Similar documents
実態調査報告 生活介護事業所(通所型)29 生活介護事業所 ( 通所型 )

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

PowerPoint プレゼンテーション

報酬改定(就労系サービス)

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算


はじめに 平成 25 年度生活介護事業実態調査の結果を報告するにあたり, 調査にご協力いただきました皆様に深く感謝申し上げます 旧障害者自立支援法が施行された平成 18 年度以後しばらくの間, 旧法施設 ( 通所更生施設 ) と新法事業 ( 生活介護事業 ) の調査を併行して実施してきましたが, 平

点検項目点検事項点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

07体制届留意事項(就労継続支援A型)

2 居宅サービス事業所の状況

介護度 1 か月 (30 日 ) あたりの施設利用料グループホームかじかの里平成 28 年 5 月 1 日現在 負担割合 介護サービス利用料加算料金居室料食費光熱水費合計 要介護 1 1 割 2 割 22,770 45,540 2,475 4,949 37,500 30,000 11,

加算・減算一覧【HPアップ用】(修正あり)

- 87 -

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

Microsoft PowerPoint - 資料3.pptx

PART GDP ( 人 ) 2,500,000 一般 特定派遣労働者数の計 一般派遣労働者数 2,000,000 2,022,035 特定派遣労働者数 1,842,841 1,672,398 1,7

<4D F736F F D20819A8E9197BF B8BE682CC8CBB8FF382C6906C8CFB90848C >

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

訪問リハビリテーションに関する調査の概要

要支援 介護保険負担額 (1 割月額 ) 介護保険負担額 (2 割月額 ) 要支援 1 1,843 円 要支援 1 3,686 円 要支援 2 3,779 円 要支援 2 7,557 円 サービス加算について (2 割負担の方は約 2 倍の料金となります ) 項目金額単位適用 内容 運動機能向上加算

平成 27 年度 全国グループホーム実態調査報告

PowerPoint プレゼンテーション

介護老人保健施設 契約書


2. 身体障がいの状況 (1) 身体障がいの種別 ( 主な障がいの部位 ) 平成 28 年 6 月 30 日現在の身体障害者手帳所持者の身体障がいの種別 ( 主な障がいの部位 ) をみると 肢体不自由が 27,619 人 (53.3%) と全体の過半数を占めて最も多く 次いで 内部障がいが 15,9

「指定居宅サービス」重要事項説明書

居宅介護支援事業所に係る特定事業所集中減算の取り扱いについて

< アンケート結果 > 健康経営等に関する設問 Q. 貴社において 改善 解決したい課題はありますか Q. 貴社において 従業員が健康的に働けるよう独自に取り組んでいること ( または今後 取り組んでみたいことは何ですか Q. ご自身の健康のために独自に取り組んでいること ( または今後取り組んでみ

平成 28 年度全国グループホーム実態調査 はじめに 今年度の調査では1,348 事業所 ホーム数 5,590か所 利用者数 28,117 名についての回答が得られ 前年度調査と比較して88 事業所減 ( 昨年度比 6.1%) 842ホーム減 ( 昨年度比 13.1%) 利用者数 479 人減 (

加算・減算一覧【HPアップ用】

0_____目次.indd

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

Microsoft Word  第4第QA (2)

通所リハ生活行為向上リハ加算 1 2,000 1 月につき 通所リハ生活行為向上リハ加算 2 1,000 1 月につき 通所リハ若年性認知症受入加算 60 1 日につき 通所リハ栄養改善加算 150 月 2 回限度 通所

2 外国人労働者の属性 (1) 国籍別にみると 中国 ( 香港等を含む 以下同じ ) が全体の 57.4% を占め 次いで フィリピンが 15.0% となっている また ベトナムについては対前年同期比で 62 人 (52.1%) 増加しており 同 181 人 (4.2%) を占めている 図 1 別表

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その3, 埼玉県鷲宮町における「らき☆すた」聖地巡礼者の属性と旅行形態に関する考察

緊急連載!! あとわずか! 最終回制度 報酬改定に対する予測と提案 NPO 法人日本介護福祉教育研修機構理事長日本通所ケア研究会会長妹尾弘幸 あくまでも 私見による予測 提案であり 決定事項ではないことにご注意ください 0 総論 項 目 訪問 通所 短期入所 小規模多機能 入所 基本機能 訪問介護


Microsoft PowerPoint - (HP掲載用)270820定期巡回.pptx

結  果  の  概  要

Microsoft Word - H27.4OK(DC料金表)

平成 28 年度 居宅介護事業等サービス実態調査 調査概要 1. 調査目的障害者の居宅介護事業のサービスの現状を把握し 今後の事業運営等の充実のための基礎資料を得ることを目的とする 2. 調査対象本会が把握する全国の居宅介護事業等サービスを実施する398 事業所を対象 3. 調査基準日平成 28 年

