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Transcription:

小児外科学 (-Pediatric Surgery-) Ⅰ 小児外科は 子供 (16 歳未満 ) の一般外科と消化器外科を扱う科です 消化器 一般外科学並びに小児外科学に対する基礎医学から臨床にわたる幅広い知識をあらゆる診断 治療技術を習得し 高い技術力と探究心及び倫理観を兼ねえた小児外科医の養成 Ⅱ 年次毎の 小児の外科的疾患の診断に必要な問診および身体診察を行うことができる 小児の外科的疾患の診断計画をたてることができる 小児の外科的疾患の臨床検査の選択と結果の解釈ができる 1 年次 小児外科疾患の診断に必要な基本的検査の選択 実施ならびに結果の解釈ができる 小児外科における基本的治療法 ( 難易度の低いもの ) を適切に選択し 確実に実施することができる 2 年次 3 年次 小児外科疾患の診断に必要な特殊検査の選択と結果が解釈できる 諸検査の情報を統合して小児外科疾患の診断を行うことができる 小児外科における基本的治療法 ( 難易度が高いもの ) を適切に選択し 確実に実施することができる 小児外科疾患に対する手術的療法を適切に選択し その結果を評価することができる 小児外科疾患の患者とその家族に 症状と診療に関し充分な説明を行うことができる 小児外科研修中のジュニア医師を日常的に指導し その成果を評価することができる 小児外科臨床における問題を自分で解決できる 4 年次 問題症例に関する医療情報を収集し 分析結果を学会で報告し 論文にまとめる 学位取得 Ⅲ 担当教員 研究テーマ教授浮山越史 Hirschsprung 病 新手術手技 悪性腫瘍 小児救急 性分化 Ⅳ 研究指導補助教員講師渡邉佳子 V 授業科目一覧 種別 科目名 単位 講義 演習 開講時期 半期 実験 実習実験 実習 8 通年 専門分野共通科目 講義 演習 4 課題研究 8 通年 研究論文演習 4 通年 標準履修年次 1 年次 2 年次又は 1-2 年次 3 年次又は 2-3 年次 3 年次又は 4 年次

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開講年度 2018 開講時期 通年 標準履修年次 2 年次又は 1-2 年次 単位 8 科 目 名 実験 実習 原則として 終日病棟や外来等に従事する 参加することができない者 基礎研究を希望する者は 協議のうえ具体的な 時間割を決定する 教 室 等 1-3 病棟 外来 中央手術室 臨床医学研究棟 5 階 511 号 広い見地に立った研究を遂行できるよう 小児外科学において必要とされる専門知識と技能を培い 適切な情報の収集と分析ができるようになる 1. 担当医となり 臨床検査を行い 結果を解釈できる 2. 画像診断や生検を行い 結果を解釈できる 3. 体液 呼吸 栄養管理を含む術前術後管理ができる 4. 小児外科疾患の基本的手術ができる 5. 中心静脈カテーテル挿入 蘇生 外傷の初期治療 腸重積非観血的整復 肛門拡張などの処置ができる 6. 超音波検査 シンチグラフィー CT 検査 内視鏡検査 内圧検査を実施し 結果を解釈できる 7. 小児外科疾患の比較的難易度が高い基本手術ができる 8. 食道閉鎖 臍帯ヘルニア 腸閉塞 ヒルシュスプルング病 高位鎖肛 胆道閉鎖 悪性腫瘍などの治療計画をたてて 手術では指導医を介助できる 9. 担当医として患者と家族に病状の説明を行い インフォームドコンセントを得ることができる 実際に経験する臨床の症例を上級医とともに担当する 担当医となり 各種血液検査 生理学的検査 画像検査を計画し 検査を介助また実行し 結果を理解して 上級医に報告する 第 1-30 回 1~3の達成第 31-60 回 4,5の達成第 61-120 回 6~9の達成 学習した実験手技を繰り返し行い 安定で信頼性の高い技術を修得する 研究テーマに沿った原著論文を読み疑問点を抽出すること 等に挙げた文献 参書等を学期中に読むこと 専門領域における他科のカンファレンスに参加し知識を深める 成績評価方法成績評価基準 レポート提出 (100%) 21ページ 9. 成績評価 又は 以下 URLの 5. 成績評価 を参照 上記の日時に参加できない者は 協議の上で具体的な時間割を決定する 質問等の受付は随時 抄読会 症例検討会には必ず出席すること 連絡先 ; 小児外科教室内線 3645 Email;uki@ks.kyorin-u.ac.jp

