Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

Similar documents
Microsoft Word _MICE_Q&A(最終2)

4-(1)-ウ①

2

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

4. 都市づくりの目標と方針 4-1 都市づくりの基本理念 地域の個性が輝く生活快適都市 上田 ~ 魅力あるふるさと活気ある交流風格ただようまち ~ 基本理念の意味あい 上田市は 歴史 文化 自然 産業などに恵まれた特色ある地域から成り立っており 各地域が個性を発揮し 連携し合い 交流を促進しながら

北海道MICE戦略(仮称)

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

関経連_事業報告書CS4.indd

計画書

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)

スライド 1

阿賀野市の発展と市民福祉の向上を図ることを目的とした 行政運営の指針となる 阿賀野市総合計画 に定める本市の将来像 人 まち 自然が輝く幸福祉都市阿賀野 の実現に向けて また こよなく愛するふる里創造のため 全力を上げ取り組んでいるところでございます 国から地方への事務 権限移譲や三位一体改革が加速

Taro-全員協議会【高エネ研南】

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要地域の核となる観光資源のブラッシュアップ等の取組と, その観光資源の魅力を伝える戦略的なプロモーション, 観光客のニーズに応える受入態勢の整備を連動させることにより, 観光客の誘致と周遊促進が一層図るとともに, 観光客の興味を刺激する 広島県の魅力

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大


2. 本市の上期観光入込客数について平成 27 年度上期観光入込客数は 総数 377,300 人で 前年の 351,600 人より 25,700 人 7.3% の増となった その内訳として 道内客が 84,900 人で 前年の 94,200 人より 9,300 人 9.9% の減 道外客が 292,

2. 各学区のまちづくりの方向性と将来ビジョン 第 3 章で整理した各学区の現状 課題等を踏まえ 学区ごとにまちづくりの方向性 ( 基本方針の 3 つの柱の何に該当するのか ) を整理します 方向性を踏まえ 施策の柱ごとに具体的なビジョンを検討します (1) 常盤学区 1 まちづくりの方向性 1-1

7-3 上田城南地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水と緑と多様な都市機能が調和し快適な暮らしの環境が整ったまち ( 基本目標 ) 千曲川をはじめ産川や浦野川 小牧山や上田原古戦場 半過岩鼻など奇景や原風景の残る豊かな自然や農地を大切に保全するとともに 秩序ある都市空間づくりを進めます 良好な住環

市街化調整区域の土地利用方針の施策体系 神奈川県 平塚市 神奈川県総合計画 神奈川県国土利用計画 平塚市総合計画 かながわ都市マスタープラン 同地域別計画 平塚市都市マスタープラン ( 都市計画に関する基本方針 ) 平塚都市計画都市計画区域の 整備 開発及び保全の方針 神奈川県土地利用方針 神奈川県

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

市町合併という基本的枠組みの変更に対応した 市全域を対象とした計画の見直し 少子高齢化をはじめとする本市を取り巻く社会経済情勢の変化に対応した計画づくり 総合計画や都市計画区域マスタープランなど 上位関連計画との整合 調整の必要性 都市計画マスタープランは 都市計画法第 18 条の 2 に基づいて策

沖縄でのバス自動運転実証実験の実施について

剣淵_巻頭_00.01

東京都市計画第一種市街地再開発事業前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業位置図 東京停車場線 W W 江戸橋 JCT 日本橋茅場町 都 道 一石橋 5.0 特別区道中日第 号線 江戸橋 15.

<4D F736F F F696E74202D E9197BF33817A959F89AA8CA78ACF8CF590558BBB82C9954B977682C88E7B8DF C4816A F4390B3>

7-7 丸子地域 (1) 将来像 ( 将来像 ) 水辺 里山 人きらめき 産業活力が満ちた依田川流域のまち ( 基本目標 ) 製造業の集積が高い地域であることから 職住近接のゆとりある生活空間の創出をめざすとともに 地域内外の交流促進や日常生活のための道路交通環境整備を進めます 依田川 内村川周辺に

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

柏駅西口北地区まちづくり

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下


4-(1)-ウ①-11世界水準の大規模MICE施設の整備

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF C815B B838A CC95FB8CFC90AB205B8CDD8AB B83685D>

また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

4. 都市機能誘導区域 4.1 都市機能誘導区域設定の基本的な考え方 (1) 都市機能誘導区域とは医療 福祉 商業等の都市機能を都市の中心拠点や生活拠点に誘導し集約することにより これらの各種サービスの効率的な提供を図る区域のことです 原則として 居住誘導区域内において設定します これらの都市機能は

