2. 水素及び再生可能エネルギーに関するアンケート調査 2.1 調査方法 (1) 調査対象鹿児島県内主要企業 (2) 調査対象数 508 社 (3) 調査方法質問紙郵送による配布 回収 (4) 調査期間平成 28 年 11 月 24 日 ~12 月 9 日 ( 約 2 週間 ) 2.2 回収結果 (1) 配布数 508 社 (2) 有効回収数 225 社 ( 有効回収率 44.3%) 2.3 回答者の属性 (1) 業種調査対象企業の業種は, 製造業 が 27.1% で最も高く, 次いで 卸売 小売業 が 24.4%, サービス業 が 16.0%, 建設業 が 15.6%, 運輸 通信業, 不動産業 が 7.1%, その他産業 が 6.2%, 農林水産業 が 3.1% となっている ( 未回答は 1 先 ) 図表 2-1 調査対象企業の業種 3.1% 27.1% 15.6% 24.4% 7.1% 0.4% 農林水産業 製造業 建設業 卸売 小売業 運輸 通信業 不動産業 無回答 (2) 資本金 調査対象企業の資本金は, 1000 万円 ~3000 万円未満 が 36.0% で最も高く, 次いで 5000 万 円 ~1 億円未満 が 21.8%, 3000 万円 ~5000 万円未満 が 18.2%, 1 億円以上 が 16.4%, 1000 万円未満 が 5.8% となっている ( 未回答は 4 先 ) 図表 2-2 調査対象企業の資本金 5.8% 36.0% 18.2% 21.8% 16.4% 1.8% 1000 万円未満 1000 万円 ~3000 万円未満 3000 万円 ~5000 万円未満 5000 万円 ~1 億円未満 1 億円以上 1 無回答
(3) 従業員規模 調査対象企業の従業員規模は, 20 人 ~49 人 が 26.7%, 50 人 ~99 人 が 22.7%, 100 人 ~ 299 人 が 20.4%, 0 人 ~19 人 と 300 人以上 が 11.1% となっている ( 未回答は 18 先 ) 図表 2-3 調査対象企業の従業員規模 11.1% 26.7% 22.7% 20.4% 11.1% 8.0% 0 人 ~19 人 20 人 ~49 人 50 人 ~99 人 100~299 人 300 人以上 無回答 報告書を見る際の注意事項 回答率等については, 小数点第 2 位を四捨五入して小数点以下第 1 位までを表記している このため, 表記上の百分率の合計が 100% にならない場合もある また, 複数回答については, 回答者数を基数として百分率で示している したがって, 合計値は 100% にならない場合もある 2
2.4 調査結果 ( 概要 ) (1) 水素及び再生可能エネルギー施設の導入状況 再生可能エネルギーへの関心約 7 割の企業が, 再生可能エネルギーに関心があることがうかがえる 業種では卸売 小売業や建設業, 従業員規模では 300 人以上の企業が, 特に関心が高い また, 情報の入手先は, 新聞, テレビ ラジオなどが多い 再生可能エネルギー施設の導入状況 4 割弱の企業が, 再生可能エネルギー施設を導入しており, そのほとんどが太陽光発電である 業種では卸売 小売業と建設業がそれぞれ5 割弱, 従業員規模では 300 人以上の企業の約 5 割が太陽光発電を導入している 水素エネルギーを活用した取組の認知度 導入状況水素エネルギーを活用した取組の認知度について, 燃料電池車 (FCV) は約 8 割, 水素ステーションが約 6 割, 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) が4 割となっている 導入状況は, 燃料電池車 (FCV) はなく, 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) が5 社となっている 燃料電池車及び家庭用燃料電池の導入予定燃料電池車 (FCV) の導入予定については, 予定なし, わからないがほとんどで, 予定がある企業は4 社となっている 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定については, 予定なし, わからないがほとんどで, 予定がある企業は4 社となっている (2) 水素及び再生可能エネルギー施設の導入可能性 今後の再生可能エネルギーの導入予定とその理由今後の再生可能エネルギー施設の導入予定については,8 割近くの企業が導入予定はないが, 導入予定がある企業は, 太陽光発電や風力発電, 小水力発電などの導入を予定しており, 農林水産業や建設業, 卸売 小売業が, 導入意向が高い 導入する理由は, 温暖化防止などへの貢献や企業イメージ向上などとともに, 