(別添様式)

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未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

要望番号 ;Ⅱ-286 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 33 位 ( 全 33 要望

要望番号 ;Ⅱ 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本ペインクリニック学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 2 位 ( 全 4 要望中 )

(別添様式)

要望番号 ;Ⅱ-183 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者学会 ( 該当する ( 学会名 ; 日本感染症学会 ) ものにチェックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 1 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

(別添様式1)

会社名

要望番号 ;Ⅱ-24 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 特定非営利活動法人日本臨床腫瘍学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 8 位 ( 全 33 要望中

13

(別添様式1)

(別添様式)

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

Ⅲ-1-7 ( 別添様式 1) 未承認薬 適応外薬の要望 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児救急医学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 4 位 ( 全 4 要望中 ) 成 分 名 ( 一般名

未承認の医薬品又は適応の承認要望に関する意見募集について

( 別添様式 ) 未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 募集対象 (3)) 1. 要望内容に関連する事項 会 社 名 大正製薬株式会社 要望された医薬品要望内容 要望番号 成分名 ( 一般名 ) 募集対象の 分類 ( 必ずいずれかにチェックする 複数に該当する場合は 最も適切な 1 つにチェ

Ⅲ-1-31 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児血液 がん学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 7 位 ( 全 9 要望中 ) 成 分 名 (

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

要望番号 ;Ⅱ-221 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本神経学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 5 位 ( 全 8 要望中 ) 要望する医薬品

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

の状態により適宜減量する 成人 A 法 : 他の抗悪性腫瘍剤との併用において ブスルファンとして 1 回 0.8 mg/kg を生理食塩液又は 5% ブドウ糖液に混和 調製して 2 時間かけて点滴静注する 本剤は 6 時間毎に 1 日 4 回 4 日間投与する なお 年齢 患者の状態により適宜減量す

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

未承認薬・適応外薬解消のためのご意見募集

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

(別添様式)

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添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

要望番号 ;Ⅱ-18 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項要望者学会 ( 該当するものにチェ ( 学会名 ; ) ックする ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人優先順位 2 位 ( 全 2 要望中 ) 要望する医薬品 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売 名

に係る基準 への 該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ウその他日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ( 上記の基準に該当すると考えた根拠 ) 母体がトキソプラズマに感染した場合 胎児感染の危険がある

要望番号 ;Ⅱ-175 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児感染症学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 3 位 ( 全 6 要望中 ) 要望する医薬

する ) ( 要望するについて記載する ) 備 考 ( 該当する場合はチェックする ) 7.5 mg 15 mg, 最大 30 mg まで 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 希少疾病用 医薬品の該 当性 ( 推定対 象患者数 推定 方法について も記載する ) 国内の承認 内容 ( 適応外 薬の

資料 5-3 デシタビンの骨髄異形成症候群に対する開発について デシタビンの骨髄異形性症候群に対する開発については 米国で本剤が承認されたことを踏まえて 平成 18 年 10 月 27 日に開催された第 10 回未承認薬使用問題検討会議で検討され 早期に開発着手が必要な薬剤 と結論付けられた ( 別

要望番号 ;Ⅱ-196 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 優先順位 学会 ( 学会名 ; 日本リンパ網内系学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 7 位 ( 全 11 要望中 ) 成分名

審査結果 平成 26 年 1 月 6 日 [ 販 売 名 ] ダラシン S 注射液 300mg 同注射液 600mg [ 一 般 名 ] クリンダマイシンリン酸エステル [ 申請者名 ] ファイザー株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 8 月 21 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 7

スライド 1


た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島

Ⅲ-1-69 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本小児栄養消化器肝臓学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位第 1 位 ( 全要望中 ) 成 分 名 (

中医協総 再生医療等製品の医療保険上の取扱いについて 再生医療等製品の保険適用に係る取扱いについては 平成 26 年 11 月 5 日の中医協総会において 以下のとおり了承されたところ < 平成 26 年 11 月 5 日中医協総 -2-1( 抜粋 )> 1. 保険適

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

「             」  説明および同意書

レジメン名抗がん剤 ( 一般名 ) 抗がん剤 ( 商品名 ) 用量用法 1 クール適応 シタラビン (AraC) キロサイド注 75mg/ m2 静脈内注射 day 36, 1013, 17 20, メルカプトプリン (6MP) ロイケリン散 60mg/