02_01_「Q&A VOL.1(平成30年3月30日)」

調査概要 調査目的 日本に滞在しているアジア人留学生の各種美容サロン ( 美容室 / リラクゼーションサロン / エステサロン / ネイルサロン / アイビューティサロン ) 利用状況 ヘアサロンの重視点 美容に関するトレンド情報の入手経路 興味のある美容テーマを把握するとともに 出身国と日本におけ

表紙.indd

生活援助通所サービス 一体型 1 単位の中で要介護者と要支援者とで一緒にサービスを提供する場合 サービス区分 通所型サービス Ⅰ A 型 通所型サービス Ⅱ A 型 通所型サービス Ⅰ B 型 通所型サービス Ⅱ B 型 サービス提供時間 3 時間以上 5 時間未満 / 回 1,400 単位 / 月

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

<4D F736F F D2089EE8CEC95F18F5682CC89FC92E882C982C282A282C A836E A816A8F4390B394C52E646F63>

Microsoft Word - 調査結果

簡易入力Ver2.11(障害者編)報酬改定入力例

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

Microsoft PowerPoint - 資料2-1 障害者の就労支援について.pptx

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

点検項目 605 認知症対応型共同生活介護費 点検事項 点検結果 夜勤減算介護従業者の数が共同生活住居ごとに1 以上 満たさない身体的拘束等を行う場合 態様 時間 心身の状況 緊急や身体拘束廃止未実施減算 未実施むを得ない理由を記録 夜間支援体制加算 (Ⅰ) 夜間支援体制加算 (Ⅱ) 身体的拘束等の

Microsoft PowerPoint - ₣仉è�·çµ¦ä»Ÿè²»ç�›ã†®è«‰æ±‡ä¸−ㆮ注旑燹ㆫㆤ㆗ㆦ.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

Ⅰ 調査目的 日本では人口の少子高齢化が急速に進んでいるため 介護サービスの需要は増加の一途をたどっている 介護保険制度が成立して以後 介護サービスを供給する企業も急増してきた しかし 2015 年 4 月の介護報酬改定で基本報酬が引き下げられたり 人手不足が続いていたりと 介護事業者を取り巻く経営

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

重症心身障害児者生活実態調査

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

障害福祉計画資料 3 障害福祉サービスの目標 1 成果目標 柱 No. 事業 単位 2020 年度 解説 3 暮らしを支えるサービスの充実 3 1 福祉施設の入所者の地域生活への移行 目標値 年度末までに地域生活へ移行する施設入所者数 ( 移行率 ) 年度末時点の施設入所者数

<4D F736F F D F18F5689FC92E88A B68FCD95D2816A81698D8793AF90E096BE89EF816A2E646F63>

調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

緊急に措置すべき事項

PowerPoint プレゼンテーション

< F2D D7393AE89878CEC2E6A7464>

6 就労移行事業所利用者移行先状況平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 一般就労 4 名 7 名 4 名 自立訓練 ( 生活訓練 ) 6 名 就労継続支援 A 就労継続支援 B 2 名 家居 3 名 生活介護 7 自立訓練 ( 生活訓練 ) 利用者移行先状況 平成 25 年度平成 2

01 公的年金の受給状況

障害者総合支援法に基づく 生活介護, 自立訓練 ( 機能訓練 ) 事業所における 作業療法士 理学療法士配置状況調査 2017 年度調査報告 制度対策部障害保健福祉対策委員会 ( 障害者支援班 ) 2018 年 1 月 13 日

第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性


入力規則 年月日 / 年月 英数字 数値 西暦 半角数字 和暦は使用しない 年月日 yyyy/m/d (2014/4/1) yyyy/mm/dd (2014/04/01) 年月 yyyy/m (2014/4) yyyy/mm (2014/04) 半角文字で入力してください 全角文字は不可です ( 郵

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

通所リハビリテーション(予防を含む) | 記載要領 | 介護サービス情報報告システム

<4D F736F F D208FE38CC08A7A8AC7979D82C982C282A282C42E646F63>

(2-1\212T\227v\201yQ20\201`26\211\306\214v\201z.xls)

サービスの概要 従業者 1 居宅介護 2 重度訪問介護 3 同行援護 4 行動援護 重度の肢体不自由者で常に介 視覚障がいにより 移動に著し 護を必要とする方に 居宅にお い困難を有する障がい者等に いて 入浴 排せつ及び食事等つき 外出時において 当該障 の介護 調理 洗濯及び掃除 がい者等に同行

第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

警備員指導教育責任者の選任の基準 ( 警備員規模別 ) 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 9 人以下 (n=65) 26.2% 9.2% 6.2% 6.2% 49.2% 3.1% 2.6% 10~29 人 (n=116) 30.2% 13.8% 5.2% 8.6