売電ビジネスやコスト削減なども多い スマートコミュニティの認知度 関心度スマートコミュニティについて, 内容まで知っているのは4 分の1の企業であり, 名前だけ知っていたのは4 割強, 残りの3 割の企業は知らなかった また, 約 4 割の企業は関心があるが, 約 2 割は関心がなく, 約 4 割は関心があるかどうかわからないとしている 燃料電池車及び家庭用燃料電池を導入しない理由燃料電池車 (FCV) を導入しない理由は, 水素ステーションが未整備, 車体価格が高いが多い 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) を導入しない理由は, 採算性や費用対効果が不明であることや, 導入価格が高いこと, また機器についてよく知らないことなどが多い (3) 水素及び再生可能エネルギー施設の導入に当たっての課題 再生可能エネルギー施設を導入しない理由再生可能エネルギー施設を導入しない理由は, 採算性の問題や設置場所, 性能への不安などとなっており, これらが課題であることがうかがえる 再生可能エネルギー施設導入に向けて県に求めること導入促進に向けて, 事業採算性や資金調達など売電ビジネス事業化のための情報提供, 許認 3
可手続きなどの情報提供, 県民への普及啓発の推進などを, 県に求める意見が多い スマートコミュニティ推進に向けて県に求めることスマートコミュニティを推進するにあたって, 自家消費向けの再生可能エネルギー発電システムや蓄電池等に対する支援や, 研修会や普及啓発活動の推進などを県に期待している 燃料電池車及び家庭用燃料電池の導入を検討する条件燃料電池車 (FCV) の導入を検討する条件としては, 水素ステーションが整備されること, 同等性能のガソリン車と同等価格になること, トータルコストが削減されることなどとなっている 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入を検討する条件としては, 採算性, 費用対効果などメリットが分かれば検討する, 導入価格が安くなったら検討するなどを多くあげている 4
2.5 調査結果の詳細 (1) 再生可能エネルギーへの関心度再生可能エネルギーの関心度については, 少し関心がある が 43.6% で最も高く, 次いで 非常に関心がある が 26.7%, あまり関心がない が 23.1%, 全く関心がない が 4.9% となっている 約 7 割の企業が, 程度の差はあれ 関心がある としており, 再生可能エネルギーに対する関心は非常に高いことがうかがえる 図表 2-4 再生可能エネルギーへの関心度 ( 全体 ) 26.7% 43.6% 23.1% 4.9% 1.8% 非常に関心がある少し関心があるあまり関心がない全く関心がない無回答 業種別にみると, 卸売 小売業, 建設業 などで 関心がある が高くなっており, 逆に関心 が低いのは, 農林水産業, サービス業 などとなっている 図表 2-5 再生可能エネルギーへの関心度 ( 業種別 ) 26.7% 43.6% 23.1% 4.9% 1.8% 農林水産業 (N=7) 28.6% 28.6% 28.6% 14.3% 製造業 (N=61) 18.0% 47.5% 26.2% 4.9% 3.3% 建設業 (N=35) 37.1% 37.1% 17.1% 8.6% 卸売 小売業 (N=55) 38.2% 43.6% 14.5% 1.8% 1.8% 運輸 通信業 不動産業 (N=16) 18.8% 31.3% サービス業 (N=36) 19.4% 36.1% 36.1% 5.6% 2.8% その他産業 (N=14) 21.4% 57.1% 14.3% 7.1% 非常に関心がある少し関心があるあまり関心がない全く関心がない無回答 5
従業員規模別にみると, 規模が大きくなるにつれて, 関心度が高くなる傾向がみられ, 300 人以 上 では 8 割を超える企業が 関心がある と回答している 図表 2-6 再生可能エネルギーへの関心度 ( 従業員規模別 ) 26.7% 43.6% 23.1% 4.9% 1.8% 0 人 ~19 人 (N=25) 24.0% 36.0% 32.0% 8.0% 20 人 ~49 人 (N=60) 16.7% 28.3% 1.7% 3.3% 50 人 ~99 人 (N=51) 21.6% 45.1% 21.6% 9.8% 2.0% 100~299 人 (N=46) 37.0% 34.8% 23.9% 2.2% 2.2% 300 人以上 (N=25) 44.0% 16.0% 非常に関心がある少し関心があるあまり関心がない全く関心がない無回答 (2) 再生可能エネルギーに関する情報の入手先再生可能エネルギーに関する情報の入手先については, 新聞 が 64.0% で最も高く, 次いで テレビ ラジオ が 48.4%, インターネット が 39.6%, 国や自治体など公的機関からの情報提供 が 38.7% などとなっている 図表 2-7 再生可能エネルギーに関する情報の入手先 ( 全体 ) 7 64.0% 6 48.4% 35.6% 39.6% 38.7% 3 1 9.3% テレビ ラジオ 新聞 本 雑誌やその他刊行物 インターネット 国や自治体情な報ど提公供的機関からの その他 6