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

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(別添様式)

薬食審査発第 号平成 19 年 9 月 28 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課長 国際共同治験に関する基本的考え方について 従来 我が国においては ICH-E5 ガイドラインに基づく 外国臨床データを受け入れる際に考慮すべき民族的要因について

審査報告 (1) 別紙 平成 29 年 4 月 3 日 本申請において 申請者が提出した資料及び医薬品医療機器総合機構における審査の概略等は 以下 のとおりである 申請品目 [ 販売名 ] ジャドニュ顆粒分包 90 mg 同顆粒分包 360 mg [ 一般名 ] デフェラシロクス [ 申請者 ] ノ

Microsoft Word - all_ jp.docx

医薬品の基礎研究から承認審査 市販後までの主なプロセス 基礎研究 非臨床試験 動物試験等 品質の評価安全性の評価有効性の評価 候補物質の合成方法等を確立 最適な剤型の設計 一定の品質を確保するための規格及び試験方法などの確立 有効期間等の設定 ( 長期安定性試験など ) 医薬品候補物質のスクリーニン

再発小児 B 前駆細胞性急性リンパ性白血病におけるキメラ遺伝子の探索 ( この研究は 小児白血病リンパ腫研究グループ (JPLSG)ALL-B12 治療研究の付随研究として行われます ) 研究機関名及び研究責任者氏名 この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示す通りです 研究代表者眞田昌国立病院

< F2D CF6926D905C90BF82C98C5782E992CA926D88C4>

No.6 セルジーン株式会社の依頼による未治療のびまん性大細胞型 B 細胞性リンパ腫患者を対象 とした CC-5013( レナリドミド ) の第 3 審議内容 : 安全性報告および治験実施状況報告に関して 治験継続の妥当性が審議された No.7 アステラス製薬株式会社依頼の急性骨髄性白血病を対象とす

臨床評価とは何か ( 独 ) 医薬品医療機器総合機構医療機器審査第一部方眞美

本発表内容は, 一部演者の個人見解も含まれている可能性があります 演者はファイザー ( 株 ) の社員でありますが, 本演題は製薬協小児治験チームの立場で発表しており, 企業活動とは無関係なものであり, 利益相反もありません 2

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

Microsoft Word - H _概要_.doc

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

備考 ( 該当する場合はチェックする ) 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 医療上の必要性に係る基準 への該当性 ( 該当するものにチェックし 該当すると考えた根拠について記載する ) 1. 適応疾病の重篤性 ア生命に重大な影響がある疾患 ( 致死的な疾患 ) イ病気の進行が不可逆的で 日常生活

Microsoft Word _ASH2012 Data Press Release.docx

451) 議題 3. ファイザー の依頼による白血病患者を対象とした SKI-606 の第 Ⅲ 相試験 ( 整理番号 :476) 議題 4. 武田バイオ開発センター の依頼による第 Ⅰ 相試験 ( 整理番号 : 487) 議題 5. ノバルティスファーマ の依頼による肺動脈性肺高血圧症患者を対象とし

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

がん化学(放射線)療法レジメン申請書

はじめに 日本で最初の造血幹細胞移植が行われたのは 1974 年ですが 199 年代に入ってから劇的にその件数が増え 近年では年間 5, 件を超える造血幹細胞移植が実施されるようになりました この治療法は 今日では 主に血液のがんである白血病やリンパ腫 あるいは再生不良性貧血などの根治療法としての役

<4D F736F F D A88CF91F58BC696B190AC89CA95F18D BC696B18D8096DA816A9578E05691E595E390E690B6>


議題 3. ファイザー の依頼による白血病患者を対象とした SKI-606 の第 Ⅲ 相試験 ( 整理番号 :476) 議題 4. 武田バイオ開発センター の依頼による第 Ⅰ 相試験 ( 整理番号 : 487) 議題 5. ノバルティスファーマ の依頼による肺動脈性肺高血圧症患者を対象とした QTI

DRAFT#9 2011

(別添様式)

Microsoft Word - JAID_JSC 2014 正誤表_ 原稿

日本内科学会雑誌第96巻第4号

別紙様式 (Ⅴ)-1-3で補足説明している 掲載雑誌は 著者等との間に利益相反による問題が否定できる 最終製品に関する研究レビュー 機能性関与成分に関する研究レビュー ( サプリメント形状の加工食品の場合 ) 摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得られている ( その他加工食品及び生鮮食品の場合