< C55F8E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E E FB906A2E786477>


渋川市都市計画マスタープラン意見シート

北海道ドライブ観光促進社会実験 実施結果 1 例N 3を表示凡アプリ利用者の属性 実験期間中 1,211 人の外国人観光客が北海道内でアプリ Drive Hokkaido! を利用 ( 実験期間中の全道の外国人レンタカー貸渡台数 19,543 台の約 6% に相当 ) 国 地域別では香港 シンガポー

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

目 次 1 背景 目的 1 2 計画の位置付け 2 (1) 計画の位置付け 2 3 現状の問題と課題 3 (1) 現状の問題 3 (2) 課題 3 4 市街化調整区域における土地利用方針 5 (1) ゾーンにおける土地利用方針 6 (2) 各ゾーンのイメージ 10 5 土地利用現況図 11 6 土地

<91E682548FCD5F8AEE967B8D5C917A2E786477>

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

ブランディング

図表 6-10 別 ( 会議 研修 仕事 帰省 親戚等の訪問を除く ) 1 年以内 3 年以内 5 年以内 10 年以内 10 年より前 初めて 北海道 東北

大阪府営門真住宅まちづくり基本構想 平成 25 年 6 月 大阪府 門真市

Microsoft Word - 【H 現在版】■ガイドラインv8.doc

TRY TRY TRY TRY TRY 5

品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)に係る都市計画について

平成29年度事業計画 _1 (2)

金沢都市計画地区計画の変更

1-(1) 中部電力 ( 株 ) 大日本印刷 ( 株 ) と共同で 歩道上の路上変圧器を活用した情報発信の実証実験を実施 ~1/24 国交省実証実験の対象地域に選定 ~ 1 国交省実証実験の対象地域に選定 先週木曜日(1/24) 国土交通省から 無電柱化に伴う一般国道の歩道上に設置されている電力設備

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

平成 24 年 3 月改訂 茅ヶ崎海岸グランドプラン 西浜駐車場跡地北側に位置する茅ヶ崎警察署職員公舎が取り壊され 平成 23 年 3 月には グランドプランで駐車場機能の確保として位置づけのあった県営茅ヶ崎西浜駐車場が閉鎖された これを受け 海岸利用者のための駐車場を維持し かつ国道 134 号南

資 料

交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

PowerPoint Presentation

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

(Microsoft Word p55\201`61\201E\221\3464\217\315.doc)

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

<928696EC89778EFC95D382DC82BF82C382AD82E8834F >

コンパクトシティ構想 2つの柱 ( 郊外の開発抑制 + 中心市街地の活性化 ) まちなか住み替え事業 や 家賃補助制度 を行っているが 借りたい人はいるが 貸したい人がいない という状況 コンパクトシティという構想だけでは 民間資本は動かない (= 補助金などのインセンティブが必要 ) 中心市街地活

「新しい都市づくりのための都市開発諸制度活用方針」

基地跡地利用の現状について

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

6光産業振興に向けた現状と課題 ( 東京の魅力の発信と多様な旅行者誘致の展開 ) 東京の旅行地としての魅力を効果の高い手法で海外に発信し その浸透を図ることが重要となっている そのため 国や地域ごとに旅行者の特性に応じた東京の魅力のPRと多様な形での旅行者誘致活動 ( プロモーション ) を進めるこ

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート 調査の概要 訪日外国人旅行者を対象に 旅行中に困ったこと 受入環境 ( 多言語対応 通信環境 公共交通等 ) へのニーズ 満足度等に係るアンケートを実施した 訪日外国人利用者の多い成田国際空港 東京国際空港 関西国際空港を中心とした空港

Ⅰ 観光振興計画制定の背景 1 観光による地域振興 観光立国推進基本法 に基づき策定された 観光立国推進基本計画 の中で 観光立国の実現は地域経済の活性化 雇用機会の増大 国民の健康の増進 潤いのある豊かな生活環境の創造 国際相互理解の増進等の意義を有するものである と位置づけられています また 東

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

Microsoft Word - 報告書-2_本編_ docx


(Microsoft Word \212T\227v\224\305\201i\220\273\226{\210\363\215\374\202\305\201j.doc)

17日南市277_0324

昇龍道フ ロシ ェクト 資料 3 昇龍道プロジェクトの 平成 31 年度活動方針 ( 案 ) 2019 年 3 月 8 日第 10 回昇龍道プロジェクト推進協議会

<4D F736F F D CF8D5888C48C7689E68F91817A948E91BD B8A58926E8BE62E646F63>

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

a4.dsz

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

表 1 関門地域における北九州空港の利用状況 北九州市 下関市 居住地 回答数利用したことはない 1~4 回 5~9 回 10~19 回 20~29 回 30~49 回以上 門司区 (100.0%) (58.7%) (35.9%) (4.3%) (0.0%) (1.