業種別にみると, 運輸 通信業, 不動産業 と サービス業 については, テレビ ラジオ との回答が高くなっている 従業員規模別にみると, 0 人 ~19 人, 20 人 ~49 人 では テレビ ラジオ との回答が高くなっている 図表 2-8 再生可能エネルギーに関する情報の入手先 ( クロス分析表 ) 業種別 従業員規模別 サンプル数 全体 225 農林水産業 7 製造業 61 建設業 35 卸売 小売業 55 運輸 通信業 不動産業 16 サービス業 36 その他産業 14 0 人 ~19 人 25 20 人 ~49 人 60 50 人 ~99 人 51 100~299 人 46 300 人以上 25 テレビ ラジオ 新聞 物本 雑誌やその他刊行 インターネット 関国かやら自の治情体報な提ど供公的機 109 144 80 89 87 21 48.4% 64.0% 35.6% 39.6% 38.7% 9.3% 2 5 2 3 3 1 28.6% 71.4% 28.6% 42.9% 42.9% 14.3% 29 37 22 20 27 3 47.5% 60.7% 36.1% 32.8% 44.3% 4.9% 16 24 14 17 17 1 45.7% 68.6% 48.6% 48.6% 2.9% 23 37 19 19 20 10 41.8% 67.3% 34.5% 34.5% 36.4% 18.2% 10 9 3 7 6 1 62.5% 56.3% 18.8% 43.8% 37.5% 6.3% 22 22 13 15 10 5 61.1% 61.1% 36.1% 41.7% 27.8% 13.9% 7 10 7 7 4 0 71.4% 28.6% 16 16 11 10 7 1 64.0% 64.0% 44.0% 28.0% 4.0% 36 42 20 18 20 4 6 7 33.3% 3 33.3% 6.7% 20 34 18 18 23 2 39.2% 66.7% 35.3% 35.3% 45.1% 3.9% 20 26 15 19 21 5 43.5% 56.5% 32.6% 41.3% 45.7% 10.9% 8 16 13 15 13 6 32.0% 64.0% 52.0% 6 52.0% 24.0% その他 7
(3) 導入している再生可能エネルギー施設調査対象企業が, 現在導入している再生可能エネルギー施設は, いずれも導入していない が 63.1% で最も高く, 次いで 太陽光発電 が 32.0%, 小水力発電 が 2.7% などとなっている 業種別にみると, 太陽光発電 を導入しているとの回答が高い業種は, 建設業, 卸売 小売業 となっている 資本金別にみると, 3000 万円 ~5000 万円未満, 1 億円以上 で, 太陽光発電 を導入しているとの回答が高くなっている 従業員規模別にみると, 規模が大きくなるにつれて, 太陽光発電 を導入しているとの回答が高くなる傾向がみられる 図表 2-9 導入している再生可能エネルギー施設 ( 全体 ) 7 6 63.1% 3 32.0% 1 太陽光発電 0.4% 0.4% 0.4% 0.9% 0.9% 2.7% 0.4% 1.8% 太陽熱利用 風力発電 バイオマス発電 バイオマス熱利用 バイオマス燃料製造 小水力発電 地熱発電 地中熱利用 その他 いずれも導入していない 8
図表 2-10 導入している再生可能エネルギー施設 ( クロス分析表 ) サンプル数 太陽光発電 太陽熱利用 風力発電 電バイオマス発 利バ用イオマス熱 料バ製イ造オマス燃 小水力発電 地熱発電 地中熱利用 その他 しいてずいれなもい導入 業種別 資本金別 従業員規模別 全体 225 農林水産業 7 製造業 61 建設業 35 卸売 小売業 55 運輸 通信業 不動産業 その他産業 14 1000 万円未満 13 1000 万円 ~3000 万円未満 3000 万円 ~5000 万円未満 5000 万円 ~1 億円未満 16 サービス業 36 81 41 49 1 億円以上 37 0 人 ~19 人 25 20 人 ~49 人 60 50 人 ~99 人 51 100~299 人 46 300 人以上 25 72 1 1 1 2 