がん化学(放射線)療法レジメン申請書

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

日本医科大学医学会雑誌第11巻第4号

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

Ⅲ-②-4

IRB記録概要

小児の難治性白血病を引き起こす MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見 ポイント 小児がんのなかでも 最も頻度が高い急性リンパ性白血病を起こす新たな原因として MEF2D-BCL9 融合遺伝子を発見しました MEF2D-BCL9 融合遺伝子は 治療中に再発する難治性の白血病を引き起こしますが 新しい

白血病(2)急性白血病

一般財団法人日本製薬医学会 第 6 回年次大会 一般財団法人日本製薬医学会 COI 開示 発表者名 : 平田雅一 演題発表に関連し 開示すべき COI 関係にある企業などはありません

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3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

(別添様式1)

Ⅳ-48 未承認薬 適応外薬の要望 ( 募集対象 (1)(2)) ( 別添様式 1-1) 1. 要望内容に関連する事項 要望 者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 : 日本血液学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人 ( 氏名 ; ) 成 分 名 ( 一般名 ) 販 売

中医協総 医薬品及び医療機器の費用対効果評価に関する取扱いについて 1 既収載品に係る費用対効果評価の手続き (1) 対象品目の指定中央社会保険医療協議会の定める以下の選定基準に基づき 費用対効果評価専門部会において指定 公表されたものとする 次の全ての要件を満たす品

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

抗悪フォーラム 永井最終版.ppt

要望番号 ;Ⅱ-8 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; ) 患者団体 ( 患者団体名 ; ) 個人優先順位 1 位 ( 全 1 要望中 ) 成分名 ( 一般名 ) 4 アミノピリジン (Dalf

70 頭頸部放射線療法 放射線化学療法

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

リンパ腫グループ:リンパ腫治療開発マップ

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

10 年相対生存率 全患者 相対生存率 (%) (Period 法 ) Key Point 1

Ⅲ-1-30 未承認薬 適応外薬の要望 ( 別添様式 1) 1. 要望内容に関連する事項 要望者 ( 該当するものにチェックする ) 学会 ( 学会名 ; 日本リンパ網内系学会 ) 患者団体 ( 患者団体名 ;) 個人 ( 氏名 ; ) 優先順位 3 位 ( 全 3 要望中 ) 成 分 名 ( 一般

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

第 66 回厚生連病院共同治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時開催場所出席委員名 議題及び審議結果を含む主な議論の概要 2018 年 09 月 19 日 18 時 00 分 ~18 時 20 分日本文化厚生農業協同組合連合会 8 階中会議室高瀬浩造 西田博 板井勉 田中克巳 江口善美 山崎きよ

試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

Transcription:

未承認薬 適応外薬要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項会サノフィ株式会社社 名 要望番号 Ⅲ-3-19 成分名 ( 一般名 ) フルダラビンリン酸エステル 販売名フルダラ静注用 50mg 要望された医薬品 未承認薬 適 応外薬分類 ( 該当するもにチェックする ) 未承認薬 2009 年 4 月以降に FDA 又は EMA で承認されたが 国内で承認されていない医薬品 上記以外も 適応外薬 医師主導治験や先進医療 B( ただし ICH-GCP を準拠できたもに限る ) にて実施され 結果がまとめられたも 上記以外も 要 望 内 容 ( 要望されたについて記載する ) ( 要望されたについて記載する ) 備 考 ( 該当する場合はチェックする ) 希少疾病用医薬品 該当性 ( 推定対象 患者数 推定方法につ 再発 難治性小児急性骨髄性白血病に対する他抗悪性 腫瘍剤と併用療法 Fludarabine 1 回量 30mg/m 2 を 30 分以上かけて 5 日間 点滴静脈内投与する 小児に関する要望 ( 特記事項等 ) 新規診断小児急性骨髄性白血病 : 約 180 人 ( 年間 ) 再発 難治性小児急性骨髄性白血病 : 約 70 人 ( 年間 ) < 推定方法 > 1