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

稲毛海岸5丁目地区

<4D F736F F D2081A195BD90AC E C >

目次

福知山市中心市街地活性化基本計画

2 おもてなしの推進 本県を訪れた旅行者がやすらぎと感動を覚え 再び訪れたくなる魅力ある地域づくりを進めるため 地域への誇りと愛着に基づくおもてなしを県民総参加により推進します 1 満足度 ( アンケート調査で非常に満足と答えた観光客の割合 ) 45% 以上 2 リピーター率 67% 以上 おもてな

第 1 章基本計画の策定 1 策定の趣旨 総合計画基本構想では 豊かな自然と歴史 文化につつまれ人と人がつながる市民創造都市高岡 をまちの将来像に掲げ 17 のめざすまちの姿を目標として設定しています 第 3 次基本計画は 基本構想で示した市の基本的な取り組みの方向性に基づき 中期的な視点に立って

平成20年度国家予算

総合計画及び国土利用計画アンケート調査結果 平成 20 年度 地域別構想 土地利用の方向性について 上位3つ ①無秩序な開発を抑制し 農地等は極力保全する ②主要な沿道等への店舗の立地を進め 利便性を高める ③身近な公園 生活道路 下水道などの生活環境基盤を整備する 住みよい 25.6% 22.9%

スライド 1

[ 概要版 ] 倉吉都市計画 マスタープラン素案 鳥取県倉吉市

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

はじめに 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域は 都市再生特別措置法 ( 平成 14 年 4 月 5 日公布 平成 14 年 6 月 1 日施行 以下 法 という ) に基づき 国が政令で指定するものです 1 都市再生緊急整備地域 趣旨 都市機能の高度化及び都市の居住環境の向上を図るため

計画の今後の方向性

Transcription:

大型 MICE 施設周辺にホテルや商業施設はできますか 沖縄県は 大型 MICE 施設周辺に MICE 参加者の利便性を高め 地域の賑わいを創出し 経済波及効果を高めるホテルや商業施設などを適切に配置するため まちづくりの基本方針となる将来像やコンセプト 施設の配置計画 土地利用などを示した マリンタウン MI CE エリアまちづくりビジョン を策定しました まちづくりビジョンでは 県有地である 5 つのゾーンを ハイクラスなホテル ファミリー向けホテル ビジネスホテルなど多様なホテルや商業施設の立地が可能な土地として位置付けています 沖縄県は 各ゾーンにおいて 適時 既存の土地利用の見直し等を行い 段階的にホテルや商業施設の誘致をすすめていくこととしており 地元自治体や関係部局と連携しながらまちづくりに必要な行政手続きに取り組んでいます その中でも 大型 MICE 施設の周辺の区画については 多数の企業からの問合せや現地視察が行われており 高い関心が寄せられていることから ホテルや商業施設の公募を早期に開始できるように準備を進めているところです まちづくりビジョンにおけるゾーンの考え方 東海岸地域の国際交流拠点にふさわしい魅力あるエリアの形成を目指し 大型 MICE 施設を核とした賑わいがマリンタウンMICE エリア内に波及 浸透していくとともに マリンタウンMIC E エリア外の周辺地域へも賑わいが連鎖されるようなゾーンの展開を図ります 国内外から訪れる来訪者を受け入れる東海岸地域の玄関口としての機能が求められるマリンタウン MICE エリア周辺では 地域のグローバル化に対応した業務 商業 観光 宿泊施設 レジャー 交流 住居など 同エリアの国際性を高める多様な都市機能が集積する複合市街地の形成を図ります マリンタウンMICE エリアには MICE 機能 商業 宿泊 居住等をバランスよく配置することで 交流 賑わいある豊かなまち の具体化を図ります 22

マリンタウン MICE エリアまちづくりビジョン におけるゾーニング マリンタウン MICE エリアまちづくりビジョン より 23

MICE 参加者はどのようにアクセスしますか 大型 MICE 施設へのアクセスは MICE の催事種別や規模毎に異なるものを想定しています M( 国内外企業の会議等 ) I( 企業の報奨旅行等 ) C( 学会等 ) は 主に貸切バスやハイヤー タクシー等で 1 空港 2 ホテルが集積している那覇市街地からのアクセスを想定しています E( 展示会 コンサート等 ) は シャトルバス タクシー 路線バス レンタカー 自家用車で 1 空港 2 那覇市街地 3 モノレールてだこ浦西駅 その他県内各地から多様なアクセスを想定しています 24