< 調査結果 > 平均築年数 35.8 年これまでに使った自宅修繕費平均総額 556 万円 Q. これまでに自宅修繕にかけた費用の総額はいくらですか?( 対象 :495 名 有効回答 :495 名 フリーアンサー ) 築年数 人数 割合 平均 全体 ( 平均 35.8 年 ) 495 名 100%

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類 数 主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス> 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 数 法人等が道内で実施している介護サービス事業所の数を記載 ( 当該報告事業所分を含む )

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 特別地域加算 14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 短期集中リハヒ リテーション実施加算 リハヒ リテーションマネジメ

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

複数名訪問看護加算 (1 人以上の看護職員等と同 2 人以上による訪問看護を行う場合 行 ) 看護師等と訪問 看護師等と訪問 4,500 円 30 分未満 254 単位 准看護師と訪問 3,800 円 30 分以上 402 単位 看護補助者と訪問 ( 別に厚生労働省が定める場合 看護補助者と訪問 を

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

Microsoft Word - Focus12月(的場).doc

イノベーションの担い手の活動状況07

春日井市介護予防 日常生活支援総合事業費単位数サービスコード表 ( 平成 30 年 10 月施行版 ) 1 訪問型サービス ( みなし ) サービスコード表 平成 27 年 3 月 31 日までに介護予防訪問介護の指定を受けていた事業所で 平成 30 年 3 月 31 日利用分までの請求に使用します

スライド 1

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

< F2D338FC194EF8ED292B28DB C93FA967B89658BBF2E6A74>

介護給付費等単位数サービスコードについてサービスコードの構成 : サービス種類 サービス種類コード : サービス種類 居宅介護重度訪問介護同行援護行動援護療養介護生活介護経過的生活介護短期入所重度包括施設入所支援経過的施設入所支援自立訓練 ( 機能訓練 ) 自立訓練 ( 生活訓練 ) 宿泊型自立訓練

Microsoft PowerPoint - 04-(1)結果概要

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

Transcription:

- 365 -

はじめに 平成 27 年度 平成 28 年度生活介護事業実態調査の結果を報告するにあたり, 調査にご協力いただいた事業所の皆様に深く感謝申し上げます 平成 28 年度から日本知的障害者福祉協会 ( 以下 本会 ) の調査 研究委員会が実施している全国調査と共通する項目を整理し, 生活介護事業 に特化し効率的に集することを目的とした調査方法に変更しました なお, 平成 27 年度 28 年度調査については平成 26 年度調査と同様に通所系生活介護 ( 単独型 多機能型 ) を調査対象としています 現在障害福祉サービス事業においては生活介護事業が最も規模が大きい事業種別となっています ( 事業所数 9,483 利用者数 270,571 / H28 年 8 月国保連データ ) この生活介護事業所総数から施設入所支援 (2,608か所 利用者 131,053 人 ) を除くと, 全国の通所型生活介護事業所総数及び総利用者数は6,875 か所 利用者数 139,518 人となることから,28 年度の調査結果は, 全国の通所系生活介護事業所の 15.7%, 利用者数は23.8% に当たると推測されます 以下, 平成 27 28 年度調査を通じ, 特徴的な点について述べます まず年齢構成の分布においては20 代が最も多く30.4% を占めていますが,27 年度調査 (30.9%) から 0.5ポイント下がっています その一方で,50 歳以上の数値については27 年度 (15.9%) と28 年度 (16.3%) を比較すると微増しています 障害支援区分の分布状況は, 区分 4 以上の利用者が27 年度調査,28 年度調査ともに8 割以上を占めています 週当たりの利用日数については,27 年度 28 年度調査とも週 5 日の利用が7 割以上を占めています 事業所への通所手段については自力で通所している割合は11% 前後, 約 8 割が施設や家族による送迎で通所しており, 委託を含めて事業所が送迎を実施している割合は9 割超, その中で片道 1 時間以上の事業所が4 割を超え, 送迎における人的 時間的必要性が伺えます 入浴サービスを提供している事業所は全体の3 割程度ですが, 特殊浴槽の設置をしている数はそのうち約半数を占めています 一方, リハビリテーション加算については8 割以上の事業所が取得していません 今後も回収率の向上を図るとともに, 経年調査としての精度を保ち, 制度の変容や時代の変化に応じた調査として, 生きたデータの蓄積と活用のために継続していきたいと考えています 事業所や利用者の状況からその背景を知ることは, 支援の在り方や今後の制度を考えていく上でとても大切な資料となります 今後も引き続き生活介護事業実態調査にご協力賜わりますようお願い申し上げます 平成 29 年 3 月 日中活動支援部会 部会長 森下浩明 - 367 -