いても記載する ) 現 在 国 内 開 発 状 況 企 業 と し て 開 発 意 思 医 療 上 必 要 現在開発中 治験実施中 日本小児血液 がん学会疾患登録に 2006 年 ~2010 年に登録さ れた小児 (20 歳未満 ) 急性骨髄性白血病 ( 以下 AML とする ) 総症例数は 891 であり 年間平均症例数 178 となる また 本邦全国的多施設共同臨床試験である日本小児白血病リンパ 腫研究グループ (JPLSG) AML-05 臨床試験では 寛解導入不 能を 9.7% に 再発を 30.9% で認めており 再発 難治例は年間 72 例となる 承認審査中 現在開発していない 承認済み 国内開発中止 国内開発なし ( 特記事項等 ) あり なし ( 開発が困難とする場合 そ特段理由 ) 日本小児白血病リンパ腫研究グループ (JPLSG)AML 委員会全国調査 (2008 年 11 月 小児血液学会発表 ) で 2003 年 1 月 ~2006 年 12 月 4 年間に FLAG 又 は FLAG+/- アントラサイクリン製剤治療を受けた小児再発 難治性 AML は 27 例 (27 例 /4 年 年間 6~7 例 ) であった 要望及びは海外 においても未承認であるため 本邦で世界初薬事承認を得ようと開発する場合 には 日本人小児に対する至適用量設定 ( フルダラビンリン酸エステルみなら ず併用する他剤至適用量設定も含む ) 有効性 安全性を検討する臨床試験が必 要であると考えるが 投与対象患者数がごく少数であるため 設定 有効性 安全性検証を目的とした治験を実施することは症例集積観点から困 難であると考える また 欧米で承認されていないため 本邦で承認申請根拠となり得る海外デ ータが乏しいことも開発困難と考える理由である 1. 適応疾病重篤性 ア生命に重大な影響がある疾患 ( 致死的な疾患 ) イ病気進行が不可逆的で 日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 ウそ他日常生活に著しい影響を及ぼす疾患 エ上記基準に該当しない ( 上記に分類した根拠 ) AML は致死的疾患であり 小児がん中では最も死亡率高いがん種 1 つであ 2

性 に 係 る 基 準 へ 該 当 性 ( 該当するもにチェックし 分類した根拠について記載する ) る 更に 長期生存例においても アントラサイクリン系抗がん剤による心毒性 や 造血幹細胞移植による晩期合併症が日常生活に著しく影響し得る 2. 医療上有用性 ア既存療法が国内にない イ欧米臨床試験において有効性 安全性等が既存療法と比べて明らかに優れている ウ欧米において標準的療法に位置づけられており 国内外医療環境違い等を踏まえても国内における有用性が期待できると考えられる エ上記基準に該当しない ( 上記に分類した根拠 ) 欧州 BFM グループによる国際共同研究 ( 要望書文献 6:PDQ 証拠レベル 1iiA) をはじめとする研究報告から 国内でも有用性が期待できると考える しかしながら 要望は海外でも未承認である 文献等では小児再発 難治性 AML に対する複数治療レジメンが報告されている 例えば Kaspers 総説 ( 要望書文献 9) で小児再発 AML 患者多数例に使用された規定されたレジ メンとして FLAG+/-liposomal daunorubicin ほかに フルダラビンリン酸を含ま ない 2 つレジメンが示されている また Patient Data Query 小児急性骨髄性 白血病とそ他骨髄性悪性疾患治療項には次記載がある 再発 AML 小児を寛解に誘導するために用いて成功を収めているレジメンには ミトキサン トロン [3] フルダラビン + イダルビシン [8] [9] [10] L- アスパラギナーゼ [11] エトポシド およびクロファラビン + エトポシドといった他薬剤と併用 投与される高用量シタラビンが含まれている場合が多い クロファラビンで構成 されたレジメンも使用されている [12] [13] [14] [ 証拠レベル :2Div];2- クロロア デノシンレジメンも同様である 以上より フルダラビンリン酸エステルをシタラビンとアントラサイクリン系薬 剤と併用する化学療法が 欧米で小児再発 難治性 AML 標準的療法に位置づけ 備 考 られているとは言い難いため エに分類した 以下 タイトルが網かけされた項目は 学会等より提出された要望書又は見解 に補足等がある場合にみ記載 2. 要望内容に係る欧米で承認等状況 欧米等 6 か 国で承認 状況 ( 該当国にチ 米国 英国 独国 仏国 加国 豪州 欧米等 6 か国で承認内容 3