2 6 0 1 4 142 32.0% 0.4% 0.4% 0.4% 0.9% 0.9% 2.7% 0.4% 1.8% 63.1% 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 5 28.6% 14.3% 71.4% 15 0 0 1 2 1 0 0 0 1 42 24.6% 1.6% 3.3% 1.6% 1.6% 68.9% 16 0 0 0 0 0 2 0 0 0 19 45.7% 5.7% 54.3% 27 0 1 0 0 0 4 0 0 1 26 49.1% 1.8% 7.3% 1.8% 47.3% 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 12 25.0% 75.0% 5 1 0 0 0 0 0 0 1 2 27 13.9% 2.8% 2.8% 5.6% 75.0% 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 10 21.4% 71.4% 5 0 0 0 1 1 0 0 0 1 6 38.5% 7.7% 7.7% 7.7% 46.2% 17 1 0 0 0 0 1 0 1 0 59 21.0% 1.2% 1.2% 1.2% 72.8% 18 0 0 0 0 1 2 0 0 0 23 43.9% 2.4% 4.9% 56.1% 14 0 1 0 1 0 2 0 0 1 33 28.6% 2.0% 2.0% 4.1% 2.0% 67.3% 18 0 0 1 0 0 1 0 0 1 18 48.6% 2.7% 2.7% 2.7% 48.6% 5 0 0 0 0 0 1 0 0 0 19 4.0% 76.0% 12 0 1 0 1 1 2 0 0 1 44 1.7% 1.7% 1.7% 3.3% 1.7% 73.3% 16 0 0 0 1 1 1 0 0 1 33 31.4% 2.0% 2.0% 2.0% 2.0% 64.7% 18 1 0 1 0 0 1 0 1 2 24 39.1% 2.2% 2.2% 2.2% 2.2% 4.3% 52.2% 13 0 0 0 0 0 1 0 0 0 12 52.0% 4.0% 48.0% 9
(4) 導入予定の再生可能エネルギー施設調査対象企業が, 今後, 導入予定の再生可能エネルギー施設は, いずれも導入予定がない が 75.6% で最も高く, 次いで 太陽光発電 が 13.3%, 風力発電 が 6.2%, バイオマス発電 が 4.0%, 小水力発電 が 3.6% などとなっている 業種別にみると, 農林水産業, 建設業, 卸売 小売業 において, いずれも導入予定がない との回答が低く, 何らかの再生可能エネルギー施設の導入を予定していることがうかがえる 従業員規模別にみると, 300 人以上 において, いずれも導入予定がない が低く, その3 割程度が 太陽光発電 を導入予定であることがうかがえる また, 導入, 導入予定 と回答した企業にその理由を聞いたところ, 温暖化防止などに貢献し たいから が 41.3%, 固定価格買取制度による売電ビジネスのため が 40.2%, 光熱費 燃料費 の削減を図れる が 39.1%, 企業のイメージ向上につながる が 37.0% などとなっている いずれも導入していない, 導入予定がない と回答した企業に, その理由を聞いたところ, 導入 費用が高く, 採算が合わない が 45.3% で最も高く, 次いで 設置場所がない が 30.9%, 性能 がわからない, 信頼できない が 13.8% などとなっている 図表 2-11 導入予定の再生可能エネルギー施設 ( 全体 ) 8 7 75.6% 6 3 13.3% 1 太陽光発電 太陽熱利用 6.2% 4.0% 1.3% 0.4% 3.6% 1.8% 0.4% 2.7% 風力発電 バイオマス発電 バイオマス熱利用 バイオマス燃料製造 小水力発電 地熱発電 地中熱利用 その他 いずれも導入予定がない 10
図表 2-12 導入予定の再生可能エネルギー施設 ( クロス分析表 ) 業種別 従業員規模別 サンプル数 全体 225 農林水産業 7 製造業 61 建設業 35 卸売 小売業 55 運輸 通信業 不動産業 16 サービス業 36 その他産業 14 0 人 ~19 人 25 20 人 ~49 人 60 50 人 ~99 人 51 100~299 人 46 300 人以上 25 太陽光発電 太陽熱利用 風力発電 バイオマス発電 用バイオマス熱利 製バ造イオマス燃料 小水力発電 地熱発電 地中熱利用 その他 定いがずなれいも導入予 30 0 14 9 3 1 8 4 1 6 170 13.3% 6.2% 4.0% 