目 次 はじめに Ⅰ. 施設 事業所概要 369 Ⅱ. 利用者の状況 1. 年齢 370 2. 障害支援区分 370 3. 自閉症等利用者数 371 4. 週当たりの利用契約状況 371 5. 複数事業 ( サービス ) 等の利用状況 371 6. 通所手段の状況 372 7. 送迎について 372 8. 入浴提供の状況 374 9. リハビリテーションの状況 376 10. 生産活動と工賃 377 11. 介護職員によるたんの吸引等の実施のための研修を修了している実職員数 377 12. 短期入所 378 13. 日中一時支援 379 調査票 380-368 -

Ⅰ. 施設 事業所概要 表 1 地区別, 調査対象事業所数と回収率 調査基準日である平成 28 年 6 月 1 日現在, 調査対象となった通所型の生活介護事業所数は 1,578 事業 所で, 回答のあった事業所は 1,082 か所, 回収率は 68.6% であった 表 1 地区別, 調査対象事業所数と回収率 地 区 北海道 東北 関東 東海 北陸 近畿 中国 四国 九州 対象事業所数 62 156 452 258 86 199 123 52 190 1,578 回答事業所数 51 117 299 183 71 117 84 38 122 1,082 回収率 (%) 82.3 75.0 66.2 70.9 82.6 58.8 68.3 73.1 64.2 68.6 表 2 事業所の種類 ( 単独型 多機能型 ) 回答のあった事業所 1,082 か所の内 506 か所 (46.8%) が単独型で,576 か所 (53.2%) が多機能型と, 均衡していた 表 2 事業所の種類 ( 単独型と多機能型いずれか選択 ) 事業所数 % 単独型 506 46.8 多機能 576 53.2 不明 0 0 1,082 100 表 3 定員 現員規模別事業所数 表 3は単独型と多機能型における定員 現員規模別事業所の分布を示したものである 定員別では単独型 多機能型とも40 人未満の3 階層に8 割以上 ( 単独型 85.2%, 多機能型 90.5%) が分布していた 定員と現員の分布を比較すると, 単独型 多機能型とも定員規模の少ない階層から現員規模では多い階層へ移動していることが推測され, 多機能型ではその傾向が顕著であり, 多くの事業所が定員を上回った状態で運営されていることがうかがえる - 369 -

表 3 定員 現員規模別事業所数 単独型 多機能型 生活介護定員 生活介護現員 生活介護定員 生活介護現員 ( 上段は事業所数 下段は %)( 多機能型については生活介護の定員 現員のみ上 ) ~20 人 21~30 人 31~40 人 41~50 人 51~60 人 61~100 人 101~150 人 171 89 171 30 41 4 0 506 33.8 17.6 33.8 5.9 8.1 0.8 0 100 77 116 129 98 50 36 0 506 15.2 22.9 25.5 19.4 9.9 7.1 0 100 324 144 53 34 15 6 0 576 56.3 25.0 9.2 5.9 2.6 1.0 0 100 261 137 91 40 28 19 0 576 45.3 23.8 15.8 6.9 4.9 3.3 0 100 Ⅱ. 利用者の状況 1. 年齢 表 4は回答のあった1,082か所の利用者 33,240 人 ( 男 20,312 人, 女 12,928 人 ) を年齢階層別に整理したものである 20 代の階層が最も多く10,109 人 (30.4%) で, それ以降は年代を増す毎に減っていることがわかる 20 代から40 代の3 階層で78.5%(26,093 人 ) を占め,50 代からは極端に減少する傾向にある なお, 介護保険への移行年齢といわれている65 歳以上は,1,313 人 (4.0%) であった 表 4 利用者年齢 15~17 歳 18~19 歳 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70~74 歳 75~79 歳 80 歳以上 男 18 1,118 6,576 5,361 4,395 1,597 609 395 163 54 26 20,312 女 6 603 3,533 3,380 2,848 1,342 541 395 179 66 35 12,928 24 1,721 10,109 8,741 7,243 2,939 1,150 790 342 120 61 33,240 % 0.1 5.2 30.4 26.3 21.8 8.8 3.5 2.4 1.0 0.4 0.2 100 27,838 人 83.7% 5,402 人 16.3% 2. 障害支援区分 表 5 は利用者の障害支援区分の分布状況である 全利用者のうち重度といわれる区分 4~ 区分 6 は, 全体の 8 割を超える 27,666 人 (83.2%) であり, 区分 5 6 でも半数を超える 18,183 人 (54.7%) であった 表 5 障害支援区分 非該当 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 区分 6 不明 未判定 無回答 人数 1 9 468 4,643 9,483 9,213 8,970 14 439 33,240 % 0.0 0.0 1.4 14.0 28.5 27.7 27.0 0.0 1.3 100-370 -

