2. 住民アンケート調査 以下の既往のアンケート調査から 都市計画及びまちづくりに関する住民ニーズや方向性等を以下の とおり把握 解析する (1) 第 2 次長久手町土地利用計画策定にあたってのアンケート調査 1 調査の概要 調査対象は 町内在住住民及び市街化調整区域の土地所有者とし それぞれ 2,000 人 合計 4,000 人 ( 平成 13 年度調査においては それぞれ 1,000 人 合計 2,000 人 ) を無作為に抽出した 調査時期は平成 20 年 3 月で 郵送による配布回収を行った 回収状況は 住民が 815/2,000( 回収率 40.8%) 町内土地所有者が 494/978( 回収率 50.5%) 町外土地所有者が 359/1,022( 回収率 35.1%) < 調査対象抽出のイメージ図 > 長久手町在住の住民 (18~70 歳 )32,419 人 [H.19 住民基本台帳 ] のうち 2,000 人 町内全域から 2,000 人 ( 在住者の約 6%) 市街化調整区域の土地所有者 2,000 人 リニモ 市街化調整区域の土地所有者町内在住 :678 人町外在住 :322 人 リニモ沿線の土地所有者町内在住 :300 人町外在住 :700 人 43
調査対象区分抽出人数 ( 人 ) 回収数 ( 票 ) 回収率 長久手町在住の住民 (18~70 歳 ) - 2,000 815 40.8 リニモ沿線土地所有者 1,000 412 41.2 町内在住 300 170 56.7 市街化調整区域 の土地所有者 町外在住 700 242 34.6 の土地所有者 1,000 441 44.1 町内在住 678 324 47.8 町外在住 322 117 36.3 合計 4,000 1,668 41.7 44
2 都市計画及びまちづくりに関する調査結果 長久手町の魅力について 住民 市街化調整区域の土地所有者はともに 里山や農地等の緑 を魅力として多くあげている 住民においては 名古屋市への近接性 も魅力としている方が多い 住民 市街化調整区域の土地所有者ともに リニモを中心とした公共交通 に対する評価は高くない 市街化調整区域の土地所有者は 道路などの社会基盤の整備 に対する評価が高くない 通勤 通学又は買い物などで 名古屋市に出かけるのに便利 46.1 35.1 13.7 3.6 1.5 東部丘陵線 ( リニモ ) があり 公共交通の利便性が高い 18.5 31.9 33.1 14.2 2.2 名古屋市の近郊であるにもかかわらず 里山等の緑が多い 48.1 35.8 12.5 1.8 1.7 名古屋市の近郊であるにもかかわらず 農地が多い 37.4 39.4 18.5 2.22.5 大学や研究機関が多数あり 学研都市としての雰囲気がある 27.9 39.3 26.0 4.9 2.0 文化の家や博物館等があり 文化都市としての雰囲気がある 14.6 39.4 37.1 7.1 1.8 古戦場等歴史的資源が多く残されている 26.1 49.4 20.4 2.21.8 など豊富な観光 交流資源がある 21.2 44.8 26.3 6.1 1.6 市街地がきちんと整備されている 21.8 45.9 25.2 5.2 2.0 道路や下水道がきちんと整備されている 22.0 48.2 22.2 5.4 2.2 行政サービスがよい 9.2 44.3 36.2 8.0 2.3 そう思うややそう思うあまりそう思わないそう思わない 市街化調整区域に土地を所有する町内在住の回答者 町内土地所有者 通勤 通学又は買い物などで 名古屋市に出かけるのに便利 33.6 31.0 18.8 7.7 東部丘陵線 ( リニモ ) があり 公共交通の利便性が高い 21.1 26.1 27.5 17.2 8.1 名古屋市の近郊であるにもかかわらず 里山等の緑が多い 38.5 36.0 13.4 5.3 6.9 名古屋市の近郊であるにもかかわらず 農地が多い 31.8 38.5 16.4 5.1 8.3 大学や研究機関が多数あり 学研都市としての雰囲気がある 24.7 40.7 21.5 5.9 7.3 文化の家や博物館等があり 文化都市としての雰囲気がある 11.5 38.3 34.6 7.3 8.3 古戦場等歴史的資源が多く残されている 22.5 47.0 18.4 3.2 など豊富な観光 交流資源がある 20.4 42.9 23.3 5.5 7.9 市街地がきちんと整備されている 9.5 36.2 35.4 10.9 7.9 道路や下水道がきちんと整備されている 11.3 27.1 33.4 19.8 8.3 行政サービスがよい 32.8 39.5 9.7 9.1 そう思うややそう思うあまりそう思わないそう思わない 45