1.3% 0.4% 3.6% 1.8% 0.4% 2.7% 75.6% 2 0 0 1 1 0 0 0 0 0 4 28.6% 14.3% 14.3% 57.1% 6 0 2 2 0 0 0 0 0 0 52 9.8% 3.3% 3.3% 85.2% 8 0 6 3 1 1 3 2 1 0 23 22.9% 17.1% 8.6% 2.9% 2.9% 8.6% 5.7% 2.9% 65.7% 10 0 4 2 0 0 4 2 0 4 34 18.2% 7.3% 3.6% 7.3% 3.6% 7.3% 61.8% 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 15 6.3% 93.8% 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 31 5.6% 86.1% 2 0 1 1 1 0 1 0 0 0 11 14.3% 7.1% 7.1% 7.1% 7.1% 78.6% 3 0 1 3 2 0 2 1 0 1 19 12.0% 4.0% 12.0% 8.0% 8.0% 4.0% 4.0% 76.0% 6 0 5 3 1 0 2 1 1 2 48 1 8.3% 5.0% 1.7% 3.3% 1.7% 1.7% 3.3% 8 6 0 3 2 0 0 2 1 0 2 40 11.8% 5.9% 3.9% 3.9% 2.0% 3.9% 78.4% 5 0 3 0 0 0 1 0 0 1 34 10.9% 6.5% 2.2% 2.2% 73.9% 8 0 1 0 0 0 1 1 0 0 16 32.0% 4.0% 4.0% 4.0% 64.0% 図表 2-13 再生可能エネルギー施設を導入する理由 45.0% 39.1% 41.3% 37.0% 40.2% 35.0% 3 25.0% 15.0% 1 13.0% 8.7% 5.0% 光熱費 燃料費の削減を図れる 温暖化防止などに貢献したいから 企業のイメージ向上につながる 固定価格買ネ取ス制の度たにめよる売電ビジ 設備導入に際たしかてら助成制度があっ その他 全体 (N=92) 11
12 図表 2-14 導入していない, 導入予定なしの理由 ( 全体 ) (5) 導入促進に向けた県への期待調査対象企業が, 再生可能エネルギー施設の導入促進のために県に期待することは, 事業採算性や資金調達など売電ビジネス事業化のための情報を提供する が 54.7% で最も高く, 次いで, 再生可能エネルギー施設の導入に当たって必要な許認可手続きなどの情報を提供する が 35.6%, 再生可能エネルギーに関する県民への普及啓発を行う が 27.6% などとなっている 図表 2-15 導入促進に向けた県への期待 ( 全体 ) 45.3% 13.8% 4.4% 8.8% 30.9% 6.6% 12.7% 7.2% 5.0% 1 15.0% 25.0% 3 35.0% 45.0% 導入費用が高く 採算が合わない性能がわからない 信頼できない再生可能エネルギー施設を知らない現在の電気設備が無駄になる設置場所がない系統接続に制約があるその他関心がない全体 (N=181) 54.7% 25.8% 35.6% 27.6% 9.8% 1 3 6 事業採算性や資金調達など売電ビジネス事業化のための情報を提供するセミナーの実施やパンフレット配布などにより様々な再生可能エネルギー施設を紹介する再生可能エネルギー施設の導入に当って必要な許認可手続きなどの情報を提供する再生可能エネルギーに関する県民への普及啓発を行なうその他
(6) スマートコミュニティの認知度 関心度調査対象企業のスマートコミュニティの認知度は, 名前は知っていた が 43.1% で最も高く, 次いで 知らなかった が 31.1%, 名前も内容も知っていた が 25.3% となっている 業種別にみると, 卸売 小売業 の4 割近くが 名前も内容も知っていた となっており, 認知度が高い 従業員規模別にみると, 規模が大きくなるにつれて, 認知度が高くなる傾向がみられる 図表 2-16 スマートコミュニティの認知度 ( 全体 ) 25.3% 43.1% 31.1% 0.4% 名前も内容も知っていた名前は知っていた知らなかった無回答 図表 2-17 スマートコミュニティの認知度 ( 業種別 ) 25.3% 43.1% 31.1% 0.4% 農林水産業 (N=7) 14.3% 71.4% 14.3% 製造業 (N=61) 23.0% 36.1% 39.3% 1.6% 建設業 (N=35) 48.6% 31.4% 卸売 小売業 (N=55) 38.2% 34.5% 27.3% 運輸 通信業 不動産業 (N=16) 25.0% 37.5% 37.5% サービス業 (N=36) 19.4% 58.3% 22.2% その他産業 (N=14) 21.4% 28.6% 名前も内容も知っていた名前は知っていた知らなかった無回答 図表 2-18 スマートコミュニティの認知度 ( 従業員規模別 ) 25.3% 43.1% 31.1% 0.4% 0 人 ~19 人 (N=25) 24.0% 48.0% 28.0% 20 人 ~49 人 (N=60) 50 人 ~99 人 (N=51) 21.6% 51.0% 25.5% 2.0% 100~299 人 (N=46) 32.6% 41.3% 26.1% 300 人以上 (N=25) 36.0% 44.0% 名前も内容も知っていた名前は知っていた知らなかった無回答 13
スマートコミュニティの関心度は, わからない が 40.9% で最も高く, 次いで, 関心がある が 37.8%, 関心がない が 18.2% となっている 業種別にみると, その他産業 の関心度が 64.3% と高くなっており, 農林水産業 や 建設業 も 42.9% と比較的高くなっている 従業員規模別にみると, 規模が大きくなるにつれて, 関心度が高くなる傾向がみられ, 300 人以上 では6 割が 関心がある と回答している 図表 2-19 スマートコミュニティの関心度 ( 全体 ) 37.8% 18.2% 40.9% 3.1% 関心がある関心がないわからない無回答 図表 2-20 スマートコミュニティの関心度 ( 業種別 ) 37.8% 18.2% 40.9% 3.1% 農林水産業 (N=7) 42.9% 28.6% 28.6% 製造業 (N=61) 34.4% 23.0% 42.6% 建設業 (N=35) 42.9% 14.3% 37.1% 5.7% 卸売 小売業 (N=55) 38.2% 34.5% 7.3% 運輸 通信業 不動産業 (N=16) 31.3% 18.8% 43.8% 6.3% サービス業 (N=36) 30.6% 13.9% 55.6% その他産業 (N=14) 64.3% 7.1% 28.6% 関心がある関心がないわからない無回答 図表 2-21 スマートコミュニティの関心度 ( 従業員規模別 ) 37.8% 18.2% 40.9% 3.1% 0 人 ~19 人 (N=25) 36.0% 24.0% 20 人 ~49 人 (N=60) 31.7% 45.0% 3.3% 50 人 ~99 人 (N=51) 37.3% 7.8% 51.0% 3.9% 100~299 人 (N=46) 41.3% 26.1% 28.3% 4.3% 300 人以上 (N=25) 6 36.0% 4.0% 関心がある関心がないわからない無回答 14
15 (7) スマートコミュニティ実現に向けた県への期待調査対象企業が, スマートコミュニティ実現に向けて県に期待することは, 自家消費向けの再生可能エネルギー発電システムや蓄電池等に対する支援 が で最も高く, 次いで, スマートコミュニティに関する研修会や普及啓発活動の推進 が 37.3%, スマートコミュニティのエネルギー使用量改善等の効果についての情報提供 が 22.2%, スマートコミュニティ推進体制の整備 と 再生可能エネルギーの高効率化や信頼性向上等の技術開発 が 21.3% などとなっている 図表 2-22 スマートコミュニティ実現に向けた県への期待 ( 全体 ) 37.3% 22.2% 21.3% 21.3% 17.8% 17.3% 20.9% 2.2% 5.0% 1 15.0% 25.0% 3 35.0% 45.0% スマートコミュニティに関する研修会や普及啓発活動の推進自家消費向けの再生可能エネルギー発電システムや蓄電池等に対する支援スマートコミュニティのエネルギー使用量改善等の効果についての情報提供スマートコミュニティ推進体制の整備再生可能エネルギーの高効率化や信頼性向上等の技術開発エネルギー対策による地域経済活性化の支援電気自動車の普及とインフラ整備わからないその他
(8) 水素エネルギーを活用した取組の認知度 導入状況調査対象企業の水素エネルギーを活用した取組に対する認知度は, 燃料電池車(FCV) が 79.6% で最も高く, 次いで, 水素ステーション が 59.6%, 家庭用燃料電池( エネファーム ) が などとなっている 知らない との回答も 14.7% あった 水素エネルギーの導入状況については, ほとんどが いずれも導入していない (95.1%) となっており, 家庭用燃料電池( エネファーム ) が 2.2%, 燃料電池車(FCV) を導入しているとの回答はなかった 業種別にみると, 家庭用燃料電池( エネファーム ) を導入している業種は, 製造業 (1.6%), 卸売 小売業 (5.5%), その他産業 (7.1%) となっている 図表 2-23 水素エネルギー活用の取組の認知度 ( 全体 ) 9 8 79.6% 7 6 59.6% 3 1 20.9% 11.6% 14.7% 燃料電池車 ( FCV) 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) 業務用 産業用燃料電池 水素ステーション 水素発電大規模水素供給システム / 知らない 16