3. 自閉症等利用者数 自閉スペクトラム症といわれる広汎性発達障害や自閉症等の利用者は, 全体で 5,075 人 (15.3%) であった 表 6 自閉症等利用者数 自閉スペクトラム 症 ( 広範性発達障 全利用者数 害, 自閉症など ) 人数 5,075 33,240 % 15.3 100 4. 週当たりの利用契約状況 表 7は利用者の週当たりの利用契約状況の分布を表したものである 最も多いのは週 5 日で24,046 人 (72.3%), 次いで6 日の3,459 人 (10.4%) となっていた また, 同様の調査を行うたびに週 7 日の利用契約者が一定数いるが制度上原則的には認められていない 家庭の事情等で短期入所や日中一時支援の代用として一時的に生活介護事業を週 7 日利用しているものと推測される 表 7 週当たりの利用状況 7/ 週 6/ 週 5/ 週 4/ 週 3/ 週 2/ 週 1/ 週 その他 不明 人数 401 3,459 24,046 874 1,138 1,053 653 682 934 33,240 % 1.2 10.4 72.3 2.6 3.4 3.2 2.0 2.1 2.8 100 5. 複数事業 ( サービス ) 等の利用状況 表 8は定期的に利用する複数事業の利用状況を表したものである 総合支援法における日中活動 6 事業に地域活動センターと一般就労も加えると,1,082 事業所の全利用者 33,240 人のうち,4,006 人 (12.1%) が647か所の他の事業所を利用していた 最も多いのは, 他の生活介護事業所 576か所で2,935 人 (73.3%) が利用しており, 次に98か所の就労継続支援 B 型事業所に370 人 (9.2%) が利用していた 同事業である生活介護事業所を利用する理由としては, 都市中心部等にある生活介護事業所の利用希望が集中した場合等に, 郊外にある事業所と組み合わせて利用することで, より多くの方が希望する日程全てではなくとも, 都市中心部の事業所を利用できるようにすることや, 高齢や行動障害, リハビリ等専門性の高い生活介護事業所を意図的に利用している等の理由が推測できる - 371 -

表 8 複数事業の利用状況 ( 日中活動 ) ( 延べ人 ) 他の障害福 地域活動祉サービス生活介護就労継続就労継続就労移行自立訓練自立訓練支援一般就労 ( 日中 ) 等 ( 他事業所 ) 支援 A 型支援 B 型支援 ( 生活 ) ( 機能 ) センターを利用して いる実人数 人数 2,935 13 370 6 24 20 347 25 4,006 % 73.3 0.3 9.2 0.1 0.6 0.5 8.7 0.6 100 施設数 576 4 98 2 11 9 97 14 647 % 89.0 0.6 15.1 0.3 1.7 1.4 15.0 2.2 100 6. 通所手段の状況 表 9は生活介護利用者の通所手段を表したものである 全利用者の通所手段のうち最も多かったのは, 事業所送迎 ( 委託含む ) で18,585 人 (55.9%), 次に家族送迎 4,541 人 (13.7%), 自力 3,681 人 (11.1%), 家族 + 事業所送迎 3,420 人 (10.3%) の順であった ここで 事業所送迎 (55.9%) と 家族 + 事業所送迎 (10.3%) を足すと全体の約 3 分 2にあたる利用者が事業所の送迎を利用していることがわかる 表 9 通所手段の状況 自力 家族送迎 事業所送迎委託含む 家族 + 事業所送迎 自治体送迎 有償サービス送迎 ボランティア ヘルパー ( 移動支援等 ) その他不明 人数 3,681 4,541 18,585 3,420 254 145 3 430 663 1,518 33,240 % 11.1 13.7 55.9 10.3 0.8 0.4 0.0 1.3 2.0 4.6 100 7. 送迎について 回答のあった 1,082 事業所のうち, 委託を含め送迎を実施している事業所は全体の 9 割を超える 996 か 所 (92.1%) であった 表 10 送迎について ( 委託含む ) 実施している 実施していない 事業所数 996 64 22 1,082 % 92.1 5.9 2.0 100 回答のあった 996 事業所における送迎人数は 22,558 人 (67.9%) であった 階層的に最も多かったのは 15~20 人未満の 186 か所 (18.7%) であったが, 本調査からは定員規模別の比較はできないため, 事業 所における負担度合い等は推し量ることができない - 372 -