大型 MICE 施設周辺が渋滞しませんか 大型 MICE 施設は 国道 329 号与那原バイパス及び 4 車線道路である県道糸満与那原線の 2 つの主要幹線道路に接しており 大型催事の際には 周辺住宅地へ通じる細街路等へ車が流入しないよう車を誘導する事により 周辺住宅地への影響を最小限に抑えます また MICE 主催者とも連携し 大型催事の際には参加者に公共交通機関の利用を呼びかけるほか 中南部地域の大型商業施設や公共駐車場等を活用したシャトルバスの運行 アクセス時間帯を分散させるイベントを実施する等 交通渋滞対策に取り組みます さらに MICE 開催時に発生する交通量や 施設周辺エリアのまちづくりの進展により増加が見込まれる交通需要への対応について 関係機関と連携し 主要交差点の交通渋滞対策や 公共交通を含む様々な移動手段について検討しているところです 25

MICE 開催に関する沖縄の強みは何ですか 人 知識 文化の融合する海邦交流拠点沖縄県は 飛行機で 4 時間圏内に約 20 億人の人口 ( 市場 ) を抱える地理的特性により 我が国におけるアジアの玄関口に位置付けられ 経済 学術 文化 健康 長寿 自然環境 スポーツ等の分野で世界との多元的交流と連携を深化させるフロントランナーとして 独自の成長を続けています リゾート性を備えた都市機能現在 ホテル レジャー 文化施設 国際空港 クルーズ港などが整備され 今後も 大型 MICE 施設 那覇空港の第 2 滑走路 沖縄都市モノレール延長などのインフラ整備や ホテルなどの民間施設等 国際的な観光リゾート地及び MICE 都市として国内外の方々を迎え入れるために必要な都市機能が より一層高度化されていきます 沖縄の魅力支える個性豊かな離島広大な海域に散在する 160 の島々があり どの島も個性豊かで 離島ならではの大自然 島民とのふれあい そこでしか味わえない様々な体験は 非日常で特別な時間を演出してくれます 石垣島のバーベキューを楽しむインセンティブトラベル客 26 (2016 年 5 月 12 日八重山毎日新聞掲載 )

沖縄県への航空アクセス 沖縄県への国内航空路線は東京 大阪 名古屋を中心に国内 27 都市への直行便が運航されており 国内航空路線数は羽田 関空 新千歳に次ぐ第 4 位となっています また 国際線についても著しく増加しており 台湾 韓国 中国 香港 タイ等のアジア主要都市へ直行便が運航されています 2017 年 6 月現在 沖縄 MICE 振興戦略 より 27

どのように MICE を誘致 受入するのですか 沖縄 MICE 振興戦略沖縄県では MICE の誘致戦略を含む 今後 10 年の MICE 振興の意義 効果 長期目標 振興の方向性 具体的施策等について体系的に整理した 沖縄 MICE 振興戦略 を策定しており 以下の重点施策について関係機関と取り組むこととしています (1 ) マーケティング調査 情報分析の強化 (2) 誘致 プロモーションの展開 1 MICE ブランドの構築 発信 2 企業ミーティング インセンティブ旅行の誘致 3 コンベンションの誘致 4 政府系国際会議の誘致 5 展示会 商談会 見本市等の開催 誘致 (3) MICE 施設の機能強化 1 大型 MICE 施設の整備と周辺まちづくりによる賑わいの創出 2 既存 MICE 施設の機能強化による利便性の向上 3 MICE 施設の機能強化に向けた交通体系の確立 (4) MICE 誘致 受入体制強化 1 MICE 推進組織の設立 2 大規模 MICE の受入態勢の整備 3 地域内連携による周遊性の向上 4 地域 住民の MICE 参加の促進 28

(5) MICE 誘致 開催に関する支援の充実 1 MICE 施設 開催支援の充実 2 沖縄らしい MICE コンテンツの開発 3 MICE 限定制度の導入 (6) MICE プレーヤーの育成 高度化 (7) MICE を活用した新たな産業の振興 1 MICE を活用した地域産業の振興 2 MICE 関連産業の創出 (8) 国内外の MICE 都市との協力体制の構築 沖縄 MICE ネットワーク MICE に関する総合的支援体制構築や産業横断的な受入体制構築 マーケティング プロモーション等については 経済界 大学等研究機関 行政機関などで構成する 沖縄 MICE ネットワーク において取組むこととしています 沖縄 MICE ネットワークについて 沖縄 MICE 振興戦略 より 29