図表 2-24 水素エネルギーの導入状況 ( 全体 ) 10 9 8 7 6 3 1 燃料電池車 ( FCV ) 2.2% 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) 95.1% いずれも導入していない 17
(9) 燃料電池車 (FCV) の導入予定と時期調査対象企業の燃料電池車 (FCV) の導入予定については, 予定はない が 64.0% で最も高く, 次いで, わからない が 34.2%, 予定がある は 1.8% となっている 業種別にみると, 予定がある との回答があった業種は, 製造業, 建設業, 卸売 小売業, サービス業 となっている 従業員規模別にみると, 予定がある との回答があったのは, 0 人 ~19 人, 20 人 ~49 人, 50 人 ~99 人 となっている 図表 2-25 燃料電池車 (FCV) の導入予定 ( 全体 ) 1.8% 64.0% 34.2% 予定がある予定はないわからない無回答 図表 2-26 燃料電池車 (FCV) の導入予定 ( 業種別 ) 1.8% 農林水産業 (N=7) 製造業 (N=61) 1.6% 64.0% 71.4% 77.0% 34.2% 28.6% 21.3% 建設業 (N=35) 2.9% 48.6% 48.6% 卸売 小売業 (N=55) 1.8% 運輸 通信業 不動産業 (N=16) 63.6% 75.0% 34.5% 25.0% サービス業 (N=36) 2.8% 58.3% 38.9% その他産業 (N=14) 予定がある予定はないわからない無回答 18
図表 2-27 燃料電池車 (FCV) の導入予定 ( 従業員規模別 ) 1.8% 64.0% 34.2% 0 人 ~19 人 (N=25) 4.0% 72.0% 24.0% 20 人 ~49 人 (N=60) 3.3% 7 26.7% 50 人 ~99 人 (N=51) 2.0% 62.7% 35.3% 100~299 人 (N=46) 63.0% 37.0% 300 人以上 (N=25) 52.0% 48.0% 予定がある予定はないわからない無回答 また, 予定がある と回答した企業の導入予定時期については, 2021 年以降 が, 2018 年ごろ と 2020 年ごろ が 25.0% となっている 図表 2-28 燃料電池車 (FCV) の導入予定時期 ( 全体 ) 全体 (N=4) 25.0% 25.0% 2017 年ごろ 2018 年ごろ 2019 年ごろ 2020 年ごろ 2021 年以降 無回答 (10) 燃料電池車 (FCV) を導入しない理由, 導入の条件燃料電池車 (FCV) を導入しない理由については, 水素ステーションが整備されていない が 61.1% で最も高く, 次いで, 車体価格が高い が 59.7%, よくわからない が 18.1%, 水素の安全性に不安がある が 13.9% などとなっている 19
20 図表 2-29 燃料電池車 (FCV) を導入しない理由 ( 全体 ) また, 今後, どのようになったら燃料電池車 (FCV) の導入を検討するかについては, 水素ステーションなどインフラが整備されたら が 62.5% で最も高く, 次いで, 同等性能のガソリン車と同等価格 が 48.6%, 導入コストやランニングコストのトータルでの削減 が 36.8% などとなっている 図表 2-30 燃料電池車 (FCV) の導入を検討する条件 ( 全体 ) 59.7% 11.8% 13.9% 61.1% 6.9% 18.1% 1 3 6 7 車体価格が高い水素価格が高い水素の安全性に不安がある水素ステーションが整備されていないその他よくわからない全体 (N=144) 48.6% 8.3% 1.4% 36.8% 20.1% 62.5% 2.1% 4.2% 12.5% 1 3 6 7 同等性能のガソリン車と同等価格同等性能のガソリン車にプラス 100 万円程度同等性能のガソリン車にプラス 200 万円程度導入コストやランニングコストのトータルでの削減安全性が確立されたら水素ステーションなどインフラが整備されたら鹿児島で販売されたらすぐにでもその他よくわからない全体 (N=144)