ェックし 該当国承認内容を記載する ) 欧米等 6 か 国で標準 的使用状況 ( 欧米等 6 か国で要望内容に関する承認がない適応外薬についてみ 該当国にチェックし 該当国標準的使用内容を記載する ) 欧米各国で承認内容 ( 要望内容に関連する箇所に下線 ) 米国販売名 ( 企業名 ) 英国販売名 ( 企業名 ) 独国販売名 ( 企業名 ) 仏国販売名 ( 企業名 ) 加国販売名 ( 企業名 ) 豪国販売名 ( 企業名 ) 米国 英国 独国 仏国 加国 豪州 欧米等 6 か国で標準的使用内容 米国 欧米各国で標準的使用内容 ( 要望内容に関連する箇所に下線 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ン 4

根拠論文 英国独国仏国加国 ( またはに関連ある記載箇所 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ン 根拠論文 ( またはに関連ある記載箇所 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ン 根拠論文 ( またはに関連ある記載箇所 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ン 根拠論文 ( または効 5

能 効果に関連ある記載箇所 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ン根拠論文 豪州 ( またはに関連ある記載箇所 ) ( またはに関連ある記載箇所 ) ン根拠論文 3. 要望内容に係る国内外公表文献 成書等について ( 無作為化比較試験 薬物動態試験等に係る公表文献として報告状況 < 文献検索方法 ( 検索式や検索時期等 ) 検索結果 文献 成書等選定理由概略等 > < 海外における臨床試験等 > < 日本における臨床試験等 > 6

ICH-GCP 準拠臨床試験については そ旨記載すること (2)Peer-reviewed journal 総説 メタ アナリシス等報告状況 (3) 教科書等へ標準的治療として記載状況 < 海外における教科書等 > < 日本における教科書等 > (4) 学会又は組織等診療ンへ記載状況 < 海外におけるン等 > < 日本におけるン等 > (5) 要望内容に係る本邦で臨床試験成績及び臨床使用実態 ( 上記 ( 以 外 ) について (6) 上記 ( から (5) を踏まえた要望妥当性について < 要望について> 欧州 BFM グループによる国際共同研究 ( 要望書文献 6:PDQ 証拠レベル 1iiA) をはじめとする研究報告から 国内でも有用性が期待できると考える しかしながら 要望は海外でも未承認であり 小児に対する有効性及び安全性について十分に検証されてはいないため 本邦において適切かどうかは判断できない < 要望について> 本邦フルダラビンリン酸エステルについては 同種造血幹細胞移植前治療として 1 日量 30mg/m 2 を 6 日間連日点滴静注 ( 約 30 分 ) が承認されているが 小児に対する使用経験は限られている 再発 難治性小児 AML 患者治療において 他抗癌剤と併用する際フルダラビンリン酸エステル設定を検討したデータがないため 妥当であるかについては言及できない 7

< 臨床的位置づけについて> 文献報告より フルダラビンリン酸エステルが国際的な標準療法ひとつに含まれる可能性はあると推察するが 現時点においては臨床的位置付けが明確でないと考える 要望書にコメントあった global な枠組みで小児 AML に対する新規薬剤開発へ参加については 医師主導治験制度等を利用可能と考えられる 4. 実施すべき試験種類とそ方法案日本小児白血病リンパ腫研究グループ (JPLSG)AML 委員会全国調査 (2008 年 11 月 小児血液学会発表 ) で 2003 年 1 月 ~2006 年 12 月 4 年間に FLAG 又は FLAG+/-アントラサイクリン製剤治療を受けた小児再発 難治性 AML は 27 例 (27 例 /4 年 年間 6 ~7 例 ) であった 要望及びは海外においても未承認であるため 本邦で世界初薬事承認を得ようと開発する場合には 日本人小児に対する至適用量設定 ( フルダラビンリン酸エステルみならず併用する他剤至適用量設定も含む ) 有効性 安全性検討をする必要があると考えるが 投与対象患者数が極めて少数であることから 設定 有効性 安全性検証を目的とした治験を実施することは症例集積観点から困難であると考える 5. < そ他 > 6. 参考文献一覧 8