開講年度 2018 開講時期 通年 標準履修年次 3 年次又は 2-3 年次 単位 8 科 目 名 課題研究 履修者の研究内容によって個別に指導を行う 参加が難しい場合には各ケースで協議のうえ具体的な時間割を決定する 教 室 等 臨床医学研究棟 5 階 511 号 臨床から発想される研究テーマや 小児外科独特の器官発生など基礎的なテーマを自ら選択する 1. 自らが立案した研究計画にそって研究を実行できる 2. 正しく統計処理ができる 3. 結果を科学的に図表にまとめられる 4. 実験内容を正しく記載し記録できる 5. 追加実験を自分で立案できる 6. 学会や医学研究科の研究報告会で発表できる 研究計画に沿って実験を行い集めたデーターから導かれる結果をまとめ 記録記載し 察を行う 研究テーマにふさわしい学会で発表を行い 論文にまとめる 第 1-10 回第 11-30 回第 31-100 回第 100-120 回 先行研究について研究方法の検討テーマに沿った実験追加実験の検討 月に 1 回カンファレンスにてフィードバックを行う 学習した実験手技を繰り返し行い 安定で信頼性の高い技術を修得する 研究テーマに沿った原著論文を読み疑問点を抽出すること 等に挙げた文献 参書等を学期中に読むこと 専門領域における他科のカンファレンスに参加し知識を深める 成績評価方法 成績評価基準 研究成果の発表 (100%) 21 ページ 9. 成績評価 又は 以下 URL の 5. 成績評価 を参照 上記の日時に参加できない者は 協議の上で具体的な時間割を決定する 質問等の受付は随時 連絡先 ; 小児外科学教室内線 3645 Email;uki@ks.kyorin-u.ac.jp 抄読会 症例検討会には必ず出席すること

開講年度 2018 開講時期 通年 標準履修年次 3 年次又は 4 年次 単位 科 目 名 研究論文演習 履修者の研究内容によって個別に指導を行う 各ケースで協議のうえ具体的な時間割を決定する 教 室 等 臨床医学研究棟 5 階 511 号 臨床から発想される研究テーマや 小児外科独特の器官発生など基礎的なテーマを自ら選択する 4 1. 研究の成果を原著論文とする 2. 国内外の学会 ポスターセッション 症例報告会等で発表を行い 質問者からの問いに適切に答えられるようにする 3. 博士論文の完成 研究計画に沿って実験を行い集めたデーターから導かれる結果をまとめ 記録記載し 察を行う 研究テーマにふさわしい学会で発表を行い 論文にまとめる 第 1~ 5 回 論文データ収集 第 6~10 回 引用可能な文献の選抜 第 11~15 回論文の全体の流れの確認 第 16~30 回 学位論文作成 月に 1 回カンファレンスを行い フィードバックをする 指導受けた内容に基づき次回までに論文原稿の当該箇所を修正しておくこと 成績評価方法 成績評価基準 論文の作成 (100%) 21 ページ 9. 成績評価 又は 以下 URL の 5. 成績評価 を参照 上記の日時に参加できない者は 協議の上で具体的な時間割を決定する 質問等の受付は随時 連絡先 ; 小児外科学教室内線 3645 または Email;uki@ks.kyorin-u.ac.jp 抄読会 症例検討会には必ず出席すること