表 11 送迎サービス利用者の実人数 ~5 人未満 5~10 人未満 10~15 人未満 15~20 人未満 20~25 人未満 25~30 人未満 30~40 人未満 40~50 人未満 50 人以上 不明 送迎サービス利用者数 事業所数 36 137 106 186 133 104 148 79 46 21 996 22,558 % 3.6 13.8 10.6 18.7 13.4 10.4 14.9 7.9 4.6 2.1 100 67.9 平均利用人数 20.8 表 12は, 送迎サービスを利用している22,558 人の障害支援区分の分布状況である ここでは, 分布状況をみるのではなく, 表 5の全利用者における障害支援区分毎の人数を分母とし, 送迎サービスを利用している割合をみた 生活介護全利用者のうち区分 6の人数は8,970 人で, そのうち6,515 人 (72.6%) が送迎サービスを利用しており,4 分の3 近くが送迎を利用している 同様に区分 5では6,426 人 (69.7%), 区分 4は6,297 人 (66.4%), 区分 3は2,968 人 (63.9%) となり, 支援区分が高くなるほど送迎サービスの利用率が高くなっていることがわかる 表 12 送迎サービス利用者の障害支援区分 非該当 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 区分 6 不明 未判定 無回答 人数 15 5 302 2,968 6,297 6,426 6,515 25 5 22,558 % 0.1 0.0 1.3 13.2 27.9 28.5 28.9 0.1 0.0 100 回答のあった 996 事業所のうち, 送迎加算を取得しているのは 858 か所 (86.1%) であった また, 送迎 加算の重度加算 ( 通称 ) を取得しているのは 996 か所のうち約 3 分の 1 にあたる 307 か所 (35.8%) であった 表 13 送迎加算の受給状況 送迎加算 (Ⅰ) を受けている 送迎加算 (Ⅱ) を受けている 送迎加算 (Ⅰ) または送迎加算 (Ⅱ) いずれかを受けている 加算を受けていない 事業所数 713 119 26 36 102 996 % 71.6 11.9 2.6 3.6 10.2 100 表 14 送迎加算 ( 重度 ) の受給状況 受けている 受けていない 事業所数 307 410 141 858 % 35.8 47.8 16.4 100 片道一回あたりの送迎平均送迎人数で最も多かったのは, 5~10 人未満 で 20.3%, 次に 10~15 人 未満 18.1%, 30 人以上 14.2% と続いていた - 373 -

表 15 片道 1 回あたりの平均送迎人数 ~5 人未満 5~10 人未満 10~15 人未満 15~20 人未満 20~25 人未満 25~30 人未満 30 人以上 事業所数 102 202 180 125 110 69 141 67 996 % 10.2 20.3 18.1 12.6 11.0 6.9 14.2 6.7 100 1 週間あたりの送迎回数は, 週あたりの事業所利用状況 ( 表 7) と同じ傾向を示しており,1 位と 2 位はそれぞれ 6~10 回 65.1%, 11~12 回 14.2% となっていた 表 16 1 週間あたりの送迎回数 ~5 回 ~10 回 ~12 回 ~13 回以上 事業所数 128 648 141 59 20 996 % 12.9 65.1 14.2 5.9 2.0 100 回答のあった 996 事業所の内, 最も多かったのは 60~90 分未満で 262 か所 (26.3%),2 位は 120~150 分未満で 204 か所 (20.5%),3 位に 150 分以上の 198 か所 (19.9%) となっており,1 台あたりの送迎に 要する平均時間において片道 1 時間以上の事業所が全体の 4 割を超えていた 表 17 送迎 1 台あたりに要している 1 日あたり ( 朝夕の合 ) の平均時間 ~30 分未満 30~60 分未満 60~90 分未満 90~120 分未満 120~150 分未満 150 分以上 事業所数 17 139 262 136 204 198 40 996 % 1.7 14.0 26.3 13.7 20.5 19.9 4.0 100 8. 入浴提供の状況 表 18 は, 生活介護サービス利用中に入浴サービスを実施している事業所数を表したものである 回答 のあった 1,082 事業所のうち 4 分の 1 を超える 296 か所 (27.4%) が入浴サービスを提供していた 表 18 入浴サービスの状況 提供している 提供していない 事業所数 296 726 60 1,082 % 27.4 67.1 5.5 100 週あたりの入浴提供日数で最も多かったのは, 週 5 日の提供で全体の 3 分の 1 にあたる 95 か所 (32.1%), 次いで週 2 日が 54 か所 (18.2%), 週 3 日が 50 か所 (16.9%) であった - 374 -