(11) 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定と時期調査対象企業の家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定については, 予定はない が 58.2% で最も高く, 次いで, わからない が 37.3%, 予定がある は 2.2% となっている 業種別にみると, 予定がある との回答があった業種は, 製造業, 卸売 小売業, サービス業, その他産業 となっている 従業員規模別にみると, 予定がある との回答があったのは, 50 人 ~99 人, 100 人 ~299 人, 300 人以上 となっている 図表 2-31 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定 ( 全体 ) 2.2% 58.2% 37.3% 2.2% 予定がある予定はないわからない無回答 図表 2-32 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定 ( 業種別 ) 2.2% 58.2% 37.3% 2.2% 農林水産業 (N=7) 42.9% 57.1% 製造業 (N=61) 1.6% 70.5% 26.2% 1.6% 建設業 (N=35) 45.7% 48.6% 5.7% 卸売 小売業 (N=55) 3.6% 58.2% 34.5% 3.6% 運輸 通信業 不動産業 (N=16) 68.8% 31.3% サービス業 (N=36) 2.8% 58.3% 38.9% その他産業 (N=14) 7.1% 28.6% 64.3% 予定がある予定はないわからない無回答 21
図表 2-33 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定 ( 従業員規模別 ) 2.2% 58.2% 37.3% 2.2% 0 人 ~19 人 (N=25) 68.0% 28.0% 4.0% 20 人 ~49 人 (N=60) 65.0% 33.3% 1.7% 50 人 ~99 人 (N=51) 3.9% 60.8% 35.3% 100~299 人 (N=46) 2.2% 56.5% 37.0% 4.3% 300 人以上 (N=25) 8.0% 32.0% 56.0% 4.0% 予定がある予定はないわからない無回答 また, 予定がある と回答した企業の導入予定時期については, 無回答 が, 2017 年 ごろ, 2018 年ごろ, 2021 年ごろ が 25.0% となっている 図表 2-34 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入予定時期 ( 全体 ) 全体 (N=5) 2017 年ごろ 2018 年ごろ 2019 年ごろ 2020 年ごろ 2021 年以降 無回答 22
(12) 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) を導入しない理由, 導入の条件家庭用燃料電池 ( エネファーム ) を導入しない理由については, 採算性, 費用対効果が不明 が 47.3% で最も高く, 次いで, 導入価格が高い が 30.5%, よくわからない が 25.2%, 機器についてよく知らない が 22.9% などとなっている 図表 2-35 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) を導入しない理由 ( 全体 ) 47.3% 3 1 30.5% 14.5% 22.9% 6.9% 25.2% 導入価格が高い 採算性 不費明用対効果が 水素の安あ全る性に不安が 機器につないいてよく知ら その他 よくわからない 全体 (N=131) また, 今後, どのようになったら家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入を検討するかについて は, 採算性, 費用対効果などメリットが分かれば が 55.7% で最も高く, 次いで, 導入価格が安 くなったら が 46.6%, 安全性が確立されたら が 22.9% などとなっている 図表 2-36 家庭用燃料電池 ( エネファーム ) の導入を検討する条件 ( 全体 ) 6 55.7% 46.6% 3 22.9% 16.0% 16.8% 1 3.1% 導入価格が安くなったら 採算リ性ッ ト費が用分対か効れ果ばなどメ 安全性が確立されたら 機器についてよく知ったら その他 よくわからない 全体 (N=131) 23
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