東部地域の丘陵地のあり方について 住民 市街化調整区域の土地所有者ともに 保全と利活用を区分すべき と考えている方が最も多い 市街化調整区域の土地所有者では 開発を行うべき と考えている方が住民に比べかなり多い 町の貴重な財産であり 今後も保全していくべきである 5.4 28.5 64.3 0.9 1.0 市街化調整区域に土地を所有する町内在住の回答者 町内土地所有者 町の貴重な財産であり 今後も保全していくべきである 25.7 51.8 17.4 1.2 3.8 < 参考 > 票数 ( 票 ) 住民 町内土地所有者 リニモ沿線以外 リニモ沿線 町の貴重な財産であり 今後も保全していくべきである 232 127 89 38 524 256 170 86 44 86 52 34 7 6 2 4 8 19 11 8 計 815 494 324 170 46
市街化調整区域の農地のあり方について 住民 市街化調整区域の土地所有者ともに 保全と利活用を区分すべき と考えている方が最も多い 市街化調整区域の土地所有者では 開発を行うべき と考えている方が住民に比べかなり多い 農地も貴重な緑地空間であり 現在の農地は保全すべきである 32.5 58.2 6.6 1.1 1.6 市街化調整区域に土地を所有する町内在住の回答者 町内土地所有者 農地も貴重な緑地空間であり 現在の農地は保全すべきである 29.6 47.4 13.4 0.4 9.3 < 参考 > 票数 ( 票 ) 住民 町内土地所有者 リニモ沿線以外 リニモ沿線 農地も貴重な緑地空間であり 現在の農地は保全すべきである 265 146 106 40 474 234 147 87 54 66 43 23 9 2 1 1 13 46 27 19 計 815 494 324 170 47
まちづくりの重要項目について 住民 市街化調整区域の土地所有者ともに 緑豊かな住宅都市としてのまちづくり を重要と考えている方が最も多い 住民 市街化調整区域の土地所有者ともに 里山を活用した自然に親しめるまちづくり を重要と考えている方が二番目に多い 緑豊かな住宅都市としてのまちづくりを進める 59.9 32.6 4.2 1.3 2.0 店舗などの立地を図り にぎわいのあるまちづくりを進める 17.9 40.7 31.3 7.2 2.8 などを活用した観光 交流を主体としたまちづくりを進める 22.1 46.7 23.6 5.2 2.5 研究開発施設などの新たな産業施設を誘致する 14.4 29.8 40.1 12.1 3.6 愛 地球博記念公園を活用したレクリエーションを主体としたまちづくりを進める 24.9 47.7 20.2 4.4 2.7 里山を活用した自然に親しめるまちづくりを進める 33.5 49.8 12.3 1.72.7 農地を活用した土に親しめるまちづくりを進める 24.5 47.1 21.8 3.6 2.9 重要まあ重要あまり重要でない重要でない 市街化調整区域に土地を所有する町内在住の回答者 町内土地所有者 緑豊かな住宅都市としてのまちづくりを進める 48.6 31.6 7.3 3.2 9.3 店舗などの立地を図り にぎわいのあるまちづくりを進める 18.2 30.2 31.6 7.9 12.1 などを活用した観光 交流を主体としたまちづくりを進める 24.1 41.5 19.0 6.5 研究開発施設などの新たな産業施設を誘致する 18.6 32.2 27.3 10.5 11.3 愛 地球博記念公園を活用したレクリエーションを主体としたまちづくりを進める 24.3 43.5 16.6 5.1 10.5 里山を活用した自然に親しめるまちづくりを進める 27.7 44.5 12.3 4.5 10.9 農地を活用した土に親しめるまちづくりを進める 22.9 41.5 18.8 4.9 11.9 重要まあ重要あまり重要でない重要でない 48