表 19 1 週間の入浴提供日数 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 その他 不明 事業所数 36 54 50 17 95 16 2 10 16 296 % 12.2 18.2 16.9 5.7 32.1 5.4 0.7 3.4 5.4 100 小数, または7 日以上はその他に上 表 20 表 21は, 入浴サービス利用者の障害支援区分及び年齢階層を表したものである 全利用者 33,240 人のうち入浴サービスを利用しているのは2,679 人 (8.1%) であった 障害支援区分毎にみると, 区分 1の利用者の22.2%, 区分 6の利用者の13.5% が入浴サービスを利用しており, 他の区分ではいずれも10% 未満であった 年齢階層別にみると,80 歳以上の生活介護利用者 61 人の内 14 人 (23.0%) が入浴サービスを利用していた 50 代から70 代までの3 階層では1 割強 (10.1~15.4%),49 歳以下の年代では1 割未満 (6.6~7.5%) が入浴サービスを利用していた 表 20 入浴サービスを利用している方の障害支援区分 非該当 区分 1 区分 2 区分 3 区分 4 区分 5 区分 6 不明未判定 人数 0 2 43 268 519 638 1,209 0 2,679 % 0 22.2 9.2 5.8 5.5 6.9 13.5 0 8.1 全利用者数 1 9 468 4,643 9,483 9,213 8,970 14 33,240 表 21 入浴サービスを利用している方の年齢 ~19 歳 20~29 歳 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60~69 歳 70~79 歳 80 歳以上 入浴サービス利用者実数 人数 116 763 606 487 298 298 66 14 2,679 % 6.6 7.5 6.9 6.7 10.1 15.4 14.3 23.0 8.1 全利用者数 1,745 10,109 8,741 7,243 2,939 1,940 462 61 33,240 表 22は, 入浴サービスを利用している2,679 人の利用する理由を整理したものである 最も多かったのは, 自宅やグループホーム等の住まいで介助の人手が無い で1,170 人 (43.7%), 次に リラクゼーション 480 人 (17.9%),3 位に 住まいの浴室が狭く十分な介助ができない 332 人 (12.4%) となっていた 自宅での介助の人手不足 及び 住まいの浴室が狭く十分な介助ができない を足すと1,502 人 (56.1%) と半数を超えており, これらは生活介護事業所においても一定度の介助が必要な利用者群と推察できる 表 22 入浴サービスを提供している理由 住まいでの介助の人手が無い 住まいの浴室が狭く十分な介助ができない リラクゼーション その他無回答 人数 1,170 332 480 266 431 2,679 % 43.7 12.4 17.9 9.9 16.1 100-375 -

入浴サービスを提供している事業所 296 か所のうち, 料金を徴収しているのは約半数の 152 か所 (51.4%) で, 徴収金額の平均額は 315 円であった また, 特殊浴槽を整備しているのは,139 か所 (47.0%) と約半数であった 表 23 入浴サービス利用にあたっての料金徴収 徴収している 徴収していない 無回答 事業所数 152 141 3 296 % 51.4 47.6 1.0 100 徴収金額 回答数 平均 148 315 表 24 特殊浴槽の整備 整備している 整備していない 事業所数 139 153 4 296 % 47.0 51.7 1.4 100 9. リハビリテーションの状況 全事業所 1,082か所のうち, リハビリテーション加算を取得している事業所は38か所 (3.5%) と少なく, また, 実施画を作成している事業所は54か所 (5.0%) であった なお, リハビリテーションを実施している職種としては重複上では有るが, 多い順に支援員 92か所 (8.5%),P.T( 理学療法士 )84か所 (7.8%), 看護師 58か所 (5.4%),O.T( 作業療法士 )37か所(3.4%) の順であった 表 25 リハビリテーション加算の取得 加算を受けている 加算を受けていない 事業所数 38 917 127 1,082 % 3.5 84.8 11.7 100 表 26 リハビリテーション実施画 作成をしている 作成をしていない 事業所数 54 704 324 1,082 % 5.0 65.1 29.9 100 表 27 リハビリテーションを実施している職種状況 ( 重複上 ) O.T( 作業療法士 ) P.T( 理学療法士 ) S.T( 言語聴覚士 ) 看護師医師支援員その他全事業所数 事業所数 37 84 8 58 13 92 11 1,082 % 3.4 7.8 0.7 5.4 1.2 8.5 1.0 100-376 -

