる外国語指導助手 研修の目的 本研修を通して 研修参加者の英語教育に係る専門性を高め 研修参加者が各地域における外国語指導助手の指導力等向上研修の運営に参加できるようになることを目指す 研修参加者は 研修を通して次のことを行う 自身の経験を振り返り 良い事例を共有する 効果的にコミュニケーションを図る活動の基本となる原理について理解する コミュニケーションを支えるものとしての文法 音韻 言語の機能と語い等の知識や これらを効果的に指導する方法について理解を深める 実際に教室で指導できる言語活動の事例を増やす 学習者のモチベーションを向上させるために 学習している内容について自己関連を高めるための方法を理解する 英語教育の指導原理に係る専門用語や概念について理解する ( 英語教授知識認定テスト the Teaching Knowledge Test 以下 TKT ) 研修終了時には 研修参加者は 次のことができるようになっている 明確なねらいをもって 単元や授業を組み立てることができる 授業指導と学習評価について 英語教授法を踏まえて 同僚の ALT に助言することができる コミュニケーション能力を育成するための言語指導の理論と教室での授業実践を関連付けることができる 教科書に見られる言語の特性について認識するとともに その活用方法を知る 学習者の視点から授業を観察することができる 様々な学習形態 ( ペア ワークやグループ ワークなど ) におけるメッセージのやりとりの意義について理解することができる 研修参加者の要件 JET プログラムで再任用され 2 年以上の勤務実績がある 英語の指導や評価の方法の習得に意欲がある 研修参加後 域内の外国語指導助手対象研修の運営協力等 研修成果の普及を複数年にわたり実施できる 16 of 17

各セッションは 90 分 第 1 日目 セッション 内 容 セッション 1 目的 : 実践を振り返り 良い事例を共有する セッション 2 スピーキングの指導 : 基本的な概念 正確さと流暢さ (TKT から ) セッション 3 文法の指導 : スピーチ 課題 (TKT から ) セッション 4 ティームティーチャーとの協同と教室運営 : 実践に向けた意見交換 第 2 日目 セッション 内 容 セッション 5 音韻論 : 異なる要素 発音 (TKT から ) セッション 6 リスニングの指導 : 概念 ライティングやスピーキングの英語との違い (TKT から ) セッション 7 機能 : 機能の概念 要素 (TKT から ) セッション 8 教科書の応用 : 講師による事例の提示と 意見交換 第 3 日目 セッション内容 セッション 11 語彙 : 概念 学習者のエラーが生じる要素 (TKT から ) セッション 12 学習者のグループ活動 : やりとりのパターン 異なるグループ活動の意義 (TKT から ) セッション 13 授業計画 : 授業の段階 異なる授業の形 (PPP 授業と TBL 授業 )(TKT から ) セッション 14 授業実践の計画 : 所属校での実践するための単元及び授業の計画を立てる 17 of 17