10. 生産活動と工賃 生活介護事業では, 利用者に対し創作的活動又は生産活動の機会を提供することが義務づけられているが, 回答のあった1,082 事業所のうち4 分の3にあたる824か所 (76.2%) が生産活動を提供し工賃を支給していた 工賃を支給するにあたっての会区分は, 就労支援会が424か所 (51.5%) と半数を超え, 施設会は293か所 (35.6%) であった また, 工賃を支給している事業所の平成 27 年度における平均工賃月額は,3,000 円未満の事業所が最も多く350か所 (42.5%), 次いで5,000 円以上 10,000 円未満が173か所 (21.0%),3 位に3,000 円以上 5,000 円未満が161か所 (19.5%) と続き,20,000 円以上支給しているところは12か所 (1.5%) あった 表 28 生産活動の機会の提供と工賃の支給 支給している 支給していない 事業所数 824 218 40 1,082 % 76.2 20.1 3.7 100 表 29 工賃を支給している場合の会区分 施設会 就労支援会 その他 支給している施設数 事業所数 293 424 66 43 824 % 35.6 51.5 8.0 5.2 100 表 30 工賃を支給している場合の平均工賃月額 ~3,000 円未満 ~5,000 円未満 ~10,000 円未満 ~20,000 円未満 20,000 円以上 事業所数 350 161 173 80 12 48 824 % 42.5 19.5 21.0 9.7 1.5 5.8 100 11. 介護職員によるたんの吸引等の実施のための研修を修了している実職員数 第 1 号 第 2 号 第 3 号研修修了者が,91 事業所に合わせて延べ236 人いた 研修修了者がいる91 事業所の全事業所 (1,082か所) における割合は8.4% であった また, 研修修了者がいる91 事業所の直接処遇職員の総数は731 人で, 延べ数ではあるが, そのうちの236 人 (32.3%) が研修修了者であった これらのことから, 当該研修修了者は, 全事業所 (1,082か所) の1 割に満たない事業所にいることがわかった また, 延べ数ではあるがそれらの事業所の直接処遇職員数に占める第 1 号 第 2 号 第 3 号修了者は3 人に1 人の高い割合であることがわかった - 377 -

表 31 介護職員等による, たんの吸引等の実施のため研修を修了している実職員数 第 1 号研修 第 2 号研修 第 3 号研修 当該事業所の直接処遇職員数 人数 35 32 169 731 事業所数 19 20 64 91 12. 短期入所 短期入所の実施状況をみると,332か所(30.7%) が同一法人内で実施しており, 短期入所事業の定員総数は1,522 人であった 表 33は, 定員の分布状況を表したもので, 定員 5 人以下で全体の7 割の233 か所 (70.2%) 以上を占めていた 表 34は, 短期入所 1 回あたりの最長宿泊日数の分布を示したものである 最も多かったのは 4~6 泊 で56か所 (16.9%), 次いで 2 泊 が54か所 (16.3%),3 位に 31 泊以上 が41か所 (12.3%) となっていた 表 32 短期入所事業の実施 実施している 実施していない 事業所数 332 581 169 1,082 % 30.7 53.7 15.6 100 表 33 短期入所事業の定員 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 7 人 事業所数 22 55 52 67 37 32 10 % 6.6 16.6 15.7 20.2 11.1 9.6 3.0 8 人 9 人 10 人 11~15 人 16~20 人 21 人以上 不明 事業所数 11 7 14 8 3 3 11 332 % 3.3 2.1 4.2 2.4 0.9 0.9 3.3 100 短期入所事業定員総数 平均定員 ( 人数 ) 1,522 4.7 表 34 短期入所事業の 1 回あたりの最長宿泊日数 1 泊 2 日 2 泊 3 日 3 泊 4 日 4~6 泊 7~13 泊 14~29 泊 30 泊 31 泊以上 不明 事業所数 36 54 39 56 37 16 12 41 41 332 % 10.8 16.3 11.7 16.9 11.1 4.8 3.6 12.3 12.3 100-378 -

13. 日中一時支援 日中一時支援の実施状況をみると,542か所(50.1%) が同一法人内で実施しており, 定員規模で最も多かったのは, 定員 5 人 が90か所 (16.6%),2 位が 10 人 で62か所 (11.4%),3 位が 2 人 で59か所 (10.9%) となっており, 定員 5 人以下の事業所数は全体の半数を超える273か所 (50.4%) となっていた 表 37は, 当該 3ヶ月間に日中一時支援として受け入れのあった日数の分布を表したものである 1 位は 31~60 日 で101か所 (18.6%),2 位が 61~90 日 で90か所 (16.6%),3 位が 8 14 日 で47か所 (8.7%) であった 表 35 日中一時支援事業の実施 実施している 実施していない 事業所数 542 412 128 1,082 % 50.1 38.1 11.8 100 表 36 日中一時支援事業の定員 1 人 2 人 3 人 4 人 5 人 6 人 7 人 事業所数 15 59 57 52 90 19 14 % 2.8 10.9 10.5 9.6 16.6 3.5 2.6 8 人 9 人 10 人 11~15 人 16~20 人 21 人以上不明 事業所数 9 1 62 23 15 30 96 542 % 1.7 0.2 11.4 4.2 2.8 5.5 17.7 100 日中一時支援事業定員総数 平均定員 ( 人数 ) 3,944 8.8 表 37 該当期間に受け入れのあった日数 ~3 日 4~7 日 8~14 日 15~21 日 22~30 日 31~60 日 61~90 日 事業所数 27 27 47 29 26 101 90 195 542 % 5.0 5.0 8.7 5.4 4.8 18.6 16.6 36.0 100-379 -

- 380 -

- 381 -

- 382 -

- 383 -

- 384 -

- 385 -

- 386 -